JPH0826421A - 自動倉庫の入庫方法及び入庫システム - Google Patents

自動倉庫の入庫方法及び入庫システム

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Publication number
JPH0826421A
JPH0826421A JP16841094A JP16841094A JPH0826421A JP H0826421 A JPH0826421 A JP H0826421A JP 16841094 A JP16841094 A JP 16841094A JP 16841094 A JP16841094 A JP 16841094A JP H0826421 A JPH0826421 A JP H0826421A
Authority
JP
Japan
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load
storage
cargo
warehousing
loading
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Pending
Application number
JP16841094A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunari Kitaoka
康徳 北岡
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP16841094A priority Critical patent/JPH0826421A/ja
Publication of JPH0826421A publication Critical patent/JPH0826421A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】効率良く自動倉庫への入庫作業を行う。 【構成】自動倉庫1には荷Wを収納するための複数の収
納部3が形成されるとともに、スタッカクレーン4及び
入庫用及び出庫用の荷受台6a,6bが設けられてい
る。入庫すべき荷Wは無人フォークリフト10により搬
送され、荷受台6a上に載置される。又、スタッカクレ
ーン4及び無人フォークリフト10等は地上コントロー
ラ12にて制御される。即ち、地上コントローラ12は
入庫要求信号が出力されると、搬送指示信号を出力し、
無人フォークリフト10上の荷Wを搬送し、荷受台6a
上に載置させる。荷受台6a上に荷Wが載置されると、
地上コントローラ12は荷Wを収納できる収納部6があ
るか否かを判断し、入庫できる収納部6がある時には、
スタッカクレーン4を駆動して、当該収納部6に荷Wを
入庫する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫の入庫方法及
び入庫システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、無人フォークリフトからの荷を自
動倉庫に入庫したり、自動倉庫に収納された荷を出庫す
るための自動倉庫の入出庫システムが提案されている。
【0003】この自動倉庫は、荷を収納するための複数
の収納部、入庫用の荷受台、出庫用の荷受台及びスタッ
カクレーン等から構成されている。即ち、入庫用の荷受
台は、収納部に荷を入庫するために、無人フォークリフ
トからの荷を載置する。出庫用の荷受台は、無人フォー
クリフトに荷を受け渡すために、当該収納部からの荷を
載置する。スタッカクレーンは自動倉庫内を走行すると
ともに、各荷受台及び収納部との間で移載作業を行う。
【0004】そして、これら無人フォークリフト及びス
タッカクレーンは地上コントローラによって制御され
る。図5は、無人フォークリフト及びスタッカクレーン
を使用して荷を入庫するためのフローチャートである。
【0005】ステップ201において、例えば予め各種
の荷等を保管しておく荷置場に、自動倉庫へ入庫すべき
荷が搬送されると、当該荷置場を管理する保管コントロ
ーラは地上コントローラに入庫要求信号を出力する。
【0006】地上コントローラに入庫要求信号が出力さ
れると、当該地上コントローラは、まず、ステップ20
2において、荷を入庫できる収納部があるか否かを判断
する。荷を入庫できる収納部がない場合、即ち、全ての
収納部には荷が収納され空の収納部が無い場合には、ス
テップ203へ移行し、地上コントローラは入庫できる
収納部がない旨の信号を無人フォークリフトに出力し、
再度ステップ202へ移り、収納部が空くまで待つ。
【0007】又、ステップ202において、入庫できる
収納部が有る場合、即ち、空の収納部がある場合には、
ステップ204へ移行し、当該ステップ204にて地上
コントローラは無人フォークリフトに荷置場の荷を載置
して、当該荷を荷受台まで搬送するよう搬送指示信号を
出力する。すると、ステップ205にて無人フォークリ
フトは搬送指示信号に基づいて例えば荷置場から荷を載
置して荷受台まで走行する。そして、ステップ206に
て無人フォークリフトは荷受台へ荷を載置する。更に、
無人フォークリフトが荷受台に荷を載置すると、ステッ
プ207にて地上コントローラはスタッカクレーンに入
庫指示信号を出力し、スタッカクレーンは入庫指示信号
に基づいて荷受台の荷を所定の収納部に入庫する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、地上コ
ントローラは入庫要求信号が出力されると、まず、入庫
できる収納部、即ち、空の収納部があるか否かを判断し
た後に、無人フォークリフトに搬送指示信号を出力す
る。このため、無人フォークリフトが荷を入庫用の荷受
台まで搬送する間、入庫用の荷受台上に当該荷が無いの
で自動倉庫の空の収納部は荷を入庫できる状態であるに
も関わらず、荷が未だ搬送されず自動倉庫は待機状態に
ある。従って、自動倉庫への入庫作業の効率が悪いとい
う問題がある。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は効率良く自動倉庫への入
庫作業を行うことができる自動倉庫の入庫方法及び入庫
システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、入庫用の荷受台から収納部
へ荷を入庫し、出庫用の荷受台から収納部の荷を出庫す
る自動倉庫において、前記収納部へ入庫すべき荷がある
ことを示す入庫要求信号が出力されると、直ちに移動体
に搬送指示信号を出力し、移動体を入庫用の荷受台まで
搬送させ、移動体から当該荷受台に荷を載置させた時、
自動倉庫の収納部に当該荷を入庫できる収納部があるか
否かを判断し、入庫できる収納部があると判断した場合
には当該荷を収納部に入庫させることをその要旨とす
る。
【0011】請求項2記載の発明は、荷を収納するため
の複数の収納部を備えた枠組棚と、前記荷を搬送し、収
納部との間で荷の移載作業を行うクレーン装置と、移動
体によって搬送された荷が載置され、クレーン装置との
間で荷の移載作業を行う入庫用の荷受台と、収納部から
出庫された荷が載置され、クレーン装置との間で荷の移
載作業を行う出庫用の荷受台と、入庫作業時において入
庫すべき荷があることを示す入庫要求信号を出力する入
庫要求手段と、入庫要求信号に基づいて入庫用の荷受台
に荷を載置させるための搬送指示信号を前記移動体に対
して出力する制御手段とを備えた自動倉庫の入庫システ
ムにおいて、前記移動体によって入庫用の荷受台に載置
された荷を検出する荷検出手段と、前記検出手段が荷を
検出した時、その検出信号に基づいて自動倉庫の収納部
に荷を入庫できる収納部があるか否かを判断する判断手
段とを設けたことをその要旨とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記荷検出手段は荷に記載された荷の内容
を示す指示部材を検出する検出手段であって、判断手段
は荷検出手段が指示部材を介して荷の内容を検出した
時、当該荷を収納できる収納部があるか否かを判断する
ことをその要旨都する。
【0013】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、自動倉
庫の収納部へ入庫すべき荷があることを示す入庫要求信
号が出力されると、直ちに移動体に搬送指示信号を出力
する。すると、移動体は入庫用の荷受台まで荷を搬送
し、移動体は当該荷受台に荷を載置する。移動体から入
庫用の荷受台に荷が載置されると、自動倉庫の収納部に
当該荷を入庫できる収納部があるか否かを判断し、入庫
できる収納部があると判断した場合には当該荷を収納部
に入庫させる。従って、移動体が入庫用の荷受台に向か
っている間は、入庫する収納部がなくても、入庫用の荷
受台に到着し、当該荷受台に荷を載置した時に荷を収納
する収納部ができると、直ちに入庫用の荷受台の荷は収
納部に入庫される。
【0014】請求項2記載の発明によれば、入庫すべき
荷があることを示す入庫要求信号が入庫要求手段から制
御手段に出力されると、制御手段は移動体に荷を入庫用
の荷受台上に載置するよう搬送指示信号を出力する。移
動体はその搬送指示信号に従って走行し、荷を入庫用の
荷受台に載置する。そして、荷検出手段が荷を検出した
時、判断手段はその検出信号に基づいて自動倉庫の収納
部に荷を入庫できる収納部があるか否かを判断する。更
に、判断手段が当該荷を載置する収納部があると判断し
た時には、制御手段は当該クレーン装置を駆動制御して
入庫用の荷受台上の荷を収納部に入庫する。従って、移
動体が入庫用の荷受台に向かっている間は、入庫する収
納部がなくても、入庫用の荷受台に到着し、当該荷受台
に荷を載置した時に荷を収納する収納部ができると、直
ちに入庫用の荷受台の荷は収納部に入庫される。
【0015】請求項3記載の発明によれば、荷検出手段
が指示部材を検出すると、判断手段は指示部材の検出に
基づいて荷の内容を判断する。そして、判断手段がその
荷の内容を判断すると、当該荷を収納できる収納部があ
るか否かを判断する。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に従って説明する。図1は、自動倉庫における入出
庫システムを示す概略構成図である。
【0017】自動倉庫1には、左右両側に一対の枠組棚
2が設けられている。枠組棚2には荷Wを収納するため
の複数の収納部3が設けられている。各収納部3にはそ
れぞれの収納部3を特定するためのアドレスが設定され
ている。枠組棚2間にはスタッカクレーン4が設けられ
ている。このスタッカクレーン4は走行レールからなる
軌道Vに沿って走行するようになっている。又、スタッ
カクレーン4には、当該スタッカクレーン4を制御する
クレーンコントローラ5が設けられている。クレーンコ
ントローラ5には、光通信器Haが取着されている。そ
して、このスタッカクレーン4に荷Wが載置され、スタ
ッカクレーン4が走行することによって荷Wが搬送され
る。
【0018】又、各枠組棚2の前方には、荷受台6a,
6bがそれぞれ設けられている。左側の荷受台6aは入
庫用の荷受台であって、右側の荷受台6bは出庫用の荷
受台である。各荷受台6a,6bはレール7と台座8と
から構成されている。台座8はレール7上を前後方向に
移動可能に設けられている。即ち、台座8は移動体とし
ての無人フォークリフト10と移載作業を行う前位置
と、スタッカクレーン4と移載作業を行う後位置との間
を移動する。又、荷受台6aと隣接する位置、即ち、荷
受台6aの左側には、荷検出手段としてのバーコードリ
ーダ9が設けられている。バーコードリーダ9は、台座
8上に荷Wを載置した状態において、当該台座8が前位
置から後位置へ移動することによって、荷Wに記載され
たバーコードを読み取るようになっている。この荷Wに
記載されたバーコードは当該荷Wの品番等の内容を示し
ている。
【0019】前記荷受台6a,6bとの間に制御手段及
び判断手段としての地上コントローラ12が設けられて
いる。この地上コントローラ12には、前記光通信器H
aと対向する位置に光通信器Hbが設けられている。更
に、地上コントローラ12には、無線機Maが設けられ
ている。
【0020】前記無人フォークリフト10には当該フォ
ークリフト10を制御する台車コントローラ11が設け
られている。更に、無人フォークリフト10には無線機
Mbが設けられている。
【0021】この入出庫システムには、入庫すべき荷W
が載置された荷置場13及び無人フォークリフト10が
入庫作業等の各種作業を行わない時に待避している待避
場所Bが設けられている。荷置場13には、複数(二
個)の荷載置部13aが形成されている。各荷載置部1
3aには、それぞれ荷検出センサ14が設けられてい
る。更に、荷置場13には入庫要求手段としての荷置場
用保管コントローラ15(以下、「保管コントローラ」
という。)及び無線機Mcが設けられている。
【0022】次に、入出庫システムの電気的構成につい
て説明する。図3に示すように、地上コントローラ12
には、バーコードリーダ9が接続されている。即ち、バ
ーコードリーダ9は荷Wに記載されたバーコードを読み
取ると、その読取信号を地上コントローラ12に出力す
る。
【0023】地上コントローラ12は光通信器Ha,H
bを介してクレーンコントローラ5と接続されている。
即ち、地上コントローラ12は光通信器Ha,Hbを介
してクレーンコントローラ5との間で各種信号の授受を
行い、スタッカクレーン4を駆動制御する。
【0024】地上コントローラ12には荷受台6aの台
座8を駆動する駆動モータ16a及び荷受台6bの台座
8を駆動する駆動モータ16bが接続されている。即
ち、地上コントローラ12は駆動モータ16a,16b
を駆動して台座8を前後方向に移動させる。
【0025】地上コントローラ12は無線機Ma,Mc
を介して保管コントローラ15と通信可能に設けられて
いる。保管コントローラ15には荷検出センサ14が接
続されている。荷検出センサ14は荷載置部13aに載
置された当該荷Wを検出すると、荷検出信号を保管コン
トローラ15に出力する。保管コントローラ15は荷検
出信号が出力されると、その荷検出信号がどの荷載置部
13aに設置された荷検出センサ14からの信号である
かを判断する。そして、保管コントローラ15はその荷
検出信号を出力した荷検出センサ14がある荷載置部1
3aに自動倉庫1の収納部3に入庫すべき荷Wが収納さ
れた旨の信号、即ち、入庫要求信号を地上コントローラ
12に出力する。
【0026】地上コントローラ12は無線機Ma,Mb
を介して台車コントローラ11と通信可能に設けられて
いる。即ち、地上コントローラ12は無線機Ma,Mb
を介して各種信号の授受を行い無人フォークリフト10
を駆動制御する。地上コントローラ12は入庫要求信号
が出力されると、入庫すべき荷Wはどの荷載置部13a
にあるかを判断し、台車コントローラ11に搬送指示信
号を出力する。台車コントローラ11は搬送指示信号に
基づいて無人フォークリフト10を入庫すべき荷Wがあ
る荷置場13の荷載置部13aまで移動させ、当該荷載
置部13aにて荷Wを無人フォークリフト10に載せる
移載作業を行わせる。更に、台車コントローラ11は無
人フォークリフト10を荷受台6aまで移動させ、当該
荷受台6aに荷Wを卸す移載作業を行わせる。
【0027】地上コントローラ12はバーコドリーダ9
からの読取信号に基づいて荷Wの種類及び数量等を判断
する。更に、地上コントローラ12は読取信号が出力さ
れると、荷受台6a上の荷Wを収納できる収納部3があ
るか否かを判断する。即ち、地上コントローラ12は自
動倉庫1に空の収納部3があるか否かを判断する。
【0028】次に、入出庫システムにおいて、入庫時に
おける作用について図2に示すフローチャートに従って
説明する。ステップ101において、例えば図示しない
搬送車等から荷置場13の荷載置部13aに荷Wが載置
されると、荷検出センサ14が当該荷Wを検出して、荷
検出信号を保管コントローラ15に出力する。保管コン
トローラ15は荷検出信号に基づいて荷Wが載置された
荷載置部13aを判断し、入庫要求信号を地上コントロ
ーラ12に出力する。
【0029】入庫要求信号が地上コントローラ12に出
力されると、地上コントローラ12はステップ102に
おいて、直ちに台車コントローラ11に搬送指示信号を
出力する。ステップ103にて、台車コントローラ11
は搬送指示信号に基づいて無人フォークリフト10の走
行を制御して、待避位置Bにある無人フォークリフト1
0を荷置場13の入庫すべき荷Wがある荷載置部13a
まで走行させるとともに、当該荷載置部13aの荷Wを
フォーク上に載せる。台車コントローラ11はフォーク
上に荷Wが載置されると、無人フォークリフト10を入
庫用の荷受台6aまで走行させる。そして、ステップ1
04にて、台車コントローラ11は無人フォークリフト
10に当該荷受台6a上に荷を卸す移載作業を行わせ
る。そして、荷受台6a上に荷Wが載置されると、地上
コントローラ12は台座8を前位置から後位置へと移動
させる。
【0030】この台座8の移動時において、バーコード
リーダ9は荷Wに記載されたバーコードを読み取る(ス
テップ105)。そして、バーコードリーダ9から読取
信号が出力されると、地上コントローラ12は読取信号
に基づいてバーコードの示す内容を判断するとともに、
記憶する。即ち、地上コントローラ12は荷Wの品番等
を判断し記憶する。更に、ステップ106にて、地上コ
ントローラ12は荷Wを入庫できる収納部3があるか否
かを判断する。そして、入庫できる収納部3がある場合
には、ステップ107へ移行する。入庫できる収納部3
がない場合には、ステップ108に移行し、一旦記憶し
たバーコードの内容を消去(クリア)する。そして、ス
テップ105にて再度台座8を前位置から後位置へと移
動させ、バーコードを読み取る。
【0031】ステップ107にて、地上コントローラ1
2はクレーンコントローラ5に入庫指示信号を出力す
る。すると、ステップ109にて、クレーンコントロー
ラ5はスタッカクレーン4を制御して、スタッカクレー
ン4と荷受台6aとの間で移載作業が行われ、荷Wがス
タッカクレーン4上に載置される。そして、スタッカク
レーン4は荷Wを搬送し、所定の収納部3に荷を収納す
る。
【0032】従って、本実施例によれば、まず、入庫す
べき荷Wを載置した無人フォークリフト10が当該荷W
を入庫用の荷受台6a上に載置した後、地上コントロー
ラ12は荷受台6a上の荷Wを入庫できる収納部3があ
るか否かを判断する。このため、入庫できる収納部3が
ある場合には地上コントローラ12はスタッカクレーン
4を駆動して直ちに荷Wを入庫することができる。更
に、たとえ入庫できる空の収納部3が無い場合であって
も、荷が収納部3から出庫され、入庫用の荷受台6a上
の荷Wを入庫可能な収納部3ができると、速やかに荷W
を入庫することができる。従って、自動倉庫1の入庫効
率を向上させることができる。例えば、従来例のように
地上コントローラ12が入庫すべき荷Wを入庫できる収
納部3があると判断した後に、無人フォークリフト10
に荷Wの搬送指令信号を出す場合に比較して、自動倉庫
が入庫できる状態にあるにも関わらず、無人フォークリ
フト10が荷Wを搬送している間は荷Wを入庫できない
という状況を解決でき、速やかに効率良く荷Wの入庫作
業を行うことができる。
【0033】更に、地上コントローラ12が無人フォー
クリフト10に搬送指示信号を出力した時点では、全て
の収納部3に荷Wが収納されている状態であっても、無
人フォークリフト10が入庫用の荷受台6aまで走行す
る間に、出庫用の荷受台6bから荷が出庫され、入庫で
きる収納部3が形成される場合がある。この場合には、
直ちに入庫作業ができ、従来例のように、入庫できる収
納部3があると判断した後、搬送指示信号を出力する場
合と比較して、自動倉庫の入庫作業を効率良く行うこと
ができる。
【0034】又、荷受台6a上の荷Wを入庫する場合に
は、バーコードリーダ9によってバーコードが読み込ま
れる。従って、入庫作業をすべき時に、荷Wを収納でき
る収納部3が有るか否かを判断できるので、速やかに荷
の入庫作業ができ、より入庫効率を高めることができ
る。
【0035】更に、バーコードには荷の品番及び数量等
が示されている。このため、バーコードリーダ9がバー
コードを読み込むと同時に、地上コントローラ11は荷
Wの品番等を判断できる。
【0036】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)上記実施例では、入庫用の荷受台6aを一つだけ
設けた。これを、入庫用の荷受台6aを複数設けてもよ
い。図4は、入庫用の荷受台6aを二台設置した状態を
示している。
【0037】この場合、スタッカクレーン4の両側に入
庫用の荷受台6aを設け、出庫用の荷受台6bは、荷受
台6aの外側に設けられている。そして、スタッカクレ
ンーン4と出庫用の荷受台6bとは、コンベア装置17
により連結可能に設けられ、当該コンベア装置17を介
してスタッカクレンーン4と荷受台6bとの間で移載作
業が行われる。
【0038】このように構成することにより、無人フォ
ークリフト10は地上コントローラ12から搬送指示信
号が出力されると、その搬送指示信号に基づいて無人フ
ォークリフト10は順次各荷受台6a上に荷Wを載置す
ることができる。そして、例えば出庫用の荷受台6bか
ら順次荷が運び出され、荷Wを収納すべき収納部3がで
きると、スタッカクレーン4によって速やかに入庫用の
荷受台6a上の荷Wを収納部3に収納することができ
る。
【0039】(2)上記実施例では、バーコードリーダ
9がバーコードを読み取った後、地上コントローラ12
が荷Wを入庫できる収納部3があるか否かを判断した。
これを、例えば入庫用の荷受台6aに荷重センサを設
け、その荷重センサが荷Wの重量を検出したとき、地上
コントローラ12は入庫できる収納部3があるか否かを
判断してもよい。従って、地上コントローラ12は入庫
用の荷受台6aに荷Wが載置されたことを直ちに認識す
ることができる。
【0040】又、バーコードリーダ9に代えてキーボー
ド等を用意し、荷受台6a上に荷が載置されると、作業
者等が当該キーボードから入庫すべき荷Wの品番等の内
容を示すデータ信号を地上コントローラ12に出力する
よう構成してもよい。このとき、地上コントローラ12
はデータ信号が出力されると、荷Wを入庫できる収納部
3があるか否かを判断する。
【0041】(3)上記実施例において、荷Wはバケッ
ト及びパレット等の荷箱であって、荷箱に記載されたバ
ーコードは、当該荷箱内に収納された各種部品の品番等
の内容を表してもよい。
【0042】(4)上記実施例では、荷Wに記されたバ
ーコードは当該荷Wの品番等の内容を表していたが、自
動倉庫1の複数の収納部3の中から、当該荷Wを入庫す
べき特定の収納部3を表してもよい。この場合、地上コ
ントローラ12は、その特定の収納部3に荷Wがあるか
否かを判断すればよいので、速やかに荷Wを収納するこ
とができる。
【0043】(5)上記実施例において、バーコードに
代えて磁気テープを使用してもよい。この場合、磁気テ
ープは磁気検出センサによって検出される。そして、磁
気テープの強弱又は磁気テープの取着間隔等によって荷
の内容を示してもよい。
【0044】(6)上記実施例では、地上コントローラ
12から搬送指令信号が台車コントローラ11に出力さ
れると、台車コントローラ11は搬送指令信号に基づい
て無人フォークリフト10に荷置場13の荷Wを荷載せ
作業を行わせた後、荷受台6aまで走行させて、荷受台
6a上に荷Wを載置させた。
【0045】これを、保管コントローラ15は台車コン
トローラ11に入庫要求信号を出力する。そして、無人
フォークリフト10が荷置場13の荷Wを載置した時点
で、台車コントローラ11が荷載せ完了信号を地上コン
トローラ12に出力し、当該完了信号が出力された時、
地上コントローラ12が台車コントローラ11に搬送指
示信号を出力してもよい。
【0046】この場合、台車コントローラ11は搬送指
示信号に基づいて無人フォークリフト10を荷置場13
から荷受台6aまで移動させ、当該荷受台6a上に荷W
を載置させる。
【0047】(7)上記実施例において、無人フォーク
リフト10に代えて有人のフォークリフトを使用した搬
送システムに応用してもよい。即ち、有人フォークリフ
トには、無人フォークリフト10と同様に無線機Mbが
設けられ、当該無線機Mbには報知ブザーが接続されて
いる。即ち、地上コントローラ12から搬送指示信号が
無線機Mbを介して報知ブザーに出力されると、報知ブ
ザーは警告音を発する。このとき、運転者は報知ブザー
の警告音により搬送指示信号が地上コントローラ12か
ら出力されたと判断する。そして、運転者はフォークリ
フトを運転して、荷置場13までフォークリフトを走行
させ、当該荷置場13にてフォーク上に荷Wを載せる荷
載せ作業を行わせる。更に、荷載せ作業が完了すると、
運転者はフォークリフトを荷受台6aまで走行させ、荷
受台6a上に荷Wを卸す荷卸し作業を行わせる。
【0048】(8)上記実施例では、無人フォークリフ
ト10は荷置場13との間で入庫すべき荷の移載作業を
行った。これを、無人フォークリフト10は入庫すべき
荷を載置した有軌道台車との間で移載作業を行ってもよ
い。即ち、有軌道台車が例えばステーションに停止する
と、当該有軌道台車は地上コントローラ12に入庫要求
信号を出力する。すると、地上コントローラ12は無人
フォークリフト10に搬送指示信号を出力し、無人フォ
ークリフト10は搬送指示信号に基づいてステーション
まで走行する。そして、無人フォークリフト10は当該
ステーションにて例えばステーションに設置されたコン
ベア等を介して有軌道台車との間で入庫すべき荷の移載
作業を行う。
【0049】(9)上記実施例では、入庫できる収納部
3が有るか否かを、地上コントローラ12は単に自動倉
庫1に空の収納部3が有るか否かで判断した。これを、
予め、自動倉庫1の各収納部3をそれぞれグループ分け
し、各グループ毎に収納される荷Wの品番等の内容を決
めておく。そして、地上コントローラ12はバーコード
リーダ9にて読み取られた荷Wの品番等の内容に基づい
て入庫すべき荷Wがどのグループに収納される荷である
かを判断し、そのグループには空の収納部3があるか否
かを判断してもよい。
【0050】(10)上記実施例において、各荷受台6
a,6bを複数のローラ等からなるコンベアから構成し
てもよい。即ち、入庫用の荷受台6aを構成するコンベ
アに荷Wが無人フォークリフト10から載置されると、
コンベアが駆動され、荷Wは前位置から後位置へと移動
する。同様に、出庫用の荷受台6bを構成するコンベア
に荷Wにスタッカクレーン4から荷Wが載置されると、
コンベアが駆動され、荷Wは後位置から前位置へと移動
する。
【0051】又、各荷受台6a,6bを構成するコンベ
アはベルトコンベアであってもよい。上記実施例から把
握できる請求項以外の技術的思想について、以下にその
効果とともに記載する。
【0052】(1)請求項3記載の入庫装置において、
指示部材はバーコードであり、指示部材検出手段はバー
コードリーダ9である自動倉庫の入庫システム。この入
庫装置によれば、バーコードリーダ9によって容易にバ
ーコードを検出する(読み取る)ことができる。
【0053】(2)請求項2又は3記載の入庫システム
において、入庫用の荷受台6aは複数台設けられた自動
倉庫の入庫システム。この自動倉庫の入庫システムによ
れば、入庫用の荷受台6aを複数台設けたので、入庫す
べき荷を順次各入庫用の荷受台6a上に載置しておくこ
とができ、収納効率をより向上させることができる。
【0054】尚、本明細書において使用した用語「移動
体」を次のように定義する。「移動体」は、上記実施例
に示す無人で走行する無人フォークリフトのみならず、
予め定められた軌道上を走行する有軌道台車等をも含む
意味である。更には、有人のフォークリフト等の搬送車
をも含む意味である。尚、有人の搬送車である場合に
は、例えば地上コントローラ11からの各指令信号に基
づいて運転者が当該搬送車を操作する。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1及び2記載
の発明によれば、荷が入庫用の荷受台に載置された後、
当該荷を入庫する収納部があるか否かを判断するので、
入庫できる収納部があれば速やかに荷を当該収納部に入
庫することができ、入庫効率を向上させることができ
る。請求項3記載の発明によれば、指示部材を検出し、
荷の内容を判断した時に、入庫すべき収納部を判断する
ので、例えば当該荷の内容等に基づいて入庫すべき収納
部を確実に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例における自動倉庫
の入出庫システムを示す概略構成図である。
【図2】一実施例における入出庫システムの入庫時にお
ける作用を示すフローチャートである。
【図3】一実施例における電気ブロック図である。
【図4】別例における自動倉庫の入出庫システムを示す
概略構成図である。
【図5】従来例における入出庫システムの入庫時におけ
る作用を示すフローチャトである。
【符号の説明】
1…自動倉庫、2…枠組棚、3…収納部、4…クレーン
装置としてのスタッカクレーン、6a…入庫用の荷受
台、6b…入庫用の荷受台、9…荷検出手段としてのバ
ーコードリーダ、10…移動体としての無人フォークリ
フト、11…制御手段及び判断手段としての地上コント
ローラ、15…入庫要求手段としての保管コントロー
ラ、W…荷。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入庫用の荷受台から収納部へ荷を入庫
    し、出庫用の荷受台から収納部の荷を出庫する自動倉庫
    において、 前記収納部へ入庫すべき荷があることを示す入庫要求信
    号が出力されると、直ちに移動体に搬送指示信号を出力
    し、移動体を入庫用の荷受台まで搬送させ、移動体から
    当該荷受台に荷を載置させた時、自動倉庫の収納部に当
    該荷を入庫できる収納部があるか否かを判断し、入庫で
    きる収納部があると判断した場合には当該荷を収納部に
    入庫させる自動倉庫の入庫方法。
  2. 【請求項2】 荷を収納するための複数の収納部を備え
    た枠組棚と、 前記荷を搬送し、収納部との間で荷の移載作業を行うク
    レーン装置と、 移動体によって搬送された荷が載置され、クレーン装置
    との間で荷の移載作業を行う入庫用の荷受台と、 収納部から出庫された荷が載置され、クレーン装置との
    間で荷の移載作業を行う出庫用の荷受台と、 入庫作業時において入庫すべき荷があることを示す入庫
    要求信号を出力する入庫要求手段と、 入庫要求信号に基づいて入庫用の荷受台に荷を載置させ
    るための搬送指示信号を前記移動体に対して出力する制
    御手段とを備えた自動倉庫の入庫システムにおいて、 前記移動体によって入庫用の荷受台に載置された荷を検
    出する荷検出手段と、 前記検出手段が荷を検出した時、その検出信号に基づい
    て自動倉庫の収納部に荷を入庫できる収納部があるか否
    かを判断する判断手段とを設けた自動倉庫の入庫システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記荷検出手段は荷に記載された荷の内
    容を示す指示部材を検出する検出手段であって、判断手
    段は荷検出手段が指示部材を介して荷の内容を検出した
    時、当該荷を収納できる収納部があるか否かを判断する
    請求項2記載の自動倉庫の入庫システム。
JP16841094A 1994-07-20 1994-07-20 自動倉庫の入庫方法及び入庫システム Pending JPH0826421A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111846727A (zh) * 2020-08-05 2020-10-30 中冶赛迪技术研究中心有限公司 一种安全高效无人化钢卷库

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111846727A (zh) * 2020-08-05 2020-10-30 中冶赛迪技术研究中心有限公司 一种安全高效无人化钢卷库
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