JP3061609U - 弁当用容器に於ける外装体 - Google Patents

弁当用容器に於ける外装体

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JP3061609U
JP3061609U JP1999000866U JP86699U JP3061609U JP 3061609 U JP3061609 U JP 3061609U JP 1999000866 U JP1999000866 U JP 1999000866U JP 86699 U JP86699 U JP 86699U JP 3061609 U JP3061609 U JP 3061609U
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良友 笹原
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谷田貝 通
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に、確実に、短時間で組立てられ、シー
ト状のままで保管しておけ、保管スペースも確保し易
く、外観上の体裁も良く、構成簡素で、強度が高く、堅
牢で、耐久性に優れ、量産に適し、低廉で、経済的な外
装体を提供する。 【解決手段】 底板1,21に連設する外がわ右側板
4,24の上端縁に、内がわ右側板5,25を連設し、
内がわ右側板5,25の下端縁に、底板1,21に穿設
した係止孔1a,21aに差込係止可能な係止突片5
a,25aを突設し、外がわ右側板4,24に隣設する
側壁構成板に延長連結片11,31を夫々延設し、延長
連結片11,31は、係止突片5a,25aを係止孔1
a,21aに差込係止したときに、内がわ右側板5,2
5と外がわ右側板4,24との間に挟めるよう構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主に、複数の収容凹部を有するトレー状に形成された合成樹脂製弁 当用容器の外がわ(少なくとも底部及び側周部の外がわ)に外装せしめて、或い は、その開放上部も覆えるようにして、外観上の体裁を良くすると共に、より組 立て易くなるように工夫した弁当用容器に於ける外装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トレー状に形成された合成樹脂製弁当用容器の外がわに外装される外装 体としては、例えば、上部が開放された矩形箱状のものが一般的に数多く提供さ れている。そして、これらは適宜接着手段を利用してその組立て作業が行われ、 更に、別体の蓋を弁当用容器の開放上部に外嵌せしめるように構成されたものが 多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前述の如き外装体にあっては、組立て作業が以外と面倒であったり 、また、接着手段を用いたものは外装体を予め組立て状態としておく必要があり 、その場合、嵩張って、保管し難い難点等があった。 更に、別体の蓋もその保管が面倒となる難点等があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、前述の如き難点等を解消し、その組立て作業が誰でも簡単 に、確実に、且つ短時間で行えるようにし、また、シート状のままで保管してお け、その保管スペースも確保し易くし、更に、外観上の体裁を良くすると共に、 弁当用容器の開放上部を覆うことができ、しかも、構成が簡素で、堅牢で、耐久 性に優れ、量産に適し、比較的低廉で、経済的な外装体を提供できるようにすべ く案出されたもので、請求項1記載の弁当用容器に於ける外装体Aは、適宜合成 樹脂製の弁当用容器Cの少なくとも底部及び側周部を覆うように外装される底壁 部A1と周壁部A2とを備えた外装体Aであって、底板1,21に折目線16, 36を介して連設される外がわ右側板4,24の上端縁に、折目線16,36を 介して内がわ右側板5,25を連設し、この内がわ右側板5,25の下端縁には 、底板1,21に穿設した係止孔1a,21aに差込係止可能な係止突片5a, 25aを突設し、一方、前記外がわ右側板4,24に隣設される側壁構成板には 延長連結片11,31を夫々延設し、この延長連結片11,31は、内がわ右側 板5,25の係止突片5a,25aを底板1,21の係止孔1a,21aに差込 係止せしめたときに、内がわ右側板5,25と外がわ右側板4,24との間に挟 めるよう構成する手段を採用した。
【0005】 また、請求項2記載の弁当用容器に於ける外装体Aは、適宜合成樹脂製の弁当 用容器Cの底部、側周部、及び開放上部を覆うように外装される底壁部A1と周 壁部A2と蓋部A3とを備えた外装体Aであって、底板1,21に折目線16, 36を介して連設される外がわ右側板4,24の上端縁に、折目線16,36を 介して内がわ右側板5,25を連設し、この内がわ右側板5,25の下端縁には 、底板1,21に穿設した係止孔1a,21aに差込係止可能な係止突片5a, 25aを突設し、一方、前記外がわ右側板4,24に隣設される側壁構成板には 延長連結片11,31を夫々延設し、この延長連結片11,31は、内がわ右側 板5,25の係止突片5a,25aを底板1,21の係止孔1a,21aに差込 係止せしめたときに、内がわ右側板5,25と外がわ右側板4,24との間に挟 めるように構成し、外がわ右側板4,24に対峙する左側板6,26の上端縁に 、折目線16,36を介して天板14,34を連設すると共に、天板14,34 に折目線16,36を介して差込板15,35を連設し、天板14,34で、弁 当用容器Cの開放上部を覆うときに、差込板15,35が内がわ右側板5,25 に密接するよう構成する手段を採用した。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示例に基づいて説明する。 図中Aは、複数の収容凹部を有するトレー状に形成された合成樹脂製弁当用容 器Cの外がわに外装せしめられる本考案の外装体を示し、シート状の適宜紙材や 、適宜合成樹脂材や、適宜複合材等から構成され、弁当用容器Cの底部、側周部 、及び開放上部を覆うように外装される底壁部A1と周壁部A2と蓋部A3とを 備えたものである。
【0007】 そして、図1、図2、図3に示す外装体Aは、四隅を比較的大きく面取りした ような略矩形状に形成されている底板1と、底板1の前端縁に折目線16を介し て連設される細長矩形状の前側板2と、底板1の後端縁に折目線16を介して連 設される細長矩形状の後側板3と、底板1の右端縁に折目線16を介して連設さ れる細長矩形状の外がわ右側板4と、底板1の左端縁に折目線16を介して連設 される細長矩形状の左側板6と、外がわ右側板4の上端縁に折目線16を介して 連設される細長矩形状の内がわ右側板5と、前側板2の左右に折目線16を介し て連設される矩形状の右前隅片7、左前隅片8と、後側板3の左右に折目線16 を介して連設される矩形状の右後隅片9、左後隅片10と、右前隅片7及び右後 隅片9の先端縁に折目線16を介して夫々連設される細長矩形状の延長連結片1 1と、左前隅片8及び左後隅片10の先端縁に折目線16を介して夫々連設され る細長矩形状の延長連結片12と、左側板6の上端縁に折目線16を介して連設 されると共に、四隅を比較的大きく面取りしたような略矩形状に形成されている 天板14と、天板14の右側縁に折目線16を介して連設される細長矩形状の差 込板15とを備え、内がわ右側板5の下端縁には、底板1に穿設した係止孔1a に差込係止可能な係止突片5aを突設し、前記延長連結片11は、内がわ右側板 5の係止突片5aを底板1の係止孔1aに差込係止せしめたときに、内がわ右側 板5と外がわ右側板4との間に挟めるよう構成し、前記延長連結片12は、その 上縁に設けた係止切欠溝12aと、その下縁に設けた係止切欠溝12aとの係止 によって連繋して、左側板6内がわ表面に接触するように構成されている。そし て、天板14で、弁当用容器C(外装体A)の開放上部を覆うときに、差込板1 5が内がわ右側板5に密接して、弁当用容器Cの開放上部を天板14(蓋部A3 )で覆った状態が確実に維持できるよう形成してある。尚、前側板2、後側板3 、右前隅片7、左前隅片8、右後隅片9、左後隅片10夫々の上端縁には、折目 線16を介して折曲片13が連設されており、この折曲片13は、内がわに折曲 げられて、これらの上端縁部分の強度を高めると共に、外観上の体裁を良くする ために設けられたものである。また、図1、図2、図3に示す外装体Aは、隅部 (右前隅片7、左前隅片8、右後隅片9、左後隅片10)が比較的大きな略平面 となる隅切り状に構成されて、外観上の体裁が良くなると共に、高級感を醸し出 せ、しかも、手指に対する当たりを和らげ、手触りが良くなるように形成されて いる。
【0008】 ところで、周壁部A2は、底壁部A1に対して鉛直状態に立設させても良いし 、上方に行くに従って漸次外がわに開くような傾斜状態に立設させても良いし、 鉛直状態と傾斜状態が組合せられた状態に立設させても良い。
【0009】 そして、前述の如く構成された外装体Aは、適宜接着手段、或いは、嵌込み手 段等によって弁当用容器Cに装着され、この弁当用容器Cの開放上部が蓋部A3 (天板14)で覆われる(施蓋される)ようになる。このとき、弁当用容器Cは 、そのフランジ部分が折曲片13外表面に接触するように装着され、天板14は 、その外周部分が周壁部A2上端部分に当接するようになる。尚、天板14には 、適宜透明窓部を設けても良いし、透明窓部がなくても良い。
【0010】 また、図4、図5、図6に示す外装体Aは、正六角形状の底板21と、底板2 1の前端縁に折目線36を介して連設される矩形状の前側板22と、底板21の 後端縁に折目線36を介して連設される矩形状の後側板23と、底板21の右端 縁に折目線36を介して連設される矩形状の外がわ右側板24と、底板21の左 端縁に折目線36を介して連設される矩形状の左側板26と、外がわ右側板24 の上端縁に折目線36を介して連設される矩形状の内がわ右側板25と、前側板 22の左右に折目線36を介して連設される矩形状の右前側板27、左前側板2 8と、後側板23の左右に折目線36を介して連設される矩形状の右後側板29 、左後側板30と、右前側板27及び右後側板29の先端縁に折目線36を介し て夫々連設される矩形状の延長連結片31と、左前側板28及び左後側板30の 先端縁に折目線36を介して夫々連設される矩形状の延長連結片32と、左側板 26の上端縁に折目線36を介して連設される正六角形状の天板34と、天板3 4の右側縁に折目線36を介して連設される略台形状の差込板35とを備えたも のである。 そして、内がわ右側板25の下端縁には、底板21に穿設した係止孔21aに 差込係止可能な係止突片25aを突設し、前記延長連結片31は、その上縁に設 けた係止切欠溝31aと、その下縁に設けた係止切欠溝31aとの係止によって 連繋され、内がわ右側板25の係止突片25aを底板21の係止孔21aに差込 係止せしめたときに、内がわ右側板25と外がわ右側板24との間に連繋された 状態の延長連結片31を挟めるよう構成され、また、前記延長連結片32は、そ の上縁に設けた係止切欠溝32aと、その下縁に設けた係止切欠溝32aとの係 止によって連繋され、左側板26内がわ表面に接触するように構成されている。 それから、天板34で弁当用容器C(外装体A)の開放上部を覆うときに、差込 板35が内がわ右側板25に密接して、弁当用容器Cの開放上部を天板34(蓋 部A3)で覆った状態が確実に維持できるよう形成してある。尚、前側板22、 後側板23、右前側板27、左前側板28、右後側板29、左後側板30夫々の 上端縁には、折目線36を介して折曲片33が連設されており、この折曲片33 は、内がわに折曲げられて、これらの上端縁部分の強度を高めると共に、外観上 の体裁を良くするために設けられたものである。
【0011】 図中34aは、天板34の前端縁及び後端縁に夫々連設される差込片で、この 差込片34aは、前側板22と後側板23に連設される折曲片33に穿設された 差込孔33aに差込まれて、天板34で弁当用容器C(外装体A)の開放上部を 覆ったときに、その状態をより確実に維持できるよう設けられたものである。
【0012】 ところで、周壁部A2は、底壁部A1に対して鉛直状態に立設させても良いし 、上方に行くに従って漸次外がわに開くような傾斜状態に立設させても良いし、 鉛直状態と傾斜状態が組合せられた状態に立設させても良い。
【0013】 そして、前述の如く構成された外装体Aは、適宜接着手段、或いは、嵌込み手 段等によって弁当用容器Cに装着され、この弁当用容器Cの開放上部が蓋部A3 (天板34)で覆われる(施蓋される)ようになる。このとき、弁当用容器Cは 、そのフランジ部分が折曲片33外表面に接触するように装着され、天板34は 、その外周部分が周壁部A2上端部分に当接するようになる。尚、天板34には 、適宜透明窓部を設けても良いし、透明窓部がなくても良い。
【0014】 ところで、外装体Aの具体的構成、形状、寸法、材質、底壁部A1の具体的構 成、形状、寸法、周壁部A2の具体的構成、形状、寸法、蓋部A3の具体的構成 、形状、寸法、底板1,21の具体的構成、形状、寸法、係止孔1a,21aの 具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、前側板2,22の具体的構成、形状、 寸法、後側板3,23の具体的構成、形状、寸法、外がわ右側板4,24の具体 的構成、形状、寸法、内がわ右側板5,25の具体的構成、形状、寸法、係止突 片5a,25a具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、左側板6,26の具体 的構成、形状、寸法、右前隅片7、左前隅片8、右後隅片9、左後隅片10の具 体的構成、形状、寸法、右前側板27、左前側板28、右後側板29、左後側板 30の具体的構成、形状、寸法、延長連結片11,31の具体的構成、形状、寸 法、延長連結片12,32の具体的構成、形状、寸法、係止切欠溝12a,31 a,32aの具体的構成、形状、寸法、配設位置、折曲片13,33の具体的構 成、形状、寸法、天板14,34の具体的構成、形状、寸法、差込板15,35 の具体的構成、形状、寸法、折目線16,36の具体的構成、差込孔33aの具 体的構成、形状、寸法、配設位置、差込片34aの具体的構成、形状、寸法、配 設位置等は、図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定できるもので ある。
【0015】
【考案の効果】
従って、請求項1記載の弁当用容器に於ける外装体Aは、適宜合成樹脂製の弁 当用容器Cの少なくとも底部及び側周部を覆うように外装される底壁部A1と周 壁部A2とを備えた外装体Aであって、底板1,21に折目線16,36を介し て連設される外がわ右側板4,24の上端縁に、折目線16,36を介して内が わ右側板5,25を連設し、この内がわ右側板5,25の下端縁には、底板1, 21に穿設した係止孔1a,21aに差込係止可能な係止突片5a,25aを突 設し、一方、前記外がわ右側板4,24に隣設される側壁構成板には延長連結片 11,31を夫々延設し、この延長連結片11,31は、内がわ右側板5,25 の係止突片5a,25aを底板1,21の係止孔1a,21aに差込係止せしめ たときに、内がわ右側板5,25と外がわ右側板4,24との間に挟めるよう構 成したので、外装体Aの組立て作業が誰でも簡単に、確実に、且つ短時間で行え るようになり、また、簡単に組立てできるため、外装体Aを組立て前のシート状 のままで保管しておけ、その保管スペースも確保し易いものとなる。更に、外観 上の体裁も良くなり、しかも、構成が簡素で、堅牢で、耐久性に優れ、量産に適 し、比較的低廉で、経済的な外装体Aとなる。
【0016】 特に、底板1,21に折目線16,36を介して連設される外がわ右側板4, 24の上端縁に、折目線16,36を介して内がわ右側板5,25を連設し、こ の内がわ右側板5,25の下端縁には、底板1,21に穿設した係止孔1a,2 1aに差込係止可能な係止突片5a,25aを突設し、一方、前記外がわ右側板 4,24に隣設される側壁構成板には延長連結片11,31を夫々延設し、この 延長連結片11,31は、内がわ右側板5,25の係止突片5a,25aを底板 1,21の係止孔1a,21aに差込係止せしめたときに、内がわ右側板5,2 5と外がわ右側板4,24との間に挟めるよう構成したので、係止突片5a,2 5aを係止孔1a,21aに差込むだけで、内がわ右側板5,25と外がわ右側 板4,24との間に延長連結片11,31を挟めるようになり、外装体A自身の 強度が高くなると共により堅牢なものとなる。
【0017】 また、請求項2記載の弁当用容器に於ける外装体Aは、適宜合成樹脂製の弁当 用容器Cの底部、側周部、及び開放上部を覆うように外装される底壁部A1と周 壁部A2と蓋部A3とを備えた外装体Aであって、底板1,21に折目線16, 36を介して連設される外がわ右側板4,24の上端縁に、折目線16,36を 介して内がわ右側板5,25を連設し、この内がわ右側板5,25の下端縁には 、底板1,21に穿設した係止孔1a,21aに差込係止可能な係止突片5a, 25aを突設し、一方、前記外がわ右側板4,24に隣設される側壁構成板には 延長連結片11,31を夫々延設し、この延長連結片11,31は、内がわ右側 板5,25の係止突片5a,25aを底板1,21の係止孔1a,21aに差込 係止せしめたときに、内がわ右側板5,25と外がわ右側板4,24との間に挟 めるように構成し、外がわ右側板4,24に対峙する左側板6,26の上端縁に 、折目線16,36を介して天板14,34を連設すると共に、天板14,34 に折目線16,36を介して差込板15,35を連設し、天板14,34で、弁 当用容器Cの開放上部を覆うときに、差込板15,35が内がわ右側板5,25 に密接するよう構成したので、外装体Aの組立て作業が誰でも簡単に、確実に、 且つ短時間で行えるようになり、また、簡単に組立てできるため、外装体Aを組 立て前のシート状のままで保管しておけ、その保管スペースも確保し易いものと なる。更に、弁当用容器Cの開放上部を蓋部A3で覆うことができるようになり 、外観上の体裁も良くなると共に、高級感を醸し出せるようになる。しかも、構 成が簡素で、堅牢で、耐久性に優れ、量産に適し、比較的低廉で、経済的な外装 体Aとなる。
【0018】 更に、底板1,21に折目線16,36を介して連設される外がわ右側板4, 24の上端縁に、折目線16,36を介して内がわ右側板5,25を連設し、こ の内がわ右側板5,25の下端縁には、底板1,21に穿設した係止孔1a,2 1aに差込係止可能な係止突片5a,25aを突設し、一方、前記外がわ右側板 4,24に隣設される側壁構成板には延長連結片11,31を夫々延設し、この 延長連結片11,31は、内がわ右側板5,25の係止突片5a,25aを底板 1,21の係止孔1a,21aに差込係止せしめたときに、内がわ右側板5,2 5と外がわ右側板4,24との間に挟めるように構成したので、係止突片5a, 25aを係止孔1a,21aに差込むだけで、内がわ右側板5,25と外がわ右 側板4,24との間に延長連結片11,31を挟めるようになり、外装体A自身 の強度が高くなると共により堅牢なものとなる。
【0019】 特に、外がわ右側板4,24に対峙する左側板6,26の上端縁に、折目線1 6,36を介して天板14,34を連設すると共に、天板14,34に折目線1 6,36を介して差込板15,35を連設し、天板14,34で、弁当用容器C の開放上部を覆うときに、差込板15,35が内がわ右側板5,25に密接する よう構成したので、蓋部A3で弁当用容器Cの開放上部を覆った状態を確実に維 持できるようになる。すなわち、不意の外力等によって蓋部A3が簡単に開くよ うな虞れのないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の弁当用容器に於ける外装体を例示する
組立て途中の斜視図である。
【図2】本考案の弁当用容器に於ける外装体を例示する
一部省略縦断面図である。
【図3】本考案の弁当用容器に於ける外装体を例示する
展開図である。
【図4】本考案の他の弁当用容器に於ける外装体を例示
する組立て途中の斜視図である。
【図5】本考案の他の弁当用容器に於ける外装体を例示
する一部省略縦断面図である。
【図6】本考案の他の弁当用容器に於ける外装体を例示
する展開図である。
【符号の説明】
A 外装体 A1 底壁部 A2 周壁
部 A3 蓋部 1 底板 1a 係止
孔 2 前側板 3 後側
板 4 外がわ右側板 5 内が
わ右側板 5a 係止突片 6 左側板 7 右前
隅片 8 左前隅片 9 右後
隅片 10 左後隅片 11 延長連結片 12 延長
連結片 12a 係止切欠溝 13 折曲
片 14 天板 15 差込
板 16 折目線 21 底板 21a 係止
孔 22 前側板 23 後側
板 24 外がわ右側板 25 内が
わ右側板 25a 係止突片 26 左側板 27 右前
側板 28 左前側板 29 右後
側板 30 左後側板 31 延長連結片 31a 係止
切欠溝 32 延長連結片 32a 係止
切欠溝 33 折曲片 33a 差込
孔 34 天板 34a 差込
片 35 差込板 36 折目
線 C 弁当用容器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜合成樹脂製の弁当用容器の少なくと
    も底部及び側周部を覆うように外装される底壁部と周壁
    部とを備えた外装体であって、底板に折目線を介して連
    設される外がわ右側板の上端縁に、折目線を介して内が
    わ右側板を連設し、この内がわ右側板の下端縁には、底
    板に穿設した係止孔に差込係止可能な係止突片を突設
    し、一方、前記外がわ右側板に隣設される側壁構成板に
    は延長連結片を夫々延設し、この延長連結片は、内がわ
    右側板の係止突片を底板の係止孔に差込係止せしめたと
    きに、内がわ右側板と外がわ右側板との間に挟めるよう
    構成したことを特徴とする弁当用容器に於ける外装体。
  2. 【請求項2】 適宜合成樹脂製の弁当用容器の底部、側
    周部、及び開放上部を覆うように外装される底壁部と周
    壁部と蓋部とを備えた外装体であって、底板に折目線を
    介して連設される外がわ右側板の上端縁に、折目線を介
    して内がわ右側板を連設し、この内がわ右側板の下端縁
    には、底板に穿設した係止孔に差込係止可能な係止突片
    を突設し、一方、前記外がわ右側板に隣設される側壁構
    成板には延長連結片を夫々延設し、この延長連結片は、
    内がわ右側板の係止突片を底板の係止孔に差込係止せし
    めたときに、内がわ右側板と外がわ右側板との間に挟め
    るように構成し、外がわ右側板に対峙する左側板の上端
    縁に、折目線を介して天板を連設すると共に、天板に折
    目線を介して差込板を連設し、天板で、弁当用容器の開
    放上部を覆うときに、差込板が内がわ右側板に密接する
    よう構成したことを特徴とする弁当用容器に於ける外装
    体。
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