JPH10105776A - 紙幣処理装置 - Google Patents
紙幣処理装置Info
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- JPH10105776A JPH10105776A JP8255915A JP25591596A JPH10105776A JP H10105776 A JPH10105776 A JP H10105776A JP 8255915 A JP8255915 A JP 8255915A JP 25591596 A JP25591596 A JP 25591596A JP H10105776 A JPH10105776 A JP H10105776A
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Abstract
ことなく大口入金に対処することができるようにするこ
とを課題とするもので、入金された紙幣を必要に応じて
規定枚数ごとに結束する結束手段を備えた紙幣処理装置
において、入金された多金種混合紙幣を金種ごとに金種
別収納庫22に収納し、金種別収納庫の収納量が規定さ
れた枚数を超えたとき当該超過金種紙幣を結束部31へ
搬送して紙幣束Pとする第1の処理モードと、入金され
た多金種混合紙幣のうち少くとも一金種の紙幣を前記金
種別収納庫22を経由せずに直接結束部31へ搬送して
結束する第2の処理モードと、前記第1の処理モードま
たは第2の処理モードを選択する選択手段とを具有する
ことを特徴とする。
Description
り、特に紙幣の入金機能と結束機能とを有する紙幣処理
装置に関する。
に結束する機能を有する紙幣処理装置として、例えば特
開平7−234954号公報に示されるものがある。
を逐次金種別収納庫に搬送し、これら金種別収納庫内の
紙幣の枚数が規定枚数以上になったとき自動的に紙幣を
結束部へ送り、結束するように構成されている。
術では、入金された多金種混合紙幣は必ず金種別の収納
庫に分類されて収納されるようになっているので、大口
の入金を想定した場合、各金種別収納庫の容量を大きく
しなければならず、これに起因して装置が大型化するこ
とが避けられなかった。
使用するようにすれば紙幣処理機の大型化は避けられる
が、これによると紙幣処理機側への手入力が必要とな
り、操作が著しく煩わしくなると同時に誤入力のおそれ
があるなどの問題がある。
庫の容量を大きくすることなく大口の入金に対処するこ
とができるようにすることを課題としてなされたもの
で、入金された紙幣を必要に応じて規定枚数ごとに結束
する結束手段を備えた紙幣処理装置において、入金され
た多金種混合紙幣を金種ごとに金種別収納庫に収納し、
金種別収納庫の収納量が規定された枚数を超えたとき当
該超過金種紙幣を結束部へ搬送して紙幣束とする第1の
処理モードと、入金された多金種混合紙幣のうち少くと
も一金種の紙幣を前記金種別収納庫を経由せずに直接結
束部へ搬送して結束する第2の処理モードと、前記第1
の処理モードまたは第2の処理モードを選択する選択手
段とを具有する構成としたことにある。
モード時共その被処理紙幣が識別部を通過するようにす
れば、いずれのモード時においても紙幣の識別ができ、
別途識別処理を行う必要をなくすることができる。
形態を参照して説明する。図1は本発明を適用する紙幣
処理装置1の外観を示し、図2はその略示断面を示すも
ので、図2において装置本体2の前部側に入金口3、出
金口4、入金リジェクト口5が配設され、上方部には紙
幣束排出口6、結束紙幣用集積部7、一括または金種別
の紙幣束収納庫8がそれぞれ配設されている。
幣の搬送系が設けられている。この搬送系中には、紙幣
の金種、真偽、正損等を識別する識別部9が設けられて
おり、その下流側に一時保留部10への搬送路11と、
この搬送路11(入金方向)と出金方向(出金または結
束)との分岐部13、出金方向において表裏反転部12
を経て出金口4および結束紙幣用集積部7方向への分岐
部14、出金口4と結束紙幣用集積部7との各搬送路1
5,16と出金リジェクトへの分岐部17が設けられて
いる。また前記入金口3から識別部9に至る間の途中部
には入金リジェクト口5への合流部18,19がそれぞ
れ設けられており、前記搬送路11は一時保留部10へ
の送入路19に連なっている。この送入路19と前記搬
送路11の識別部9より上流側とは搬送路20,21で
連なっている。
庫22が設けられている。この収納庫22には、5千円
紙幣収納庫23、万円紙幣収納庫24、千円紙幣収納庫
25、出金リジェクト紙幣収納庫26、損券収納庫27
が設けられ、上記出金リジェクト紙幣収納庫26を除く
他の収納庫23,24,25,27の直上位置に一時保
留紙幣を貯留しておく保留室28,28…が設けられて
おり、上記出金リジェクト紙幣収納庫26へは搬送路1
9から直接分岐して送入するようになされている。他の
収納庫へは前記搬送路19から送入搬送路29,29…
を通じて送入され、繰出しは繰出し搬送路30,30…
を通じて行われる。
2内には紙幣結束部31があり、上記集積部7から送入
される所定枚数の紙幣をテープにより結束し、結束後の
紙幣束Pは前記紙幣束排出口6または紙幣束収納庫8に
選択的に送出するようになされている。
ッタ32が設けられている。
庫23〜25内の紙幣量が規定された枚数を超過したと
きその超過紙幣を紙幣結束部31へ搬送して結束する第
1の処理モードと、入金された多金種混合紙幣のうち少
くとも一金種の紙幣を金種別収納庫23〜25を経由さ
せずに直接紙幣結束部31へ搬送して結束する第2の処
理モードとを有し、上記モードを選択する選択手段を備
え、この選択手段は紙幣処理装置1の上部前面に設けら
れる操作部33に設けられる。
流れを示し、図6はフローを示している。
幣を投入するとともに、第1の処理モードか第2の処理
モードかを選択する。
選択された場合は、図3に太線で示すように入金口3か
ら図示しない通常の繰込み手段により紙幣が1枚ずつ繰
込まれ、その繰込まれた紙幣は識別部9において金種、
真偽、正損等が識別され、正券紙幣は分岐部13から搬
送路19、送入搬送路29,29…を通じ前記識別され
た金種に対応する収納庫23〜25のいずれかの一時保
留室28へ送入され、収納確認指令により各収納庫23
〜25へ収納される。
えば千円紙幣収納庫25が規定収納量に近づいていると
すると、図4に太線で示すように千円紙幣収納庫25に
一旦受入れたのち再び繰出して識別部9、分岐部13、
表裏反転部12を経由し、分岐部14,17、搬送路1
6を経て結束紙幣用集積部7へ送られて集積され、所定
枚数に至ったとき紙幣結束部31へ送られ、テープによ
る結束が行われる。結束された紙幣束Pは、取出す必要
がある場合は紙幣束排出口6へ、収納しておく場合は紙
幣束収納庫8の対応金種収納部へ送られる。上記におい
て千円紙幣が結束紙幣用集積部7へ送られる間は入金口
3に残る混合紙幣はそのまま待ちの状態におかれる。
れ、例えば万円紙幣と5千円紙幣とが混合している混合
紙幣を入金口3に投入すると、その紙幣のうち万円紙幣
はその収納庫24に収納せずに結束すべく指定された場
合には、万円紙幣は図5に太線で示すように図4の場合
と同様の搬送系を送られて結束紙幣用集積部7で集積さ
れ、所定枚数集積後紙幣結束部31へ送入されて結束さ
れる。また指定外の5千円紙幣は分岐部13で分岐さ
れ、図5に点線で示すルートを経て5千円紙幣収納庫2
3へ収納される。他の金種の紙幣が指定された場合も同
様である。
幣)に端数が生じた場合は結束紙幣用集積部7に残留す
るが、この残留紙幣はシャッタ32を開けて取出す。
口入金時に第2の処理モードを選択することにより指定
された金種の紙幣は金種別収納庫を経ることなく結束部
へ送られて直ちに結束することができるので、大口入金
によって金種別収納庫が満杯になることがなく、したが
って金種別収納庫の容量を大きくせずとも運用上支障を
きたすことがなく、これにより装置の小型化を達成する
ことができる。加えて紙幣は金種別収納庫を経由するこ
となく結束部へ搬送されるので、処理時間の大幅な短縮
を図ることができる。さらに紙幣束収納庫を設けずに結
束された紙幣束を直ちに装置外へ排出する構成とすれ
ば、一層装置の小型化を図ることができる。
の識別が行われるので、別途識別処理を行う必要がな
く、操作ミスの発生も防ぐことができる。
説明図。
説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】入金された紙幣を必要に応じて規定枚数ご
とに結束する結束手段を備えた紙幣処理装置において、
入金された多金種混合紙幣を金種ごとに金種別収納庫に
収納し、金種別収納庫の収納量が規定された枚数を超え
たとき当該超過金種紙幣を結束部へ搬送して紙幣束とす
る第1の処理モードと、入金された多金種混合紙幣のう
ち少くとも一金種の紙幣を前記金種別収納庫を経由せず
に直接結束部へ搬送して結束する第2の処理モードと、
前記第1の処理モードまたは第2の処理モードを選択す
る選択手段とを具有することを特徴とする紙幣処理装
置。 - 【請求項2】前記第1の処理モード時および第2の処理
モード時共その被処理紙幣が識別部を通過するようにな
されている請求項1記載の紙幣処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25591596A JP3696344B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 紙幣入金処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JPH10105776A true JPH10105776A (ja) | 1998-04-24 |
JP3696344B2 JP3696344B2 (ja) | 2005-09-14 |
Family
ID=17285342
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP25591596A Expired - Fee Related JP3696344B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 紙幣入金処理装置 |
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Country | Link |
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-
1996
- 1996-09-27 JP JP25591596A patent/JP3696344B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3696344B2 (ja) | 2005-09-14 |
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