JP3750162B2 - 駆動機構用防水装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ケース内部への水の浸入を防止した駆動機構用防水装置に関するもので、特にドアの施錠、解錠を行うドアロック本体を駆動するドアロック駆動装置用駆動機構用防水装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばドアロック駆動装置用アクチュエータは、ケースが密閉ケースであると、夏期等ではケースが被水すると、ケース内部とケース外部との温度差により気圧差が生じ、ケース本体とカバーとの間から水がケース内部に吸い込まれてしまう。これを防止する目的で、従来より、ケースにはケース内部とケース外部とを連通してケース内部の温度上昇を抑えるようにするために通気孔が形成されているが、その通気孔を設けているために降雨時または洗車時に通気孔からケース内部に水が浸入するという不具合が生じていた。
【0003】
そこで、上記の不具合を解消する目的で、実公平6−1453号公報においては、アクチュエータのケースに穿設した通気孔を囲むように所定の長さを有する垂直筒部をケースに一体成形したドアロック駆動装置用アクチュエータの防水構造(第1従来例)が記載されている。また、特開平5−311936号公報においては、上記の垂直筒部の下端を全面開放したドアロック駆動装置用アクチュエータの防水構造(第2従来例)が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のドアロック駆動装置用アクチュエータの防水構造においては、通気孔が二次元的な迷路構造とされているので、限られたスペース内での通気孔の通路長が短くなり、水滴が浸入し易い。また、ケース外部へ向かって開口した通気孔の開口面積が垂直筒部の開放面積に対して非常に小さいので、垂直筒部の内壁面を伝って水滴が通気孔に到達すると通気孔を覆うように水膜が形成されてしまう。さらに、垂直筒部の通路断面積が小さいので、垂直筒部内に水滴が浸入してしまうと、水滴が毛細管現象により垂直筒部の通路を塞いでしまう。
【0005】
したがって、このようなドアロック駆動装置用アクチュエータを、他の箇所と比較して温度環境の変化が激しい場所に配置した場合には、周囲の温度変化に伴って、ケース内部の空気が収縮と膨張を繰り返すことになり、ケース内部とケース外部との間で気圧差が生じる。このため、ドアロック駆動装置用アクチュエータが冷え、ケース内部の空気が収縮して負圧が生じると、その負圧に見合う量の空気を吸い込む。このような呼吸作用が生じた際に、通気孔に水膜が形成されていたり、垂直筒部の通路内が水滴により塞がれていたりすると、空気の代わりにケース内部に水を吸い込んでしまう可能性がある。その結果、ケース内部に浸入した水がケース内部に溜ってしまい、ケース内部に収容されたアクチュエータの作動不良を引き起こすという問題が生じている。
【0006】
この発明は、上記問題を解決するためになされたもので、ケースの防水性を向上することにより、アクチュエータの作動不良を防止することが可能な駆動機構用防水装置を得ることを目的とする。
また、空気通路の省スペース化を図ることが可能な駆動機構用防水装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、ケース外部とケース内部とを連通する空気通路を、ケース外部への開口部である外部通気孔、ケース内部への開口部である内部通気孔、および外部通気孔と内部通気孔とを連通する通路室によって構成している。
そして、空気通路の通路室の内部空間を仕切り壁部によって3つの区画室に仕切り、第1の区画室と第2の区画室および第3の区画室は、それぞれが他の2つの区画室と隣接している。
そして、第1の区画室と第2の区画室とは第3の区画室を中間に介してのみ連通し、第1の区画室と第3の区画室とを連通する開口部の開口する方向、および第2の区画室と第3の区画室とを連通する開口部の開口する方向が、それぞれ外部通気孔の開口方向および内部通気孔の開口方向とは異なる方向とすることで、空気通路の通路室内を三次元的に屈曲した迷路構造としたので、空気通路を二次元的な迷路構造としたものと比較しても、空気通路の通路長を非常に長くすることができる。これにより、ケース内部への水の浸入を確実に阻止できる。
この結果、ケースの防水性が向上することにより、ケース内部に水が溜まることを阻止できるので、アクチュエータの作動不良を防止できるという効果が得られる。また、限られたスペース内で空気通路の通路長を長くできるので、空気通路の省スペース化を図ることができるという効果が得られる。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、仮に外部通気孔より通路室の第1の区画室内に水滴が浸入しても、通路室内において外部通気孔に対して天方向寄りで、且つ水平方向に開口した、第1の区画室と第3の区画室とを連通する開口部を経て第3の区画室内に水滴が浸入することは困難である。そして、第1の区画室および外部通気孔は地方向に向かって開口しているので、一旦第1の区画室内に水滴が浸入しても重力により外部通気孔から水滴が出て行く。また、仮に第2の区画室および第3の区画室内に水滴が浸入しても、通路室内において最も天方向寄りで開口している内部通気孔からケース内部に水滴が浸入することは非常に困難である。以上のように、空気通路の通路室内を三次元的に屈曲した迷路構造としているので、空気通路を二次元的な迷路構造としたものと比較して、限られたスペース内で空気通路の通路室の通路長を非常に長くすることができると共に、外部通気孔より空気通路の通路室内に浸入した水滴が重力や、略コの字状の仕切り壁部等の障害に逆らって内部通気孔に到達することは非常に困難である。これにより、ケース内部への水の浸入を確実に阻止できる。
【0009】
請求項3に記載の発明によれば、空気通路を筒状体と蓋状体との間に形成することにより、蓋状体の筒状体側を凹ませる等することで、空気通路の通路長をより長く確保できる。あるいは、空気通路の通路断面積をより大きく確保することができる。それによって、ケース内部への水の浸入が更に困難となるという効果が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
〔実施例の構成〕
図1ないし図7はこの発明の駆動機構用防水装置を車両用ドアロック駆動装置に適用した第1実施例を示したもので、図1(A)、(B)はケース本体とカバーの迷路構造を示した図で、図2および図3はその車両用ドアロック駆動装置の全体構造を示した図である。
【0011】
車両用ドアロック駆動装置1は、車両(特に自動車)に設けられたドアの施錠または解錠を行うドアロック本体2を作動させるためのアクチュエータ3と、このアクチュエータ3の内部電気部品と外部電気部品とを電気的に接続するためのターミナルユニット4と、アクチュエータ3を収容する樹脂ケース5とから構成されている。
【0012】
次に、ドアロック本体2を図2および図3に基づいて簡単に説明する。このドアロック本体2は、ドアのアウタパネルとインナパネルとの間に取り付けられたラッチ(図示せず)、およびセンタボデーピラーに取り付けられ、ラッチと噛み合うストライカ(図示せず)等から構成されている。そして、ドアロック本体2は、施錠、解錠を司るロッキングレバー11を介して車両用ドアロック駆動装置1と連結されている。
【0013】
ロッキングレバー11は、ドアロック本体2に設けられた支点軸2aを中心としてドアを施錠するロック位置とドアを解錠するアンロック位置との間で回動可能に設けられて、車両用ドアロック駆動装置1により回動操作される。なお、車両用ドアロック駆動装置1は、ロッキングレバー11との間に装着されたターンオーバスプリング2bの作用により、作動途中で負荷が反転して車両用ドアロック駆動装置1をその駆動方向に付勢する特性を有する。
【0014】
次に、アクチュエータ3を図2および図3に基づいて簡単に説明する。このアクチュエータ3は、正逆回転可能なモータ10、このモータ10により回転駆動されるピニオンギヤ12、このピニオンギヤ12と噛み合って回転する中間減速ギヤ13、この中間減速ギヤ13に装着されたコイルスプリング(以下スプリングと略す)14、このスプリング14を介して中間減速ギヤ13の回転力が伝達されるカムプレート15、このカムプレート15の回転トルクを受けて作動する作動レバー16、およびこの作動レバー16と連動する出力レバー17等から構成されるドアロック駆動機構である。
【0015】
モータ10は、駆動手段であって、ターミナルユニット4を介して通電され、施錠時と解錠時とで回転軸18の回動方向が反転する。その回転軸18の先端部は、ピニオンギヤ12の空回りを防ぐために略D字断面を有する。そして、モータ10には、後記するターミナルユニット4のモータ接続端子(図示せず)が凹凸嵌合して機械的に接続することにより電気的な接続を図る雌型モータ給電端子19a、19bを内蔵している。
【0016】
ピニオンギヤ12は、回転部材であって、樹脂により一体成形され、モータ10の回転軸18に着脱自在に固定されて回転軸18と一体的に回転する円筒ウォームである。なお、ピニオンギヤ12には、回転軸18の先端部を差し込む略D字型の軸挿入穴(図示せず)が形成されている。
【0017】
中間減速ギヤ13は、回転部材であって、樹脂により一体成形され、回転中心を成すシャフト20に回転自在に嵌合するボス部13a、ピニオンギヤ12と噛み合う円筒状の噛合部13b、およびこの噛合部13bの内周で軸方向(シャフト20と平行方向)に沿って円弧状に突設された係止壁13c等から構成された円筒ウォームホイールである。シャフト20は、モータ10の回転軸18と直交した状態で上下方向に延ばされ、両端部が樹脂ケース5にそれぞれ圧入固定されている。
【0018】
スプリング14は、付勢手段であって、中間減速ギヤ13の噛合部13bと係止壁13cとの間を通って噛合部13bの内周面に沿って配置されると共に、両端部が内周側(中心方向)へ折り曲げられて、その両端部の間に中間減速ギヤ13の係止壁13cが挿入された状態で中間減速ギヤ13に装着されている。
【0019】
カムプレート15は、トルク伝達手段であって、樹脂により一体成形され、中間減速ギヤ13の噛合部13bの開口部分に嵌め込まれ、シャフト20に回転自在に嵌め合わされている。カムプレート15の中央部には、シャフト20より径方向に延びる所定の形状のカム21が一体成形されている。カム21は、作動レバー16に当接することにより作動レバー16をロック位置側またはアンロック位置側へ移動させる。
【0020】
作動レバー16は、ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)等の電気絶縁性樹脂により一体成形され、その一端部にインサート成形された出力軸22を備え、この出力軸22を回動中心として、2個の施錠側、解錠側ストッパクッション(作動レバー規制手段)23、24によって規制される所定の回動範囲内で回動可能に設けられている。
出力軸22は、モータ10の回転軸18と直交した状態で、且つシャフト20と同一方向に延ばされ、両端部が樹脂ケース5にそれぞれ回転自在に支持されている。
【0021】
施錠側、解錠側ストッパクッション23、24は、シャフト20と出力軸22とを結ぶ直線に対して対称位置に設けられている。これらの施錠側、解錠側ストッパクッション23、24は、後記するターミナルユニット4のターミナルホルダー33の板厚方向に延長され、アクチュエータ3の一部(本例では作動レバー16)が当接した時の衝撃を吸収できるように弾性部材(例えばゴム)により円柱形状に形成されている。なお、解錠側ストッパクッション24は、樹脂ケース5と共にターミナルユニット4の上下方向の移動を規制するターミナル規制手段も構成する。
【0022】
この作動レバー16は、カムプレート15の一部と重なり合うように設けられ、且つ出力軸22を中心として略扇状に拡がる先端に施錠側、解錠側トルク受け部16a、16bが設けられている。そして、作動レバー16は、これらの施錠側、解錠側トルク受け部16a、16bがカムプレート15の回転に伴ってカム21の側壁面に摺接しながらカム形状に従って移動することにより、出力軸22を回動中心としてロック位置(施錠位置)とアンロック位置(解錠位置)との間で回転する。
【0023】
施錠側トルク受け部16aは、ドアロック本体2によりドアを施錠する時にカム21の回転トルクを受ける。解錠側トルク受け部16bは、ドアロック本体2によりドアを解錠する時にカム21の回転トルクを受ける。そして、施錠側、解錠側トルク受け部16a、16b間には、カム21との干渉を防止するために湾曲状の窪み部16cが形成されている。
【0024】
施錠側、解錠側トルク受け部16a、16bより連続する外壁面は、作動レバー16がロック位置またはアンロック位置に回転した時にカム21の回動軌跡内に入り込み、カム21の側壁面が当接することでカムプレート15の回転を規制するストッパ壁として機能する。各ストッパ壁より連なる作動レバー16の側壁面は、ロック位置またはアンロック位置へ回転した時に、施錠側、解錠側ストッパクッション23、24に当接して係止される。
【0025】
出力レバー17は、一端部に開けられた嵌合孔17aが出力軸22の下端部に形成された嵌合部22aに係止されて、作動レバー16と一体的に回転する。この出力レバー17の他端部は係止ピン17bを介してドアロック本体2のロッキングレバー11に連結されている。
【0026】
次に、ターミナルユニット4を図2および図3に基づいて簡単に説明する。このターミナルユニット4は、モータ10および位置検出スイッチ30と外部に設けられた通電制御装置(図示せず)とを電気的に接続するもので、第1ターミナル31、第2ターミナル32、およびターミナルホルダー33を一体化した樹脂一体プレスターミナルである。
【0027】
位置検出スイッチ30は、図2および図3に示したように、二股形状に形成され、作動レバー16のアンロック位置側の裏面に超音波かしめ等の手段を用いて取り付けられ、第2ターミナル32と摺接する接触子30a、30bを有する位置センサである。
【0028】
第1ターミナル31は、2本線の略L字形状に形成され、モータ10に電気的に接続されるモータ接続端子(図示せず)、および後記する樹脂ケース5のコネクタシェル53a内に配される外部入力端子34a、34bを一体的に構成したリードフレームである。外部入力端子34a、34bは、通電制御装置側(相手側)のコネクタシェル内の第1外部接続端子(図示せず)と機械的に接続するコネクタピンを構成する。
【0029】
第2ターミナル32は、3本線の略一文字形状に形成され、位置検出スイッチ30に電気的に接続されるセンサ接続端子35a〜35c、および後記する樹脂ケース5のコネクタシェル53a内に配される外部出力端子36a〜36cを一体的に構成したリードフレームである。センサ接続端子35a〜35cの上面では、図2および図3に示したように、位置検出スイッチ30の接触子30a、30bが摺動する。
【0030】
なお、位置検出スイッチ30の接触子30a、30bとセンサ接続端子35a、35cとが導通した場合には、アクチュエータ3の作動レバー16の回動位置がロック位置となる。また、位置検出スイッチ30の接触子30a、30bとセンサ接続端子35b、35cとが導通した場合には、アクチュエータ3の作動レバー16の回動位置がアンロック位置となる。外部出力端子36a〜36cは、通電制御装置側(相手側)のコネクタシェル内の第2外部接続端子(図示せず)と機械的に接続するコネクタピンを構成する。
【0031】
ターミナルホルダー33は、図1ないし図2(A)、(B)に示したように、ポリアセタール樹脂(POM樹脂)やポリプロピレン樹脂(PP樹脂)等の電気絶縁性樹脂により一体成形され、後記するケース本体6の閉塞壁部52上に載置されている。このターミナルホルダー33は、第1、第2ターミナル31、32をインサート成形することにより第1、第2ターミナル31、32を保持している。
【0032】
このターミナルホルダー33は、図2に示したように、略T字形状に形成され、先端部に設けられた端子台41、モータ10の大部分を保持するモータ保持部42、および解錠側ストッパクッション24を保持するストッパ保持部43等を一体成形している。また、ターミナルホルダー33の端子台41に対して逆側端部表面では、センサ接続端子35a〜35cが露出している。端子台41は、後記する樹脂ケース5のコネクタシェル53a、第1ターミナル31の外部入力端子34a、34bおよび第2ターミナル32の外部出力端子36a〜36cと共に、車両用ドアロック駆動装置1の防水コネクタ44を構成する。
【0033】
端子台41は、先端面より外部入力端子34a、34bおよび外部出力端子36a〜36cが突出するように第1、第2ターミナル31、32を保持している。そして、端子台41は、略方形状に形成され、外周面がコネクタシェル53aの内周面に当接するようにコネクタシェル53a内に嵌め込まれている。そして、端子台41の先端面からは、外部入力端子34a、34bの突出部分の周囲と外部出力端子36a〜36cの突出部分の周囲とを仕切ることにより、外部入力端子34a、34bと外部出力端子36a〜36cとを電気的に絶縁する仕切り壁41aが突出している。
【0034】
通電制御装置は、位置検出スイッチ30から第2ターミナル32を介して電気信号を入力すると、回路の切り替えにより第1ターミナル31を介して行われるモータ10への通電および通電の停止を制御する通電制御手段である。モータ10への通電停止は、例えば端子間ショートによりなされる。なお、通電制御装置は、車速検知式または手動操作式の集中ドアロックスイッチ(車速感応スイッチまたは手動操作スイッチ)あるいはリモコンドアロックスイッチ等の指示手段の設定状態(ロック状態、アンロック状態)に応じた指示信号(切替信号)に基づいてモータ10への通電を行う。
【0035】
次に、樹脂ケース5を図1ないし図7に基づいて詳細に説明する。この樹脂ケース5は、箱体形状に形成され、アクチュエータ3およびターミナルユニット4を収容するケース本体6、このケース本体6の開口部分を塞ぐカバー7、およびケース内部への水の浸入を防止する防水装置8等から構成されている。
【0036】
先ず、ケース本体6を図1(B)、図2ないし図7に基づいて詳細に説明する。このケース本体6は、本発明の筒状体であって、ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)等の電気絶縁性樹脂により容器形状となるように一体成形されている。このケース本体6は、一端が開口し、アクチュエータ3の周囲を取り囲む筒状の外側壁部51、およびこの外側壁部51の他端を閉塞する閉塞壁部52を有している。
【0037】
ケース本体6の外側壁部51の所定の場所にはドアに締結ボルト(図示せず)により取り付けるための締結穴51aが複数個形成されている。また、外側壁部51の一部、すなわち、地方向側に配置される底側壁部53には、ターミナルユニット4の先端部を囲むコネクタシェル53aが下方へ向かって突出するように一体成形されている。
【0038】
コネクタシェル53aは、導電線の端部に設けられた相手側のコネクタシェル(コネクタ部)に嵌め合わされるコネクタ部で、外周に相手側のコネクタシェルとの位置決め用突起部53b、53cが形成されている。そして、コネクタシェル53aは、略角筒形状に形成され、ターミナルユニット4の端子台41が嵌め込まれる嵌合部を構成する。そして、閉塞壁部52の所定の場所には、出力軸22が貫通する貫通孔54aを有するボス部54が形成されている。
【0039】
次に、カバー7を図1(A)、図2および図3に基づいて詳細に説明する。このカバー7は、本発明の蓋状体であって、ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)等の電気絶縁性樹脂により一体成形されている。このカバー7は、ケース本体6の閉塞壁部52に対向して配置される蓋壁部55、およびこの蓋壁部55の外周よりケース本体6側に立設された筒状の立壁部56等を有している。
【0040】
蓋壁部55には、モータ10の外周面に対向して配され、モータ10をターミナルユニット4のターミナルホルダー33を介してケース本体6の閉塞壁部52の内面に押さえ付けるための複数個(本例では4個)の突起部55aが一体成形されている。立壁部56は、ケース本体6の外側壁部51の一端部に設けた立壁部57の内面に嵌め合わされた状態で超音波溶着される。なお、複数個の突起部55aの先端部分も超音波溶着の際にモータ10の平坦な外周面に溶着される。これにより、モータ10が固定される。
【0041】
次に、防水装置8を図1ないし図7に基づいて詳細に説明する。この防水装置8は、ケース本体6のボス部54の内周と出力軸22の外周との間に装着されたシール部材としてのOリング61、およびケース内部62とケース外部とを連通してケース内部の温度上昇を抑えるための冷却用通気通路である空気通路63等を有している。
【0042】
空気通路63は、ケース外部への開口部である外部通気孔64、ケース内部62への開口部である内部通気孔65、および外部通気孔64と内部通気孔65とを連通する通路室66等から構成されている。これらにより形成される通気経路(図7の矢印参照)によって、空気通路63は、三次元的な迷路(ラビリンス)構造とされ、限られたスペース内で外部通気孔64を大きく、通路長を長く、且つ通路断面積を大きく確保している。
【0043】
外部通気孔64は、ケース本体6の底側壁部53においてコネクタシェル53aの近傍で開口しており、例えば3mm×5mmの長方形状に形成されている。なお、外部通気孔64への水膜の形成を防止する必要があることから、外部通気孔64の小さい方の寸法、本例では高さ寸法は、最低でも2mm以上の寸法を確保することが望ましい。内部通気孔65は、通路室66とケース内部62とを区画するL字形状の区画壁部67の水平方向壁部67aと天地方向壁部67bとの交差部分のカバー7側で開口している。
【0044】
通路室66は、区画壁部67とケース本体6の閉塞壁部52および底側壁部53とカバー7の蓋壁部55とで囲まれた空間であり、内部を三次元的な迷路構造とするために通路室66の内部空間を3つの区画室66a〜66cに仕切る略コの字形状の仕切り壁部68を有している。
【0045】
区画室66aは、ケース外部への開口部である外部通気孔64に連通する第1の区画室に相当するもので、外部通気孔64と同一の通路断面積を有し、仕切り壁部68の天壁部68aおよび一対の立壁部68bと閉塞壁部52とで囲まれた長方形空間である。なお、一対の立壁部68bのうち閉塞壁部52寄りの立壁部68bには、区画室66aと区画室66bとを連通する長方形状の開口部68cが形成されている。
【0046】
区画室66bは、第1の区画室と第2の区画室とを連通する第3の区画室に相当するもので、最も閉塞壁部52寄りの空間で図示上方はカバー7の内面に設けた口の字型の突条部69内に形成された凹み部69aの内部空間も含む。区画室66cは、ケース内部62への開口部である内部通気孔65に連通する第2の区画室に相当するもので、仕切り壁部68の天壁部68aとカバー7の凹み部69aとの間に形成される空間で、内部通気孔65に連通する。なお、カバー7の凹み部69aは、通路室66の容積(通路断面積)を大きく確保するために形成されている。
したがって、空気通路63の通気経路(空気の侵入経路)は、図7に示したように、外部通気孔64→区画室66a→開口部68c→区画室66b→区画室66c→内部通気孔65→ケース内部62となる。また、空気の排出経路はその逆である。
【0047】
〔アクチュエータの作用〕
次に、この実施例の車両用ドアロック駆動装置1のアクチュエータ3の作用を図2に基づいて簡単に説明する。
【0048】
作動レバー16の施錠側トルク受け部16aが施錠側ストッパクッション23に当接するロック状態においては、位置検出スイッチ30の接触子30a、30bと第2ターミナル32のセンサ接続端子35a、35cが導通することにより、アクチュエータ3の作動レバー16の回動位置がロック位置であることを通電制御装置が検出する。このとき、集中ドアロックスイッチあるいはリモコンドアロックスイッチ等の指示手段からアンロック状態への切替信号が通電制御装置に入力されると、通電制御装置から第1ターミナル31を介してモータ10が通電され、モータ10が作動して回転軸18が回転する。
【0049】
回転軸18が回転することによりピニオンギヤ12、中間減速ギヤ13、スプリング14、カムプレート15のカム21に左回転の回転トルクが伝達されることにより、カム21から作動レバー16の解錠側トルク受け部16cに回転トルクが伝達される。これにより、作動レバー16が出力軸22を中心にして右回転して解錠側ストッパクッション24に作動レバー16の解錠側トルク受け部16bが当接する。
【0050】
このアンロック状態においては、位置検出スイッチ30の接触子30a、30bと第2ターミナル32のセンサ接続端子35b、35cが導通することにより、作動レバー16の回動位置がアンロック位置であることを通電制御装置が検出する。ここで、通電制御装置からモータ10への通電が停止されると、モータ10の作動が停止する。したがって、作動レバー16と出力軸22、出力レバー17およびロッキングレバー11を介して連結するドアロック本体2が駆動されてドアを解錠する。
【0051】
〔アクチュエータの防水装置の作用〕
次に、この実施例のアクチュエータ3(樹脂ケース5)の防水装置8の作用を図1(A)、(B)、図4ないし図7に基づいて簡単に説明する。
【0052】
降雨時や洗車時にアクチュエータ3の樹脂ケース5が被水すると、水滴が樹脂ケース5の外側壁部51を伝って地方向に存する底側壁部53に集まる。このとき、仮に底側壁部53に形成された外部通気孔64に水滴が集まると、外部通気孔64に水膜を形成しようとする。しかし、この実施例では、外部通気孔64の開口面積を2mm角より大きい3mm×5mmの面積としているので、外部通気孔64に水膜が形成されず、外部通気孔64内が水膜により塞がれてしまう恐れはない。また、空気通路63の通路断面積を外部通気孔64と同程度とすることにより、仮に外部通気孔64より通路室66内に水が浸入しても、通路室66内が水滴により塞がれてしまう恐れはない。
【0053】
そして、防水装置8の空気通路63の通路室66内を三次元的な迷路構造としている。すなわち、仮に外部通気孔64より通路室66の区画室66a内に水滴が浸入しても、通路室66内において天方向寄りで且つ水平方向に開口している開口部68cを経て区画室66b内に水滴が浸入することは非常に困難である。そして、区画室66aおよび外部通気孔64は地方向に向かって開口しているので、一旦区画室66a内に水滴が浸入しても重力により外部通気孔64から水滴が出て行く。
【0054】
また、仮に区画室66bおよび区画室66c内に水滴が浸入しても、通路室66内において最も天方向寄りで、つまり区画壁部67の水平方向壁部67aと天地方向壁部67bとの交差部分で、開口している内部通気孔65からケース内部62内に水滴が浸入することは非常に困難である。
【0055】
以上のように、防水装置8の空気通路63の通路室66内を三次元的な迷路構造としているので、空気通路を二次元的な迷路構造としたものと比較して、限られたスペース内で通路室66内の通路長を非常に長くできると共に、外部通気孔64より通路室66内に浸入した水滴が重力や仕切り壁部68等の障害に逆らって内部通気孔65に到達することは非常に困難である。
【0056】
したがって、車両用ドアロック駆動装置1を温度環境の変化の激しい所に配置し、周囲の温度変化に伴ってケース内部62に負圧が生じて、空気通路63を介して空気を吸い込む際に、仮に外部通気孔64や通路室66の一部に水膜が形成されていても、防水装置8の空気通路63の通路室66内を三次元的な迷路構造としたので、空気の代わりに水滴がケース内部62に吸い込まれることはない。したがって、外部通気孔64に集まった水滴は、外部通気孔64より地方向に存するコネクタシェル53aに伝わった後に樹脂ケース5から落下していく。
【0057】
〔実施例の効果〕
以上のように、車両用ドアロック駆動装置1のアクチュエータ3の防水装置8によれば、空気通路63を通ってケース内部62に水が浸入することを確実に阻止できるので、樹脂ケース5の防水性が向上する。これにより、ケース内部62に水が溜まることを防止できるので、アクチュエータ3の作動不良、例えばモータ10、位置検出スイッチ30または第1、第2ターミナル31、32の絶縁不良や、カムプレート15または作動レバー16の作動不良を抑制できる。また、限られたスペース内で空気通路63の通路長を長くでき、外部通気孔64を大きく確保でき、且つ空気通路63の通路断面積を大きく確保できるので、空気通路63の省スペース化を図ることができる。
【0058】
そして、空気通路63をケース本体6とカバー7との間に形成し、且つカバー7の内面に凹み部69aを設けることにより、空気通路63の通路断面積をより大きく確保することができる。それによって、限られたスペース内で空気通路63の通路断面積をより大きく確保できるので、ケース内部62への水の浸入が更に困難となる。
【0059】
〔変形例〕
この実施例では、集中ドアロックスイッチ等の指示手段を用いてドアロック本体2のロック状態、アンロック状態への切り替えを指示したが、リモートコントローラ等の指示手段を用いてドアロック本体2のロック状態、アンロック状態への切り替えを指示しても良い。また、ドアのキーシリンダ内にキーを差し込んでキーを回動させることにより、ドアロック本体2のロック状態、アンロック状態への切り替えを指示しても良い。
【0060】
この実施例では、本発明を車両(特に自動車)用ドアロック駆動装置1のアクチュエータ3の防水装置8に適用したが、本発明を車両のトランクリッドの施錠または解錠を行うトランクリッド駆動装置のアクチュエータ用防水装置に利用しても良い。また、本発明を自動車以外の車両のドアの施錠または解錠を行う車両用ドアロック駆動装置のアクチュエータ用防水装置や、建築構造物のドアの施錠または解錠を行う建築物用ドアロック駆動装置のアクチュエータ用防水装置に用いても良い。さらに、ドアロック駆動装置を除くその他のアクチュエータ用防水装置、さらには電子回路、スイッチ等、防水性を必要とするあらゆる装置に用いても良い。
【0061】
この実施例では、アクチュエータ3を、モータ10、ピニオンギヤ12、中間減速ギヤ13、スプリング14、カムプレート15、作動レバー16および出力レバー17等から構成したが、アクチュエータ3をモータ10のみで構成しても良い。また、アクチュエータを実施例のものよりも多い伝達部品により構成しても良い。さらに、アクチュエータとして回転方向の往復出力を生ずるアクチュエータを用いるだけでなく、直線方向の往復出力を生ずるアクチュエータを用いても良い。
【0062】
この実施例では、外部通気孔64を樹脂ケース5のケース本体6において地方向に向かって開口させたが、外部通気孔64を樹脂ケース5のケース本体6またはカバー7においてどの方向に向かって開口させても良い。また、通路室66の側壁を傾斜させて区画室66bや区画室66cに溜まった水をケース外部へ排水できるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はカバーの裏面形状を示した斜視図で、(B)はケース本体の迷路構造を示した斜視図である(実施例)。
【図2】(A)は車両用ドアロック駆動装置の全体構造を示した平面図で、(B)は防水コネクタを示した正面図である(実施例)。
【図3】車両用ドアロック駆動装置の全体構造を示した断面図である(実施例)。
【図4】ケース本体の迷路構造を示した斜視図である(実施例)。
【図5】図4のA−A断面図である(実施例)。
【図6】図4のB−B断面図である(実施例)。
【図7】空気通路の通気経路を示した説明図である(実施例)。
【符号の説明】
1 車両用ドアロック駆動装置(駆動機構用防水装置)
2 ドアロック本体
3 アクチュエータ
5 樹脂ケース
6 ケース本体
7 カバー
8 防水装置
10 モータ
62 ケース内部
63 空気通路
64 外部通気孔(ケース外部への開口部)
65 内部通気孔
66 通路室

Claims (3)

  1. 往復方向または回転方向の出力を生ずるアクチュエータと、このアクチュエータを収容する箱体形状のケースと、前記ケース外部と前記ケース内部とを連通する空気通路とを備えた駆動機構であって、
    前記空気通路は、前記ケース外部への開口部である外部通気孔、前記ケース内部への開口部である内部通気孔、および前記外部通気孔と前記内部通気孔とを連通する通路室を有し、
    前記通路室は、前記通路室の内部空間を3つの区画室に仕切る仕切り壁部を有し、
    記3つの区画室は、前記外部通気孔に連通する第1の区画室と、前記内部通気孔に連通する第2の区画室と、前記第1の区画室と前記第2の区画室とを連通する第3の区画室とからなり、
    前記第1の区画室と前記第2の区画室および前記第3の区画室は、それぞれが他の2つの区画室と隣接し、
    前記第1の区画室と前記第2の区画室とは、前記第3の区画室を中間に介してのみ連通し、前記第1の区画室と前記第3の区画室とを連通する開口部の開口する方向、および前記第2の区画室と前記第3の区画室とを連通する開口部の開口する方向が、それぞれ前記外部通気孔の開口方向および前記内部通気孔の開口方向とは異なる方向とすることで、前記通路室内を三次元的に屈曲した迷路構造としたことを特徴とする駆動機構用防水装置。
  2. 請求項1に記載の駆動機構用防水装置において、
    記仕切り壁部は、略コの字状であり、
    前記第1の区画室および前記外部通気孔は、地方向に向かって開口しており、
    前記第1の区画室と前記第3の区画室とを連通する開口部は、前記通路室内において前記外部通気孔に対して天方向寄りで、且つ水平方向に開口しており、
    前記内部通気孔は、前記通路室内において最も天方向寄りで開口していることを特徴とする駆動機構用防水装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の駆動機構用防水装置において、
    前記ケースは、少なくとも一端に開口部分が設けられた樹脂製の筒状体と、この筒状体の開口部分を閉塞する樹脂製の蓋状体を有し、
    前記空気通路は、前記筒状体と前記蓋状体との間に形成されたことを特徴とする駆動機構用防水装置。
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