JPH10101107A - 密閉容器 - Google Patents

密閉容器

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Publication number
JPH10101107A
JPH10101107A JP8257113A JP25711396A JPH10101107A JP H10101107 A JPH10101107 A JP H10101107A JP 8257113 A JP8257113 A JP 8257113A JP 25711396 A JP25711396 A JP 25711396A JP H10101107 A JPH10101107 A JP H10101107A
Authority
JP
Japan
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lid
container
opening
container body
edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP8257113A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Fujiwara
雅俊 藤原
Norikazu Shinoki
則和 篠木
Masayasu Hayashi
正保 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Unicharm Corp
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Unicharm Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd, Unicharm Corp filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP8257113A priority Critical patent/JPH10101107A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のウエットシートを収納する容器は、蓋
体のインナーリブを容器の開口部の内側に密着させて密
閉性を維持する構造であったため、容器本体と蓋体との
接合精度が高く要求され、また組立て作業も難しかっ
た。 【解決手段】 蓋体20には溝24の外面に密着部25
が形成され、この密着部25が容器本体10の開口部1
6の縁部16bに密着する。この密着部25には湾曲形
状の案内部25bが設けられているため、蓋体20を閉
じるときに、案内部25bに案内されて密着嵌合部25
aが容器本体10の縁部16bの内側に確実に密着する
ようになる。したがって、蓋体20の密閉度が向上さ
れ、また組立ても容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばトイレット
や家屋の床、家具、または人体を拭くためのウエットシ
ートまたはウエットティッシュあるいはその他の内容物
を収納する密閉容器に係り、特に、密閉性に優れるとと
もに、組立やすい構造の密閉容器に関する。
【0002】
【従来の技術】トイレットや家屋の床などを拭くために
使用されるウエットシートは、紙または不織布などのシ
ート状担体に、水やアルコールさらに界面活性剤などを
含む清浄薬液が含浸されたものであるが、このウエット
シートを収納する容器は、シートが乾燥しないように密
閉性の優れたものであることが必要である。図8(A)
は、この種のウエットシートを収納する従来の容器を示
す斜視図、図8(B)は蓋体が閉じられた状態でのB−
B線の部分断面図である。
【0003】容器本体1は、ポリプロピレン(PP)や
ポリエチレン(PE)などのプラスチック材料で箱状に
形成されている。容器本体1の上部は幅広の開口部1a
となっており、開口部1aの縁部1bは、図8(B)に
示すように、コの字状に形成されて見掛けの厚さ寸法が
やや大きくなっている。蓋体2は、容器本体1と同じプ
ラスチック材料で形成されたものであり、図8(B)に
示すように、容器本体1の開口部1aの縁部1bの外側
に当たるアウターリブ2aと、縁部1bの内側に当たる
インナーリブ2bとを有している。この容器は、蓋体2
のアウターリブ2aとインナーリブ2bとの間に容器本
体1の縁部1bを嵌着させ、またインナーリブ2bを縁
部1bの内面に密着させることにより、密閉性を確保で
きるようにしている。
【0004】前記蓋体2は、半固定部2Aと開閉部2B
とに区分され、両部の中間は曲げ変形可能なヒンジ部2
Cとなっており、このヒンジ部2Cでの曲げを許容する
ために、前記アウターリブ2aおよびインナーリブ2b
には切り込み部2Dが形成されている。前記半固定部2
Aと開閉部2Bは共に、前記アウターリブ2aおよびイ
ンナーリブ2bと縁部1bとの嵌合により容器本体1に
取り付けられる。そして、容器本体1内の内容物を取り
出すときには、図8(A)に示すように、開閉部2Bを
容器本体1の縁部1bから外し、ヒンジ部2Cを支点と
して開閉部2Bを持ち上げる。そして開閉部2Bが開放
された部分の開口部1aから内容物が取り出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構造のウ
エットシート用の容器では、以下に列記する問題点があ
る。 (1)図8(B)に示すように、前記従来例では、蓋体
2のアウターリブ2aとインナーリブ2bとの間に容器
本体1の縁部1bを嵌着させることにより容器本体1と
蓋体2とを密閉できるようにしているが、この構造で
は、インナーリブ2bと開口部1aの縁部1bとを、前
記縁部1bの全長(全周)に渡って確実に密着させない
と、蓋体2による密閉度が低下する。したがって、容器
本体1の縁部1bと蓋体2bのインナーリブ2bとの組
み合わせのために、容器本体1と蓋体2とに、非常に高
い寸法精度が要求される。
【0006】(2)また、図1以下に示す回動方式の蓋
体に、図8(B)に示すインナーリブ2bを設けること
を想定すると、回動支点に近い部分に設けられたインナ
ーリブ2の回動軌跡の半径が短くなるため、このインナ
ーリブを容器本体の上端縁部に確実に密着させることが
困難になる。
【0007】(3)ウエットシートの容器への詰め込み
工程では、容器本体1の内部に内容物が入れられた後
に、開口部1aに蓋体2が被せられる。このとき容器本
体1の開口部1aの縁部1bと、蓋体2のインナーリブ
2bとを、前記開口部1aの全周に渡って確実に一致さ
せないと、蓋体2を容器本体1に装着できない。したが
って、自動機で蓋体2を容器本体1に装着するときに、
自動機内での容器本体1と蓋体2との位置合わせのため
の構造が複雑になる。また容器本体1に蓋体2を被せる
ときに、容器本体1と蓋体2との間に少しでも位置ずれ
があると、蓋体2のインナーリブ2bが潰されてしま
い、密閉構造が破損を受け、密閉性がさらに低下するこ
とになる。
【0008】(4)図8に示すような密閉容器は、上部
の幅寸法が底部の幅寸法よりも大きくなっており、蓋体
2の上に容器本体1の底板を載せたときに互いに嵌合す
ることができない。従って、保管時や販売店での商品の
展示のときに、容器を縦積みにて重ねていると、詰まれ
ている状態から崩れが発生しやすい。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、容器本体の密閉性を高くし、しかも蓋体の密着部
を容器本体の開口部の縁部に確実に嵌着させることがで
きるようにした密閉容器を提供することを目的としてい
る。
【0010】また、本発明は、容器本体に内容物を入
れ、その後に蓋体を組み合わせる際に、容器本体と蓋体
とを容易に嵌合させることを可能とした密閉容器を提供
することを目的としている。
【0011】さらに本発明は、容器本体と蓋体との密閉
度を高くするための蓋体の形状を利用して、縦積みの際
に上下の容器間で位置ずれが発生しにくいようにした密
閉容器を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の密閉容器は、開
口部を有する容器本体と、前記容器本体の開口部に設置
される蓋体と、前記蓋体が容器本体の開口部を閉鎖する
位置と開放する位置との間で回動できるように蓋体と容
器本体とを連結する連結部とを有し、前記蓋体には、容
器本体の開口部の縁部の内側に嵌着される密着嵌合部
と、この密着嵌合部に連続し且つ容器本体の底板方向へ
向かうにしたがって開口部の縁部から離れる方向へ湾曲
しまたは傾斜する案内部と、が設けられていることを特
徴とするものである。
【0013】上記において、密着嵌合部の肉厚が、蓋体
の他の部分の肉厚よりも薄く形成されて、密着嵌合部が
容器本体の開口部の縁部に弾性的に嵌着可能とされ、
【0014】あるいは、蓋体は、容器本体よりも弾性率
の低いプラスチック材料で形成され、蓋体の密着嵌合部
が容器本体の開口部の縁部に弾性的に嵌着可能とされて
いることが好ましい。
【0015】さらに本発明は、蓋体の前記案内部で囲ま
れる領域には、容器本体から離れる方向へ隆起する隆起
部が形成されており、容器本体の底板の下面には前記隆
起部が嵌合可能な凹部が形成されて、前記隆起部と前記
凹部との嵌合により積み重ねが可能とされた構造とする
ことが可能である。
【0016】本発明の密閉容器は、容器本体と蓋体とが
プラスチック材料で形成されるものであり、ウエットシ
ートやウエットティッシュなどのような乾燥を防止する
必要のある内容物を収納するものとして適する。
【0017】本発明の容器は前記従来の問題点を解決す
ることを可能とした以下の特徴点を備えている。 蓋体が、容器本体との連結部を支点として、閉鎖位置
と開放位置との間を回動するものであるため、蓋体を開
放したときに容器本体の開口面積を広くできて内容物が
取り出しやすくなる。
【0018】蓋体に密着嵌合部とこれに連続する湾曲
したまたは傾斜した案内部が設けられているため、蓋体
を容器本体の開口部に合わせるときに、前記案内部が、
容器本体の開口部の縁部の内側を滑るようになり、これ
に案内されて密着嵌合部が開口部の縁部に常に確実に嵌
着され、密閉度を高くできる。また、図5に示すよう
に、回動支点となる軸32に接近した位置においても、
前記案内部の案内作用により、密着嵌合部が開口部の縁
部に確実に密着できる。特に、密着嵌合部が弾性変形可
能とされていると、容器本体と蓋体との密閉度がさらに
確実になる。
【0019】前記案内部による案内作用があるため、
組立て工程において、容器本体と、蓋体との間に若干の
位置ずれがあったとしても、蓋体を容器本体の開口部に
確実に嵌着でき、組立て作業が簡単になる。よって、例
えば自動機による組立てを行う際に、自動機での容器本
体と蓋体との位置合わせに過剰な精度が要求されなくな
る。
【0020】図3に示すように、蓋体に前記密着嵌合
部25aおよび案内部25bが形成され、これらは容器
本体の底部方向へ没する形状であるため、密着嵌合部お
よび案内部で囲まれた領域に隆起部22を形成すること
がデザイン上好ましい。そこで本発明では、この隆起部
22をスタック安定性のために利用し、容器本体の底板
の下面の凹部11aと前記隆起部22とが嵌合できるよ
うにし、縦積みの際の安定性を得られるようにした。
【0021】なお、本発明では、容器本体の開口の縁部
と蓋体の密着嵌合部とが、前記縁部の全長に渡って密着
できるようになっており、蓋体と容器本体との連結部
は、開口部の縁部と前記密着嵌合部とで囲まれた領域の
外方に配置されている。したがって、連結部の存在によ
り容器の密閉性が影響を受けることがない。
【0022】上記連結部は、容器本体と蓋体とがヒンジ
部で連結されているものであってもよいが、図の例のよ
うに軸穴による回動機構を設けることが好ましい。さら
に蓋体の、容器本体との密着部にパッキンを配置するこ
とも可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の密閉容器の一実施
の形態を示す分解斜視図、図2は容器本体と蓋体とが組
み立てられた状態で且つ蓋体が閉じられた状態を示す斜
視図、図3は蓋体が開かれた状態を示す断面図、図4は
蓋体の留め部を示す図2のIV矢視図、図5は図2にV
−V線の断面図、図6は図2のVI−VI線の断面図、
図7は蓋体のみが積み重ねられた状態を示す断面図であ
る。
【0024】図1に示すように、本発明の密閉容器は、
容器本体10と、蓋体20との組み合わせにより構成さ
れている。容器本体10の内容物は、例えばトイレット
や家屋の床を清掃する際に使用されるウエットシートで
ある。このウエットシートは、紙または不織布などのシ
ート状担体に、水やアルコールさらに界面活性剤などを
含む清浄薬液が含浸されたものである。容器本体10と
蓋体20はプラスチック材料により形成されており、例
えばポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(H
DPE)などにより形成されている。また蓋体20の容
器本体10に対する密閉性を高めるために、蓋体20の
曲げ弾性率が容器本体10の曲げ弾性率よりも低いこと
が好ましい。
【0025】容器本体10は、底板11と、蓋体20と
の連結部30が設けられる側板12と、蓋体20との留
め部40が設けられる側板13と、他の2側面を構成す
る側板14と15とを有し、上面が全面的に開放された
開口部16となっている。図3に示すように、容器本体
10の内幅は開口部16がW1、底板11側がW2であ
り、内幅はW1がW2よりも広くなっている。側板1
3、14、15の上端では、開口部16の縁部16a
が、図6に示すように折り返し形状となっており、見掛
けの厚さ寸法T1が、側板12、13、14、15の板
厚よりも大きくなっている。側板12の上端での開口部
16の縁部を符号16bで示しているが、この縁部16
bは他の側板の上端での前記縁部16aと連続し、開口
部16の縁部16aと16bはほぼ長方形状である。
【0026】側板12の上端では開口部16bから外方
へ延びる連結ステージ17が一体に突出成形されてい
る。この連結ステージ17の上面には、図5に示すよう
に、断面が部分円弧形状の窪み部17aが形成されてい
る。この窪み部17aは前記縁部16bに対してほぼ平
行に延びている。図5に示すように、窪み部17a内に
は軽ロック機構(クリック機構)を構成する突部17b
が隆起形成されており、この突部17bは窪み部17a
内において、前記縁部16bとほぼ平行に延びている。
窪み部17aの長手方向両端部の壁面17c、17cに
は、連結部30を構成する穴31、31が形成されてい
る。図1および図5に示すように、この穴31、31は
図示上下方向(蓋体20の装着方向)に延びる長穴であ
り、蓋体20が図示上方から装着されたときに、蓋体2
0に形成された軸32が穴31に嵌合しやすくなってい
る。
【0027】蓋体20は、容器本体10の開口部16を
覆うことのできるほぼ長方形状であり、その側辺部20
a、20b、20cが、容器本体10の3つの側板1
3、14、15の上端にて開口部16の縁部16aを覆
うものとなっている。また蓋体20の側辺部20dが、
容器本体10の連結側の側板12の上端にて開口部16
の縁部16bを覆うものとなっている。蓋体の3つの側
辺部20a、20b、20cには、下方に延びるスカー
ト部(アウターリブ)21が一体に形成されており、図
2および図6に示すように、蓋体20が容器本体10に
対して閉じられた状態で、前記スカート部21が、容器
本体10の側板13、14、15の上端の外面側に重ね
られる。また好ましくは、スカート部21は、容器本体
10の開口部16の縁部16aの外面に弾性的に密着で
きるようになっている。
【0028】図2に示すように、蓋体20が閉じられた
状態では、蓋体20の側辺部20a、20b、20cに
形成されているスカート部21と、容器本体10に形成
された前記連結ステージ17とが連続し、連結ステージ
17がスカート部の一部となるような外観を呈する。よ
って容器本体10と蓋体20との接合部において、容器
本体10の全周に渡ってスカート部が形成されているよ
うな外観を呈し、デザイン上からも、密閉度の高い視覚
感覚が得られるようになっている。蓋体20は、中央部
分が長方形状にて上方へ隆起する隆起部22となってお
り、この隆起部22の周縁と、前記各側辺部20a、2
0b、20c、20dとの間で、容器本体10の開口部
16内へ入り込む溝24が形成されている。この溝24
は隆起部22の周縁の全長のいずれの箇所においても同
じ断面形状となるように形成されており、図5では溝2
4が前記側板12の上端において縁部16bの内側に嵌
着された状態を示し、図6は、溝24が側板13の上端
において縁部16aの内側に嵌着された状態を示してい
る。
【0029】前記溝24の外周側の壁面は密着部25で
ある。図5および図6に示すように、密着部25は、蓋
体20の各側辺部20a、20b、20c、20dの内
側にて下方へ延びているものであり、この密着部25
は、開口部16の各縁部16a、16bの内側に密着し
て嵌合する密着嵌合部25aと、密着嵌合部25aの下
端から容器本体10の内側方向へ向かう湾曲状の案内部
25bとを有している。なお、図5と図6では案内部2
5bが湾曲形状であるが、案内部25bが容器本体10
の内方へ向かう平板状の傾斜案内部であってもよい。
【0030】図2、図5、図6に示すように、蓋体20
が容器本体10の開口部16を閉じている状態では、開
口部16の縁部16aと16bの全長(全周)に渡っ
て、蓋体20の前記密着部25が密着しており、さらに
詳しくは、前記密着嵌合部25aが開口部16の縁部1
6aと16bの内面の全長に渡って密着嵌合している。
よって、開口部16の全領域が蓋体20により確実に密
閉される。また、図6に示すように、容器本体10の側
板13の上部内面に縁部16aに沿って延びる密着突条
部13aを形成し、この密着突条部13aが前記密着嵌
合部25aに密着嵌合し、密閉性を高めるようにしても
よい。なおこの場合、密着突条部は全ての側板12、1
3、14、15の上部内面に設けられることが好まし
い。
【0031】また、対向する密着部25(密着嵌合部2
5a)の外面間の間隔寸法W3(図3参照)を、容器本
体10の開口部16の開口幅寸法W1よりもやや広めに
形成しておくと、蓋体20が容器本体10の開口部16
を閉じたときに、密着嵌合部25aが、開口部16の縁
部16a、16bの内面に強制的に介入するようにな
り、開口部16と蓋体20との密着性がさらに高くな
る。さらに、この場合に、密着嵌合部25aが、開口部
16の縁部16a、16bの内面に弾性的に嵌合するよ
うに、密着部25に適度な弾性を持たせることが好まし
い。
【0032】密着部25の部分に適度な弾性力を持たせ
るためには、例えば図5に示す密着部25の肉厚寸法
(密着嵌合部25aと案内部25bの肉厚寸法)あるい
は密着嵌合部25aのみの肉厚寸法t1を、蓋体20の
他の部分の肉厚寸法t2よりもやや薄く形成することに
より実現できる。このように肉厚寸法を変えておくと、
蓋体20の全体の剛性を低下させることなく、密着部2
5の特に密着嵌合部25aに適度な弾性を持たせること
ができ、この密着嵌合部25aを開口部16の縁部16
a、16bの内側に弾性的に密着させることが可能であ
る。あるいは、容器本体10を構成するプラスチック材
料の曲げ弾性率よりも、蓋体20を構成するプラスチッ
ク材料の曲げ弾性率の方を低く設定しておき、剛性の高
い容器本体10に対して、蓋体20の密着嵌合部25a
が適度な弾性力で嵌着されるようにしてもよい。または
容器本体10よりも蓋体20の弾性率を低くすること
と、前記肉厚寸法t1とt2との差を設けることとを併
用してもよい。また、蓋体20の密着部25では、密着
嵌合部25aの下端に連続して容器の内側に向かって傾
斜する湾曲した案内部25bが形成されているため、密
着嵌合部25aが開口部16の縁部16a、16bの内
側に確実に導かれるようになる。
【0033】側板12の上端の縁部16bは、回動支点
となる軸32にきわめて近く、蓋体の密着部の回動軌跡
の半径が小さくなるため、通常は縁部16bに対する蓋
体の密着部の位置合せが難しい。例えば、図8(B)に
示す従来のインナーリブ2bを蓋体に設けたものでは、
縁部16bの部分で、蓋体と容器本体とを確実に嵌着さ
せるための寸法設定が困難である。これに対し、図5に
示す本発明では、蓋体20の密着部25に案内部25b
が形成されているために、軸32からの回動軌跡の半径
が短い側板12の部分であっても、密着嵌合部25aが
容易に縁部16bの内側へ導かれるようになり、厳しい
寸法設定が不要になる。また、図5と図6において符号
(イ)で示す部分、すなわち容器本体10の各側板1
2、13、14、15の頂面に当たる部分で、蓋体20
側にパッキンを嵌着することにより、さらに密閉度を高
めることができる。
【0034】パッキンとしては、発泡ポリプロピレンま
たは発泡ポリエチレンなどの発泡シートを打ち抜き加工
して用いることが好ましい。この発泡シートの発泡倍率
によりパッキンの剛性が決められるが、この発泡倍率
は、2から40倍の範囲で選択される。またパッキンは
前記発泡シートにポリプロピレンシートが接着されたも
のでもよいし、またはポリプロピレン系のエラストマー
またはこのエラストマーと前記発泡シートとの積層など
であってもよい。
【0035】図1および図5に示すように、蓋体20で
は側辺部20dからさらに側方へ突出する連結突部26
が一体に形成されている。この連結突部26は、前記容
器本体10の連結ステージ17上の窪み部17a内に設
置される。前記連結突部26の両端部には、一対の軸3
2、32が形成されており、この軸32、32が連結ス
テージ17に形成された穴31、31に回動自在に嵌合
し、連結部30が構成される。蓋体20は、軸32と穴
31との嵌合による連結部30を支点として、図2に示
すように、容器本体10の開口部16を閉鎖する位置
と、図3に示すように開口部16を開放する位置との間
で回動できるようになる。
【0036】また前記連結突部26では、軸32、32
が一体に形成されている両端部分(軸32が設けられて
いる部分)26a、26aの内側に、切欠き部26b、
26bが形成されて、前記両端部分26a、26aが弾
性変形可能な幅寸法Waに設定されている。したがっ
て、図1に示すように蓋体20が容器本体10から離れ
ている状態から、蓋体20を容器本体10の開口部16
に押し付けたときに、前記両端部分26a、26aが弾
性変形し、軸32、32が穴31、31に容易に且つ確
実に嵌合できるようになる。
【0037】図5に示すように、前記連結突部26の窪
み部17aに介入する部分の外面の断面形状は、軸32
を中心とする部分円弧形状であり、また円弧の円周方向
に所定角度を開けて、軽ロック機構(クリック機構)を
構成する嵌合凹部27aと27bが形成されている。こ
の嵌合凹部27aと27bは、前記軸32、32の軸線
方向に沿って延びる溝である。図5に示すように、蓋体
20が開口部16を閉鎖しているときには、一方の嵌合
凹部27aが、窪み部17a内の突部17bに嵌合し
て、蓋体20が閉鎖した状態を確実に維持でき、且つ使
用者が蓋体20を確実に閉じた位置まで回動させたこと
を手のクリック感触で理解できるようになっている。ま
た、蓋体20が、図3に示す角度まで開放されると、他
方の嵌合凹部27bが突部17bに嵌合する。よって、
蓋体20は確実に開放された状態で停止し、容器本体1
0内から内容物を取り出しているときに、蓋体20が勝
手に閉じるようなことはない。また、図3に示す位置ま
で蓋体20を開放させたときに、凹部27bと突部17
bとが嵌合したクリック感触により、蓋体20が開放限
界に至ったことを使用者が認識しやすくなっている。な
お、蓋体20が図3の位置よりもやや容器本体10の方
向へ倒された位置において突部17bが嵌合する凹部を
設け、蓋体20が軽ロックされる角度を3段階に設定し
てもよい。
【0038】図4は留め部40の構造を示したものであ
るが、この留め部40では、蓋体20の側辺部20a、
すなわち前記連結部30と逆側の側辺部において、スカ
ート部21に切り込み21a、21aが入れられ、両切
り込み21aと21aとで挟まれた部分に留めフラップ
41が一体に形成されている。この留めフラップ41
は、スカート部21よりも下方へ長く形成されており、
外側方向(α方向)へ弾性変形可能となっている。そし
てこの留めフラップ41には留め穴42が形成されてい
る。図4に示した物では、留めフラップ41の両側にお
いてスカート部21に切り込み21a、21aが入れら
れているが、切り込みが入れられず、スカート部21と
留めフラップ41との間に段差が設けられているもので
あってもよい。
【0039】一方、容器本体10の側板13の上端での
縁部16aの外側には、留め片43が一体に形成されて
いる。蓋体20が連結部30を支点として図2に示す閉
鎖位置まで回動させられ、図5に示すように、嵌合凹部
27aが突部17bに嵌合した時点で、留めフラップ4
1の留め穴42が、留め片43に弾性的に嵌合する。こ
の留め部40を設けておくと、使用者は、留め穴42と
留め片43とが掛止されたことにより、蓋体20が完全
に閉鎖されたことを認識でき、蓋体が中途半端に閉じら
れて密閉性が低下し、内部のウエットシートが乾燥しや
すくなることを防止できる。また蓋体20を開放させる
ときは、指で留めフラップ41を掴んで持ち上げればよ
いため、蓋体20を開放させる操作が容易になる。
【0040】次に、上記構造の密閉容器の組み立て方法
および使用状態を説明する。この密閉容器の組み立て作
業は、自動機により行われる。組み立てライン上では、
容器本体10が開口部16を上向きにした状態で移送さ
れ、容器本体10内に、ウエットシートが収納される。
内容物が収納された後のラインで、上方から蓋体20が
図1に示すような水平姿勢で降ろされ、蓋体20が容器
本体10の開口部16に設置されさらに押し付けられ
る。このとき、図5および図6に示すように、蓋体20
の密着部25では、湾曲面となっている案内部25b
が、容器本体10の開口部16の縁部16a、16bを
滑るように案内されて容易に開口部16内に導かれ、蓋
体20の密着嵌合部25aが、縁部16a、16bの内
側に確実に嵌着される。
【0041】一方、容器本体10の連結ステージ17の
窪み部17a内に、蓋体20の連結突部26が押し付け
られると、切欠き部26b、26bにより他の部分と分
離されている両端部26a、26aが弾性変形し、軸3
2が確実に穴31内に嵌合し、連結部30が構成され
る。また、蓋体20が容器本体10の開口部16に設置
されて密閉された状態で、図4に示す留め部40では、
留めフラップ41の留め穴42が留め片43に弾性的に
嵌合する。
【0042】なお、この密閉容器では、容器本体10と
蓋体20との位置決め基準を連結部30により行なうこ
とができる。蓋体20の連結突部26を容器本体10の
窪み部17a上に位置合わせし、軸32を穴31に嵌合
させれば、蓋体20を容器本体10に対して確実に組み
付けることができ、このとき軸32と穴31との嵌合を
組み立て基準とすれば、その他の部分では柔軟性を持っ
て組み立てられる。すなわち、蓋体20に形成された密
着部25は密着嵌合部25aと案内部25bとから構成
されているため、密着嵌合部25aと開口部16の縁部
16a、16bとの間に若干の位置精度の違いや形状の
違いがあったとしても、案内部25bが縁部16a、1
6bの内側へ滑らかに案内されて介入していく。よっ
て、前記連結部30にて軸32と穴31とを組立て基準
として嵌合させれば、蓋体20は容器本体10に対して
確実に密着嵌合するものとなる。したがって、自動機で
は、連結部30の嵌合が確実に行なえるように容器本体
10と蓋体20とを位置決めすればよく、自動機での容
器本体10と蓋体20の位置決めが容易になる。
【0043】この密閉容器の使用時では、留めフラップ
41を指で掴んで持ち上げることにより蓋体20を容易
に開放させることができる。図3に示す位置まで、蓋体
20を開放させると、連結部30において、図5に示す
嵌合凹部27bが突部17bに嵌合して、蓋体20は開
放状態で軽ロックされる。蓋体20はフルオープン型で
あるため、容器10の開口部16の全体を開放させるこ
とができ内容物を取り出しやすい。また蓋体20は開放
状態で軽ロックされているため、内容物を取り出してい
る間に蓋体20が自重で下降することがなく、片手での
内容物の取り出し操作が容易である。
【0044】次に、蓋体20を閉じる際、組立時と同様
に、蓋体20の密着部25の案内部25bが開口部16
の縁部16a、16bに案内されていくため、密着嵌合
部25aが縁部16a、16bの内側に確実に案内され
て密着する。しかも密着嵌合部25aが、開口部16の
縁部16a、16bの全長に渡って密着するため、密閉
性がよくなり、内部のウエットシートが乾燥しにくくな
る。また、密着嵌合部25aが縁部16a、16bの内
側に密着する位置まで、蓋体20を閉じた時点で、図5
に示す嵌合凹部27aが突部17bに嵌合し、使用者が
蓋体20を閉じたロック感触(クリック感触)を得られ
る。よって蓋体20を確実に閉じたことを確認でき、蓋
体20が半開き状態で放置される心配がなくなる。また
蓋体20が完全に閉じた状態で、図4に示す留め部40
にて留め穴42と留め片43とが嵌合するため、使用者
はこの嵌合を確認できる位置まで蓋体20をしっかり閉
めることになり、これによって半開き状態で放置される
ことが生じにくくなる。
【0045】次に、本発明の密閉容器は、販売店にて容
器を展示するときに、容器を積み上げて設置してもずれ
落ちることのないようスタック安定性についての改善が
なされている。図3に示すように、容器本体10の底板
11の下面には平面形状がほぼ長方形の凹部11aが段
差を有して形成されている。そして、蓋体20の前記隆
起部22の頂部が、前記凹部11a内に入り嵌合できる
ようになっている。したがって、図2に示す蓋体20を
閉じた状態でこの密閉容器を積み重ねると、隆起部22
と凹部11aとの嵌合により、容器間で滑りが生じなく
なり、展示中などにおいて、積み上げ状態が崩れにくく
なる。また、蓋体20だけが積み重ねられているとき
も、上下の蓋体20の間で滑りによる崩れが生じないも
のとなっている。
【0046】図7に示すように、蓋体20は隆起部22
の内側の周縁部に補強リブ28、29が形成されている
が、連結部30が形成されている側に設けられた補強リ
ブ(図示右側の補強リブ)29の下部には凹部29aが
形成されている。そしてこの凹部29aには、下側に位
置する蓋体20の隆起部22の縁部が嵌合できるように
なっている。すなわち、蓋体20の側辺部20a、20
b、20cにはスカート部21が設けられているため、
図7に示すように、側辺部20aなどでは、上下のスカ
ート部21どうしを嵌合させて蓋体を積み上げれば横ず
れを防止できる。しかし、連結部30を構成する連結突
部26が側辺部20dにて外方に突出しスカートが存在
していないため、側辺部20dでは横ずれのための嵌合
部が無くなっている。
【0047】そこで補強リブ29に凹部29aを形成
し、この凹部29aと下側の蓋体20の隆起部22とを
嵌合させることにより、蓋体を積み上げたときに、スカ
ート部21どうしの嵌合と、前記凹部29aによる嵌合
とで、蓋体20どうしが滑らなくなる。よって工場で蓋
体20のみが重ねられて保管されているとき、または自
動機の供給部に蓋体20が重ねられているときに、重ね
た状態での崩れが生じなくなる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明では、容器本体の開
口面積を広くできて内容物を取り出しやすくなり、蓋体
と容器本体の開口部とが常に確実に密着でき、また組立
工程において容器本体と蓋体との位置合わせおよび接合
が容易になる。特に密着嵌合部を弾性変形させることに
より密着性を向上できる。また密着性の向上のための形
状を利用して、容器の縦積みの安定性も実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の密閉容器の分解斜視図、
【図2】密閉容器が組み立てられ且つ、蓋体が閉じてい
る状態を示す斜視図、
【図3】蓋体が開放された状態を示す断面図、
【図4】蓋体と容器本体との留め部を示す図2のIV矢
視図、
【図5】図2のV−V線の断面図、
【図6】図2のVI−VI線の断面図、
【図7】蓋体のみが積み重ねられている状態を示す断面
図、
【図8】(A)は従来の密閉容器を示す斜視図、(B)
はB−B線の拡大断面図、
【符号の説明】
10 容器本体 11 底板 11a 凹部 12、13、14、15 側板 16 開口部 16a、16b 縁部 17 連結ステージ 17a 窪み部 17b 突部 20 蓋体 21 スカート部 22 隆起部 25 密着部 25a 密着嵌合部 25b 案内部 26 連結突部 27a、27b 嵌合凹部 30 連結部 31 穴 32 軸 40 留め部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 正保 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する容器本体と、前記容器本
    体の開口部に設置される蓋体と、前記蓋体が容器本体の
    開口部を閉鎖する位置と開放する位置との間で回動でき
    るように蓋体と容器本体とを連結する連結部とを有し、
    前記蓋体には、容器本体の開口部の縁部の内側に嵌着さ
    れる密着嵌合部と、この密着嵌合部に連続し且つ容器本
    体の底板方向へ向かうにしたがって開口部の縁部から離
    れる方向へ湾曲しまたは傾斜する案内部と、が設けられ
    ていることを特徴とする密閉容器。
  2. 【請求項2】 密着嵌合部の肉厚が、蓋体の他の部分の
    肉厚よりも薄く形成されて、密着嵌合部が容器本体の開
    口部の縁部に弾性的に嵌着可能とされている請求項1記
    載の密閉容器。
  3. 【請求項3】 蓋体は、容器本体よりも弾性率の低いプ
    ラスチック材料で形成され、蓋体の密着嵌合部が容器本
    体の開口部の縁部に弾性的に嵌着可能とされている請求
    項1記載の密閉容器。
  4. 【請求項4】 蓋体の前記案内部で囲まれる領域には、
    容器本体から離れる方向へ隆起する隆起部が形成されて
    おり、容器本体の底板の下面には前記隆起部が嵌合可能
    な凹部が形成されて、前記隆起部と前記凹部との嵌合に
    より積み重ねが可能とされた請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の密閉容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005280713A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Nakayama Kogyo Kk ウェットシート用容器及び前記容器用の射出成形金型
JP2014507256A (ja) * 2010-12-23 2014-03-27 エッペンドルフ アクチエンゲゼルシャフト 蓋付き容器
JP2021121315A (ja) * 2013-12-05 2021-08-26 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニーBecton, Dickinson And Company ペンニードルの外側カバーの概念

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