JPH07143727A - リニアモータ駆動搬送装置 - Google Patents

リニアモータ駆動搬送装置

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JPH07143727A
JPH07143727A JP31124393A JP31124393A JPH07143727A JP H07143727 A JPH07143727 A JP H07143727A JP 31124393 A JP31124393 A JP 31124393A JP 31124393 A JP31124393 A JP 31124393A JP H07143727 A JPH07143727 A JP H07143727A
Authority
JP
Japan
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carts
linear motor
primary
running
thrust
Prior art date
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Pending
Application number
JP31124393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Nagai
秀憲 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Electric Manufacturing Ltd filed Critical Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication of JPH07143727A publication Critical patent/JPH07143727A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】断続的な発生推力による大きな速度の変動がな
く安定した走行が得られ更に連結を複数台連結したり、
速度の変動が許される場合には、リニアモ−タの一次コ
イルの数量を少なくする等システム全体を安価に製作す
ることにある。 【構成】搬送台車を2台又は複数台を、少なくとも二次
導体が一次巻線の双方にかかるよう連結機にて接続し、
一次巻線に交流電流を通じて励磁して搬送台車二台又は
複数台の二次導体に分散した推力を発生させて、推力の
強弱の脈動または、推力発生の断絶する時間の短縮を図
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリニアモ−タにて駆動す
る搬送台車の運転性能の向上に関する物である。
【0002】
【従来の技術】従来の搬送台車駆動用リニアモ−タの運
転方法は、図3に示すように、リニアモ−タ固定架台4
に一定間隔でリニアモ−タの一次コイル5を取り付け、
二次導体1を台車に取り付けて一体化したものを走行台
車2としてレ−ル(上部)7とレ−ル6(下部)に設置
し、このレ−ル上を移動できるようにしている。ここ
で、前記レ−ル7(上部)は二次導体1が一次コイル5
にて受ける吸引力を支えるためにあり、レ−ル6(下
部)は走行台車及び貨物の重力を支える。次にこの装置
の移動方法と動きについて説明する。
【0003】リニアモ−タの一次コイルに交流電流を通
じて励磁すると、走行台車2はリニアモ−タの一次コイ
ル5の下に在るときに推力をうけ、速度が上昇する。ま
た一次コイル5から離れた時には推力が無くなり、惰行
走行となる。この様子は図4に示す(a)に速度、
(b)に推力の変化として表される。図4の(b)に示
すように、走行台車2の二次導体1がリニアモ−タの一
次コイル5の下の位置に入ると推力は上昇し、一定の推
力が発生する。走行台車2が移動し、一次コイル5の下
から離れると、推力が減少し、やがて推力は発生しなく
なる。しかし、走行台車2が移動して、次の一次コイル
5の下に走行台車2がくると、再び推力が発生する。す
なわち、走行台車2が移動すると、推力は図4の(b)
に示すように変化し又は断続的に発生する。この結果、
台車の速度は図4の(a)に示すように変化しながら移
動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した構成
においては、推力の変化が大きく、従って速度も大きく
変化する。これを解決する手段としては、地上側の一次
コイルの設置間隔を極力少なくするか又は、二次導体を
長くすることが考えられる。前者は最も良い解決手段で
あるが、走行距離が長くなると一次コイルの数量が多く
なり、経済的に不利になる。後者は直線走行の場合は二
次導体を長くする事が出来ても、曲線軌道を通る時は走
行が困難になる。また、直線距離走行であっても、二次
導体が長過ぎると上下方向に移動し易く、一次コイルと
二次導体の間隙を一定に保持することは難しい。本発明
は上述した点に鑑みて創案されたもので、その目的とす
るところは、断続的な発生推力による大きな速度の変動
がなく安定した走行が得られ、更に、システム全体の経
済効果を高める為に、連結を複数台連結したり、速度の
変動が許される場合には、リニアモ−タの一次コイルの
設置間隔を大きくして、一次コイルの数量を少なくし、
システム全体を安価に製作することが可能なリニアモー
タ駆動搬送装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
する手段は、地上側を一次巻線、二次導体を車輪を有す
る搬送台車に取り付けて移動させる地上一次方式リニア
モ−タ駆動装置において、前記搬送台車を2台又は複数
台を、少なくとも前記二次導体が前記一次巻線の双方に
かかるよう連結機にて接続し、一次巻線に交流電流を通
じて励磁して前記搬送台車二台又は複数台の二次導体に
分散した推力を発生させて、推力の強弱の脈動または、
推力発生の断絶する時間の短縮することにある。
【0006】
【作用】その作用は、次に述べる実施例において併せて
詳述する。以下、本発明のリニアモ−タ駆動搬送装置の
一実施例を図面に基づいて詳述する。
【0007】
【実施例】図1(a)は本発明の一実施例を示す斜視図
であり、図(a)は搬送車二台連結の例、図(b)は前
記搬送車をレ−ル上に設置して移動できる用にし、上部
に等間隔にリニアモ−タ一次コイルを固定した例、そし
て図(c)は搬送車が曲線上を移動する時の状態を表し
たものである。 図1(a)において、走行台車2および2aの上部にリ
ニアモ−タの二次導体1および2aを取り付けたものを
搬送車としたものである。ここで2台の走行台車は曲線
的に移動可能なように、連結機3にて接続されている。 図1(b)において、リニアモ−タ固定架台4にリニア
モ−タの一次コイル5が等間隔に固定されている。この
下部に図1(a)の走行台車二台からなる搬送車がレ−
ル6(下部)とレ−ル7(上部)に車輪を介して設置さ
れている。ここで、レ−ル6(下部)は搬送車の重量を
支え、レ−ル7(上部)は一次コイル5と二次導体1と
によって生ずる吸引力を支える目的にて使われる。リニ
アモ−タの一次コイル5に交流電流が流れると、二次導
体1又は1aに上方向の吸引力と走行方向の推力が発生
し、前記搬送車は移動する。 図1(c)において、搬送車を上部より見て、レ−ル6
(下部)及びレ−ル7(下部)が曲線走行となった場
合、走行台車2及び2aは連結機にてレ−ルに沿って走
行可能な状態になり、一次コイル5にて二次導体1に推
力を受けて安定に走行を続ける。
【0008】次にその作用を図2の特性図に基づいて説
明する。図2において、(b)は二台の走行台車がうけ
る推力を表している。すなわち、ここでは前記走行台車
が間断なく推力を分散して受けていることを表す。
(a)は前記の推力によって、搬送車の速度の変動する
様子を表す。図から、速度の変動は少なく安定して走行
する事になる。
【0009】
【発明の効果】以上に説明したごとく本発明によれば、
従来例の図4に表されるごとく断続的な発生推力による
大きな速度の変動がなく安定した走行が得られる。更
に、システム全体の経済効果を高める為に、連結を複数
台連結したり、速度の変動が許される場合には、リニア
モ−タの一次コイルの設置間隔を大きくして、一次コイ
ルの数量を少なくすることが可能となる。この結果、シ
ステム全体を安価に制作することが可能となり、極めて
実用的に有用な物である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示し、図(a)は二
台の走行台車の連結した例、図(b)はその説明図、図
(c)は走行状態の上部から見た説明図である。
【図2】図2は本発明の特性図である。
【図3】図3は従来の一例を示し、図(a)は斜視図、
図(b)は説明図である。
【図4】図4は従来の特性図である。
【符号の説明】
1 二次導体 2 走行台車 3 連結機 4 リニアモ−タ固定架台 5 一次コイル 6 レ−ル(下部) 7 レ−ル(上部) 1a 二次導体 2a 走行台車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地上側を一次巻線、二次導体を車輪を有す
    る搬送台車に取り付けて移動させる地上一次方式リニア
    モ−タ駆動装置において、前記搬送台車を2台又は複数
    台を、少なくとも前記二次導体が前記一次巻線の双方に
    かかるよう連結機にて接続し、一次巻線に交流電流を通
    じて励磁して前記搬送台車二台又は複数台の二次導体に
    分散した推力を発生させて、推力の強弱の脈動または、
    推力発生の断絶する時間の短縮することを特徴としたリ
    ニアモ−タ駆動搬送装置。
JP31124393A 1993-11-17 1993-11-17 リニアモータ駆動搬送装置 Pending JPH07143727A (ja)

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JP31124393A JPH07143727A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 リニアモータ駆動搬送装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011059839A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Murata Machinery Ltd 移動体システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6310782B2 (ja) * 1979-10-18 1988-03-09 Olympus Optical Co
JPH0485286A (ja) * 1990-07-27 1992-03-18 Hitachi Ltd マンコンベア
JPH05132264A (ja) * 1991-11-07 1993-05-28 Mitsubishi Electric Corp リニアモータ式エレベーター装置
JPH05304760A (ja) * 1992-04-24 1993-11-16 Matsushita Electric Works Ltd リニアモータ

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