JPH10107416A - 昇降機構 - Google Patents

昇降機構

Info

Publication number
JPH10107416A
JPH10107416A JP27711496A JP27711496A JPH10107416A JP H10107416 A JPH10107416 A JP H10107416A JP 27711496 A JP27711496 A JP 27711496A JP 27711496 A JP27711496 A JP 27711496A JP H10107416 A JPH10107416 A JP H10107416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevating
worm
ball screw
base
lifting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27711496A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Ishiyama
哲 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP27711496A priority Critical patent/JPH10107416A/ja
Publication of JPH10107416A publication Critical patent/JPH10107416A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/12Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
    • H05K3/1216Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing

Abstract

(57)【要約】 【課題】クリーム半田の印刷装置に適用される昇降機構
であって、印刷版からの低速離れ機構と、回路基板の高
さの微調整機構とを備える昇降機構を提供することを目
的とする。 【解決手段】支持板15を昇降動作させる昇降用アクュ
エータ13を備える昇降ベース12を昇降させるボール
ねじ20に版離れのための回転駆動手段28と、上記ボ
ールねじ20と螺合するボールナット21を回転調整す
るハンドル41とを備える原点調整機構とを組込むよう
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は昇降機構に係り、と
くにワークを昇降させるための昇降用アクチュエータを
有する昇降機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電子回路を製造する場合には、回
路基板上の所定の位置に印刷の手法によってクリーム半
田を塗布し、さらに回路基板上に面実装型の電子部品を
マウントし、このような状態で回路基板を静かにリフロ
ー炉内に導入して上記クリーム半田を溶融して電子部品
の電極を回路基板の接続用ランドに半田付けするように
している。従って電子回路を製造する場合には、前もっ
て回路基板上にクリーム半田を塗布しなければならな
い。
【0003】クリーム半田を塗布する際には、コンベア
によってほぼ水平に搬送方向に向って回路基板が搬送さ
れる。そして所定の印刷位置において、昇降機構によっ
て搬送位置よりも上昇され、所定の位置まで上昇した状
態において回路基板を印刷用スクリーンと接合し、クリ
ーム半田印刷機構のスキージがスクリーン上を移動し、
これによってクリーム半田の印刷が行なわれるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなクリーム半
田の印刷を行なう際に、昇降用アクチュエータによって
搬送位置から印刷位置へ回路基板が静かに上昇される。
そして印刷を終った後再び上記昇降用アクチュエータに
よって回路基板が搬送される高さまで下降する。
【0005】このようなクリーム半田の印刷のための昇
降機構は、回路基板の厚さによってその昇降位置を微調
整する必要がある。すなわち回路基板の厚さにかかわら
ず、上昇位置であって回路基板の上面の高さが常に一定
の高さに設定されるようにしておく必要がある。
【0006】また印刷を終った後に回路基板を印刷版
(スクリーン)から離間させる際に、静かに離間させ、
その後で高速で下降させなければならない。何故ならば
印刷後急に回路基板を印刷版から離間させると、塗布さ
れたクリーム半田がだれたり滲んだりするからである。
【0007】このように回路基板の高さの微調整と印刷
版から離れる際の低速動作とは、クリーム半田印刷装置
によって印刷する場合に、とくに高密度であってファイ
ンピッチの印刷を行なう場合には必要不可欠の機構にな
る。従来は印刷版から基板を離間させる際の低速動作を
行なうために大掛りなカム機構またはギヤ機構を設ける
ようにしていた。
【0008】さらには回路基板の厚さに対応した基板の
高さの微調整機構も複雑になっていた。簡単な構造だ
と、ややもするとスペーサのみの設定にとどまるととも
に、十分な微調整が行なえず、クリーム半田の印刷上の
品質の確保がなされないという問題があった。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、ワークの下降の開始の際における精密
動作と、ワークの高さ方向の原点位置の微調整とがそれ
ぞれ独立して行ない得られるとともに、このような機能
がコンパクトにまとめられるようにした調整機構を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定フレーム
に設けられている縦方向の案内手段と、該案内手段によ
って昇降自在に支持されている昇降ベースと、前記昇降
ベース上に支持されており、ワークを昇降させる昇降用
アクチュエータと、前記昇降ベースを前記フレームに対
して微少量昇降させる微少量昇降手段と、前記昇降ベー
スの高さ方向の原点位置を調整する原点位置調整手段
と、をそれぞれ具備する昇降機構に関するものである。
【0011】前記固定フレーム上に直立して支持されて
いるボールねじと、前記昇降ベースに取付けられてお
り、かつ前記ボールねじと螺合するボールナットと、前
記ボールねじを所定の角度回転させる回転駆動手段とに
よって前記微少量昇降手段が構成されていてよい。
【0012】所定のストロークを有する流体式アクチュ
エータと、前記流体式アクチュエータの出力端に取付け
られているラックと、前記ラックによって回転駆動され
るピニオンとから前記回転駆動手段が構成され、前記ピ
ニオンに連動して前記ボールねじが回転駆動されるよう
にしてよい。
【0013】前記ボールナットが前記昇降ベースに回転
可能に取付けられるとともに、前記ボールナットを回転
操作する回転操作手段によって前記原点位置調整手段が
構成されるようにしてよい。
【0014】前記ボールナットにウオーム歯車が固着さ
れるとともに、前記ウオーム歯車に歯合するウオームの
軸にハンドルが取付けられ、該ハンドルによって前記ウ
オームを介して前記ウオーム歯車を回転することにより
原点調整が行なわれるとともに、調整位置においてロッ
ク手段によって前記ウオームがロックされるようにして
よい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る昇降機構の全体の構成を示すものであって、この昇降
機構はフレーム10を備えている。そしてフレーム10
上には縦方向案内ロッド11が直立して取付けられてい
る。このような縦方向案内ロッド11によって昇降ベー
ス12が昇降自在に支持されている。そして昇降ベース
12上には直立するように昇降用アクチュエータ13が
取付けられている。なおこのアクチュエータ13はエア
シリンダから構成されている。
【0016】上記エアシリンダ13の出力ロッド14の
上端には取付け手段を介して支持板15が取付けられる
ようになっている。支持板15は搬送された回路基板を
印刷位置まで上昇させるための昇降手段を構成してい
る。なお支持板15は架台16の上側において昇降動作
するようになっている。
【0017】上記昇降ベース12を貫通するようにボー
ルねじ20が直立して配されている。ボールねじ20は
ボールナット21に螺合するようになっている。そして
ボールナット21に設けられているフランジ22がスリ
ーブ23の上端に支持されている。スリーブ23は上下
のベアリング24、25によって昇降ベース12に回転
可能に支持されている。
【0018】次にボールねじ20を駆動するための機構
について説明すると、ボールねじ20の下端側の部分は
カップリング27を介して回転駆動手段28と連結され
るようになっている。回転駆動手段28は図3に示すよ
うにエアシリンダ29を備え、このエアシリンダ29の
ピストンロッド30にラック31が固着されている。そ
してラック31がピニオン32と噛合うようになってい
る。ピニオン32はこの回転駆動手段28の出力軸33
に固着されている。そしてこの出力軸33が上述の如
く、カップリング27を介してボールねじ20と連結さ
れている。
【0019】次に支持板15の昇降動作の原点調整機構
について説明する。上記ボールナット21のフランジ2
2の上端にはウオーム歯車37が固着されている。この
ウオーム歯車37は昇降ベース12上の軸受38によっ
て回転可能に支持されているウオーム39と噛合うよう
になっている。そしてウオーム39は図2に示す操作軸
40に固着されている。操作軸40の端部にはハンドル
41が取付けられており、このハンドル41を回転操作
することによって支持板15の原点位置の調整を行なう
ようにしている。またウオーム39の操作軸40をロッ
クするようにハンドル41とは反対側にロックレバー4
2が取付けられている。
【0020】次にこのような昇降機構の動作について説
明する。まず原点調整の動作について説明する。原点調
整の動作は、支持板15の原点位置、すなわち図1に示
すOの位置を調整するものである。回路基板はその種類
によって、あるいはまた材質によって、それぞれ各種の
厚さを有している。従ってスクリーンから成る印刷の版
に回路基板が正しく接触するようにするには、この回路
基板が搭載される支持板15の高さ方向の原点位置Oが
正しく調整されなければならない。
【0021】このような原点位置の調整は図2に示すロ
ックレバー42を緩めて行なう。ロックレバー42を緩
めると、ウオーム39が取付けられている操作軸40の
回転が自由になる。従ってこのような状態においてハン
ドル41によって操作軸40を介してウオーム39を回
転させる。するとウオーム39の回転がウオーム歯車3
7に伝達される。
【0022】上述の如くウオーム歯車37が固着されて
いるボールナット21はスリーブ23によって支持され
るとともに、このスリーブ23がボールベアリング2
4、25によって昇降ベース12に対して回転可能にな
っている。しかもこのときに回転駆動手段28は停止し
ているために、ボールねじ20は回転せず、静止した状
態にある。
【0023】従ってハンドル41の操作によってウオー
ム39を介してウオーム歯車37を回転させると、これ
に伴ってボールナット21が回転する。従ってこのボー
ルナット21と螺合するボールねじ20によって高さ方
向の位置が決定される昇降ベース12が上方または下方
に移動される。これによって昇降ベース12の高さ調整
が行なわれる。従ってこのような昇降ベース12に昇降
用アクチュエータ13を介して支持されている支持板1
5の原点位置が調整される。
【0024】ハンドル41の回転は、ウオーム39とウ
オーム歯車37との減速比によって大きく減速されると
ともに、ボールねじ20のリードによってさらに減速さ
れる。従って極めて高い精度で昇降ベース12の昇降位
置、すなわち支持板15の原点位置Oの微調整が行なわ
れる。このようにしてクリーム半田か印刷される回路基
板の厚さに応じた支持板15の原点位置Oの調整が高精
度に行なわれる。
【0025】支持板15の原点位置の調整を行なったな
らば、ロックレバー42を回転操作し、これによってウ
オーム39が固着されている操作軸40をロックする。
するとウオーム39を介してウオーム歯車37がロック
されることになる。このことはこのウオーム歯車37が
固着されているボールナット21が回転方向にロックさ
れることを意味する。すなわちロックレバー42をロッ
クすることによって、ボールナット21は高さ調整され
た状態で回転方向にロックされる。
【0026】次に通常の印刷動作について説明する。印
刷動作の際には前もって回転駆動手段28を往動させ
る。すなわち図3に示すエアシリンダ29のロッド30
を押出し、ラック31を介してピニオン32を駆動す
る。するとピニオン32の回転が出力軸33およびカッ
プリング27を介してボールねじ20に伝達されるよう
になり、これによってボールねじ20が所定の回転角度
回転される。するとこのボールねじ20と噛合うボール
ナット21が取付けられている昇降ベース12が所定の
ストロークだけ上昇する。このストロークは支持板15
の上端がDから原点Oに至る高さである。
【0027】次に昇降用アクチュエータ13が往動し、
そのロッド14が押出される。これによって支持板15
はその上面がOの位置からAの位置まで上昇する。この
位置が回路基板に対するクリーム半田の印刷位置であ
る。
【0028】クリーム半田を印刷したならば、回転駆動
手段28によって支持板15を静かにAの位置からBの
位置まで低速で下降させる。すなわち図3に示すエアシ
リンダ29のピストンロッド30を引込み、ラック31
によってピニオン32を逆転させる。するとピニオン3
2の回転が出力軸33およびカップリング27を介して
ボールねじ20に伝達され、ボールねじ20が逆転され
る。従って昇降ベース12がAとBとの間の寸法に対応
するストロークだけ下降し、支持板15の上面はBの位
置に至る。しかもこの下降動作は、ボールねじ20とボ
ールナット21とによって減速されるために、ゆっくり
と行なわれる。このようなゆっくりした回路基板の下降
によって、塗布されたクリーム半田がだれたり滲んだり
することが防止される。
【0029】支持板15の上面がBの位置まで下降され
たならば、この後昇降用アクチュエータ13によって中
間位置Cまで下降させ、この後さらに最下降位置Dまで
下降させる。そしてこの後に回転駆動手段28のエアシ
リンダ29を作動させ、ボールねじ20とボールナット
21とによって昇降ベース12を微少量上昇させること
によって、支持板15の上端がDの位置から原点位置O
まで戻って元の状態になる。
【0030】このように本実施の形態に係る昇降機構は
ボールねじ20を備え、カップリング27を介して低速
離れのための回転駆動手段28の出力33に連結し、し
かもボールねじ20と螺合するボールナット21のフラ
ンジ22にはウオーム歯車37が固着されるようになっ
ている。しかもフランジ22を支持するスリーブ23は
上下のベアリング24、25によって昇降ベース12に
対して回転可能に支持されている。
【0031】ロックレバー42を外して高さ調整用のハ
ンドル41を回転させると、ウオーム39を介してウオ
ーム歯車37によってボールナット21が回転し、ボー
ルねじ20に沿って昇降ベース12が上下方向に移動さ
れるようになる。すなわち支持板15を支持している昇
降用アクチュエータ13を備える昇降ベース12が全体
として縦方向案内ロッド11に沿って上下方向に移動さ
れ、これによって原点調整が行なわれる。
【0032】従ってクリーム半田の印刷を行なう回路基
板の厚さに応じて、昇降ベース12の高さを調整でき
る。この調整はウオーム39とウオーム歯車37の減速
比およびボールねじ20のリードによって高精度の調整
が可能になる。
【0033】一方低速版離れ駆動用アクチュエータを構
成する回転駆動手段28は、エアシリンダ29とラック
31とピニオン32とから構成され、エアシリンダ28
のフルストロークで出力ストロークが決まるようになっ
ており、一定のストロークを常に反復継続して発生する
ようにしている。
【0034】回路基板に対するクリーム半田の印刷動作
は、回路基板が搬送された後に、支持板15が昇降用ア
クチュエータ13によってCで示す中間位置まで回路基
板を上昇させ、これによって搬送用コンベアから回路基
板を切離して仮固定を行なう。そしてこの後にさらに昇
降用アクチュエータ13によって印刷高さAまで回路基
板を上昇させる。
【0035】回路基板が印刷高さで位置決めされてスキ
ージによって印刷が行なわれ、ペースト状の半田クリー
ムの転写が行なわれた後に、回路基板を印刷版を構成す
るスクリーンから低速で切離すために低速版離れ駆動用
アクチュエータを構成する回転駆動手段28が作動され
る。すなわちエアシリンダ29によってラック31およ
びピニオン32を介してボールねじ20を回転させ、昇
降用アクチュエータ13を支持している昇降ベース12
を静かに下降させる。なおこのときの下降量は例えば
2.5mmであってよい。そして低速版離れが行なわれ
た後に、昇降用アクチュエータ13によって回路基板を
搬送コンベアに戻し、一連の印刷の作業が終了する。
【0036】このような昇降機構は、回路基板のスクリ
ーンから成る印刷版からの離間の際の低速動作と、回路
基板の高さの微調整とを互いに独立に行なうことがで
き、しかもこれらの機構をボールねじ20上に同軸上に
配するようにしている。
【0037】従ってこのような構成によれば、版離れの
低速動作と、回路基板の高さの微調整とがシンプルな構
造によって達成されるようになり、動作の安定化と構造
的な精度の向上とが達成される。また構成がシンプルで
部品点数が少ないために、信頼性の向上とコストダウン
とが可能になる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明は、固定フレームに
設けられている縦方向の案内手段と、該案内手段によっ
て昇降自在に支持されている昇降ベースと、昇降ベース
上に支持されており、ワークを昇降させる昇降用アクチ
ュエータと、昇降ベースをフレームに対して微少量昇降
させる微少量昇降手段と、昇降ベースの高さ方向の原点
位置を調整する原点位置調整手段と、をそれぞれ具備す
る昇降機構に関するものである。
【0039】従って本発明によれば、原点位置調整手段
によって昇降ベースの高さ方向の原点位置が調整される
とともに、微少昇降手段によってワークを所定の位置で
微少量昇降させることが可能になる。
【0040】固定フレーム上に直立して支持されている
ボールねじと、昇降ベースに取付けられており、かつボ
ールねじと螺合するボールナットと、ボールねじを所定
の角度回転させる回転駆動手段とによって微少量昇降手
段が構成されているようにすると、回転駆動手段によっ
てボールねじを所定の角度回転させることによって、昇
降ベースを微少量昇降させることが可能になる。
【0041】所定のストロークを有する流体式アクチュ
エータと、流体式アクチュエータの出力端に取付けられ
ているラックと、ラックによって回転駆動されるピニオ
ンとから回転駆動手段が構成され、ピニオンに連動して
ボールねじが回転駆動されるようにした構成によれば、
流体式アクチュエータを所定のストローク作動させる
と、ラックおよびピニオンを介してボールねじが回転駆
動されるようになり、これによって昇降ベースが所定量
昇降動作される。
【0042】ボールナットが昇降ベースに回転可能に取
付けられるとともに、ボールナットを回転操作する回転
操作手段によって原点位置調整手段が構成されるように
すると、回転操作手段によってボールナットを回転操作
することによって、昇降ベースの高さを調整することに
より、原点調整が行なわれる。
【0043】ボールナットにウオーム歯車が固着される
とともに、ウオーム歯車に歯合するウオームの軸にハン
ドルが取付けられ、該ハンドルによってウオームを介し
てウオーム歯車を回転することにより原点調整が行なわ
れるとともに、調整位置においてロック手段によってウ
オームがロックされるようにした構成によれば、ロック
手段によるロックを解除し、ハンドルを操作することに
よってウオームおよびウオーム歯車を介してボールナッ
トが回転され、これによって原点位置の調整が行なわれ
る。そしてウオームとウオーム歯車との減速比およびボ
ールねじのリードによって高精度な原点位置の調整が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】昇降機構の全体の構成を示す正面図である。
【図2】原点位置調整機構の要部の斜視図である。
【図3】印刷版離れの低速機構を構成する回転駆動手段
の要部斜視図である。
【符号の説明】
10‥‥フレーム、11‥‥縦方向案内ロッド、12‥
‥昇降ベース、13‥‥昇降用アクチュエータ、14‥
‥ロッド、15‥‥支持板、16‥‥架台、20‥‥ボ
ールねじ、21‥‥ボールナット、22‥‥フランジ、
23‥‥スリーブ、24、25‥‥ボールベアリング、
27‥‥カップリング、28‥‥回転駆動手段、29‥
‥エアシリンダ、30‥‥ピストンロッド、31‥‥ラ
ック、32‥‥ピニオン、33‥‥出力軸、37‥‥ウ
オーム歯車、38‥‥軸受、39‥‥ウオーム、40‥
‥操作軸、41‥‥ハンドル、42‥‥ロックレバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定フレームに設けられている縦方向の案
    内手段と、 該案内手段によって昇降自在に支持されている昇降ベー
    スと、 前記昇降ベース上に支持されており、ワークを昇降させ
    る昇降用アクチュエータと、 前記昇降ベースを前記フレームに対して微少量昇降させ
    る微少量昇降手段と、 前記昇降ベースの高さ方向の原点位置を調整する原点位
    置調整手段と、 をそれぞれ具備する昇降機構。
  2. 【請求項2】前記固定フレーム上に直立して支持されて
    いるボールねじと、前記昇降ベースに取付けられてお
    り、かつ前記ボールねじと螺合するボールナットと、前
    記ボールねじを所定の角度回転させる回転駆動手段とに
    よって前記微少量昇降手段が構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の昇降機構。
  3. 【請求項3】所定のストロークを有する流体式アクチュ
    エータと、前記流体式アクチュエータの出力端に取付け
    られているラックと、前記ラックによって回転駆動され
    るピニオンとから前記回転駆動手段が構成され、前記ピ
    ニオンに連動して前記ボールねじが回転駆動されること
    を特徴とする請求項2に記載の昇降機構。
  4. 【請求項4】前記ボールナットが前記昇降ベースに回転
    可能に取付けられるとともに、前記ボールナットを回転
    操作する回転操作手段によって前記原点位置調整手段が
    構成されていることを特徴とする請求項2に記載の昇降
    機構。
  5. 【請求項5】前記ボールナットにウオーム歯車が固着さ
    れるとともに、前記ウオーム歯車に歯合するウオームの
    軸にハンドルが取付けられ、該ハンドルによって前記ウ
    オームを介して前記ウオーム歯車を回転することにより
    原点調整が行なわれるとともに、調整位置においてロッ
    ク手段によって前記ウオームがロックされることを特徴
    とする請求項4に記載の昇降機構。
JP27711496A 1996-09-27 1996-09-27 昇降機構 Pending JPH10107416A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27711496A JPH10107416A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 昇降機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27711496A JPH10107416A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 昇降機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10107416A true JPH10107416A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17578984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27711496A Pending JPH10107416A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 昇降機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10107416A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002083834A (ja) * 2000-09-07 2002-03-22 Towa Corp 位置合わせ機構及び位置合わせ方法
JP2015126276A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 株式会社日本防犯システム 移動式監視カメラ装置
CN106477905A (zh) * 2016-09-30 2017-03-08 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 一种具有微调装置的刻度板移动设备
CN107662051A (zh) * 2017-10-10 2018-02-06 山东镭鸣数控激光装备有限公司 自动随动升降气动支撑装置以及包含该装置的激光切管机
CN108296372A (zh) * 2018-03-15 2018-07-20 陈善兰 一种间歇式工件提升推料机
CN113870690A (zh) * 2021-10-14 2021-12-31 南通掌趣网络科技有限公司 一种便携式软件开发用展示装置
CN114545632A (zh) * 2022-02-21 2022-05-27 深圳市合力泰光电有限公司 一种可升降的汽车hud抬头显示器

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002083834A (ja) * 2000-09-07 2002-03-22 Towa Corp 位置合わせ機構及び位置合わせ方法
JP2015126276A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 株式会社日本防犯システム 移動式監視カメラ装置
CN106477905A (zh) * 2016-09-30 2017-03-08 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 一种具有微调装置的刻度板移动设备
CN107662051A (zh) * 2017-10-10 2018-02-06 山东镭鸣数控激光装备有限公司 自动随动升降气动支撑装置以及包含该装置的激光切管机
CN108296372A (zh) * 2018-03-15 2018-07-20 陈善兰 一种间歇式工件提升推料机
CN108296372B (zh) * 2018-03-15 2019-11-08 滁州华冶机电科技有限公司 一种间歇式工件提升推料机
CN113870690A (zh) * 2021-10-14 2021-12-31 南通掌趣网络科技有限公司 一种便携式软件开发用展示装置
CN114545632A (zh) * 2022-02-21 2022-05-27 深圳市合力泰光电有限公司 一种可升降的汽车hud抬头显示器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2568623B2 (ja) 電子部品の実装方法
US5201452A (en) Screen printing apparatus
JPH10107416A (ja) 昇降機構
WO2007069754A1 (en) Screen printing apparatus and screen printing method
CN111300970A (zh) 一种基于微电脑控制的丝印机
JPH04107146A (ja) スクリーン印刷装置
JPH10323964A (ja) スクリーン印刷装置
JP4657804B2 (ja) スクリーン印刷装置
JP3835932B2 (ja) スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法
JPH10119240A (ja) 印刷装置
CN114273779B (zh) 一种面激光焊接晶粒设备及其焊接工艺
CN110308359A (zh) 一种显示面板承载装置
JP2000085102A5 (ja)
KR100272235B1 (ko) 납땜 장치
JP2932624B2 (ja) クリーム半田のスクリーン印刷装置
CN110498230B (zh) 一种治具运输回流设备
JP2000263749A (ja) 印刷回路基板用のスクリーン印刷機
JP3323450B2 (ja) クリ―ム半田のスクリ―ン印刷装置
KR101244228B1 (ko) 스크린 프린터 작업 테이블의 상하 구동장치
JP3063888B2 (ja) クリーム半田のスクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法
CN210590967U (zh) 一种手动丝印机
JP4195757B2 (ja) スクリーン印刷方法及び印刷機
JPH0642167U (ja) スクリーン印刷機
JPH11186798A (ja) プリント基板支持装置
JP2517653B2 (ja) スクリ―ン印刷機のスキ―ジ昇降装置