JPH0999824A - アンチロックブレーキシステム用油圧ユニットの組立構造 - Google Patents
アンチロックブレーキシステム用油圧ユニットの組立構造Info
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- JPH0999824A JPH0999824A JP7260386A JP26038695A JPH0999824A JP H0999824 A JPH0999824 A JP H0999824A JP 7260386 A JP7260386 A JP 7260386A JP 26038695 A JP26038695 A JP 26038695A JP H0999824 A JPH0999824 A JP H0999824A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/36—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including a pilot valve responding to an electromagnetic force
- B60T8/3615—Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems
- B60T8/3675—Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems integrated in modulator units
- B60T8/368—Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems integrated in modulator units combined with other mechanical components, e.g. pump units, master cylinders
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数を削減してコスト低減ならびに作業
工数の軽減を図ること。 【解決手段】 アンチロックブレーキシステム用油圧ア
クチュエータユニットがソレノイドバルブ３，４、リザ
ーバ５が設けられるハウジング９と、モータ１と一体的
に組み付けられてハウジング９の一側面に固着されるフ
ロントカバー１ａを有したモータアッセンブリ１Ａとを
備え、ハウジング９は、ソレノイドバルブ３，４、リザ
ーバ５の装着方向がモータアッセンブリ１Ａの組付方向
と同一方向に形成され、フロントカバー１ａがハウジン
グ９の一側面を覆う大きさに形成されているとともに、
フロントカバー１ａには、モータアッセンブリ１Ａをハ
ウジングに組み付けた時にソレノイドバルブ３，４、リ
ザーバ５を固定・支持するソレノイド固定部１ｇ，１
ｈ、座面部１ｋ、ならびにダンパ６を形成する穴９ｃを
塞ぐダンパ用蓋部１ｍが設けられている。
工数の軽減を図ること。 【解決手段】 アンチロックブレーキシステム用油圧ア
クチュエータユニットがソレノイドバルブ３，４、リザ
ーバ５が設けられるハウジング９と、モータ１と一体的
に組み付けられてハウジング９の一側面に固着されるフ
ロントカバー１ａを有したモータアッセンブリ１Ａとを
備え、ハウジング９は、ソレノイドバルブ３，４、リザ
ーバ５の装着方向がモータアッセンブリ１Ａの組付方向
と同一方向に形成され、フロントカバー１ａがハウジン
グ９の一側面を覆う大きさに形成されているとともに、
フロントカバー１ａには、モータアッセンブリ１Ａをハ
ウジングに組み付けた時にソレノイドバルブ３，４、リ
ザーバ５を固定・支持するソレノイド固定部１ｇ，１
ｈ、座面部１ｋ、ならびにダンパ６を形成する穴９ｃを
塞ぐダンパ用蓋部１ｍが設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 本発明は、アンチロックブ
レーキシステム用油圧ユニットの組立構造に関する。
レーキシステム用油圧ユニットの組立構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】 従来、アンチロックブレーキシステム
用油圧ユニットの組立構造として、例えば、特開平２−
２３１２５３号公報に記載のものが知られている。この
従来のアンチロックブレーキシステム用油圧ユニットの
組立構造は、ハウジングの一側面にモータが固定され、
このモータの取付面とは反対側の側面にソレノイドが固
定用のフランジを有したケースに収納された状態で組み
付けられている構造となっている。
用油圧ユニットの組立構造として、例えば、特開平２−
２３１２５３号公報に記載のものが知られている。この
従来のアンチロックブレーキシステム用油圧ユニットの
組立構造は、ハウジングの一側面にモータが固定され、
このモータの取付面とは反対側の側面にソレノイドが固
定用のフランジを有したケースに収納された状態で組み
付けられている構造となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
の従来のアンチロックブレーキシステム用油圧ユニット
の組立構造にあっては、モータのカバーはモータをハウ
ジングへ取り付ける際の取付面を形成する機能の他には
機能を有していない。そのため、ソレノイドを固定する
ためには、別途その固定用のケーシングやボルトなどが
必要であり、すなわち、他の構成部品のそれぞれに各構
成部品を固定するための部材が必要であり、部品点数が
多くコストアップを招くという問題を有しているととも
に、各固定用の部材をハウジングへ固定する作業工数も
多くなるという問題があった。
の従来のアンチロックブレーキシステム用油圧ユニット
の組立構造にあっては、モータのカバーはモータをハウ
ジングへ取り付ける際の取付面を形成する機能の他には
機能を有していない。そのため、ソレノイドを固定する
ためには、別途その固定用のケーシングやボルトなどが
必要であり、すなわち、他の構成部品のそれぞれに各構
成部品を固定するための部材が必要であり、部品点数が
多くコストアップを招くという問題を有しているととも
に、各固定用の部材をハウジングへ固定する作業工数も
多くなるという問題があった。
【０００４】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、部品点数を削減して、コスト低減なら
びに作業工数の軽減を図ることを目的としている。
なされたもので、部品点数を削減して、コスト低減なら
びに作業工数の軽減を図ることを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 上述の目的達成のため
本発明のアンチロックブレーキシステム用油圧ユニット
の組立構造は、車両のブレーキ装置のマスタシリンダと
ホイルシリンダとを結ぶ油圧回路の途中に設けられ、油
圧を形成するモータを有しているとともにホイルシリン
ダの油圧を増圧・減圧・保持する機能を有したアンチロ
ックブレーキシステム用油圧アクチュエータユニット
が、油圧回路が形成されて前記油圧の増圧・減圧・保持
を行うアクチュエータ構成部品が設けられるハウジング
と、前記モータと一体的に組み付けられて前記ハウジン
グの一側面に固着されるカバー部材を有したモータアッ
センブリとを備え、前記ハウジングは、前記アクチュエ
ータ構成部品の装着方向が前記モータアッセンブリの組
付方向と同一方向に形成され、前記カバー部材が前記ア
クチュエータ構成部品の装着部位を覆う大きさに形成さ
れているとともに、前記カバー部材には、前記アクチュ
エータ構成部品を支持する支持部が設けられ、前記アク
チュエータ構成部品をハウジングに装着した状態で、前
記モータアッセンブリをハウジングに組み付けてカバー
部材の支持部がアクチュエータ構成部品を支持すること
でアクチュエータ構成部品が組み付けられている構造と
した。請求項２記載の発明では、前記カバー部材には、
ハウジングに形成された穴を塞ぐ蓋部が形成されている
構造とした。請求項３記載の発明では、前記支持部は、
ハウジングに形成されているケーシング穴に装着された
ソレノイドバルブを固定するソレノイドバルブ固定部で
ある構造とした。
本発明のアンチロックブレーキシステム用油圧ユニット
の組立構造は、車両のブレーキ装置のマスタシリンダと
ホイルシリンダとを結ぶ油圧回路の途中に設けられ、油
圧を形成するモータを有しているとともにホイルシリン
ダの油圧を増圧・減圧・保持する機能を有したアンチロ
ックブレーキシステム用油圧アクチュエータユニット
が、油圧回路が形成されて前記油圧の増圧・減圧・保持
を行うアクチュエータ構成部品が設けられるハウジング
と、前記モータと一体的に組み付けられて前記ハウジン
グの一側面に固着されるカバー部材を有したモータアッ
センブリとを備え、前記ハウジングは、前記アクチュエ
ータ構成部品の装着方向が前記モータアッセンブリの組
付方向と同一方向に形成され、前記カバー部材が前記ア
クチュエータ構成部品の装着部位を覆う大きさに形成さ
れているとともに、前記カバー部材には、前記アクチュ
エータ構成部品を支持する支持部が設けられ、前記アク
チュエータ構成部品をハウジングに装着した状態で、前
記モータアッセンブリをハウジングに組み付けてカバー
部材の支持部がアクチュエータ構成部品を支持すること
でアクチュエータ構成部品が組み付けられている構造と
した。請求項２記載の発明では、前記カバー部材には、
ハウジングに形成された穴を塞ぐ蓋部が形成されている
構造とした。請求項３記載の発明では、前記支持部は、
ハウジングに形成されているケーシング穴に装着された
ソレノイドバルブを固定するソレノイドバルブ固定部で
ある構造とした。
【０００６】請求項４記載の発明では、前記支持部は、
ハウジングに形成されているケーシング穴に装着されて
いるリザーバピストンを付勢するリザーバスプリングの
一端を支持する座面部である構造とした。
ハウジングに形成されているケーシング穴に装着されて
いるリザーバピストンを付勢するリザーバスプリングの
一端を支持する座面部である構造とした。
【０００７】請求項５記載の発明では、前記蓋部は、少
なくともハウジングに形成されているダンパ用の穴、ソ
レノイドバルブが作動するバルブ穴、リザーバのリザー
バピストンが作動するリザーバ室のいずれかの開口端を
塞ぐよう形成されている構造とした。
なくともハウジングに形成されているダンパ用の穴、ソ
レノイドバルブが作動するバルブ穴、リザーバのリザー
バピストンが作動するリザーバ室のいずれかの開口端を
塞ぐよう形成されている構造とした。
【０００８】
【作用】 請求項１記載の組立構造では、アンチロック
ブレーキシステム用油圧ユニットを組み立てる時には、
まず、ハウジングにアクチュエータ構成部品を装着し、
その同一方向からモータアッセンブリを組み付けるので
あるが、この時、モータアッセンブリのカバー部材に形
成されている支持部でアクチュエータ構成部品を支持す
るようにして固着する。
ブレーキシステム用油圧ユニットを組み立てる時には、
まず、ハウジングにアクチュエータ構成部品を装着し、
その同一方向からモータアッセンブリを組み付けるので
あるが、この時、モータアッセンブリのカバー部材に形
成されている支持部でアクチュエータ構成部品を支持す
るようにして固着する。
【０００９】請求項２記載の組立構造では、モータアッ
センブリを組み付けた際に、カバー部材によりアクチュ
エータ構成部品の支持が成されるのに加えて、カバー部
材の蓋部によりハウジングに形成されている穴が塞がれ
る。
センブリを組み付けた際に、カバー部材によりアクチュ
エータ構成部品の支持が成されるのに加えて、カバー部
材の蓋部によりハウジングに形成されている穴が塞がれ
る。
【００１０】請求項３記載の組立構造では、アクチュエ
ータ構成部品がソレノイドバルブであり、カバー部材の
支持部としてのソレノイドバルブ固定部によりソレノイ
ドバルブがハウジングに固定される。
ータ構成部品がソレノイドバルブであり、カバー部材の
支持部としてのソレノイドバルブ固定部によりソレノイ
ドバルブがハウジングに固定される。
【００１１】請求項４記載の組立構造では、アクチュエ
ータ構成部品がリザーバピストンを付勢するリザーバス
プリングであり、カバー部材の支持部としての座面部に
よりリザーバスプリングの一端を支持する。
ータ構成部品がリザーバピストンを付勢するリザーバス
プリングであり、カバー部材の支持部としての座面部に
よりリザーバスプリングの一端を支持する。
【００１２】請求項５記載の組立構造では、カバー部材
の蓋部は、ハウジングに形成されたダンパ用の穴、バル
ブ穴、リザーバ室のいずれか１つ、あるいはいずれか２
つ、あるいは全部を塞ぐ。
の蓋部は、ハウジングに形成されたダンパ用の穴、バル
ブ穴、リザーバ室のいずれか１つ、あるいはいずれか２
つ、あるいは全部を塞ぐ。
【００１３】
【発明の実施の形態】 本発明の実施の形態を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【００１４】（実施の形態１）図１は実施の形態１の組
立構造を適用したアンチロックブレーキシステム油圧ユ
ニットを示す断面図であって、１Ａはモータアッセンブ
リを示している。このモータアッセンブリ１Ａは、モー
タ１とフロントカバー１ａとフロントベアリング１ｂと
ブラシホルダ１ｃとヨーク１ｄとアーマチュア１ｅとリ
ヤベアリング１ｆとマグネット１ｊとにより構成され
（図２参照）、前記フロントカバー１ａにはフロントベ
アリング１ｂが圧入などにより固定されている。また、
前記フロントベアリング１ｂにはアーマチュア１ｅのシ
ャフトが圧入などにより固定され、前記ブラシホルダ１
ｃは、フロントカバー１ａヘ締結などにより固定され、
前記リヤベアリング１ｆは、ヨーク１ｄへ圧入などによ
り固定されている。また、前記リヤベアリング１ｆの内
周部は、アーマチュア１ｅのシャフトに隙間ばねなどに
より嵌合される。また、前記ヨーク１ｄには、マグネッ
ト１ｊが接着などにより固定され、ヨーク１ｄは、フロ
ントカバー１ａへ締結またはかしめなどにより固定され
る。
立構造を適用したアンチロックブレーキシステム油圧ユ
ニットを示す断面図であって、１Ａはモータアッセンブ
リを示している。このモータアッセンブリ１Ａは、モー
タ１とフロントカバー１ａとフロントベアリング１ｂと
ブラシホルダ１ｃとヨーク１ｄとアーマチュア１ｅとリ
ヤベアリング１ｆとマグネット１ｊとにより構成され
（図２参照）、前記フロントカバー１ａにはフロントベ
アリング１ｂが圧入などにより固定されている。また、
前記フロントベアリング１ｂにはアーマチュア１ｅのシ
ャフトが圧入などにより固定され、前記ブラシホルダ１
ｃは、フロントカバー１ａヘ締結などにより固定され、
前記リヤベアリング１ｆは、ヨーク１ｄへ圧入などによ
り固定されている。また、前記リヤベアリング１ｆの内
周部は、アーマチュア１ｅのシャフトに隙間ばねなどに
より嵌合される。また、前記ヨーク１ｄには、マグネッ
ト１ｊが接着などにより固定され、ヨーク１ｄは、フロ
ントカバー１ａへ締結またはかしめなどにより固定され
る。
【００１５】前記フロントカバー１ａの一側面には、イ
ン側ソレノイド固定部１ｇ，アウト側ソレノイド固定部
１ｈ，座面部１ｋ，ダンパ用蓋部１ｍ，インシュレータ
８の取付穴（図示省略）が形成されている。
ン側ソレノイド固定部１ｇ，アウト側ソレノイド固定部
１ｈ，座面部１ｋ，ダンパ用蓋部１ｍ，インシュレータ
８の取付穴（図示省略）が形成されている。
【００１６】９はハウジングであり、図２の分解図に示
すようにモータアッセンブリ１Ａの取付面である一側面
に一端を開口してイン側ソレノイドバルブ３のバルブ穴
９ａと、アウト側ソレノイドバルブ４のバルブ穴９ｂ
と、ダンパ６を形成する穴９ｃと、シール部材６ａを収
容するシール溝９ｄと、リザーバ５のリザーバ室９ｅが
同一方向に形成されている。
すようにモータアッセンブリ１Ａの取付面である一側面
に一端を開口してイン側ソレノイドバルブ３のバルブ穴
９ａと、アウト側ソレノイドバルブ４のバルブ穴９ｂ
と、ダンパ６を形成する穴９ｃと、シール部材６ａを収
容するシール溝９ｄと、リザーバ５のリザーバ室９ｅが
同一方向に形成されている。
【００１７】そして、前記ハウジング９には、図１に示
すとおり、ホイールシリンダポート１０とマスタシリン
ダポート１１と一次側油通路１１ａ，１１ｂと二次側油
通路１２ａ，１２ｂとが形成されている。そして、一次
側油通路１１ａ，１１ｂは、マスタシリンダポート１１
とイン側ソレノイドバルブ３とダンパ６との間の油通路
を形成しており、また、二次側油通路１２ａ，１２ｂ
は、アウト側ソレノイドバルブ４とリザーバ５とポンプ
７との間の油通路を形成している。
すとおり、ホイールシリンダポート１０とマスタシリン
ダポート１１と一次側油通路１１ａ，１１ｂと二次側油
通路１２ａ，１２ｂとが形成されている。そして、一次
側油通路１１ａ，１１ｂは、マスタシリンダポート１１
とイン側ソレノイドバルブ３とダンパ６との間の油通路
を形成しており、また、二次側油通路１２ａ，１２ｂ
は、アウト側ソレノイドバルブ４とリザーバ５とポンプ
７との間の油通路を形成している。
【００１８】前記イン側ソレノイドバルブ３とアウト側
ソレノイドバルブ４には、それぞれフランジ部３ａ，４
ａが形成され、フロントカバー１ａのイン側ソレノイド
固定部１ｇ，アウト側ソレノイド固定部１ｈ（図２参
照）により固定可能に形成されている。
ソレノイドバルブ４には、それぞれフランジ部３ａ，４
ａが形成され、フロントカバー１ａのイン側ソレノイド
固定部１ｇ，アウト側ソレノイド固定部１ｈ（図２参
照）により固定可能に形成されている。
【００１９】８はインシュレータであり、油圧ユニット
を車両側ブラケットに固定可能とするために取り付けら
れている（図３参照）。５ａはリザーバピストンであ
り、５ｂはリザーバスプリングである。
を車両側ブラケットに固定可能とするために取り付けら
れている（図３参照）。５ａはリザーバピストンであ
り、５ｂはリザーバスプリングである。
【００２０】モータアッセンブリ１Ａのフロントカバー
１ａとハウジング９とは溶接または締結により固定され
る。
１ａとハウジング９とは溶接または締結により固定され
る。
【００２１】１３はソレノイドバルブカバーであり、両
ソレノイド３，４を保護し、フロントカバー１ａへ締結
などにより固定される。
ソレノイド３，４を保護し、フロントカバー１ａへ締結
などにより固定される。
【００２２】次に、実施の形態１を適用したアンチロッ
クブレーキシステムの組立手順について説明する。ま
ず、ハウジング９の各バルブ穴９ａ，９ｂに、イン側ソ
レノイドバルブ３，アウト側ソレノイドバルブ４を挿入
し、次に、シール部材６ａをシール溝９ｄへ組み付け、
また、リザーバ室９ｅにリザーバピストン５ａならびに
リザーバスプリング５ｂを順次挿入する。
クブレーキシステムの組立手順について説明する。ま
ず、ハウジング９の各バルブ穴９ａ，９ｂに、イン側ソ
レノイドバルブ３，アウト側ソレノイドバルブ４を挿入
し、次に、シール部材６ａをシール溝９ｄへ組み付け、
また、リザーバ室９ｅにリザーバピストン５ａならびに
リザーバスプリング５ｂを順次挿入する。
【００２３】次に、上記構成要素を組み付けたハウジン
グ９に対してモータアッセンブリ１Ａを、フロントカバ
ー１ａのイン側ソレノイド固定部１ｇ，アウト側ソレノ
イド固定部１ｈ，座面部１ｋにより、それぞれイン側ソ
レノイドバルブ３，アウト側ソレノイド４を固定し、か
つ、リザーバスプリング５ｂの一端を支持するととも
に、ダンパ用蓋部１ｍにより穴９ｃを塞ぐように位置を
合わせながら組み付けて、その後、フロントカバー１ａ
とハウジング９とを溶接あるいは締結により固定する。
そして、最後に、ソレノイド用カバー１３をフロントカ
バー１ａに締結して、図３に示す状態とする。以上のよ
うに、複数の構成要素の固定、支持、ならびに穴を塞ぐ
のを、モータアッセンブリ１Ａに設けられた１部材のフ
ロントカバー１ａにより１度に行うようにしているた
め、固定用、支持用、塞ぎ用の部材を削減することがで
きるとともに、工数を削減することができるという効果
が得られる。
グ９に対してモータアッセンブリ１Ａを、フロントカバ
ー１ａのイン側ソレノイド固定部１ｇ，アウト側ソレノ
イド固定部１ｈ，座面部１ｋにより、それぞれイン側ソ
レノイドバルブ３，アウト側ソレノイド４を固定し、か
つ、リザーバスプリング５ｂの一端を支持するととも
に、ダンパ用蓋部１ｍにより穴９ｃを塞ぐように位置を
合わせながら組み付けて、その後、フロントカバー１ａ
とハウジング９とを溶接あるいは締結により固定する。
そして、最後に、ソレノイド用カバー１３をフロントカ
バー１ａに締結して、図３に示す状態とする。以上のよ
うに、複数の構成要素の固定、支持、ならびに穴を塞ぐ
のを、モータアッセンブリ１Ａに設けられた１部材のフ
ロントカバー１ａにより１度に行うようにしているた
め、固定用、支持用、塞ぎ用の部材を削減することがで
きるとともに、工数を削減することができるという効果
が得られる。
【００２４】（実施の形態２）次に、図４に示す実施の
形態２について説明するが、説明にあたっては実施の形
態１との相違点のみを説明する。
形態２について説明するが、説明にあたっては実施の形
態１との相違点のみを説明する。
【００２５】この実施の形態２の組立構造を適用したア
ンチロックブレーキシステム用油圧ユニットにあって
は、各ソレノイドバルブ３，４は、ハウジング９に対し
てモータアッセンブリ１Ａの取付面とは反対側の面に取
り付けられ、各ソレノイドバルブ３，４が装着されるバ
ルブ穴９ａ，９ｂは、モータアッセンブリ１Ａの取り付
け面側に開口され、各穴９ａ，９ｂの周囲にシール部材
３ｂ，４ｂを収容するシール溝９ｆ，９ｇが形成されて
いる。
ンチロックブレーキシステム用油圧ユニットにあって
は、各ソレノイドバルブ３，４は、ハウジング９に対し
てモータアッセンブリ１Ａの取付面とは反対側の面に取
り付けられ、各ソレノイドバルブ３，４が装着されるバ
ルブ穴９ａ，９ｂは、モータアッセンブリ１Ａの取り付
け面側に開口され、各穴９ａ，９ｂの周囲にシール部材
３ｂ，４ｂを収容するシール溝９ｆ，９ｇが形成されて
いる。
【００２６】そして、フロントカバー１ａには、前記バ
ルブ穴９ａ，９ｂを塞ぐソレノイド用蓋部１ｐ，１ｑが
形成されている。
ルブ穴９ａ，９ｂを塞ぐソレノイド用蓋部１ｐ，１ｑが
形成されている。
【００２７】したがって、本実施の形態２では、モータ
アッセンブリ１Ａを取り付けると、フロントカバー１ａ
によりバルブ穴９ａ，９ｂが塞がれるとともに穴９ｃが
塞がれ、また、リザーバスプリング５ｂの一端が座面部
１ｋで支持される。
アッセンブリ１Ａを取り付けると、フロントカバー１ａ
によりバルブ穴９ａ，９ｂが塞がれるとともに穴９ｃが
塞がれ、また、リザーバスプリング５ｂの一端が座面部
１ｋで支持される。
【００２８】なお、各ソレノイドバルブ３，４は、モー
タアッセンブリ１Ａの組み付け前あるいは後に、その反
対側からハウジング９に組み付ける。
タアッセンブリ１Ａの組み付け前あるいは後に、その反
対側からハウジング９に組み付ける。
【００２９】以上、図面により実施の形態を説明した
が、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものでは
なく、例えば、実施の形態では、モータアッセンブリ１
Ａのフロントカバー１ａはハウジング９の一側面の全面
を覆うようにした形態を示したが、ハウジング９の一側
面の一部を覆うようにしてもよい。すなわち、実施の形
態１においてフロントカバー１ａのソレノイド固定部１
ｇ，１ｈの部分を省略して、各ソレノイド３，４の固定
はソレノイド用カバー１３により行うように構成した
り、あるいは、実施の形態２において、バルブ穴９ａ，
９ｂは有底形状に形成して、フロントカバー１ａのソレ
ノイド用蓋部１ｐ，１ｑの部分を省略するようにしても
よい。
が、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものでは
なく、例えば、実施の形態では、モータアッセンブリ１
Ａのフロントカバー１ａはハウジング９の一側面の全面
を覆うようにした形態を示したが、ハウジング９の一側
面の一部を覆うようにしてもよい。すなわち、実施の形
態１においてフロントカバー１ａのソレノイド固定部１
ｇ，１ｈの部分を省略して、各ソレノイド３，４の固定
はソレノイド用カバー１３により行うように構成した
り、あるいは、実施の形態２において、バルブ穴９ａ，
９ｂは有底形状に形成して、フロントカバー１ａのソレ
ノイド用蓋部１ｐ，１ｑの部分を省略するようにしても
よい。
【００３０】
【発明の効果】 以上説明してきたように本発明のアン
チロックブレーキシステム用油圧ユニットの組立構造に
あっては、ハウジングにアクチュエータ構成部品の装着
方向をモータアッセンブリの組付方向と同一方向に形成
し、モータアッセンブリのカバー部材に、アクチュエー
タ構成部品の支持部を設け、アクチュエータ構成部品を
ハウジングに装着した状態でモータアッセンブリを組み
付けてカバー部材の支持部がアクチュエータ構成部品を
支持する組付構造としたため、アクチュエータ構成部品
の支持を行う部材を削減することができるとともに、組
付作業工数を削減することができるという効果が得られ
る。
チロックブレーキシステム用油圧ユニットの組立構造に
あっては、ハウジングにアクチュエータ構成部品の装着
方向をモータアッセンブリの組付方向と同一方向に形成
し、モータアッセンブリのカバー部材に、アクチュエー
タ構成部品の支持部を設け、アクチュエータ構成部品を
ハウジングに装着した状態でモータアッセンブリを組み
付けてカバー部材の支持部がアクチュエータ構成部品を
支持する組付構造としたため、アクチュエータ構成部品
の支持を行う部材を削減することができるとともに、組
付作業工数を削減することができるという効果が得られ
る。
【００３１】請求項２記載の組立構造では、上記効果に
加えて、モータアッセンブリを組み付ける作業を行った
時点でカバー部材の蓋部によりハウジングに形成されて
いる穴が塞がれるもので、蓋用の部材を削減できるとと
もに、その組付作業工数を削減できるという効果が得ら
れる。
加えて、モータアッセンブリを組み付ける作業を行った
時点でカバー部材の蓋部によりハウジングに形成されて
いる穴が塞がれるもので、蓋用の部材を削減できるとと
もに、その組付作業工数を削減できるという効果が得ら
れる。
【００３２】請求項３記載の組立構造では、モータアッ
センブリを組み付けると、カバー部材のソレノイドバル
ブ固定部によりソレノイドバルブがハウジングに固定さ
れるもので、ソレノイドバルブを固定する部品ならびに
その組付作業工数が削減されるという効果が得られる。
センブリを組み付けると、カバー部材のソレノイドバル
ブ固定部によりソレノイドバルブがハウジングに固定さ
れるもので、ソレノイドバルブを固定する部品ならびに
その組付作業工数が削減されるという効果が得られる。
【００３３】請求項４記載の組立構造では、モータアッ
センブリを組み付けると、カバー部材の座面部によりリ
ザーバを構成するリザーバスプリングの一端が支持され
るもので、リザーバスプリングを支持する部品ならびに
その組付作業工数が削減されるという効果が得られる。
センブリを組み付けると、カバー部材の座面部によりリ
ザーバを構成するリザーバスプリングの一端が支持され
るもので、リザーバスプリングを支持する部品ならびに
その組付作業工数が削減されるという効果が得られる。
【００３４】請求項５記載の組立構造では、モータアッ
センブリを組み付けると、カバー部材に形成された蓋部
により、ハウジングに形成されたダンパ用の穴、バルブ
穴、リザーバ室のいずれか１つ、あるいはいずれか２
つ、あるいは全部が塞がれるもので、これらの穴を塞ぐ
部品ならびにその組付作業工数が削減されるという効果
が得られる。
センブリを組み付けると、カバー部材に形成された蓋部
により、ハウジングに形成されたダンパ用の穴、バルブ
穴、リザーバ室のいずれか１つ、あるいはいずれか２
つ、あるいは全部が塞がれるもので、これらの穴を塞ぐ
部品ならびにその組付作業工数が削減されるという効果
が得られる。
【図１】本発明実施の形態１の組立構造を適用したアン
チロックブレーキシステム用油圧ユニットを示す断面図
である。
チロックブレーキシステム用油圧ユニットを示す断面図
である。
【図２】実施の形態１の分解断面図である。
【図３】実施の形態１を適用したアンチロックブレーキ
システム用油圧ユニットをの側面図である。
システム用油圧ユニットをの側面図である。
【図４】本発明実施の形態２の組立構造を適用したアン
チロックブレーキシステム用油圧ユニットを示す断面図
である。
チロックブレーキシステム用油圧ユニットを示す断面図
である。
１Ａ モータアッセンブリ １ モータ １ｇ イン側ソレノイド固定部（支持部） １ｈ アウト側ソレノイド固定部（支持部） １ｋ 座面部（支持部） １ｍ ダンパ用蓋部 １ｐ ソレノイド用蓋部 １ｑ ソレノイド用蓋部 ３ イン側ソレノイドバルブ（アクチュエータ構成部
品） ４ アウト側ソレノイドバルブ（アクチュエータ構成部
品） ５ リザーバ ５ａ リザーバピストン ５ｂ リザーバスプリング（アクチュエータ構成部品） ６ ダンパ ９ ハウジング ９ａ バルブ穴 ９ｂ バルブ穴 ９ｃ （ダンパ用の）穴
品） ４ アウト側ソレノイドバルブ（アクチュエータ構成部
品） ５ リザーバ ５ａ リザーバピストン ５ｂ リザーバスプリング（アクチュエータ構成部品） ６ ダンパ ９ ハウジング ９ａ バルブ穴 ９ｂ バルブ穴 ９ｃ （ダンパ用の）穴
Claims (5)
- 【請求項１】 車両のブレーキ装置のマスタシリンダと
ホイルシリンダとを結ぶ油圧回路の途中に設けられ、油
圧を形成するモータを有しているとともにホイルシリン
ダの油圧を増圧・減圧・保持する機能を有したアンチロ
ックブレーキシステム用油圧アクチュエータユニット
が、油圧回路が形成されて前記油圧の増圧・減圧・保持
を行うアクチュエータ構成部品が設けられるハウジング
と、前記モータと一体的に組み付けられて前記ハウジン
グの一側面に固着されるカバー部材を有したモータアッ
センブリとを備え、 前記ハウジングは、前記アクチュエータ構成部品の装着
方向が前記モータアッセンブリの組付方向と同一方向に
形成され、 前記カバー部材が前記アクチュエータ構成部品の装着部
位を覆う大きさに形成されているとともに、前記カバー
部材には、前記アクチュエータ構成部品を支持する支持
部が設けられ、 前記アクチュエータ構成部品をハウジングに装着した状
態で、前記モータアッセンブリをハウジングに組み付け
てカバー部材の支持部がアクチュエータ構成部品を支持
することでアクチュエータ構成部品が組み付けられてい
ることを特徴とすアンチロックブレーキシステム用油圧
ユニットの組立構造。 - 【請求項２】 前記カバー部材には、ハウジングに形成
された穴を塞ぐ蓋部が形成されていることを特徴とする
請求項１記載のアンチロックブレーキシステム用油圧ユ
ニットの組立構造。 - 【請求項３】 前記支持部は、ハウジングに形成されて
いるケーシング穴に装着されたソレノイドバルブを固定
するソレノイドバルブ固定部であることを特徴とする請
求項１または２記載のアンチロックブレーキシステム用
油圧ユニットの組立構造。 - 【請求項４】 前記支持部は、ハウジングに形成されて
いるケーシング穴に装着されているリザーバピストンを
付勢するリザーバスプリングの一端を支持する座面部で
あることを特徴とする請求項１ないし３記載のアンチロ
ックブレーキシステム用油圧ユニットの組立構造。 - 【請求項５】 前記蓋部は、少なくともハウジングに形
成されているダンパ用の穴、ソレノイドバルブが作動す
るバルブ穴、リザーバのリザーバピストンが作動するリ
ザーバ室のいずれかの開口端を塞ぐよう形成されている
ことを特徴とする請求項２ないし４記載のアンチロック
ブレーキシステム用油圧ユニットの組立構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7260386A JPH0999824A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | アンチロックブレーキシステム用油圧ユニットの組立構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7260386A JPH0999824A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | アンチロックブレーキシステム用油圧ユニットの組立構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0999824A true JPH0999824A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17347203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7260386A Pending JPH0999824A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | アンチロックブレーキシステム用油圧ユニットの組立構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0999824A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999006253A3 (de) * | 1997-08-01 | 1999-04-22 | Itt Mfg Enterprises Inc | Drucksteuervorrichtung |
| EP1251052A3 (en) * | 2001-04-17 | 2004-02-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hydraulic braking pressure control unit |
| EP2008895A3 (en) * | 2007-06-28 | 2010-10-27 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Vehicle brake hydraulic pressure control unit |
| JP2011073502A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Nissin Kogyo Co Ltd | 車両用ブレーキ液圧制御装置 |
| WO2018046537A1 (de) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulikaggregat für eine schlupfregelung einer hydraulischen fahrzeugbremsanlage |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP7260386A patent/JPH0999824A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999006253A3 (de) * | 1997-08-01 | 1999-04-22 | Itt Mfg Enterprises Inc | Drucksteuervorrichtung |
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| US7204566B2 (en) | 2001-04-17 | 2007-04-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hydraulic braking pressure control unit |
| US7500725B2 (en) | 2001-04-17 | 2009-03-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hydraulic braking pressure control unit |
| EP2008895A3 (en) * | 2007-06-28 | 2010-10-27 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Vehicle brake hydraulic pressure control unit |
| US8366206B2 (en) | 2007-06-28 | 2013-02-05 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Vehicle brake hydraulic pressure control unit |
| JP2011073502A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Nissin Kogyo Co Ltd | 車両用ブレーキ液圧制御装置 |
| WO2018046537A1 (de) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulikaggregat für eine schlupfregelung einer hydraulischen fahrzeugbremsanlage |
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