JPH10107722A - 移動体通信装置及びその制御方法 - Google Patents

移動体通信装置及びその制御方法

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JPH10107722A
JPH10107722A JP8257248A JP25724896A JPH10107722A JP H10107722 A JPH10107722 A JP H10107722A JP 8257248 A JP8257248 A JP 8257248A JP 25724896 A JP25724896 A JP 25724896A JP H10107722 A JPH10107722 A JP H10107722A
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signal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来は、移動局が高速移動中かどうかの判定を
待ち受け時の一斉呼び出しチャンネル(PCH)信号の
受信回数で行っていたので、外来ノイズ等を高速移動中
と誤って判断することが頻繁にあった。また、移動局が
高速移動中もサービス範囲外の時と同じバッテリーセー
ビング動作であり、バッテリーの電力消費を十分効果的
には低減できなかった。 【解決手段】本発明によれば、基地局に対して移動体通
信装置の位置を登録する位置登録制御部と、基地局から
送信されてくる一斉呼び出しチャンネル信号を受信して
送信基地局の位置登録制御信号を抽出する受信部と、位
置登録間隔を監視して高速移動中を判定する高速移動判
定部と、一斉呼び出しチャンネル信号の通常の待ち受け
状態と位置登録失敗時と高速移動時とにそれぞれの間欠
時間を選択して電源回路部の制御を行う電源制御部とを
有する移動体通信装置を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動通信装置とその
制御方法に関し、特に携帯電話などの移動局装置におけ
る消費電力の削減技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話などの移動通信装置(以下、移
動局という)は、電源をバッテリーから供給しており、
移動局のバッテリー消費は移動局の性能の優劣を決定す
る重要な要素となっている。このため、回路の消費電流
を少なくする設計を心がけることは勿論、回路ブロック
ごとに実動作時間だけ電源を供給することが一般的に行
われている。
【0003】しかしながら、着信機能を移動局が有して
いる場合には、移動局は呼び出し信号を受信する必要が
あるために、常時、基地局から移動局への制御信号を監
視しておく必要がある。この場合も、バッテリーの消費
をできるだけ少なくするために、基地局と移動局との間
で決められた所定周期で間欠的に基地局からの制御信号
を受信している。この周期を一般的にバッテリーセービ
ング周期と呼んでいる。
【0004】いま、PHSとして知られている第二世代
コードレス電話を例に取ると、移動局の電源スイッチを
オンにした直後、又はサービス圏外にいる等のために基
地局からの制御信号を捕捉できていない場合には、受信
回路を含む移動局内の各機能をオンにして、基地局から
の制御信号を捕捉する動作(以後、基地局検索という)
を行う。
【0005】一旦制御信号を捕捉した後は、移動局はシ
ステムが許容するバッテリーセービング周期で間欠的に
各機能への電源をオンにして自局への制御信号を受信す
る動作、即ち待ち受け動作に入る。待ち受け動作では、
制御信号の受信動作以外は、バッテリーセービング周期
を計測するタイマ回路を除き、その他の各機能へは電源
を供給しない。
【0006】移動局がサービス圏外にいる場合、移動局
の電源スイッチがオンになっていると、基地局検索動作
を続けているため、バッテリを無駄に消費することを防
ぐためのバッテリーセービング動作を行う。
【0007】また、第二世代コードレス電話システムの
場合、一つの基地局がサービスできるエリアは半径10
0〜200m程度とされており、元来、移動局が高速で
移動している場合のサービスは考えられていない。移動
局が高速で移動している時は、約5秒程度でサービス圏
外、又は隣接するサービス圏に移り、通常のサービスは
受けられない。しかしながら、このような場合で電源が
入りっぱなしの時には、新しいサービス圏に入った時点
で、通常のサービスが受けられないのにもかかわらず、
動作状態にある受信回路が頻繁に制御信号の捕捉動作を
行って、バッテリを無駄に消費することとなる。このた
め、移動局の電話機は高速移動中であることを判断して
バッテリーセービング動作を行う。
【0008】かかる機能を備えた従来の携帯電話機が特
開平7−87010号公報に開示されている。この従来
の携帯電話機のバッテリーセービング機能を達成する回
路構成を図7に示し、その動作フローを図8に示して、
以下に説明する。
【0009】携帯電話機の各機能はバッテリー86で駆
動される。バッテリー86はタイマ部84と制御信号受
信カウンタ83とを常時駆動している。その他の受信部
81や制御部82はバッテリ86から電力が供給される
電源回路85で駆動されており、この電源回路85はタ
イマ部84からの電源制御信号でその電力供給動作が制
御されている。
【0010】受信部81は電源回路85から電源電圧を
供給されているときに動作し、無線回路から受信した信
号から受信データを復調して、制御部82に供給する。
【0011】制御部82は、電源スイッチをオンにした
直後は受信部81からの制御信号を捕捉する基地局探索
動作をし、基地局を捕捉した後はタイマ部84に指示を
出してバッテリーセービング動作に入る。バッテリーセ
ービング動作においては、タイマ部84からの割込み信
号を受けて動作を開始し、受信部81から供給される制
御信号を監視して、移動局が基地局のサービス圏の祖と
似るか、高速移動中お判断してタイマ部84に指示を出
す。なお、現在のサービス圏の外に移動した場合は、制
御信号受信カウンタ83の値から高速移動中であるかど
うかを判断する。
【0012】制御部82のかかる判断の結果、制御信号
を捕捉できて移動局がサービス圏内にいると判断される
ときは、後に再度説明するように、指定制御信号受信の
ためのバッテリーセービング動作を行うようタイマ部4
に指示を出す。タイマ部84は指定制御信号受信のため
のバッテリーセービング動作のために、その内部のタイ
マTMsを起動する。
【0013】タイマ部84は、基地局探索により基地局
からの制御信号を捕捉できた後のバッテリーセービング
周期を決めるためのタイマTMsと、基地局からの制御
信号を捕捉していない場合のバッテリーセービング周期
を決めるためのタイマTM1とを含んで構成されてい
る。バッテリーセービング動作においては、これらタイ
マTMsとTM1とは制御部82により動作が起動され
て電源回路85の動作を停止するそれぞれ決められた時
間の計測を行う。この時間計測中は、タイマ部84は電
源回路85に電源制御信号を与え、さらに制御部82に
タイマTMsとタイマTM1とに応じた割込みをかけ
る。
【0014】制御信号受信カウンタ83は受信部81で
受信された制御信号中の特定の信号を制御部82から受
けて、この特定の信号の受信回数を計数する。この受信
回数によって、高速移動中であるかどうかの判定がなさ
れる。
【0015】つぎに、この従来のバッテリーセービング
動作について、図8の制御信号探索フローと共に説明す
る。
【0016】基地局から送信される制御信号は報知チャ
ンネル(BCCH)と複数の一斉呼び出しチャンネル
(PCH)と個別セル用チャンネル(SCCH)とを含
むフレームが繰り返し送信されている。報知チャンネル
(BCCH)はフレーム同期信号の役目を持っている。
一斉呼び出しチャンネル(PCH)の一つが自身の移動
局に対応している。
【0017】移動局がある基地局のサービス圏内にいる
場合には、基地局探索で制御信号を捕捉し、位置登録を
済ませた後にバッテリーセービング動作が開始する。こ
のバッテリーセービング動作は自身の移動局に対応する
一斉呼び出しチャンネル(PCH)間のフレームを単位
に動作している。このバッテリーセービング動作の周期
はタイマ部84のタイマTMsにより決められ、一つの
バッテリーセービング周期内では自身の移動局に対応す
る一斉呼び出しチャンネル(PCH)の期間のみ電源回
路85が電源を受信部81等に供給する。
【0018】移動局がある基地局のサービス圏外にいる
か又は高速移動中の場合は、基地局検索として制御信号
間欠捕捉を行っており、このためのバッテリーセービン
グ動作を行っている。この場合、タイマ部84はタイマ
TM1によりバッテリーセービング周期を決めている。
このバッテリーセービング周期の内、制御信号を捕捉す
る期間以外は電源回路をオフするように制御する。移動
局がサービス圏外にいるか又は高速移動中はこのバッテ
リーセービング周期はサービス圏内にいるときの基地検
索のバッテリーセービング周期に比べて大幅に長く設定
されており、バッテリー86の消費が低減される。
【0019】バッテリーセービング動作中、タイマTM
sとタイマTM1は電源停止期間を計測し、計測中は電
源回路85が電源供給動作を停止するように制御され
る。電源定式間の計測が終了すると、タイマ部84は電
源回路85に対して電源供給動作を開始するように指示
し、受信部81や制御部82などの各機能回路に電源が
供給される。電源供給開始と共に、タイマ部84はタイ
マTMs又はタイマTM1に対応した割込みを制御部8
2にかける。
【0020】この割込みを受けると、制御部82は図8
に示す制御信号検索フローの処理を開始する。工程S7
01では割込みがタイマTMsとタイマTM1とのどち
らに来たかを判断する。割込みがタイマTM1から来た
場合には、基地検索動作中であるので、工程S711に
進み制御信号に捕捉動作を行う。なお、サービス圏内に
入った場合に基地局検索で制御信号を確実に捕捉できる
ようにこの時の電源オン期間は一斉呼び出しチャンネル
(PCH)の期間よりも十分長く設定してある。
【0021】工程711にて一斉呼び出しチャンネル
(PCH)を捕捉できた場合や一斉呼び出しチャンネル
(PCH)を捕捉できずに電源オンの期間が過ぎた場合
には次の工程S712に進む。この工程S712では一
斉呼び出しチャンネル(PCH)の信号を捕捉できたか
どうかを判断する。一斉呼び出しチャンネル(PCH)
の信号を捕捉出来なかった場合には、工程707でタイ
マTM1が電源停止のバッテリーセービング期間を計測
するようにタイマTM1を起動する。タイマTM1が起
動されると、タイマ部84から電源制御信号を出して電
源回路85をオフにし、制御部82は次のタイマ割込み
待ちの状態になる。このようにして、待ち受け動作が継
続される。
【0022】サービス圏外からサービス圏内に入った場
合には、工程S712で一斉呼び出しチャンネル(PC
H)信号を捕捉できたことで判断される。この場合、工
程S713にて制御信号受信カウンタ83をプラス1加
算した後に工程S714でタイマTMsに電源停止時間
を設定して起動する。タイマTMsが起動されると、タ
イマ部84から電源回路85に電源制御信号で電源をオ
フする指示を出して電源回路85をオフにする。制御部
82は次のタイマ割込み待ちの状態になる。このように
して、一斉呼び出しチャンネル(PCH)信号を捕捉で
きた場合には移動局がサービス圏内にいる場合の制御信
号待ち受け動作に移行する。
【0023】次に、制御信号の待ち受け動作中にタイマ
TMsの計測が終了した時点で発生した割込みで処理が
開始された場合について説明する。
【0024】工程S701で制御部82が割込みがタイ
マTMsからあったと判断した場合は、移動局がサービ
ス圏内にあるときの制御信号の待ち受け動作中であるの
で、工程S702に進み、一斉呼び出しチャンネル(P
CH)の期間に相当する期間の待ち受け時間内に一斉呼
び出しチャンネル(PCH)信号を受信できた場合また
は一斉呼び出しチャンネル(PCH)信号を受信できず
に待ち受け時間を経過した場合には、工程S703に進
む。工程S703では一斉呼び出しチャンネル(PC
H)信号を受信できたかどうかをまず判断する。一斉呼
び出しチャンネル(PCH)信号を受信できた場合に
は、受信失敗回数カウンタをクリアした後に、工程S7
13に進む。工程S713では、今のサービス圏内で何
回一斉呼び出しチャンネル(PCH)信号を受信できた
かを計数するための制御信号受信カウンタ83にプラス
1加える。この制御信号受信カウンタ83の計数値は、
後で説明するように、高速移動中であるかどうかの判断
に使用する。
【0025】工程S714ではタイマTMsに電源停止
期間(サービス圏内にあるときのバッテリーセービング
期間からPCH信号受信時間とその受信のために準備期
間を引いた時間)を設定して起動する。タイマTMsが
起動されると、タイマ部84からの電源制御信号により
電源回路85がオフとなる。そして、制御部82は次の
タイマ割込み待ちの状態になる。このようにして、サー
ビス圏内でのバッテリーセービング周期の待ち受け動作
が継続される。
【0026】工程S702で一斉呼び出しチャンネル
(PCH)信号を受信できなかった場合は、工程704
で受信失敗回数カウンタをプラス1加算した後、受信失
敗回数カウンタの値、即ち連続失敗回数が基準値M(例
えばM=2)以上かどうかを判断する。
【0027】連続失敗回数が基準値M未満の場合は、工
程S715に進み、電源停止時間(サービス圏内にある
ときのバッテリーセービング周期から一精呼び出しチャ
ンネルの時間を引いた時間)を設定したタイマTMsを
起動する。タイマTMsが起動されると、タイマ部84
からの電源制御信号により電源回路85がオフとなる。
制御部82は次のタイマ割込み待ちの状態になる。これ
により、次の割込みが発生すると、工程S702によっ
て再度一斉呼び出しチャンネル(PCH)の期間に相当
する期間の待ち受け動作が行われる。
【0028】工程S704において連続失敗回数が基準
値M以上の場合には、受信失敗回数カウンタをクリアし
た後で工程S705に進む。この場合は今までいたサー
ビス圏の外へ移動した場合である。工程S705では、
高速移動中であるかどうかを判断する。高速移動中には
数秒でサービス圏が変わるため、今までいたサービス圏
内での一斉呼び出しチャンネル(PCH)信号の受信回
数が高速移動中以外の場合に比べて少ないと考えられ
る。このため、適切な基準値Mを設定して、制御信号受
信カウンタ83の値と比較することで、高速移動中かど
うかを判断することが出来る。
【0029】工程S705で、制御信号受信カウンタ8
3の値が基準値M未満である場合は、高速移動中である
と判断して工程S706に進む。工程S706では制御
信号受信カウンタ83をクリアした後、工程S707で
タイマTM1にサービス圏外にいるときのバッテリーセ
ービング周期の電源停止時間を設定して起動する。タイ
マTMが起動されるとタイマ部84からの制御信号は電
源回路85をオフするように指示し、制御部82は次の
タイマ割込み待ちの状態になる。このようにして、高速
移動中は基地局検索の間欠動作に入る。
【0030】工程S705で、制御信号カウンタ83の
値が基準値M以上である場合は、高速移動中ではなく、
今までいたサービス圏の外に移動したと判断して工程7
08に進み、工程S708で制御信号受信カウンタ83
をクリアした後で工程S711に進む。既に述べたよう
に、工程S711では移動局がサービス圏外にいるとき
のバッテリーセービング周期の一斉呼び出しチャンネル
(PCH)捕捉動作をする。
【0031】工程S711で一斉呼び出しチャンネル
(PCH)信号が捕捉できた場合には、隣接するサービ
ス圏内に移動した場合である。この場合には、工程S7
12から工程S713に進み、制御信号受信カウンタ8
3をプラス1加算した後、工程S714に進む。工程S
714では、移動局がサービス圏内にいるときのバッテ
リーセービング周期からPCH信号受信時間とPCH信
号受信のための準備期間とを引いた電源停止時間を設定
したタイマTMsを起動する。これによりサービス圏内
において一斉呼び出しチャンネル(PCH)の期間に相
当する期間の間制御信号の待ち受け動作を行う。
【0032】工程S711で一斉呼び出しチャンネル
(PCH)信号を捕捉できなかった場合には、全てのサ
ービス圏の外に移動した場合であり、工程S712から
工程S706に進み、制御信号受信カウンタ83をクリ
アした後、工程S707に進む。工程S707では、移
動局がサービス圏外にいるときのバッテリーセービング
周期の電源停止時間を設定したタイマTM1を起動す
る。このタイマTM1の起動により、移動局がサービス
圏外にいるときの基地局探索間欠動作を開始する。
【0033】以上述べたように、従来は、基地局のサー
ビス圏外にいる場合や高速移動中においては、基地局の
サービス圏内にいる場合のバッテリーセービング周期よ
りも大幅に長いバッテリーセービング周期で基地局検索
間欠動作を行っている。これにより、高速移動中のバッ
テリーの消費を低減することができた。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、移動局
が高速移動中か否かの判断を一斉呼び出しチャンネル
(PCH)信号の待ち受け時のPCH信号受信回数によ
り判断していた。この方法では、外来ノイズ等による一
時的なPCH信号受信不可能状態においても高速移動中
であると判断し、長い電源停止時間に入ってしまう可能
性がある。この時に時局着信が発生すれば、着呼損を起
こして移動通信システムの品質を損ねる可能性があっ
た。
【0035】また、移動局が高速移動中又はサービス圏
外のときの基地局検索動作の場合には、サービス圏内で
のバッテリーセービング周期よりも長い周期で長い電源
停止期間をもって間欠的に基地局検索を行っていた。こ
の間欠動作は2段階しかないため、十分なバッテリーセ
ービング動作が出来ず、実質的にバッテリーの消費をあ
まり低減出来なかった。要するに、高速移動中とサービ
ス圏外であるというまったく違った状況下であるにもか
かわらず、同じ電源停止時間しか設定されていないとい
うことが問題であった。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基地局
に対して移動体通信装置の位置を登録するための位置登
録処理を制御する位置登録制御部と、位置登録制御部で
処理された移動体通信装置の位置登録制御信号を送信す
る送信部と、基地局から送信されてくる一斉呼び出しチ
ャンネル信号を受信して送信基地局の位置登録制御信号
を抽出する受信部と、位置登録間隔を監視して高速移動
中であるか否かを判定する高速移動判定部と、一斉呼び
出しチャンネル信号の通常の待ち受け状態では、第1の
間欠時間を選択し、位置登録失敗時には第1の間欠時間
よりも長い第2の間欠時間を選択し、高速移動時には第
2の間欠時間よりも長い第3の間欠時間を選択して電源
回路部の制御を行う電源制御部と、この電源回路部へ電
源を供給するバッテリーとを有する移動体通信装置を得
る。
【0037】このように、本発明によれば、一斉呼び出
しチャンネル信号の通常の待ち受け時には最も短い電源
停止期間を設定し、位置登録失敗時には次に短い電源停
止期間を設定し、高速移動時には最も長い電源停止期間
を設定しており、それぞれの状態でそれぞれに応じた最
適の電源停止期間が設定されるので、移動体通信の通信
品質を損なうことなく、消費電力を大きく節減できる。
【0038】
【発明の実施の形態】まず、図1の構成図を参照して本
発明の原理を説明する。
【0039】受信部13は、基地局から送信される信号
電波を空中線を通して一斉呼び出しチャンネル(PC
H)信号を受信し、制御信号に復調して位置登録制御部
11に加える。
【0040】送信部12は後述する位置登録制御部11
からの制御信号を基地局が受信できる信号電波に変調し
て空中線を通して基地局に送信する。
【0041】位置登録制御部11では受信部13からの
制御信号により位置登録処理を制御する。この位置登録
は移動体通信システムで決められている手順で行われ、
必要により、制御信号を送信部12を通して基地局に送
る。周辺の基地局の検索の結果サービス圏外であればサ
ービス圏外であることを示す信号を出力する。サービス
圏内であれば位置登録に必要な制御信号を送信部12及
び受信部13を通して基地局との間で送受信して位置登
録を行う。位置登録が完了すれば位置登録完了信号を出
力し、失敗すれば位置登録失敗を示す信号を出力する。
さらに、一斉呼び出しチャンネル(PCH)信号の待ち
受け状態でPCH信号を受信すれば、PCH信号受信を
示す信号を出力する。
【0042】高速移動判定部14は、位置登録制御部1
1からの位置登録完了信号の間隔を測定し、位置登録完
了信号間隔が所定時間より短ければ高速移動中であると
判断して高速移動中を示す信号を出力する。
【0043】電源制御部15は、位置登録制御部11か
らの位置登録完了を示す制御信号及び基地局からの一斉
呼び出しチャンネル(PCH)信号の受信を示す信号を
受け取ると通常のサービス圏内でのPCH信号待ち受け
時の間欠動作時間T1を計数し、位置登録失敗及びサー
ビス圏外を示す信号を受け取れば次に長い間欠動作時間
T2を計数し、高速移動制御部11から高速移動中を示
す信号を受け取ると最も長い間欠動作時間T3を計数す
る。電源制御部15の計数中は電源回路16をオフする
ように、電源制御部15に制御信号を出力する。
【0044】電源回路16は、電源制御部15から電源
制御信号を受け取ると、電源制御部15とバッテリー1
7を除く各部の機能への電源の供給を停止する。
【0045】このように、本発明によれば、通常のサー
ビス圏内での一斉呼び出しチャンネル(PCH)信号の
待ち受け時の間欠動作の電源停止時間T1より長い時間
を位置登録失敗時及びサービス圏外時の一斉呼び出しチ
ャンネル(PCH)信号の待ち受けの間欠動作時間T2
として設定し、更に長い時間を位置登録間隔から高速移
動中であると判断したときの一斉呼び出しチャンネル
(PCH)信号の待ち受けの間欠動作時間T3に設定し
ている。このような、それぞれの状態に応じた間欠動作
時間を設定できるので、それぞれの状態に応じた最適の
間欠動作時間を設定することで最も効率的にバッテリー
セービング動作を行わせることが可能である。これによ
って、移動体通信の通信品質を損なうことなく消費電力
を効果的に削減できる。
【0046】次に、図2に示す本発明の一実施の形態に
よる移動体通信装置のバッテリーセービング回路の構成
を説明する。
【0047】送信部22と受信部23は、図1で原理を
説明した通りである。受信部23では基地局から送信さ
れる一斉呼び出しチャンネル(PCH)信号を受信し、
制御信号に復調して位置登録制御部21に送る。送信部
22は、位置登録制御部21から送られてくる位置登録
のための制御信号を基地局が受信できるような電波に変
調して、空中線を通して基地局に送信する。
【0048】位置登録制御部21は移動体通信システム
により決められた位置登録処理を行う。具体的には、受
信部23からの制御信号に基づいて位置登録を行い、必
要に応じて送信部22を経由して基地局と信号の送受信
を行う。受信部23からの制御信号に基づく基地局の検
索で現在位置がサービス圏外であることが分ればタイマ
制御部25にサービス圏外を示す信号を出力する。サー
ビス圏内であれば、位置登録に必要な制御信号を送信部
22及び受信部23を通して基地局との間で送受信して
位置登録を行い、位置登録が完了すれば位置登録完了を
示す信号をタイマ制御部25および第2タイマ部24へ
出力する。また、一斉呼び出しチャンネル(PCH)信
号待ち受け時にPCH信号を受信すれば、PCH信号受
信を示す信号をタイマ制御部25へ出力する。なお、第
2タイマ部24は、後に説明するように、図1の高速移
動判定部14に相当している。タイマ制御部25とタイ
マ部26とは、これらで図1の電源制御部15に相当す
る。
【0049】第2タイマ部24は高速移動の判定を行
い、位置登録制御部21からの位置登録完了を示す信号
の間隔を測定し、信号間隔が所定時間より短ければ高速
移動中であると判断して高速移動中を示す信号をタイマ
制御部25へ出力する。
【0050】タイマ制御部25はタイマ部26と共に電
源制御の機能を果たし、位置登録制御部21から位置登
録完了を示す信号または基地局からの一斉呼び出しチャ
ンネル(PCH)信号の受信を示す信号を受け取るとサ
ービス圏内であるときの通常の一斉呼び出しチャンネル
(PCH)信号待ち受けの間欠動作時間T1をタイマ部
26に設定する。位置登録失敗又はサービス圏外にいる
ことを示す信号を受け取れば、間欠動作時間T1よりも
長い間欠動作時間T2をタイマ部26に設定する。さら
に、第2タイマ部24から高速移動中であることを示す
信号を受け取りと、最も長い時間の間欠動作時間T3を
タイマ部26に設定する。
【0051】タイマ部26はタイマ制御部25により設
定された間欠動作時間T1,T2,T3のいずれかの時
間が設定されるとカウンタ動作を開始する。カウンタ動
作中は電源回路27をオフにする電源制御信号を出力す
る。設定された間欠動作時間の計数が終了すると、電源
を各機能部(第2タイマ部24,タイマ制御部25,タ
イマ部26を除く)に供給する制御信号を電源回路27
に加えて、計数動作を停止する。
【0052】電源回路27は電力をバッテリー28から
受けて、タイマ部26から受け取る電源制御信号によ
り、第2タイマ部24,タイマ制御部25,タイマ部2
6を除くその他の機能部への電源の供給を制御する。
【0053】次に、電源投入から一斉呼び出しチャンネ
ル(PCH)信号を待ち受けるまでの状態の遷移を説明
する。
【0054】図3は本実施の形態における一斉呼び出し
チャンネル(PCH)信号の待ち受け状態までの状態遷
移図である。電源投入後、移動局は周辺に存在する基地
局を検索する基地局検索状態51に入る。基地局検索状
態では位置登録制御部21は受信部23を通して周辺に
存在する基地局からの制御信号を受信し、自身の移動局
が接続すべき基地局を選択する。この選択は、例えば、
受信電界が最も強い基地局が選ばれる。基地局が存在し
ない場合(54)にはサービス圏外と判断して、間欠動
作時間T2による間欠動作を行いながら基地局の検索を
繰り返す。
【0055】基地局が選択できた場合には、位置登録状
態52へ遷移する。位置登録状態では位置登録制御部2
1は送信部22および受信部23を通して基地局と制御
信号の送受信を行い、基地局に対し自身の移動局を登録
する手続きを行う。位置登録が完了すると、一斉呼び出
しチャンネル(PCH)信号の待ち受け状態53へ遷移
する。位置登録が失敗すると、サービス圏外と判断して
基地局検索状態51へ遷移し、間欠動作時間T2による
間欠動作を行いながら基地局検索を継続する。
【0056】一斉呼び出しチャンネル(PCH)信号の
待ち受け状態53では、自身の移動局に指定されたPC
H信号の受信を、間欠動作時間T1の電源停止期間によ
る間欠動作を行いながら待ち受ける。また、PCH信号
を受信できなかった場合は、サービス圏外と判断して基
地局検索状態51へ遷移し、間欠動作時間T2の電源停
止期間による間欠動作を行いながら基地局検索を繰り返
す。
【0057】次に、待ち受け状態での制御信号のフォー
マットの一例を図4を参照して説明する。
【0058】基地局から移動局に制御信号が、図4
(A)に示すように、制御信号フレーム周期Tfで送信
される。この制御信号は、報知チャンネル(BCCH)
と一斉呼び出しチャンネル(PCH1〜6)と個別セル
用チャンネル(SCCH)とからなっている。一斉呼び
出しチャンネルPCH1〜6は、着信群をグループ分け
してグループ毎に呼び出しを行う制御信号である。図4
(B)は自身の移動局が着信群1に含まれる場合の例で
あり、着信群1を制御するPCH1の信号だけを受信す
る場合を示している。この場合、PCH信号待ち受けの
通常の間欠動作の周期は相隣り合う報知チャンネル間の
長さTfであり、その電源停止期間T1はバッテリーセ
ービング期間Tb(即ち、相隣り合う報知チャンネル間
の長さTf)から一つの一斉呼び出しチャンネルPCH
1の受信時間を引いた値となる。
【0059】次に、本実施の形態における間欠動作の動
作タイミングについて、図5を参照して説明する。
【0060】図5(A)は位置登録完了時の間欠動作を
示している。位置登録処理中は電源回路27の電源供給
がオンとなり、その後、位置登録処理完了後にバッテリ
ーセービングの電源停止期間T1だけ電源供給をオフに
して、一斉呼び出しチャンネル(PCH)信号の受信時
にオンとなることを繰り返して待ち受け動作を行う。
【0061】図5(B)は位置登録失敗又はサービス圏
外時の間欠動作を示している。電源供給オンで位置登録
処理を行い、位置登録を時刻t1で失敗すると電源供給
をオフにし、間欠動作時間T2に相当する電源停止期間
御に電源供給を再開して基地局検索処理を再度行う。再
検索の結果、時刻t2で再び基地局検索に失敗すると、
サービス圏外であると判断して電源供給をオフにし、そ
の後基地局検索が成功するまで間欠動作時間T2の期間
電源供給を停止して基地局検索を再開する処理を繰り返
す。
【0062】図5(C)は高速移動時の間欠動作を示し
ている。待ち受け状態での一斉呼び出しチャンネル(P
CH)信号受信の後、時刻t3でPCH信号受信に失敗
すると、基地局検索処理と位置登録処理を行い、この結
果時刻t4で位置登録が完了する。高速移動中は、時刻
t3から時刻t4までの位置登録完了間隔が所定時間よ
り短いため、この位置登録完了間隔を所定時間と比較し
て短ければ高速移動中と判断して、電源供給をオフにす
る。その後、間欠動作時間T3に相当する電源停止時間
経過後に、電源供給を再開して基地局検索状態とし、基
地局検索を再開する。
【0063】次に、本実施の形態によるバッテリーセー
ビング動作を、図6を参照して説明する。
【0064】電源投入後、バッテリーセービング動作が
開始されると、まず工程S301の状態分岐を行う。工
程S301の状態分岐で基地局検索状態となる場合は、
基地局検索が終了か否かの判断を行う工程S302へ進
む。基地局検索が終了であれば、工程S303へ進んで
基地局検索が成功か否かの判断を行い、成功であれば工
程S304に進んで状態を位置登録状態に変更して工程
S305で位置登録処理を開始する。一方、工程S30
3で基地局検索が失敗すると、工程S306に進み、タ
イマ部26に間欠動作時間T2を設定して、タイマ部2
6から間欠動作時間T2だけ電源回路27をオフにする
電源制御信号を出す。また、工程S302で基地局検索
が終了していないと判断されると、工程S307に進ん
で基地局検索を継続する。
【0065】次に、工程S301の状態分岐で状態が位
置登録状態の場合は位置登録が終了しているかどうかの
判断を行う工程S308へ進む。位置登録が終了してい
れば工程S309に進んで、その位置登録が成功であっ
たかどうかの判断を行う。位置登録が成功していれば工
程S310へ進んで、位置登録間隔が所定時間内である
かどうかを判断する。所定時間内であれば、高速移動中
であるとして工程S311へ進み、タイマ部26に間欠
動作時間T3を設定して基地局検索状態へ変更する。タ
イマ部26は電源回路27を間欠動作時間T3に相当す
る時間だけオフにする電源制御信号を出力する。
【0066】工程S310での判断の結果、位置登録時
間が所定時間以上であれば工程S312へ進み、状態を
待ち受け状態に変更して待ち受け処理を工程S313で
開始する。
【0067】工程S309で位置登録が失敗と判断する
と、工程S314へ進んでタイマ部26に間欠動作時間
T2を設定し、タイマ部26から間欠動作時間T2に相
当する時間だけ電源回路27をオフにする電源制御信号
を出力する。
【0068】工程S308で位置登録が未完了と判断さ
れると、工程S315に進んで位置登録処理を継続す
る。
【0069】最後に、工程S301で状態が待ち受け状
態であると判断すると工程S316に進む。工程S31
6では一斉呼び出しチャンネル(PCH)信号捕捉処理
が終了しているかどうかを判断し、終了していれば工程
S317へ進んでPCH信号の捕捉が成功しているかど
うかを判断する。PCH信号の捕捉が成功していれば工
程S318へ進んでタイマ部26に間欠動作時間T1を
設定する。タイマ部26からは間欠動作時間T1に相当
する時間電源回路27をオフにする電源制御信号を出力
する。
【0070】工程S317で一斉呼び出しチャンネル
(PCH)信号の捕捉に失敗していると判断されれば工
程S319へ進んで状態を基地局検索へ変更する。
【0071】工程S316で一斉呼び出しチャンネル
(PCH)信号の捕捉が未完了であると判断すると、工
程S320へ進んでPCH信号捕捉処理を継続する。
【0072】以上に、本発明の一実施の形態を説明した
が、この実施の形態において高速移動中のバッテリーセ
ービング動作とサービス圏外時のバッテリーセービング
動作のそれぞれに対して、移動局に使用者が各バッテリ
ーセービングの動作を許可/禁止を選択できるスイッチ
を設けることもできる。この高速移動中のバッテリーセ
ービング動作を許可/禁止するスイッチは、図6のフロ
ーチャートにおける工程S311の処理をするか/しな
いかを制御して行うことができる。また、サービス圏外
時のバッテリーセービング動作を許可/禁止するスイッ
チは、図6のフローチャートにおける工程S306及び
工程S314の処理をするか/しないかを制御して行う
ことができる。
【0073】これによって、使用者が高速移動中におい
ても、可能な限り待ち受け動作を行うことができる。ま
たは、サービス圏外から可能な限り速く待ち受け状態に
遷移することができる。このように、効果的なバッテリ
ーセービング動作を確保しながら、使用者の希望する通
信動作を実施することができる。
【0074】
【発明の効果】従来の移動体通信システムでは移動体が
高速移動中もサービス範囲の外にあるときと同じバッテ
リーセービング処理であり、特に高速移動中に十分なバ
ッテリーセービング効果を期待出来なかった。しかしな
がら、本願発明によれば、高速移動中を検出してそれに
あった長時間のバッテリーセービング周期を設定してい
るので、高速移動中も十分なバッテリーセービング効果
を期待できる。即ち、高速移動中を位置登録完了の時間
間隔が所定時間より短いことを検知して高速移動中と判
断し、一番長い間欠動作時間T3の周期のバッテリーセ
ービング動作を行っている。これにより、高速移動中も
十分なバッテリーセービング効果を期待できる。
【0075】更に、本発明によれば、サービス範囲内に
いるときとサービス範囲外にいるときと高速移動中とを
判断してそれぞれにあったバッテリーセービング動作を
行っているので、移動体のその時の状態にあった最適な
バッテリーセービングを行うことが出来、通信品質に影
響することなく効果的なバッテリーセービングを実施す
ることができる。
【0076】又、従来は高速移動中の判定を待ち受け状
態での一斉呼び出しチャンネル(PCH)信号の受信回
数で判断していたので、外来ノイズ等の一時的なPCH
信号の受信不可能状態を高速移動中と誤判断してバッテ
リーセービング動作に入ることがあり、この時の着呼を
見失い、通信品質を悪くしていた。しかしながら、本発
明によれば、位置登録完了の時間間隔が所定時間より短
いことを検知して高速移動中と判断しているので、誤判
断による高速移動中との判定が少なく、着呼損を生じる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための移動体通信装置
のバッテリーセービング回路を構成を示すブロック図で
ある。
【図2】発明の一実施の形態による移動体通信装置のバ
ッテリーセービング回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態による状態遷移を示す状
態遷移図である。
【図4】本発明の一実施の形態における待ち受け状態の
制御信号のフォーマットを示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態における間欠動作のタイ
ミングを示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態のバッテリーセービング
動作を示すフローチャートである。
【図7】従来のバッテリーセービング回路の一例を示す
システムブロック図である。
【図8】従来のバッテリーセービング回路の一例におけ
るバッテリーセービング操作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11,21 位置登録制御部 12,22 送信部 13,23,81 受信部 14 高速移動判定部 15 電源制御部 16,27,85 電源回路 17,28,86 バッテリー 24 第2タイマ部 25 タイマ制御部 26,84 タイマ部 51 基地局検知状態 52 位置登録状態 53 待ち受け状態 82 制御部 83 制御信号受信カウンタ S301〜S320,S701〜S715 工程(ス
テップ)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と移動体通信装置との間で位置登
    録を行い、通信を行う移動体通信装置において、基地局
    に対して移動体通信装置の位置を登録するための位置登
    録処理を制御する位置登録制御部と、前記位置登録制御
    部で処理された移動体通信装置の位置登録制御信号を送
    信する送信部と、前記基地局から送信されてくる基地局
    の位置登録制御信号の受信部と、位置登録間隔を監視し
    て高速移動中であるか否かを判定する高速移動判定部
    と、該高速移動判定部の出力により定められた間欠動作
    時間で電源の各機能部への供給を制御する電源制御部
    と、前記電源を少なくとも前記電源制御部を除いて前記
    各機能部へ供給する電源回路部と、該電源回路部へ電源
    を供給するバッテリーを有することを特徴とする移動体
    通信装置。
  2. 【請求項2】 前記位置登録制御部は、自身の通信装置
    の含まれる移動体通信システムにより定められた位置登
    録処理を制御し、自身の周辺基地局の検索を行った結果
    がサービス圏外であれば前記電源制御部を制御する制御
    信号を出力し、該検索結果がサービス圏内であれば位置
    登録に必要な制御信号を前記送信部より送信し、その後
    前記基地局から送られてくる位置登録制御信号を前記受
    信部にて受信して前記基地局と自身の移動体通信装置と
    の間で位置登録を行い、該登録終了後前記電源制御部を
    制御する制御信号を出力することを特徴とする前記特許
    請求の範囲第1項に記載の移動体通信装置。
  3. 【請求項3】 前記電源制御部は、前記高速移動判定部
    が高速移動中と判定した場合には第1の間欠動作時間で
    前記電源回路部を制御し、前記位置登録制御部からサー
    ビス圏外であるとの判定の信号を受けた場合には第2の
    間欠動作時間で前記電源回路を制御し、前記位置登録制
    御部からサービス圏内であるとの判定の信号を受けて間
    欠動作に入る場合には第3の間欠動作時間で前記電源回
    路部を制御することを特徴とする前記特許請求の範囲第
    1項または第2項に記載の移動体通信装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の間欠動作時間は前記第3の間
    欠動作時間よりも長い電源停止時間を有し、前記第1の
    間欠動作時間は前記第2の間欠動作時間よりも長い電源
    停止時間を有することを特徴とする前記特許請求の範囲
    第3項記載の移動体通信装置。
  5. 【請求項5】 前記電源制御部は、前記位置登録制御部
    から位置登録完了を示す制御信号及び前記基地局からの
    待ち受け制御信号受信を示す信号を受け取った場合は前
    記第3の間欠動作時間を計数し、位置登録失敗及びサー
    ビス圏外を示す信号を受け取った場合は前記第2の間欠
    動作時間を計数し、前記高速移動判定部から高速移動中
    を示す信号を受け取った場合は前記第1の間欠動作時間
    を計数し、該計数中は電源回路部から出力される電源を
    オフする制御信号を出力することを特徴とする前記特許
    請求項第3項又は第4項に記載の移動体通信装置。
  6. 【請求項6】 前記高速移動判定部は、前記位置登録制
    御部から出力される位置登録完了信号の間隔を測定し、
    該位置登録完了信号間隔が所定の設定時間より短ければ
    高速移動中と判定し、前記電源制御部へ制御信号を出力
    することを特徴とする前記特許請求の範囲第1項乃至第
    5項のいずれかに記載の移動体通信装置。
  7. 【請求項7】 前記特許請求の範囲第1項乃至第6項の
    いずれかに記載の移動体通信装置において、前記高速移
    動判定部の動作を無効とする手動操作手段をさらに有す
    ることを特徴とする移動体通信装置。
  8. 【請求項8】 前記特許請求の範囲第1項乃至第7項の
    いずれかに記載の移動体通信装置において、前記電源制
    御部の動作を無効とする手動操作手段を有することを特
    徴とする移動体通信装置。
  9. 【請求項9】 前記電源制御部は少なくとも二つ以上の
    複数のタイマとタイマ制御部とを有し、該複数のタイマ
    のうち定められた一つのタイマに前記位置登録制御部か
    らの制御信号を入力し、前記タイマ制御部は該タイマの
    出力及び前記位置登録制御部からの出力により前記定め
    られたタイマ以外の複数のタイマを制御しており、前記
    複数のタイマ出力により前記電源回路部の動作を制御す
    ることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項乃至第8
    項のいずれかに記載の移動体通信装置。
  10. 【請求項10】 基地局に対して移動体通信装置の位置
    を登録するための位置登録処理を制御する位置登録制御
    部と、位置登録制御部で処理された移動体通信装置の位
    置登録制御信号を送信する送信部と、基地局から送信さ
    れてくる一斉呼び出しチャンネル信号を受信して送信基
    地局の位置登録制御信号を抽出する受信部と、位置登録
    間隔を監視して高速移動中であるか否かを判定する高速
    移動判定部と、一斉読び出しチャンネル信号の通常の待
    ち受け状態では第1の間欠動作時間を選択し、位置登録
    失敗時には第1の間欠時間よりも長い第2の間欠動作時
    間を選択し、高速移動時には第2の間欠動作時間よりも
    長い第3の間欠動作時間を選択して電源回路部の制御を
    行う電源制御部と、該電源制御部によって該電源制御部
    以外の各機能部への電源供給動作が制御される電源回路
    部とを有することを特徴とする移動体通信装置。
  11. 【請求項11】 前記電源制御部は少なくとも二つ以上
    の複数のタイマとタイマ制御部とを有し、該複数のタイ
    マのうち定められた一つのタイマに前記位置登録制御部
    からの制御信号を入力し、前記タイマ制御部は該タイマ
    の出力及び前記位置登録制御部からの出力により前記定
    められたタイマ以外の複数のタイマを制御しており、前
    記複数のタイマ出力により前記電源回路部の動作を制御
    することを特徴とする前記特許請求の範囲第10項に記
    載の移動体通信装置。
  12. 【請求項12】 基地局に対して移動体通信装置の位置
    を登録するための位置登録処理を制御する位置登録制御
    部と、前記位置登録制御部で処理された移動体通信装置
    の位置登録制御信号を送信する送信部と、前記基地局か
    ら送信されてくる基地局の位置登録制御信号の受信部
    と、位置登録間隔を監視して高速移動中であるか否かを
    判定する高速移動判定部と、該高速移動判定部の出力に
    より定められた間欠動作時間で電源の各機能部への供給
    を制御する電源制御部と、前記電源を少なくとも前記電
    源制御部を除いて前記各機能部へ供給する電源回路部と
    を有する移動体通信装置の制御方法において、前記移動
    体通信装置が周辺基地局を検索するステップと、この周
    辺基地局の検索結果からサービス圏内である基地局との
    間で位置登録を行うステップと、該位置登録を行う間隔
    を計測するステップと、該位置登録間隔の計測結果によ
    り電源制御の前記間欠動作時間を第1の間欠動作時間に
    設定するステップと、前記周辺基地局の検索結果がサー
    ビス圏外である場合に前記電源制御の前記間欠動作時間
    を前記第1の間欠動作時間よりも長い第2の間欠動作時
    間に設定するステップとを有すること特徴とする移動体
    通信装置の制御方法。
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