JPH10104146A - 硬さ測定装置 - Google Patents

硬さ測定装置

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JPH10104146A
JPH10104146A JP8279031A JP27903196A JPH10104146A JP H10104146 A JPH10104146 A JP H10104146A JP 8279031 A JP8279031 A JP 8279031A JP 27903196 A JP27903196 A JP 27903196A JP H10104146 A JPH10104146 A JP H10104146A
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hardness
vibrator
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frequency
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JP8279031A
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English (en)
Inventor
Akio Uchiyama
昭夫 内山
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は特に生体の体内組織などのような軟ら
かい測定対象物の硬さを測定するときの分解能を向上さ
せることができる硬さ測定装置を提供することにある。 【解決手段】本発明の硬さ測定装置は、測定対象物に接
触させる接触子6に機械的に接続された振動子7の共振
周波数を検出する周波数測定回路41と、前記測定対象
物と前記接触子6の間に働く荷重を検出する力覚センサ
25とを設け、前記周波数測定回路41の測定値と前記
力覚センサ25の測定値を同期して演算回路43で受け
て前記測定対象の硬さを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共振状態で振動す
る物体が対象物に触れたときの共振状態の変化を検出
し、対象物の硬さを求める硬さ測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波振動する圧電振動子あるいはこれ
に機械的に結合された接触子を測定対象物に接触させた
ときの、圧電振動子の共振周波数やインピーダンスの変
化量を測定して、測定対象物の硬さを求めるものが知ら
れている(例えば、特公昭40−27236号公報、特
開平1−189583号公報、特開平2−290529
号公報を参照)。このような硬さ測定装置は、硬さを
定量的に測定できる、電気的な測定であるために測定
時間が短い、非破壊的な測定ができるなどの利点があ
るため、その利点を生かして、人体の皮膚の弾性度の測
定或いは工業用ロボットの触覚センサとして用いること
が考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(問題点)しかしながら、従来の硬さ測定装置において
は圧電振動子あるいはその圧電振動子と機械的に結合さ
れた接触子が測定対象物と接触したときの測定対象物の
物性量を自励発振回路の発振周波数の変化あるいは電圧
の変化として捉え、それの変化によって測定対象物の硬
さ情報を得る方式であるために、測定対象物が生体組織
やゴム材料などのような柔らかい物の場合、特に胃や食
道の内壁などのように非常に軟らかい体内組織ではその
硬さの違いを検出する場合の分解能が著しく低くなり、
測定データのばらつきが大きくなってしまうという問題
があった。また、硬さ測定装置の出力は測定対象物と接
触子の間に働く接触荷重の影響を大きく受けて測定の正
確度が低下してしまうという問題があった。
【0004】(目的)本発明は前記課題に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは特に生体の体内組
織などのような軟らかい測定対象物の硬さを測定すると
きの分解能を向上させることができる硬さ測定装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の硬さ測定装置
は、測定対象物に接触させる接触子と、前記接触子に機
械的に接続された振動子と、前記振動子の共振状態の少
なくとも一つの特性量を検出する共振状態検出回路と、
前記測定対象物と前記接触子の間に働く荷重を検出する
荷重検出手段と、前記共振状態検出回路の測定値と前記
荷重検出手段の測定値を受けて演算し前記測定対象の物
性量を求める演算手段と、前記演算手段の算出結果を提
示する提示手段を有することを特徴とする。測定対象物
と接触子の接触荷重と振動子の共振状態の特性量を一緒
に検出し、前記演算手段で演算して前記測定対象の物性
量を求めるという作用をもつ。
【0006】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>図1ないし図4を参照して、第1実施
形態を説明する。図1(a)は本実施形態に係る硬さセ
ンサ部と硬さ測定系からなる硬さ計測システムを示すブ
ロック図、図1(b)は本実施形態に係る触覚センサの
先端部の内部構造を示す断面図、図2は接触荷重と周波
数変化の関係を示したグラフ、図3は接触荷重と電気音
響変換器の駆動電極における共振電圧振幅変化の関係を
示したグラフ、図4は接触荷重と電気音響変換器の検出
電極に発生する出力電圧振幅変化の関係を示したグラフ
である。
【0007】(構成)図1中1はセンサプローブを示
す。センサプローブ1は長尺な可撓性チューブからなる
保持部材2の先端に硬さセンサ部3を取着して構成され
ている。硬さセンサ部3は、略筒状のケーシング4内に
電気音響変換器5を同軸的に組み込み、ケーシング4の
先端に接触子6を取着してなるものである。電気音響変
換器5は円筒形状に成形・焼結されたPZT等の圧電セ
ラミクスで径方向に分極処理がなされた圧電式の振動子
7を有し、この振動子7の内周面にはその先端から後端
にわたり金属膜が設けられていて、これを接地電極8と
している。接地電極8には接地線9がはんだ付けにより
接続されている。接地線9の他端は硬さ測定系のグラウ
ンドレベルに接地される。振動子7の外周面には先端か
ら円筒部全長の約3/4程度の長さにわたり金属膜から
なる駆動電極11が設けられ、これには駆動線12が接
続されている。そして、この駆動電極11で覆われた振
動子7の部分で振動部を構成する。
【0008】また、駆動電極11との間に絶縁のための
スペース13を空けて、前記駆動電極11よりも後端側
部分に位置して、振動子7の外周面には、金属膜からな
る検出電極14が設けられている。この検出電極14に
は硬さ測定系に通じる信号線15が接続されている。そ
して、この検出電極14で覆われた振動子7の部分で検
出部を構成する。このように振動子7には3個の電極
8,11,14を設けている。
【0009】図1(b)で示すように、振動子7は、ケ
ーシング4の先端部に装着されるカバーを兼ねた継手リ
ング16の内面に、リング状の固定部材17を介在させ
ることによりケーシング4内の中央に位置して保持され
ている。固定部材17は振動子7の振動の節の近傍に設
けられており、振動子7の振動がカバー用ケーシング4
に伝達しずらくしている。
【0010】接触子6は先端部を大径に形成した接触部
18とし、その先端面は対象物に当てる球面状の接触面
を形成している。接触子6の基端部分は振動子7の円筒
部内径よりも若干小さい外径を有する円柱状の突出部1
9としてなり、この突出部19を振動子7の円筒部内周
に密に挿入して両者を接着することにより、電気音響変
換器5と接触子6とが機械的に一体な接続状態になり、
両者の音響的結合を強固なものとしてある。接触子6の
大径な先端接触部18と小径の突出部19の間の境部分
における段差部はいわゆるアール面によって形成され、
滑らかに断面半径が変わる形状に作られている。このた
め、電気音響変換器5から接触子6の全体的な振動モー
ドが周波数雑音の少ない振動のものになる。
【0011】接触子6の先端部18における側周面はポ
リウレタンやシリコンゴム等の弾性材料によって作られ
た筒状の弾性部材21によって覆われている。弾性部材
21は継手リング16の先端部外周に嵌着されている。
継手リング16はその基端部をケーシング4の先端部に
嵌合してケーシング4に取着固定されている。
【0012】前記硬さセンサ部3にはケーシング4の後
端に位置して力覚センサ25が設けられている。この力
覚センサ25は測定対象物と前記接触子6の間に働く荷
重を検出する荷重検出手段を構成するものである。ここ
で、力覚センサ25は前端柱部26と後端柱部27の間
にZ字状の弾性アーム部(弾性要素)28を配置してあ
り、弾性アーム部28の一端が前端柱部26に連結し、
弾性アーム部28の他端が後端柱部27に連結して一体
に形成されている。また、弾性アーム部28において、
応力が集中する位置には検出要素として、例えば、半導
体よりなる複数の歪みゲージ29a,29bが貼り付け
られている。歪みゲージ29a,29bはこれに応力が
加わることによりその抵抗値が変化し、この変化により
加わった力を検出する。
【0013】力覚センサ25の前端柱部26はケーシン
グ4の後端に固定され、力覚センサ25の後端柱部27
は保持部材2の先端に固定されている。保持部材2には
コイル芯材30を内装して補強がなされている。保持部
材2の先端縁はケーシング4の後端外周に被嵌され、糸
31によって締め付けられて接着剤32により固着され
ている。力覚センサ25はケーシング4や保持部材2に
よって液密に覆われている。
【0014】前記の接地線9と駆動線12と信号線15
はまとめて、力覚センサ25の中空部と側方隙間を通じ
て保持部材2に導かれている。ケーシング4の後端と前
端柱部26の中空部分で、はんだ付け部24が形成され
ている。この場合、駆動線12と信号線15はいずれも
同軸ケーブルの芯線を使用し、各同軸ケーブルのシール
ド線は前記接地線9としてある。
【0015】一方、硬さセンサ部3の検出部の出力信号
は信号線15を介して硬さ測定系35に伝送され、その
硬さ測定系35の電力増幅器、例えばアンプ回路36に
より増幅され、フィルタ回路37に入力される。フィル
タ回路37は、たとえば前記電気音響変換器5と接触子
6の基本振動周波数を中心周波数とし、その前後に10
%程度の比帯域幅を有するバンドパスフィルタであり、
ここで、フィルタ回路37のバンドパス周波数は振動子
7の共振周波数よりも低い周波数に調整されている。そ
して、フィルタ回路37は、検出部の出力から雑音を除
くとともに、電気音響変換器5が不所望な高次モードで
振動するのを防止する。
【0016】フィルタ回路37の出力は、例えば図示し
ない電力増幅器により増幅され、駆動線12を通じて振
動部に供給される。振動部の振動は再び検出部にて検出
される。以上の経路は、電気音響変換器5の振動を検出
した出力が、電気音響変換器5の駆動電力に対して正帰
還されるように接続されており、これにより、電気音響
変換器5の振動部および検出部とアンプ回路36及びフ
ィルタ回路37が自励発振の閉ループを形成する。そし
て、電気音響変換器5及び接触子6からなる機械的振動
系がその閉ループのループゲインが最大になるような周
波数にて、一体的に機械的共振振動を行う共振回路38
を構成している。
【0017】一方、フィルタ回路37の出力端には、共
振周波数を検出する周波数カウンタ等の周波数測定手段
41が接続されており、動作中の自励発振回路の周波数
をモニタすることができるようになっている。なお、周
波数測定手段41はこの自励発振回路の閉ループ内なら
どこに設けてもよい。
【0018】また、力覚センサ25の出力端には、硬さ
センサ部3の接触子6に加わる荷重を計測する動歪み計
42が接続されており、測定中、力覚センサ25の出力
より接触子6に加わる荷重を計測する。そして、演算回
路43で、周波数カウンタ(周波数測定手段)41の出
力と動歪み計42の出力を受けて演算し、硬さセンサ部
3の接触子6に接触する測定対象物の硬さ情報に変換す
る測定部44を構成している。測定部44の演算回路4
3で算出した硬さ測定値は提示手段に提示される。例え
ば、記憶装置に記憶され、またはその算出結果を表示手
段45に表示される。
【0019】(作用)電気音響変換器5及び接触子6か
らなる機械的振動系は前記閉ループのループゲインが最
大になるような周波数にて、一体的に機械的共振振動を
行う。保持部材2を手に持ち、硬さセンサ部3の接触子
6に測定対象物を接触させると、振動子7の共振周波数
が変化する。また、これと同時に測定対象物と接触子6
の接触により力覚センサ25には圧縮される力が働く。
この圧縮力により歪みゲージ29a,29bは変形し、
その抵抗値が変化する。歪みゲージ29a,29bの抵
抗値の変化は動歪み計42で検出される。そして、演算
回路43は周波数カウンタ41と動歪み計42のより信
号を同期して受信する。
【0020】動歪み計42の出力が一定の値(敷居値)
になったときの、周波数カウンタ41からの信号値を測
定対象物の硬さを示す特徴量として検出する。この検出
された特徴量はそのまま表示手段45に数値表示しても
よいが、任意の変換演算を行い、変換した値を例えばグ
ラフにして表示手段45に表示する。
【0021】ここで、動歪み計42の出力の敷居値とし
ては測定対象物と接触子6の接触荷重が小さいところに
設定するのが好ましく、接触荷重値としては、20gf
以下がよく更に望ましくは10gf以下、更には2gf
以下が好ましい。
【0022】ここで、異なる硬さを持つシリコンゴム
に、本硬さ測定装置の接触部を接触させた場合の接触荷
重と周波数変化の関係を示したグラフを図2に示す。図
2での測定対象物は、シリコン1〜シリコン3になるに
従い、硬いシリコンゴムである。軟らかい対象の硬さを
比較するには、接触荷重が小さい領域で共振周波数の変
化を検出した方が、硬さ分解能が向上することがわか
る。
【0023】また、図3には、接触荷重と、電気音響変
換器5の駆動電極11における共振電圧振幅の関係を示
したグラフである。接触荷重と共振周波数変化の関係と
同様の傾向を示している。この事より、共振周波数変化
の代わりに共振電圧振幅変化の値を利用しても同様の結
果が得られる。この場合の構成は周波数カウンタ41の
代わりに交流電圧計を用いればよい。
【0024】また、図4には、接触荷重と、電気音響変
換器5の検出電極14に発生する出力電圧振幅変化の関
係を示したグラフである。接触荷重と共振周波数変化の
関係と同様の傾向を示している。この事より、共振周波
数変化の代わりに出力電圧振幅の値を利用しても同様の
結果が得られる。この場合の構成は周波数カウンタ41
の代わりに交流電圧計を用いればよい。
【0025】また、フィルタ回路37を共振回路38よ
り除いた構成の場合でも、本実施形態と同様に操作する
ことにより同様の結果が得られる。また、このとき、ス
タガ同調フィルタの様な透過帯域幅の平坦なフィルタを
配置してもよい。
【0026】また、力覚センサ25としては、圧電材料
である圧電セラミック、圧電ゴム、PVDFなどを使用
してもよい。また、光学的力センサや、静電容量検出型
の力センサを用いてもよい。
【0027】(効果)この実施形態によれば、柔らかい
測定対象物でもその硬さの違いを分解する能力が向上す
る。
【0028】<第2実施形態>前述した第1実施形態と
略同様に構成されるが、その機能が異なる。第1実施形
態と異なるところのみ説明する。周波数カウンタの出力
が一定の値(敷居値)になったときの、動歪み計42か
らの信号値を測定対象物の硬さを示す特徴量として検出
する。この検出された特徴量は、そのまま表示手段45
に数値表示しても、任意の変換演算を行い変換した値を
表示手段45に表示してもよい。ここで、異なる硬さを
持つシリコンゴムに、本硬さ測定装置の接触部を接触さ
せた場合の接触荷重と周波数変化の関係を示したグラフ
は図2に示すようになる。図2より軟らかい対象の硬さ
を比較するには共振周波数の変化量に敷居値を設け、共
振周波数変化量が敷居値を越えたときの接触を検出する
ことにより硬さ分解能が向上することがわかる。 (効果)この実施形態でも、柔かい対象物の硬さの違い
を分解する能力が向上する。
【0029】<第3実施形態>前述した第1実施形態と
略同様に構成されるが、その機能が異なる。第1実施形
態と異なるところのみ説明する。図2の結果によると、
本硬さ測定装置を対象物に接触させた場合、共振周波数
の変化量は、接触荷重の増加に伴い、マイナス側に増加
するが、ある値で極値をとり減少に転じることがわか
る。極値における共振周波数の変化量は、測定対象物が
軟らかいほどマイナス側に大きい。また、極値をとる接
触荷重値は、柔かい対象物ほど小さい。上記のことよ
り、接触荷重の変化に対し、共振周波数変化量が極値を
とったときの共振周波数値より対象物の硬さを識別でき
ることがわかる。
【0030】そこで、動歪み計42の出力を測定しなが
ら、周波数カウンタ41からの信号値も測定する。周波
数カウンタ41からの信号変化量がマイナス側に極値を
獲ったときの周波数カウンタ41の出力値を、測定対象
物の硬さを示す特徴量として検出する。この検出された
特徴量はそのまま表示手段45に数値表示しても、任意
の変換演算を行って変換した値を表示手段45に表示し
てもよい。
【0031】また、本実施形態の方法では、接触荷重を
測定しなくても同様の操作、効果が得られる。 (効果)この実施形態でも、柔かい対象物の硬さの違い
を分解する能力が向上する。
【0032】<第4実施形態>前述した第3実施形態と
略同様に構成されるが、その機能が異なる。第3実施形
態と異なるところのみ説明する。図2の結果より、共振
周波数変化量が極値をとったときの接触荷重値より対象
物の硬さを識別できることがわかる。そこで、動歪み計
42の出力を測定し、周波数カウンタ41からの信号値
も測定する。周波数カウンタ41からの信号変化量がマ
イナス側に極値をとったときの動歪み計42の出力値を
測定対象物の硬さを示す特徴量として検出する。この検
出された特徴量はそのまま表示手段45に数値表示して
も、任意の変換演算を行い変換した値を表示手段45に
表示してもよい。 (効果)この実施形態でも、柔かい対象物の硬さの違い
を分解する能力が向上する。
【0033】<第5実施形態>前述した第1実施形態と
略同様に構成されるが、その機能が異なる。第1実施形
態と異なるところのみ説明する。図2の結果によると、
本硬さ測定装置を対象物に接触させた場合、共振周波数
の変化量は接触荷重の増加に伴い、マイナス側に増加す
るが、ある値で極値をとり減少に転じることがわかる。
共振周波数変化量が極値をとる前の共振周波周変化の接
触荷重に対する傾きは測定対象物が軟らかい程、マイナ
ス側に大きい。このことより、共振周波数変化の接触荷
重に対する傾きより対象物の硬さを識別できることがわ
かる。
【0034】そこで、動歪み計42の出力を測定しなが
ら、周波数カウンタ41からの信号値も測定する。周波
数カウンタ41からの信号変化量が、マイナス側に極値
を獲るよりも低い荷重領域内の異なる2回の測定の値
を、(F1、f1)、(F2、f2)とする。F1は第
1測定点における動歪み計42の出力(接触荷重値)、
f1は第1測定点における周波数カウンタ41の出力値
(共振周波数値)であり、F2、f2はそれぞれ第2点
における動歪み計42の出力値と周波数カウンタ41の
出力値である。ここで、演算回路(演算手段)43によ
り、接触荷重に対する共振周波数の変化率(f2−f
1)/(F2−F1)を計算する。接触荷重に対する共
振周波数の変化率を、測定対象物の硬さを示す特徴量と
して検出する。この検出された特徴量はそのまま表示手
段45に数値表示しても、任意の変換演算を行い変換し
た値を表示手段45に表示してもよい。
【0035】また、測定点の数を増やし、最小2乗法等
の計算手段により接触荷重に対する共振周波数の変化率
を求めてもよい。また、測定点の数を増やし、接触荷重
がゼロのときにおける接触荷重に対する共振周波数の変
化率を計算により外挿して求めてもよい。
【0036】(効果)この実施形態でも、柔かい対象物
の硬さの違いを分解する能力が向上する。 <第6実施形態>図5及び図6を参照して、第6実施形
態を説明する。図5は本実施形態に係る硬さセンサ部と
硬さ測定系からなる硬さ計測システムを示すブロック
図、図6は電圧検出回路の構成を示すブロック図であ
る。
【0037】(構成)第6実施形態に係る硬さ測定装置
は前述した第1実施形態のものにおいて、その力覚セン
サの部分が取り除かれた構造になっている。振動子7に
設けられた検出電極14にはアンプ回路36とフィルタ
回路37を備えた硬さ測定系35に接続される。硬さ測
定系35の出力は周波数測定手段41と電圧検出回路5
1に入力される。周波数測定手段41と電圧検出回路5
1の出力は演算回路43に入力される。
【0038】また、電圧検出回路51は図6で示すよう
な回路構成になっている。つまり、図6において、52
は高インピーダンス入力をもつバッファーであり、電圧
検出回路51が圧電式振動子7の共振振動に影響を与え
ない様にするものである。53はローパスフィルタであ
り、そのカットオフ周波数が圧電振動子7の共振周波数
よりも低く設定されている。54は第2の増幅回路であ
り、ローパスフィルタ53の出力信号を増幅する。第2
の増幅回路54の出力は電圧計55に接続され、この電
圧計55が前記演算回路43に接続される。
【0039】(作用)次に、本実施形態における動作に
ついて説明する。硬さセンサ部3の接触子6を測定対象
物に当て接触させると、振動子7の共振周波数は測定対
象物の硬さに従い低下する。
【0040】一方、振動子7は、固定部材17で固定さ
れているので、接触子6と測定対象物の間に働く接触荷
重により圧縮力を受ける。このため、固定部材17で固
定されている位置より接触子6側に設けられている振動
子7の部分には、圧電効果により電圧が生じ、その部分
に位置する駆動電極11に現れる。駆動電極11の電位
は、振動子7を共振振動駆動させているフィルタ回路3
7の出力信号に、前述した圧電効果による電圧を重ねあ
わせたものとなる。ここで、振動子7の共振周波数に比
べ、機械的接触による圧電効果による電圧は十分に低い
周波数成分しか持たない。
【0041】そして、駆動電極11の電位は電圧検回路
51に送られる。電圧検出回路51にはローパスフィル
タ53が構成されているため、振動子7の共振信号はカ
ットされ、圧電効果による電圧による信号のみが第2の
増幅回路54に伝送される。第2の増幅回路54はその
信号を増幅し、電圧計55で電圧を検出する。
【0042】以上のように、圧電効果により発生する電
圧は圧縮力に比例するために演算回路43で、電圧計5
5で検出した値により、接触子6と測定対象物の接触荷
重を算出する。この他の動作は第1実施形態と同様の方
法でなされ、対象物の硬さは表示手段45によって表示
される。また、第2の実施形態から第5の実施形態の方
法により測定対象物の硬さを表示してもよい。
【0043】(効果)この実施形態によれば、硬さセン
サ部3の振動子7で、測定対象物と接触子6の間に働く
接触荷重を測定する荷重検出手段として圧電効果型の力
覚センサを構成できる。このため、硬さ測定装置の構成
を単純化できると共に装置の小型化が図れる。その他の
効果は第1実施形態と同様である。
【0044】<第7実施形態>図7を参照して、第7実
施形態を説明する。図7は電圧検出回路の構成を示すブ
ロック図である。
【0045】(構成)この第7実施形態は基本的な構成
は前記第6実施形態と同じであるが、その電圧検出回路
51が異なる。図7で示すように電圧検出回路51はバ
ッファー52の出力が、ハイパスフィルタ56と第2の
バッファー57にそれぞれ入力される。ハイパスフィル
タ56は振動子7の共振周波数よりも低い周波数にカッ
トオフ周波数が設定されている。ハイパスフィルタ56
と第2のバッファー57の出力は差動増幅器58により
差動増幅される。差動増幅回路58の出力は電圧計55
に入力される。
【0046】(作用)この実施形態の電圧検出回路51
の動作について説明する。ハイパスフィルタ56により
入力された信号は低周波成分が除去され、振動子7の共
振周波数成分は透過されるが、接触子6と測定対象物の
間に働く接触荷重による圧電効果による電圧は透過され
ない。一方、第2のバッファー57は全ての信号を透過
する。これら2つの信号の差を差動増幅器58で増幅す
ると、ハイパスフィルタ56ではカットされ、第2のバ
ッファー57では透過された圧電効果による電圧のみが
出力される。この出力を電圧計59で検出する。その他
は第6実施形態と同様である。
【0047】(効果)この実施形態によれば、硬さセン
サ部3の振動子7で、測定対象物と接触子6の間に働く
接触荷重を測定する荷重検出手段を構成できる。このた
め、硬さ測定装置の構成を単純化できると共に装置の小
型化が図れる。さらに、高速にデータを取得できる。そ
の他の効果は第1実施形態と同様である。
【0048】<第8実施形態>図8を参照して、第8実
施形態を説明する。図8は本実施形態に係る硬さセンサ
部と硬さ測定系からなる硬さ計測システムを示すブロッ
ク図である。
【0049】(構成)この第8実施形態では基本的な構
成は前記第6実施形態と同じであるが、以下の点で異な
る。すなわち、硬さセンサ部3の振動子7には、固定部
材17の位置より接触子6側に位置して第4の電極61
を設け、この第4の電極61を電圧検出回路51に接続
したものである。
【0050】(作用)接触子6と測定対象物の接触荷重
により圧電効果で振動子用固定部材17より接触子6側
にある第4の電極61には電圧が生じる。そして、この
電圧は電圧検出回路51で検出される。その他の動作は
第6実施形態または第7実施形態と同様である。
【0051】(効果)これによれば、第6実施形態と同
様の効果が得られる。 <第9実施形態>図9を参照して、第9実施形態を説明
する。図9は本実施形態に係る硬さ測定装置の硬さセン
サ部の縦断面図である。
【0052】(構成)この実施形態は先の第8実施形態
と以下の点を除き、同様な構成である。異なる点は振動
子7を保持する固定部材65が圧電セラミックで作られ
ており、この固定部材65には電極66a,66bを設
けて圧電効果型力覚センサを構成し、これを荷重検出手
段としている。電極66a,66bにはそれぞれ電線6
7を介して電圧検出回路51に接続される。
【0053】(作用)接触子6が測定対象物に接触する
と接触子6が押され、振動子用固定部材65にせん断力
が働く。このため、振動子用固定部材65に設けられた
電極66a,66b間に電圧が発生し、この発生した電
圧は電圧検出回路51で検出される。検出された結果よ
り演算回路43で、接触子6と測定対象物との間に働く
接触荷重を計算する。その他は先の第8実施形態と同様
である。
【0054】(効果)この実施形態によれば、振動子用
固定部材と力覚センサを同一の部材で構成できる。装置
の構造の簡略化と装置の小型化ができる。さらに高速に
データを取得できる。その他の効果は第1実施形態と同
様である。
【0055】<第10実施形態>図10を参照して、第
10実施形態を説明する。図10は硬さ測定装置を内視
鏡観察下で使用するシステムの説明図である。
【0056】(構成)図10において、71は内視鏡で
あり、この内視鏡71は、内視鏡用光源装置72及び内
視鏡用画像プロセッサ73に接続されている。74はセ
ンサカテーテルであり、このセンサカテーテル74は、
硬さ測定装置の硬さセンサ部3を先端部に持ち内視鏡鉗
子孔に挿入可能な軟性である挿入部75を有し、センサ
カテーテル74の基端は前述した周波数カウンタ41、
動歪み計42、演算回路43などを内蔵した計測部本体
76に接続される。また、計測部本体76は、硬さ測定
装置の情報をCRT77上に表示可能な映像信号として
出力する。
【0057】計測部本体76からの映像信号と内視鏡用
画像プロセッサ73からの内視鏡像はスーパーインポー
ズ装置78にそれぞれ入力されて、スーパーインポーズ
処理を行われた上、CRT77の画面79上に表示され
る。その他、第1実施形態から第9実施形態までの構成
のどのようなものであっても使用できる。
【0058】(作用)CRT78を観察しながら内視鏡
71の挿入部を体腔内に挿人し、硬さ測定を行いたい測
定対象物80をCRT77の画面79上に表示させる。
ここで、内視鏡71の鉗子孔にセンサカテーテル74の
挿入部75を通し、センサカテーテル74の先端にある
硬さセンサ部3を、内視鏡先端より突出させる。さらに
センサカテーテル74を測定対象物80に接するまで内
視鏡71よりセンサカテーテル74を突き出させると、
硬さ測定装置の振動子共振状態が変化し、計測部本体7
6で硬さ情報に変換され、この情報81を、CRT77
の画像79にスーパーインポーズさせた状態で表示させ
る。このため、操作者は内視鏡画像を見たまま測定対象
物80の硬さを知ることができる。
【0059】(効果)以上の如く、内視鏡観察下で体腔
内の生体の硬さ測定を行うことができる。また、内視鏡
画像を見たまま硬さデータを見ることができる。なお、
本発明における荷重検出手段は、種々の方式が採用可能
であり、例えば光学的力センサ、静電容量型力覚セン
サ、圧電効果型力覚センサ等があり、また前記圧電効果
型力覚センサは圧電セラミック、圧電ゴム、PVDF等
によって構成することが可能である。さらに、本発明
は、本明細書に記載されたものを全てまたは一部組み合
わせたものも本発明の範疇内である。
【0060】[付記] (1) 測定対象物に接触させる接触子と、前記接触子に機
械的に接続された振動子と、前記振動子の固有周波数を
検出する固有周波数検出回路と、前記測定対象物と前記
接触子の間に働く荷重を検出する荷重検出手段と、前記
特性周波数検出回路と前記荷重検出手段の測定値を受け
て演算し、前記測定対象の物性量を求める演算手段と、
前記演算手段の算出結果を提示する提示手段を有するこ
とを特徴とする硬さ測定装置。
【0061】(2) 測定対象に接触する接触子と、前記接
触子に機械的に接続された振動子と、前記振動子を共振
振動させる発振手段と、前記振動子の共振状態の少なく
とも一つの特性量を検出する共振状態検出回路と、前記
測定対象と前記接触子の間に働く荷重を検出する荷重検
出手段と、前記共振状態検出回路と前記荷重検出手段の
測定値を受け演算し、前記測定対象の物性量を求める演
算手段と、前記演算手段の算出結果を提示する提示手段
を有することを特徴とする硬さ測定装置。
【0062】(3) 前記振動子に少なくとも3個の電極を
設けたことを特徴とする。 (4) 前記発振手段が、振動子に設けられた第1の電極の
出力を、増幅する増幅手段で受け前記増幅手段の出力を
振動子に設けられた第2の電極に帰還することを特徴と
する。
【0063】(5) 前記共振状態検出回路が、周波数測定
手段である。 (6) 前記共振状態検出回路が、共振振幅測定手段であ
る。 (7) 前記共振状態検出回路が、前記振動子に流れる電流
を測定する電流検出手段である。 (8) 前記発振手段の帰還ループ内にバンドパスフィルタ
を有することを特徴とする。
【0064】(9) 前記バンドパスフィルタのバンドパス
周波数が前記振動子の固有周波数と異なることを特徴と
する。 (10)前記バンドパスフィルタのバンドパス周波数が前記
振動子の固有周波数よりも低いことを特徴とする。 (11)前記荷重検出手段が、前記振動子よりも前記接触子
から離れた位置に設けられたことを特徴とする。 (12)前記荷重検出手段が、前記振動子を固定する固定部
材上に設けられたことを特徴とする。
【0065】(13)前記荷重検出手段が、歪みゲージであ
る。 (14)前記荷重検出手段が、光学的力センサであることを
特徴とする。 (15)前記荷重検出手段が、静電容量型の力覚センサであ
ることを特徴とする。
【0066】(16)前記荷重検出手段が、圧電効果型力覚
センサであることを特徴とする。 (17)前記圧電効果型力覚センサが、圧電セラミックより
なる。 (18)前記圧電効果型力覚センサが、圧電ゴムよりなる。 (19)前記圧電効果型力覚センサか、PVDFよりなる。 (20)前記圧電効果型力覚センサが、前記振動子と一体に
設けられていることを特徴とする。 (21)前記圧電効果型力覚センサが、前記振動子に設けら
れた少なくとも1つの電極を共用することを特徴とす
る。
【0067】(22)前記圧電効果型力覚センサが、前記振
動子に設けられた前記第2の電極を共用することを特徴
とする。 (23)前記圧電効果型力覚センサーが、一体に設けられた
前記振動子が、少なくとも4個の電極を有することを特
徴とする。 (24)前記荷重検出手段が、前記圧電振動子に発生する直
流電圧成分を検出する直流電圧検出手段であることを特
徴とする。 (25)前記直流電圧検出手段が、ローパスフィルタで構成
されていることを特徴とする。
【0068】(26)前記直流電圧検出手段が、前記圧電振
動子の出力と、前記圧電振動子の出力をハイパスフィル
タを通した出力の差動出力を検出する作動電圧検出手段
よりなる。 (27)前記演算手段が、前記荷重検出手段の出力に対し、
前記共振状態検出手段の出力が極値を獲ったときの値を
特徴量とし、前記特徴量より前記測定対象の物性量を求
めることを特徴とする。 (28)前記演算手段が、前記共振状態検出手段の出力が極
値を獲ったときの前記荷重検出手段の出力値を特徴量と
し、前記特徴量より前記測定対象の物性量を求めること
を特徴とする。
【0069】(29)前記演算手段が、前記荷重検出手段の
出力が一定値になったときの前記共振状態検出手段の出
力値を特徴量とし、前記特徴量より前記測定対象の物性
量を求めることを特徴とする。 (30)前記演算手段が、前記共振状態検出手段の出力値が
一定値になったときの前記荷重検出手段の出力値を特徴
量とし、前記特徴量より前記測定対象の物性量を求める
ことを特徴とする。 (31)前記演算手段が、前記荷重検出手段の出力変化に対
する前記共振状態検出手段の出力の変化を特徴量とし、
前記特徴量より前記測定対象の物性量を求めることを特
徴とする。 (32)前記演算手段が、前記接触子と前記測定対象が接触
した直後の前記荷重検出手段の出力変化に対する前記共
振状態検出手段の出力の変化率を特徴量とし、前記特徴
量より前記測定対象の物性量を求めることを特徴とす
る。
【0070】(33)前記演算手段が、複数の測定点より特
徴量を算出することを特徴とする。 (34)内視鏡鉗子チャンネルに挿通可能である。 (35)前記演算手段が、前記共振状態検出手段の出力が極
値をとったときの値を特徴量とし、前記特徴量より前記
測定対象の物性量を求めることを特徴とする。
【0071】(付記項1〜23の目的)特に生体の体内
組織などのような軟らかい測定対象物の硬さを測定する
ときの分解能を向上させ、さらに測定中の対象物と接触
子の間に働く接触荷重をモニターし、測定データの信頼
性を向上させることができる硬さ測定装置を提供するこ
とにある。 (付記項24〜26の別の目的)装置を大型化させるこ
となく荷重測定ができる硬さ測定装置を提供することに
ある。
【0072】(全ての付記項の作用)対象物と接触子の
間に働く接触荷重を測定するという作用をもつ。また、
対象物と接触子の接触荷重と振動子の共振状態を同時に
検出するという作用をもつ。
【0073】(付記項24〜26の作用)振動子からの
出力で、荷重測定と共振周波数測定の両方を行うという
作用をもつ。 (付記項2、27〜33の作用)対象物の硬さを対象物
と接触子の間に働く荷重と、振動子の共振周波数の2つ
のデータより求めるという作用がある。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、柔
らかい対象物の硬さの違いを分解する能力が向上し、測
定データの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本実施形態に係る硬さセンサ部と硬さ
測定系からなる硬さ計測システムを示すブロック図、
(b)は本実施形態に係る触覚センサの先端部の内部構
造を示す断面図。
【図2】接触荷重と周波数変化の関係を示したグラフ。
【図3】接触荷重と電気音響変換器の駆動電極における
共振電圧振幅の関係を示したグラフ。
【図4】接触荷重と電気音響変換器の検出電極に発生す
る出力電圧振幅の関係を示したグラフ。
【図5】第6実施形態に係る硬さセンサ部と硬さ測定系
からなる硬さ計測システムを示すブロック図。
【図6】同じく第6実施形態に係る電圧検出回路の構成
を示すブロック図。
【図7】第7実施形態に係る電圧検出回路の構成を示す
ブロック図。
【図8】第8実施形態に係る硬さセンサ部と硬さ測定系
からなる硬さ計測システムを示すブロック図。
【図9】第9実施形態に係る硬さ測定装置の硬さセンサ
部の縦断面図。
【図10】図10実施形態に係り、硬さ測定装置を内視
鏡観察下で使用するシステムの説明図。
【符号の説明】
1…センサプローブ、2…保持部材、3…硬さセンサ
部、4…ケーシング、5…電気音響変換器、6…接触
子、7…圧電式の振動子、8…接地電極、11…駆動電
極、14…検出電極、17…固定部材、25…力覚セン
サ、29a,29b…歪みゲージ、35…硬さ測定系、
36…アンプ回路、37…フィルタ回路、38…共振回
路、41…周波数測定手段、42…動歪み計、43…演
算回路、44…測定部、45…表示手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定対象物に接触させる接触子と、前記接
    触子に機械的に接続された振動子と、前記振動子の共振
    状態の少なくとも一つの特性量を検出する共振状態検出
    回路と、前記測定対象物と前記接触子の間に働く荷重を
    検出する荷重検出手段と、前記共振状態検出回路の測定
    値と前記荷重検出手段の測定値を受けて演算し前記測定
    対象の物性量を求める演算手段と、前記演算手段の算出
    結果を提示する提示手段を有することを特徴とする硬さ
    測定装置。
JP8279031A 1996-08-22 1996-09-30 硬さ測定装置 Withdrawn JPH10104146A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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