JPH10105238A - 台車の積込み装置 - Google Patents

台車の積込み装置

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JPH10105238A
JPH10105238A JP8254731A JP25473196A JPH10105238A JP H10105238 A JPH10105238 A JP H10105238A JP 8254731 A JP8254731 A JP 8254731A JP 25473196 A JP25473196 A JP 25473196A JP H10105238 A JPH10105238 A JP H10105238A
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良美 新原
Kazuo Hida
一男 肥田
Koichi Moriyama
耕一 森山
Koji Teramoto
浩司 寺本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工場内で使用するAGVの台数を部品の搬送
に必要な台数程度に削減し、部品搬送の合理化とコスト
低減とを図る。 【解決手段】 搬送用AGV6に牽引されて部品12を
運搬するように構成された台車4に対して部品を積込む
ための台車の積込み装置に、複数の部品棚1を備えた部
品供給ステーション10に沿って設けられた積込み誘導
路2と、積込み誘導路に合流してこの積込み誘導路に台
車を導入する一方、この積込み誘導路から分岐して台車
を導出する搬送誘導路3とを備える。台車に対する部品
の積込みが効率良く行われるように、専用AGV5によ
り台車を積込み誘導路に沿って移動させる。台車の左右
両側にそれぞれ搭載棚42を配設するとともに、専用A
GVを、台車と一体に旋回して左右反転できるように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立て工場等にお
いて稼働ラインに部品を搬送するための台車に対し、部
品供給ステーションで効率良く部品の積込みを行なうた
めの台車の積込み装置に関する。
【0002】
【従来のの技術】従来より、組立て工場における組立ラ
インへの部品の搬送のために工場の床面に敷設された誘
導路に沿って自走する無人搬送車(Auto-Guide Vehicl
e:以下、単にAGVという)が用いられている(例え
ば、特開平6−208415号公報参照)。このような
AGVによる部品の搬送は、通常、複数台の台車を一列
に連結してその先頭の台車をAGVにより牽引して行っ
ている。そして、これらの台車に部品供給ステーション
で部品の積込みを行うときには、AGVが台車を牽引し
たまま誘導路に誘導されて部品供給ステーションの部品
棚に沿って微速で移動する一方、これらの台車の移動に
合わせて積込み作業者が部品棚から部品を取り出して台
車に積込むようにしており、この後、AGVを上記誘導
路に沿って通常の搬送速度で組立ラインまで走行させる
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
供給ステーションでの積込み作業においては、作業者に
より台車に部品が積込まれる間、この台車を牽引するA
GVが微速走行状態にされる上、部品の積込みが終了し
てからでないと組立ラインへの部品の搬送を行い得ない
ことになるため、このAGVの稼働率が低下してしま
う。この結果、部品の搬送のために必要なAGVの台数
よりも多くのAGVを使用しなければならず、非経済的
であるという不都合がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、積込み作業の
間、台車からAGVを切り離して組立ラインとの間での
部品の搬送を行わせることによりこれらのAGVの稼働
率の向上を図り、これにより、部品搬送の合理化を図る
とともに、工場内で使用するAGVの台数を部品の搬送
に必要な台数程度に削減してコスト低減を図ることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、搬送ラインに沿って走行す
る搬送車両に駆動されて物品を運搬する台車に対し、物
品供給ステーションにおいて物品を積込むための台車の
積込み装置を前提とする。このものにおいて、上記搬送
ラインとは別に上記物品供給ステーションに沿って延び
るように設けられた積込みラインと、この積込みライン
に沿って上記台車を移動させる積込みライン専用搬送機
とを備えるものとし、上記積込みラインと上記搬送ライ
ンとを、積込みラインが搬送ラインの途中から分岐する
ように配設する構成とするものである。
【0006】上記の構成の場合、搬送車両に駆動されて
搬送ラインを走行する台車は、上記搬送ラインと積込み
ラインとが合流する位置で上記搬送車両から切り離さ
れ、その後、積込みライン専用搬送機により上記積込み
ラインに沿って移動させられる。このため、上記台車を
上記積込みラインまで駆動してきた搬送車両は、この台
車から切り離された後にこの台車以外の別の台車に連結
されてこの別の台車を駆動することが可能になる。従っ
て、搬送車両が積込みラインにおいても台車を駆動する
従来の場合に比べて、この搬送車両の稼働率を向上させ
ることが可能になり、これにより、部品搬送の合理化を
図るとともに、工場内で使用する搬送車両の台数を部品
の搬送に必要な台数程度に削減してコスト低減を図るこ
とが可能になる。また、上記積込みラインにおいては、
台車が積込みライン専用搬送機により物品供給ステーシ
ョンに沿って移動させられるため、物品の積込み作業を
行う作業者は、台車の移動に合わせて最寄りの物品供給
ステーションから物品を台車に積込むことにより、その
物品を台車まで運ぶ距離が短縮され、積込み作業の効率
の向上が図られる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明における台車の進行方向に向い左右両側に物品を搭載
可能な物品搭載部をそれぞれ配設し、かつ、積込みライ
ン専用搬送機に、上記台車を垂直軸回りに旋回させるこ
とにより左右反転させる台車反転手段を備える構成とす
るものである。
【0008】上記の構成の場合、請求項1記載の発明に
よる作用に加えて、左右両側に物品搭載部を備える台車
は、物品供給ステーションに沿って一側から他側に移動
させられる間に、この物品供給ステーションに対面する
側の物品搭載部に物品を搭載される。そして、反転手段
によって左右反転され、上記物品供給ステーションに沿
って上記他側から上記一側に戻る間に、上記物品搭載部
と反対の側の物品搭載部に物品が搭載される。このた
め、積込みラインにおける台車の移動距離が最短になる
とともに、物品の積込みを行う作業者が左右両側の物品
搭載部に対して効率良く物品を積込むことが可能にな
り、これにより、作業効率の一層の向上を図ることが可
能になる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明における搬送ラインとして、物品が搭載された状態の
搭載台車を搬送車両に連結するための連結位置を有する
構成とするものである。
【0010】上記の構成の場合、請求項1記載の発明に
おける搬送ラインの構成が具体的に特定され、物品が搭
載された状態の搭載台車を連結位置まで移動させて搬送
車両に連結することにより、この搭載台車を搬送車両に
より駆動して搬送ラインに沿って組立ラインまで移動さ
せることが可能になる。これにより、積込みラインで台
車に積込まれた物品を確実に組立ラインに搬送すること
が可能になる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、物品が搭載されていない空の台車又は物品
が搭載された状態の搭載台車が待機可能な集配所を備え
る構成とするものである。
【0012】上記の構成の場合、請求項1記載の発明に
よる作用に加えて、空の台車が集配所に待機可能である
ため、この集配所に所定台数の空の台車を待機させてお
き、搬送ラインから積込みラインへの空の台車の搬入が
中断した場合に上記待機中の空の台車に物品を積込むこ
とにより、空の台車の搬入遅れによる積込み作業の中断
を防止することが可能になる。さらに、物品が搭載され
た状態の搭載台車を積込みラインから移動させて上記集
配所に待機させることにより、この搭載台車が積込みラ
インにおける積込み作業の妨げとなることを防止するこ
とが可能になる上に、これらの搭載台車を搬送車両に連
結することにより、物品供給ステーションから直ちに部
品を搬出することが可能になる。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、積込みラインにおける積込み作業の途中
で、台車に積込まれた物品の個数又は物品供給ステーシ
ョンに残っている物品の個数を検出し、この検出値に基
づき作業遅れを検出する作業遅れ検出手段と、この作業
遅れ検出手段により作業遅れが検出された場合に、上記
積込み作業を行っている作業者に対して警報表示を行う
警報表示手段とを備える構成とするものである。
【0014】上記の構成の場合、請求項1記載の発明に
よる作用に加えて、物品供給ステーションに残る物品の
個数又は台車に積込まれた物品の個数に基づき、積み込
み作業の途中で作業遅れが検出され、積込み作業を行っ
ている作業者に対して警報が発せられる。このため、こ
の作業者に作業が遅れていることを気付かせて作業スピ
ードを上げさせることが可能になり、これにより、積込
み作業の終了までに作業遅れを取り戻し、積込み作業の
遅延による部品の供給遅れを防止して操業の遅延を防止
することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。
【0016】<第1実施形態>図1は、本発明の第1実
施形態に係る台車の積込み装置を、自動車の組立て工場
内に設けられた物品供給ステーションとしての部品供給
ステーション10に適用した例を示し、1,1,…は各
種の部品が収納された部品棚、2はこれらの部品棚1,
1の前面に沿って設けられた積込みラインとしての積込
み誘導路、3は上記積込み誘導路2に合流する搬送ライ
ンとしての搬送誘導路であり、また、4,4,…は部品
が搭載される台車、5は上記積込み誘導路3に誘導され
て上記台車4をそれぞれ移動させる積込みライン専用搬
送機としての専用AGV、6,6は上記台車4,4,…
を牽引する搬送車両としての搬送用AGVである。さら
に、7は生産管理情報に基づいて部品供給ステーション
10における部品供給の管理を行うための作業管理CP
Uである。
【0017】上記部品棚1,1,…は、それぞれ、図2
に示すように、縦板と横板とにより巣箱状に仕切られた
多数の収納枠11,11,…を備え、これらの収納枠1
1,11,…の中に各種の部品12,12,…(図3及
び図4参照)が種類別に収納されるようになっており、
積込み作業を行う作業者によりこれらの部品12,1
2,…が取り出されて台車4に積込まれるようになって
いる。上記各収納枠11の内部は、図3に示すように、
底面の略中央部に配設された機械式のオンオフスイッチ
11aの上からこの底面全体を覆うようにフェルト11
bが敷かれており、上記オンオフスイッチ11aは、部
品12が収納されているときにこの部品12に押圧され
てオン状態になる一方、部品12が収納されていないと
きにオフ状態になるようになっている。また、上記各収
納枠11の前面上部には、積込み作業を行う作業者に対
して積込むべき部品12,12,…を指示するための部
品表示灯11c,11c,…が配設されている。
【0018】上記積込み誘導路2は、上記部品棚1,
1,…の前面から作業スペースとしての所定間隔をあけ
てこれらの部品棚1,1,…の前面に沿って床面に敷設
され、上記専用AGV5をこれらの部品棚1,1,…に
沿って誘導するようになっており、その経路に沿って専
用AGV5に作動指示を与えるための例えば磁気テープ
等により構成された番地板21,22,23,…が配設
されている。また、上記搬送誘導路3は、組立て作業が
行われている組立ライン(図示省略)と部品供給ステー
ション10との間を巡ってループ状に敷設されており、
これらの組立ラインと部品供給ステーション10との間
で搬送用AGV6,6,…を誘導するようになってい
る。そして、上記搬送誘導路3は、上記部品供給ステー
ション10の図1における左側(以下、単に、左側とい
う)に設けられた搬入位置10aで上記積込み誘導路2
に合流して、搬送用AGV6に牽引された台車4,4,
…をこの積込み誘導路2に誘導する一方、その積込み誘
導路2から分岐してこの積込み誘導路2に平行に延びた
後にこの積込み誘導路2から離れる側に折曲するように
敷設されている。さらに、上記搬送誘導路3には、部品
を搭載した搭載台車4を搬送用AGV6に連結するため
の連結位置31が設けられている。
【0019】上記台車4,4,…は、図4に示すよう
に、矩形の板状に形成されて水平に配置された基体部4
1と、この基体部41の上面に左右の両側に開口するよ
うに配設された物品搭載部としての搭載棚42,42
と、上記基体部41の下面の4隅に配設されてこの基体
部41を前後左右に移動自在に支持するよう垂直軸回り
に旋回自在に配設された従動輪43,43,…と、上記
基体部41の前面(同図における左側の側面)に配設さ
れた連結リング44と、後面(同図における右側の側
面)に配設された連結フック45とを備えており、互い
に前後に配置された複数の台車同士4,4,…の間で、
前側の台車4の連結フック45が後側の台車4の連結リ
ング44と係合されることにより、これらの台車同士
4,4,…が互いに連結されるようになっている。上記
搭載棚42,42は、それぞれ、部品棚1と同様に巣箱
状に仕切られた多数の収納枠42a,42a,…を備え
ており、これらの各収納枠42aは、その内部に部品棚
1の場合と同様にオンオフスイッチが配設され、かつ、
その前面の上部に積込み作業者に対して部品の収納位置
を指示するための収納枠表示灯42b,42b,…が配
設されている。また、上記各搭載棚42の上面右端側に
は警報手段としての大型表示灯46aを備えた表示部4
6,46が配設され、上記基体部41の底面には、上記
専用AGV5又は搬送用AGV6,6,…と合体するた
めの一対の合体用溝41a,41a(図6参照)が形成
されている。さらに、上記表示部46内には、作業管理
CPU7からの指令に応じて上記収納枠表示灯42b,
42b,…や大型表示灯46aの点灯制御等を行う制御
CPU(図示省略)が配設されている。
【0020】上記専用AGV5は、図5に示すように、
矩形の比較的厚肉の板状に形成された車体51と、この
車体51の上面51aに配設された一対の合体用ピン5
2,52と、上記車体51の下面51b(図7参照)に
配設された駆動部53とを備え、さらに、積込み誘導路
2を追尾するためのガイドセンサ54,54と、この積
込み誘導路2の経路に沿って床面に配設された番地板2
1,22,23,…を検出する例えば磁気センサ等の番
地センサ55,55と、これらの両センサ54,55等
からの入力に応じて専用AGV5の作動を制御するコン
トローラ56(図9参照)とを備えている。そして、上
記専用AGV5は、積込み誘導路2に誘導されて移動し
つつ、床面に配設された番地板21,22,23を検出
してその番地データを読取り、それらの番地に対応付け
て予めコントローラ56に設定されている停止、回転等
の作動を行うようになっている。
【0021】上記一対の合体用ピン52,52は、図示
省略の電動モータにより水平軸回りに回転作動され、車
体51の上面51aから上方に垂直に突出した合体位置
(図5の実線で示す位置)とこの車体51の内部に収納
された収納位置(図5の仮想線で示す位置)との間で位
置変換されるように構成されており、図6に示すよう
に、専用AGV5が台車4の床下に潜り込んだ状態で、
合体位置にある合体用ピン52,52が台車4の合体用
溝41a,41aにそれぞれ内嵌されることにより、上
記の台車4と専用AGV5とが合体されるようになって
いる。また、上記駆動部53は、図7に示すように、車
体51の下面51bの前端側(同図における上側)と後
端側(同図における下側)とにそれぞれ水平方向に回転
自在に配設された駆動輪53a,53aと、左右両側に
それぞれ垂直軸回りに旋回自在に支持された従動輪53
b,53bとを備え、上記各駆動輪53aが駆動モータ
53cにより回転駆動されることによって上記車体51
を走行させるとともに、これらの各駆動輪53aがステ
アモータ53dにより垂直軸回りに旋回されることによ
って上記車体51を任意の方向に走行させるようになっ
ている。そして、上記駆動部53は、台車4を左右反転
させる台車反転手段を構成しており、図8に示すよう
に、前後の駆動輪53a,53aを、ステアモータ53
d,53dによりそれぞれ90度づつ回転させて互いに
平行に位置付けた状態で、駆動モータ53c,53cに
よりそれぞれ逆向き(同図の矢印の向き)に回転させる
ことにより、専用AGV5を垂直軸回りに旋回させて左
右反転させ、これにより、この専用AGV5と合体され
た台車4を左右反転させるようになっている。
【0022】上記ガイドセンサ54は、図7に示すよう
に、車体51の下面51bの前端及び後端にそれぞれ配
設され、積込み誘導路2からの車体51の左右方向のず
れ量を検出してこのずれ量検出値をコントローラ56に
入力するようになっており、また、上記番地センサ55
は、床面に配設された番地板21,22,23から読み
取った番地データを上記コントローラ56に入力するよ
うになっている。
【0023】上記コントローラ56は、図9に示すよう
に、制御CPU56aと、この制御CPU56aとの間
でデータの受け渡しを行なうメモリ56bと、駆動輪5
3a,53aの駆動力及び駆動方向を制御する駆動回路
56c及び56dとを備え、バッテリ56eからの電力
の供給を受けて作動するように構成されている。そし
て、上記制御CPU56aは、ガイドセンサ54から入
力されるずれ量検出値に基づき、上記駆動回路56dに
よりステアモータ53d,53dを作動させて駆動輪5
3a,53aの向きを修正するようになっており、ま
た、番地センサ55から入力される番地データを受け、
メモリ56bに保存されている番地データと作動命令と
の対応マップから上記番地データに対応する作動命令を
読みだしてこの作動命令に従って専用AGV5の作動を
制御するようになっている。なお、同図において、56
fは作業管理CPU7等との間で通信を行うための通信
回路であり、56gは作業者による入力を受ける操作盤
である。
【0024】上記搬送用AGV6,6,…は、それぞ
れ、上記専用AGV5と同一の構成を有し、さらに、生
産管理情報を記憶するための記憶媒体であるワークID
61を備えている。このワークID61には、組立ライ
ンで必要な部品12,12,…の種類及び個数や、これ
らの部品12,12,…を供給すべき組立ラインまでの
搬送ルート及びこれらの部品12,12,…を遅延無く
供給するために積込み作業に要求される作業予定時間等
の生産管理情報が記憶されるようになっており、この生
産管理情報は、組立ラインにおける台車の連結の際もし
くは組立ラインから部品供給ステーション10に向かう
走行途中に無線通信等により上記ワークID61に記憶
され、搬送用AGV6により台車4,4,…と共に部品
供給ステーション10まで搬送されてこの部品供給ステ
ーション10において作業管理CPU7に読み込まれる
ようになっている。なお、ワークID61としては、磁
気記憶媒体やICメモリ等を用いればよい。
【0025】上記作業管理CPU7は、インタフェース
装置71によリ搬送用AGV6のワークID61から生
産管理情報を読取り、この生産管理情報を各部品棚1に
収納されている部品の種類及び個数等の情報と照合し
て、作業者に、効率良く積込み作業を行えるような作業
指示を与えるようになっている。具体的には、上記作業
管理CPU7は、ワークID61の生産管理情報から台
車4に搭載すべき部品12,12,…の種類及び個数を
読取り、これらの部品12,12,…が収納されている
部品棚1,1,…の収納枠11,11,…の部品表示灯
11a,11a,…を点灯させる一方、図示省略の通信
手段により各台車4の制御CPUに指令を送って上記部
品12,12,…を搭載すべき収納枠42a,42a,
…の収納枠表示灯42b,42b,…を点灯させること
により、作業者がそれらの納枠42a,42a,…内に
間違いなく部品12,12,…を収納することができる
ようにしている。また、上記作業管理CPU7は、オン
オフスイッチ11a,11a,…と共に作業遅れ検出手
段を構成しており、ワークID61の生産管理情報から
作業予定時間を読取るとともに、この読み取り時刻から
の経過時間をタイマーにより計測する一方、部品棚1,
1,…に残る部品の数をこの部品棚1,1,…の各収納
枠11,11,…に配設されたオンオフスイッチ11
a,11a,…からの信号によって検出し、この検出個
数に基づいて積込み作業の進捗状況を監視する。そし
て、積込み作業の途中でこの積込み作業が上記作業予定
時間を超過することになると判定したときには、上記通
信手段により台車4の制御CPUに指令を送ってこの台
車4の大型表示灯46aを点滅させ、作業者に対し作業
に遅れが生じていることを知らせるようになっている。
【0026】なお、図1において、8は作業管理CPU
7との間で生産管理情報のやり取りを行う上位制御CP
Uであり、この上位制御CPU8は、例えば、各部品供
給ステーションにおける部品の残数等に応じて工場外か
ら上記各部品供給ステーションへの部品の搬入等の管理
を行うようになっている。
【0027】つぎに、上記第1実施形態による部品の積
込み作業及びその作用・効果について説明する。
【0028】まず、搬送用AGV6が3台の空の台車
4,4,…を牽引して部品供給ステーション10に到着
し、図示省略の番地板から停止を指示する番地データを
読みとって停止する。そして、作業管理CPU7が上記
搬送用AGV6のワークID61から生産管理情報を読
み取る。その後、この搬送用AGV6は、台車4,4,
…と切り離され、別の台車を牽引するために搬送誘導路
3に沿って走行し組立ラインに向う。一方、上記部品供
給ステーション10では、先頭の台車4が作業者により
切り離されて専用AGV5に合体され、この専用AGV
5によって積込み誘導路2に沿って左側から右側にゆっ
くりと移動させられる。この台車4の左側から右側への
移動の間に上記部品棚1,1,…と対面することになる
片側の搭載棚42に対し、作業者により部品12,1
2,…が積込まれる。
【0029】次に、専用AGV5は、積込み誘導路2の
右端側に到着して番地板22から停止及び左右反転を指
示する番地データを読み取り、一時停止した後に台車4
と一体になって旋回して左右反転する。この旋回の後に
専用AGV5は、番地板23から直進開始を指示する番
地データを読取り、積込み誘導路2に沿って右側から左
側にゆっくりと移動する。この右側から左側への移動の
間に台車4の上記搭載棚42と反対側の搭載棚42に部
品12,12,…が積込まれ、専用AGV5が搬送誘導
路2の左端側に到着するまでにこの台車4に対する部品
12,12,…の積込みが完了する。このように、台車
4を左右反転させることにより、作業者は、部品棚1,
1,…と台車4との間を移動するだけでこの台車4の左
右両側の搭載棚42,42に部品12,12,…を積込
むことができ、これにより、この台車4に対する部品1
2,12,…の積込みを効率良く行うことができる。
【0030】この際、物品の積込み作業に遅れが生じる
と、部品棚1,1,…に残っている部品数に基づいて作
業遅れを検出した作業管理CPU7により、台車4の大
型表示灯46aが点滅させられ作業者に対して作業に遅
れが生じていることが伝えられる。このため、作業者は
作業スピードを早めて遅れ分を取り戻すことができ、こ
れにより、積込み作業の遅延による部品12,12,…
の供給遅れを防止することができる。
【0031】上記専用AGV5は、積込み誘導路2の左
端側に到着すると、番地板21から停止を指示する番地
データを読みとって停止する。そして、部品が搭載され
た搭載台車4が作業者によりこの専用AGV5から切り
離されて連結位置31に移動させられる。このような作
業を繰り返して、3台の台車すべてに部品が搭載された
後に、上記連結位置31でこれらの搭載台車4,4,…
と搬送用AGV6とが連結され、この搬送用AGV6が
3台の搭載台車4,4,…を牽引して組立ラインに向
う。一方、専用AGV5は、次に部品供給ステーション
10に到着した空の台車4を積込み誘導路2に沿って移
動させ、この台車4に対する積込み作業を開始する。
【0032】そして、上記第1実施形態の場合、部品供
給ステーション10においては、専用AGV5が台車
4,4,…の搬送を行うため、台車4,4,…を部品供
給ステーション10まで牽引してきた搬送用AGV6
を、これらの台車4,4,…から切り離して組立ライン
に戻し、上記台車4,4,…以外の別の台車を牽引させ
ることができる。このため、搬送用AGV6が部品供給
ステーション10において微速走行しつつ台車4,4,
…を移動させる従来の場合に比べて、搬送用AGV6の
稼働率を向上させることができ、これにより、部品搬送
の合理化を図るとともに、工場内で使用する搬送用AG
Vの台数を部品の搬送に必要な台数程度に削減してコス
ト低減を図ることができる。
【0033】<第2実施形態>図10は本発明の第2実
施形態に係る台車の積込み装置を示し、9は台車4,
4,…が待機可能に構成された集配所である。この集配
所9には、部品12,12,…が搭載されていない空の
台車4,4,…が待機させられるとともに、部品供給ス
テーション10での部品12,12,…の搭載を終えた
搭載台車4,4,…が、搬送用AGV6,6,…に連結
されるまで待機させられるようになっている。
【0034】なお、上記第2実施形態のその他の構成は
第1実施形態のものと同様であるために、同一部材には
同一符号を付して、その説明は省略する。
【0035】そして、上記第2実施形態の場合、集配所
9に空の台車4,4,…が置かれているため、例えば組
立ラインでの作業の遅延によってこの組立ラインからの
空の台車4,4,…の部品供給ステーション10への搬
入が遅れ、この部品供給ステーション10に空の台車4
が無くなったような場合に、上記集配所9に待機してい
る空の台車4を積込み誘導路2まで移動させて専用AG
V5に合体させることにより、この台車4に部品12,
12,…を積込むことができ、台車の搬入遅れによる積
込み作業の中断を防止することができる。また、例えば
搬送用AGV6,6,…の故障によって部品供給ステー
ション10からの搭載台車4,4,…の搬出が遅れてい
るような場合に、これらの搭載台車4,4,…を集配所
9に移動させて待機させることができ、すでに部品の積
込みを終えた搭載台車4,4,…が積込み作業の邪魔に
なることがない上に、これら搭載台車4,4,…を集配
所9に待機させておいて故障の治った搬送用AGV6に
連結すれば、直ちに部品12,12,…を搬出すること
ができ、これにより、組立ラインに対する部品供給時間
の短縮を図ることができる。
【0036】<他の実施形態>なお、本発明は上記第1
及び第2実施形態に限定されるものではなく、その他種
々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第
1及び第2実施形態では、積込みライン専用搬送機及び
搬送車両としして、同一の構成を有するAGVを用いる
ようにしているが、これに限らず、積込みライン専用搬
送機として単なる搬送機械を用いてもよく、また、搬送
車両として左右反転のできないAGVを用いてもよい。
【0037】上記第1及び第2実施形態では、台車4の
左右両側にそれぞれ搭載棚42を備えるようにしている
が、これに限らず、片面のみに搭載棚を備えるようにし
てもよい。この場合には、専用AGV5は左右反転でき
ないものでよい。
【0038】上記第1及び第2実施形態では、作業遅れ
検出手段として各部品棚1の収納枠11,11,…に配
設されたオンオフスイッチ11a,11a,…を用いる
ようにしているが、これに限らず、例えば、台車4の搭
載棚42,42に配設されたオンオフスイッチを用いる
ようにしてもよい。また、機械式のオンオフスイッチ1
a,11a,…の代わりに、光電式センサ等を用いて各
収納枠11の中の部品12の検出を行うようにしてもよ
い。
【0039】上記第1及び第2実施形態では、警報手段
として台車4の大型表示灯46aを用いるようにしてい
るが、これに限らず、例えば、部品棚1,1,…に大型
表示灯を配設してもよく、また、音声によって警報表示
を行うようにしてもよい。
【0040】上記第1及び第2実施形態では、搬送用A
GV6により、複数台の台車4,4,…を牽引するよう
にしているが、これに限らず、搬送用AGV6により1
台の台車4を牽引するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明における台車の積込み装置によれば、台車を積込みラ
インで搬送車両から切り離して積込みライン専用搬送機
により移動させ、上記搬送車両を搬送ラインに戻して上
記台車以外の別の台車を駆動させるようにすることによ
り、この搬送車両の可動効率を向上させることができ、
これにより、部品搬送の合理化を図るとともに、工場内
で使用する搬送車両の台数を部品の搬送に必要な台数程
度に削減してコスト低減を図ることができる。さらに、
上記積込みラインにおいては、台車を積込みライン専用
搬送機により物品供給ステーションに沿って移動させる
ことにより、積込み作業の効率の向上を図ることができ
る。
【0042】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明による効果に加えて、左右両側に物品搭載
部を備える台車を、物品供給ステーションに沿って一側
から他側に移動させてから左右反転させ、その後、上記
他側から上記一側へ移動させることにより、積込みライ
ンにおける台車の移動距離を最短にするとともに、物品
の積込みを行う作業者に左右両側の物品搭載部に対して
効率良く物品を積込ませることができ、これにより、作
業効率の一層の向上を図ることができる。
【0043】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明における搬送ラインの構成が具体的に特定
され、積込みラインで台車に積込まれた物品を確実に組
立ラインに搬送することができる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明による効果に加えて、集配所に待機させて
おいた空の台車に物品を積込むことにより、空の台車の
搬入遅れによる積込み作業の中断を防止することができ
る。さらに、上記集配所に実入りの台車を待機させるこ
とにより、物品が搭載された状態の搭載台車が積込みラ
インにおける作業を妨げることを防止することができる
上に、これらの搭載台車を搬送車両に連結することによ
り、物品供給ステーションから直ちに物品を搬出するこ
とができ、これにより、物品の供給時間を短縮すること
ができる。
【0045】請求項5記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明による効果に加えて、積込み作業の途中で
作業遅れを検出し、積込み作業を行っている作業者に対
して警報を発することにより、この作業者に作業スピー
ドを上げさせて積込み作業の終了までに作業遅れを取り
戻させることができ、これにより、積込み作業の遅延に
よる部品の供給遅れを防止して操業の遅延を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す全体構成図であ
る。
【図2】部品棚の構成を示す斜視図である。
【図3】部品棚の各収納枠に配設されたオンオフスイッ
チを示す拡大断面図である。
【図4】台車の構成を示す斜視図である。
【図5】専用AGVの構成を示す斜視図である。
【図6】専用AGVと台車とが合体した状態を示す側面
図である。
【図7】専用AGVの底面図である。
【図8】専用AGVの旋回作動を示す図7相当図であ
る。
【図9】専用AGVのコントローラの構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】第2実施形態を示す図1相当図である。
【符号の説明】
2 積込み誘導路(積込みライン) 3 搬送誘導路(搬送ライン) 4 台車 5 専用AGV(積込みライン専用搬送
機) 6 搬送用AGV(搬送車両) 7 作業管理CPU(作業遅れ検出手
段) 9 集配所 10 部品供給ステーション(物品供給ス
テーション) 11a オンオフスイッチ(作業遅れ検出手
段) 12 部品(物品) 31 連結位置 42 台車の搭載棚(物品搭載部) 46a 大型表示灯(警報表示手段) 53 専用AGVの駆動部(台車反転手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺本 浩司 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ラインに沿って走行する搬送車両に
    駆動されて物品を運搬する台車に対し、物品供給ステー
    ションにおいて物品を積込むための台車の積込み装置に
    おいて、 上記搬送ラインとは別に上記物品供給ステーションに沿
    って延びるように設けられた積込みラインと、 この積込みラインに沿って上記台車を移動させる積込み
    ライン専用搬送機とを備え、 上記積込みラインと上記搬送ラインとは、積込みライン
    が搬送ラインの途中から分岐するように配設されている
    ことを特徴とする台車の積込み装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 台車の進行方向に向い左右両側には物品を搭載可能な物
    品搭載部がそれぞれ配設され、 積込みライン専用搬送機は、上記台車を垂直軸回りに旋
    回させることにより左右反転させる台車反転手段を備え
    ていることを特徴とする台車の積込み装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 搬送ラインは、物品が搭載された状態の搭載台車を搬送
    車両に連結するための連結位置を有していることを特徴
    とする台車の積込み装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 物品が搭載されていない空の台車又は物品が搭載された
    搭載台車が待機可能な集配所を備えることを特徴とする
    台車の積込み装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 積込みラインにおける積込み作業の途中で、台車に積込
    まれた物品の個数又は物品供給ステーションに残ってい
    る物品の個数を検出し、この検出値に基づき作業遅れを
    検出する作業遅れ検出手段と、 上記作業遅れ検出手段により作業遅れが検出された場合
    に、上記積込み作業を行っている作業者に対して警報表
    示を行う警報表示手段とを備えることを特徴とする台車
    の積込み装置。
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