JP3913890B2 - 移動無線通信端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、移動無線通信システムサービスの加入者番号(MIN)を複数有し、これを選択的に使用して通常の音声通信の他にディジタルデータ通信を行なうことが可能な移動無線通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、携帯電話やPHS(Personal Handy-phone System )などの移動無線通信端末装置を用いたデータ通信、いわゆるモバイルコンピューティングが盛んに行なわれるようになってきている。
【0003】
したがって上記端末装置は、通常の音声通信とデータ通信を兼用して用いられるようになってきたため、上記通信を使い分けたり、あるいは公用/私用を1つの端末装置で使い分けるために、複数のサービス加入者番号(以下、MINと称する)に対応する端末装置の開発が本発明者らによって進められている。
【0004】
また、上記移動無線通信サービスを提供する事業者側も、近い将来、音声通信もデータ通信も可能な通常のMINと、データ通信専用のMINとで料金形態を異なるように設定するなどの対応が予想される。
【0005】
しかしながら、すでに開発されている移動無線通信端末装置では、音声通信かデータ通信かに応じてMINを選択する場合、ユーザが手動で切換えを行なう必要があり、切換える操作が煩わしいばかりか、ユーザが切換え操作を怠ると希望しないMINで通信を行なってしまう虞があるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の移動無線通信端末装置では、音声通信かデータ通信かに応じて、ユーザが手動でMINを選択する必要があり、切換え操作が煩わしく、またユーザが切換え操作を怠ると希望しないMINで通信を行なってしまうという問題があった。
【0007】
この発明は上記の課題を解決すべくなされたもので、音声通信かデータ通信かに応じて、予め設定したMINを自動的に選択して通信を行なうことが可能な移動無線通信端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、公衆網に接続可能な基地局と無線通信回線を通じて接続する際に用いられる音声通信用識別データ及びデータ通信用識別データを備え、これらの識別データを選択的に使用して基地局と接続可能な移動無線通信端末装置において、外部機器に接続し、この機器との間でデータの入出力を行なうインターフェイスと、このインターフェイスに外部機器が接続されているか否かを検出する接続検出手段と、この接続検出手段が外部機器の接続を検出した場合に、データ通信用識別データを認証処理のために基地局に送信する送信手段と、インターフェイスを介して外部機器からなされる基地局とのデータ通信要求を検出する要求検出手段と、この要求検出手段の検出結果に応じて、送信手段により送信されたデータ通信用識別データを用いて基地局と接続を行なう接続制御手段とを具備して構成するようにした。
【0009】
上記構成の移動無線通信端末装置では、インターフェイスに外部機器が接続されていることを検出した場合に、認証処理のためにデータ通信用識別データを基地局に送信し、インターフェイスを介して外部機器からデータ通信要求を検出すると、送信手段により送信されたデータ通信用識別データを用いて基地局と接続を行なうようにしている。
【0010】
したがって、上記構成の移動無線通信端末装置によれば、ユーザがデータ通信を行ないたい場合には外部機器を接続すればデータ通信用識別データを用いて基地局に接続されるため、ユーザは通常の音声通信か、外部機器を用いたデータ通信かに応じて識別データを選択する操作を行なわなくても、データ通信用識別データを用いて基地局に接続することができる。
【0011】
またこの発明では、送信手段は、接続検出手段が外部機器の非接続を検出した場合に、認証処理のために音声通信用識別データを基地局に送信することを特徴とする。
【0012】
すなわち、上記構成の移動無線通信端末装置では、接続されていた外部機器が取り外されて、接続状態から非接続状態になると、外部機器接続時に用いていたデータ通信用識別データに代わって、音声通信用識別データを基地局との認証に用いるように設定するようにしている。
【0013】
したがって、上記構成の移動無線通信端末装置によれば、ユーザは音声通信を行ないたい場合には外部機器を取り外すことで、音声通信用の識別データが設定されることになるので、ユーザは通常の音声通信か、外部機器を用いたデータ通信かに応じて識別データを選択する操作を行なわなくても、所望の通信の識別データを用いて基地局に認証を受けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態に係わる移動通信端末装置について説明する。図1は、その構成を示すもので、ここではCDMA方式を通信方式とする移動通信端末装置を例に挙げている。
【0015】
図示しない基地局からディジタル通話チャネルを介してバースト送信された無線周波信号(以下、受信無線周波信号と称する)は、アンテナ1で受信されたのちアンテナ共用器2(DUP)を介して受信回路(RX)3に入力される。
【0016】
受信回路3では、上記受信無線周波信号が周波数シンセサイザ(SYN)4から出力された受信局部発振信号とミキシングされて中間周波信号に周波数変換される。なお、上記周波数シンセサイザ4から発生される受信局部発振信号の周波数は、制御部40からの制御信号SYCによって指示される。
【0017】
上記受信中間周波信号は、CDMA信号処理部6において、直交復調処理が施されたのち、逆拡散処理が施されて、データレートに応じた所定のフォーマットのデータに変換される。
【0018】
そしてこの変換結果は、受信データとして音声符号処理部7に入力され、また上記受信データのうち、データレートを示すデータについては、受信データレートとして制御部40に入力される。
音声符号処理部7は、上記CDMA信号処理部6にて得られた受信データに対して、制御部40から通知される受信データレートに応じた伸長処理を施し、この処理結果をPCM符号処理部8に入力する。
【0019】
PCM符号処理部8は、制御部40より通知される通信の種別(音声通信、データ通信)に応じて異なる信号処理を行なう。
音声通信時には、PCM符号処理部8は、音声符号処理部7にて伸張された受信データを復号してアナログ受話信号を得る。このアナログ受話信号は、増幅器9にて増幅された後スピーカ10より拡声出力される。また、データ通信時には、音声符号処理部7にて伸張された受信データを、制御部40を介して後述のI/F20に出力する。
【0020】
一方、音声通信時における話者の入力音声は、マイクロホン11を通じてアナログ送話信号として入力され、増幅器12で適正レベルまで増幅された後、PCM符号処理部8にてPCM符号化処理が施され、送信データとして音声符号処理部7に出力される。また、データ通信時における送信データは、I/F20より入力され、制御部40およびPCM符号処理部8を介して音声符号処理部7に出力される。
【0021】
音声符号処理部7は、音声通信時には、PCM符号処理部8から入力される送信データより入力音声のエネルギー量を検出し、この検出結果に基づいてデータレートを決定する。そして、上記送信データを上記データレートに応じたフォーマットのバースト信号に圧縮し、CDMA信号処理部6に入力する。
【0022】
また、データ通信時において音声符号処理部7は、PCM符号処理部8から入力される送信データを、予め設定されたデータレートに応じたフォーマットのバースト信号に圧縮し、CDMA信号処理部6に入力する。なお、音声通信時およびデータ通信時、いずれのデータレートも、送信データレートとして制御部40に通知される。
【0023】
CDMA信号処理部6は、上記音声符号処理部7にて圧縮されたバースト信号に対して、送信チャネルに応じたPN符号を用いて拡散処理を施す。そしてこの処理結果に対して、直交変調処理を施し、直交変調信号として送信回路(TX)5に入力する。
【0024】
送信回路5は、上記直交変調信号を送信局部発振信号と合成して無線周波信号に変換する。そして、送信回路5は、制御部40により通知される送信データレートに基づいて、上記無線周波信号の有効部分だけを高周波増幅し、送信無線周波信号として出力する。なお上記送信局部発振信号の周波数は、制御部40からの制御信号SYCに応じて周波数シンセサイザ4から出力される。
【0025】
上記送信回路5にて有効部分だけが増幅された送信無線周波信号は、アンテナ共用器2を介してアンテナ1に供給され、これによりアンテナ1から図示しない基地局へ向けたバースト送信がなされる。
【0026】
ところで、I/F20は、PDA(Personal Digital Assistance )やノート型パーソナルコンピュータ等の携帯型コンピュータ(PC)のI/F50と接続されるもので、上記携帯型コンピュータPCとの間でデータの入出力を行なうインターフェイスである。
【0027】
31は電源回路であり、バッテリ30の出力を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路に供給する。
制御部40は、例えばマイクロコンピュータを主制御部とし、各部を統括して制御している。その制御内容としては、図示しない基地局と通信リンクを開設して音声通信やデータ通信を行なうための通常の制御の他に、例えば通話相手の音声を後述の記憶部41を用いて録音/再生する制御機能などを備えている。
【0028】
また、制御部40は、新たな制御機能として発呼MIN選択制御手段40aを備えている。この発呼MIN選択制御手段40aは、自機から発呼を行なう際に、音声通信かデータ通信かに応じて、事業者より自機に割り当てられた2つのMINのうち、予め設定したMINを選択して発呼を行なう制御を行なうものである。
【0029】
記憶部41は、例えばROMやRAMなどの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒体には制御部40の制御プログラム、送受話種々の制御データ、各種設定データ、短縮ダイヤル等に対応させたダイヤルデータを記憶するエリアを備える他に、事業者から自機に割り当てられた2つのMIN(通常の音声通信用のMINと、データ通信専用のMIN)を記憶するエリアとしてMIN記憶エリア41aを備えている。
【0030】
コンソールユニット(CU)42にはダイヤルキー、発信キー、電源キー、終了キー、音量調節キーおよびモード指定キーなどのキー群と、通話相手端末の電話番号や装置の動作状態などを表示するためのLCD表示器、バッテリ30のDischarge 状態を示す(バッテリ30の充電を要求する)LEDランプが設けられている。
次に、図2に示すフローチャートを参照して、上記構成の移動無線通信端末装置の動作を説明する。
まず、ユーザがコンソールユニット42の電源キーを操作して、当該端末装置の電源を投入すると、制御部40が所定の初期化処理を実行(ステップ2a)した後、音声通信用のMINをMIN記憶エリア41aから読み出して、このMINをシステムの基地局に送信して認証処理を行なう(ステップ2b)。
【0031】
基地局より認証の完了が通知されると、制御部40は、現在設定中のMIN(音声通信用)を表示して通信が可能な状態にある旨を示したのち(ステップ2c)、着信の有無を監視する(ステップ2d)とともに、発呼MIN選択制御手段40aによってI/F20に接続される携帯型コンピュータPCからのデータ通信の開始要求を監視する(ステップ2f)。
【0032】
ここで、基地局より着信信号を受信すると、ステップ2eに移行して、通常の着信制御を行なう。一方、携帯型コンピュータPCからデータ通信の開始要求があると、ステップ2gに移行する。
【0033】
ステップ2gでは、発呼MIN選択制御手段40aが音声通信用のMINに代わって、データ通信用のMINをMIN記憶エリア41aから読み出して、このMINをシステムの基地局に送信して認証処理を行ない、ステップ2hに移行する。
【0034】
ステップ2hでは、制御部40がI/F20を通じた携帯型コンピュータPCからの要求に応じて、発呼を行ない、所定の通信プロトコルにしたがってデータ通信を開始し、ステップ2iに移行する。
【0035】
ステップ2iでは、発呼MIN選択制御手段40aが上記データ通信の終了(携帯型コンピュータPCからの回線切断要求)を監視し、データ通信が終了すると、ステップ2bに移行して、再び音声通信用のMINを用いた認証処理を行なう。
【0036】
以上のように、上記構成の移動無線通信端末装置では、I/F20に接続された携帯型コンピュータPCからのデータ通信開始要求に応じて、MINを音声通信用からデータ通信専用のものに切換え、データ通信が終了すると再び音声通信用のものに切換えるようにしている。
【0037】
したがって、上記構成の移動無線通信端末装置によれば、ユーザが音声通信かデータ通信かに応じたMINの選択操作を行なわなくても、通信の種別に応じて、予め設定したMINを自動的に選択して通信を行なうことができる。
【0038】
このため、MINの種別に応じて通信料金が異なるように設定される場合でも、ユーザは料金の高い方のMINを誤って用いて通信を行なってしまうことがなく、また通常の音声通信に要した費用とデータ通信に要した費用を別々に管理することができる。
【0039】
また、このシステムを管理/運営する事業者にとっては、MINの種別に応じて通信料金を異なる形態にしても、ユーザ側で音声通信用MINとデータ通信専用MINとを用途に応じて正確に使い分けられるため、MINの種別に応じて課金すればよく、利用料金の管理が容易である。
【0040】
そして、上述したようにユーザが誤って料金の高い方のMINを用いて通信を行なうことのないユーザフレンドリなサービスが提供でき、また利用料金の高い方の種別の通信を利用料金の安い方のMINを用いて行なうといった不正な通信を防止して適正な利用料金の請求することが可能となる。
【0041】
尚、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、制御部20が携帯型コンピュータPCからの入力信号(データ通信開始要求)を監視して、この監視結果に応じてMINを切換えるようにした。
【0042】
これに代わって、例えばI/F20に上記携帯型コンピュータPCが接続されているか否かに応じて、MINを切換えるようにしてもよい。図3は、このような切換え動作を行なう移動無線通信端末装置の構成を示すもので、以下にその説明を行なう。尚、図1に示した前述の端末装置と同一の構成については説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0043】
図3に示す移動無線通信端末装置は、I/F20が携帯型コンピュータPCのI/F50と接続がなされているか否かを検出する接続検出部21と、この接続検出部21の検出結果に応じてMINの切換えを行なう発呼MIN選択制御手段40bを新たに備えている。
【0044】
図4は、図3に示した移動無線通信端末装置の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ユーザがコンソールユニット42の電源キーを操作して、当該端末装置の電源を投入すると、制御部40が所定の初期化処理を実行(ステップ4a)した後、音声通信用のMINをMIN記憶エリア41aから読み出して、このMINをシステムの基地局に送信して認証処理を行なう(ステップ4b)。
【0045】
基地局より認証の完了が通知されると、制御部40は、現在設定中のMIN(音声通信用)を表示して通信が可能な状態にある旨を示したのち(ステップ4c)、着信の有無の監視する(ステップ4d)とともに、発呼MIN選択制御手段40bが接続検出部21の検出結果(I/F20に携帯型コンピュータPCが接続されているか否か)を監視する(ステップ4f)。
【0046】
ここで、基地局より着信信号を受信すると、ステップ4eに移行して、通常の着信制御を行なう。一方、I/F20に携帯型コンピュータPCの接続が検出されると、ステップ4gに移行する。
【0047】
ステップ4gでは、発呼MIN選択制御手段40bが音声通信用のMINに代わって、データ通信用のMINをMIN記憶エリア41aから読み出して、このMINをシステムの基地局に送信して認証処理を行ない、ステップ4hに移行する。
【0048】
ステップ4hでは、制御部40がI/F20を通じた携帯型コンピュータPCからの要求に応じて、発呼を行ない、所定の通信プロトコルにしたがってデータ通信を開始し、ステップ4iに移行する。
【0049】
ステップ4iでは、発呼MIN選択制御手段40bが接続検出部21の検出結果(I/F20に携帯型コンピュータPCが接続されているか否か)を監視し、携帯型コンピュータPCが接続されていない状態にあると、ステップ4bに移行して、再び音声通信用のMINを用いた認証処理を行なう。
【0050】
以上のように、上記構成の移動無線通信端末装置では、接続検出部21がI/F20の携帯型コンピュータPCへの接続の有無を監視し、携帯型コンピュータPCが接続されると、MINを音声通信用からデータ通信専用のものに切換え、携帯型コンピュータPCが取り外されると、再び音声通信用のものに切換えるようにしている。
【0051】
したがって、図3に示した構成の移動無線通信端末装置であっても、ユーザが音声通信かデータ通信かに応じたMINの選択操作を行なわなくても、通信の種別に応じて、予め設定したMINを自動的に選択して通信を行なうことができる。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明に係わる移動無線通信端末装置では、インターフェイスに外部機器が接続されていることを検出した場合に、認証処理のためにデータ通信用識別データを基地局に送信し、インターフェイスを介して外部機器からデータ通信要求を検出すると、送信手段により送信されたデータ通信用識別データを用いて基地局と接続を行なうようにしている。
したがって、この発明によれば、ユーザがデータ通信を行ないたい場合には外部機器を接続すればデータ通信用識別データを用いて基地局に接続されるため、ユーザは通常の音声通信か、外部機器を用いたデータ通信かに応じて識別データを選択する操作を行なわなくても、データ通信用識別データを用いて基地局に接続することが可能な移動無線通信端末装置を提供できる。
【0053】
また、この発明に係わる移動無線通信端末装置では、送信手段は、接続検出手段が外部機器の非接続を検出した場合に、認証処理のために音声通信用識別データを基地局に送信して認証を行なうようにしている。
すなわち、上記構成の移動無線通信端末装置では、接続されていた外部機器が取り外されて、接続状態から非接続状態になると、外部機器接続時に用いていたデータ通信用識別データに代わって、音声通信用識別データを基地局との認証に用いるように設定するようにしている。
【0054】
したがって、この発明によれば、ユーザは音声通信を行ないたい場合には外部機器を取り外すことで、音声通信用の識別データが設定されることになるので、ユーザは通常の音声通信か、外部機器を用いたデータ通信かに応じて識別データを選択する操作を行なわなくても、所望の通信の識別データを用いて基地局に認証を受けることが可能な移動無線通信端末装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる移動無線通信端末装置の一実施形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した移動無線通信端末装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図3】この発明に係わる移動無線通信端末装置の一実施形態の構成を示す回路ブロック図。
【図4】図3に示した移動無線通信端末装置の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…アンテナ
2…アンテナ共用器(DUP)
3…受信回路(RX)
4…周波数シンセサイザ(SYN)
5…送信回路(TX)
6…CDMA信号処理部
7…音声符号処理部
8…PCM符号処理部
9,12…増幅器
10…スピーカ
11…マイクロホン
20,50…I/F
21…接続検出部
30…バッテリ
31…電源回路
40…制御部
40a,40b…発呼MIN選択制御手段
41a…MIN記憶エリア
42…コンソールユニット(CU)
Claims (2)
- 公衆網に接続可能な基地局と無線通信回線を通じて接続する際に用いられる音声通信用識別データ及びデータ通信用識別データを備え、これらの識別データを選択的に使用して前記基地局と接続可能な移動無線通信端末装置において、
外部機器に接続し、この機器との間でデータの入出力を行なうインターフェイスと、
このインターフェイスに前記外部機器が接続されているか否かを検出する接続検出手段と、
この接続検出手段が前記外部機器の接続を検出した場合に、前記データ通信用識別データを認証処理のために前記基地局に送信する送信手段と、
前記インターフェイスを介して前記外部機器からなされる前記基地局とのデータ通信要求を検出する要求検出手段と、
この要求検出手段の検出結果に応じて、前記送信手段により送信されたデータ通信用識別データを用いて前記基地局と接続を行なう接続制御手段とを具備することを特徴とする移動無線通信端末装置。 - 前記送信手段は、前記接続検出手段が前記外部機器の非接続を検出した場合に、前記音声通信用識別データを認証処理のために前記基地局に送信することを特徴とする請求項1に記載の移動無線通信端末装置。
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