JP2006174621A - 自走搬送車 - Google Patents
自走搬送車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006174621A JP2006174621A JP2004364825A JP2004364825A JP2006174621A JP 2006174621 A JP2006174621 A JP 2006174621A JP 2004364825 A JP2004364825 A JP 2004364825A JP 2004364825 A JP2004364825 A JP 2004364825A JP 2006174621 A JP2006174621 A JP 2006174621A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- self
- circuit
- power
- transport vehicle
- smoothing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Abstract
【課題】 搬送物を積載する為のスペースの増加、消費電力の削減及び軽量化を図ることが出来る自走搬送車の提供。
【解決手段】 ピックアップコイルL1、L2とコンデンサC1、C2とが直列に接続され、軌道(図示せず)に付設され交流定電流が供給される給電線8から、非接触で交流定電流に共振して受電する直列共振回路(9)と、直列共振回路(9)が受電した交流電力を整流する整流回路18と、整流回路18が整流した直流電力を平滑する平滑回路19と、搬送物を積載し、平滑回路19が平滑した電力を駆動源として軌道に沿って走行する車体(図示せず)とを備える自走搬送車。コンデンサC1、C2は、ピックアップコイルL1、L2の近傍に配設され、整流回路18及び平滑回路19は、車体側に配設されている構成である。
【選択図】 図4
【解決手段】 ピックアップコイルL1、L2とコンデンサC1、C2とが直列に接続され、軌道(図示せず)に付設され交流定電流が供給される給電線8から、非接触で交流定電流に共振して受電する直列共振回路(9)と、直列共振回路(9)が受電した交流電力を整流する整流回路18と、整流回路18が整流した直流電力を平滑する平滑回路19と、搬送物を積載し、平滑回路19が平滑した電力を駆動源として軌道に沿って走行する車体(図示せず)とを備える自走搬送車。コンデンサC1、C2は、ピックアップコイルL1、L2の近傍に配設され、整流回路18及び平滑回路19は、車体側に配設されている構成である。
【選択図】 図4
Description
本発明は、軌道に付設され交流定電流が供給される給電線から、非接触で交流定電流に直列共振して受電し、受電した交流電力を整流し、整流し平滑した直流電力を駆動源として軌道に沿って走行する、物品を積載、搬送する自走搬送車に関するものである。
モノレール方式の自走搬送車は、自動車等の組立工程において広く採用されている。このような自走搬送車では、搬送物を載せた複数の自走搬送車が、共用の軌道に載架され、各自走搬送車に搭載した走行駆動用のモータ及び制御系に給電を行い、各自走搬送車を独立に駆動制御し、各自走搬送車を予め定めた各ステーションに停止させつつ自動走行させるようになっている。
このような各自走搬送車に対する給電法の1つとして、共用の軌道に沿って高周波電源に接続された給電線を配設する一方、自走搬送車側には給電線と物理的に非接触の状態で磁気結合するピックアップ部を設け、このピックアップ部を介して給電線から各搬送車に給電する非接触給電装置が採用されている。
このような各自走搬送車に対する給電法の1つとして、共用の軌道に沿って高周波電源に接続された給電線を配設する一方、自走搬送車側には給電線と物理的に非接触の状態で磁気結合するピックアップ部を設け、このピックアップ部を介して給電線から各搬送車に給電する非接触給電装置が採用されている。
本出願人は、特許文献1において、給電線に交流定電流を通流させ、それぞれ複数のピックアップコイル及びコンデンサを有するピックアップ部が、この交流定電流に直列共振して受電するように構成することにより、受電後に定電圧電力に変換する為の電力変換回路が不要となる非接触給電装置を提案している。
特許第3465075号公報
特許第3252886号公報
特開平10−172844号公報
上述した非接触給電装置を備えた自走搬送車では、ピックアップコイルは、当然、給電線の近傍に配設されているが、コンデンサ、受電した交流電力を整流する整流回路、及び整流した直流電力を平滑する平滑回路は、ピックアップコイルとは離隔した車体内に配設されている。その為、搬送物を積載する為のスペースが狭くなり、また、複数のピックアップコイル及びコンデンサを直列接続した場合に、配線数が多くかつ配線が長くなることにより電力損失及び重量が増加するという問題がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、搬送物を積載する為のスペースの増加、消費電力の削減及び軽量化を図ることが出来る自走搬送車を提供することを目的とする。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、搬送物を積載する為のスペースの増加、消費電力の削減及び軽量化を図ることが出来る自走搬送車を提供することを目的とする。
第1発明に係る自走搬送車は、1又は複数のピックアップコイルと1又は複数のコンデンサとが直列に接続され、軌道に付設され交流定電流が供給される給電線から、非接触で前記交流定電流に共振して受電する1又は複数の直列共振回路と、該直列共振回路が受電した交流電力を整流する整流回路と、該整流回路が整流した直流電力を平滑する平滑回路と、搬送物を積載し、前記平滑回路が平滑した電力を駆動源として前記軌道に沿って走行する車体とを備える自走搬送車において、前記コンデンサは、前記ピックアップコイルの近傍に配設され、前記整流回路及び平滑回路は、前記車体側に配設されていることを特徴とする。
この自走搬送車では、1又は複数の直列共振回路が、1又は複数のピックアップコイルと1又は複数のコンデンサとが直列に接続され、軌道に付設され交流定電流が供給される給電線から、非接触で前記交流定電流に共振して受電する。整流回路が、その受電した交流電力を整流し、平滑回路が、その整流した直流電力を平滑する。車体が、搬送物を積載し、平滑回路が平滑した電力を駆動源として軌道に沿って走行する。コンデンサは、ピックアップコイルの近傍に配設され、整流回路及び平滑回路は、車体側に配設されている。
第2発明に係る自走搬送車は、前記整流回路が、前記ピックアップコイルの近傍に配設されていることを特徴とする。
第3発明に係る自走搬送車は、前記平滑回路が、前記ピックアップコイルの近傍に配設されていることを特徴とする。
第1,2発明に係る自走搬送車によれば、搬送物を積載する為のスペースの増加、消費電力の削減、軽量化及び小型化を図ることが出来る自走搬送車を実現することが出来る。また、断線する可能性が低下し、信頼性を増すことが出来る。
第3発明に係る自走搬送車によれば、搬送物を積載する為のスペースの増加、消費電力の削減、軽量化及び小型化を図ることが出来る自走搬送車を実現することが出来る。また、断線する可能性が低下し、信頼性を増すことが出来ると共に、トロリー接触方式の給電装置と非接触給電装置との入れ替えを容易に行うことが出来る。
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る自走搬送車の実施の形態1が備える非接触給電装置の要部構成を示す平面図であり、図2は、この非接触給電装置の縦断面図である。
この自走搬送車1はモノレール式であり、断面形状がI型の走行レール(軌道)2(図2)に沿って走行する前後2つの走行フレーム3(図1)を備えており、各走行フレーム3は連結フレーム4により相互に連結されている。走行フレーム3及び連結フレーム4間は、走行フレーム3下部に設けられた連結軸5により、水平面内で回動自在に結合されている。
連結フレーム4の下方には、搬送物を保持又は積載する為の後述する車体13(図3)を備えている。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る自走搬送車の実施の形態1が備える非接触給電装置の要部構成を示す平面図であり、図2は、この非接触給電装置の縦断面図である。
この自走搬送車1はモノレール式であり、断面形状がI型の走行レール(軌道)2(図2)に沿って走行する前後2つの走行フレーム3(図1)を備えており、各走行フレーム3は連結フレーム4により相互に連結されている。走行フレーム3及び連結フレーム4間は、走行フレーム3下部に設けられた連結軸5により、水平面内で回動自在に結合されている。
連結フレーム4の下方には、搬送物を保持又は積載する為の後述する車体13(図3)を備えている。
前方の走行フレーム3上には、前輪である走行車輪6が水平軸回りに回転するように設けられた車輪部14を備えており、後方の走行フレーム3上には、後輪である走行車輪6aが水平軸回りに回転するように設けられた車輪部15を備えている。
各走行車輪6,6aは、走行レール2の中央位置より側方へ片寄った位置に配置されており、走行レール2の下部フランジ部2Aの一側上面に形成されている走行車輪支持面2Cにより支持されている。
車輪部14が備える走行車輪6(前輪)は、モータ7により駆動される駆動輪となっており、モータ7は、走行レール2に付設された給電線8(図2)から、車輪部14,15が備える各受電回路部9を介して給電される。各受電回路部9はそれぞれコンデンサ部17を有している。
各走行車輪6,6aは、走行レール2の中央位置より側方へ片寄った位置に配置されており、走行レール2の下部フランジ部2Aの一側上面に形成されている走行車輪支持面2Cにより支持されている。
車輪部14が備える走行車輪6(前輪)は、モータ7により駆動される駆動輪となっており、モータ7は、走行レール2に付設された給電線8(図2)から、車輪部14,15が備える各受電回路部9を介して給電される。各受電回路部9はそれぞれコンデンサ部17を有している。
各車輪部14,15は、垂直軸回りに回転自在に取り付けられた上部ガイドローラ10及び下部ガイドローラ11を備えている。上部ガイドローラ10は、走行レール2の上部フランジ部2Bの、走行車輪6,6a側の側面2Dに当接するように設けられ、下部ガイドローラ11は、走行レール2の下部フランジ部2Aの、走行車輪6,6aが設けられていない側の側面2Eに当接するように設けられている。上部ガイドローラ10及び下部ガイドローラ11は、それぞれ、走行車輪6,6aを挟んで前後に2個配設されている。
走行レール2の上部フランジ部2Bの側面2Dの反対側には、側面2Fが形成されており、側面2Fには、走行フレーム3に垂直軸回りに回転自在に取り付けられた2個の補助ガイドローラ12が、それぞれ僅かな隙間を空けて対向配置されている。各補助ガイドローラ12は、それぞれ上部ガイドローラ10に対応した位置に設けられている。
走行レール2の下部フランジ部2Aの、走行車輪6,6a側の側面2Gには、走行フレーム3に垂直軸回りに回転自在に取り付けられた2個の補助ガイドローラ13が、それぞれ僅かな隙間を空けて対向配置されている。各補助ガイドローラ13は、それぞれ下部ガイドローラ11に対応した位置に設けられている。
車体13(図3)及び搬送物の荷重は、連結軸5を介して走行フレーム3に作用しており、連結軸5の位置が、走行フレーム3に荷重が作用する吊り点Pとなっている。
車体13(図3)及び搬送物の荷重は、連結軸5を介して走行フレーム3に作用しており、連結軸5の位置が、走行フレーム3に荷重が作用する吊り点Pとなっている。
図3は、上述したような自走搬送車の電気回路部品の配置を模式的に示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は縦断面図である。
この自走搬送車では、前後の走行フレーム3の車輪部14,15がそれぞれ備える受電回路部9に、ピックアップコイル部16及びコンデンサ部17がそれぞれ配置されている。尚、ここでは、走行フレーム3上をピックアップコイルの近傍とする。
前後の走行フレーム3に各連結軸5により連結された車体13には、各受電回路部9のピックアップコイル部16及びコンデンサ部17が、後述するように、直列共振して受電した交流定電圧を整流する整流回路18と、整流回路18が整流した電力を平滑する平滑回路19とを備えている。
この自走搬送車では、前後の走行フレーム3の車輪部14,15がそれぞれ備える受電回路部9に、ピックアップコイル部16及びコンデンサ部17がそれぞれ配置されている。尚、ここでは、走行フレーム3上をピックアップコイルの近傍とする。
前後の走行フレーム3に各連結軸5により連結された車体13には、各受電回路部9のピックアップコイル部16及びコンデンサ部17が、後述するように、直列共振して受電した交流定電圧を整流する整流回路18と、整流回路18が整流した電力を平滑する平滑回路19とを備えている。
図4は、上述したような自走搬送車の電気回路を示すブロック図である。
この自走搬送車の電気回路は、各受電回路部9のピックアップコイル部16が、給電線8に沿って前後2個のコア21を備えている。各コア21は、3本の各給電線8に非接触で磁気結合する為の歯(ティース)を4本有しており、その内側の2本の歯には、ピックアップコイル部16のピックアップコイルL1,L2がそれぞれ巻回してある。
この自走搬送車の電気回路は、各受電回路部9のピックアップコイル部16が、給電線8に沿って前後2個のコア21を備えている。各コア21は、3本の各給電線8に非接触で磁気結合する為の歯(ティース)を4本有しており、その内側の2本の歯には、ピックアップコイル部16のピックアップコイルL1,L2がそれぞれ巻回してある。
車輪部14の受電回路部9は、ピックアップコイルL1、コンデンサC1、ピックアップコイルL2、コンデンサC2、ピックアップコイルL1、コンデンサC1、ピックアップコイルL2、コンデンサC2の順で直列接続されている。各コンデンサC1,C2は、コンデンサ部17を構成する。
車輪部15の受電回路部9は、車輪部14の受電回路部9と同様の構成であり、車輪部14の受電回路部9と直列に接続されている。
車輪部15の受電回路部9は、車輪部14の受電回路部9と同様の構成であり、車輪部14の受電回路部9と直列に接続されている。
直列に接続された2つの受電回路部9の各ピックアップコイルL1,L2及びコンデンサC1,C2の各回路定数は、給電線8に流れる交流定電流に略直列共振するように定められている。
直列に接続された2つの受電回路部9には、受電回路部9が直列共振して受電した交流定電圧を整流するダイオードブリッジ回路を有する整流回路18が接続され、整流回路18には、整流回路18が整流した電力を平滑する平滑コンデンサを有する平滑回路19が接続されている。
平滑回路19が平滑した直流定電圧は、モータ7(図1,2)とモータ7を制御する図示しない制御部とを有する負荷20に与えられる。
直列に接続された2つの受電回路部9には、受電回路部9が直列共振して受電した交流定電圧を整流するダイオードブリッジ回路を有する整流回路18が接続され、整流回路18には、整流回路18が整流した電力を平滑する平滑コンデンサを有する平滑回路19が接続されている。
平滑回路19が平滑した直流定電圧は、モータ7(図1,2)とモータ7を制御する図示しない制御部とを有する負荷20に与えられる。
このような構成の自走搬送車では、車輪部14,15の受電回路部9の各ピックアップコイルL1,L2及びコンデンサC1,C2が、給電線8に流れる交流定電流に略直列共振することにより受電し、受電した交流定電圧は、整流回路18及び平滑回路19により整流され平滑される。整流され平滑された直流定電圧は、負荷20に与えられ、モータ7を回転制御する。
モータ7が回転することにより、車輪6が、走行レール2の走行車輪支持面2C上を転動し、これに伴い、車輪6a、上部ガイドローラ10及び下部ガイドローラ11も転動する。補助ガイドローラ12,13は、転動する車輪6,6a、上部ガイドローラ10及び下部ガイドローラ11が脱輪しないようにガイドする。これにより、自走搬送車は、車体13に搬送物を積載して、走行レール2を走行することが出来る。
上述したように、ピックアップコイルを複数に分割して、複数のコンデンサと共に直列共振回路を構成した場合に、コンデンサを車体13側に配置すると、ピックアップコイル及びコンデンサを接続する配線の本数及び長さが増加する。その為、配線の作業性悪化、多数の長い配線に高周波電流が流れることによる周囲への磁界の影響の増大、及び多数の長い配線に高周波電流が流れることによる電力損失の増大という問題が発生する。
しかし、上述したように、走行フレーム3上であるピックアップコイル近傍に、各コンデンサC1,C2を配置することにより、ピックアップコイル及びコンデンサを接続する配線を短くすることが出来、これらの問題を解決することが出来る。
尚、本実施の形態では、前後の車輪部14,15に各受電回路部9を設けてあるが、何れかの車輪部にのみ受電回路部9を設けるようにしても良い。
しかし、上述したように、走行フレーム3上であるピックアップコイル近傍に、各コンデンサC1,C2を配置することにより、ピックアップコイル及びコンデンサを接続する配線を短くすることが出来、これらの問題を解決することが出来る。
尚、本実施の形態では、前後の車輪部14,15に各受電回路部9を設けてあるが、何れかの車輪部にのみ受電回路部9を設けるようにしても良い。
(実施の形態2)
図5は、本発明に係る自走搬送車の実施の形態2における電気回路部品の配置を模式的に示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は縦断面図である。
この自走搬送車では、走行フレーム3の車輪部15(後輪)が備える受電回路部9に、ピックアップコイル部16及びコンデンサ部17に加えて、整流回路18が配置されている。
前後の走行フレーム3に各連結軸5により連結された車体13には、平滑回路19を備えている。
図5は、本発明に係る自走搬送車の実施の形態2における電気回路部品の配置を模式的に示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は縦断面図である。
この自走搬送車では、走行フレーム3の車輪部15(後輪)が備える受電回路部9に、ピックアップコイル部16及びコンデンサ部17に加えて、整流回路18が配置されている。
前後の走行フレーム3に各連結軸5により連結された車体13には、平滑回路19を備えている。
図6は、上述した自走搬送車の電気回路を示すブロック図である。
この自走搬送車の電気回路は、車輪部15(後輪)の受電回路部9が、ピックアップコイル部16及びコンデンサ部17に加えて、ピックアップコイル部16及びコンデンサ部17が直列共振して受電した交流定電圧を整流する整流回路18を備えている。整流回路18には、整流回路18が整流した電力を平滑する平滑コンデンサを有する平滑回路19が接続されている。
この自走搬送車の電気回路は、車輪部15(後輪)の受電回路部9が、ピックアップコイル部16及びコンデンサ部17に加えて、ピックアップコイル部16及びコンデンサ部17が直列共振して受電した交流定電圧を整流する整流回路18を備えている。整流回路18には、整流回路18が整流した電力を平滑する平滑コンデンサを有する平滑回路19が接続されている。
このような自走搬送車では、車体13側に配置する電気回路部品が更に少なくなるので、車体13の搬送物積載スペースの増大、又は車体13自身のスペース削減を図ることが出来る。本発明に係る自走搬送車の実施の形態2のその他の構成及び動作は、上述した本発明に係る自走搬送車の実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
尚、本実施の形態では、前後の車輪部14,15に各受電回路部9を設けてあるが、何れかの車輪部にのみ受電回路部9を設けるようにしても良い。
尚、本実施の形態では、前後の車輪部14,15に各受電回路部9を設けてあるが、何れかの車輪部にのみ受電回路部9を設けるようにしても良い。
(実施の形態3)
図7は、本発明に係る自走搬送車の実施の形態3における電気回路部品の配置を模式的に示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は縦断面図である。
この自走搬送車では、走行フレーム3の車輪部15(後輪)が備える受電回路部9に、ピックアップコイル部16、コンデンサ部17、整流回路18及び平滑回路19が配置されている。
前後の走行フレーム3に各連結軸5により連結された車体13には、整流回路18及び平滑回路19は配置されていない。
図7は、本発明に係る自走搬送車の実施の形態3における電気回路部品の配置を模式的に示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は縦断面図である。
この自走搬送車では、走行フレーム3の車輪部15(後輪)が備える受電回路部9に、ピックアップコイル部16、コンデンサ部17、整流回路18及び平滑回路19が配置されている。
前後の走行フレーム3に各連結軸5により連結された車体13には、整流回路18及び平滑回路19は配置されていない。
図8は、上述した自走搬送車の電気回路を示すブロック図である。
この自走搬送車の電気回路は、車輪部15(後輪)の受電回路部9が、ピックアップコイル部16、コンデンサ部17、ピックアップコイル部16とコンデンサ部17とが直列共振して受電した交流定電圧を整流する整流回路18、及び整流回路18が整流した電力を平滑する平滑回路19を備えている。
この自走搬送車の電気回路は、車輪部15(後輪)の受電回路部9が、ピックアップコイル部16、コンデンサ部17、ピックアップコイル部16とコンデンサ部17とが直列共振して受電した交流定電圧を整流する整流回路18、及び整流回路18が整流した電力を平滑する平滑回路19を備えている。
このような自走搬送車では、車体13側には電気回路部品が配置されないので、走行フレーム3上の部品を交換することのみにより、トロリー接触方式の給電装置と非接触給電装置とを容易に入れ替えることが出来る。本発明に係る自走搬送車の実施の形態3のその他の構成及び動作は、上述した本発明に係る自走搬送車の実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
尚、本実施の形態では、前後の車輪部14,15に各受電回路部9を設けてあるが、何れかの車輪部にのみ受電回路部9を設けるようにしても良い。
尚、本実施の形態では、前後の車輪部14,15に各受電回路部9を設けてあるが、何れかの車輪部にのみ受電回路部9を設けるようにしても良い。
(実施の形態4)
図9は、本発明に係る自走搬送車の形態4における電気回路部品の配置を模式的に示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は縦断面図である。
この自走搬送車では、走行フレーム3の車輪部14,15が備える各受電回路部9に、ピックアップコイル部16、コンデンサ部17、整流回路18及び平滑回路19がそれぞれ配置されている。各受電回路部9は、負荷20に並列に接続されている。
前後の走行フレーム3に各連結軸5により連結された車体13には、整流回路18及び平滑回路19は配置されていない。
図9は、本発明に係る自走搬送車の形態4における電気回路部品の配置を模式的に示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は縦断面図である。
この自走搬送車では、走行フレーム3の車輪部14,15が備える各受電回路部9に、ピックアップコイル部16、コンデンサ部17、整流回路18及び平滑回路19がそれぞれ配置されている。各受電回路部9は、負荷20に並列に接続されている。
前後の走行フレーム3に各連結軸5により連結された車体13には、整流回路18及び平滑回路19は配置されていない。
このような自走搬送車では、車体13側には電気回路部品が配置されないので、走行フレーム3上の部品を交換することのみにより、トロリー接触方式の給電装置と非接触給電装置とを容易に入れ替えることが出来る。また、各受電回路部9が負荷20に並列に接続されているので、負荷20に大きな電流(例えば2倍の電流)を供給することが出来る。本発明に係る自走搬送車の実施の形態3のその他の構成及び動作は、上述した本発明に係る自走搬送車の実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
(実施の形態5)
図10は、本発明に係る自走搬送車の形態5における電気回路部品の配置を模式的に示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は縦断面図である。
この自走搬送車では、走行フレーム3の車輪部14,15が備える各受電回路部9に、ピックアップコイル部16、コンデンサ部17、整流回路18及び平滑回路19がそれぞれ配置されている。各受電回路部9は、負荷20に直列に接続されている。
前後の走行フレーム3に各連結軸5により連結された車体13には、整流回路18及び平滑回路19は配置されていない。
図10は、本発明に係る自走搬送車の形態5における電気回路部品の配置を模式的に示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は縦断面図である。
この自走搬送車では、走行フレーム3の車輪部14,15が備える各受電回路部9に、ピックアップコイル部16、コンデンサ部17、整流回路18及び平滑回路19がそれぞれ配置されている。各受電回路部9は、負荷20に直列に接続されている。
前後の走行フレーム3に各連結軸5により連結された車体13には、整流回路18及び平滑回路19は配置されていない。
このような自走搬送車では、車体13側には電気回路部品が配置されないので、走行フレーム3上の部品を交換することのみにより、トロリー接触方式の給電装置と非接触給電装置とを容易に入れ替えることが出来る。また、各受電回路部9が負荷20に直列に接続されているので、負荷20に高い電圧(例えば2倍の電圧)を供給することが出来る。本発明に係る自走搬送車の実施の形態3のその他の構成及び動作は、上述した本発明に係る自走搬送車の実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
複数の受電回路部9の接続方法を実施の形態4,5から選択し、また、実施の形態4,5を組み合わせることにより、種々の負荷を備えるシステムに対応することが出来る。
複数の受電回路部9の接続方法を実施の形態4,5から選択し、また、実施の形態4,5を組み合わせることにより、種々の負荷を備えるシステムに対応することが出来る。
1 自走搬送車
2 走行レール(軌道)
3 走行フレーム
4 連結フレーム
5 連結軸
6,6a 走行車輪
7 モータ
8 給電線
13 車体
14,15 車輪部
16 ピックアップコイル部
17 コンデンサ部
18 整流回路
19 平滑回路
20 負荷
21 コア
C1,C2 コンデンサ
L1,L2 ピックアップコイル
2 走行レール(軌道)
3 走行フレーム
4 連結フレーム
5 連結軸
6,6a 走行車輪
7 モータ
8 給電線
13 車体
14,15 車輪部
16 ピックアップコイル部
17 コンデンサ部
18 整流回路
19 平滑回路
20 負荷
21 コア
C1,C2 コンデンサ
L1,L2 ピックアップコイル
Claims (3)
- 1又は複数のピックアップコイルと1又は複数のコンデンサとが直列に接続され、軌道に付設され交流定電流が供給される給電線から、非接触で前記交流定電流に共振して受電する1又は複数の直列共振回路と、該直列共振回路が受電した交流電力を整流する整流回路と、該整流回路が整流した直流電力を平滑する平滑回路と、搬送物を積載し、前記平滑回路が平滑した電力を駆動源として前記軌道に沿って走行する車体とを備える自走搬送車において、
前記コンデンサは、前記ピックアップコイルの近傍に配設され、前記整流回路及び平滑回路は、前記車体側に配設されていることを特徴とする自走搬送車。 - 前記整流回路が、前記ピックアップコイルの近傍に配設されている請求項1記載の自走搬送車。
- 前記平滑回路が、前記ピックアップコイルの近傍に配設されている請求項2記載の自走搬送車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004364825A JP2006174621A (ja) | 2004-12-16 | 2004-12-16 | 自走搬送車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004364825A JP2006174621A (ja) | 2004-12-16 | 2004-12-16 | 自走搬送車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006174621A true JP2006174621A (ja) | 2006-06-29 |
Family
ID=36674753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004364825A Pending JP2006174621A (ja) | 2004-12-16 | 2004-12-16 | 自走搬送車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006174621A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101230238B1 (ko) * | 2011-08-26 | 2013-02-06 | 한국과학기술원 | 이동체용 집전 장치 및 그 장치의 전력 보상 방법 |
-
2004
- 2004-12-16 JP JP2004364825A patent/JP2006174621A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101230238B1 (ko) * | 2011-08-26 | 2013-02-06 | 한국과학기술원 | 이동체용 집전 장치 및 그 장치의 전력 보상 방법 |
WO2013032203A1 (ko) * | 2011-08-26 | 2013-03-07 | 한국과학기술원 | 이동체용 집전 장치 및 그 장치의 전력 보상 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5927657A (en) | Antenna mounting structure for movable member conveying system | |
JP2006136197A (ja) | 非接触給電式走行台車 | |
CN105035673A (zh) | 一种联体双层交叉带式分拣机 | |
JP2005289101A (ja) | 非接触給電システム | |
WO2014038707A1 (ja) | 車両給電装置 | |
TW548212B (en) | Unmanned transportation-vehicle system | |
KR102398345B1 (ko) | 반송대차 | |
KR20000047860A (ko) | 비접촉 전력 공급 시스템 및 장치, 또는 이를 이용한반송설비 | |
JP7313417B2 (ja) | 自動移送設備 | |
JP7065554B2 (ja) | 自走式搬送装置 | |
JP4151417B2 (ja) | 搬送装置 | |
TW200521068A (en) | Track guided vehicle system | |
CN204938201U (zh) | 一种联体双层交叉带式分拣机 | |
JP2006174621A (ja) | 自走搬送車 | |
JP4640035B2 (ja) | 無接触給電設備 | |
KR100208206B1 (ko) | 비접촉 전력분배 시스템 | |
JP4416726B2 (ja) | 給電装置及び搬送システム | |
JPH118904A (ja) | 搬送台車の非接触給電設備 | |
JP3575925B2 (ja) | 分岐軌道を備えた搬送設備 | |
JP2007082383A (ja) | 非接触給電システム | |
JPH0898438A (ja) | 磁気浮上搬送装置における非接触給電方法及びその装置 | |
JP5375345B2 (ja) | 天井搬送車の軌道設備 | |
JP5187200B2 (ja) | 天井搬送車 | |
JP3906950B2 (ja) | 搬送台車の非接触給電装置 | |
JP5119918B2 (ja) | 有軌道台車システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070615 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080930 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090317 |