JP4538255B2 - ウェットシート用容器及び前記容器用の射出成形金型 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、ウェットティッシュ等のウェットシートを収納するためのウェットシート用容器及び前記容器用の射出成形金型に関する。
従来、蓋部、ヒンジ部及び容器本体を有する、ウェットティッシュ用の容器として、蓋部と容器本体とを別体で成形する技術がある。例えば、特許文献1には、プラスチック製の蓋とこの蓋の所定位置に接続する弾性体からなるヒンジ部材とを一体成形した、容器本体へのワンタッチオープン蓋構造が開示されている。
また、容器の製造方法として、別体の弾性体からなるヒンジ部材を金型内に前もってインサートし、プラスチック製の蓋とプラスチック製の蓋本体とをヒンジ部材で接続して一体成形する成形方法が開示されている。
特開2001−72105号
しかし、上記した従来技術では、容器本体、蓋部及びヒンジ部材が全て一体として成形されないため、製造コストが大きくなる。また、ヒンジ部にストッパー機能がないため、蓋部を容器本体から開ける途中で止めることが困難で、開けすぎると容器本体が倒れてしまう問題点があった。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、蓋部を容器本体から開ける途中で止めることができ、開きすぎて容器本体が倒れないウェットシート用容器を提供するとともに、このウェットシート用容器を安価に効率良く成形するための射出成形金型を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、容器本体と蓋部とがヒンジ部にて連結されるとともに、該ヒンジ部を介して開閉可能なプラスチック製のウェットシート用容器において、
前記蓋部の前記ヒンジ部の内側に爪部を突設し、
前記蓋部を開閉する際に前記爪部を通過させるための本体側孔部を前記容器本体側に設 け、
前記爪部に係合する係合部を前記容器本体から前記本体側孔部に向けて突設したウェ ットシート用容器であって、
前記爪部は、前記蓋部を所定角度だけ開いたときに、前記本体側孔部を通過して、前記係合部に下方から当接するように係合して前記蓋部を保持し、該蓋部をさらに開いたときに、湾曲した後、前記係合部との係合が解除される一方、
前記爪部は、前記蓋部を開いた状態から逆に所定角度だけ閉じたときに、前記係合部に上方から当接するように係合し、前記蓋部をさらに閉じると、湾曲した後、前記係合部から外れることを特徴とする。
上記構成によれば、前記係合部と前記爪部との係合により前記蓋部の位置が所定位置に一時止めされ、前記蓋部を確実に所定位置に止めることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のウェットシート用容器において、前記蓋部の前記ヒンジ部側に設けられた蓋側孔部を備え、前記蓋部前記容器本体に対して閉じたとき前記係合部が前記蓋側孔部に収納されることを特徴とする。
上記構成によれば、前記蓋部が前記容器本体に閉じたとき前記係合部が前記蓋側孔部に嵌まるので、見栄えが良くなるとともに、蓋部と容器本体とを確実に閉めることが可能となる。
請求項3に係る発明は、容器本体と蓋部とがヒンジ部にて連結されるとともに、該ヒンジ部を介して開閉可能なプラスチック製のウェットシート用容器において、
前記蓋部の前記ヒンジ部の内側に爪部を突設し、
前記蓋部を開閉する際に前記爪部を通過させるための本体側孔部を前記容器本体側に設 け、
前記爪部に係合する係合部を前記容器本体から前記本体側孔部に向けて突設したウェ ットシート用容器であって、
前記爪部は、前記蓋部を所定角度だけ開いたときに、前記本体側孔部を通過して、前記係合部に下方から当接するように係合して前記蓋部を保持し、該蓋部をさらに開いたときに、湾曲した後、前記係合部との係合が解除される一方、
前記爪部は、前記蓋部を開いた状態から逆に所定角度だけ閉じたときに、前記係合部に上方から当接するように係合し、前記蓋部をさらに閉じると、湾曲した後、前記係合部から外れるウェットシート用容器を射出成形により成形する射出成形金型であって、
固定型及び前記固定型に対し移動可能な可動型を有し、
前記可動型又は前記固定型は、
前記容器本体成形用の第一雄型及び前記蓋部成形用の第二雄型と、
前記第一雄型及び前記第二雄型間に位置する、前記係合部、前記本体側孔部及び前記爪部並びに前記ヒンジ部を成形用の中間成形部と、
を備え、
前記固定型又は前記可動型は、
前記第一雄型に対応した第一雌型及び前記第二雄型に対応した第二雌型と、
前記第一雌型及び前記第二雌型間に位置する、前記中間成形部に対応する中間成形対応部と、
を備え、
前記第一雌型及び前記第二雌型は、各々第一樹脂射出用ランナーゲート及び第二樹脂射出用ランナーゲートを備え、
前記容器本体、前記蓋部及び前記ヒンジ部とを一体成形することを特徴とする。
上記構成によれば、請求項1に係るウェットシート用容器を2点ゲートを使用し、効率良く一体成形することができる。
請求項4に係る発明は、前記蓋部の前記ヒンジ部側に設けられた蓋側孔部を備えたウェットシート用容器を射出成形により成形する射出成形金型であって、前記中間成形部は、前記蓋側孔部を成形する蓋側孔部成形部を有するとともに、前記中間成形対応部は、前記蓋側孔部成形部に対応する蓋側孔部成形対応部を有することを特徴とする請求項3記載の射出成形金型を提供する。
上記構成によれば、請求項2に係るウェットシート用容器を2点ゲートを使用し、効率良く一体成形することができる。
請求項1に係る発明は、蓋部を容器本体から開ける途中で止めることができ、開けすぎて容器本体が倒れないウェットシート用容器を提供することができる。
請求項2に係る発明は、蓋部を容器本体に対して閉じたとき、係合部が蓋側孔部に収納されるため、見栄えの良いウェットシート用容器を提供することができる。
請求項3に係る発明は、複数のランナーゲートを使用しているので、請求項1に記載のウェットシート用容器を安価に効率良く一体成形できる射出成形金型を提供することができる。
請求項4に係る発明は、複数のランナーゲートを使用しているので、請求項2に記載のウェットシート用容器を安価に効率良く一体成形できる射出成形金型を提供することができる。
本発明の実施の形態を実施例に基づき、図面を参照して説明する。
本発明の第1実施例に係るウェットシート用容器を図1乃至図9を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の背面図、図2は、本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の平面図、図3は、図1のA−A断面図、図4は、本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の蓋部の爪部が係合部に係合したときの断面図、図5は、本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の蓋部の爪部と係合部との係合が解除され蓋部が停止したときの断面図、図6は、本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の蓋部の爪部が係合部に係合したときの図4のB方向からみた部分斜視図、図7は、本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の蓋部の爪部と係合部との係合が解除され蓋部が停止したときの図5のC方向からみた部分斜視図、図8は、本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の蓋部を閉めるとき爪部が係合部に係合する直前の断面図、図9は、本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の蓋部を開けるときの爪部と係合部との係合が解除される直前の断面図を示す。
図1に示されるように、本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器1は、容器本体2、蓋部3及びこれらの容器本体2と蓋部3とをつなぐヒンジ部4を有している。即ち、蓋部3は、ヒンジ部4を介して容器本体2と開閉可能になっている。尚、蓋部3、ヒンジ部4及び容器本体2は、プラスチック製で一体成形されている。本実施例では、図1に示されるように、ヒンジ部4は、2箇所に離れた状態で設けられている。このヒンジ部4は、蓋部3を開閉する方向に付勢する弾性を有している。
図1に示されるように、容器本体2の蓋3側の外縁には、本体側嵌合部6が設けられ、この本体側嵌合部6に容器側面部21が連なり、さらに平坦状の容器段差部22を介して底部23と連なっている。底部23の内側には、底部23より蓋部3の方向に隆起した内側平坦部24が形成されている。図3に示されるように、これら容器側面部21、容器段差部22、底部23及び内側平坦部24に囲まれる形で、積層された複数のウェットシートを収納するための収納部5が形成されている。
容器本体2のヒンジ部4側の中央部には、段差部81を有する係合部8が設けられている。
一方、図3に示されるように、蓋部3は、外縁に蓋側嵌合部7が設けられ、この蓋側嵌合部7の内側に内側嵌合片71が備えられている。この蓋側嵌合部7と本体側嵌合部6とは嵌り合う関係にあり、嵌り合うことにより収納部5が密閉される。従って、ウェットシートの水分を保った状態で収納することができる。
蓋部3は、中央部に天板部31を有し、この天板部31の周囲に蓋斜面部32が連なりさらに上述の内側嵌合片71が連なっている。蓋部3のヒンジ部4と反対側は、上述の蓋斜面部32に連なって周囲平坦部33が設けられ上述した蓋側嵌合部7が形成されている。その中央部には、蓋側嵌合部7から外側に張り出した引掛け部35が設けられ、この引掛け部35の内側には突起351が設けられ、図3に示されるように、この突起351は上述した本体側嵌合部6の先端部に引掛かり、蓋部3を容器本体2に密着固定するものである。
次に、蓋部3を容器本体2から開ける過程でストッパーの役割をする係合部8及び爪部10等の詳細な構成を説明する。
図1及び図3に示されるように、爪部10は、蓋部3のヒンジ部4側の中央部に設けられており、蓋部3を容器本体2に閉じたとき爪部10の向きは天板部31の向きと略直角方向になるように成形されている。図2及び図3に示されるように、この爪部10の内側かつ根元部に、蓋側孔部11が設けられており、蓋部3を容器本体2に閉じたとき、蓋側孔部11に係合部8が嵌り合うように設計されている。蓋部3の開閉動作時、爪部10の動きを確保するために、容器本体2のヒンジ部4側の中央部に本体側孔部9が設けられている。従って、蓋部3の開閉動作時、蓋部3の爪部10が本体側孔部9を通過することになる。この蓋部3の爪部10が本体側孔部9を通過する直前又は直後に、爪部10と係合部8との係合・解除が行われることになる。
次に、上記構成を有する本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器1の作用を図3乃至図9を参照しつつ説明する。
図3に示されるように、蓋部3が容器本体2と閉じた状態から蓋部3の引掛け部35を外側に付勢することにより、引掛け部35の内側に設けた突起351が容器本体2の本体側嵌合部6との係合から解除される。このとき、蓋部3はヒンジ部4により付勢されているため、この付勢力により蓋部3が容器本体2からやや離れて停止する。その後、蓋部3をさらに開けていくと、図4及び図6に示されるように、蓋部3の爪部10が容器本体2の係合部8に係合し所定位置で止まることになる。従って、容器本体2の収納部5に収納されている図示しないウェットシートを確実に安心して取り出すことができる。
さらに、蓋部3を開けていくと、図9に示されるように、爪部10が係合部8に引っ掛かった状態で湾曲していく。さらに蓋部3を開けていくと、図5及び図7に示されるように、爪部10が係合部8との係合から解除され、蓋部3がさらに開いた位置でヒンジ部4の付勢力により停止することになる。従って、蓋部3が開きすぎるために容器本体2が倒れてしまうということがなくなり、極めて使い勝手がよくなる。
その後、逆に蓋部3を開いた状態から閉じていくと、図8に示されるように、爪部10と係合部8とが係合・接触した状態で、爪部10が湾曲していき、さらに蓋部3を閉じる方向に力を加えていくと、上記爪部10と係合部8との係合が解除され、さらに閉じる方向に力を加えることにより、蓋部3を容器本体2に閉じ、蓋部3の引掛け部35の突起351が本体側嵌合部6に引っ掛かることにより、収納部5が密閉されることになる。
このように、本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器1においては、蓋部3の開閉動作が、爪部10と係合部8との係合・解除の作動により、蓋部3が開く過程の所定位置で確実に動きを止めることができるので、内部のウェットシートを確実に安心して取り出すことができる。また、蓋部3を途中で確実に止めることができるので、外観からの見映えも非常に良くなる。さらに、蓋部3を開いていくと上記爪部10と係合部8との係合が解除され、さらに開いた状態で蓋部3を止めることができるので、容器本体2が倒れることもなく非常に使い勝手の良いものになる。
上記実施例においては、爪部10と係合部8との係合・解除の機構によるストッパー機能を果たす部分は、ヒンジ部4側の中央部の1箇所だけであったが、ヒンジ部4側に、2,3箇所等の複数個所に設けてもよい。
次に、上述したウェットシート用容器1を成形するための射出成形金型を図1
0を参照しつつ説明する。
図10は、本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器1を成形するための射出成形金型の縦断断面図を示す。この射出成形金型100は、主に固定型110及び可動型120から成っている。可動型120は図面上左右方向に移動可能である。可動型120には、ウェットシート用容器1の容器本体2を成形するための第一雄型130がコアプレート129に六角穴付ボルト131及び製限ボルト125により取り付けられている。同様に蓋部3を成形するための第二雄型140がコアプレート129に取り付けられている。ストリッパープレート126には、リターンピン127が嵌挿され位置決めされている。このリターンピン127の周りにコイルスプリング124が設けられ、コアプレート129を付勢している。
リターンピン127は、可動側取付板121上に設けられた第一エジェクター板122の上に設置されている。この可動側取付板121上には、エジェクターピン128が設けられ、成形品の取出しを容易にしている。第一雄型130の内部には成形品を冷却するための冷却水管132が設けられている。
上記第一雄型130及び第二雄型140間には、中間成形部150が設けられ、この中間成形部150には、ウェットシート用容器1の爪部10を成形するための爪部成形部151及び係合部8を成形するための係合部成形部152を形成されている。
図面上、可動型120の上部には、型をロックするための六角穴付ボルト114及び型を図面上、上下方向にスライドさせるためのアンギュラーピン113が取り付けられている。
固定型110には、可動型120に取り付けられた第一雄型130及び第二雄型140に各々対応させた第一雌型160及び第二雌型170が設けられている。
第一雌型160は、第一雄型130と対応したボトムキャビティブロック162及びサイドキャビティブロック161を有している。ボトムキャビティブロック162から中間成形部150に対し入れ駒163を入れてパーティングラインよりも出っ張らせている。この入れ駒163の先端部付近には、中間成形部150に対応させた中間成形対応部180が形成されている。
ボトムキャビティブロック162は、ランナーストリッパープレート111に取り付けられ、ランナーストリッパープレート111は、固定側取付板112に取り付けられている。固定側取付板112の中央部には、ロックピン取付板118が設けられ、ロックピン取付板118の両側にはランナーロックピン115が取り付けられている。2本のランナーロックピン115間には、スプールブッシュ117が六角穴付ボルト116により設けられ、スプールブッシュ117には、図示しない射出成形用の樹脂が流れるランナーが設けられている。
スプールブッシュ117の先端にはランナー119が設けられ、さらにボトムキャビティブロック162を貫通するランナーに連なり、第一ランナーゲート190に連なっている。一方、第二雌型170を貫通するランナーにも連なり、第二ランナーゲート195に連なっている。従って、この射出成形金型100は2点ゲート式になっている。
次に、上記構成を有する射出成形金型100の作用を説明する。
固定型110に対し可動型120が接近しウェットシート用容器1を成形するための空間が形成される。その後、スプールブッシュ117の内部から樹脂が流されランナー119を通り、第一ランナーゲート190及び第二ランナーゲート195まで樹脂が流れ、各ゲートから樹脂が射出される。2点ゲートになっているため、樹脂がスムーズに流れ、ウェットシート用容器1の蓋部3は、第二ランナーゲート195からの樹脂で主に射出成形され、ウェットシート用容器1の容器本体2は、第一ランナーゲート190からの樹脂で主に射出成形される。
中間成形部150及び中間成形対応部180間は、入れ駒163で出っ張らせた状態で樹脂が流れ成形されるため、ウェットシート用容器1のヒンジ部4や係合部8や爪部10や本体側孔部9が効率良く成形されることになる。
射出成形後、冷却水管132に冷却水が流され、成形品が冷却される。その後、可動型120が開き、エジェクターピン128及びストリッパープレート126により突き出され、成形品たるウェットシート用容器が取り出されることになる。
このように、本発明に係る射出成形金型100は、上述したウェットシート用容器1を成形するために、2点ゲートからの樹脂の流れを利用し、一体成形されるため、効率良く成形することができる。また、中間成形部150及び中間成形対応部180間では、入れ駒163を利用しているので、ストッパー機能を有するヒンジ部4や係合部8や爪部10や本体側孔部9が効率良く成形される。
上記実施例では、2点ゲートを用いたが、容器形状によっては、3点以上のランナーゲートを使用することも可能である。また、本実施例では、可動型に雄型及び固定型に雌型を設置したが、逆に、固定型に雄型及び可動型に雌型を設置することも可能である。
本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の背面図 本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の平面図 図1のA−A断面図 本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の蓋部の爪部が係合部に係合したときの断面図 本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の蓋部の爪部と係合部との係合が解除され蓋部が停止したときの断面図 本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の蓋部の爪部が係合部に係合したときの図4のB方向からみた部分斜視図 本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の蓋部の爪部と係合部との係合が解除され蓋部が停止したときの図5のC方向からみた部分斜視図 本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の蓋部を閉めるとき爪部が係合部に係合する直前の断面図 本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器の蓋部を開けるときの爪部と係合部との係合が解除される直前の断面図 本発明の第一実施例に係るウェットシート用容器を成形するための射出成形金型の縦断断面図
符号の説明
1 ウェットシート用容器
2 容器本体
21 容器側面部
22 容器段差部
23 底部
24 内側平坦部
3 蓋部
31 天板部
32 蓋斜面部
33 周囲平坦部
35 引掛け部
351 突起
4 ヒンジ部
5 収納部
6 本体側嵌合部
7 蓋側嵌合部
71 内側嵌合片
8 係合部
81 係合段差部
9 本体側孔部
10 爪部
11 蓋側孔部
100 射出成形金型
110 固定型
111 ランナーストリッパープレート
112 固定側取付板
113 アンギュラーピン
114 六角穴付ボルト
115 ランナーロックピン
116 六角穴付ボルト
117 スプールブッシュ
118 ロックピン取付板
119 ランナー
120 可動型
121 可動側取付板
122 第一エジェクター板
123 第二エジェクター板
124 コイルスプリング
125 製限ボルト
126 ストリッパープレート
127 リターンピン
128 エジェクターピン
129 コアプレート
130 第一雄型
131 六角穴付ボルト
132 冷却水管
140 第二雄型
150 中間成形部
151 爪部成形部
152 係合部成形部
160 第一雌型
161 サイドキャビティブロック
162 ボトムキャビティブロック
163 入れ駒
170 第二雌型
180 中間成形対応部
190 第一樹脂射出用ランナーゲート
200 第二樹脂射出用ランナーゲート
210 爪側孔部成形部
220 爪側孔部成形対応部

Claims (4)

  1. 容器本体と蓋部とがヒンジ部にて連結されるとともに、該ヒンジ部を介して開閉可能なプラスチック製のウェットシート用容器において、
    前記蓋部の前記ヒンジ部の内側に爪部を突設し、
    前記蓋部を開閉する際に前記爪部を通過させるための本体側孔部を前記容器本体側に設 け、
    前記爪部に係合する係合部を前記容器本体から前記本体側孔部に向けて突設したウェ ットシート用容器であって、
    前記爪部は、前記蓋部を所定角度だけ開いたときに、前記本体側孔部を通過して、前記係合部に下方から当接するように係合して前記蓋部を保持し、該蓋部をさらに開いたときに、湾曲した後、前記係合部との係合が解除される一方、
    前記爪部は、前記蓋部を開いた状態から逆に所定角度だけ閉じたときに、前記係合部に上方から当接するように係合し、前記蓋部をさらに閉じると、湾曲した後、前記係合部から外れることを特徴とする、ウェットシート用容器。
  2. 前記蓋部の前記ヒンジ部側に設けられた蓋側孔部を備え、前記蓋部を前記容器本体に対して閉じたとき、前記係合部が前記蓋側孔部に収納されることを特徴とする、請求項1に記載のウェットシート用容器。
  3. 容器本体と蓋部とがヒンジ部にて連結されるとともに、該ヒンジ部を介して開閉可能なプラスチック製のウェットシート用容器において、
    前記蓋部の前記ヒンジ部の内側に爪部を突設し、
    前記蓋部を開閉する際に前記爪部を通過させるための本体側孔部を前記容器本体側に設 け、
    前記爪部に係合する係合部を前記容器本体から前記本体側孔部に向けて突設したウェ ットシート用容器であって、
    前記爪部は、前記蓋部を所定角度だけ開いたときに、前記本体側孔部を通過して、前記係合部に下方から当接するように係合して前記蓋部を保持し、該蓋部をさらに開いたときに、湾曲した後、前記係合部との係合が解除される一方、
    前記爪部は、前記蓋部を開いた状態から逆に所定角度だけ閉じたときに、前記係合部に上方から当接するように係合し、前記蓋部をさらに閉じると、湾曲した後、前記係合部から外れるウェットシート用容器を射出成形により成形する射出成形金型であって、
    固定型及び前記固定型に対し移動可能な可動型を有し、
    前記可動型又は前記固定型は、
    前記容器本体成形用の第一雄型及び前記蓋部成形用の第二雄型と、
    前記第一雄型及び前記第二雄型間に位置する、前記係合部、前記本体側孔部及び前記爪部並びに前記ヒンジ部を成形用の中間成形部と、
    を備え、
    前記固定型又は前記可動型は、
    前記第一雄型に対応した第一雌型及び前記第二雄型に対応した第二雌型と、
    前記第一雌型及び前記第二雌型間に位置する、前記中間成形部に対応する中間成形対応部と、
    を備え、
    前記第一雌型及び前記第二雌型は、各々第一樹脂射出用ランナーゲート及び第二樹脂射出用ランナーゲートを備え、
    前記容器本体、前記蓋部及び前記ヒンジ部とを一体成形することを特徴とする射出成形金型。
  4. 前記蓋部の前記ヒンジ部側に設けられた蓋側孔部を備えたウェットシート用容器を射出成形により成形する射出成形金型であって、
    前記中間成形部は、前記蓋側孔部を成形する蓋側孔部成形部を有するとともに、
    前記中間成形対応部は、前記蓋側孔部成形部に対応する蓋側孔部成形対応部を有することを特徴とする、請求項3に記載の射出成形金型。
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