JPH1010049A - 分析方法 - Google Patents
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
Abstract
因する誤差を低減でき、試料中の被分析成分を正確に定
量分析することのできる分析方法を提供する。 【解決手段】標識用蛍光物質を被分析成分を収容した反
応容器1中で反応させた後、反応容器1に励起光を照射
して、被分析成分と反応した標識用蛍光物質の蛍光強度
を測定し、標識用蛍光物質の蛍光強度を測定するときに
標準蛍光物質18を収容したガラスセル17に対して励
起光を照射して蛍光強度を測定し、この標準蛍光物質の
蛍光強度と標識用蛍光物質の蛍光強度との比に基づいて
被分析成分を定量分析することにより、被分析成分を定
量分析する分析方法であって、標識用蛍光物質と標準蛍
光物質とに用いられる蛍光物質は同一の蛍光特性を有す
ることを特徴とする。
Description
析検査する時に用いられる分析方法に係り、特に試料中
の被分析成分を免疫学的な方法により定量分析する分析
方法に関する。
として、試料中の被分析成分を免疫学的な方法により定
量分析する方法が従来から知られている。この種の分析
方法は試料中の被分析成分と免疫反応を生ずる抗原また
は抗体を例えばガラスビーズや磁性粒子に固定化した不
溶性の担体を用い、この担体を透明な容器(以下、「反
応容器」と称する。)に第1の試薬として添加して試料
中の被分析成分と反応させ、次いで担体を洗浄液で洗浄
して被分析成分を除いた不要成分を反応容器内から除去
した後、被分析成分と免疫反応を生ずる標識用蛍光物質
を反応容器に第2の試薬として添加し、被分析成分と反
応した標識用蛍光物質の蛍光強度を測定して被分析成分
を定量分析する方法であり、標識用蛍光物質としては、
被分析成分と免疫反応を生ずる抗原または抗体を蛍光物
質に固定化したものが用いられる。
光物質を励起させる励起光を反応容器に照射すると、被
分析成分と反応した標識用蛍光物質のみから蛍光が発せ
られるばかりでなく、例えば反応容器内を浮遊するゴミ
等の浮遊物や反応容器からも自家蛍光が発せられるた
め、測定値に誤差が生じ易いという問題がある。
せられた自家蛍光による影響を低減するために、励起光
を照射してから所定時間後に標識用蛍光物質の蛍光強度
を測定するようにした分析方法が提案されている(特開
平3−221837号参照)。
よると、ゴミ等の浮遊物や反応容器から発せられた蛍光
は標識用蛍光物質から発せられた蛍光に比較して比較的
短時間のうちに減衰してしまうため、ゴミ等の浮遊物や
反応容器から発せられた自家蛍光による影響を低減する
ことができるが、励起光を発生する光源の輝度変化や光
検出器の感度変化などに起因する誤差を低減することが
困難であった。
もので、その目的は励起光を発生する光源の輝度変化や
光検出器の感度変化等に起因する誤差を低減でき、試料
中の被分析成分を正確に定量分析することのできる免疫
学的分析方法を提供せんとするものである。
に、請求項1に係る発明は、標識用蛍光物質を被分析成
分を収容した収容体中で反応させた後、前記収容体に励
起光を照射して、前記被分析成分と反応した前記標識用
蛍光物質の蛍光強度を測定し、前記標識用蛍光物質の蛍
光強度を測定するときに標準蛍光物質を収容した収容体
に対して励起光を照射して蛍光強度を測定し、この標準
蛍光物質の蛍光強度と前記標識用蛍光物質の蛍光強度と
の比に基づいて前記被分析成分を定量分析することによ
り、前記被分析成分を定量分析する分析方法であって、
前記標識用蛍光物質と標準蛍光物質とに用いられる蛍光
物質は同一の蛍光特性を有することとした。
被分析成分を収容した収容体中で反応させた後、前記収
容体に励起光を照射すると共に、前記被分析成分と反応
した前記標識用蛍光物質が前記励起光によって励起され
た蛍光強度を測定して、前記標識用蛍光物質の蛍光強度
を測定するときに前記標識用蛍光物質と同一の蛍光特性
を有する標準蛍光物質を収容した収容体に対して励起光
を照射して蛍光強度を測定し、前記標準蛍光物質の蛍光
強度測定用光学と前記標識用蛍光物質の蛍光強度測定用
光学とが合流する部位から前記標準蛍光物質及び/又は
前記標識用蛍光物質を収容する収容体の蛍光出射面まで
の光路中で励起光の遮断をするようにして、前記標準蛍
光物質及び前記標識用蛍光物質の何か一方を収容する収
容体に対して励起光を照射しているときに、前記収容体
を通過した励起光が他方の収容体に照射して影響を与え
ることを防止するようにした。請求項3に係る発明は、
請求項1又は2に記載の発明において、前記標準蛍光物
質は、希土類金属キレートであることが好ましい。
を参照して説明する。図1は血清等の検体試料を標識用
蛍光物質を用いて分析検査する時に使用される分析装置
の概略構成図であり、この分析装置は、反応容器1内の
標識用蛍光物質に励起光を照射する励起光照射系2と、
被分析成分と反応した標識用蛍光物質の蛍光強度を測定
する蛍光強度測定系3とを備えている。
ノンフラッシュランプ4と、このキセノンフラッシュラ
ンプ4から発せられた光源光を平行光に修正するコリメ
ータレンズ5とを備えており、このコリメータレンズ5
の光出射側にはフィルタ6が設けられている。
プ4で発生した光のうち反応容器1内の標識用蛍光物質
を励起させる波長光(例えば350nm付近)のみを選
択的に透過させるものであり、このフィルタ6を透過し
た光はハーフミラー7、第1のシャッター8、ミラー9
および集光レンズ10を経て反応容器1に励起光として
照射されるようになっている。
内で発生した蛍光を集光する集光レンズ11を備えてお
り、この集光レンズ11に入射した光はハーフミラー1
2を透過してフィルタ13に入射するようになってい
る。
蛍光物質で発生した蛍光(例えば615nm付近)のみ
を選択的に透過させるものであり、このフィルタ13を
透過した光は光拡散板14を透過してフォトマルトラン
ジスタ(以下、「PMT」と称する。)等からなる光検
出器15の光電変換面に照射されるようになっている。
ーフミラー7および第2のシャッター16を経てガラス
セル17に照射されるようになっている。このガラスセ
ル17内には反応容器1内の標識用蛍光物質と同一の蛍
光物質(例えば希土類金属キレート、好ましくはユーロ
ピウムキレート)である標準蛍光物質18が封入されて
おり、この標準蛍光物質18で発生した標準蛍光はフィ
ルタ19に入射するようになっている。
生した蛍光(例えば615nm付近)のみを選択的に透
過させるものであり、このフィルタ19を透過した光は
ハーフミラー12、フィルタ13および光拡散板14を
経て光検出器15の光電変換面に照射されるようになっ
ている。なお、フィルタ19の詳細な機能については後
述する。
A/D変換器20でデジタル信号に変換された後、CP
U(中央処理装置)21に供給されるようになってい
る。前記CPU21は光検出器15からの信号に基づい
て試料中の被分析成分を定量演算したり、キセノンフラ
ッシュランプ4を点灯制御したり、あるいは第1のシャ
ッター8および第2のシャッター16を開閉制御したり
するものであり、このCPU21には記憶装置22が接
続されているとともに、分析結果等を表示するCRT表
示器23やプリンタ(不図示)が接続されている。
起光が照射されて所定時間(ゴミ等の浮遊物や反応容器
から発せられた自家蛍光の強度が零レベルに減衰するま
での時間)が経過した後に、光検出器15の出力信号を
取り込むように構成されている。
ートであり、以下、同図を参照して本発明の一実施形態
について説明する。図2に示すように、本発明の一実施
形態では、標識用蛍光物質が添加された反応容器1を励
起光の照射位置にセットすると、CPU21からの光路
開放信号により第2のシャッター16が作動し、ハーフ
ミラー7とガラスセル17との間に形成された第2のシ
ャッター16が開き光路が開放される(ステップST
1)。なお、キセノンフラッシュランプ4は常時点灯さ
れていると共に、第1、第2のシャッター8,16の双
方は通常遮断されているものとする。ハーフミラー7と
ガラスセル17との間に形成された第2のシャッター1
6が開き光路が開放されると、キセノンフラッシュラン
プ4で発生した光がコリメータレンズ5、フィルタ6、
ハーフミラー7を経てガラスセル17内の標準蛍光物質
18に励起光として照射される(ステップST2)。
光はフィルタ19、ハーフミラー12、フィルタ13、
光拡散板14を経て光検出器15の光電変換面に照射さ
れ、標準蛍光物質18の蛍光強度信号として光検出器1
5から出力される。そして、光検出器15から出力され
た標準蛍光物質18の蛍光強度信号は、A/D変換器2
0を経てCPU21に供給され、標準蛍光物質18の標
準蛍光値として記憶装置22に格納される(ステップS
T3)。
22に格納されると、CPU21から第2のシャッター
16に光路遮断信号が送出され、ハーフミラー7とガラ
スセル17との間に形成された光路が第2のシャッター
16により遮断されると共に、CPU21から第1のシ
ャッター8に光路開放信号が送出され、ハーフミラー7
とミラー9との間に形成された光路が開放される(ステ
ップST4,ST5)。ハーフミラー7とミラー9との
間に形成された光路が第1のシャッター8により開放さ
れると、キセノンフラッシュランプ4で発生した光がコ
リメータレンズ5、フィルタ6、ハーフミラー7、第1
のシャッター8、ミラー9、集光レンズ10を経て反応
容器1内の標識用蛍光物質に励起光として照射される
(ステップST6)。
で発生した蛍光は集光レンズ11、ハーフミラー12、
フィルタ13、光拡散板14を経て光検出器15の光電
変換面に照射され、標識用蛍光物質の蛍光強度信号とし
て光検出器15から出力される。そして、光検出器15
から出力された標識用蛍光物質の蛍光強度信号は、A/
D変換器20を経てCPU21に供給され、標識用蛍光
物質の検体蛍光値として記憶装置22に格納される(ス
テップST7)。
2に格納されると、CPU21は記憶装置22に格納さ
れた検体蛍光値を下記に示す式(1)に基づいて補正す
る(ステップST8)。そして、式(1)により得られ
た補正蛍光値に基づいて被分析成分の濃度を定量演算
し、その演算結果をCRT表示器23や図示しないプリ
ンタ等に出力する(ステップST9,ST10)。
暗電流)を絶対濃度に換算するための定数である。ま
た、βは機差補正用の係数(機差の補正を行わない場合
はβ=1とする)である。係数βについては後述する。
質の蛍光強度を測定する度に標準蛍光値と暗電流を測定
して行なわれる。また、本発明の一実施形態では暗電流
を測定する時に測定値が一定値以上の場合には「シャッ
ター8,16開エラー」をCRT表示器23に表示し、
また標準蛍光を測定する時に測定値が一定値以上の場合
には「シャッタ8開エラー」をCRT表示器23に表示
するように構成されている。
する。キセノンフラッシュランプ4や光検出器15は時
間とともに劣化する。このため、以下のようにして補正
を行う。すなわち、励起光の照射位置に基準試料(ユー
ロピウムキレートを硝子に溶し込んだものを反応容器内
に固定したもの)をセットする。そして、基準試料の蛍
光強度と標準蛍光物質18の蛍光強度を測定し、基準試
料の蛍光強度測定値を初期基準蛍光値として、また標準
蛍光物質18の蛍光強度測定値を初期標準蛍光値として
記憶装置22に格納しておく。そして、電源をONにし
てから30分が経過した時点(PMT周辺の温度が一定
になった時点)で標準蛍光物質18の蛍光強度を再度測
定し、その測定値を記憶装置22に記憶された初期標準
蛍光値と比較する。そして、初期標準蛍光値との差が一
定以下(例えば10%以下)の場合には、光検出器15
のゲインを自動的に必要なだけ上げ、標準蛍光物質18
の蛍光強度測定値を初期標準蛍光値と同じ値にする。ま
た、比較した値が一定以下(例えば50%以下)の場合
には、その旨をユーザに報知することにより調整やキャ
リブレーションを促すことができる。
上の測定値の誤差、すなわち機差を除去するために以下
のようにして補正のための係数βを求める。なお、機差
は主に光路に起因するものである。
クレンジの上限及び下限近傍の蛍光値、すなわち基準蛍
光値及び標準蛍光値について設計上の値と実際の値を比
較する。予め蛍光値が判明しているサンプルS1,S2
の設計上の蛍光値をそれぞれ初期基準蛍光値A1,初期
標準蛍光値A2とする。一方、サンプルS1,S2の実
際の分析装置における蛍光値をそれぞれ計測基準蛍光値
B1,計測標準蛍光値B2とする。機差を除去するため
には、計測基準蛍光値B1,計測標準蛍光値B2を初期
基準蛍光値A1,初期標準蛍光値A2に合わせて比例配
分すればよい。すなわち、初期基準蛍光値A1と初期標
準蛍光値A2とを結んだ直線と、計測基準蛍光値B1と
計測標準蛍光値B2とを結んだ直線が一致するように調
整する。
準蛍光値A2と一致するように光検出器15のゲインを
調整する。このゲインの調整に伴なって変化した蛍光値
(以下、「較正基準蛍光値B1′」)を測定する。した
がって、A1/B1′から直線の傾きを補正する係数β
が求められる。
万、初期標準蛍光値A2=2万の分析装置において、計
測基準蛍光値B1=4100万、計測標準蛍光値B2=
19000とする。次に、計測標準蛍光値B2が2万と
なるように光検出器15のゲインを上げる。これに伴な
い計測基準蛍光値B1が上昇し、較正基準蛍光値B1′
=4200万となる。したがって、β=4000万/4
200万=0.952…となる。
(a),(b)を参照して説明する。図3の(a)に示
すように、フィルタ19がなく、第1のシャッター8が
遮断している場合には、上述したステップST2におい
て、標準蛍光物質18の蛍光値を計測している際に、ガ
ラスセル17を通過するのは、励起光Rと蛍光K1とな
る。励起光Rはハーフミラー12を経て励起光R1及び
励起光R2に分けられる。励起光R1はフィルタ13で
吸収され、蛍光K1のみが光検出器15に入射する。一
方、励起光R2は反応容器1内の標識用蛍光物質に照射
され、蛍光K2が発生する。蛍光K2はハーフミラー1
2を経て、光検出器15に入射する。このため、光検出
器15には蛍光K1と蛍光K2とが加算された蛍光が入
射され、測定の対象となっている標準蛍光物質18の正
確な蛍光値が得られない。
ルタ19がなく、第2のシャッター16が遮断している
場合には、上述したST6において、反応容器1内の標
識用蛍光物質の蛍光値を計測している際に、反応容器1
を通過するのは励起光R′と蛍光K′1となる。
光R′1及び励起光R′2に分けられる。励起光R′1
はフィルタ13で吸収され、蛍光K′1のみが光検出器
15に入射する。一方、励起光R′2は標準蛍光物質1
8に照射され、蛍光K′2が発生する。蛍光K′2はハ
ーフミラー12を経て、光検出器15に入射する。この
ため、光検出器15には蛍光K′1と蛍光K′2とが加
算された蛍光が入射され、測定の対象となっている標識
用蛍光物質の正確な蛍光値が得られない。
外の蛍光物質が励起することを防止することで正確な蛍
光値を得ることができる。なお、フィルタ19の代わり
に励起光R2又はR′2を遮断するシャッタを両光路又
は合流部に設ける方法も考えられるが、装置の構成及び
制御が複雑となるという問題があり、好適ではない。
は、標識用蛍光物質の蛍光強度を測定するときに標識用
蛍光物質と同一の蛍光物質18の蛍光強度を測定し、こ
の標準蛍光物質18の蛍光強度と標識用蛍光物質の蛍光
強度との比に基づいて被分析成分を定量分析することに
より、キセノンフラッシュランプ4の輝度変化や光検出
器15の感度変化に起因する誤差を低減することがで
き、試料中の被分析成分を正確に定量分析することがで
きる。
被分析成分を標識する標識用蛍光物質と標準蛍光物質1
8とが同一の蛍光物質であるので、蛍光物質の時間応答
特性や光検出器15の波長特性等の影響を受けず被分析
成分を正確に定量分析することができる。
物質18として希土類金属キレートを硝子や樹脂等の透
明体に溶し込んだものを使用しているので、大きさが小
さくても十分で安定した蛍光量を得ることができ、蛍光
物質の温度による影響も少ない。
器1とガラスセル17との間にフィルタ19が設けられ
ているので、励起光が測定中以外の蛍光物質を励起させ
て蛍光が発生することを防止できる。
ズ11と光検出器15との間に光拡散板14を設けたこ
とにより、反応容器の位置が変化し、光検出器15の光
電変換面上での受光位置が変化しても影響が少ない。
されるものではない。すなわち、上記実施の形態では、
蛍光物質として、希土類金属キレートを使用したが、こ
れに限られるものではなく、例えば蛍光寿命の長い蛍光
物質であれば代用することは可能である。また、上記実
施の形態では、標識用蛍光物質を収容した反応容器1を
セットした後、標準蛍光物質18の測定を行うようにし
ているが、反応容器1をセットされるまでの間に標準蛍
光物質18の測定を行うことで、計測に用いられる標準
蛍光物質18の値を正確に求めることができる。このほ
か、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
励起光を発生する光源の輝度変化や光検出器の感度変化
等に起因する誤差を低減でき、試料中の被分析成分を正
確に定量分析することができる。
定量分析する時に使用される分析装置の概略構成図。
ためのフローチャート。
する説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】標識用蛍光物質を被分析成分を収容した収
容体中で反応させた後、 前記収容体に励起光を照射して、 前記被分析成分と反応した前記標識用蛍光物質の蛍光強
度を測定し、 前記標識用蛍光物質の蛍光強度を測定するときに標準蛍
光物質を収容した収容体に対して励起光を照射して蛍光
強度を測定し、 この標準蛍光物質の蛍光強度と前記標識用蛍光物質の蛍
光強度との比に基づいて前記被分析成分を定量分析する
ことにより、 前記被分析成分を定量分析する分析方法であって、 前記標識用蛍光物質と標準蛍光物質とに用いられる蛍光
物質は同一の蛍光特性を有することを特徴とする分析方
法。 - 【請求項2】標識用蛍光物質を被分析成分を収容した収
容体中で反応させた後、 前記収容体に励起光を照射すると共に、 前記被分析成分と反応した前記標識用蛍光物質が前記励
起光によって励起された蛍光強度を測定して、 前記標識用蛍光物質の蛍光強度を測定するときに前記標
識用蛍光物質と同一の蛍光特性を有する標準蛍光物質を
収容した収容体に対して励起光を照射して蛍光強度を測
定し、 前記標準蛍光物質の蛍光強度測定用光学と前記標識用蛍
光物質の蛍光強度測定用光学とが合流する部位から前記
標準蛍光物質及び/又は前記標識用蛍光物質を収容する
収容体の蛍光出射面までの光路中で励起光の遮断をする
ようにして、 前記標準蛍光物質及び前記標識用蛍光物質の何か一方を
収容する収容体に対して励起光を照射しているときに、
前記収容体を通過した励起光が他方の収容体に照射して
影響を与えることを防止するようにしたことを特徴とす
る分析方法。 - 【請求項3】前記標準蛍光物質は、 希土類金属キレートであることを特徴とする請求項1又
は2に記載の分析方法。
Priority Applications (1)
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JP15840896A JP3720458B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 分析装置 |
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Publications (2)
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