JPH07330131A - 台車使用の搬送装置 - Google Patents

台車使用の搬送装置

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JPH07330131A
JPH07330131A JP6127928A JP12792894A JPH07330131A JP H07330131 A JPH07330131 A JP H07330131A JP 6127928 A JP6127928 A JP 6127928A JP 12792894 A JP12792894 A JP 12792894A JP H07330131 A JPH07330131 A JP H07330131A
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JP
Japan
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self
battery
main battery
carriage
voltage
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Pending
Application number
JP6127928A
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English (en)
Inventor
Masanori Fujimaru
昌紀 藤丸
Kenzo Onyuda
顕三 鬼生田
Takumi Suzuki
巧 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Daifuku Co Ltd
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Daifuku Co Ltd
Kanto Auto Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Daifuku Co Ltd, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
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Publication of JPH07330131A publication Critical patent/JPH07330131A/ja
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/60Electric or hybrid propulsion means for production processes
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリが完全に消費したとき、台車を使用
可能な状態に簡単かつ迅速にして回復でき、その回復は
自動的に行える台車使用の搬送装置を提供する。 【構成】 自走台車13は、メインバッテリ20の電力によ
り一定経路28を走行し得る。或る自走台車13が故障など
で停止したとき、自走台車13群は停止した位置で電力消
費状態にあり、停止時間が長時間のとき、メインバッテ
リ20が完全に消費して低電圧になる。作業者は、自走台
車13の切換え装置22を手動にて切換えてサブバッテリ21
を走行駆動部に接続させる。自走台車13は、サブバッテ
リ21の電力により走行を行う。一定経路28中の所定箇所
において充電装置によりメインバッテリ20に充電するこ
とで所定の電圧に回復し得、作業者は切換え装置22を手
動にて元の状態に切換えることで最初の状態に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動車製作工
場において、車体に内燃機関(エンジン)を組み込むラ
インなどに採用される台車使用の搬送装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、一定経路上を走行自在な自走台車
を使用した搬送装置として、たとえば特開昭59−207389
号公報に見られる構成が提供されている。この従来構成
において無人車(自走台車)は、駆動兼操向車輪、キャ
スター車輪、制御機器などを備えた車体フレーム上に移
載装置を配備するとともに、車体フレームの前後に、床
面に敷設した誘導線の位置を検出する追従用センサーを
設けている。そして追従用センサーの検出結果に基づい
て車体が誘導線に沿って追従走行しながら自動走行する
ように、駆動兼操向車輪に連動された駆動モータを作動
制御すべく構成している。また車体フレーム側には通
常、充電式のバッテリが搭載されている。
【0003】さらに、たとえば特開昭48−59511 号公報
に見られるように、運搬用台車の一定経路での走行を、
軌条に支持案内させて行う形式も提供されており、この
構成において電力供給は、集電形式やバッテリ形式から
なる。
【0004】なお両従来構成ともに、一定経路はループ
状にまたは往復状に形成されており、ループ状の場合に
は、経路中に多数台の台車が投入されている。そしてバ
ッテリ形式においては1個(1ユニット)のバッテリを
搭載しており、その電圧低下に対しては、低電圧の検出
に基づいてあるいは定期的にバッテリを入れ替えるか、
あるいは一定経路中の所定箇所に設けた充電装置により
自動的に充電することで対処している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したバッテリ搭載
形式によると、たとえば台車側の各部の故障などにより
台車群がループ経路中で停止したとき、台車群のバッテ
リは電力消費状態にあり、したがって停止が長時間のと
きバッテリが完全に消費して低電圧になってしまう。こ
の場合には、一台づつバッテリユニットを交換するか、
もしくは各停止場所に充電器を持って行き、充電させて
いたのであり、いずれも面倒な作業になり、かつ迅速に
対処できなかった。
【0006】本発明の目的とするところは、バッテリが
完全に消費したとき、台車を使用可能な状態に簡単かつ
迅速にして回復し得、さらに回復は自動的に行える台車
使用の搬送装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
第1発明の台車使用の搬送装置は、一定経路上を走行自
在な自走台車に、メインバッテリとサブバッテリとを設
けるとともに、両バッテリの切換え装置を設けている。
【0008】また本第2発明は、上記した第1発明の台
車使用の搬送装置において、自走台車に、メインバッテ
リの電圧検出装置を設け、この電圧検出装置が低電圧を
検出したときに作動する警報手段を設けている。
【0009】そして本第3発明は、上記した第1または
第2発明の台車使用の搬送装置において、一定経路中の
所定箇所に、両バッテリが各別に接続自在な充電装置を
それぞれ設けている。
【0010】さらに本第4発明は、上記した第1または
第3発明の台車使用の搬送装置において、電圧検出装置
が低電圧を検出したとき、メインバッテリからサブバッ
テリに自動的に切り換える切換え装置を設けている。
【0011】
【作用】上記した本第1発明の構成によると、自走台車
は、メインバッテリの電力により走行駆動部などを作動
させることで一定経路を走行し得る。そして或る自走台
車が、その一部が故障などして停止したとき、自走台車
群は停止した位置で電力消費状態にあり、したがって停
止時間が長時間のとき、自走台車のメインバッテリが完
全に消費して低電圧になる。
【0012】このとき作業者は、自走台車の切換え装置
を手動にて切換え、以てサブバッテリを走行駆動部など
に接続させる。これにより自走台車は、サブバッテリの
電力により走行などを行う。そして自走台車は、一定経
路中の所定箇所において充電装置によりメインバッテリ
に充電することで、このメインバッテリを所定の電圧に
回復し得る。これにより作業者は切換え装置を手動にて
元の状態に切換え、以てメインバッテリを走行駆動部な
どに接続させることで最初の状態に戻る。
【0013】また本第2発明の構成によると、メインバ
ッテリが所定の電圧を維持しているとき、電圧検出装置
は低電圧を検出しないことから警報手段は作動しない。
そして自走台車のメインバッテリが完全に消費して低電
圧になると、この低電圧を電圧検出装置が検出して警報
手段を作動し得る。したがって作業者は、警報手段が作
動されている自走台車の切換え装置を手動にて切換え、
以てサブバッテリを走行駆動部などに接続させる。
【0014】そしてメインバッテリが所定の電圧に回復
されると、電圧検出装置は低電圧を検出せず、警報手段
は作動しないことになり、これにより作業者は切換え装
置を手動にて元の状態に切換え、以てメインバッテリを
走行駆動部などに接続させることで最初の状態に戻る。
【0015】そして本第3発明の構成によると、一定経
路中の所定箇所において充電装置により両バッテリに充
電することで、これら両バッテリを自動的に所定の電圧
に回復し得る。
【0016】さらに本第4発明の構成によると、メイン
バッテリが所定の電圧を維持しているとき、電圧検出装
置は低電圧を検出しないことから切換え装置はメインバ
ッテリ側に接続している。そして自走台車のメインバッ
テリが完全に消費して低電圧になると、この低電圧を電
圧検出装置が検出して切換え装置を自動的に切換え、以
てサブバッテリを走行駆動部などに接続させる。そして
自動充電によりメインバッテリが所定の電圧に回復され
ると、電圧検出装置は低電圧を検出せず、これにより切
換え装置は自動的に元の状態に切換わり、以てメインバ
ッテリを走行駆動部などに接続させて最初の状態に戻
る。
【0017】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1〜図7に基づ
いて説明する。図4、図5において、第1部材の一例で
ある車体Aを支持搬送する吊り下げ搬送装置1は、トロ
リ案内用レール2と、その上方に架設されたガイドレー
ル3と、前記トロリ案内用レール2に支持案内されるト
ロリ装置4と、このトロリ装置4に取り付けた支持装置
5と、前記駆動体用レール3に支持案内されて前記トロ
リ装置4に移動力を付与するチェーン使用の駆動装置6
などから構成され、上部搬送ライン7上で車体Aの搬送
を行っている。
【0018】第2部材の一例である内燃機関Bを支持搬
送する台車使用の搬送装置10は、床8側に設けた誘導体
(ガイドマグネットなど)11と、この誘導体11を検出自
在な検出装置(ガイドセンサなど)12を有する自走台車
13とからなる。この自走台車13は、本体14の前部中央に
駆動車輪15を有するとともに、後部に左右一対の従動車
輪16を有している。
【0019】図1〜図3、図7において前記駆動車輪15
は、本体14に対して走行駆動装置(モータなど)17とと
もに旋回自在に取り付けられ、そして巻掛け伝動構造や
モータを含む旋回駆動装置18は、本体14の前部に搭載し
た制御盤19にて旋回制御される。この制御盤19や前記走
行駆動装置17や旋回駆動装置18などは本体14の後部に搭
載したメインバッテリ20に接続し、また本体14の前部に
設けた前記検出装置12は制御盤19に接続している。
【0020】前記本体14の中間一側部にはサブバッテリ
21が搭載されており、このサブバッテリ21は、手動式の
切換え装置22の切換え操作により、前記メインバッテリ
20とは択一的に前記制御盤19や前記走行駆動装置17や旋
回駆動装置18などに接続する。ここで切換え装置22は、
たとえば制御盤19の部分に設けられる。
【0021】そして前記メインバッテリ20が低電圧にな
ったことを検出する電圧検出装置23が設けられ、さらに
電圧検出装置23が低電圧を検出したときに作動する警報
手段24が設けられる。この警報手段24は、点灯式や発声
式(メロディ)などが採用される。
【0022】上記構成の台車搬送装置10において自走台
車13は、検出装置12が誘導体11を検出することで方向制
御しながら下部搬送ライン(一定経路)28上で自動走行
し得る。その際に下部搬送ライン28は無端状(ループ
状)に形成され、そして一部を、前記上部搬送ライン7
の直線状部分に上下で対向すべく形成し、以て対向部分
を組み込み作業部29に形成している。
【0023】図1〜図3において前記誘導体11は、床8
側に形成した溝9内に敷設され、その際に誘導体11に沿
ってフィーダケーブル30が敷設される。前記誘導体11を
検出自在な検出装置12は駆動車輪15の側部に設けられ、
そして検出装置12の下手位置にフィーダケーブル30に対
向自在なフィーダ無線31を設けるとともに、その側部に
充電用のコレクタ32を設け、さらに両側部に光伝送装置
34を設けている。ここでフィーダ無線31や光伝送装置34
はそれぞれ制御盤19に接続し、またコレクタ32はメイン
バッテリ20に接続している。
【0024】前記本体14の中央部には、シリンダ装置な
どからなる下部用昇降動装置35を介して下部昇降体36が
設けられる。そして下部昇降体36には、シリンダ装置な
どからなる上部用昇降動装置37を介して上部昇降体38が
設けられる。
【0025】この上部昇降体38上には、左右ガイド装置
39を介して下位スライド板40が設けられ、そして下位ス
ライド板40上には、前後ガイド装置41を介して上位スラ
イド板42が設けられる。さらに上位スライド板42から
は、左右方向ならびに後方へ伸びる支持部(スキット)
43が連設され、これら支持部43間で前記内燃機関Bを支
持すべく構成してある。
【0026】また前記本体14には、前記昇降動装置(シ
リンダ装置)35,37を昇降動させるための操作具である
昇降レバー44が複数箇所に設けられ、さらに作業完了釦
45が設けられている。そして前記昇降動装置35,37にエ
アを供給するためのエアユニット46が本体14の後部に搭
載され、このエアユニット46はアキュームレータを内蔵
するとともに、エアカプラ47を有する。
【0027】図2、図6、図7に示すように、前述した
無端状の下部搬送ライン28で、組み込み作業部29の終端
から始端に亘ってのライン部分には、第1ステーション
50と第2ステーション51と待機部52とがこの順で配設さ
れ、さらに床8側の複数箇所にはIDタグ53が設けられ
ている。
【0028】両ステーション50,51は内燃機関Bの積み
込み部に形成され、そしてエア補給装置54や充電装置55
が設けられている。前記エア補給装置54は、たとえばコ
ンプレッサなどのエア発生装置、このエア発生装置から
のホース先端に取り付けられかつ前記エアカプラ47に対
して雄雌形式により接続自在なエアカプラ、このエアカ
プラを接断移動させるシリンダ装置、などにより構成さ
れ、また前記充電装置55は、前記コレクタ32が上方から
当接自在な給電レールなどから構成される。
【0029】以下、上記実施例における作用を説明す
る。吊り下げ搬送装置1においては、車体Aを支持して
いるトロリ装置4が、駆動装置6からの移動力を受けて
移動し、以て上部搬送ライン7上において車体Aを所定
速度(一定速度)で搬送している。また搬送装置10で
は、メインバッテリ20の電力により走行駆動装置17を介
して駆動車輪15が強制駆動され、これにより自走台車13
を下部搬送ライン28上で自動走行し得る。
【0030】その際に、検出装置12が誘導体11を検出
し、この誘導体11に対して検出装置12の位置がずれよう
としたときに、制御盤19から旋回駆動装置18に正または
逆の指令が発せられる。これにより駆動車輪15を操向制
御して、自走台車13の位置ずれを自動的に修正しなが
ら、この自走台車13を下部搬送ライン28上で自動走行し
得る。
【0031】内燃機関Bを支持している自走台車13は待
機部52に停止される。このとき自走台車13では、上部昇
降動装置37の下降動により下部昇降体36に対して上部昇
降体38が下降するとともに、その位置をロックしてい
る。さらに下位スライド板40に対して上位スライド板42
の位置をロックしている。
【0032】このような状態において待機部52に待機し
ている自走台車13は、上部搬送ライン7の所定位置にト
ロリ装置4が達することで再び自動走行され、組み込み
作業部29へと入って行く。そして図4、図5の実線で示
すように、上部搬送ライン7を搬送されてきた車体Aの
所定位置に内燃機関Bを対向させた状態で、トロリ装置
4側に対して自走台車13を同期走行させる。
【0033】この組み込み作業部23においては自走台車
13に作業者が付き、同期走行に合わせて歩行を行う。こ
の歩行の最中に作業者は昇降レバー44を操作し、下部用
昇降動装置35の上昇動により本体14に対して下部昇降体
36を上昇させるとともに、上部用昇降動装置37の上昇動
により下部昇降体36に対して上部昇降体38を上昇させ
る。
【0034】前述した上部昇降体38の上昇は少しずつ行
われ、その間に作業者は車体Aに対する内燃機関Bの最
終的な位置修正を行う。すなわち作業者は内燃機関Bに
対して位置修正方向に力を付与する。これにより左右方
向での位置修正は、左右ガイド装置39の許容構造により
上部昇降体38に対して下位スライド板40が左右動するこ
とで可能になり、また前後方向での位置修正は、前後ガ
イド装置41の許容構造により下位スライド板40に対して
上位スライド板42が前後動することで可能になる。
【0035】このようにして、車体Aに対して位置修正
を終えた内燃機関Bは、図4、図5の仮想線に示すよう
に車体Aに対して下方から組み込まれ、その後、作業者
による固定作業が行われる。そして固定作業を終えた作
業者は、昇降レバー44を前述とは逆操作し、下部用昇降
動装置35の下降動により本体14に対して下部昇降体36を
下降させるとともに、上部用昇降動装置37の下降動によ
り下部昇降体36に対して上部昇降体38を下降させる。こ
の上部昇降体38の下降により自動的にロック動される。
【0036】さらに作業者は、昇降レバー44の逆操作と
ともに作業完了釦45を押す。これにより作業が完全終了
となり、以て自走台車13は、下部搬送ライン28を高速で
自動走行してステーション50,51のいずれかに停止す
る。この停止時に、積み込み装置の作動や人手作業など
により、前記支持部43に対して新たな内燃機関Bが積み
込まれる。
【0037】そして停止時には、コレクタ32が充電装置
55に自動的に接触してメインバッテリ20に対する充電
が、自動的にかつ急速に行われるとともに、エアユニッ
ト46のエアカプラ47に対してエア補給装置54のエアカプ
ラが接続してエアユニット46のアキュームレータにエア
の補充が行われる。そして自走台車13は下部搬送ライン
28上を再び高速で自動走行し、待機部52にて一旦停止し
て待機される。上述のようにして下部搬送ライン28上を
走行中の自走台車13は、IDタグ53との間で無線授受を
行い、在席確認などが行われる。
【0038】上記実施例で示すように自走台車13は、下
部搬送ライン28を循環走行している間に、ステーション
50,51部に停止する度に充電装置55によってメインバッ
テリ20に自動的に急速充電し得、以てメインバッテリ20
は常に所定の電圧を維持し得る。したがって電圧検出装
置23は低電圧を検出しないことから、警報手段24は作動
しない。
【0039】たとえば、或る自走台車13の一部が故障な
どして停止したとき、あるいは吊り下げ搬送装置1側が
故障などして自走台車13側の走行が停止されたとき、自
走台車13群は停止した位置で電力消費状態にある。した
がって停止時間が長時間のとき、自走台車13の一部また
は全部においてメインバッテリ20が完全に消費して低電
圧になる。
【0040】この低電圧を電圧検出装置23が検出するこ
とで、警報手段24が作動され、周辺の作業者に知らせ
る。したがって前述した各部の故障などを解消して再稼
働を行うに先立って、作業者は、少なくとも警報手段24
が作動されている自走台車13の切換え装置22を、手動に
て図7の実線から仮想線に示すように切換え、以てサブ
バッテリ21を走行駆動装置17などに接続させる。
【0041】これにより一部または全部の自走台車13
は、サブバッテリ21の電力により走行など所期の作動を
行う。そして自走台車13は、下部搬送ライン28を循環走
行している間に、前述したように充電装置55によってメ
インバッテリ20に自動的に急速充電し得、以てメインバ
ッテリ20は所定の電圧に回復される。すると電圧検出装
置23は低電圧を検出せず、警報手段24は作動しないこと
になり、これにより作業者は切換え装置22を手動にて元
の状態に切換え、以てメインバッテリ20を走行駆動装置
17などに接続させることで最初の状態に戻る。
【0042】次に本発明の別の実施例を図8〜図11に基
づいて説明する。サブバッテリ21は、自動切換え式の切
換え装置25の切換え操作により、前記メインバッテリ20
とは択一的に前記制御盤19や前記走行駆動装置17や旋回
駆動装置18などに接続する。すなわち前記メインバッテ
リ20が低電圧になったことを電圧検出装置23が検出した
ときに動作信号26を切換え装置25に与えて、メインバッ
テリ20への接続状態からサブバッテリ21への接続状態へ
自動的に切換える。さらに電圧検出装置23は、低電圧を
検出しなくなったときに動作信号26が消滅し、以て切換
え装置25は、サブバッテリ21への接続状態からメインバ
ッテリ20への接続状態へ自動的に切換わる。
【0043】フィーダ無線31の両側部に振り分けて充電
用のメインコレクタ48とサブコレクタ49とを設け、メイ
ンコレクタ48はメインバッテリ20に接続するとともに、
サブコレクタ49はサブバッテリ21に接続している。両ス
テーション50,51には充電装置58,59が設けられてい
る。これら充電装置58,59は給電レールなどからなり、
前記メインコレクタ48が上方から当接自在なメイン用充
電装置58と、前記サブコレクタ49が上方から当接自在な
サブ用充電装置59とから構成される。
【0044】以下、上記した別の実施例における作用を
説明する。自走台車13がステーション50,51のいずれか
に停止した時には、両コレクタ48,49がそれぞれ充電装
置58,59に自動的に接触して、両バッテリ20,21に対す
る充電が自動的にかつ急速に行われる。
【0045】すなわち自走台車13は、下部搬送ライン28
を循環走行してステーション50,51部に停止する度に、
メイン用充電装置58によってメインバッテリ20に自動的
に急速充電し得、以てメインバッテリ20は常に所定の電
圧を維持し得る。したがって電圧検出装置23は低電圧を
検出しないことから、切換え装置25に動作信号26を発せ
ず、図11の実線で示すようにメインバッテリ20側に接続
している。
【0046】たとえば、自走台車13の一部または全部に
おいてメインバッテリ20が完全に消費して低電圧にな
り、この低電圧を電圧検出装置23が検出することで、切
換え装置25に動作信号26が発せられ、以て切換え装置25
を、図11の実線から仮想線に示すように自動的に切換え
て、サブバッテリ21を走行駆動装置17などに接続させ
る。
【0047】そして自走台車13は、下部搬送ライン28を
循環走行してステーション50,51部に停止している間
に、両充電装置58,59によって両バッテリ20,21に自動
的に急速充電し得、以て両バッテリ20,21は所定の電圧
に回復される。すると電圧検出装置23は低電圧を検出し
ないことになり、これにより電圧検出装置23からの動作
信号26が消滅して切換え装置25を元の状態に自動的に切
換え、以てメインバッテリ20を走行駆動装置17などに接
続させた最初の状態に戻る。
【0048】上記した両実施例で示すように二箇所(複
数箇所)にステーション50,51を設けたときには、自走
台車13のステーション50,51での停止時間を十分に取れ
るが、これは一箇所であつてもよい。また上記実施例で
は誘導体11としてガイドマグネットを示したが、これは
磁気テープなどであつてもよく、磁気テープの場合には
検出装置12としてピックアップコイルが使用される。
【0049】上記実施例において自走台車13は、誘導体
11を検出しながら下部搬送ライン28を走行しているが、
これは床8側や天井側に配設したレール装置に支持案内
されて一定経路を走行する自走台車13などであつてもよ
い。さらに上記実施例では第1部材として車体Aを、第
2部材として内燃機関Bを示したが、これは他の部材の
組み立てにも利用し得る。また自走台車13のみによる搬
送、すなわち吊り下げ搬送装置1などと対ではない単独
の搬送装置であってもよい。
【0050】
【発明の効果】上記構成の本第1発明によると、自走台
車の停止が長時間になってメインバッテリが完全に消費
したとき、切換え装置を切換え操作してサブバッテリ側
に切換えることで、自走台車を、簡単かつ迅速にして回
復させることができる。
【0051】また上記構成の本第2発明によると、警報
手段の作動により、メインバッテリの電圧低下を容易に
知らせることができ、切換え操作などは間違うことなく
迅速に行うことができる。
【0052】そして上記構成の本第3発明によると、自
走台車の停止が長時間になってメインバッテリが完全に
消費したとき、切換え装置を切換え操作してサブバッテ
リ側に切換えることで、自走台車を、簡単かつ迅速にし
て回復させることができる。そして両バッテリは、それ
ぞれ充電装置により自動的に急速充電することができ
る。
【0053】さらに上記構成の本第4発明によると、メ
インバッテリの電圧低下を検出してサブバッテリに自動
的に切換えることができるとともに、メインバッテリの
回復によってサブバッテリからメインバッテリへの切換
えも自動的に行うことができ、切換え操作は間違うこと
なく確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、台車使用の搬送装置
における自走台車の側面図である。
【図2】同台車使用の搬送装置における自走台車の背面
図である。
【図3】同台車使用の搬送装置における自走台車の一部
切り欠き平面図である。
【図4】同台車使用の搬送装置における同期走行部の側
面図である。
【図5】同台車使用の搬送装置における同期走行部の正
面図である。
【図6】同台車使用の搬送装置におけるライン全体を示
す概略平面図である。
【図7】同台車使用の搬送装置における自走台車の概略
説明図である。
【図8】本発明の別の実施例を示し、台車使用の搬送装
置における自走台車の背面図である。
【図9】同台車使用の搬送装置における自走台車の側面
図である。
【図10】同台車使用の搬送装置におけるライン全体を示
す概略平面図である。
【図11】同台車使用の搬送装置における自走台車の概略
説明図である。
【符号の説明】
1 吊り下げ搬送装置 4 トロリ装置 5 支持装置 7 上部搬送ライン 10 台車使用の搬送装置 11 誘導体 12 検出装置 13 自走台車 14 本体 17 走行駆動装置 18 旋回駆動装置 19 制御盤 20 メインバッテリ 21 サブバッテリ 22 手動式の切換え装置 23 電圧検出装置 24 警報手段 25 自動式の切換え装置 26 動作信号 28 下部搬送ライン(一定経路) 32 コレクタ 43 支持部 48 メインコレクタ 49 サブコレクタ 50 第1ステーション 51 第2ステーション 55 充電装置 58 メイン用充電装置 59 サブ用充電装置 A 車体(第1部材) B 内燃機関(第2部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B61B 13/00 T B65G 47/52 101 Z G01R 19/165 M H01M 10/44 P // B65G 1/00 501 C 8819−3F G05D 1/02 Z (72)発明者 鬼生田 顕三 大阪府大阪市西淀川区御幣島3丁目2番11 号 株式会社ダイフク内 (72)発明者 鈴木 巧 神奈川県横須賀市田浦港町無番地 関東自 動車工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定経路上を走行自在な自走台車に、メ
    インバッテリとサブバッテリとを設けるとともに、両バ
    ッテリの切換え装置を設けたことを特徴とする台車使用
    の搬送装置。
  2. 【請求項2】 自走台車に、メインバッテリの電圧検出
    装置を設け、この電圧検出装置が低電圧を検出したとき
    に作動する警報手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の台車使用の搬送装置。
  3. 【請求項3】 一定経路中の所定箇所に、両バッテリが
    各別に接続自在な充電装置をそれぞれ設けたことを特徴
    とする請求項1または2記載の台車使用の搬送装置。
  4. 【請求項4】 電圧検出装置が低電圧を検出したとき、
    メインバッテリからサブバッテリに自動的に切り換える
    切換え装置を設けたことを特徴とする請求項1または3
    記載の台車使用の搬送装置。
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