JPH0996145A - ドアロック駆動装置 - Google Patents

ドアロック駆動装置

Info

Publication number
JPH0996145A
JPH0996145A JP25287995A JP25287995A JPH0996145A JP H0996145 A JPH0996145 A JP H0996145A JP 25287995 A JP25287995 A JP 25287995A JP 25287995 A JP25287995 A JP 25287995A JP H0996145 A JPH0996145 A JP H0996145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
door lock
motor
connector
wall portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25287995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3783252B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Nakao
和弘 中尾
Hiroshi Takeyama
博司 竹山
Hitoshi Amano
均 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP25287995A priority Critical patent/JP3783252B2/ja
Publication of JPH0996145A publication Critical patent/JPH0996145A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3783252B2 publication Critical patent/JP3783252B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1、第2ターミナル51、52を保持する
ターミナルホルダー53の先端側に一体成形した端子台
61をケース本体40の内側から斜め方向に挿入して端
子台61をコネクタシェル45内に容易に組み付けるこ
とが可能な車両用ドアロック駆動装置を提供する。 【解決手段】 ケース本体40の内側から端子台61を
コネクタシェル45内に嵌め込む際に、コネクタシェル
45と端子台61とが衝突して組付不能状態となること
を回避するために、ターミナルホルダー53の先端側に
一体成形した端子台61の下端部にR形状の逃げ部67
を設けた。また、モータに接続する第1ターミナル51
と位置検出スイッチに接続する第2ターミナル52とを
樹脂によりインサート成形して一体化した後にケース本
体40に組み付けるようにして、組付作業性を改善し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ドアを施錠ある
いは解錠するためのドアロック駆動装置に関するもの
で、特にハウジング本体内にターミナルユニットが組み
付けられる車両用ドアロック駆動装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、特公平6−3085号公報に
おいては、自動車等のドアロック本体を手動操作スイッ
チまたは車速感応スイッチ等により作動させてドアを施
錠または解錠する車両用ドアロック駆動装置が開示され
ている。なお、この車両用ドアロック駆動装置のアクチ
ュエータは、一端が開口し、他端が閉塞した容器形状の
ハウジングにカバーを被せてハウジングの開口部分を閉
塞している。
【0003】そのハウジングには、筒状のコネクタ部が
側壁部から外方に向かって突出するように一体成形され
ている。そして、コネクタ部内には、出力端子および内
部端子ピンがインサート成形された樹脂製の端子台が、
防水パッキンと共にハウジングの外側から底壁部の面方
向に沿うように水平方向に挿入することにより組み付け
られている。また、ハウジング内には、アクチュエータ
のモータに電気的に接続する配線基盤が、ハウジングの
開口部分より底壁部の面方向に直交する方向に挿入する
ことにより底壁部上に敷設されている。そして、内部端
子ピンと配線基盤とは、接続ジャックを用いて電気的に
接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のドア
ロック駆動装置においては、端子台がハウジングの外側
からコネクタ部内に挿入され、配線基盤が開口部分から
ハウジングの内側に挿入され、配線基盤と内部端子ピン
との接続がハウジングの内側で行われているので、組付
作業性が悪いという問題点が生じている。そして、端子
台と配線基盤とが別々にハウジングに組み付けられてい
るため、端子台と配線基盤とが位置ずれを起こす可能性
があり、内部端子ピンと配線基盤との電気的な接続への
信頼性が劣るという問題点が生じている。
【0005】そこで、上記問題点を解消する目的で、出
力端子、内部端子ピンおよび配線基盤を一体成形した外
側接続端子を電気絶縁性の樹脂によりインサート成形し
た端子ホルダーを設けることが考えられるが、この端子
ホルダーをハウジングの内側に挿入した後に、端子ホル
ダーの端子台をコネクタ部内に嵌め合わせることはハウ
ジングの寸法上非常に困難である。このため、端子台内
に端子ホルダーの端子台を入れ易いように端子ホルダー
の全長に対してハウジングのサイズを大型化したり、コ
ネクタ部の開口寸法を端子台の外形寸法に対して大きく
したりすることが考えられる。
【0006】ところが、ドアロック駆動装置はドアのア
ウタパネルとインナパネルとの間の狭い空間に装着され
るためハウジングのサイズを大型化することは得策では
なく、またコネクタ部の内周と端子台の外周との間の隙
間が大きいと、コネクタ部内において端子台の位置決め
が行えず出力端子の位置が適正な位置とならない。そこ
で、端子ホルダーの組付作業を容易にするため、ハウジ
ングとカバーにそれぞれ形成した略コの字状部を張り合
わせてコネクタ部を分割形状とすることが考えられる。
【0007】ところが、このようにコネクタ部を分割形
状とすると、コネクタ部の継ぎ目から水が浸入し易くな
る。したがって、コネクタ部の防水性が低下するため、
防水部材を追加する必要があり、部品点数が増加してし
まうという問題点が発生する。さらに、コネクタ部を分
割形状にした場合には、ハウジングとカバーのコネクタ
部の張り合わせ状態が乱れると、コネクタ部に嵌合する
相手側のコネクタ部との嵌合状態が正規に保つことがで
きないという問題点も発生する。
【0008】ここで、従来より、端子(例えばセンサ接
続端子)を固定する場合には、図12(A)に示したよ
うに、端子をプリント基盤101に配置し、プリント基
盤101をハウジング102にスクリュ等の締付け部材
103により固定する方法や、図12(B)に示したよ
うに、端子104に設けられた丸穴105内にハウジン
グ102から上方に突出した突起部106を挿入した後
に突起部106をかしめ(例えば熱かしめ)ることによ
り固定する方法等が採用されていた。ところが、従来の
端子固定方法では、端子や端子を配置したプリント基盤
を固定するための専用部品(例えばスクリュ)、あるい
は専用の加工工程(例えば熱かしめ)が必要であるた
め、端子を固定する際の作業工数が増加することにより
製造コストが上昇するという問題点が生じている。
【0009】この発明の目的は、モータ接続端子と外部
入出力端子とを一体化した端子接続部材を設けることに
より部品点数を減少して組付作業性を向上することが可
能なドアロック駆動装置を提供することにある。また、
仕様の異なる第1、第2端子接続部材を1つの端子保持
部材と一体化することにより部品点数を低減して組付作
業性を向上することが可能なドアロック駆動装置を提供
することにある。さらに、コネクタ部と相手側のコネク
タ部とが正規な嵌合状態を保つことが可能なドアロック
駆動装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、アクチュエータのモータに電気的に接続するモ
ータ接続端子と外部に電気的に接続する外部入出力端子
とを一体化した端子接続部材の大部分を端子保持部材に
より覆って保持することにより、モータ接続端子、外部
入出力端子および端子保持部材を1個のアッセンブリと
して利用できる。これにより、ハウジングに組み付ける
組付部品(ターミナルアッセンブリ)の部品点数が減少
するので、組付作業性を向上することができる。
【0011】また、端子保持部材に一体的に設けられた
端子台をハウジングの内側から斜め方向にコネクタ部内
に挿入する際に端子台またはコネクタ部に設けた逃げ部
の存在によってコネクタ部と端子台との衝突による組付
不能状態を回避できる。これにより、端子台の外形寸法
に対してコネクタ部の開口寸法を大きくしたり、端子接
続部材や端子保持部材の長さに対してハウジングの開口
寸法を大きくしたりすることなく、端子台をコネクタ部
内に嵌め込むことができる。したがって、ハウジングの
大型化、電気的な接続の信頼性の低下、防水性の低下、
部品点数の増加等を防止しながらも、ハウジングの内側
から端子保持部材および端子接続部材を組み付けること
ができる。
【0012】さらに、ハウジングに筒状のコネクタ部を
一体的に設けることによりコネクタ部がシームレスとな
るので、コネクタ部の形状が常に正規の形状となり、コ
ネクタ部と相手側のコネクタ部とが正規な嵌合状態を保
つことができ、新たに防止部材を追加する必要がなくな
る。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、アクチュ
エータのモータに電気的に接続するモータ接続端子と外
部に電気的に接続する第1外部入出力端子とを一体化し
た第1端子接続部材の大部分、および位置センサに電気
的に接続するセンサ接続端子と外部に電気的に接続する
第2外部入出力端子とを一体化した第2端子接続部材の
大部分を端子保持部材により覆って保持することによ
り、モータ接続端子、センサ接続端子、第1外部入出力
端子、第2外部入出力端子および端子保持部材を1個の
アッセンブリとして利用できる。これにより、仕様の異
なる第1、第2端子接続部材を1つの端子保持部材と一
体化することにより部品点数を低減してハウジングに組
み付ける組付部品(ターミナルアッセンブリ)の組付作
業性を向上することができる。
【0014】また、端子保持部材に一体的に設けられた
端子台をハウジングの内側から斜め方向にコネクタ部内
に挿入する際に端子台またはコネクタ部に設けた逃げ部
の存在によってコネクタ部と端子台との衝突による組付
不能状態を回避できる。これにより、端子台の外形寸法
に対してコネクタ部の開口寸法を大きくしたり、第1端
子接続部材、第2端子接続部材や端子保持部材の長さに
対してハウジングの開口寸法を大きくしたりすることな
く、端子台をコネクタ部内に嵌め込むことができる。し
たがって、ハウジングの大型化、電気的な接続の信頼性
の低下、防水性の低下、部品点数の増加等を防止しなが
らも、ハウジングの内側から端子保持部材および第1、
第2端子接続部材を組み付けることができる。
【0015】さらに、ハウジングに筒状のコネクタ部を
一体的に設けることによりコネクタ部がシームレスとな
るので、コネクタ部の形状が常に正規の形状となり、コ
ネクタ部と相手側のコネクタ部とが正規な嵌合状態を保
つことができ、新たに防止部材を追加する必要がなくな
る。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、端子保持
部材をハウジングの内側から挿入して底壁部上に載置す
ると、端子保持部材の第1被係止部および第2被係止部
が底壁部に設けられた第1係止部および第2係止部に係
止される。これにより、端子保持部材は底壁部の面方向
に沿う水平方向の位置決めがなされるので、端子保持部
材に一体的に設けた端子台がコネクタ部内でガタつくこ
とを防止できる。
【0017】このため、ドアロック駆動装置のコネクタ
部と相手側のコネクタ部とを嵌め合わせた際に、ドアロ
ック駆動装置のコネクタ部内の外部入出力端子と相手側
のコネクタ部内の外部接続端子とが正規な状態で機械的
に接続することができるので、端子接続部材を介してモ
ータと外部との電気的な接続の信頼性が高まる。あるい
は、ドアロック駆動装置のコネクタ部と相手側のコネク
タ部とを嵌め合わせた際に、ドアロック駆動装置のコネ
クタ部内の第1、第2外部入出力端子と相手側のコネク
タ部内の第1、第2外部接続端子とが正規な状態で機械
的に接続することができるので、第1、第2端子接続部
材を介してモータおよび位置センサと外部との電気的な
接続の信頼性が高まる。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、端子保持
部材をハウジングの内側から挿入して底壁部上に載置
し、端子保持部材に一体成形されている規制部材保持部
に規制部材を組み付けた後に、ハウジングの底壁部に対
向するように蓋壁部を固定すると、規制部材を介して底
壁部と蓋壁部との間に端子保持部材および端子接続部材
が挟み込まれる。これにより、端子保持部材および端子
接続部材は底壁部の面方向に対して直交する上下方向の
位置決めがなされるので、端子保持部材に一体的に設け
た端子台がコネクタ部内でガタつくことを防止できる。
【0019】このため、ドアロック駆動装置のコネクタ
部と相手側のコネクタ部とを嵌め合わせた際に、ドアロ
ック駆動装置のコネクタ部内の外部入出力端子と相手側
のコネクタ部内の外部接続端子とが正規な状態で機械的
に接続することができるので、端子接続部材を介してモ
ータと外部との電気的な接続の信頼性が高まる。あるい
は、ドアロック駆動装置のコネクタ部と相手側のコネク
タ部とを嵌め合わせた際に、ドアロック駆動装置のコネ
クタ部内の第1、第2外部入出力端子と相手側のコネク
タ部内の第1、第2外部接続端子とが正規な状態で機械
的に接続することができるので、第1、第2端子接続部
材を介してモータおよび位置センサと外部との電気的な
接続の信頼性が高まる。
【0020】また、アクチュエータの作動範囲を規制す
ると共に、アクチュエータが当接した時の衝撃を和らげ
る役目を持つ弾性部材製の規制部材を介して底壁部と蓋
壁部との間で端子保持部材を固定しているので、端子保
持部材を固定するための専用部品や専用の加工工程が不
要となるため、端子保持部材および端子接続部材を固定
する際の作業工数が減ることによりドアロック駆動装置
の製造コストを低減することができる。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、端子保持
部材をハウジングの内側から挿入して底壁部上に載置
し、端子保持部材に一体成形されたモータ保持部にモー
タを組み付けた後に、ハウジングの底壁部に対向するよ
うに蓋壁部を固定すると、モータを介して底壁部と蓋壁
部との間に端子保持部材および端子接続部材が挟み込ま
れる。これにより、端子保持部材および端子接続部材は
底壁部の面方向に対して直交する上下方向の位置決めが
なされるので、端子保持部材に一体的に設けた端子台が
コネクタ部内でガタつくことを防止できる。
【0022】このため、ドアロック駆動装置のコネクタ
部と相手側のコネクタ部とを嵌め合わせた際に、ドアロ
ック駆動装置のコネクタ部内の外部入出力端子と相手側
のコネクタ部内の外部接続端子とが正規な状態で機械的
に接続することができるので、端子接続部材を介してモ
ータと外部との電気的な接続の信頼性が高まる。あるい
は、ドアロック駆動装置のコネクタ部と相手側のコネク
タ部とを嵌め合わせた際に、ドアロック駆動装置のコネ
クタ部内の第1、第2外部入出力端子と相手側のコネク
タ部内の第1、第2外部接続端子とが正規な状態で機械
的に接続することができるので、第1、第2端子接続部
材を介してモータおよび位置センサと外部との電気的な
接続の信頼性が高まる。
【0023】また、ドアロック本体を作動させる役目を
持つアクチュエータのモータを介して底壁部と蓋壁部と
の間で端子保持部材を固定しているので、端子保持部材
を固定するための専用部品や専用の加工工程が不要とな
るため、端子保持部材および端子接続部材を固定する際
の作業工数が減ることによりドアロック駆動装置の製造
コストを低減することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
〔実施例の構成〕図1ないし図11はこの発明のドアロ
ック駆動装置を車両用ドアロック駆動装置に適用した実
施例を示したもので、図1および図2はターミナルユニ
ットのケース本体への組付方法を示した図で、図3ない
し図5はその車両用ドアロック駆動装置の内部構造を示
した図である。
【0025】車両用ドアロック駆動装置1は、車両(特
に自動車)に設けられたドアの施錠または解錠を行うド
アロック本体2を作動させるためのアクチュエータ本体
(アクチュエータユニット)3と、このアクチュエータ
本体3を収容するハウジング4と、このハウジング4の
内部電気部品と外部電気部品とを電気的に接続するため
のターミナルユニット5を備える。
【0026】次に、ドアロック本体2を図3および図4
に基づいて簡単に説明する。このドアロック本体2は、
ドアのアウタパネルとインナパネルとの間に取り付けら
れたラッチ(図示せず)、およびセンタボデーピラーに
取り付けられ、ラッチと噛み合うストライカ(図示せ
ず)等から構成されている。そして、ドアロック本体2
は、施錠、解錠を司るロッキングレバー6を介して車両
用ドアロック駆動装置1と連結されている。
【0027】ロッキングレバー6は、ドアロック本体2
に設けられた支点軸7を中心としてドアを施錠するロッ
ク位置とドアを解錠するアンロック位置との間で回動可
能に設けられて、車両用ドアロック駆動装置1により回
動操作される。なお、車両用ドアロック駆動装置1は、
ロッキングレバー6との間に装着されたターンオーバス
プリング8の作用により、作動途中で負荷が反転して車
両用ドアロック駆動装置1をその駆動方向に付勢する特
性を有する。
【0028】次に、アクチュエータ本体3を図3ないし
図5に基づいて簡単に説明する。このアクチュエータ本
体3は、本発明のアクチュエータであって、正逆回転可
能なモータ9、このモータ9により回転駆動されるピニ
オンギヤ10、このピニオンギヤ10と噛み合って回転
する中間減速ギヤ11、この中間減速ギヤ11に装着さ
れたコイルスプリング(以下スプリングと略す)12、
このスプリング12を介して中間減速ギヤ11の回転力
が伝達されるカムプレート13、このカムプレート13
の回転トルクを受けて作動する作動レバー14、および
この作動レバー14と連動する出力レバー15等から構
成されている。
【0029】モータ9は、駆動手段であって、ターミナ
ルユニット5を介して通電され、施錠時と解錠時とで回
転軸16の回動方向が反転する。その回転軸16の先端
部は、ピニオンギヤ10の空回りを防ぐために略D字断
面を有する。そして、モータ9には、図5に示したよう
に、後記するターミナルユニット5のモータ接続端子5
4a、54bが挟み込まれるモータ給電端子9a、9b
および電気絶縁性樹脂製の固定部材91、92を内蔵し
ている。モータ給電端子9a、9bは、導電性で弾性を
有する金属部材(例えば銅)で製作されている。なお、
モータ9は、ハウジング4と共にターミナルユニット5
の上下方向の移動を規制するターミナル規制手段も構成
する。そして、図5に示したように、モータ9の一端側
(図示下端側)は、後記するターミナルユニット5のタ
ーミナルホルダー53に保持され、他端(図示上端)
は、後記するカバー41の裏面に当接する。
【0030】ピニオンギヤ10は、回転部材であって、
樹脂により一体成形され、モータ9の回転軸16に着脱
自在に固定されて回転軸16と一体的に回転する円筒ウ
ォームである。なお、ピニオンギヤ10には、回転軸1
6の先端部を差し込む略D字型の軸挿入穴(図示せず)
が形成されている。
【0031】中間減速ギヤ11は、回転部材であって、
樹脂により一体成形され、回転中心を成すシャフト17
に回転自在に嵌合するボス部111、ピニオンギヤ10
と噛み合う円筒状の噛合部18、およびこの噛合部18
の内周で軸方向(シャフト17と平行方向)に沿って円
弧状に突設された係止壁19等から構成された円筒ウォ
ームホイールである。シャフト17は、モータ9の回転
軸16と直交した状態で上下方向に延ばされ、両端部が
ハウジング4にそれぞれ圧入固定されている。
【0032】スプリング12は、付勢手段であって、中
間減速ギヤ11の噛合部18と係止壁19との間を通っ
て噛合部18の内周面に沿って配置されると共に、両端
部が内周側(中心方向)へ折り曲げられて、その両端部
の間に中間減速ギヤ11の係止壁19が挿入された状態
で中間減速ギヤ11に装着されている。
【0033】カムプレート13は、トルク伝達手段であ
って、樹脂により一体成形され、中間減速ギヤ11の噛
合部18の開口部分に嵌め込まれ、シャフト17に回転
自在に嵌め合わされている。カムプレート13の中央部
には、シャフト17より径方向に延びる所定の形状のカ
ム20が一体成形されている。カム20は、作動レバー
14に当接することにより作動レバー14をロック位置
側またはアンロック位置側へ移動させる。
【0034】作動レバー14は、ポリプロピレン樹脂
(PP樹脂)等の電気絶縁性樹脂により一体成形され、
その一端部にインサート成形された出力軸21を備え、
この出力軸21を回動中心として、2個の施錠側、解錠
側ストッパクッション(作動レバー規制手段)22、2
3によって規制される所定の回動範囲内で回動可能に設
けられている。出力軸21は、モータ9の回転軸16と
直交した状態で、且つシャフト17と同一方向に延ばさ
れ、両端部がハウジング4にそれぞれ回転自在に支持さ
れている。
【0035】施錠側、解錠側ストッパクッション22、
23は、シャフト17と出力軸21とを結ぶ直線に対し
て対称位置に設けられている。これらの施錠側、解錠側
ストッパクッション22、23は、後記するターミナル
ユニット5のターミナルホルダー53の板厚方向に延長
され、アクチュエータ本体3の一部(本例では作動レバ
ー14)が当接した時の衝撃を吸収できるように弾性部
材(例えばゴム)により円柱形状に形成されている。
【0036】なお、解錠側ストッパクッション23は、
本発明の規制部材であって、ハウジング4と共にターミ
ナルユニット5の上下方向の移動を規制するターミナル
規制手段も構成する。この解錠側ストッパクッション2
3は、図5に示したように、一端側(図示下端側)が後
記するターミナルホルダー53に保持され、他端(図示
上端)が後記するカバー41の裏面に当接する。
【0037】この作動レバー14は、カムプレート13
の一部と重なり合うように設けられ、且つ出力軸21を
中心として略扇状に拡がる先端に施錠側、解錠側トルク
受け部24、25が設けられている。そして、作動レバ
ー14は、これらの施錠側、解錠側トルク受け部24、
25がカムプレート13の回転に伴ってカム20の側壁
面に摺接しながらカム形状に従って移動することによ
り、出力軸21を回動中心としてロック位置(施錠位
置)とアンロック位置(解錠位置)との間で回転する。
【0038】施錠側トルク受け部24は、ドアロック本
体2によりドアを施錠する時にカム20の回転トルクを
受ける。解錠側トルク受け部25は、ドアロック本体2
によりドアを解錠する時にカム20の回転トルクを受け
る。そして、施錠側、解錠側トルク受け部24、25間
には、カム20との干渉を防止するために湾曲状の窪み
部26が形成されている。
【0039】施錠側、解錠側トルク受け部24、25よ
り連続する外壁面は、作動レバー14がロック位置また
はアンロック位置に回転した時にカム20の回動軌跡内
に入り込み、カム20の側壁面が当接することでカムプ
レート13の回転を規制するストッパ壁として機能す
る。各ストッパ壁より連なる作動レバー14の側壁面に
は、ロック位置またはアンロック位置へ回転した時に、
施錠側、解錠側ストッパクッション22、23に当接し
て係止される係止溝27、28が設けられている。
【0040】出力レバー15は、一端部に開けられた嵌
合孔31が出力軸21の下端部に形成された嵌合部32
に係止されて、作動レバー14と一体的に回転する。こ
の出力レバー15の他端部は係止ピン33を介してドア
ロック本体2のロッキングレバー6に連結されている。
【0041】次に、ハウジング4を図1ないし図5に基
づいて詳細に説明する。このハウジング4は、アクチュ
エータ本体3およびターミナルユニット5を収容するケ
ース本体40、およびこのケース本体40の開口部分を
塞ぐカバー41等から構成されている。ケース本体40
は、ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)等の電気絶縁性樹
脂により容器形状となるように一体成形されている。こ
のケース本体40は、一端が開口し、アクチュエータ本
体3の周囲を取り囲む筒状の側壁部42、およびこの側
壁部42の他端を閉塞する底壁部43を有している。
【0042】ケース本体40の側壁部42の内側には、
施錠側ストッパクッション22を差し込むための差込穴
44が形成されている。また、側壁部42の一部には、
ターミナルユニット5の先端部を囲むコネクタシェル4
5が外方へ向かって突出するように一体成形されてい
る。このコネクタシェル45は、本発明のコネクタ部で
あって、導電線の端部に設けられた相手側のコネクタシ
ェル(コネクタ部)に嵌め合わされる。そして、コネク
タシェル45は、略角筒形状に形成され、ターミナルユ
ニット5の上下端部と嵌合する嵌合部を構成する。そし
て、図1および図2に示したように、コネクタシェル4
5のモータ9側端面は、ターミナルユニット5を組み付
ける際にターミナルユニット5が当接する当接部46と
されている。
【0043】そして、図1および図2に示したように、
ケース本体40の底壁部43のコネクタシェル45近傍
にはターミナルユニット5の長手方向の一端部を係止す
る第1係止部としての段差部47が設けられ、コネクタ
シェル45側と逆側にはターミナルユニット5の長手方
向の他端部を係止する第2係止部としての円環状のボス
部48が設けられている。これにより、ターミナルユニ
ット5には、底壁部43の面方向に平行な水平方向の位
置決めがなされる。さらに、ボス部48内には、出力軸
21の下端側が貫通する円形状の貫通穴49が形成され
ている。
【0044】カバー41は、図4および図5に示したよ
うに、本発明の蓋壁部であって、ポリプロピレン樹脂
(PP樹脂)等の電気絶縁性樹脂により一体成形され、
側壁部42の上端部に形成された嵌合部421内に嵌め
合わされている。このカバー41の裏面には、図5に示
したように、モータ9の他端面に当接する複数個の突起
部41a、および解錠側ストッパクッション23の他端
側を保持するストッパ保持部41bが一体成形されてい
る。このストッパ保持部41bの内部には、解錠側スト
ッパクッション23の他端側を差し込むための差込穴4
11が形成されている。そして、カバー41は、ケース
本体40の底壁部43と共に、解錠側ストッパクッショ
ン23およびモータ9を介してターミナルユニット5を
挟み込んでいる。これにより、ターミナルユニット5に
は、底壁部43の面方向に直交する上下方向の位置決め
がなされる。
【0045】次に、ターミナルユニット5を図1ないし
図9に基づいて詳細に説明する。このターミナルユニッ
ト5は、図3および図9に示したように、モータ9およ
び位置検出スイッチ50と外部に設けられた通電制御装
置(図示せず)とを電気的に接続するもので、第1ター
ミナル51、第2ターミナル52、およびターミナルホ
ルダー53を一体化した樹脂一体プレスターミナルであ
る。位置検出スイッチ50は、本発明の位置センサであ
って、図3に示したように、二股形状に形成され、作動
レバー14のアンロック位置側の裏面に超音波かしめ等
の手段を用いて取り付けられ、第2ターミナル52と摺
接する接触子50a、50bを有している。
【0046】第1ターミナル51は、本発明の第1端子
接続部材、端子接続部材であって、図6に示したよう
に、2本線の略L字形状に形成され、モータ9に電気的
に接続されるモータ接続端子54a、54bとコネクタ
シェル45内に配される外部入力端子55a、55bと
を端子接続部51a、51bで接続することにより一体
的に構成したリードフレームで、一体成形後に打ち抜か
れる2個の打抜き片56を持つ。
【0047】モータ接続端子54a、54bは、突起形
状をしており、図5に示したように、モータ9に内蔵さ
れたモータ給電端子9a、9bと嵌合することにより機
械的および電気的に接続される。外部入力端子55a、
55bは、本発明の外部入出力端子であって、通電制御
装置側(相手側)のコネクタシェル内の第1外部接続端
子(図示せず)と機械的に接続するコネクタピンを構成
する。
【0048】第2ターミナル52は、本発明の第2端子
接続部材、端子接続部材であって、図7に示したよう
に、3本線の略一文字形状に形成され、位置検出スイッ
チ50に電気的に接続されるセンサ接続端子57a〜5
7cとコネクタシェル45内に配される外部出力端子5
8a〜58cとを端子接続部52a〜52cで接続する
ことにより一体的に構成したリードフレームで、一体成
形後に打ち抜かれる5個の打抜き片59を持つ。
【0049】センサ接続端子57a〜57cの上面で
は、位置検出スイッチ50の接触子50a、50bが摺
動する。なお、位置検出スイッチ50の接触子50a、
50bとセンサ接続端子57a、57cとが導通した場
合には、アクチュエータ本体3の作動レバー14の回動
位置がロック位置となる。また、位置検出スイッチ50
の接触子50a、50bとセンサ接続端子57a、57
bとが導通した場合には、アクチュエータ本体3の作動
レバー14の回動位置がアンロック位置となる。外部出
力端子58a〜58cは、本発明の外部入出力端子であ
って、通電制御装置側(相手側)のコネクタシェル内の
第2外部接続端子(図示せず)と機械的に接続するコネ
クタピンを構成する。
【0050】ターミナルホルダー53は、本発明の端子
保持部材であって、図1ないし図3、および図9に示し
たように、ポリアセタール樹脂(POM樹脂)やポリプ
ロピレン樹脂(PP樹脂)等の電気絶縁性樹脂により一
体成形され、底壁部43上に載置されている。このター
ミナルホルダー53は、第1、第2ターミナル51、5
2をインサート成形することにより第1、第2ターミナ
ル51、52を保持している。このターミナルホルダー
53は、略T字形状に形成され、先端部に設けられた端
子台61、モータ9を固定するモータ保持部62、およ
び解錠側ストッパクッション23を保持するストッパ保
持部(規制部材保持部)63等を一体成形している。ま
た、ターミナルホルダー53の端子台61の逆側の平板
壁64表面では、端子接続部52a〜52cの後端部分
およびセンサ接続端子57a〜57cが露出している。
【0051】端子台61は、コネクタシェル45、外部
入力端子55a、55bおよび外部出力端子58a〜5
8cと共に、車両用ドアロック駆動装置1の防水コネク
タ60を構成する。この端子台61は、先端面より外部
入力端子55a、55bおよび外部出力端子58a〜5
8cが突出するように第1、第2ターミナル51、52
を保持している。そして、端子台61は、略方形状に形
成され、外周面がコネクタシェル45の内周面に当接す
るようにコネクタシェル45内に嵌め込まれており、先
端面から外部入力端子55a、55bおよび外部出力端
子58a〜58cを仕切ることにより、電気的に絶縁す
る仕切り壁61aが突出している。
【0052】さらに、端子台61の上端部には、その端
子台61をコネクタシェル45に挿入する方向と直交す
る方向に設けられた突条部66が一体成形されている。
また、端子台61の下端部には、ターミナルユニット5
をケース本体40の内側から斜め方向に挿入して組み付
ける際に、端子台61の下端部とコネクタシェル45の
底壁部分との衝突を防ぐ逃げ部67が形成されている。
【0053】モータ保持部62は、モータ9の一端側
(図5において図示下端側)を保持する部分で、端子台
61の後端壁、端子台61の後端壁に対向して配置され
る保持壁69、およびこれらの端子台61の後端壁と保
持壁69とを連結する湾曲壁68よりなる。また、湾曲
壁68の側方からは、第1ターミナル51とモータ9と
を電気的に絶縁するための突出壁(絶縁壁)65が突出
している。この突出壁65内には、第1ターミナル51
の端子接続部51a、51bが被覆されている。また、
突出壁65の表面からは、モータ接続端子54a、54
bが突出している。保持壁69は、端子台61の後端壁
に対向するように平板壁64の平面位置より上方に突出
している。
【0054】ストッパ保持部63は、本発明の規制部材
保持部であって、平板部64より上方に突出した円柱状
部分であり、解錠側ストッパクッション23の一端側
(図5において図示下端側)を保持する部分で、内部に
解錠側ストッパクッション23の一端側を差し込むため
の差込穴70が形成されている。
【0055】そして、ターミナルホルダー53は、ケー
ス本体40の底壁部43と当接する当接面の一端側に段
差部47に係止される第1被係止部としての立壁部7
1、および底壁部43と当接する当接面の他端側にボス
部48に係止される第2被係止部としての溝状部72を
有している。なお、73〜76は平板壁64、突出壁6
5および湾曲壁68に形成された打抜き穴であり、77
は平板壁64に形成されたスリットである。
【0056】通電制御装置は、位置検出スイッチ50か
ら第2ターミナル52を介して電気信号を入力すると、
回路の切り替えにより第1ターミナル51を介して行わ
れるモータ9への通電および通電の停止を制御する通電
制御手段である。モータ9への通電停止は、例えば端子
間ショートによりなされる。なお、通電制御装置は、車
速検知式または手動操作式の集中ドアロックスイッチ
(車速感応スイッチまたは手動操作スイッチ)あるいは
リモコンドアロックスイッチ等の指示手段の設定状態
(ロック状態、アンロック状態)に応じた指示信号(切
替信号)に基づいてモータ9への通電を行う。
【0057】〔実施例の製造方法〕次に、この実施例の
ターミナルユニット5の製造方法を図6ないし図9に基
づいて簡単に説明する。
【0058】先ず、0.5mm〜1.5mm程度の板厚の銅
板またはアルミニウム板等の導電板をプレス成形機によ
りプレス加工することにより、図6に示したような第1
ターミナル51を得る。このとき、モータ接続端子54
a、外部入力端子55aおよび端子接続部51aとモー
タ接続端子54b、外部入力端子55bおよび端子接続
部51bとは2個の打抜き片56により接続されてい
る。
【0059】また、0.5mm〜1.5mm程度の板厚の銅
板またはアルミニウム板等の導電板をプレス成形機によ
りプレス加工することにより、図7に示したような第2
ターミナル52を得る。このとき、センサ接続端子57
a、外部出力端子58aおよび端子接続部52aとセン
サ接続端子57b、外部出力端子58bおよび端子接続
部52bとセンサ接続端子57b、外部出力端子58c
および端子接続部52cとは5個の打抜き片59により
接続されている。
【0060】次に、上記の第1、第2ターミナル51、
52を0.5mm〜1.5mm程度の隙間を隔てて保持した
ものを樹脂成形型(図示せず)内に入れた後に、樹脂成
形型内に強度が高く電気絶縁性の樹脂を入れて固形化す
ることにより、図8に示したようなターミナルユニット
5を作る。
【0061】次に、ターミナルホルダー53の打抜き穴
73〜76およびスリット77より露出している端子接
続部51a、51b、52a〜52cおよびセンサ接続
端子57a、57cをプレス成形機により打抜き加工す
ることにより、図9に示したように、端子接続部51
a、51b間、端子接続部52a〜52c間およびセン
サ接続端子57a、57c間の電気的な接続を遮断す
る。
【0062】以上のように、この実施例のターミナルユ
ニット5は、第1、第2ターミナル51、52およびタ
ーミナルホルダー53を1個のアッセンブリとして利用
できる。また、最初にプレス加工した時点では第1、第
2ターミナル51、52に打抜き片56、59を設けて
おくことにより、複数の導電体よりなる第1、第2ター
ミナル51、52を一体化できるので部品点数を減少で
きる。
【0063】〔実施例の組付方法〕次に、この実施例の
車両用ドアロック駆動装置1の組付方法を図1ないし図
5に基づいて簡単に説明する。
【0064】第1、第2ターミナル51、52をターミ
ナルホルダー53で保持したターミナルアッセンブリ、
すなわち、図9のように製造したターミナルユニット5
を、図1(A)に示したように、ケース本体40のコネ
クタシェル45に向かって、ケース本体40の側壁部4
2の内側から斜めに挿入する。
【0065】そして、図1(B)に示したように、ター
ミナルホルダー53の先端側に設けられた端子台61の
下方に設けられた立壁部71の角(コーナー)をコネク
タシェル45の底壁部分の上端面に当接させながら、そ
の状態でターミナルユニット5をコネクタシェル45に
向かって滑らせる。このとき、端子台61の下端部に設
けられた逃げ部67をR形状とすることにより、端子台
61がコネクタシェル45の底壁部分に衝突することな
くスムーズにコネクタシェル45内に挿入される。
【0066】そして、図2(A)に示したように、端子
台61の突条部66がコネクタシェル45の当接部46
に当接し、そこを支点としてのターミナルユニット5の
他端側を落とし込む。すなわち、端子台61が突条部6
6を中心にして下方に回転させるようにすることによっ
て、図2(B)に示したように、端子台61がコネクタ
シェル45の内周面に嵌合した状態でターミナルユニッ
ト5がケース本体40内に組み付けられる。
【0067】このとき、ターミナルホルダー53の立壁
部71および溝状部72は、底壁部43に形成された段
差部47およびボス部48に嵌め合わされて係止される
ことにより、ケース本体40内においてターミナルユニ
ット5の水平方向の位置決めがなされる。
【0068】次に、図3および図4に示したように、底
壁部43に圧入固定したシャフト17に、中間減速ギヤ
11、スプリング12およびカムプレート13を順に組
み付ける。そして、ターミナルホルダー53のモータ保
持部62に、すなわち、端子大61の後端壁、保持壁6
9および湾曲壁68で囲まれる空間内と突出壁65上
に、回転軸16の外周にピニオンギヤ10を固定したモ
ータ9をケース本体40の開口部分から挿入して組み付
けて、中間減速ギヤ11の噛合部18とピニオンギヤ1
0とを噛み合わせる。
【0069】次に、出力軸21をインサート成形した作
動レバー14を、出力軸21の下端部を底壁部43の貫
通穴49に挿入することにより、カム20の位置に対応
して所定の回動位置となるように組み付ける。次に、側
壁部42の差込穴44内に施錠側ストッパクッション2
2を嵌め込み、ターミナルホルダー53の差込穴70内
に解錠側ストッパクッション23を嵌め込んだ後に、図
4および図5に示したように、カバー41を側壁部42
の嵌合部421に嵌め合わせて嵌合部421とカバー4
1とを溶着することにより、車両用ドアロック駆動装置
1の組み付けが完了する。
【0070】このとき、カバー41とケース本体40の
底壁部43との間には、図5に示したように、モータ9
および解錠側ストッパクッション23を介してターミナ
ルホルダー53が挟み込まれることにより、ケース本体
40内においてターミナルユニット5の上下方向の位置
決めがなされる。
【0071】〔実施例の作用〕次に、この実施例の車両
用ドアロック駆動装置1の作用を図3、図4、図10お
よび図11に基づいて簡単に説明する。ここで、図10
は車両用ドアロック駆動装置1のロック状態を示した図
である。
【0072】このロック状態においては、位置検出スイ
ッチ50の接触子50a、50bと第2ターミナル52
のセンサ接続端子57a、57c、端子接続部52a、
52cおよび外部出力端子58a、58cが導通するこ
とにより、アクチュエータ本体3の作動レバー14の回
動位置がロック位置であることを通電制御装置が検出す
る。このとき、集中ドアロックスイッチあるいはリモコ
ンドアロックスイッチ等の指示手段からアンロック状態
への切替信号が通電制御装置に入力されると、通電制御
装置から外部入力端子55a、55b、端子接続部51
a、51bおよびモータ接続端子54a、54bを介し
てモータ9が通電されると、モータ9が作動して回転軸
16が回転する。
【0073】回転軸16が回転することによりピニオン
ギヤ10、中間減速ギヤ11、スプリング12、カムプ
レート13のカム20に左回転の回転トルクが伝達され
ることにより、カム20から作動レバー14の解錠側ト
ルク受け部25に回転トルクが伝達される。これによ
り、図11に示したように、作動レバー14が出力軸2
1を中心にして右回転して解錠側ストッパクッション2
3に係止溝28が当接する。
【0074】このアンロック状態においては、位置検出
スイッチ50の接触子50a、50bと第2ターミナル
52のセンサ接続端子57a、57b、端子接続部52
a、52bおよび外部出力端子58a、58bが導通す
ることにより、作動レバー14の回動位置がアンロック
位置であることを通電制御装置が検出する。ここで、通
電制御装置からモータ9への通電が停止されると、モー
タ9の作動が停止する。したがって、作動レバー14と
出力軸21、出力レバー15およびロッキングレバー6
を介して連結するドアロック本体2が駆動されてドアを
解錠する。
【0075】〔実施例の効果〕以上のように、車両用ド
アロック駆動装置1は、ケース本体40内に第1、第2
ターミナル51、52を組み付ける以前に、仕様の異な
る第1、第2ターミナル51、52を1つのターミナル
ホルダー53と一体化してターミナルユニット5を構成
することにより部品点数を低減できるので、ハウジング
4にターミナルユニット5を組み付ける際の組付作業性
を向上することができる。
【0076】そして、ターミナルホルダー53の端子台
61に設けた逃げ部67をR形状にすることによって、
ターミナルユニット5をケース本体40の内側から斜め
方向に挿入して、端子台61をコネクタシェル45内に
嵌め合わせることができる。この結果、ターミナルユニ
ット53の全長に対してケース本体40のサイズを大型
化したり、コネクタシェル45の開口寸法(間口)を端
子台61の外形寸法に対して大きくしたりする必要はな
い。これによって、コネクタシェル45の防水性の低下
を防止できる。
【0077】さらに、ケース本体40の側壁部42の一
部にシームレスのコネクタシェル45を一体的に設けて
いるので、分割形状のコネクタシェルと違ってコネクタ
シェル45の形状が常に正規の形状となる。これによっ
て、車両用ドアロック駆動装置1のコネクタシェル45
と相手側のコネクタシェルとを正規な嵌合状態で接続す
ることができると共に、コネクタシェル45の防水性の
低下を防止できる。
【0078】ターミナルユニット5をケース本体40の
内側から挿入して底壁部43上に載置すると、ターミナ
ルホルダー53の立壁部71および溝状部72が底壁部
43に設けられた段差部47およびボス部48に係止さ
れる。これにより、ターミナルホルダー53は底壁部4
3の面方向に沿う水平方向の位置決めがなされるので、
ケース本体40内でターミナルユニット5が位置ずれし
なくなる。
【0079】ターミナルユニット5をケース本体40の
内側から挿入して底壁部43上に載置した後に、側壁部
42の開口部分を塞ぐようにカバー41を側壁部42の
一端側に組み付けると、モータ9および解錠側ストッパ
クッション23を介して底壁部43とカバー41との間
にターミナルユニット5が挟み込まれる。これにより、
ターミナルホルダー53は底壁部43の面方向に対して
直交する上下方向の位置決めがなされるので、ケース本
体40内でターミナルユニット5が位置ずれしなくな
る。
【0080】したがって、ターミナルホルダー53の先
端側に一体的に設けた端子台61がコネクタシェル45
内で水平方向および上下方向にガタつくことを抑えるこ
とができる。この結果、車両用ドアロック駆動装置1の
コネクタシェル45内の外部入力端子55a、55bお
よび外部出力端子58a〜58cと通電制御装置側のコ
ネクタ内の外部接続端子とを正規な状態で機械的に接続
することができるので、モータ9および位置検出スイッ
チ50と通電制御装置との電気的な接続の信頼性を向上
することができる。
【0081】また、ドアロック本体2を作動させるため
に必要なモータ9、および作動レバー14の作動範囲を
規制したり、作動レバー14の衝撃を和らげたりするた
めに必要な解錠側ストッパクッション23を介して底壁
部43とカバー41との間にターミナルユニット5(第
1、第2ターミナル51、52およびターミナルホルダ
ー53)を固定できるので、ターミナルユニット5を固
定するための締付け部材(例えばスクリュやボルト)等
の専用部品や専用の加工工程(例えば熱かしめ)が不要
となるため、ターミナルユニット5を固定する際の作業
工数が減ることにより車両用ドアロック駆動装置1の製
造コストを低減することができる。これにより、このよ
うに安価な車両用ドアロック駆動装置1を搭載した車両
の価格を低減することができる。
【0082】〔変形例〕この実施例では、集中ドアロッ
クスイッチ等の指示手段を用いてドアロック本体2のロ
ック状態、アンロック状態への切り替えを指示したが、
リモートコントローラ等の指示手段を用いてドアロック
本体2のロック状態、アンロック状態への切り替えを指
示しても良い。また、ドアのキーシリンダ内にキーを差
し込んでキーを回動させることにより、ドアロック本体
2のロック状態、アンロック状態への切り替えを指示し
ても良い。
【0083】この実施例では、本発明を車両(特に自動
車)用ドアロック駆動装置1に適用したが、本発明を車
両のトランクリッドの施錠または解錠を行うトランクリ
ッド駆動装置に利用しても良い。また、本発明を自動車
以外の車両のドアの施錠または解錠を行う車両用ドアロ
ック駆動装置や、建築構造物のドアの施錠または解錠を
行う建築物用ドアロック駆動装置に用いても良い。
【0084】この実施例では、アクチュエータ本体3
(アクチュエータ)を、モータ9、ピニオンギヤ10、
中間減速ギヤ11、スプリング12、カムプレート1
3、作動レバー14および出力レバー15等から構成し
たが、アクチュエータユニットをモータ9のみで構成し
ても良い。また、アクチュエータユニットを実施例のも
のよりも多い伝達部品により構成しても良い。
【0085】この実施例では、端子台61の下端部のコ
ーナーにR形状の逃げ部67を設けたが、コネクタシェ
ル45の底壁部分にR形状の逃げ部を設けても良い。ま
た、端子台およびコネクタシェル(コネクタ部)の両方
に逃げ部を設けても良い。なお、逃げ部としては、面取
り形状や階段形状を採用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)はターミナルユニットのケース
本体への組付方法を示した説明図である(実施例)。
【図2】(A)、(B)はターミナルユニットのケース
本体への組付方法を示した説明図である(実施例)。
【図3】車両用ドアロック駆動装置の内部構造を示した
平面図である(実施例)。
【図4】車両用ドアロック駆動装置の内部構造を示した
断面図である(実施例)。
【図5】車両用ドアロック駆動装置の内部構造を示した
部分断面図である(実施例)。
【図6】ターミナルユニットの第1ターミナルを示した
平面図である(実施例)。
【図7】ターミナルユニットの第2ターミナルを示した
平面図である(実施例)。
【図8】ターミナルユニットの打抜き加工前の状態を示
した平面図である(実施例)。
【図9】ターミナルユニットの打抜き加工後の状態を示
した平面図である(実施例)。
【図10】(A)は車両用ドアロック駆動装置の作動状
態を示した説明図で、(B)はコネクタを示した正面図
である(実施例)。
【図11】車両用ドアロック駆動装置の作動状態を示し
た説明図である(実施例)。
【図12】従来の車両用ドアロック駆動装置の端子固定
方法を示した説明図である(従来例)。
【符号の説明】
1 車両用ドアロック駆動装置(ドアロック駆動装置) 2 ドアロック本体 3 アクチュエータ本体(アクチュエータ) 4 ハウジング 5 ターミナルユニット 9 モータ 40 ケース本体 41 カバー(蓋壁部) 42 側壁部 43 底壁部 45 コネクタシェル(コネクタ部) 47 段差部(第1係止部) 48 ボス部(第2係止部) 50 位置検出スイッチ(位置センサ) 51 第1ターミナル(第1端子接続部材、端子接続部
材) 52 第2ターミナル(第2端子接続部材、端子接続部
材) 53 ターミナルホルダー(端子保持部材) 54a モータ接続端子 54b モータ接続端子 55a 外部入力端子(外部入出力端子) 55b 外部入力端子(外部入出力端子) 57a センサ接続端子 57b センサ接続端子 57c センサ接続端子 58a 外部出力端子(外部入出力端子) 58b 外部出力端子(外部入出力端子) 58c 外部出力端子(外部入出力端子) 61 端子台 62 モータ保持部 63 ストッパ保持部(規制部材保持部) 67 逃げ部 71 立壁部(第1被係止部) 72 溝状部(第2被係止部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアを施錠または解錠するドアロック本体
    に連結されて、通電を受けると前記ドアロック本体を作
    動させるモータを有するアクチュエータと、 少なくとも一端が開口し、前記アクチュエータを収容す
    る容器形状のハウジングと、 前記モータに電気的に接続するモータ接続端子と外部に
    電気的に接続する外部入出力端子とを一体化した端子接
    続部材と、 この端子接続部材の大部分を覆って前記端子接続部材を
    保持すると共に、前記端子接続部材と一体化された端子
    保持部材とを備えたドアロック駆動装置であって、 前記ハウジングは、前記外部入出力端子の周囲を囲む筒
    状のコネクタ部を一体的に設け、 前記端子保持部材は、前記外部入出力端子を露出した状
    態で前記コネクタ部内に嵌め合わされる端子台を一体的
    に設け、 前記端子台または前記コネクタ部は、前記端子保持部材
    を前記ハウジングの内側から斜め方向に挿入して、前記
    端子台を前記コネクタ部に組み付ける際に、前記端子台
    と前記コネクタ部との衝突を防ぐ逃げ部を設けたことを
    特徴とするドアロック駆動装置。
  2. 【請求項2】ドアを施錠または解錠するドアロック本体
    に連結されて、通電を受けると前記ドアロック本体を作
    動させるモータを有するアクチュエータと、 このアクチュエータの作動位置を検出する位置センサ
    と、 少なくとも一端が開口し、前記アクチュエータを収容す
    る容器形状のハウジングと、 前記モータに電気的に接続するモータ接続端子と外部に
    電気的に接続する第1外部入出力端子とを一体化した第
    1端子接続部材と、 前記位置センサに電気的に接続するセンサ接続端子と外
    部に電気的に接続する第2外部入出力端子とを一体化し
    た第2端子接続部材と、 前記第1端子接続部材と前記第2端子接続部材とを電気
    的に絶縁し、前記第1端子接続部材および前記第2端子
    接続部材の大部分を覆って前記第1端子接続部材および
    前記第2端子接続部材を保持すると共に、前記端子接続
    部材と一体化された端子保持部材とを備えたドアロック
    駆動装置であって、 前記ハウジングは、前記第1外部入出力端子および前記
    第2外部入出力端子の周囲を囲む筒状のコネクタ部を一
    体的に設け、 前記端子保持部材は、前記第1外部入出力端子および前
    記第2外部入出力端子を露出した状態で前記コネクタ部
    内に嵌め合わされる端子台を一体的に設け、 前記端子台または前記コネクタ部は、前記端子保持部材
    を前記ハウジングの内側から斜め方向に挿入して、前記
    端子台を前記コネクタ部に組み付ける際に、前記端子台
    と前記コネクタ部との衝突を防ぐ逃げ部を設けたことを
    特徴とするドアロック駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のドアロッ
    ク駆動装置において、 前記ハウジングは、一端が開口し、前記アクチュエータ
    の周囲を囲む筒状の側壁部、およびこの側壁部の他端を
    閉塞する底壁部を設け、 前記底壁部は、前記コネクタ部近傍に凸部、段差部また
    は凹部等の第1係止部、および前記コネクタ側と逆側に
    凸部、段差部または凹部等の第2係止部を設け、 前記端子保持部材は、前記底壁部と当接する当接面の一
    端側に前記第1係止部に係止される第1被係止部、およ
    び前記底壁部と当接する当接面の他端側に前記第2係止
    部に係止される第2被係止部を設けたことを特徴とする
    ドアロック駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    のドアロック駆動装置において、 前記ドアロック駆動装置は、前記アクチュエータの作動
    範囲を規制すると共に、前記アクチュエータが当接した
    時の衝撃を吸収する弾性部材製の規制部材を備え、 前記端子保持部材には、前記規制部材の一端側を保持す
    る規制部材保持部が一体成形され、 前記ハウジングには、前記端子保持部材が載置される底
    壁部、およびこの底壁部に対向して配され、前記規制部
    材の他端側に当接して前記規制部材を介して前記底壁部
    との間に前記端子保持部材を挟み込む蓋壁部が設けられ
    たことを特徴とするドアロック駆動装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    のドアロック駆動装置において、 前記端子保持部材には、前記モータの一端側を保持する
    モータ保持部が一体成形され、 前記ハウジングには、前記端子保持部材が載置される底
    壁部、およびこの底壁部に対向して配され、前記モータ
    の他端側に当接して前記モータを介して前記底壁部との
    間に前記端子保持部材を挟み込む蓋壁部が設けられたこ
    とを特徴とするドアロック駆動装置。
JP25287995A 1995-09-29 1995-09-29 ドアロック駆動装置 Expired - Fee Related JP3783252B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25287995A JP3783252B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 ドアロック駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25287995A JP3783252B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 ドアロック駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0996145A true JPH0996145A (ja) 1997-04-08
JP3783252B2 JP3783252B2 (ja) 2006-06-07

Family

ID=17243439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25287995A Expired - Fee Related JP3783252B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 ドアロック駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3783252B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002129803A (ja) * 2000-10-26 2002-05-09 Aisin Seiki Co Ltd ドアロックアクチュエータ
JP2006322199A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ドアロック装置
JP2014190121A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Aisin Seiki Co Ltd 給電構造
JP2017020226A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 三井金属アクト株式会社 車両用ドアロック装置
JP2017057655A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 三井金属アクト株式会社 車両用ドアロック装置
JP2019078178A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 株式会社デンソー アクチュエータ
US10460419B2 (en) 2009-10-30 2019-10-29 Intel Corporation Graphics rendering using a hierarchical acceleration structure
JP2019206818A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 三井金属アクト株式会社 ドアロック装置
JP2021195794A (ja) * 2020-06-15 2021-12-27 三井金属アクト株式会社 アクチュエータ装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002129803A (ja) * 2000-10-26 2002-05-09 Aisin Seiki Co Ltd ドアロックアクチュエータ
JP2006322199A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ドアロック装置
US10460419B2 (en) 2009-10-30 2019-10-29 Intel Corporation Graphics rendering using a hierarchical acceleration structure
JP2014190121A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Aisin Seiki Co Ltd 給電構造
JP2017020226A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 三井金属アクト株式会社 車両用ドアロック装置
US10458157B2 (en) 2015-07-09 2019-10-29 Mitsui Kinzoku Act Corporation Vehicle door lock device
JP2017057655A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 三井金属アクト株式会社 車両用ドアロック装置
JP2019078178A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 株式会社デンソー アクチュエータ
JP2019206818A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 三井金属アクト株式会社 ドアロック装置
JP2021195794A (ja) * 2020-06-15 2021-12-27 三井金属アクト株式会社 アクチュエータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3783252B2 (ja) 2006-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1538284B1 (en) Vehicle-mounted electrically operated device
JPH0996145A (ja) ドアロック駆動装置
WO2021019856A1 (ja) ドアラッチ装置
JP5050275B2 (ja) ドアラッチアクチュエータ
CN112049531A (zh) 机动车锁
JP3536476B2 (ja) ドアロック駆動装置
JP4517914B2 (ja) 車両用ドアロック装置
US6881912B2 (en) Door open/close operating device
JPH10196182A (ja) ターミナル装置の製造方法
JP3449163B2 (ja) アクチュエータ
JP6097981B1 (ja) 車両用ドアロック装置
JP3858596B2 (ja) ドアロック操作装置
JP4661349B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP2001311339A (ja) ドアロック操作装置
US11920385B2 (en) Sensor assembly and door lock device
US20040175987A1 (en) Connector structure
WO2021019797A1 (ja) ドアラッチ装置
JP3750162B2 (ja) 駆動機構用防水装置
JPH10159412A (ja) ドアロック駆動装置
US20240309693A1 (en) Vehicle door pushing device
US20230366247A1 (en) Vehicle door lock apparatus
CN220522299U (zh) 车辆用门闩装置
CN220621478U (zh) 机动车锁
JP2566939Y2 (ja) アクチュエータ
JP4837418B2 (ja) アクチュエータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050824

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051021

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20051031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060306

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees