JPH09112101A - 駆動機構用防水装置 - Google Patents

駆動機構用防水装置

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JPH09112101A
JPH09112101A JP26527795A JP26527795A JPH09112101A JP H09112101 A JPH09112101 A JP H09112101A JP 26527795 A JP26527795 A JP 26527795A JP 26527795 A JP26527795 A JP 26527795A JP H09112101 A JPH09112101 A JP H09112101A
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passage
actuator
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂ケース5の防水性を向上することによ
り、アクチュエータ3の作動不良を防止すると共に、空
気通路63の省スペース化を図ることが可能なドアロッ
ク駆動装置用アクチュエータ3の防水装置8を得る。 【解決手段】 箱体形状の樹脂ケース5を構成するケー
ス本体6とカバー7との間に、底側壁部53に外部通気
孔64を開口した空気通路63を形成した。そして、樹
脂ケース5内に形成される通路室66を三次元的な迷路
構造とすることにより、限られたスペース内で通路長を
長く確保し、且つ限られたスペース内で外部通気孔64
の開口面積を大きくした。そして、カバー7の内面に凹
み部69aを設けることにより、空気通路63の通路断
面積を大きく確保した。それによって、ケース内部62
が負圧となって空気通路63を介して呼吸作用を行う際
に空気通路63を通って水滴がケース内部62に浸入す
ることを阻止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ケース内部への
水の浸入を防止した駆動機構用防水装置に関するもの
で、特にドアの施錠、解錠を行うドアロック本体を駆動
するドアロック駆動装置用駆動機構用防水装置に係わ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばドアロック駆動装置用
アクチュエータは、ケースが密閉ケースであると、夏期
等ではケースが被水すると、ケース内部とケース外部と
の温度差により気圧差が生じ、ケース本体とカバーとの
間から水がケース内部に吸い込まれてしまう。これを防
止する目的で、従来より、ケースにはケース内部とケー
ス外部とを連通してケース内部の温度上昇を抑えるよう
にするために通気孔が形成されているが、その通気孔を
設けているために降雨時または洗車時に通気孔からケー
ス内部に水が浸入するという不具合が生じていた。
【0003】そこで、上記の不具合を解消する目的で、
実公平6−1453号公報においては、アクチュエータ
のケースに穿設した通気孔を囲むように所定の長さを有
する垂直筒部をケースに一体成形したドアロック駆動装
置用アクチュエータの防水構造(第1従来例)が記載さ
れている。また、特開平5−311936号公報におい
ては、上記の垂直筒部の下端を全面開放したドアロック
駆動装置用アクチュエータの防水構造(第2従来例)が
記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のドア
ロック駆動装置用アクチュエータの防水構造において
は、通気孔が二次元的な迷路構造とされているので、限
られたスペース内での通気孔の通路長が短くなり、水滴
が浸入し易い。また、ケース外部へ向かって開口した通
気孔の開口面積が垂直筒部の開放面積に対して非常に小
さいので、垂直筒部の内壁面を伝って水滴が通気孔に到
達すると通気孔を覆うように水膜が形成されてしまう。
さらに、垂直筒部の通路断面積が小さいので、垂直筒部
内に水滴が浸入してしまうと、水滴が毛細管現象により
垂直筒部の通路を塞いでしまう。
【0005】したがって、このようなドアロック駆動装
置用アクチュエータを、他の箇所と比較して温度環境の
変化が激しい場所に配置した場合には、周囲の温度変化
に伴って、ケース内部の空気が収縮と膨張を繰り返すこ
とになり、ケース内部とケース外部との間で気圧差が生
じる。このため、ドアロック駆動装置用アクチュエータ
が冷え、ケース内部の空気が収縮して負圧が生じると、
その負圧に見合う量の空気を吸い込む。このような呼吸
作用が生じた際に、通気孔に水膜が形成されていたり、
垂直筒部の通路内が水滴により塞がれていたりすると、
空気の代わりにケース内部に水を吸い込んでしまう可能
性がある。その結果、ケース内部に浸入した水がケース
内部に溜ってしまい、ケース内部に収容されたアクチュ
エータの作動不良を引き起こすという問題が生じてい
る。
【0006】この発明は、上記問題を解決するためにな
されたもので、ケースの防水性を向上することにより、
アクチュエータの作動不良を防止することが可能な駆動
機構用防水装置を得ることを目的とする。また、空気通
路の省スペース化を図ることが可能な駆動機構用防水装
置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、ケース外部への開口部を大きく確保することに
より、ケース外部への開口部に水滴が到達しても、その
開口部に水膜が形成され難くなる。また、空気通路を三
次元的な迷路構造としているので、空気通路を二次元的
な迷路構造としたものと比較しても、空気通路の通路長
を非常に長くすることができる。これにより、仮に空気
通路の通路断面積が小さくて水滴により空気通路が塞が
れており、ケース内部に負圧が生じて、空気通路を介し
て空気を吸い込もうとしても、水滴は空気通路内に留ま
り、ケース内部への水の浸入を確実に阻止できる。この
結果、ケースの防水性が向上することにより、ケース内
部に水が溜まることを阻止できるので、アクチュエータ
の作動不良を防止できるという効果が得られる。また、
限られたスペース内で空気通路の通路長を長くできるの
で、空気通路の省スペース化を図ることができるという
効果が得られる。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、空気通路
の通路断面積を大きく確保することにより、空気通路内
に水が浸入しても毛細管現象により空気通路内が水滴で
塞がれ難くなる。また、空気通路を三次元的な迷路構造
としているので、空気通路を二次元的な迷路構造とした
ものと比較しても、空気通路の通路長を非常に長くする
ことができる。これにより、仮にケース外部への開口部
の開口面積が小さく、水膜によりその開口部が塞がれて
おり、ケース内部に負圧が生じて、空気通路を介して空
気を吸い込もうとしても、水滴は空気通路内に留まり、
ケース内部への水の浸入を確実に阻止できる。この結
果、ケースの防水性が向上することにより、ケース内部
に水が溜まることを防止できるので、アクチュエータの
作動不良を防止できるという効果が得られる。また、限
られたスペース内で空気通路の通路長を長くでき、且つ
通路断面積を大きく確保できるので、空気通路の省スペ
ース化を図ることができるという効果が得られる。
【0009】請求項3に記載の発明によれば、空気通路
を筒状体と蓋状体との間に形成することにより、蓋状体
の筒状体側を凹ませる等することで、空気通路の通路長
をより長く確保できる。あるいは、空気通路の通路断面
積をより大きく確保することができる。それによって、
ケース内部への水の浸入が更に困難となるという効果が
得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
〔実施例の構成〕図1ないし図7はこの発明の駆動機構
用防水装置を車両用ドアロック駆動装置に適用した第1
実施例を示したもので、図1(A)、(B)はケース本
体とカバーの迷路構造を示した図で、図2および図3は
その車両用ドアロック駆動装置の全体構造を示した図で
ある。
【0011】車両用ドアロック駆動装置1は、車両(特
に自動車)に設けられたドアの施錠または解錠を行うド
アロック本体2を作動させるためのアクチュエータ3
と、このアクチュエータ3の内部電気部品と外部電気部
品とを電気的に接続するためのターミナルユニット4
と、アクチュエータ3を収容する樹脂ケース5とから構
成されている。
【0012】次に、ドアロック本体2を図2および図3
に基づいて簡単に説明する。このドアロック本体2は、
ドアのアウタパネルとインナパネルとの間に取り付けら
れたラッチ(図示せず)、およびセンタボデーピラーに
取り付けられ、ラッチと噛み合うストライカ(図示せ
ず)等から構成されている。そして、ドアロック本体2
は、施錠、解錠を司るロッキングレバー11を介して車
両用ドアロック駆動装置1と連結されている。
【0013】ロッキングレバー11は、ドアロック本体
2に設けられた支点軸2aを中心としてドアを施錠する
ロック位置とドアを解錠するアンロック位置との間で回
動可能に設けられて、車両用ドアロック駆動装置1によ
り回動操作される。なお、車両用ドアロック駆動装置1
は、ロッキングレバー11との間に装着されたターンオ
ーバスプリング2bの作用により、作動途中で負荷が反
転して車両用ドアロック駆動装置1をその駆動方向に付
勢する特性を有する。
【0014】次に、アクチュエータ3を図2および図3
に基づいて簡単に説明する。このアクチュエータ3は、
正逆回転可能なモータ10、このモータ10により回転
駆動されるピニオンギヤ12、このピニオンギヤ12と
噛み合って回転する中間減速ギヤ13、この中間減速ギ
ヤ13に装着されたコイルスプリング(以下スプリング
と略す)14、このスプリング14を介して中間減速ギ
ヤ13の回転力が伝達されるカムプレート15、このカ
ムプレート15の回転トルクを受けて作動する作動レバ
ー16、およびこの作動レバー16と連動する出力レバ
ー17等から構成されるドアロック駆動機構である。
【0015】モータ10は、駆動手段であって、ターミ
ナルユニット4を介して通電され、施錠時と解錠時とで
回転軸18の回動方向が反転する。その回転軸18の先
端部は、ピニオンギヤ12の空回りを防ぐために略D字
断面を有する。そして、モータ10には、後記するター
ミナルユニット4のモータ接続端子(図示せず)が凹凸
嵌合して機械的に接続することにより電気的な接続を図
る雌型モータ給電端子19a、19bを内蔵している。
【0016】ピニオンギヤ12は、回転部材であって、
樹脂により一体成形され、モータ10の回転軸18に着
脱自在に固定されて回転軸18と一体的に回転する円筒
ウォームである。なお、ピニオンギヤ12には、回転軸
18の先端部を差し込む略D字型の軸挿入穴(図示せ
ず)が形成されている。
【0017】中間減速ギヤ13は、回転部材であって、
樹脂により一体成形され、回転中心を成すシャフト20
に回転自在に嵌合するボス部13a、ピニオンギヤ12
と噛み合う円筒状の噛合部13b、およびこの噛合部1
3bの内周で軸方向(シャフト20と平行方向)に沿っ
て円弧状に突設された係止壁13c等から構成された円
筒ウォームホイールである。シャフト20は、モータ1
0の回転軸18と直交した状態で上下方向に延ばされ、
両端部が樹脂ケース5にそれぞれ圧入固定されている。
【0018】スプリング14は、付勢手段であって、中
間減速ギヤ13の噛合部13bと係止壁13cとの間を
通って噛合部13bの内周面に沿って配置されると共
に、両端部が内周側(中心方向)へ折り曲げられて、そ
の両端部の間に中間減速ギヤ13の係止壁13cが挿入
された状態で中間減速ギヤ13に装着されている。
【0019】カムプレート15は、トルク伝達手段であ
って、樹脂により一体成形され、中間減速ギヤ13の噛
合部13bの開口部分に嵌め込まれ、シャフト20に回
転自在に嵌め合わされている。カムプレート15の中央
部には、シャフト20より径方向に延びる所定の形状の
カム21が一体成形されている。カム21は、作動レバ
ー16に当接することにより作動レバー16をロック位
置側またはアンロック位置側へ移動させる。
【0020】作動レバー16は、ポリプロピレン樹脂
(PP樹脂)等の電気絶縁性樹脂により一体成形され、
その一端部にインサート成形された出力軸22を備え、
この出力軸22を回動中心として、2個の施錠側、解錠
側ストッパクッション(作動レバー規制手段)23、2
4によって規制される所定の回動範囲内で回動可能に設
けられている。出力軸22は、モータ10の回転軸18
と直交した状態で、且つシャフト20と同一方向に延ば
され、両端部が樹脂ケース5にそれぞれ回転自在に支持
されている。
【0021】施錠側、解錠側ストッパクッション23、
24は、シャフト20と出力軸22とを結ぶ直線に対し
て対称位置に設けられている。これらの施錠側、解錠側
ストッパクッション23、24は、後記するターミナル
ユニット4のターミナルホルダー33の板厚方向に延長
され、アクチュエータ3の一部(本例では作動レバー1
6)が当接した時の衝撃を吸収できるように弾性部材
(例えばゴム)により円柱形状に形成されている。な
お、解錠側ストッパクッション24は、樹脂ケース5と
共にターミナルユニット4の上下方向の移動を規制する
ターミナル規制手段も構成する。
【0022】この作動レバー16は、カムプレート15
の一部と重なり合うように設けられ、且つ出力軸22を
中心として略扇状に拡がる先端に施錠側、解錠側トルク
受け部16a、16bが設けられている。そして、作動
レバー16は、これらの施錠側、解錠側トルク受け部1
6a、16bがカムプレート15の回転に伴ってカム2
1の側壁面に摺接しながらカム形状に従って移動するこ
とにより、出力軸22を回動中心としてロック位置(施
錠位置)とアンロック位置(解錠位置)との間で回転す
る。
【0023】施錠側トルク受け部16aは、ドアロック
本体2によりドアを施錠する時にカム21の回転トルク
を受ける。解錠側トルク受け部16bは、ドアロック本
体2によりドアを解錠する時にカム21の回転トルクを
受ける。そして、施錠側、解錠側トルク受け部16a、
16b間には、カム21との干渉を防止するために湾曲
状の窪み部16cが形成されている。
【0024】施錠側、解錠側トルク受け部16a、16
bより連続する外壁面は、作動レバー16がロック位置
またはアンロック位置に回転した時にカム21の回動軌
跡内に入り込み、カム21の側壁面が当接することでカ
ムプレート15の回転を規制するストッパ壁として機能
する。各ストッパ壁より連なる作動レバー16の側壁面
は、ロック位置またはアンロック位置へ回転した時に、
施錠側、解錠側ストッパクッション23、24に当接し
て係止される。
【0025】出力レバー17は、一端部に開けられた嵌
合孔17aが出力軸22の下端部に形成された嵌合部2
2aに係止されて、作動レバー16と一体的に回転す
る。この出力レバー17の他端部は係止ピン17bを介
してドアロック本体2のロッキングレバー11に連結さ
れている。
【0026】次に、ターミナルユニット4を図2および
図3に基づいて簡単に説明する。このターミナルユニッ
ト4は、モータ10および位置検出スイッチ30と外部
に設けられた通電制御装置(図示せず)とを電気的に接
続するもので、第1ターミナル31、第2ターミナル3
2、およびターミナルホルダー33を一体化した樹脂一
体プレスターミナルである。
【0027】位置検出スイッチ30は、図2および図3
に示したように、二股形状に形成され、作動レバー16
のアンロック位置側の裏面に超音波かしめ等の手段を用
いて取り付けられ、第2ターミナル32と摺接する接触
子30a、30bを有する位置センサである。
【0028】第1ターミナル31は、2本線の略L字形
状に形成され、モータ10に電気的に接続されるモータ
接続端子(図示せず)、および後記する樹脂ケース5の
コネクタシェル53a内に配される外部入力端子34
a、34bを一体的に構成したリードフレームである。
外部入力端子34a、34bは、通電制御装置側(相手
側)のコネクタシェル内の第1外部接続端子(図示せ
ず)と機械的に接続するコネクタピンを構成する。
【0029】第2ターミナル32は、3本線の略一文字
形状に形成され、位置検出スイッチ30に電気的に接続
されるセンサ接続端子35a〜35c、および後記する
樹脂ケース5のコネクタシェル53a内に配される外部
出力端子36a〜36cを一体的に構成したリードフレ
ームである。センサ接続端子35a〜35cの上面で
は、図2および図3に示したように、位置検出スイッチ
30の接触子30a、30bが摺動する。
【0030】なお、位置検出スイッチ30の接触子30
a、30bとセンサ接続端子35a、35cとが導通し
た場合には、アクチュエータ3の作動レバー16の回動
位置がロック位置となる。また、位置検出スイッチ30
の接触子30a、30bとセンサ接続端子35b、35
cとが導通した場合には、アクチュエータ3の作動レバ
ー16の回動位置がアンロック位置となる。外部出力端
子36a〜36cは、通電制御装置側(相手側)のコネ
クタシェル内の第2外部接続端子(図示せず)と機械的
に接続するコネクタピンを構成する。
【0031】ターミナルホルダー33は、図1ないし図
2(A)、(B)に示したように、ポリアセタール樹脂
(POM樹脂)やポリプロピレン樹脂(PP樹脂)等の
電気絶縁性樹脂により一体成形され、後記するケース本
体6の閉塞壁部52上に載置されている。このターミナ
ルホルダー33は、第1、第2ターミナル31、32を
インサート成形することにより第1、第2ターミナル3
1、32を保持している。
【0032】このターミナルホルダー33は、図2に示
したように、略T字形状に形成され、先端部に設けられ
た端子台41、モータ10の大部分を保持するモータ保
持部42、および解錠側ストッパクッション24を保持
するストッパ保持部43等を一体成形している。また、
ターミナルホルダー33の端子台41に対して逆側端部
表面では、センサ接続端子35a〜35cが露出してい
る。端子台41は、後記する樹脂ケース5のコネクタシ
ェル53a、第1ターミナル31の外部入力端子34
a、34bおよび第2ターミナル32の外部出力端子3
6a〜36cと共に、車両用ドアロック駆動装置1の防
水コネクタ44を構成する。
【0033】端子台41は、先端面より外部入力端子3
4a、34bおよび外部出力端子36a〜36cが突出
するように第1、第2ターミナル31、32を保持して
いる。そして、端子台41は、略方形状に形成され、外
周面がコネクタシェル53aの内周面に当接するように
コネクタシェル53a内に嵌め込まれている。そして、
端子台41の先端面からは、外部入力端子34a、34
bの突出部分の周囲と外部出力端子36a〜36cの突
出部分の周囲とを仕切ることにより、外部入力端子34
a、34bと外部出力端子36a〜36cとを電気的に
絶縁する仕切り壁41aが突出している。
【0034】通電制御装置は、位置検出スイッチ30か
ら第2ターミナル32を介して電気信号を入力すると、
回路の切り替えにより第1ターミナル31を介して行わ
れるモータ10への通電および通電の停止を制御する通
電制御手段である。モータ10への通電停止は、例えば
端子間ショートによりなされる。なお、通電制御装置
は、車速検知式または手動操作式の集中ドアロックスイ
ッチ(車速感応スイッチまたは手動操作スイッチ)ある
いはリモコンドアロックスイッチ等の指示手段の設定状
態(ロック状態、アンロック状態)に応じた指示信号
(切替信号)に基づいてモータ10への通電を行う。
【0035】次に、樹脂ケース5を図1ないし図7に基
づいて詳細に説明する。この樹脂ケース5は、箱体形状
に形成され、アクチュエータ3およびターミナルユニッ
ト4を収容するケース本体6、このケース本体6の開口
部分を塞ぐカバー7、およびケース内部への水の浸入を
防止する防水装置8等から構成されている。
【0036】先ず、ケース本体6を図1(B)、図2な
いし図7に基づいて詳細に説明する。このケース本体6
は、本発明の筒状体であって、ポリプロピレン樹脂(P
P樹脂)等の電気絶縁性樹脂により容器形状となるよう
に一体成形されている。このケース本体6は、一端が開
口し、アクチュエータ3の周囲を取り囲む筒状の外側壁
部51、およびこの外側壁部51の他端を閉塞する閉塞
壁部52を有している。
【0037】ケース本体6の外側壁部51の所定の場所
にはドアに締結ボルト(図示せず)により取り付けるた
めの締結穴51aが複数個形成されている。また、外側
壁部51の一部、すなわち、地方向側に配置される底側
壁部53には、ターミナルユニット4の先端部を囲むコ
ネクタシェル53aが下方へ向かって突出するように一
体成形されている。
【0038】コネクタシェル53aは、導電線の端部に
設けられた相手側のコネクタシェル(コネクタ部)に嵌
め合わされるコネクタ部で、外周に相手側のコネクタシ
ェルとの位置決め用突起部53b、53cが形成されて
いる。そして、コネクタシェル53aは、略角筒形状に
形成され、ターミナルユニット4の端子台41が嵌め込
まれる嵌合部を構成する。そして、閉塞壁部52の所定
の場所には、出力軸22が貫通する貫通孔54aを有す
るボス部54が形成されている。
【0039】次に、カバー7を図1(A)、図2および
図3に基づいて詳細に説明する。このカバー7は、本発
明の蓋状体であって、ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)
等の電気絶縁性樹脂により一体成形されている。このカ
バー7は、ケース本体6の閉塞壁部52に対向して配置
される蓋壁部55、およびこの蓋壁部55の外周よりケ
ース本体6側に立設された筒状の立壁部56等を有して
いる。
【0040】蓋壁部55には、モータ10の外周面に対
向して配され、モータ10をターミナルユニット4のタ
ーミナルホルダー33を介してケース本体6の閉塞壁部
52の内面に押さえ付けるための複数個(本例では4
個)の突起部55aが一体成形されている。立壁部56
は、ケース本体6の外側壁部51の一端部に設けた立壁
部57の内面に嵌め合わされた状態で超音波溶着され
る。なお、複数個の突起部55aの先端部分も超音波溶
着の際にモータ10の平坦な外周面に溶着される。これ
により、モータ10が固定される。
【0041】次に、防水装置8を図1ないし図7に基づ
いて詳細に説明する。この防水装置8は、ケース本体6
のボス部54の内周と出力軸22の外周との間に装着さ
れたシール部材としてのOリング61、およびケース内
部62とケース外部とを連通してケース内部の温度上昇
を抑えるための冷却用通気通路である空気通路63等を
有している。
【0042】空気通路63は、ケース外部への開口部で
ある外部通気孔64、ケース内部62への開口部である
内部通気孔65、および外部通気孔64と内部通気孔6
5とを連通する通路室66等から構成されている。これ
らにより形成される通気経路(図7の矢印参照)によっ
て、空気通路63は、三次元的な迷路(ラビリンス)構
造とされ、限られたスペース内で外部通気孔64を大き
く、通路長を長く、且つ通路断面積を大きく確保してい
る。
【0043】外部通気孔64は、ケース本体6の底側壁
部53においてコネクタシェル53aの近傍で開口して
おり、例えば3mm×5mmの長方形状に形成されている。
なお、外部通気孔64への水膜の形成を防止する必要が
あることから、外部通気孔64の小さい方の寸法、本例
では高さ寸法は、最低でも2mm以上の寸法を確保するこ
とが望ましい。内部通気孔65は、通路室66とケース
内部62とを区画するL字形状の区画壁部67の水平方
向壁部67aと天地方向壁部67bとの交差部分のカバ
ー7側で開口している。
【0044】通路室66は、区画壁部67とケース本体
6の閉塞壁部52および底側壁部53とカバー7の蓋壁
部55とで囲まれた空間であり、内部を三次元的な迷路
構造とするために通路室66の内部空間を少なくとも3
つの区画室66a〜66cに仕切る略コの字形状の仕切
り壁部68を有している。
【0045】区画室66aは、外部通気孔64と同一の
通路断面積を有し、仕切り壁部68の天壁部68aおよ
び一対の立壁部68bと閉塞壁部52とで囲まれた長方
形空間である。なお、一対の立壁部68bのうち閉塞壁
部52寄りの立壁部68bには、区画室66aと区画室
66bとを連通する長方形状の開口部68cが形成され
ている。
【0046】区画室66bは、最も閉塞壁部52寄りの
空間で図示上方はカバー7の内面に設けた口の字型の突
条部69内に形成された凹み部69aの内部空間も含
む。区画室66cは、仕切り壁部68の天壁部68aと
カバー7の凹み部69aとの間に形成される空間で、内
部通気孔65に連通する。なお、カバー7の凹み部69
aは、通路室66の容積(通路断面積)を大きく確保す
るために形成されている。したがって、空気通路63の
通気経路(空気の侵入経路)は、図7に示したように、
外部通気孔64→区画室66a→開口部68c→区画室
66b→区画室66c→内部通気孔65→ケース内部6
2となる。また、空気の排出経路はその逆である。
【0047】〔アクチュエータの作用〕次に、この実施
例の車両用ドアロック駆動装置1のアクチュエータ3の
作用を図2に基づいて簡単に説明する。
【0048】作動レバー16の施錠側トルク受け部16
aが施錠側ストッパクッション23に当接するロック状
態においては、位置検出スイッチ30の接触子30a、
30bと第2ターミナル32のセンサ接続端子35a、
35cが導通することにより、アクチュエータ3の作動
レバー16の回動位置がロック位置であることを通電制
御装置が検出する。このとき、集中ドアロックスイッチ
あるいはリモコンドアロックスイッチ等の指示手段から
アンロック状態への切替信号が通電制御装置に入力され
ると、通電制御装置から第1ターミナル31を介してモ
ータ10が通電され、モータ10が作動して回転軸18
が回転する。
【0049】回転軸18が回転することによりピニオン
ギヤ12、中間減速ギヤ13、スプリング14、カムプ
レート15のカム21に左回転の回転トルクが伝達され
ることにより、カム21から作動レバー16の解錠側ト
ルク受け部16cに回転トルクが伝達される。これによ
り、作動レバー16が出力軸22を中心にして右回転し
て解錠側ストッパクッション24に作動レバー16の解
錠側トルク受け部16bが当接する。
【0050】このアンロック状態においては、位置検出
スイッチ30の接触子30a、30bと第2ターミナル
32のセンサ接続端子35b、35cが導通することに
より、作動レバー16の回動位置がアンロック位置であ
ることを通電制御装置が検出する。ここで、通電制御装
置からモータ10への通電が停止されると、モータ10
の作動が停止する。したがって、作動レバー16と出力
軸22、出力レバー17およびロッキングレバー11を
介して連結するドアロック本体2が駆動されてドアを解
錠する。
【0051】〔アクチュエータの防水装置の作用〕次
に、この実施例のアクチュエータ3(樹脂ケース5)の
防水装置8の作用を図1(A)、(B)、図4ないし図
7に基づいて簡単に説明する。
【0052】降雨時や洗車時にアクチュエータ3の樹脂
ケース5が被水すると、水滴が樹脂ケース5の外側壁部
51を伝って地方向に存する底側壁部53に集まる。こ
のとき、仮に底側壁部53に形成された外部通気孔64
に水滴が集まると、外部通気孔64に水膜を形成しよう
とする。しかし、この実施例では、外部通気孔64の開
口面積を2mm角より大きい3mm×5mmの面積としている
ので、外部通気孔64に水膜が形成されず、外部通気孔
64内が水膜により塞がれてしまう恐れはない。また、
空気通路63の通路断面積を外部通気孔64と同程度と
することにより、仮に外部通気孔64より通路室66内
に水が浸入しても、通路室66内が水滴により塞がれて
しまう恐れはない。
【0053】そして、防水装置8の空気通路63を三次
元的な迷路構造としている。すなわち、仮に外部通気孔
64より通路室66の区画室66a内に水滴が浸入して
も、通路室66内において天方向寄りで且つ水平方向に
開口している開口部68cを経て区画室66b内に水滴
が浸入することは非常に困難である。そして、区画室6
6aおよび外部通気孔64は地方向に向かって開口して
いるので、一旦区画室66a内に水滴が浸入しても重力
により外部通気孔64から水滴が出て行く。
【0054】また、仮に区画室66bおよび区画室66
c内に水滴が浸入しても、通路室66内において最も天
方向寄りで、つまり区画壁部67の水平方向壁部67a
と天地方向壁部67bとの交差部分で、開口している内
部通気孔65をケース内部62内に水滴が浸入すること
は非常に困難である。
【0055】以上のように、通路室66内を三次元的な
迷路構造としているので、空気通路を二次元的な迷路構
造としたものと比較して、通路室66内の通路長を非常
に長くなると共に、外部通気孔64より通路室66内に
浸入した水滴が重力や仕切り壁部68等の障害に逆らっ
て内部通気孔65に到達することは非常に困難である。
【0056】したがって、車両用ドアロック駆動装置1
を温度環境の変化の激しい所に配置し、周囲の温度変化
に伴ってケース内部62に負圧が生じて、空気通路63
を介して空気を吸い込む際に、仮に外部通気孔64や通
路室66の一部に水膜が形成されていても、通路室66
内の三次元的な迷路構造によって、空気の代わりに水滴
がケース内部62に吸い込まれることはない。したがっ
て、外部通気孔64に集まった水滴は、外部通気孔64
より地方向に存するコネクタシェル53aに伝わった後
に樹脂ケース5から落下していく。
【0057】〔実施例の効果〕以上のように、車両用ド
アロック駆動装置1のアクチュエータ3の防水装置8に
よれば、空気通路63を通ってケース内部62に水が浸
入することを確実に阻止できるので、樹脂ケース5の防
水性が向上する。これにより、ケース内部62に水が溜
まることを防止できるので、アクチュエータ3の作動不
良、例えばモータ10、位置検出スイッチ30または第
1、第2ターミナル31、32の絶縁不良や、カムプレ
ート15または作動レバー16の作動不良を抑制でき
る。また、限られたスペース内で空気通路63の通路長
を長くでき、外部通気孔64を大きく確保でき、且つ空
気通路63の通路断面積を大きく確保できるので、空気
通路63の省スペース化を図ることができる。
【0058】そして、空気通路63をケース本体6とカ
バー7との間に形成し、且つカバー7の内面に凹み部6
9aを設けることにより、空気通路63の通路断面積を
より大きく確保することができる。それによって、限ら
れたスペース内で空気通路63の通路断面積をより大き
く確保できるので、ケース内部62への水の浸入が更に
困難となる。
【0059】〔変形例〕この実施例では、集中ドアロッ
クスイッチ等の指示手段を用いてドアロック本体2のロ
ック状態、アンロック状態への切り替えを指示したが、
リモートコントローラ等の指示手段を用いてドアロック
本体2のロック状態、アンロック状態への切り替えを指
示しても良い。また、ドアのキーシリンダ内にキーを差
し込んでキーを回動させることにより、ドアロック本体
2のロック状態、アンロック状態への切り替えを指示し
ても良い。
【0060】この実施例では、本発明を車両(特に自動
車)用ドアロック駆動装置1のアクチュエータ3の防水
装置8に適用したが、本発明を車両のトランクリッドの
施錠または解錠を行うトランクリッド駆動装置のアクチ
ュエータ用防水装置に利用しても良い。また、本発明を
自動車以外の車両のドアの施錠または解錠を行う車両用
ドアロック駆動装置のアクチュエータ用防水装置や、建
築構造物のドアの施錠または解錠を行う建築物用ドアロ
ック駆動装置のアクチュエータ用防水装置に用いても良
い。さらに、ドアロック駆動装置を除くその他のアクチ
ュエータ用防水装置、さらには電子回路、スイッチ等、
防水性を必要とするあらゆる装置に用いても良い。
【0061】この実施例では、アクチュエータ3を、モ
ータ10、ピニオンギヤ12、中間減速ギヤ13、スプ
リング14、カムプレート15、作動レバー16および
出力レバー17等から構成したが、アクチュエータ3を
モータ10のみで構成しても良い。また、アクチュエー
タを実施例のものよりも多い伝達部品により構成しても
良い。さらに、アクチュエータとして回転方向の往復出
力を生ずるアクチュエータを用いるだけでなく、直線方
向の往復出力を生ずるアクチュエータを用いても良い。
【0062】この実施例では、外部通気孔64を樹脂ケ
ース5のケース本体6において地方向に向かって開口さ
せたが、外部通気孔64を樹脂ケース5のケース本体6
またはカバー7においてどの方向に向かって開口させて
も良い。また、通路室66の側壁を傾斜させて区画室6
6bや区画室66cに溜まった水をケース外部へ排水で
きるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はカバーの裏面形状を示した斜視図で、
(B)はケース本体の迷路構造を示した斜視図である
(実施例)。
【図2】(A)は車両用ドアロック駆動装置の全体構造
を示した平面図で、(B)は防水コネクタを示した正面
図である(実施例)。
【図3】車両用ドアロック駆動装置の全体構造を示した
断面図である(実施例)。
【図4】ケース本体の迷路構造を示した斜視図である
(実施例)。
【図5】図4のA−A断面図である(実施例)。
【図6】図4のB−B断面図である(実施例)。
【図7】空気通路の通気経路を示した説明図である(実
施例)。
【符号の説明】
1 車両用ドアロック駆動装置(駆動機構用防水装置) 2 ドアロック本体 3 アクチュエータ 5 樹脂ケース 6 ケース本体 7 カバー 8 防水装置 10 モータ 62 ケース内部 63 空気通路 64 外部通気孔(ケース外部への開口部) 65 内部通気孔 66 通路室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】往復方向または回転方向の出力を生ずるア
    クチュエータと、このアクチュエータを収容する箱体形
    状のケースと、前記ケース外部と前記ケース内部とを連
    通する空気通路とを備えた駆動機構であって、 前記空気通路は、三次元的な迷路構造とし、限られたス
    ペース内で前記ケース外部への開口部を大きく確保した
    ことを特徴とする駆動機構用防水装置。
  2. 【請求項2】往復方向または回転方向の出力を生ずるア
    クチュエータと、このアクチュエータを収容する箱体形
    状のケースと、前記ケース外部と前記ケース内部とを連
    通するための空気通路とを備えた駆動機構であって、 前記空気通路は、三次元的な迷路構造とし、限られたス
    ペース内で通路断面積を大きく確保したことを特徴とす
    る駆動機構用防水装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の駆動機構
    用防水装置において、 前記ケースは、少なくとも一端に開口部分が設けられた
    樹脂製の筒状体と、この筒状体の開口部分を閉塞する樹
    脂製の蓋状体を有し、 前記空気通路は、前記筒状体と前記蓋状体との間に形成
    されたことを特徴とする駆動機構用防水装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002129803A (ja) * 2000-10-26 2002-05-09 Aisin Seiki Co Ltd ドアロックアクチュエータ
JP2007332765A (ja) * 2006-05-17 2007-12-27 Miwa Lock Co Ltd 電気錠
CN104185713A (zh) * 2011-11-30 2014-12-03 法雷奥安全座舱公司 用于机动车辆的锁
JP2018012967A (ja) * 2016-07-20 2018-01-25 三井金属アクト株式会社 車両ドアラッチ装置
KR20230011098A (ko) * 2021-07-13 2023-01-20 (주)에이.티.아이 승강장안전문 전기정 제어시스템

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