JP5051470B2 - 携帯通信端末、通信システム、通信方法、及び制御プログラム - Google Patents

携帯通信端末、通信システム、通信方法、及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯通信端末およびそれを用いた通信システムならびに通信方法および制御プログラムに関する。特に、本発明は、無線LAN(Local Area Network)通信機能を備えたWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)携帯通信端末およびそれを用いた通信システムならびに通信方法および制御プログラムに関する。
近年、無線LAN通信機能を備えたWCDMA通信端末が知られている。そのような携帯通信端末は、例えば、駅、空港、ショッピングセンター等の人が集まる場所に設置された無線LAN用のアクセスポイントと無線通信することにより、このアクセスポイントを介してインタネット等の通信網に接続し、比較的高速なデータ通信を可能にする。このような、無線LANによるサービスは、一般に、通信料金と通信速度との面において、WCDMAシステムを通じた通信のサービスよりもユーザに満足を与える場合が多い。
一方、携帯通信端末のユーザはこういった無線LAN接続による恩恵を受けようと思えば、無線LAN用のアクセスポイントが設置されている場所を探し出して、その場所へ行き、無線LAN通信を開始させる必要がある。
ところで、ユーザの指示を受けて無線LAN通信を開始するのではなく、無線LAN通信が可能なエリアでは自動的に速やかに無線LAN通信によるデータ通信が実行できるようにするためには、携帯通信端末が無線LAN用のアクセスポイントからのいわゆるビーコン信号の到来を常時監視する必要がある。
しかし、常時監視では消費電力が増大するという問題が発生する。そのため、効率的に無線LAN用のアクセスポイントからのいわゆるビーコン信号の到来を監視する技術が重要となる。
一方、無線LAN用のアクセスポイントは前述したように、駅、空港、ショッピングセンター等の人が集まる場所、すなわち「屋内」に設置されることが多い。さらに、無線LAN用のアクセスポイントとの通信可能な範囲は半径数十メートルから200mと比較的狭い。そのため、携帯通信端末が高速移動中の場合、無線LAN用のアクセスポイントからのビーコン信号を検出できる可能性が低いか、または検出してもすぐにアクセスポイントの通信可能エリア外に出てしまう。その場合、無線LANのサービスを受けることは難しい。
以上の2点を考慮すると、無線LAN接続が可能である確率が高いか、低いかの判断条件は以下の通りとなる。
(1)携帯通信端末が静止しているかあるいは低速移動中の場合:
携帯通信端末が屋内に存在する場合は無線LAN接続が可能である確率が高い。しかし、携帯通信端末が屋外に存在する場合はその確率が低い。
(2)携帯通信端末が高速移動中の場合:
携帯通信端末が屋内に存在する場合も屋外に存在する場合もともに無線LAN接続が可能である確率が低い。
このように携帯通信端末の状態(位置および速度)と無線LAN接続が可能であるか否かの確率には因果関係がある。
特開2005−080071号公報には、携帯通信端末が開示されている。その携帯通信端末は、GPS(grobal positioning system)で携帯通信端末の位置を測定し、携帯通信端末が無線LANアクセスポイントの近くに来たときに無線LANのサーチを行なうと判断する。
特開2003−169011号公報には、携帯通信端末が開示されている。携帯通信端末は、周波数f1およびf2の2つの信号の待ち受け受信時に、所定周波数f1の信号とは異なる他の周波数f2の信号の受信周期を、携帯通信端末の移動速度に応じて変更する。
特開2003−309571号公報には、無線LANシステムが開示されている。当該従来技術によれば、無線端末は、アクセスポイントからのビーコンを所定周期で受信する。
特開2003−318915号公報には、情報処理装置が開示されている。その情報処理装置は、電源がACアダプタから供給されているかあるいは電池であるかにより、情報処理装置が屋内に存在するかあるいは屋外に存在するかを判断する。
特開2005−260987号公報には、通信システムが開示されている。当該従来技術によれば、基地局の通信制御部が、端末局より受信した設定要求に基づいて、ビーコン信号の送信周期を設定する。
特開2001−95063号公報には、電池により駆動されるワイヤレス受信器が開示されている。そのワイヤレス受信器は、ワイヤレス送信器から不定期に送信される送信信号の存在を所定の間欠周期で判定する。そのワイヤレス受信器は、その間欠周期を使用状況に応じて変更する。
特開2002−190769号公報には、移動体通信機が開示されている。その移動体通信機は、受信レベルを検出し、検出された受信レベルの変動履歴に基づいて、移動体通信機が移動しているか否かを判定する。
また、文献「3GPP TS25.304 V5.3.0(2003−06)」には、携帯通信端末が移動中に現在サービスを受けているセルからどのセルへ移動するかの処理をHCS(Hierarchical Cell Structure)用の情報を用いて行なう技術が開示されている。
従来の通信システムでは、携帯通信端末の状態(位置および速度)と無線LAN接続が可能であるか否かの確率には上述の因果関係があるにも関わらず、常時ビーコン信号の到来を監視していた。そのため、携帯通信端末の消費電力が増大するという課題があった。
そこで本発明の目的は、従来よりも効率的に無線LAN用のアクセスポイントからのビーコン信号の到来を監視することが可能な携帯通信端末およびそれを用いた通信システムならびに通信方法および制御プログラムを提供することにある。
本発明に係る携帯通信端末は、第1基地局、第2基地局、及び無線LANアクセスポイントとそれぞれ通信が可能な携帯通信端末である。第2基地局は、第1基地局のサービスエリア内に存在し、第1基地局のサービスエリアよりも狭いサービスエリアを有する。無線LANアクセスポイントは、第2基地局のサービスエリア内に存在する。本発明に係る携帯通信端末は、判断部と変更部とを含む。判断部は、第1または第2基地局から送信される特定信号を受信し、その受信結果に応じて自端末が無線LANアクセスポイントと接続が可能である確率が高いか否かを判断する。変更部は、判断部による判断結果に基づいて、無線LANアクセスポイントから送信されるビーコン信号の到来を監視する周期を変更する。
本発明に係る通信システムは、第1基地局、第2基地局、無線LANアクセスポイント、及び携帯通信端末を含む。第2基地局は、第1基地局のサービスエリア内に存在し、第1基地局のサービスエリアよりも狭いサービスエリアを有する。無線LANアクセスポイントは、第2基地局のサービスエリア内に存在する。携帯通信端末は、それら第1および第2基地局ならびに無線LANアクセスポイントと通信が可能である。また、携帯通信端末は、判断部と変更部とを含む。判断部は、第1または第2基地局から送信される特定信号を受信し、その受信結果に応じて自端末が無線LANアクセスポイントと接続が可能である確率が高いか否かを判断する。変更部は、判断部による判断結果に基づいて、無線LANアクセスポイントから送信されるビーコン信号の到来を監視する周期を変更する。
本発明に係る通信方法は、第1基地局、第2基地局、無線LANアクセスポイント、及び携帯通信端末を含む通信システムにおける通信方法である。第2基地局は、第1基地局のサービスエリア内に存在し、第1基地局のサービスエリアよりも狭いサービスエリアを有する。無線LANアクセスポイントは、第2基地局のサービスエリア内に存在する。携帯通信端末は、それら第1および第2基地局ならびに無線LANアクセスポイントと通信が可能である。本発明に係る通信方法は、(A)携帯通信端末が、第1または第2基地局から送信される特定信号を受信し、その受信結果に応じて自端末が前記無線LANアクセスポイントと接続が可能である確率が高いか否かを判断する判断ステップと、(B)携帯通信端末が、上記判断ステップの判断結果に基づいて、無線LANアクセスポイントから送信されるビーコン信号の到来を監視する周期を変更する変更ステップと、を含む。
本発明に係る制御プログラムは、第1基地局、第2基地局、無線LANアクセスポイント、及び携帯通信端末を含む通信システムにおける通信方法の制御プログラムである。第2基地局は、第1基地局のサービスエリア内に存在し、第1基地局のサービスエリアよりも狭いサービスエリアを有する。無線LANアクセスポイントは、第2基地局のサービスエリア内に存在する。携帯通信端末は、それら第1および第2基地局ならびに無線LANアクセスポイントと通信が可能である。本発明に係る制御プログラムは、携帯通信端末に格納される。その制御プログラムは、(A)第1または第2基地局から送信される特定信号を受信し、その受信結果に応じて自端末が前記無線LANアクセスポイントと接続が可能である確率が高いか否かを判断する判断ステップと、(B)携帯通信端末が、上記判断ステップの判断結果に基づいて、無線LANアクセスポイントから送信されるビーコン信号の到来を監視する周期を変更する変更ステップと、をコンピュータに実行させる。
次に、本発明の作用を述べる。本発明は、上記(1)および(2)のような無線LANアクセスポイントの特徴を考慮し、無線LAN接続が可能である確率が高いか、低いかを判断し、これに合わせて無線LANアクセスポイントからのいわゆるビーコン信号の到来を監視する周期を変更することを特徴とする。
すなわち、無線LAN接続が可能である確率が高いと判断した場合にはビーコン信号の到来を監視する周期を短くし、逆に無線LAN接続が可能である確率が低いと判断した場合にはビーコン信号の到来を監視する周期を長くする(または監視を停止する)。
これにより、無線LANアクセスポイントからのビーコン信号の監視にかかる電力の削減と、無線LAN接続が可能なエリアでは速やかに無線LANアクセスポイントを検出し、無線LANによるデータ通信を実行できるという使い勝手を両立させることが可能となる。
本発明によれば、上記構成を含むことにより従来よりも効率的に無線LAN用のアクセ
スポイントからのビーコン信号の到来を監視することが可能となる。
本発明に係る通信システムの構成の一例を示す概念図である。 本発明に係る携帯通信端末の構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係る通信方法の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る携帯通信端末およびそれを用いた通信システムならびに通信方法および制御プログラムの実施例について添付図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る通信システムの構成の一例を示している。図1において、通信システムは、WCDMA基地局1と、そのWCDMA基地局1のサービスエリア(屋外)11と、そのサービスエリア11内に存在する携帯通信端末(静止)10aおよび携帯通信端末(高速移動)10bと、サービスエリア(屋外)11内に設けられた建物2と、建物2内に設けられたWCDMA基地局3と、WCDMA基地局3のサービスエリア(屋内)20と、そのサービスエリア(屋内)20内に設けられた無線LANアクセスポイント4と、その無線LANアクセスポイント4のサービスエリア(屋内)30と、サービスエリア(屋内)20内に存在する携帯通信端末(高速移動)10cと、サービスエリア(屋内)30内に存在する携帯通信端末(静止)10dと、を含んでいる。
図1では、本発明の1つの実施の形態として、屋外に設けられたWCDMA基地局1と、屋内に設けられたWCDMA基地局3と、屋内に設けられた無線LANアクセスポイント4と、それぞれのサービスエリアに存在する携帯通信端末10a〜10dとが示されている。
携帯通信端末10aは、WCDMA基地局1のサービスエリア(屋外)11内に存在し、静止している。
携帯通信端末10bは、WCDMA基地局1のサービスエリア(屋外)11内に存在し、高速移動している。
携帯通信端末10cは、WCDMA基地局3のサービスエリア(屋内)20内に存在し、高速移動している。
携帯通信端末10dは、無線LANアクセスポイント4のサービスエリア(屋内)30内に存在し、静止している。
したがって、上記(1)および(2)に示された無線LANアクセスポイントの特徴に従うと、携帯通信端末10dのみが無線LAN接続が可能である確率が高いということになる。
次に、携帯通信端末10の構成の一例について説明する。図2は、本発明に係る携帯通信端末10の構成の一例を示すブロック図である。図2において、携帯通信端末10(10a〜10d)は、無線部41及び42、アンテナ43及び44、制御部45、及び本体記憶部46を備えている。携帯通信端末10は更に、GPS測位部60を備えていてもよい。
無線部41、42、本体記憶部46、及びGPS測位部60は、制御部45と接続されている。アンテナ43は無線部41と、アンテナ44は無線部42とそれぞれ接続されている。
無線部41はWCDMAシステムに対応する。一方、無線部42は無線LANシステムに対応する。
本体記憶部46には、制御部45による制御に必要なプログラムおよびデータが格納されている。
制御部45は、無線部41、42および本体記憶部46を制御する。また、制御部45は、判断部51及び変更部52を有している。
次に、携帯通信端末10(10a〜10d)が屋内に存在するのかあるいは屋外に存在するのかを判断する方法について説明する。その方法は、例えば、3GPP TS25.304 V5.3.0(2003−06)に記載の方法である。その判断は、制御部45の判断部51により行われる。
携帯通信端末10は、現在サービスを受けている基地局の報知情報(SystemInformationBlockType3)に含まれるパラメータ「HCS_PRIO」を受信する。そのパラメータ「HCS_PRIO」がある閾値以上(例えば、図1のWCDMA基地局3の場合)であれば、携帯通信端末10は、ビル(例えば、建物2)内等のカバーエリアの比較的狭い基地局からサービスを受けている。従って、制御部45の判断部51は、携帯通信端末10が「屋内」に存在すると判断する。
一方、パラメータ「HCS_PRIO」がある閾値未満(例えば、図1のWCDMA基地局1の場合)であれば、携帯通信端末10は、カバーエリアの比較的広い基地局からサービスを受けている。従って、制御部45の判断部51は、携帯通信端末10が「屋外」に存在すると判断する。
また、携帯通信端末10(10a〜10d)が「静止または低速移動」中かあるいは「高速移動」中かの判断方法も、同様に文献3GPP TS25.304 V5.3.0(2003−06)に記載のHCSの機能を用いることができる。すなわち、「high−mobirity状態」(T_CRmax時間内にN_CR回CellReselectionが発生した状態)が、「高速移動」と判断される。そうでない場合(T_CRmax+T_CRmaxHyst時間内にN_CR回CellReselectionが発生しなかった状態)が、「静止または低速移動」中と判断される。
HCSについては、前述の文献3GPP TS25.304 V5.3.0(2003−06)に記載されている。前述の「high−mobirity状態」では、携帯通信端末は、「HCS_PRIO」が小さい基地局(通常、カバーエリアの広い基地局に割り当てられる)を優先的に選択する。一方、「high−mobirity状態」ではないとき、携帯通信端末は、「HCS_PRIO」が大きい基地局(通常、カバーエリアの狭い基地局に割り当てられる)を優先的に選択する。
すなわち、高速移動中はカバーエリアの広い基地局を選択することでCellReselectionの頻度を抑えることができる。高速移動していないときは、ビル内等のカバーエリアの狭い基地局を選択することが可能となる。
なお、HCSに使用されるパラメータである、「HCS_PRIO」、「T_CRmax」、「T_CRmaxHyst」および「N_CR」は、基地局の報知情報(SystemInformationBlockType3)により携帯通信端末10に通知される。
また、「CellReselection」とは、携帯通信端末が現在サービスを受けているセルから別のセルに移動する処理のことである。
制御部45の判断部51は、無線部41を用いたWCDMA通信により、現在の自端末10の状態(位置および速度)を判断する。制御部45の変更部52は、その判断結果を基に、無線部42を用いた無線LANによるビーコン信号の到来を監視する周期を変更する。
本発明の第1の実施の形態によれば、携帯通信端末10は、サービスを受けているWCDMAシステムから得られる情報により、無線LAN接続が可能である確率が高いかあるいは低いかを判断する。更に、携帯通信端末10は、その判断結果に基づいて、無線LANアクセスポイントからのいわゆるビーコン信号の到来を監視する周期を決定する。その結果、無線LAN接続が可能である確率が高いエリアでは、速やかに無線LANアクセスポイントを検出して無線LANによるデータ通信を実行することができる。一方、無線LAN接続が可能である確率が低いエリアでは、無線LANアクセスポイントからのビーコン信号の監視に費やす電力の削減が可能となる。
また、本実施の形態では、WCDMAの規格(文献3GPP TS25.304参照)に準拠した方法で、携帯通信端末10が「屋内」にいるかあるいは「屋外」にいるかの判断と、「静止または低速移動」かあるいは「高速移動」かの判断とが行われる。従って、これら判断のために、新たな基地局パラメータの追加や、3GPPの仕様変更や、端末に新たな装置の追加等を必要としない。
図3は、本発明に係る通信方法の一例を示すフローチャートである。なお、携帯通信端末10の制御部45は、図示しないタイマーのT_WLAN周期で、無線部42を用いて無線LANアクセスポイントからのいわゆるビーコン信号の到来を監視しているものとする。
まず、制御部45は、現在サービスを受けているWCDMAの基地局から送信されている報知情報(SystemInformationBlockType3)を無線部41で受信し、「HCS_PRIO」、「T_CRmax」、「T_CRmaxHyst」および「N_CR」の各種パラメータを受信する(ステップS1)。
次に、制御部45の判断部51は、上記文献(3GPP TS25.304)に記載されている方法で、携帯通信端末10が「high−mobirity状態」(即ち、高速移動している)か、あるいはそうでないかを判断する(ステップS2)。
すなわち、制御部45の判断部51は、単位時間(T_CRmax)内に発生したCellReselectionの回数を監視する。その回数がN_CR回を上回った場合、判断部51は、「high−mobirity状態」(即ち、高速移動している)と判断する(ステップS2;Yes)。逆に、単位時間(T_CRmax+T_CRmaxHyst)内にN_CR回CellReselectionが発生しなかった場合、判断部51は、「high−mobirity状態」ではない(即ち、高速移動しておらず静止あるいは低速移動している)と判断する(ステップS2;No)。
判断部51により自端末10が高速移動していると判断された場合(ステップS2;Yes)、自端末10は、無線LANアクセスポイント4からのビーコン信号を検出できる可能性が低いか、あるいは検出してもすぐに無線LANアクセスポイント4の通信可能エリア外に出てしまう。その理由から、制御部45の変更部52は、上記タイマーの周期T_WLANを比較的大きい値(例えば、1分)に設定する(ステップS3)。
一方、判断部51により自端末10が高速移動していないと判断された場合(ステップS2;Noの場合)、判断部51は、受信した現在サービスを受けているWCDMA基地局の「HCS_PRIO」と、ある閾値(以下、「P_Th」と参照される)とを比較する(ステップS4)。
HCS_PRIOがP_Th未満の場合(ステップS4;HCS_PRIO<P_Th)、判断部51は、現在サービスを受けているWCDMAの基地局のサービスエリアが広い(即ち、自端末10は屋外に存在する)と判断する。その場合、自端末10は、屋内に設置されることの多い無線LANアクセスポイントからのビーコン信号を検出できる可能性は低い。その理由から、制御部45の変更部52は、上記タイマーの周期T_WLANを比較的大きい値(例えば、1分)に設定する(ステップS5)。
一方、HCS_PRIOがP_Th以上の場合(ステップS4;HCS_PRIO≧P_Th)、判断部51は、現在サービスを受けているWCDMAの基地局のサービスエリアが狭い(即ち、自端末10は屋内に存在する)と判断する。その場合、自端末10は、屋内に設置されることの多い無線LANアクセスポイントからのビーコン信号を検出できる可能性は高い。その理由から、制御部45の変更部52は、上記タイマーの周期T_WLANを比較的小さい値(例えば、10秒)に設定する(ステップS6)。
このように、本実施の形態に係る携帯通信端末の制御方法は、サービスを受けているWCDMAシステムから得られる情報に基づき無線LAN接続が可能である確率が高いかあるいは低いかを判断するステップと、その判断結果に基づき無線LANアクセスポイントからのビーコン信号の到来を監視する周期を決定するステップを含む。これにより、本実施の形態に係る処理が実現され、上述の効果が得られる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、携帯通信端末10が「屋内」に存在するか、あるいは「屋外」に存在するかの判断を、GPS機能を用いて行なう。即ち、携帯通信端末10はGPS測位部60を含んでおり、これを制御部45が制御する。GPS測位部60は、複数のGPS衛星から送信される測距信号を受信する。制御部45は、それらの信号に基づき自端末10の現在位置を計算する。
本実施の形態では、測距信号から自端末10の現在位置を計算するのではなく、GPS測位部60が現在捕捉しているGPS衛星の数が何個であるかによって、自端末10が「屋内」に存在するか、あるいは「屋外」に存在するかを判断する。
すなわち、捕捉されているGPS衛星の数が所定個数以下になった場合、制御部45の判断部51は、自端末10が「屋内」に入ったと判断する。一方、捕捉されているGPS衛星の数が所定個数を越えた場合、判断部51は、自端末10が「屋外」に出たと判断する。これを基に、制御部45の変更部52は、無線LANアクセスポイントからのビーコンの監視周期を変更する。
第2の実施の形態によれば、自端末10が「屋内」に存在するか、あるいは「屋外」に存在するかの判断は、GPS衛星を利用して行なわれる。ここで、GPS衛星から得られる端末の位置情報自体は利用されない。すなわち、GPS衛星から得られる端末の位置と事前に記憶している無線LANアクセスポイントの位置から、無線LANアクセスポイントの近くにいるかどうかを判断し、無線LANアクセスポイントの近くにいる場合は無線LANのサーチを実施するという特開2005−080071号公報開示の技術とは、本実施の形態は異なっている。本実施の形態によれば、無線LANアクセスポイントの位置を事前に知る必要がないという効果を奏する。
また、GPS衛星からの信号が全く受信できない場合は、「屋内」に入ったと判断される。そのため、前述の特開2005−080071号公報開示の発明とは異なり、GPS衛星からの信号が届かない屋内においても本発明を適用することが可能である。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態では、携帯通信端末10が「屋内」に存在するか、あるいは「屋外」に存在するかの判断は、無線LANアクセスポイント4の通信可能エリア付近に設置されているWCDMA基地局(図1のWCDMA基地局3)が使用するScramblingCodeに基づき行なわれる。
すなわち、WCDMA基地局3が使用するScramblingCodeは特定のものに設定され、このScramblingCodeを使用した基地局(WCDMA基地局3)が検出された場合に、制御部45は、自端末10が「屋内」に存在すると判断する。
逆に、このScramblingCodeを使用した基地局(WCDMA基地局3)が検出されていない間は、制御部45は、自端末10が「屋外」に存在すると判断する。
なお、特定のScramblingCodeとは、例えば基地局の使用する(Primary)ScramblingCodeの「CodeGroupeが60〜64まで」とか「PromaryCodeNuberが7〜8まで」等で区別することができる。なお、この方法は基地局3と携帯通信端末10の両方に対応させる必要がある。すなわち、両方で使用するScramblingCodeの認識を予め合わせておく必要がある。
第3の実施の形態によれば、「屋内」であるかあるいは「屋外」であるかを判断するためにWCDMA基地局のScramblingCodeを用いることが可能となる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態では、携帯通信端末10が「屋内」に存在するか、あるいは「屋外」に存在するかの判断は、無線LANアクセスポイント4の通信可能エリア付近に設置されているWCDMA基地局(図1のWCDMA基地局3)が使用する特定周波数の信号に基づいて行われる。この周波数を使用した基地局が検出された場合に、制御部45は、自端末10が「屋内」に存在すると判断する。
すなわち、WCDMA基地局3が使用する周波数が特定のものに設定され、この周波数を使用した基地局(WCDMA基地局3)が検出された場合に、制御部45は、自端末10が「屋内」に存在すると判断する。
逆に、この周波数を使用した基地局(WCDMA基地局3)が検出されていない間は、制御部45は、自端末10が「屋外」に存在すると判断する。
なお、特定周波数とは、例えば基地局の使用する周波数が「WCDMA1.7GHz帯」とか、「UARFCN(周波数を表す番号であり、0.2倍することで周波数に換算できる)が10551〜10600まで」等により区別することができる。なお、この方法は基地局3と携帯通信端末10の両方に対応させる必要がある。すなわち、両方で使用する周波数の認識を予め合わせておく必要がある。
第4の実施の形態によれば、「屋内」であるかあるいは「屋外」であるかを判断するためにWCDMA基地局が使用する特定周波数を用いることが可能となる。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態では、携帯通信端末10が「静止または低速移動」か、あるいは「高速移動」かの判断のために、HCSのパラメータ(「T_CRmax」、「T_CRmaxHyst」および「N_CR」)とは別のパラメータαおよびβが用いられる。
すなわち、HCSのパラメータ(「T_CRmax」、「T_CRmaxHyst」および「N_CR」)とは別のパラメータαおよびβが、事前に携帯通信端末10内に設定される。そして、単位時間α当たりに発生したCellReselectionの回数が一定数β以上であれば、制御部45は、自端末10が「高速移動」と判断する。逆に、その回数が一定数β未満であれば、制御部45は、自端末10が「静止または低速移動」と判断する。
第5の実施の形態によれば、「静止または低速移動」か、あるいは「高速移動」かの判断に、HCSのパラメータ(「T_CRmax」、「T_CRmaxHyst」および「N_CR」)とは別のパラメータαおよびβを用いることが可能となる。
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態においても、第5の実施の形態と同様に、携帯通信端末10が「静止または低速移動」か、あるいは「高速移動」かの判断のために、HCSのパラメータ(「T_CRmax」、「T_CRmaxHyst」および「N_CR」)とは別のパラメータαおよびβが用いられる。
すなわち、データ通信中等では、単位時間α当たりに発生したHandover(通信中の基地局を変更(移動)する処理)の回数が一定数β以上であれば、制御部45は、自端末10が「高速移動」と判断する。逆に、その回数が一定数β未満であれば、制御部45は、自端末10が「静止または低速移動」と判断する。
第5の実施の形態では、CellReselectionの回数を判断の基準としていたのに対し、第6の実施の形態では、Handoverの回数を判断の基準とすることが可能となる。
(第7の実施の形態)
次に、第7の実施の形態について説明する。上述のHCSは比較的新しい機能であるため、実運用から考えるとまだHCSが適用されていない基地局が多い。すなわち、まだHCS関連のパラメータが基地局の報知情報に入っていない場合が多い。そのため、HCSが適用されている基地局からサービスを受けている場合は、第1の実施の形態に記載したHCSを用いた方法で、「屋内」にいるかまたは「屋外」にいるか、および「静止または低速移動」であるかまたは「高速移動」であるかの判断が行われる。一方、HCSが適用されていない基地局からサービスを受けている場合は、第2〜第6の実施の形態で説明されたHCSを用いない方法で、「屋内」にいるかまたは「屋外」にいるか、および「静止または低速移動」であるかまたは「高速移動」であるかの判断が行われる。
第7の実施の形態によれば、HCSが適用されている基地局およびHCSが適用されていない基地局の両者に本発明を適用することが可能となる。
(第8の実施の形態)
既出の実施の形態において、無線LAN接続が可能である確率が低いエリアでは、タイマーの周期T_WLANを比較的大きい値(例えば、1分)に設定された(図3のステップS3およびS5参照)。この周期T_WLANは、無限大に設定されてもよい。その場合、タイマーが満了しないため、無線LAN接続が可能である確率が低いエリアでは、無線LANアクセスポイントからのビーコン信号の監視を「しない」という動作になる。
また、既出の実施の形態において、タイマーの周期T_WLANは大きい値と小さい値の2種類に設定された(図3のステップS3、S5およびS6参照)。この周期T_WLANは、2種類に限られない。
例えば、図3のステップS4において、HCS_PRIOと比較するP_Thとして、P_Th1およびP_Th2の2種類が用意される(例えば、P_Th1<P_Th2と)。そして、ステップS5およびS6の代わりに、下記のようにタイマーの周期T_WLANが決定される。
HCS_PRIO<P_Th1の場合、タイマーの周期T_WLANは、大きい値(例えば、1分)に設定される(ステップS7)。
P_Th1≦HCS_PRIO<P_Th2の場合、タイマーの周期T_WLANは、中間の値(例えば、30秒)に設定される(ステップS8)。
P_Th2≦HCS_PRIOの場合、タイマーの周期T_WLANは、小さい値(例えば、10秒)に設定される(ステップS9)。
なお、上記の場合、2種類のP_Thが用いられたが、もちろん3種類以上が用いられてもよい。
第8の実施の形態によれば、携帯通信端末のさらなる消費電力の低減が可能となる。あるいは、より細かくタイマーの周期を調節することが可能となる。
(第9の実施の形態)
既出の実施の形態では、無線LANとWCDMAシステムとを組み合わせたシステムについて説明された。本発明は、別の無線システムとの組み合わせにも適用可能である。
例えば、無線LANとGSM(Global System for Mobile communication)システムに対応する携帯通信端末に対して、本発明を適用することが可能である。ただし、WCDMAシステム以外にはHCSを用いた方法は使用できないため、本実施の形態では第2〜第7の実施の形態で記載されたHCSを用いない方法で、タイマーの周期T_WLANの変更が行われる。
第9の実施の形態によれば、無線LANとGSMシステムとの組み合わせに本発明を適用することが可能となる。
(第10の実施の形態)
既出の実施の形態では無線LANとWCDMAシステム、あるいは無線LANとGSMシステムの2つのシステムの組み合わせについて述べたが、3つ以上のシステムの組み合わせに対応させることも可能である。
例えば、無線LANとWCDMAシステムおよびGSMシステムに対応する携帯通信端末であってもよい。ある瞬間、サービスを受けている無線システムはWCDMAまたはGSMのどちらかである。そのときにサービスを受けている無線システムを用いて、既出の実施の形態のいずれかの方法により、タイマーの周期T_WLANを変更することが可能である。
第10の実施の形態によれば、3つ以上のシステムの組み合わせに対して本発明を適用することが可能となる。
(第11の実施の形態)
第11の実施の形態は、通信方法の制御プログラムに関するものである。携帯通信端末10の本体記憶部46には、制御部45の制御に必要なプログラムおよびデータが格納されている。すなわち、本体記憶部46には、既出の実施の形態に係る処理をコンピュータ(制御部45に相当する)に実行させるための制御プログラムが格納されている。
制御部45は、本体記憶部46からその制御プログラムを読み出し、そのプログラムに従って無線部41および42を制御する。その制御の内容については既に述べたのでここでの説明は省略する。
本発明の第11の実施の形態によれば、既出の実施の形態に示す効果が得られる制御プログラムが得られる。

Claims (32)

  1. 屋外に設置された第1基地局と、前記第1基地局のサービスエリア内に存在し前記第1基地局のサービスエリアよりも狭いサービスエリアを有し屋内に設置された第2基地局と、前記第2基地局のサービスエリア内に存在し屋内に設置された無線LANアクセスポイントとそれぞれ通信が可能な携帯通信端末であって、
    前記第1または第2基地局から送信される特定信号を受信し、その受信結果に応じて自端末が屋内か屋外かを判断することによって前記無線LANアクセスポイントと接続が可能である確率が高いか否かを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に基づいて、前記無線LANアクセスポイントから送信されるビーコン信号の到来を監視する周期を変更する変更部と
    を備える
    携帯通信端末。
  2. 前記第1および第2基地局は、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)システムの基地局である
    請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 前記特定信号は報知情報内の所定パラメータである
    請求項1又は2に記載の携帯通信端末。
  4. 前記報知情報はSystemInformationBlockType3であり、
    前記所定パラメータはHCS_PRIOである
    請求項3に記載の携帯通信端末。
  5. 前記特定信号のうち前記第2基地局の送信する特定信号は、ScramblingCodeである
    請求項1又は2に記載の携帯通信端末。
  6. 前記特定信号のうち前記第2基地局の送信する特定信号は、特定周波数の信号である
    請求項1又は2に記載の携帯通信端末。
  7. 屋外に設置された第1基地局と、前記第1基地局のサービスエリア内に存在し前記第1基地局のサービスエリアよりも狭いサービスエリアを有し屋内に設置された第2基地局と、前記第2基地局のサービスエリア内に存在し屋内に設置された無線LANアクセスポイントとそれぞれ通信が可能な携帯通信端末であって、
    GPS(Grobal Positioning System)測位部と、
    前記GPS測位部により捕捉しているGPS衛星の数が所定閾値以下か否かに基づいて、自端末が前記無線LANアクセスポイントと接続が可能である確率が高いか否かを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に基づいて、前記無線LANアクセスポイントから送信されるビーコン信号の到来を監視する周期を変更する変更部と
    を備える
    携帯通信端末。
  8. 前記第1および第2基地局は、GSM(Global System for Mobile communication)システムの基地局である
    請求項1又は7に記載の携帯通信端末。
  9. 屋外に設置された第1基地局と、
    前記第1基地局のサービスエリア内に存在し前記第1基地局のサービスエリアよりも狭いサービスエリアを有し屋内に設置された第2基地局と、
    前記第2基地局のサービスエリア内に存在し屋内に設置された無線LANアクセスポイントと、
    前記第1および第2基地局ならびに前記無線LANアクセスポイントと通信が可能な携帯通信端末と
    を備え、
    前記携帯通信端末は、
    前記第1または第2基地局から送信される特定信号を受信し、その受信結果に応じて自端末が屋内か屋外かを判断することによって前記無線LANアクセスポイントと接続が可能である確率が高いか否かを判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記無線LANアクセスポイントから送信されるビーコン信号の到来を監視する周期を変更する変更部と
    を備える
    通信システム。
  10. 前記第1および第2基地局は、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)システムの基地局である
    請求項9に記載の通信システム。
  11. 前記特定信号は報知情報内の所定パラメータである
    請求項9又は10に記載の通信システム。
  12. 前記報知情報はSystemInformationBlockType3であり、
    前記所定パラメータはHCS_PRIOである
    請求項11に記載の通信システム。
  13. 前記特定信号のうち前記第2基地局の送信する特定信号は、ScramblingCodeである
    請求項9又は10に記載の通信システム。
  14. 前記特定信号のうち前記第2基地局の送信する特定信号は、特定周波数の信号である
    請求項9又は10に記載の通信システム。
  15. 屋外に設置された第1基地局と、
    前記第1基地局のサービスエリア内に存在し前記第1基地局のサービスエリアよりも狭いサービスエリアを有し屋内に設置された第2基地局と、
    前記第2基地局のサービスエリア内に存在し屋内に設置された無線LANアクセスポイントと、
    前記第1および第2基地局ならびに前記無線LANアクセスポイントと通信が可能な携帯通信端末と
    を備え、
    前記携帯通信端末は、
    GPS(Grobal Positioning System)測位部と、
    前記GPS測位部により捕捉しているGPS衛星の数が所定閾値以下か否かに基づいて、自端末が前記無線LANアクセスポイントと接続が可能である確率が高いか否かを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に基づいて、前記無線LANアクセスポイントから送信されるビーコン信号の到来を監視する周期を変更する変更部と
    を備える
    通信システム。
  16. 前記第1および第2基地局は、GSM(Global System for Mobile communication)システムの基地局である
    請求項9又は15に記載の通信システム。
  17. 屋外に設置された第1基地局と、前記第1基地局のサービスエリア内に存在し前記第1基地局のサービスエリアよりも狭いサービスエリアを有し屋内に設置された第2基地局と、前記第2基地局のサービスエリア内に存在し屋内に設置された無線LANアクセスポイントと、前記第1および第2基地局ならびに前記無線LANアクセスポイントと通信が可能な携帯通信端末とを含む通信システムにおける通信方法であって、
    (A)前記携帯通信端末が、前記第1または第2基地局から送信される特定信号を受信し、その受信結果に応じて自端末が屋内か屋外かを判断することによって前記無線LANアクセスポイントと接続が可能である確率が高いか否かを判断するステップと、
    (B)前記携帯通信端末が、前記(A)ステップでの判断結果に基づいて、前記無線LANアクセスポイントから送信されるビーコン信号の到来を監視する周期を変更するステップと
    を含む
    通信方法。
  18. 前記第1および第2基地局は、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)システムの基地局である
    請求項17に記載の通信方法。
  19. 前記特定信号は報知情報内の所定パラメータである
    請求項17又は18に記載の通信方法。
  20. 前記報知情報はSystemInformationBlockType3であり、
    前記所定パラメータはHCS_PRIOである
    請求項19に記載の通信方法。
  21. 前記特定信号のうち前記第2基地局の送信する特定信号は、ScramblingCodeである
    請求項17又は18に記載の通信方法。
  22. 前記特定信号のうち前記第2基地局の送信する特定信号は、特定周波数の信号である
    請求項17又は18に記載の通信方法。
  23. 通信システムにおける通信方法であって、
    前記通信システムは、
    屋外に設置された第1基地局と、
    前記第1基地局のサービスエリア内に存在し前記第1基地局のサービスエリアよりも狭いサービスエリアを有し屋内に設置された第2基地局と、
    前記第2基地局のサービスエリア内に存在し屋内に設置された無線LANアクセスポイントと、
    前記第1および第2基地局ならびに前記無線LANアクセスポイントと通信が可能であり、且つ、GPS(Grobal Positioning System)測位部を有する携帯通信端末と
    を含み、
    前記通信方法は、
    (A)前記携帯通信端末が、前記GPS測位部により捕捉しているGPS衛星の数が所定閾値以下か否かに基づいて、自端末が前記無線LANアクセスポイントと接続が可能である確率が高いか否かを判断するステップと、
    (B)前記携帯通信端末が、前記(A)ステップでの判断結果に基づいて、前記無線LANアクセスポイントから送信されるビーコン信号の到来を監視する周期を変更するステップと
    を含む
    通信方法。
  24. 前記第1および第2基地局は、GSM(Global System for Mobile communication)システムの基地局である
    請求項17又は23に記載の通信方法。
  25. 屋外に設置された第1基地局と、前記第1基地局のサービスエリア内に存在し前記第1基地局のサービスエリアよりも狭いサービスエリアを有し屋内に設置された第2基地局と、前記第2基地局のサービスエリア内に存在し屋内に設置された無線LANアクセスポイントと、前記第1および第2基地局ならびに前記無線LANアクセスポイントと通信が可能な携帯通信端末とを含む通信システムにおける通信方法の制御プログラムであって、
    前記携帯通信端末に格納され、
    (A)前記第1または第2基地局から送信される特定信号を受信し、その受信結果に応じて自端末が屋内か屋外かを判断することによって前記無線LANアクセスポイントと接続が可能である確率が高いか否かを判断するステップと、
    (B)前記(A)ステップでの判断結果に基づいて、前記無線LANアクセスポイントから送信されるビーコン信号の到来を監視する周期を変更するステップと
    をコンピュータに実行させるための
    制御プログラム。
  26. 前記第1および第2基地局は、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)システムの基地局である
    請求項25に記載の制御プログラム。
  27. 前記特定信号は報知情報内の所定パラメータである
    請求項25又は26に記載の制御プログラム。
  28. 前記報知情報はSystemInformationBlockType3であり、
    前記所定パラメータはHCS_PRIOである
    請求項27に記載の制御プログラム。
  29. 前記特定信号のうち前記第2基地局の送信する特定信号は、ScramblingCodeである
    請求項25又は26に記載の制御プログラム。
  30. 前記特定信号のうち前記第2基地局の送信する特定信号は、特定周波数の信号である
    請求項25又は26に記載の制御プログラム。
  31. 通信システムにおける通信方法の制御プログラムであって、
    前記通信システムは、
    屋外に設置された第1基地局と、
    前記第1基地局のサービスエリア内に存在し前記第1基地局のサービスエリアよりも狭いサービスエリアを有し屋内に設置された第2基地局と、
    前記第2基地局のサービスエリア内に存在し屋内に設置された無線LANアクセスポイントと、
    前記第1および第2基地局ならびに前記無線LANアクセスポイントと通信が可能であり、且つ、GPS(Grobal Positioning System)測位部を有する携帯通信端末と
    を含み、
    前記制御プログラムは、前記携帯通信端末に格納され、
    (A)前記GPS測位部により捕捉しているGPS衛星の数が所定閾値以下か否かに基づいて、自端末が前記無線LANアクセスポイントと接続が可能である確率が高いか否かを判断するステップと、
    (B)前記(A)ステップでの判断結果に基づいて、前記無線LANアクセスポイントから送信されるビーコン信号の到来を監視する周期を変更するステップと
    をコンピュータに実行させる
    制御プログラム。
  32. 前記第1および第2基地局は、GSM(Global System for Mobile communication)システムの基地局である
    請求項25又は31に記載の制御プログラム。
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