JPH0898438A - 磁気浮上搬送装置における非接触給電方法及びその装置 - Google Patents
磁気浮上搬送装置における非接触給電方法及びその装置Info
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- JPH0898438A JPH0898438A JP6248605A JP24860594A JPH0898438A JP H0898438 A JPH0898438 A JP H0898438A JP 6248605 A JP6248605 A JP 6248605A JP 24860594 A JP24860594 A JP 24860594A JP H0898438 A JPH0898438 A JP H0898438A
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- magnetic levitation
- power supply
- battery
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
- H02J7/0068—Battery or charger load switching, e.g. concurrent charging and load supply
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L5/00—Current collectors for power supply lines of electrically-propelled vehicles
- B60L5/005—Current collectors for power supply lines of electrically-propelled vehicles without mechanical contact between the collector and the power supply line
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J50/00—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
- H02J50/10—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クリーンルーム内等で発塵を抑制してパーツ
等を搬送する磁気浮上搬送装置に、非接触にて給電す
る。 【構成】 搬送路1に沿って架設された浮上走行用軌道
と、軌道とのギャップを検出しギャップに応じて磁気的
に吸引浮上する手段を有する磁気浮上台車3と、搬送路
1に沿って設置されたリニアモータによって所定位置へ
磁気浮上台車3を走行させる搬送装置とより構成し、線
路走行時、搬送路1に沿って架設された誘導線路2か
ら、車載の集電コイル4Aを経て高周波誘導電流にて給
電すると共に車載バッテリー6の充電をも同時に行い、
誘導線路2からの高周波誘導電流による給電不可能な搬
送路部においては、車載バッテリー6より給電を選択的
に行う。
等を搬送する磁気浮上搬送装置に、非接触にて給電す
る。 【構成】 搬送路1に沿って架設された浮上走行用軌道
と、軌道とのギャップを検出しギャップに応じて磁気的
に吸引浮上する手段を有する磁気浮上台車3と、搬送路
1に沿って設置されたリニアモータによって所定位置へ
磁気浮上台車3を走行させる搬送装置とより構成し、線
路走行時、搬送路1に沿って架設された誘導線路2か
ら、車載の集電コイル4Aを経て高周波誘導電流にて給
電すると共に車載バッテリー6の充電をも同時に行い、
誘導線路2からの高周波誘導電流による給電不可能な搬
送路部においては、車載バッテリー6より給電を選択的
に行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクリーンルーム内等で発
塵を抑制してパーツ等を搬送する磁気浮上搬送装置に、
非接触にて給電する方法及びその装置に関するものであ
る。
塵を抑制してパーツ等を搬送する磁気浮上搬送装置に、
非接触にて給電する方法及びその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工場等において、パーツ等の
製造工程間搬送を発塵を抑えて行うために、搬送台車を
磁気にて浮上させた磁気浮上搬送装置が採用されてい
る。従来の斯種装置の搬送台車には充電式の電源を搭載
し、この搭載電源より台車の浮上を行っている。
製造工程間搬送を発塵を抑えて行うために、搬送台車を
磁気にて浮上させた磁気浮上搬送装置が採用されてい
る。従来の斯種装置の搬送台車には充電式の電源を搭載
し、この搭載電源より台車の浮上を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って台車を長時間連
続運転するには、搭載電源が大型化、重量大となると共
に、連続運転可能な時間も制限されるものとなってい
る。さらにはこの電源には所定時間毎に充電が必要で、
この充電時バッテリーの交換や予備バッテリーまたは予
備台車の入れ替え等の保守、さらには稼働率に問題があ
った。このため台車にはバッテリーを搭載せず、台車へ
の給電を搬送路に沿って設けた高周波の正弦波電流を流
す誘導線路と、誘導線路と数ミリのギャップでこれに向
き合う形で台車に取り付けた鉄心を有するコイルに誘起
する高周波電力として給電する方法が提案されている。
しかしながら誘導線路は1ループで1回路を形成してお
り、またレールシフト部ではレールと台車が一体で水平
移動し、後続の台車はシフトされたレール上を走行する
ため通電が途切れない形で誘導線路の敷設ができず、搬
送路全長にわたり連続的に安定して給電することができ
なかった。
続運転するには、搭載電源が大型化、重量大となると共
に、連続運転可能な時間も制限されるものとなってい
る。さらにはこの電源には所定時間毎に充電が必要で、
この充電時バッテリーの交換や予備バッテリーまたは予
備台車の入れ替え等の保守、さらには稼働率に問題があ
った。このため台車にはバッテリーを搭載せず、台車へ
の給電を搬送路に沿って設けた高周波の正弦波電流を流
す誘導線路と、誘導線路と数ミリのギャップでこれに向
き合う形で台車に取り付けた鉄心を有するコイルに誘起
する高周波電力として給電する方法が提案されている。
しかしながら誘導線路は1ループで1回路を形成してお
り、またレールシフト部ではレールと台車が一体で水平
移動し、後続の台車はシフトされたレール上を走行する
ため通電が途切れない形で誘導線路の敷設ができず、搬
送路全長にわたり連続的に安定して給電することができ
なかった。
【0004】本発明は搬送路に沿って配設した誘導線路
よりの高周波誘導電流の給電を受けて台車を走行させ
て、車載バッテリー電源ではレールシフト部等高周波誘
導電流にて給電を受けられない場合のみ給電してバッテ
リー電源の消耗を抑え、長時間の連続走行を可能とする
ことを目的とする。
よりの高周波誘導電流の給電を受けて台車を走行させ
て、車載バッテリー電源ではレールシフト部等高周波誘
導電流にて給電を受けられない場合のみ給電してバッテ
リー電源の消耗を抑え、長時間の連続走行を可能とする
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、搬送路に沿って設けた浮上走
行用軌道と、軌道とのギャップを検出しギャップに応じ
て磁気的に浮上する手段を有する磁気浮上台車と、前記
軌道に沿って設置されたリニアモータによって所定位置
へ磁気浮上台車を走行させる搬送装置において、線路走
行時、搬送路に沿って架設された誘導線路から、車載の
集電コイルを経て高周波誘導電流にて給電すると共に、
車載バッテリーの充電をも同時に行い、誘導線路からの
高周波誘導電流による給電不可能な搬送路部において
は、車載バッテリーより給電を選択的に行うようにし、
磁気浮上台車が走行する搬送路に沿って架設された誘導
線路と、この誘導線路よりの高周波誘導電流を台車に搭
載されかつ電気回路の充電用回路と常用電源回路とに夫
々給電するようにした2つの集電コイルと、この各集電
コイルを、バッテリーを接続した充電用回路と常用電源
回路とに夫々接続し、この充電用回路と常用電源回路間
にスイッチ素子を介して接続した電気回路とより構成し
たことを要旨とする。
するためになしたもので、搬送路に沿って設けた浮上走
行用軌道と、軌道とのギャップを検出しギャップに応じ
て磁気的に浮上する手段を有する磁気浮上台車と、前記
軌道に沿って設置されたリニアモータによって所定位置
へ磁気浮上台車を走行させる搬送装置において、線路走
行時、搬送路に沿って架設された誘導線路から、車載の
集電コイルを経て高周波誘導電流にて給電すると共に、
車載バッテリーの充電をも同時に行い、誘導線路からの
高周波誘導電流による給電不可能な搬送路部において
は、車載バッテリーより給電を選択的に行うようにし、
磁気浮上台車が走行する搬送路に沿って架設された誘導
線路と、この誘導線路よりの高周波誘導電流を台車に搭
載されかつ電気回路の充電用回路と常用電源回路とに夫
々給電するようにした2つの集電コイルと、この各集電
コイルを、バッテリーを接続した充電用回路と常用電源
回路とに夫々接続し、この充電用回路と常用電源回路間
にスイッチ素子を介して接続した電気回路とより構成し
たことを要旨とする。
【0006】
【作 用】台車の走行路に沿って誘導線路を配設し、台
車側には鉄心を有する集電コイルとバッテリーを搭載す
る。これによりシフトレールが周回走行路から移動した
とき、車載バッテリーを電源として給電し、それ以外の
時は誘導線路と集電コイルとにより高周波誘導電流にて
選択的に給電すると共に台車の浮上・制御を行い、さら
に誘導電流による給電時、車載バッテリーへの充電をも
行うのでバッテリーの電力消費は極僅かとなり走行中に
十分な充電が可能で、長時間に亘り充電のための休止、
代走台車やバッテリーの取り替えが不要となる。
車側には鉄心を有する集電コイルとバッテリーを搭載す
る。これによりシフトレールが周回走行路から移動した
とき、車載バッテリーを電源として給電し、それ以外の
時は誘導線路と集電コイルとにより高周波誘導電流にて
選択的に給電すると共に台車の浮上・制御を行い、さら
に誘導電流による給電時、車載バッテリーへの充電をも
行うのでバッテリーの電力消費は極僅かとなり走行中に
十分な充電が可能で、長時間に亘り充電のための休止、
代走台車やバッテリーの取り替えが不要となる。
【0007】
【実施例】以下本発明の磁気浮上搬送装置における非接
触給電方法及びその装置を図示の実施例にもとづいて説
明する。図において1は半導体製造工場等における搬送
行程間に配設した搬送路で、直線路・曲線路を適当に組
み合わせてループ状に、あるいは往復路形に設けると共
に、この搬送路1に沿って誘導線路2を架設する。そし
てこの誘導線路2は搬送路1に沿って走行する台車3の
側面と予め定めた間隔を保持するよう正確に張設され、
また搬送路1の適所には搬送物品の積込・積卸または搬
送方向を変換するためのステーション8を配設する。
触給電方法及びその装置を図示の実施例にもとづいて説
明する。図において1は半導体製造工場等における搬送
行程間に配設した搬送路で、直線路・曲線路を適当に組
み合わせてループ状に、あるいは往復路形に設けると共
に、この搬送路1に沿って誘導線路2を架設する。そし
てこの誘導線路2は搬送路1に沿って走行する台車3の
側面と予め定めた間隔を保持するよう正確に張設され、
また搬送路1の適所には搬送物品の積込・積卸または搬
送方向を変換するためのステーション8を配設する。
【0008】この誘導線路2は工場建屋の内壁その他固
定側にケーブル支持材21を水平に突設し、このケーブ
ル支持材21の先端部分に偏平断面その他の形状を有す
る誘導線路2を支持するものである。なおシフトする方
向によってはこのケーブル支持材21を上下方向に支持
することも可能である。
定側にケーブル支持材21を水平に突設し、このケーブ
ル支持材21の先端部分に偏平断面その他の形状を有す
る誘導線路2を支持するものである。なおシフトする方
向によってはこのケーブル支持材21を上下方向に支持
することも可能である。
【0009】搬送路1はレール支持材11の下端または
先端に強磁性体レール本体12を非磁性体のアルミ合金
等のフレームにて支持し、フレームにリニアモータ固定
子13を所定間隔毎に配設して構成する。
先端に強磁性体レール本体12を非磁性体のアルミ合金
等のフレームにて支持し、フレームにリニアモータ固定
子13を所定間隔毎に配設して構成する。
【0010】この搬送路1に導かれて走行する台車3側
にはバッテリー6と台車浮上用の電磁石31、リアクシ
ョンプレート32及び電気回路5を備える。この電気回
路5は図1にその一実施例を示すように充電用回路5A
と常用電源回路5Bとより成り、この両回路5A,5B
には前記誘導線路2より同時に高周波誘導電流を給電さ
れるよう各回路毎に、すなわち充電用の集電コイル4A
と常用電源用の集電コイル4Bとを備える。
にはバッテリー6と台車浮上用の電磁石31、リアクシ
ョンプレート32及び電気回路5を備える。この電気回
路5は図1にその一実施例を示すように充電用回路5A
と常用電源回路5Bとより成り、この両回路5A,5B
には前記誘導線路2より同時に高周波誘導電流を給電さ
れるよう各回路毎に、すなわち充電用の集電コイル4A
と常用電源用の集電コイル4Bとを備える。
【0011】そしてこの充電用回路5Aにはダイオード
D、抵抗Rを介してバッテリー6を接続し、常用電源回
路5BにはダイオードD等を介して台車浮上回路7を接
続し、この両回路5A、5B間にトランジスタTrを介
して接続し、このトランジスタにてスイッチの作用を行
い、台車浮上回路7へ常用電源回路5Bからあるいはバ
ッテリー6側から選択的に切り替えて連続して給電でき
るようにする。
D、抵抗Rを介してバッテリー6を接続し、常用電源回
路5BにはダイオードD等を介して台車浮上回路7を接
続し、この両回路5A、5B間にトランジスタTrを介
して接続し、このトランジスタにてスイッチの作用を行
い、台車浮上回路7へ常用電源回路5Bからあるいはバ
ッテリー6側から選択的に切り替えて連続して給電でき
るようにする。
【0012】充電用・常用電源用の両集電コイル4A,
4Bは図4に示すように同じ構成を有し、C字形をした
鉄心40を台車3に固定し、この鉄心40にコイル4
1,42を巻回して成り、この鉄心40の開口部より鉄
心40内に偏平状の誘導線2を挿入するが、この誘導線
2による高周波誘導電流を集電コイル4A,4Bを介し
て台車側へ給電されるようになす。
4Bは図4に示すように同じ構成を有し、C字形をした
鉄心40を台車3に固定し、この鉄心40にコイル4
1,42を巻回して成り、この鉄心40の開口部より鉄
心40内に偏平状の誘導線2を挿入するが、この誘導線
2による高周波誘導電流を集電コイル4A,4Bを介し
て台車側へ給電されるようになす。
【0013】また搬送路1のステーション部8には図
2、図5に示すようにシフターレール8B(本線)と8
A(支線)で構成されるステーションを設ける。これに
より搬送路1上を複数台の台車が走行する場合特定の台
車がステーション8Bにて停止しても、他の台車は走行
可能とするものである。
2、図5に示すようにシフターレール8B(本線)と8
A(支線)で構成されるステーションを設ける。これに
より搬送路1上を複数台の台車が走行する場合特定の台
車がステーション8Bにて停止しても、他の台車は走行
可能とするものである。
【0014】従って上述のように構成する搬送装置にお
いて、一台の台車3aがステーション8へワークを運搬
し、他方の台車3bはさらにその先のステーションへワ
ークを運搬する場合、2台の台車3a,3b共に誘導線
路2から夫々二つの集電コイル4A,4Bで同時に集電
し、運行指令に基づいて図1に示す常用電源回路5Bか
らの給電で浮上用電磁石31が励磁し、台車3は浮上
し、リニアモータにて走行すると共に、同時に充電回路
5Aでバッテリーを充電しながらそれぞれ走行してい
る。そして一台の台車がステーション8Bへ進入する
と、シフターレール上でリニアモータの逆相励磁で減速
され位置決め保持装置によって台車は停止し保持され
る。シフターレール上に台車3を保持したままでBはC
位置へ、AはB位置へ連動してシフトされる。搬送路横
のC位置で台車が荷役中も後続の台車以降の台車はシフ
トされた搬送路上を通過して先のステーションへ走行す
る。尚ダミーステーション9は前方が塞がっているとき
の一時停止のステーションである。
いて、一台の台車3aがステーション8へワークを運搬
し、他方の台車3bはさらにその先のステーションへワ
ークを運搬する場合、2台の台車3a,3b共に誘導線
路2から夫々二つの集電コイル4A,4Bで同時に集電
し、運行指令に基づいて図1に示す常用電源回路5Bか
らの給電で浮上用電磁石31が励磁し、台車3は浮上
し、リニアモータにて走行すると共に、同時に充電回路
5Aでバッテリーを充電しながらそれぞれ走行してい
る。そして一台の台車がステーション8Bへ進入する
と、シフターレール上でリニアモータの逆相励磁で減速
され位置決め保持装置によって台車は停止し保持され
る。シフターレール上に台車3を保持したままでBはC
位置へ、AはB位置へ連動してシフトされる。搬送路横
のC位置で台車が荷役中も後続の台車以降の台車はシフ
トされた搬送路上を通過して先のステーションへ走行す
る。尚ダミーステーション9は前方が塞がっているとき
の一時停止のステーションである。
【0015】台車3が搬送路B上で搬送路横のCへシフ
トされると集電コイル4A,4Bは共に誘導線路2から
外れ集電できなくなる。そして電圧が無くなると図1に
示すトランジスタスイッチTrが瞬時に動作し、バッテ
リー6から浮上制御回路7に給電される。ただし搬送路
横のC点で荷役中は台車は着地させるので、電流の消費
は僅かで済み走行中に十分な充電ができる。なお誘導線
ケーブルは絶縁電線を多数より合わせて転位したリッツ
線を使用し、ケーブル支持材によって走行路に並列に設
置されている。
トされると集電コイル4A,4Bは共に誘導線路2から
外れ集電できなくなる。そして電圧が無くなると図1に
示すトランジスタスイッチTrが瞬時に動作し、バッテ
リー6から浮上制御回路7に給電される。ただし搬送路
横のC点で荷役中は台車は着地させるので、電流の消費
は僅かで済み走行中に十分な充電ができる。なお誘導線
ケーブルは絶縁電線を多数より合わせて転位したリッツ
線を使用し、ケーブル支持材によって走行路に並列に設
置されている。
【0016】また集電コイル鉄心のギャップGはケーブ
ル支持材を通過できるように設けたものであるが、集電
の効率の点からできるだけ狭い方がよい。従って鉄心が
ケーブルを出入りするシフター部のみ、または全周に亘
ってギャップGより厚みの小さな偏平形状のケーブルを
使用する。
ル支持材を通過できるように設けたものであるが、集電
の効率の点からできるだけ狭い方がよい。従って鉄心が
ケーブルを出入りするシフター部のみ、または全周に亘
ってギャップGより厚みの小さな偏平形状のケーブルを
使用する。
【0017】
【発明の効果】本発明の磁気浮上搬送装置における非接
触給電方法は、線路走行時、搬送路に沿って架設された
誘導線路から、車載の集電コイルを経て高周波誘導電流
にて給電すると共に車載バッテリーの充電をも同時に行
い、誘導線路からの高周波誘導電流による給電不可能な
搬送路部においては、車載バッテリーより給電を選択的
に行うため、従来のバッテリーのみを搭載した台車は充
電のために数時間ごとに予備機と交代させたり、バッテ
リーの取り替えが必要であったが、本発明によると充電
のための停止は不要で、かつバッテリー寿命も大きく伸
びるため台車の稼働率が大幅にアップし、予備機も最低
限の台数でよく、またバッテリー取り替え等の保守が軽
減される等の利点がある。電気回路を、バッテリーを接
続した充電用回路と常用電源回路とをスイッチ素子を介
して接続して構成すると共に、充電用回路と常用電源回
路とに、搬送路に沿って架設された誘導線路から高周波
誘導電流にて給電可能とするための集電コイルを夫々設
けているので、台車走行時給電と車載バッテリーの充電
を同時に行うことができ、台車の走行によって自動的に
バッテリーへの充電が可能となり、非接触で確実な給電
を長時間に亘って行える利点がある。
触給電方法は、線路走行時、搬送路に沿って架設された
誘導線路から、車載の集電コイルを経て高周波誘導電流
にて給電すると共に車載バッテリーの充電をも同時に行
い、誘導線路からの高周波誘導電流による給電不可能な
搬送路部においては、車載バッテリーより給電を選択的
に行うため、従来のバッテリーのみを搭載した台車は充
電のために数時間ごとに予備機と交代させたり、バッテ
リーの取り替えが必要であったが、本発明によると充電
のための停止は不要で、かつバッテリー寿命も大きく伸
びるため台車の稼働率が大幅にアップし、予備機も最低
限の台数でよく、またバッテリー取り替え等の保守が軽
減される等の利点がある。電気回路を、バッテリーを接
続した充電用回路と常用電源回路とをスイッチ素子を介
して接続して構成すると共に、充電用回路と常用電源回
路とに、搬送路に沿って架設された誘導線路から高周波
誘導電流にて給電可能とするための集電コイルを夫々設
けているので、台車走行時給電と車載バッテリーの充電
を同時に行うことができ、台車の走行によって自動的に
バッテリーへの充電が可能となり、非接触で確実な給電
を長時間に亘って行える利点がある。
【図1】本発明の磁気浮上搬送装置における非接触給電
方法及びその装置の一実施例を示す浮上台車の電源回路
図である。
方法及びその装置の一実施例を示す浮上台車の電源回路
図である。
【図2】搬送装置の一部分を示す平面図である。
【図3】搬送台車の断面図である。
【図4】集電コイル部の断面図である。
【図5】シフターレール部の説明図である。
1 搬送路 2 誘導線路 3 台車 4A 集電コイル 4B 集電コイル 5 電気回路 5A 充電用回路 5B 充電用回路 6 バッテリー 7 台車浮上回路 Tr トランジスタ
Claims (2)
- 【請求項1】 磁気浮上台車が走行する搬送路に沿って
架設された誘導線路から、該台車の走行時、車載の集電
コイルを経て高周波誘導電流にて給電すると共に、車載
バッテリーの充電をも同時に行い、誘導線路からの高周
波誘導電流による給電不可能な搬送路部においては、車
載バッテリーより給電を選択的に行うようにしたことを
特徴とする磁気浮上搬送装置における非接触給電方法。 - 【請求項2】 磁気浮上台車が走行する搬送路に沿って
架設された誘導線路と、この誘導線路よりの高周波誘導
電流を台車に搭載されかつ電気回路の充電用回路と常用
電源回路とに夫々給電するようにした2つの集電コイル
と、この各集電コイルを、バッテリーを接続した充電用
回路と常用電源回路とに夫々接続し、この充電用回路と
常用電源回路間にスイッチ素子を介して接続した電気回
路とより構成され、台車走行時給電と車載バッテリーの
充電を同時に行い、誘導線路からの高周波誘導電流によ
る給電不可能な搬送路部において車載バッテリーより給
電するようにしたことを特徴とする磁気浮上搬送装置に
おける非接触給電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6248605A JPH0898438A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 磁気浮上搬送装置における非接触給電方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6248605A JPH0898438A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 磁気浮上搬送装置における非接触給電方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0898438A true JPH0898438A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=17180606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6248605A Pending JPH0898438A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 磁気浮上搬送装置における非接触給電方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0898438A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002159149A (ja) * | 2000-11-16 | 2002-05-31 | Toyota Industries Corp | 非接触で給電される移動体の電源回路 |
JP2007082383A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Tsubakimoto Chain Co | 非接触給電システム |
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