JP2678542B2 - 磁気浮上列車の集電装置 - Google Patents
磁気浮上列車の集電装置Info
- Publication number
- JP2678542B2 JP2678542B2 JP21425192A JP21425192A JP2678542B2 JP 2678542 B2 JP2678542 B2 JP 2678542B2 JP 21425192 A JP21425192 A JP 21425192A JP 21425192 A JP21425192 A JP 21425192A JP 2678542 B2 JP2678542 B2 JP 2678542B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- side wall
- levitation
- coils
- superconducting coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気浮上列車におけ
る側壁浮上コイルに誘導される電流が作る交流磁界の高
調波成分を利用する磁気浮上列車の集電装置に関するも
のである。
る側壁浮上コイルに誘導される電流が作る交流磁界の高
調波成分を利用する磁気浮上列車の集電装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】図８は例えば特開平４−２６３０２号公
報に記載された、側壁に浮上コイルを設置する方式（以
下、側壁浮上方式と称す。）における従来の磁気浮上列
車の集電装置の概略構成を示す断面図、図９は図８に示
す車上側のコイルの位置関係を軌道側より見た図であ
る。図において、１は車体、２はこの車体１が走行する
軌道、３はこの軌道２の両側に形成された側壁、４、５
はこれら両側壁３の上下にそれぞれ配設される上側側壁
浮上コイルおよび下側側壁浮上コイル、６は上側側壁浮
上コイル４に対向させて車体上に配置される集電用超電
導コイル、７は下側側壁浮上コイル５に対向させて車体
上に配置される集電用ピックアップコイル、８は集電用
超電導コイル６を収納するクライオスタット（低温維持
容器）である。
報に記載された、側壁に浮上コイルを設置する方式（以
下、側壁浮上方式と称す。）における従来の磁気浮上列
車の集電装置の概略構成を示す断面図、図９は図８に示
す車上側のコイルの位置関係を軌道側より見た図であ
る。図において、１は車体、２はこの車体１が走行する
軌道、３はこの軌道２の両側に形成された側壁、４、５
はこれら両側壁３の上下にそれぞれ配設される上側側壁
浮上コイルおよび下側側壁浮上コイル、６は上側側壁浮
上コイル４に対向させて車体上に配置される集電用超電
導コイル、７は下側側壁浮上コイル５に対向させて車体
上に配置される集電用ピックアップコイル、８は集電用
超電導コイル６を収納するクライオスタット（低温維持
容器）である。
【０００３】次に動作について説明する。車体１の左右
に設けられた集電用超電導コイル６は、進行方向に極性
が交互になっており、超電導状態を示すようにクライオ
スタット８に収納され、液体ヘリウムのような極低温冷
媒に浸漬されている。両側壁３には側壁浮上コイルが配
置されて上側側壁浮上コイル４と下側側壁浮上コイル５
とに２分割されている。そして、互いに逆方向に電流が
流れ逆方向の磁界を発生するように結線（ヌルフラック
ス結線）された状態で浮上コイルとして機能する。集電
用超電導コイル６は一対の上、下側側壁浮上コイル４、
５の上側側壁浮上コイル４に対向している。また、集電
用ピックアップコイル７は下側側壁浮上コイル５に対向
している。車両が高速走行している場合、車体１の移動
に伴い、集電用超電導コイル６の磁界により上、下側側
壁浮上コイル４、５には交流の電流が誘起されて交流の
磁界が発生する。そして、この交流磁界を車体１上の集
電用ピックアップコイル７に鎖交させると、交流磁界の
高調波成分により電圧が発生する。そして、この電源を
列車内の電源とするものである。
に設けられた集電用超電導コイル６は、進行方向に極性
が交互になっており、超電導状態を示すようにクライオ
スタット８に収納され、液体ヘリウムのような極低温冷
媒に浸漬されている。両側壁３には側壁浮上コイルが配
置されて上側側壁浮上コイル４と下側側壁浮上コイル５
とに２分割されている。そして、互いに逆方向に電流が
流れ逆方向の磁界を発生するように結線（ヌルフラック
ス結線）された状態で浮上コイルとして機能する。集電
用超電導コイル６は一対の上、下側側壁浮上コイル４、
５の上側側壁浮上コイル４に対向している。また、集電
用ピックアップコイル７は下側側壁浮上コイル５に対向
している。車両が高速走行している場合、車体１の移動
に伴い、集電用超電導コイル６の磁界により上、下側側
壁浮上コイル４、５には交流の電流が誘起されて交流の
磁界が発生する。そして、この交流磁界を車体１上の集
電用ピックアップコイル７に鎖交させると、交流磁界の
高調波成分により電圧が発生する。そして、この電源を
列車内の電源とするものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来の磁気浮上列車の集電装置では、集電用超電導コ
イル６と上側側壁浮上コイル４が正対向しており、車両
の走行により両側壁浮上コイル４、５に交流電流が流れ
た場合、集電用超電導コイル６と両側壁浮上コイル４、
５との間には反発力が作用する。ここで、車両の運動等
により集電用超電導コイル６と両側壁浮上コイル４、５
との上下方向の相対位置が変位した場合、たとえば、集
電用超電導コイル６が上側に変位した場合には、上記コ
イル間の反発力は集電用超電導コイル６に対して上方向
に作用し、集電用超電導コイル６の変位を助長すること
になり、走行中はその変位に対して変位を助長するよう
な不安定力が作用し、乗り心地や車両運動に悪影響を及
ぼすという問題点があった。
た従来の磁気浮上列車の集電装置では、集電用超電導コ
イル６と上側側壁浮上コイル４が正対向しており、車両
の走行により両側壁浮上コイル４、５に交流電流が流れ
た場合、集電用超電導コイル６と両側壁浮上コイル４、
５との間には反発力が作用する。ここで、車両の運動等
により集電用超電導コイル６と両側壁浮上コイル４、５
との上下方向の相対位置が変位した場合、たとえば、集
電用超電導コイル６が上側に変位した場合には、上記コ
イル間の反発力は集電用超電導コイル６に対して上方向
に作用し、集電用超電導コイル６の変位を助長すること
になり、走行中はその変位に対して変位を助長するよう
な不安定力が作用し、乗り心地や車両運動に悪影響を及
ぼすという問題点があった。
【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、車両運動に悪影響を及ぼすこと
なく安定した走行が可能な磁気浮上列車の集電装置を提
供することを目的とするものである。
ためになされたもので、車両運動に悪影響を及ぼすこと
なく安定した走行が可能な磁気浮上列車の集電装置を提
供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る磁気浮上
列車の集電装置は、地上の軌道側壁に上下一対のコイル
を互いにヌルフラックス結線してなる上、下側側壁浮上
コイルの両方に対向させた安定用超電導コイルを、集電
用超電導コイルおよび集電用ピックアップコイルと共通
の基体上に搭載したものである。
列車の集電装置は、地上の軌道側壁に上下一対のコイル
を互いにヌルフラックス結線してなる上、下側側壁浮上
コイルの両方に対向させた安定用超電導コイルを、集電
用超電導コイルおよび集電用ピックアップコイルと共通
の基体上に搭載したものである。
【０００７】
【作用】この発明における磁気浮上列車の集電装置の安
定用超電導コイルには、集電用超電導コイルに作用する
不安定力を上回る変位抑制力（安定力）が作用する。
定用超電導コイルには、集電用超電導コイルに作用する
不安定力を上回る変位抑制力（安定力）が作用する。
【０００８】
【実施例】実施例１． 以下、この発明の実施例を図について説明する。図１は
この発明の実施例１における磁気浮上列車の集電装置の
車上側のコイルの位置関係を軌道の側壁側から見た図、
図２は図１における安定用超電導コイル部の断面を示す
横断面図、図３は図１における集電用超電導コイル部の
断面を示す横断面図である。図において、図８に示す従
来装置と同様な部分は同一符号を付して説明を省略す
る。９は上、下側側壁浮上コイル４、５の両方に対向さ
せて配置された安定用超電導コイルで、集電用超電導コ
イル６および集電用ピックアップコイル７の走行方向両
端であって両コイル６、７を取り付ける基体である車体
１に共通に取り付けられている。１０はこの安定用超電
導コイル９および集電用超電導コイル６を収納するクラ
イオスタットである。
この発明の実施例１における磁気浮上列車の集電装置の
車上側のコイルの位置関係を軌道の側壁側から見た図、
図２は図１における安定用超電導コイル部の断面を示す
横断面図、図３は図１における集電用超電導コイル部の
断面を示す横断面図である。図において、図８に示す従
来装置と同様な部分は同一符号を付して説明を省略す
る。９は上、下側側壁浮上コイル４、５の両方に対向さ
せて配置された安定用超電導コイルで、集電用超電導コ
イル６および集電用ピックアップコイル７の走行方向両
端であって両コイル６、７を取り付ける基体である車体
１に共通に取り付けられている。１０はこの安定用超電
導コイル９および集電用超電導コイル６を収納するクラ
イオスタットである。
【０００９】以上に示すような装置構成の集電装置を搭
載した車体１が走行中に下方に変位１１した場合に、安
定用超電導コイル９に作用する電磁力の方向を図４に示
す。また、参考のため図５には、同様の状態で集電用超
電導コイル６に作用する電磁力の方向を示す。
載した車体１が走行中に下方に変位１１した場合に、安
定用超電導コイル９に作用する電磁力の方向を図４に示
す。また、参考のため図５には、同様の状態で集電用超
電導コイル６に作用する電磁力の方向を示す。
【００１０】次に上記のように構成された実施例１にお
ける磁気浮上列車の集電装置の動作について説明する。
まず、走行中に下方に変位した場合、安定用超電導コイ
ル９の磁界は上側の側壁浮上コイル４よりも下側の側壁
浮上コイル５に多く鎖交するため、両側壁浮上コイル
４、５に流れる誘導電流４ａ、５ａは、安定用超電導コ
イル９と下側の側壁浮上コイル５に反発力１２を生じる
方向に流れる。この時、上側の側壁浮上コイル４は、下
側の側壁浮上コイル５とヌルフラックス結線されてお
り、下側の側壁浮上コイル５を流れる誘導電流５と逆向
きの誘導電流４ａが流れるため、安定用超電導コイル９
と上側の側壁浮上コイル４との間には吸引力１３が作用
する。このように、安定用超電導コイル９には、下方変
位１１した場合、それを抑制する上方向力１４、すなわ
ち、安定力が作用する。
ける磁気浮上列車の集電装置の動作について説明する。
まず、走行中に下方に変位した場合、安定用超電導コイ
ル９の磁界は上側の側壁浮上コイル４よりも下側の側壁
浮上コイル５に多く鎖交するため、両側壁浮上コイル
４、５に流れる誘導電流４ａ、５ａは、安定用超電導コ
イル９と下側の側壁浮上コイル５に反発力１２を生じる
方向に流れる。この時、上側の側壁浮上コイル４は、下
側の側壁浮上コイル５とヌルフラックス結線されてお
り、下側の側壁浮上コイル５を流れる誘導電流５と逆向
きの誘導電流４ａが流れるため、安定用超電導コイル９
と上側の側壁浮上コイル４との間には吸引力１３が作用
する。このように、安定用超電導コイル９には、下方変
位１１した場合、それを抑制する上方向力１４、すなわ
ち、安定力が作用する。
【００１１】一方、集電用超電導コイル６は上側の側壁
浮上コイル４と正対向しているため、両側壁浮上コイル
４、５に流れる誘導電流４ａ、５ａは、集電用超電導コ
イル６と上側の側壁浮上コイル４に反発力１５を生じる
方向に流れ、集電用超電導コイル６には、下方変位１１
した場合、それを助長する下方向力１６、すなわち、不
安定力が作用するが、安定用超電導コイル９に作用する
安定力の合計が集電用超電導コイル６に作用する不安定
力の合計を上回るように安定用超電導コイル９の材質、
寸法、起磁力等を選択すれば装置全体には安定力が作用
することになり、集電装置を安定化することができる。
また、装置が上方に変位した場合にも同様の効果を得る
ことができる。
浮上コイル４と正対向しているため、両側壁浮上コイル
４、５に流れる誘導電流４ａ、５ａは、集電用超電導コ
イル６と上側の側壁浮上コイル４に反発力１５を生じる
方向に流れ、集電用超電導コイル６には、下方変位１１
した場合、それを助長する下方向力１６、すなわち、不
安定力が作用するが、安定用超電導コイル９に作用する
安定力の合計が集電用超電導コイル６に作用する不安定
力の合計を上回るように安定用超電導コイル９の材質、
寸法、起磁力等を選択すれば装置全体には安定力が作用
することになり、集電装置を安定化することができる。
また、装置が上方に変位した場合にも同様の効果を得る
ことができる。
【００１２】実施例２．図６はこの発明の実施例２にお
ける磁気浮上列車の集電装置の車上側のコイルの位置関
係を軌道の側壁側から見た図である。図から明らかなよ
うに、実施例１では集電用超電導コイル６を上側の側壁
浮上コイル４と対向配置したのに対して、この実施例２
においては、集電用超電導コイル６を下側の側壁浮上コ
イル５に対向配置させ、安定用コイル９を両側壁浮上コ
イル４、５に対向配置させたものであり、この場合には
集電用超電導コイル６と下側の側壁浮上コイル５との間
に不安定力が作用するが、安定用超電導コイル９には上
記不安定力を上回る安定力が作用し、上記実施例１と同
様な効果を得ることができる。
ける磁気浮上列車の集電装置の車上側のコイルの位置関
係を軌道の側壁側から見た図である。図から明らかなよ
うに、実施例１では集電用超電導コイル６を上側の側壁
浮上コイル４と対向配置したのに対して、この実施例２
においては、集電用超電導コイル６を下側の側壁浮上コ
イル５に対向配置させ、安定用コイル９を両側壁浮上コ
イル４、５に対向配置させたものであり、この場合には
集電用超電導コイル６と下側の側壁浮上コイル５との間
に不安定力が作用するが、安定用超電導コイル９には上
記不安定力を上回る安定力が作用し、上記実施例１と同
様な効果を得ることができる。
【００１３】実施例３．図７はこの発明の実施例３にお
ける磁気浮上列車の集電装置の車上側のコイルの位置関
係を軌道の側壁側から見た図である。図から明らかなよ
うに、上記各実施例１、２では集電用超電導コイル６お
よび安定用超電導コイル９を、同一のクライオスタット
１０に収納しているのに対して、この実施例３において
は、集電用超電導コイル６と安定用超電導コイル９とを
各々別のクライオスタット１７ａ、１７ｂ、１７ｃ、１
７ｄに収納したもので、クライオスタット１７ａと１７
ｂ、１７ｃと１７ｄは連結材１８によりそれぞれ上下方
向に剛に接合されており、上記各実施例と同様の効果を
奏することは勿論のこと、クライオスタットの強度が向
上するという効果もある。
ける磁気浮上列車の集電装置の車上側のコイルの位置関
係を軌道の側壁側から見た図である。図から明らかなよ
うに、上記各実施例１、２では集電用超電導コイル６お
よび安定用超電導コイル９を、同一のクライオスタット
１０に収納しているのに対して、この実施例３において
は、集電用超電導コイル６と安定用超電導コイル９とを
各々別のクライオスタット１７ａ、１７ｂ、１７ｃ、１
７ｄに収納したもので、クライオスタット１７ａと１７
ｂ、１７ｃと１７ｄは連結材１８によりそれぞれ上下方
向に剛に接合されており、上記各実施例と同様の効果を
奏することは勿論のこと、クライオスタットの強度が向
上するという効果もある。
【００１４】実施例４．なお、上記各実施例では、集電
用超電導コイル６が４極で安定用超電導コイル９が２極
の場合について説明したが、安定用超電導コイル９に作
用する安定力の合計が集電用超電導コイル６に作用する
不安定力の合計を上回るように選択すれば、上記各実施
例と同様の効果を奏することは言うまでもない。
用超電導コイル６が４極で安定用超電導コイル９が２極
の場合について説明したが、安定用超電導コイル９に作
用する安定力の合計が集電用超電導コイル６に作用する
不安定力の合計を上回るように選択すれば、上記各実施
例と同様の効果を奏することは言うまでもない。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、互い
にヌルフラックス結線された上、下一対のコイルでなり
軌道側壁に配置された浮上コイルの、上記上、下一対の
コイルの両方に対向させて安定用超電導コイルを、集電
用超電導コイルおよび集電用ピックアップコイルと共通
の基体上に搭載したので、車両運動に悪影響を及ぼすこ
となく安定した走行が可能な磁気浮上列車の集電装置を
提供することができる。
にヌルフラックス結線された上、下一対のコイルでなり
軌道側壁に配置された浮上コイルの、上記上、下一対の
コイルの両方に対向させて安定用超電導コイルを、集電
用超電導コイルおよび集電用ピックアップコイルと共通
の基体上に搭載したので、車両運動に悪影響を及ぼすこ
となく安定した走行が可能な磁気浮上列車の集電装置を
提供することができる。
【図１】この発明の実施例１における磁気浮上列車の集
電装置の車上側のコイルの位置関係を軌道の側壁側から
見た図である。
電装置の車上側のコイルの位置関係を軌道の側壁側から
見た図である。
【図２】図１における安定用超電導コイル部の断面を示
す横断面図である。
す横断面図である。
【図３】図１における集電用超電導コイル部の断面を示
す横断面図である。
す横断面図である。
【図４】図２に示す安定用超電導コイルに作用する電磁
力の状態を示す図である。
力の状態を示す図である。
【図５】図３に示す集電用超電導コイルに作用する電磁
力の状態を示す図である。
力の状態を示す図である。
【図６】この発明の実施例２における磁気浮上列車の集
電装置の車上側のコイルの位置関係を軌道の側壁側から
見た図である。
電装置の車上側のコイルの位置関係を軌道の側壁側から
見た図である。
【図７】この発明の実施例３における磁気浮上列車の集
電装置の車上側のコイルの位置関係を軌道の側壁側から
見た図である。
電装置の車上側のコイルの位置関係を軌道の側壁側から
見た図である。
【図８】従来の磁気浮上列車の集電装置の概略構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図９】図８に示す車上側のコイルの位置関係を軌道側
より見た図である。
より見た図である。
１ 車体 ２ 軌道 ３ 側壁 ４ 上側側壁浮上コイル ５ 下側側壁浮上コイル ６ 集電用超電導コイル ７ 集電用ピックアップコイル ８、１０、１７ａ〜１７ｄ クライオスタット ９ 安定用超電導コイル １４ 安定力 １６ 不安定力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤野 英二 名古屋市中村区名駅１丁目１番４号 東 海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 赤木 秀成 尼崎市塚口本町８丁目１番１号 三菱電 機株式会社 伊丹製作所内 (72)発明者 地蔵 吉洋 尼崎市塚口本町８丁目１番１号 三菱電 機株式会社 伊丹製作所内
Claims (1)
- 【請求項１】 互いにヌルフラックス結線された上下一
対のコイルでなる浮上コイルを地上の軌道側壁に配置
し、上記一対の浮上コイルのうちいずれか一方に対向さ
せて集電用超電導コイルを、又、他方に対向させて集電
用ピックアップコイルをそれぞれ車上に配置してなる磁
気浮上列車の集電装置において、上記一対の浮上コイル
の両方に対向させて安定用超電導コイルを、上記集電用
超電導コイルおよび集電用ピックアップコイルと共通の
基体上に搭載したことを特徴とする磁気浮上列車の集電
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21425192A JP2678542B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 磁気浮上列車の集電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21425192A JP2678542B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 磁気浮上列車の集電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06284507A JPH06284507A (ja) | 1994-10-07 |
| JP2678542B2 true JP2678542B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=16652672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21425192A Expired - Fee Related JP2678542B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 磁気浮上列車の集電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2678542B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3435085B2 (ja) * | 1999-02-05 | 2003-08-11 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | 集電コイルを利用した磁気ダンピング発生装置 |
| FR3034365B1 (fr) * | 2015-03-31 | 2017-05-19 | Metrolab | Cryostat, vehicule de transport a sustentation magnetique et systeme de transport a sustentation magnetique associes |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP21425192A patent/JP2678542B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06284507A (ja) | 1994-10-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1311282C (en) | Levitation, propulsion and guidance mechanism for inductive repulsion-type magnetically levitated railway | |
| US7096794B2 (en) | Inductrack configuration | |
| JP2001527380A (ja) | 磁力による輸送手段の案内及び転轍 | |
| KR20050059230A (ko) | 자력을 사용하는 서스펜션, 가이드 및 추진 차량 | |
| CA2056607C (en) | Propulsion system for magnetically levitated vehicle | |
| JP3815870B2 (ja) | 磁気浮上式鉄道用推進・浮上・案内用地上コイル、磁気浮上式鉄道用推進・浮上・案内用地上コイルの接続方法、磁気浮上式鉄道の支持・案内用構造物、磁気浮上式鉄道の支持・案内用構造物の施工方法、磁気浮上式鉄道の推進・浮上・案内装置、磁気浮上式鉄道の推進・浮上・案内方法、磁気浮上式鉄道システム、磁気浮上式鉄道の集電システム、及び磁気浮上式鉄道の集電方法 | |
| US3951075A (en) | Electro dynamic suspension and guidance system for a moving vehicle | |
| US5275112A (en) | Integrated null-flux suspension and multiphase propulsion system for magnetically-levitated vehicles | |
| US5586504A (en) | Dual-keel electrodynamic maglev system | |
| JP2678542B2 (ja) | 磁気浮上列車の集電装置 | |
| US6252316B1 (en) | Coil apparatus for a linear-motor railway system | |
| CN115534687A (zh) | 一种超导磁悬浮车及悬浮方法 | |
| JPH0669245B2 (ja) | 磁気浮上式鉄道の浮上推進兼用方式 | |
| JP3954047B2 (ja) | 超電導磁気浮上システム | |
| JPH0669246B2 (ja) | 誘導反撥式磁気浮上鉄道の浮上、案内、推進併用装置 | |
| JP2565582B2 (ja) | 超電導磁気浮上方式鉄道用非接触集電システム | |
| JP3595784B2 (ja) | 磁気浮上式鉄道の地上コイル | |
| JPH0426302A (ja) | 磁気浮上列車の集電装置 | |
| JPH09191502A (ja) | 非接触誘導集電装置 | |
| JPS63224606A (ja) | 超電導磁気浮上推進装置 | |
| JPH0755003B2 (ja) | 磁気浮上機構 | |
| JPH10225024A (ja) | 非接触給電設備 | |
| RU1056541C (ru) | Устройство магнитной электродинамической подвески и направления экипажа транспортного средства | |
| JP3548903B2 (ja) | 磁気浮上式列車用の超電導磁石 | |
| JPH09266603A (ja) | 磁気浮上列車の集電装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070801 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100801 Year of fee payment: 13 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |