JPH0999276A - 廃棄物の選別装置 - Google Patents

廃棄物の選別装置

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JPH0999276A
JPH0999276A JP7260312A JP26031295A JPH0999276A JP H0999276 A JPH0999276 A JP H0999276A JP 7260312 A JP7260312 A JP 7260312A JP 26031295 A JP26031295 A JP 26031295A JP H0999276 A JPH0999276 A JP H0999276A
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sieve
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Shigeru Tatsumi
滋 辰已
Yuichiro Koike
勇一郎 小池
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Kurimoto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置的にも大型化せず、コンパクトで省スペ
ース化を図ることができ、しかも目詰りを大巾に低減す
ることができる廃棄物の選別装置を提供すること。 【解決手段】 一端側上部に廃棄物供給口2、他端側下
部に同排出口3を有する箱型中空本体4を振動手段6に
より振動可能に設け、該本体内の高さ方向中間位置に供
給口から供給される廃棄物をふるい落としながら排出口
側へ搬送する多孔部材5をほぼ水平に設けている。多孔
部材の供給口側略半部を多数の篩孔5bを有する篩部5
aに形成し、かつ同排出口側の略半部を多数の風選孔5
fを有する風選部5cに形成している。多孔部材の篩部
5aの下方に廃棄物の搬送部90を設け、風選部5cの下
方を風選部用区画室15に形成している。風選部用区画室
15の下方であって、搬送部90と隣接した位置に風力併用
形篩部18を設け、風力併用形篩部の下方を風力併用形篩
部用区画室19に形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般系廃棄物及
び建設廃棄物処理施設などに使用する廃棄物の選別装
置、特に比重の異なる複合廃棄物の選別処理に好適な選
別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の選別装置として、例えば
この発明の出願人が先に提案した廃棄物の回転選別装置
が知られている(特開平4-358578号公報)。
【0003】この選別装置は、回転ローラ上に、両端が
開口し、かつ内部に多数の逆送り用の掻き上げ板を有す
る円筒状スクリーンをほぼ水平に載置し、このスクリー
ン内に、両端が開口し、かつ内部に送りスクリューを有
する輸送管を該スクリーンの前端開口から中ほどまで延
設させて適宜の間隔をもって同心状に配設し、この間隔
を環状通路とするとともに、スクリーンの前端開口側に
複数個の空気供給管を環状通路と輸送管に向けて配設し
たものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の回転選別装置は次のような問題がある。 イ)輸送管から円筒状スクリーンに落下する廃棄物のう
ち、比較的重い針金や木片(特に細長いもの)が該スク
リーンの回転作用でスクリーン内を擦って篩孔に引っ掛
かり易く、一旦引っ掛かると次第に成長し、ついには篩
孔を閉塞する問題がある。 ロ)軽量のプラスチック(シートや袋状のもの、スポン
ジ、断熱材)や紙などの廃棄物は円筒状スクリーン内へ
の送風により吹き飛ばす必要があるが、このときの風量
は、スクリーンの実際に篩効果を示す部分が全体の30%
程度であることを考えると必要風量の約3倍必要とな
り、風量が大きく、この風の発生源として不必要に大き
なものを使用しなくてはならなかった。 ハ)スクリーンの篩面が必要以上に大きくなるため、装
置が大型化し、重量があり、しかも駆動動力が大きくな
って経済的ではなかった。 ニ)また複数の選別装置を設置して廃棄物を選別するこ
とにより、選別精度を上げることも考えられるが、各装
置を継ぐためのベルトコンベア等が必要となって設備が
複雑化するばかりか、設置スペースが増大する。
【0005】そこでこの発明は、前記の問題を解決する
ためになしたものであり、装置的にも大型化せず、コン
パクトで省スペース化を図ることができ、しかも目詰り
を大巾に低減することができる廃棄物の選別装置を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、一端側上部に廃棄物供給口、他
端側下部に同排出口を有する箱型中空本体を振動手段に
より振動可能に設けている。本体内の高さ方向上部側位
置に前記供給口から供給される廃棄物をふるい落としな
がら排出口側へ搬送する多孔部材を設けている。この多
孔部材は供給口側略半部が多数の篩孔を有する篩部に形
成され、かつ同排出口側の略半部が多数の風選孔を有す
る風選部に形成されている。多孔部材の篩部の下方に廃
棄物の搬送部を設けている。多孔部材の風選部の下方を
風選部用区画室に形成するとともに、該風選部用区画室
に空気供給口を設けている。風選部用区画室の下方であ
って、搬送部と隣接した位置に風力併用形篩部を設ける
とともに、該風力併用形篩部に篩上物排出口を設けてい
る。風力併用形篩部の下方を風力併用形篩部用区画室に
形成するとともに、該区画室に篩下物排出口と空気供給
口を設けている。風力併用形篩部の上方に吸引フードを
設けている。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、多
孔部材を供給口側から排出口側へ下向きに5°〜10°傾
斜して設けている。請求項3の発明は、請求項1又は2
において、篩部の篩孔を廃棄物の搬送方向に所定の間隔
をおいて複数個、該搬送方向に傾斜して重合配設された
傾斜板間に設けている。請求項4の発明は、請求項1な
いし3のいずれかにおいて、篩部の篩孔を平板の表面に
多数形成した凹部の廃棄物搬送方向とほぼ平行となる相
対向する側壁に設けている。請求項5の発明は、請求項
1ないし4のいずれかにおいて、風力併用形篩部用区画
室内の風力併用形篩部の下方に多数のタッピングボール
を収容したケージ室を設けている。請求項6の発明は、
請求項1ないし5のいずれかにおいて、搬送部と風力併
用形篩部との間に磁気選別部を設けるとともに、該磁気
選別部に金属片排出口を設けている。
【0008】請求項7の発明は、請求項1ないし6のい
ずれかにおいて、多孔部材の風選部の下流側端部に排出
トラフを連接して設け、この排出トラフの下部に空気供
給口を有する空気供給室を形成するとともに、該空気供
給室の排出トラフの下流側端近くに空気吹出口を設けて
いる。請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれか
において、風選部用区画室を仕切壁で前部区画室と後部
区画室とに区画するとともに、これら両区画室にそれぞ
れ空気供給口と篩下物排出口とを設け、両区画室と対応
する風選部の上方にそれぞれ吸引フードを設けている。
請求項9の発明は、請求項1ないし8のいずれかにおい
て、風力併用形篩部の篩孔は風力併用形篩部用区画室の
上壁を形成して配設された前部多孔板と後部多孔板にそ
れぞれその大きさが異なって設けている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の好ましい一実施
の形態の選別装置を示す概略正面図、図2は同概略側面
図である。両図において、1は風力併用形の箱型振動篩
としての選別装置を示し、この選別装置1は一端側上部
に廃棄物供給口2、他端側下部に同排出口3を有するほ
ぼ水平で横長な箱型中空本体4と、該本体内の高さ方向
を上下2段とし、上段側にほぼ水平に設けられ供給口2
から供給される廃棄物をふるい落としながら排出口3側
へ搬送する多孔部材5と、本体4内の下段側に前後(図
面では左右)方向に隣接して設けた廃棄物の搬送部90、
磁気選別部17及び風力併用形篩部18と、本体4を図1に
矢印Aで示す斜め方向に振動させる振動手段6とを具え
ている。本体4は下端ブラケット4aを介して斜設され
た揺動レバー10及び該レバー10と直角方向に配設された
スプリング11で支持されて機台9上に設置され、機台9
はベース7上にばね8を介して設置されている。振動手
段6は本体4と機台9の支持台12の間に設けた振動部13
と、支持台12上に設けたモータ14とからなっている。こ
の本体4の設置機構及び振動手段6はあくまでも一例で
あって、他の同様な機構に置き換えてもよいことは言う
までもない。
【0010】多孔部材5は該部材の供給口2側略半部が
多数の篩孔5bを有する篩部5aに形成され、かつ同排
出口3側略半部が多数の風選孔5fを有する風選部5c
に形成されている。篩部5aは図3(A),(B)に示すよ
うに両側板51cを介して廃棄物の搬送方向に所定の間隔
をおいて複数個、該搬送方向に傾斜して重合配設された
略くの字状断面の折曲板(傾斜板)51aで形成され、該
折曲板51a間が篩孔5bに形成されている。この例では
折曲板51aの上部側が櫛歯部51bに形成され、該櫛歯部
51bにも篩孔5bと連通する篩補助孔51b´が廃棄物の
搬送方向と直角方向に複数個形成されている。篩補助孔
51b´は隣接する折曲板51a間においては互い違いに形
成されている。51eは最下流側の折曲板51aと隣接して
その下流側に設けられ、折曲板51aとともに篩部5aを
構成する平板である。また風選部5cは図4,5にその
一部を示すように、全体が水平の平板5dで形成され、
該平板の表面に平板の板厚よりも大きく凹んだ凹部5e
が複数個、所定間隔をおいて同向きの直列状に、かつ千
鳥状に複数列にわたり一体に形成され、該凹部の長手側
となる相対向する側壁(図4に示す凹部5eの廃棄物搬
送方向Bとほぼ平行となる側壁)に風選孔5fが設けら
れている。凹部5eの短手側となる相対向する側壁は底
壁に向けて傾斜壁5gに形成されている。このように傾
斜壁5gにしたのは比重の軽い廃棄物が凹部5eに引っ
掛るのを防止するためである。
【0011】多孔部材5の篩部5a及び風選部5cは従
来より公知の平面状部材に多数の丸形等の孔を形成した
ものでもよい。また多孔部材5は水平に配設するだけで
なく、供給口2側から排出口3側に向けて下向きに傾斜
して配設してもよい。この場合、傾斜角度、すなわち多
孔部材5と水平面との仰角は5°〜10°が好ましい。そ
の理由は次の通りである。廃棄物は種々雑多なものの混
合物であり、この中には比重の小さい軽量物や比重の大
きい重量物が含まれる。このうち軽量物(例えば見掛け
比重の小さいプラスチックシート類)は振動によって軽
量物を搬送するために与える衝撃力が小さいことから多
孔部材5上を停滞することがある。したがって、円滑な
流れをさせるためには傾斜角度の下限は5°とするのが
適当である。一方、重量物は傾斜と振動の影響を受け、
流れやすいがあまり大きくすると安息角を越えて流れす
ぎることになるため、傾斜角度の上限は10°とするのが
適当である。これによって廃棄物(特に比重差の大きい
混合物)の篩分効率がアップするとともに、選別処理量
が増大する。5hは風選部5cの排出口3側端に設けた
制量堰である。
【0012】15は風選部5cの下方に形成された風選部
用区画室である。風選部用区画室15は仕切壁33により供
給口側の吸引フード25aと相対向する前部区画室15a
と、排出口側の吸引フード25bと相対向する後部区画室
15bと、の2室に形成され、両区画室15a,15bにはそ
れぞれ空気供給口16a,16bが設けられている。各空気
供給口16a,16bには送風機21がそれぞれ配管22a,22
bを介して接続され、送風機21からの空気を調節用バル
ブ23a,23bを経て前、後部区画室15a,15bに供給で
きるようになっている。この例では風選部5cの風選孔
5fを通る空気の通過速度は約0.5〜50m/秒に設定さ
れている。また、24は本体4の上壁に風選部5cに対向
するように設けた排気口で、この排気口24に末広がり状
の吸引口26を有する吸引フード25a,25bが嵌装され、
その上部が装置外にほぼ水平に固定した架台27で支持さ
れている。28は排気口24の上部に設けられたフレキシブ
ルチューブである。また、吸引フード25a,25bにはそ
れぞれ導管29a,29bを介してサイクロンなどの捕集機
30a,30bが接続され、さらに捕集機30a,30bとも排
風機31に接続されている。32a,32bは調節用バルブで
ある。37は排出口3部に設けた排出トラフで、多孔部材
5の終端部、すなわち風選部5cの下流側端部(図1で
は制量堰5hの下流側端部)にほぼ水平に連接して設け
られている。
【0013】前記した搬送部90及び磁気選別部17は篩部
5aの下方に配設され、搬送部90は排出口3側に向けて
傾斜した傾斜壁90aからなり、磁気選別部17は磁選機17
aからなり、磁選機17aの下方には金属片排出口17bが
設けられている。尚、磁気選別部17を省略して不燃物を
搬送部90のみで風力併用形篩部18に搬送するようにして
もよい。また搬送部90は前記のような傾斜壁90aに代え
て、供給コンベアとしてもよい。風力併用形篩部18は風
選部5cの下方に配設され、多孔板18aに多数の篩孔18
bが形成され、該篩孔の下方が風力併用形篩部用区画室
19に形成されている。18cは篩上物排出口である。区画
室19には空気供給口19aが設けられ、空気供給口19aに
は送風機21が配管22cを介して接続され、送風機21から
の空気を調節用バルブ23cを経て区画室19に供給できる
ようになっている。19bは篩下物排出口である。この例
では風力併用形篩部18の篩孔18bを通る空気の通過速度
は約0.5〜50m/秒に設定されている。
【0014】区画室19の多孔板18aの下方には多数の棒
材81を図1において前後方向に間隔をおいて配設され、
多孔板18aとの間にケージ室80が形成されている。ケー
ジ室80内にはタッピング(叩打)ボール82が収容されて
いる。棒材81の間隔は少なくとも篩孔18bよりも大きく
設定される。また、ケージ室80内に複数の仕切板を設け
て区画し、タッピングボール82の片寄りを防止すること
ができる。前記の実施の形態では棒材81を並べてケージ
室80としたが、棒材81に代えて多孔板あるいは金網とし
てもよい。またボール82の材質としてはゴム等の弾性体
又は金属製体が使用される。20は多孔板18aの上方に設
けられた吸引フードで、下部に吸引口20aを有してい
る。吸引フード20には導管29cを介してサイクロンなど
の捕集機30c及び排風機31が接続されている。32cは調
節用バルブである。尚、前記の実施の形態では捕集機30
a〜30cを3台用いたが1台でもよい。83は排出トラフ
37の下方に囲い板84によって形成された空気室で、この
空気室83には空気供給口85と空気吹出口86が設けられ、
空気供給口85には送風機21が配管22eを介して接続さ
れ、送風機21からの空気を調節用バルブ23eを経て空気
室83に供給できるようになっており、空気室83内の空気
を空気吹出口86から吹き出すようになっている。空気吹
出口86は排出トラフ37の終端縁に位置し、この吹出口86
から空気は斜め上向きに吹き出すようになっている。
【0015】前記実施の形態の作用を説明する。建設廃
棄物(又は一般廃棄物)を図示省略した廃棄物破砕機に
よって破砕した後、搬送コンベヤなどにより直接搬送し
て供給口2から本体4内に投入する一方、送風機21から
の空気を配管22a,22bを経て空気供給口16a,16bか
ら風選部用区画室15の前部区画室15aと後部区画室15b
内に供給するとともに、配管22cを経て空気供給口19a
から風力併用形篩部用区画室19内に供給し、かつ配管22
eを経て空気供給口85から空気室83内に供給する。これ
により投入された廃棄物は多孔部材5上を振動手段6、
すなわちモータ14の起動による振動部13の発振により、
振動作用を受けながら排出口3側へ搬送され、まず廃棄
物のうち、石、コンクリート、陶器、ガラスの砕片から
なる不燃物が、篩孔5b(篩補助孔51b′)を通り落下
する。この場合、単なる振動作用によって篩上物と篩下
物とに分けられる。次いで、篩孔5b(篩補助孔51
b′)を通過しなかった篩上の比較的大きい廃棄物は、
多孔部材5の振動により風選部5c上をさらに排出口3
側に搬送される。ここで、この比較的大きい廃棄物中、
特に細長いもの、例えば木片、一部混在する針金などの
金属類が篩孔5b(篩補助孔51b′)に引っ掛かろうと
するが、篩部5aは複数の折曲板51cを重合配設した構
成からなるため、篩孔5b(篩補助孔51b′)への引っ
掛かりが大幅に軽減されて風選部5cに送られ、目詰り
を起こすことが殆どない。
【0016】そして風選部5c上で風選部用区画室15の
前部区画室15aと後部区画室15b内の空気が、図5(C)
に示すように相対向する風選孔5fより凹部5e内にほ
ぼ同量噴出され、凹部5e内で衝突合流後にその上方、
すなわち平板5dの表面方向にほぼ直角に噴出されるこ
とにより、この噴出空気によって、平板5dの表面を流
下する廃棄物はその比重の小さく、軽量のものが大きく
上方へ浮上させられる。ここで、調節用バルブ23a,23
bを異なる開度に調節する。例えば、前部区画室15aへ
の空気供給量を少なく、後部区画室15bへの空気供給量
を多くする。調節用バルブ32a,32bも前記空気供給量
に合わせて調節する。また吹き込み空気量に見合う量を
吸引するように開度が設定される。これによって、前記
浮上させられた軽量の廃棄物、すなわち軽量プラスチッ
ク類は排風機31により空気とともに吸引口26から吸引フ
ード25a内に吸引され、導管29aを経て捕集機30aに回
収され、紙類は排風機31により空気とともに吸引フード
26から吸引フード25b内に吸引され、導管29bを経て捕
集機30bにより選別回収される。そして回収された軽量
プラスチック類は主として減容化されて又は一部焼却処
分され、紙類は可燃物として焼却処理される。
【0017】浮上しない比較的重い廃棄物、主として木
片、一部混在するコンクリートや石は制量堰5hにより
風選部5c上で一時停溜される。そして、停溜中の木片
などは制量堰5hを乗越えて排出トラフ37上に流れ、排
出口3を経て排出トラフ37の終端から落下して回収され
る。排出トラフ37の終端から落下する際、排出トラフ37
の振動方向と空気室83の空気吹出口86から吹き出す空気
の相乗作用により比較的重い不燃物と木片などの可燃物
が確実に分離される。すなわち、コンクリートなどの不
燃物は空気の影響を余り受けないから手前に落ち、一
方、木片などの可燃物は空気により吹き飛ばされて遠方
に落下してそれぞれ回収される。このように風選孔5f
から噴出される空気は平板5dの表面方向にほぼ直角に
噴出されるから、軽量の廃棄物であっても平板5d上を
流下されることなく、該空気から浮上作用を効果的に受
けて選別されることとなり、風選孔5fの目詰りもほと
んどない。尚、風選部5cに木片や針金が送られてきて
も、風選部5cにある風選孔5fは凹部5eの廃棄物搬
送方向とほぼ平行となる相対向する側壁に設けられてい
て廃棄物の流れの妨げとならないから、これに引っ掛か
ることは皆無である。また、風選部5cの風選孔5fは
平面から見て、細長いスリット状となっており、廃棄物
がこの風選孔5fから落下することはほとんどない。
【0018】この選別作用に際して、凹部5eの風選孔
5fからの空気が廃棄物の流れに対して横方向から噴出
し、廃棄物の流れの抵抗となることが少ないため、軽量
の破砕物に効果的に浮力を与えることが可能となり、廃
棄物の比重に大差がなくても高い精度で確実に選別する
ことができる。また、凹部5eには風選孔5f以外に孔
が設けられておらず、風選孔5fのない傾斜壁5gに形
成された側壁は廃棄物の流下の案内部の一部となり、凹
部5eでの目詰りや目詰りによる廃棄物の滞留を引き起
こすことがない。さらに、平板5dの表面には何も出っ
張り部分がないことから、廃棄物の流れがきわめてスム
ーズである。このように、廃棄物は多孔部材5の振動と
風選部5cから噴出する空気とさらに吸引風力との相乗
作用によって、軽量プラスチック、紙類及び木片類とに
確実に選別される。
【0019】前記篩孔5bから落下した不燃物は、搬送
部90、すなわち傾斜板90aを経て磁気選別部17、すなわ
ち磁選機17aにのり、ここで不燃物中に入り込んだくぎ
などの金属小片が磁気除去されて、金属片排出口17bか
ら排出され、金属が除かれた不燃物は風力併用形篩部18
の多孔板18a上に載り移る。多孔板18a上の不燃物は振
動作用により振動しながら流下する過程で、その一部が
篩孔18bを通って区画室19内にケージ室80を経て落下
し、篩下物排出口19bから排出されるとともに、篩孔18
bを通過しない不燃物は多孔板18a上を移動しながら、
篩上物排出口18cから排出される。前記した篩孔18bで
の篩分け中にケージ室80の棒材81上にあるボール82が棒
材81の振動に伴って上方向に飛び上がり、篩部18の多孔
板18aを叩打し、次いで棒材81上に落下する。この繰返
しによって多孔板18aは叩打されるから多孔板18aの上
面及び篩孔18bに付着した不燃物は剥離されることとな
る。特に雨水等によって湿った不燃物の場合には付着・
堆積防止に有効に作用する。
【0020】一方、篩分け工程中に送風機21からの空気
が配管22cから空気供給口19aを経て区画室19に供給さ
れ、多孔板18aの篩孔18bを経て上方に吹き上げられ、
この吹き上げ空気によって、多孔板18上の不燃物中に混
じり込んだ比重の小さく軽量のもの(プラスチック細
片、細木片)が浮上させられる。そしてこの浮上した軽
量のものは、排風機31により空気とともに吸引口20aか
ら吸引フード20内に吸引され、さらに導管29cを経て捕
集機30cに回収される。この回収された不燃物はプラス
チック類が含まれない純度の高いものであり、再利用
(砂、小石)されたり、埋立処分される。
【0021】図6は篩部5aの他の変形例を示すもの
で、篩部5aを立て壁51dにより上段の篩部5aと下段
の篩部5aの2段の階段状にしたものであるが、2段以
上であってもよい。これによって、上段の篩部5a上に
載っているため篩分けできない不燃物が立て壁51dの段
差により先行落下して下段の篩部5aに載り、ここで確
実に篩分けされる。
【0022】図7ないし図11は多孔部材5の平板5dに
形成される凹部の各種変形例を示すものである。尚、各
図の(A)においては平板5d部分を図示省略している。
図7の例は凹部35eの長手方向の長さがやや短く、かつ
短手方向の長さがやや長くなっている点と、傾斜壁35g
の傾斜角度がやや大きくなっている点で、図5の凹部5
eと異なる。35dは平板、35fは風選孔である。図8の
例は凹部45eの長手方向の長さがやや短く、かつ短手方
向の長さがやや長くなっている点と、短手側の相対向す
る側壁が傾斜壁でなく、垂直壁45gに形成されている点
で、図5の凹部5eと異なる。45dは平板、45fは風選
孔である。図9の例は凹部55eの短手方向の長さがやや
長くなっている点と、短手側の相対向する側壁と底壁が
円弧状に連なった湾曲壁55iに形成されている点で、図
5の凹部5eと異なる。55dは平板、55fは風選孔であ
る。図10の例は凹部65eの短手方向の長さがやや長くな
っている点と、短手側の相対向する側壁と底壁が略V字
状に連なったV字壁65jに形成されている点で、図5の
凹部5eと異なる。65dは平板、65fは風選孔である。
このような各種の変形例の凹部35e,45e,55e,65e
も平板5dの表面に図3と同様に配置され、該凹部が設
けられた平板が装置1に取付けられることにより凹部5
eと同様な作用を奏する。
【0023】図11は凹部のさらに別の変形例を示すもの
で、この変形例の平板に形成されている凹部75eは、
(A)から明らかのように風選孔75fが設けられていない
一方の側壁(傾斜壁75g)から他方の側壁(傾斜壁75
g)に向けて末広がり状に形成されている。凹部75eの
平面形状をこのように末広がり状に形成すると、凹部75
e内に廃棄物が入り込んだ場合でも、スムーズに流下す
ることができる。75dは平板、75fは風選孔である。
【0024】図12は吸引フードの変形例を示すもので、
この吸引フード25は先端を絞って細長い吸引口26aとし
たものである。
【0025】図13はこの発明の別の実施の形態を示す概
略正面図である。同図において、多孔板18aは前部多孔
板18a1と後部多孔板18a2に別けられ、前部多孔板18
a1の篩孔18bの大きさは後部多孔板18a1の篩孔18b
のそれより小さくなっている。風力形併用篩部用区画室
19は仕切壁19cにより前部多孔板18a1と対向する前部
室19fと、後部多孔板18a2と対向する後部室19gと、
の2室に形成され、両区画室19f,19gにはそれぞれ空
気供給口19h,19iが設けられている。各空気供給口19
h,19iには送風機21がそれぞれ配管22c,22dを介し
て接続され、前記実施例と同様に送風機21からの空気を
調節用バルブ23c,23dを経て前、後部室19f,19gに
供給できるようになっている。19jは篩下物排出口であ
る。また、多孔板18aの上部に前部多孔板18a1と後部
多孔板18a2とにほぼ対向するようにそれぞれ吸引フー
ド20(図示上では2個)が設けられ、各吸引フード20に
は導管29c,29dを介してサイクロンなどの捕集機30c
が接続され、さらに捕集機30cと排風機31に接続されて
いる。32c,32dは調節用バルブである。そして、調節
用バルブ32c,32dを所定の開度に調節して前部室19f
及び後部室19gへ所定の空気を供給するとともに、調節
用バルブ32c,32dも前記空気供給量に見合う量を吸引
するように開度を調節する。
【0026】前部室19fと後部室19gの前後部多孔板18
a1,18a2の下方にはそれぞれ棒材81a,81bが隙間
をあけて配設され、前記両多孔板との間にケージ室80
a,80bが形成され、該ケージ室内にタッピングボール
82a,82bが収容されている。棒材81a,81b間の隙間
は各多孔板18a1,18a2の篩孔18bの大きさより大き
く設定されるが、要は各篩孔から落下したものが容易に
通過できればよい。尚、前記した以外の構成は図1と同
様につき、その説明を省略する。
【0027】この実施の形態の作用を説明する。多孔板
18a上に搬送された不燃物は、そのうちの小粒形のもの
が前部多孔板18a1の篩孔18bから区画室19f内に落下
し、不燃物排出口19jから排出され、次いでそれより若
干大きい小粒形のものが後部多孔板18a1の篩孔18bか
ら区画室19g内に落下し、篩下物排出口19bから排出さ
れ、さらに後部多孔板18a1の篩孔18bから落下しない
不燃物は多孔板18a上を移動しながら篩上物排出口18c
から排出される。前記した前後部多孔板18a1,18a2
での篩分け中にケージ室80a,80bの棒材81a,81b上
にあるボール82a,82bが、棒材81a,81bの振動に伴
って上方向に飛び上がり、前後部多孔板18a1,18a2
を叩打し、次いで棒材81a,81b上に落下する。この繰
返しによって多孔板18a1,18a2は叩打されるから多
孔板の上面及び篩孔18bに付着した不燃物は剥離される
こととなる。
【0028】一方、篩分け工程中に、送風機21から空気
が配管22c,22dを経て区画室19f,19gに供給され、
前部多孔板18a1及び後部多孔板18a1の篩孔18bを経
て上方に吹き上げられ、これによって不燃物中に混り込
んだ軽量なもの(プラスチックや木などの細片)が浮上
される。そしてこの浮上された軽量のものは排風機31に
より空気とともに吸引口20aから吸引フード20内と吸引
され、さらに導管29c,29dを経て捕集機30cに回収さ
れる。そして回収された不燃物は純度の高いものとな
り、砂、小石は再利用可能であり、その他のものは埋め
立て処分される。
【0029】前記各実施の形態においては本体4に対す
る振動方向を公知の振動手段によりほぼ水平面内で旋回
運動させることもできる。また、吸引フード25を架台27
に固定したが、図示しない適宜の手段を介して上下に調
節可能とすることができ、これによって、さらに選別精
度を上げるようにすることもできる。また、篩補助孔51
b′を折曲板51aの上部側の櫛歯部51b間に、排気物の
搬送方向と直角方向に複数個形成したが、廃棄物の搬送
方向に所定の間隔をおいて複数個、該搬送方向に傾斜し
て重合配設された折曲板51a間に篩孔5bを形成してさ
えすれば、必ずしもこのような篩補助孔51b′を形成し
なくともよいことは言うまでもない。また、排出トラフ
37の上方に金属回収用磁選機を配設し、排出トラフ37の
終端部の下方にアルミ回収用選別機を配設することがで
きる。これによって風選部5cで浮上しない比較的重い
廃棄物中から金属及びアルミ(缶)を有効に回収するこ
とができる。また、本選別装置を移動式台車に載置し、
可搬式とすることができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明は、前記のような構成か
らなるので、廃棄物のうち、不燃物は篩部の篩孔を通し
て落下回収でき、篩上の比較的大きいものは風選部上
で、振動作用と風選孔から噴き出す空気と吸引力との相
乗効果によって軽量プラスチック、紙類など軽いものと
比較的重い木片類に確実に分離回収することができると
ともに、装置がコンパクト化し、さらに設置スペースを
大巾に減らすことができる。請求項2の発明は、選別処
理量を増大することができる。請求項3及び請求項4の
発明は、風選孔から噴出される空気を平板の表面方向に
ほぼ直角に噴出させることが可能なので、軽いものであ
っても平板上を流下されることなく、該空気から浮上作
用を効果的に受けて選別し、選別効率を上げることがで
きるとともに、篩孔及び風選孔の目詰りを大巾に低減さ
せることができる。また、空気をほぼ直角に噴出させ、
廃棄物への浮力を正確に上方に向かわせことが可能とな
るので、廃棄物に対する高精度、高効率の選別を維持す
ることができる。また、不燃物はその中から金属片やプ
ラスチック等の細片を除くことにより、極めて純度の高
いものとなり、再利用が可能となるばかりか埋立に有効
なものとなる。
【0031】請求項5の発明は、風力併用形篩部への不
燃物の付着・堆積を大巾に軽減することができる。請求
項6の発明は、不燃物の純度をさらに高めることができ
るとともに、コンパクト化し、小スペース化が可能とな
る。請求項7の発明は、不燃物の純度をさらに高めるこ
とができる。請求項8の発明は、廃棄物を軽量のプラス
チック類と紙類の種類別に選択回収することができる。
請求項9の発明は、不燃物をさらに種類別(大きさ別)
に篩分け回収することにより、それぞれの用途に再利用
が可能となるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好ましい一実施の形態の選別装置を
示す概略正面図である。
【図2】同概略側面図である。
【図3】篩部を示し、(A)はその平面図、(B)は(A)の
線B−Bに沿う断面図である。
【図4】風選部の平板の一部省略の平面図である。
【図5】風選部の平板に設けた凹部を示し、(A)はその
平面図、(B)は(A)の線B−Bに沿う断面図、(C)は
(A)の線C−Cに沿う断面図である。
【図6】篩部の他の変形例を示す部分断面図である。
【図7】風選部の平板に設けた凹部の変形例を示し、
(A)はその平面図、(B)は(A)の線B−Bに沿う断面
図、(C)は(A)の線C−Cに沿う断面図である。
【図8】風選部の平板に設けた凹部の変形例を示し、
(A)はその平面図、(B)は(A)の線B−Bに沿う断面
図、(C)は(A)の線C−Cに沿う断面図である。
【図9】風選部の平板に設けた凹部の変形例を示し、
(A)はその平面図、(B)は(A)の線B−Bに沿う断面
図、(C)は(A)の線C−Cに沿う断面図である。
【図10】風選部の平板に設けた凹部の変形例を示し、
(A)はその平面図、(B)は(A)の線B−Bに沿う断面
図、(C)は(A)の線C−Cに沿う断面図である。
【図11】凹部のさらに別の変形例を示し、(A)はその
平面図、(B)は(A)の線B−Bに沿う断面図、(C)は
(A)の線C−Cに沿う断面図である。
【図12】吸引フードの変形例を示す部分断面図であ
る。
【図13】この発明の別の実施の形態を示す概略正面図
である。
【符号の説明】
1 選別装置 2 供給口 3 排出口 4 箱型中空本体 5 多孔部材 5a 篩部 5b 篩孔 5c 風選部 5d 平板 5e 凹部 5f 風選孔 5g 傾斜壁 5h 制量堰 6 振動手段 15 風選部用区画室 15a 前部区画室 15b 後部区画室 16a,16b 空気供
給口 17 磁気選別部 17a 磁選機 18 風力併用形篩部 18a 多孔板 18b 篩孔 19 風力併用形篩部
用区画室 19f 前部室 19g 後部室 20 吸引フード 20a 吸引口 25,25a,25b 吸引フード 26 吸引口 29a,29b,29c,29d 導管 30a,30b,30c,
30d 捕集機 31 排風機 37 排出トラフ 51a 折曲板(傾斜板) 51b 篩歯部 51b′ 篩補助孔 51c 側板 51d 立て壁 51e 平板 80 ケージ室 82 タッピングボー
ル 83 空気室 86 空気吹出口 90 搬送部 91a 傾斜板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側上部に廃棄物供給口、他端側下部
    に同排出口を有する箱型中空本体を振動手段により振動
    可能に設け、この本体内の高さ方向上部側位置に前記供
    給口から供給される廃棄物をふるい落としながら排出口
    側へ搬送する多孔部材を設け、この多孔部材は供給口側
    略半部が多数の篩孔を有する篩部に形成され、かつ同排
    出口側の略半部が多数の風選孔を有する風選部に形成さ
    れており、前記多孔部材の篩部の下方に廃棄物の搬送部
    を設け、前記多孔部材の風選部の下方を風選部用区画室
    に形成するとともに、該風選部用区画室に空気供給口を
    設け、前記風選部用区画室の下方であって、前記搬送部
    と隣接した位置に風力併用形篩部を設けるとともに、該
    風力併用形篩部に篩上物排出口を設け、前記風力併用形
    篩部の下方を風力併用形篩部用区画室に形成するととも
    に、該区画室に篩下物排出口と空気供給口を設け、また
    前記風力併用形篩部の上方に吸引フードを設けたことを
    特徴とする廃棄物の選別装置。
  2. 【請求項2】 多孔部材を供給口側から排出口側へ下向
    きに5°〜10°傾斜して設けた請求項1記載の廃棄物の
    選別装置。
  3. 【請求項3】 篩部の篩孔を廃棄物の搬送方向に所定の
    間隔をおいて複数個、該搬送方向に傾斜して重合配設さ
    れた傾斜板間に設けた請求項1又は2記載の廃棄物の選
    別装置。
  4. 【請求項4】 篩部の篩孔を平板の表面に多数形成した
    凹部の廃棄物搬送方向とほぼ平行となる相対向する側壁
    に設けた請求項1ないし3のいずれかに記載の廃棄物の
    選別装置。
  5. 【請求項5】 風力併用形篩部用区画室内の風力併用形
    篩部の下方に多数のタッピングボールを収容したケージ
    室を設けた請求項1ないし4のいずれかに記載の廃棄物
    の選別装置。
  6. 【請求項6】 搬送部と風力併用形篩部との間に磁気選
    別部を設けるとともに、該磁気選別部に金属片排出口を
    設けた請求項1ないし5のいずれかに記載の廃棄物の選
    別装置。
  7. 【請求項7】 多孔部材の風選部の下流側端部に排出ト
    ラフを連接して設け、この排出トラフの下部に空気供給
    口を有する空気供給室を形成するとともに、該空気供給
    室の排出トラフの下流側端近くに空気吹出口を設けた請
    求項1ないし6のいずれかに記載の廃棄物の選別装置。
  8. 【請求項8】 風選部用区画室を仕切壁で前部区画室と
    後部区画室とに区画するとともに、これら両区画室にそ
    れぞれ空気供給口と篩下物排出口とを設け、前記両区画
    室と対応する風選部の上方にそれぞれ吸引フードを設け
    た請求項1ないし7のいずれかに記載の廃棄物の選別装
    置。
  9. 【請求項9】 風力併用形篩部の篩孔は風力併用形篩部
    用区画室の上壁を形成して配設された前部多孔板と後部
    多孔板にそれぞれその大きさが異なって設けた請求項1
    ないし8のいずれかに記載の廃棄物の選別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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