JPH0995990A - 便器装置 - Google Patents
便器装置Info
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- JPH0995990A JPH0995990A JP27680295A JP27680295A JPH0995990A JP H0995990 A JPH0995990 A JP H0995990A JP 27680295 A JP27680295 A JP 27680295A JP 27680295 A JP27680295 A JP 27680295A JP H0995990 A JPH0995990 A JP H0995990A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- toilet
- treatment device
- base plate
- sanitary treatment
- Prior art date
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- Pending
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 局部衛生処理装置や便器洗浄機構の便器への
取付作業において、これら機器類の位置決めを容易に行
うことが可能な作業性の良い便器装置を提供する。 【解決手段】 便器本体1の背後部上面3には、ロータ
ンク本体18等が組付けられた第1ベースプレート12
を位置決めするためのガイド溝7が形成されている。ま
た、第1ベースプレート12と局部衛生処理装置4の各
機器類が組付けられる第2ベースプレート109、ロー
タンク本体18等を収容するための第1ケーシング6と
局部衛生処理装置4を収容するための第2ケーシング8
とは、互いに分離可能に構成されている。また、第1ケ
ーシング6と第2ケーシング8とは、両者が互いに密着
状態で組合わされたときに一体としての外観をなすよう
に構成されている。更に、第2ケーシング8が位置決め
されると同時に給水源側から局部衛生処理装置4側への
給水が可能なように、給水源側配管と局部衛生処理装置
4側とが連通される。
取付作業において、これら機器類の位置決めを容易に行
うことが可能な作業性の良い便器装置を提供する。 【解決手段】 便器本体1の背後部上面3には、ロータ
ンク本体18等が組付けられた第1ベースプレート12
を位置決めするためのガイド溝7が形成されている。ま
た、第1ベースプレート12と局部衛生処理装置4の各
機器類が組付けられる第2ベースプレート109、ロー
タンク本体18等を収容するための第1ケーシング6と
局部衛生処理装置4を収容するための第2ケーシング8
とは、互いに分離可能に構成されている。また、第1ケ
ーシング6と第2ケーシング8とは、両者が互いに密着
状態で組合わされたときに一体としての外観をなすよう
に構成されている。更に、第2ケーシング8が位置決め
されると同時に給水源側から局部衛生処理装置4側への
給水が可能なように、給水源側配管と局部衛生処理装置
4側とが連通される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器を洗浄する便
器洗浄機構と、その近傍に着脱可能に配置された、使用
者局部に衛生処理を施す局部衛生処理装置とを備える便
器装置の改良に関するものである。
器洗浄機構と、その近傍に着脱可能に配置された、使用
者局部に衛生処理を施す局部衛生処理装置とを備える便
器装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、局部衛生処理装置は、該装置の各
種機能部品を内蔵したケーシング底面に複数のボルトを
嵌挿し、各ボルトが便器後部上面の対応する各ボルト穴
に夫々挿入されるように上方からケーシングを位置決め
して便器後部上面に載置し、各ボルト穴に挿入されたボ
ルトを締結することにより便器に取付固定されていた。
また、便器洗浄機構を構成するロータンクについても、
上記装置の便器への取付作業に先立ち上記と同様な過程
を経て便器に取付固定されていた。
種機能部品を内蔵したケーシング底面に複数のボルトを
嵌挿し、各ボルトが便器後部上面の対応する各ボルト穴
に夫々挿入されるように上方からケーシングを位置決め
して便器後部上面に載置し、各ボルト穴に挿入されたボ
ルトを締結することにより便器に取付固定されていた。
また、便器洗浄機構を構成するロータンクについても、
上記装置の便器への取付作業に先立ち上記と同様な過程
を経て便器に取付固定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記装置の
取付作業において、ケーシングを位置決めする場合に
は、作業者がケーシングを便器後部上方に持ち上げた状
態で、各ボルトと各ボルト穴の位置を目視により確認す
ることができないまま作業者自身の勘だけを頼りに各ボ
ルトを夫々対応するボルト穴に同時に挿入しなければな
らない。
取付作業において、ケーシングを位置決めする場合に
は、作業者がケーシングを便器後部上方に持ち上げた状
態で、各ボルトと各ボルト穴の位置を目視により確認す
ることができないまま作業者自身の勘だけを頼りに各ボ
ルトを夫々対応するボルト穴に同時に挿入しなければな
らない。
【0004】同様に、ロータンクの取付作業において
も、その位置決めに際しては、やはり作業者がロータン
クを便器後部上方に持ち上げた状態で作業者自身の勘だ
けを頼りに、ロータンクの底部に嵌挿された各ボルトを
便器後部上方に形成された各ボルト穴に同時に挿入しな
ければならない。
も、その位置決めに際しては、やはり作業者がロータン
クを便器後部上方に持ち上げた状態で作業者自身の勘だ
けを頼りに、ロータンクの底部に嵌挿された各ボルトを
便器後部上方に形成された各ボルト穴に同時に挿入しな
ければならない。
【0005】しかし、ケーシングは、洗浄液噴射ノズ
ル、熱交換器、吐出電磁弁、温風乾燥器、室内暖房器、
脱臭器、コントローラ等の各種機能部品が内蔵されてい
るためにかなり重量があり、また、ロータンク自身も相
当の重量がある。そのため、作業者の勘だけを頼りにし
た上記位置決め作業を、このように重量のあるケーシン
グ或いはロータンクを持ち上げた状態で行うのはかなり
困難であった。
ル、熱交換器、吐出電磁弁、温風乾燥器、室内暖房器、
脱臭器、コントローラ等の各種機能部品が内蔵されてい
るためにかなり重量があり、また、ロータンク自身も相
当の重量がある。そのため、作業者の勘だけを頼りにし
た上記位置決め作業を、このように重量のあるケーシン
グ或いはロータンクを持ち上げた状態で行うのはかなり
困難であった。
【0006】よって、上記いずれの取付作業において
も、ケーシングやロータンクの位置決めが終了するまで
多くの手間と時間とを要することとなり、取付作業の作
業性が非常に悪いという問題点があった。
も、ケーシングやロータンクの位置決めが終了するまで
多くの手間と時間とを要することとなり、取付作業の作
業性が非常に悪いという問題点があった。
【0007】従って本発明の目的は、局部衛生処理装置
や便器洗浄機構の便器への取付作業において、これら機
器類の位置決めを容易に行うことができる作業性の良好
な便器装置を提供することにある。
や便器洗浄機構の便器への取付作業において、これら機
器類の位置決めを容易に行うことができる作業性の良好
な便器装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は、
便器洗浄機構を取付けるための取付部を備える便器装置
において、取付部に、便器洗浄機構を位置決めするため
の第1ガイド機構を有することを特徴とする。
便器洗浄機構を取付けるための取付部を備える便器装置
において、取付部に、便器洗浄機構を位置決めするため
の第1ガイド機構を有することを特徴とする。
【0009】本発明の第2の側面は、便器洗浄機構と局
部衛生処理装置とを互いに近接した状態で取付けるため
の取付部を備える便器装置において、局部衛生処理装置
を収容するためのケーシングと、便器洗浄機構とケーシ
ングとが当接する部分に設けられた、ケーシングを位置
決めするための第2ガイド機構と、を有することを特徴
とする。
部衛生処理装置とを互いに近接した状態で取付けるため
の取付部を備える便器装置において、局部衛生処理装置
を収容するためのケーシングと、便器洗浄機構とケーシ
ングとが当接する部分に設けられた、ケーシングを位置
決めするための第2ガイド機構と、を有することを特徴
とする。
【0010】本発明の第2の側面に係る一つの好適な実
施形態では、便器洗浄機構と、ケーシングとは、互いに
分離可能な部品として構成されている。
施形態では、便器洗浄機構と、ケーシングとは、互いに
分離可能な部品として構成されている。
【0011】また、本発明の第2の側面に係る別の好適
な実施形態では、ケーシングの便器洗浄機構と当接する
部分に、両者が互いに密着状態で組合わされたときに一
体としての外観をなすように、且つ、第2ガイド機構を
隠蔽するように構成されている隠蔽機構を有する。
な実施形態では、ケーシングの便器洗浄機構と当接する
部分に、両者が互いに密着状態で組合わされたときに一
体としての外観をなすように、且つ、第2ガイド機構を
隠蔽するように構成されている隠蔽機構を有する。
【0012】更に、本発明の第2の側面に係る更に別の
好適な実施形態では、取付部に、ケーシングが位置決め
されたときに給水源側配管と局部衛生処理装置とを接続
し、給水源側配管から供給された局部洗浄用の水を局部
衛生処理装置に通水するための配管接続部を有する。
好適な実施形態では、取付部に、ケーシングが位置決め
されたときに給水源側配管と局部衛生処理装置とを接続
し、給水源側配管から供給された局部洗浄用の水を局部
衛生処理装置に通水するための配管接続部を有する。
【0013】本発明の第1の側面によれば、取付部に、
便器洗浄機構を位置決めするための第1ガイド機構を設
けることとしたので、便器洗浄機構の便器への取付作業
に際して、位置決めを容易に行うことができる。
便器洗浄機構を位置決めするための第1ガイド機構を設
けることとしたので、便器洗浄機構の便器への取付作業
に際して、位置決めを容易に行うことができる。
【0014】本発明の第2の側面によれば、便器洗浄機
構と当接する部分に、ケーシングを位置決めするための
第2ガイド機構を設けることとしたので、局部衛生処理
装置の便器への取付作業に際して、これらの位置決めを
容易に行うことができる。
構と当接する部分に、ケーシングを位置決めするための
第2ガイド機構を設けることとしたので、局部衛生処理
装置の便器への取付作業に際して、これらの位置決めを
容易に行うことができる。
【0015】本発明の第2の側面に係る一つの好適な実
施形態によれば、便器洗浄機構と局部衛生処理装置を収
容するケーシングとは、互いに分離可能な部品として構
成されているので、寿命がきて使用不能となった部品の
みを新品と、又はモデルチェンジによって局部衛生処理
装置のみ交換することができ、使用可能な部品、又は、
便器洗浄機構についてはそのまま使用可能であるため経
済的である。
施形態によれば、便器洗浄機構と局部衛生処理装置を収
容するケーシングとは、互いに分離可能な部品として構
成されているので、寿命がきて使用不能となった部品の
みを新品と、又はモデルチェンジによって局部衛生処理
装置のみ交換することができ、使用可能な部品、又は、
便器洗浄機構についてはそのまま使用可能であるため経
済的である。
【0016】また、本発明の第2の側面に係る別の好適
な実施形態によれば、ケーシングの便器洗浄機構と当接
する部分に、両者が互いに密着状態で組合わされたとき
に一体としての外観をなすように、且つ、第2ガイド機
構を隠蔽するように構成されている隠蔽機構を設けるこ
ととしたので、ケーシングと便器洗浄機構との一体感が
保てるために見栄えがよい。
な実施形態によれば、ケーシングの便器洗浄機構と当接
する部分に、両者が互いに密着状態で組合わされたとき
に一体としての外観をなすように、且つ、第2ガイド機
構を隠蔽するように構成されている隠蔽機構を設けるこ
ととしたので、ケーシングと便器洗浄機構との一体感が
保てるために見栄えがよい。
【0017】更に、本発明の第2の側面に係る更に別の
好適な実施形態によれば、取付部に、ケーシングが位置
決めされたときに給水源側配管と局部衛生処理装置とを
接続し、給水源側配管から供給された局部洗浄用の水を
局部衛生処理装置に通水するための配管接続部を設ける
こととしたので、ケーシングの取付部への位置決めが行
われるのと同時に給水源側配管と局部衛生処理装置とが
配管接続部を介して接続されるために、取付作業の作業
性を大幅に向上させることができる。また、ケーシング
の取付に際しては、ケーシングの自重を利用できるの
で、余分な力は不要である。
好適な実施形態によれば、取付部に、ケーシングが位置
決めされたときに給水源側配管と局部衛生処理装置とを
接続し、給水源側配管から供給された局部洗浄用の水を
局部衛生処理装置に通水するための配管接続部を設ける
こととしたので、ケーシングの取付部への位置決めが行
われるのと同時に給水源側配管と局部衛生処理装置とが
配管接続部を介して接続されるために、取付作業の作業
性を大幅に向上させることができる。また、ケーシング
の取付に際しては、ケーシングの自重を利用できるの
で、余分な力は不要である。
【0018】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面によ
り詳細に説明する。
り詳細に説明する。
【0019】図1及び図2は、本発明の一実施形態に係
る便器装置を示す。
る便器装置を示す。
【0020】上記装置は、便座や便蓋(いずれも図示省
略)が取付けられる便器本体1、その背後部上面3に複
数形成されたロータンク用ベースプレート(第1ベース
プレート)取付ボルト挿入穴5、第1ベースプレート1
2を位置決めするための一対のガイド溝7を備える。上
記装置は、便器本体1の背後部上面3に複数形成された
局部衛生処理装置用ベースプレート(第2ベースプレー
ト)取付ボルト挿入穴9、第1ベースプレート12を介
して取付けられたロータンク本体18の洗浄水排水口と
連通する便器側排水口13、ロータンク機構16をも備
える。上記装置は、更に、ロータンク本体18の側面部
を覆うための第1ケーシング6、便器本体1の背後部上
面においてロータンク機構16の手前側に設けられた局
部衛生処理装置4、第1ケーシング6に密着して設けら
れ、局部衛生処理装置4を上部から覆うための第2ケー
シング8をも備える。
略)が取付けられる便器本体1、その背後部上面3に複
数形成されたロータンク用ベースプレート(第1ベース
プレート)取付ボルト挿入穴5、第1ベースプレート1
2を位置決めするための一対のガイド溝7を備える。上
記装置は、便器本体1の背後部上面3に複数形成された
局部衛生処理装置用ベースプレート(第2ベースプレー
ト)取付ボルト挿入穴9、第1ベースプレート12を介
して取付けられたロータンク本体18の洗浄水排水口と
連通する便器側排水口13、ロータンク機構16をも備
える。上記装置は、更に、ロータンク本体18の側面部
を覆うための第1ケーシング6、便器本体1の背後部上
面においてロータンク機構16の手前側に設けられた局
部衛生処理装置4、第1ケーシング6に密着して設けら
れ、局部衛生処理装置4を上部から覆うための第2ケー
シング8をも備える。
【0021】ロータンク機構16は、図5(A)、
(B)に示すように、ロータンク本体18、第1ベース
プレート12、該プレート12取付用の複数の締結具1
4、ロータンク本体18上部に取付けられる手洗用シン
ク取付盤17、該取付盤17を介してロータンク本体1
8上部に取付けられる手洗用シンク19を備える。
(B)に示すように、ロータンク本体18、第1ベース
プレート12、該プレート12取付用の複数の締結具1
4、ロータンク本体18上部に取付けられる手洗用シン
ク取付盤17、該取付盤17を介してロータンク本体1
8上部に取付けられる手洗用シンク19を備える。
【0022】第1ベースプレート12は、その便器正面
側の部位に形成された円弧状突出部21、該円弧状突出
部21から矩形状に突出し、局部衛生処理装置側給水管
35の下流側開口部が固定される給水接続部23、円弧
状突出部21に形成された、ロータンク本体18の排水
口43を挿入するための貫通孔25を備える。第1ベー
スプレート12は、また、その便器正面側の部位に、図
3に示す第1ケーシング6正面側の2個のビス穴67に
対応して形成された2個のビス受けボス26、便器背面
側の部位に、第1ケーシング6背面側の2個のフランジ
付き窓69に対応して形成された2個の係合爪部材27
をも備える。第1ベースプレート12は、また、貫通孔
25の近傍部位に設けられた、ロータンク本体18をベ
ースプレート13上の所定取付位置へとガイドするため
の複数個のガイド用突起29、複数個のビスにより固定
された局部衛生処理装置側給水管35をも備える。第1
ベースプレート12は、また、上水道管31とロータン
ク側給水管33及び局部衛生処理装置側給水管35との
間に接続される分岐金具37、上記排水口43と便器本
体1の後部上面に形成される便器給水口(図示しない)
との間をシールするためのシール用部材39、41をも
備える。
側の部位に形成された円弧状突出部21、該円弧状突出
部21から矩形状に突出し、局部衛生処理装置側給水管
35の下流側開口部が固定される給水接続部23、円弧
状突出部21に形成された、ロータンク本体18の排水
口43を挿入するための貫通孔25を備える。第1ベー
スプレート12は、また、その便器正面側の部位に、図
3に示す第1ケーシング6正面側の2個のビス穴67に
対応して形成された2個のビス受けボス26、便器背面
側の部位に、第1ケーシング6背面側の2個のフランジ
付き窓69に対応して形成された2個の係合爪部材27
をも備える。第1ベースプレート12は、また、貫通孔
25の近傍部位に設けられた、ロータンク本体18をベ
ースプレート13上の所定取付位置へとガイドするため
の複数個のガイド用突起29、複数個のビスにより固定
された局部衛生処理装置側給水管35をも備える。第1
ベースプレート12は、また、上水道管31とロータン
ク側給水管33及び局部衛生処理装置側給水管35との
間に接続される分岐金具37、上記排水口43と便器本
体1の後部上面に形成される便器給水口(図示しない)
との間をシールするためのシール用部材39、41をも
備える。
【0023】更に、本実施形態では、第1ベースプレー
ト12底面の前記各ガイド溝7と対応する位置に、前記
各ガイド溝7内を僅かに摺動して第1ベースプレート1
2を位置決めするための一対の突起20が設けられ、第
1ベースプレート12の便器本体1に対する取付作業の
作業性向上を図っている。
ト12底面の前記各ガイド溝7と対応する位置に、前記
各ガイド溝7内を僅かに摺動して第1ベースプレート1
2を位置決めするための一対の突起20が設けられ、第
1ベースプレート12の便器本体1に対する取付作業の
作業性向上を図っている。
【0024】ロータンク本体18は、その便器正面側の
部位に、前記円弧状突出部21に対応して形成された円
弧状突出部45、該円弧状突出部45の下方に形成され
た排水口43、上部に形成された半円弧状のスピンドル
挿通用切欠き47及び矩形状の洗浄剤挿入用切欠き49
を備える。ロータンク本体18は、また、前記ロータン
ク側給水管33に接続され、ロータンク本体18内の便
器洗浄用の水を一定水位まで貯水するためのボールタッ
プ機構51、ボールタップ機構51から分岐して手洗用
の吐水口55(図4(A)参照)に連通する手洗用給水
管53を備える。ロータンク本体18は、また、排水口
43を開閉するために設けられた大便洗浄用排水弁、小
便洗浄用排水弁、夫々玉鎖を介して上記大便洗浄用排水
弁、小便洗浄用排水弁に連結する大便洗浄用回転アー
ム、小便洗浄用回転アーム(いずれも図示しない)を備
える。ロータンク本体18は、更に、これら回転アーム
が所定角度だけ回転自在に挿通されたスピンドル、スピ
ンドルを正逆方向に回転させる手動レバー又はクラッチ
モータ(いずれも図示しない)をも備える。
部位に、前記円弧状突出部21に対応して形成された円
弧状突出部45、該円弧状突出部45の下方に形成され
た排水口43、上部に形成された半円弧状のスピンドル
挿通用切欠き47及び矩形状の洗浄剤挿入用切欠き49
を備える。ロータンク本体18は、また、前記ロータン
ク側給水管33に接続され、ロータンク本体18内の便
器洗浄用の水を一定水位まで貯水するためのボールタッ
プ機構51、ボールタップ機構51から分岐して手洗用
の吐水口55(図4(A)参照)に連通する手洗用給水
管53を備える。ロータンク本体18は、また、排水口
43を開閉するために設けられた大便洗浄用排水弁、小
便洗浄用排水弁、夫々玉鎖を介して上記大便洗浄用排水
弁、小便洗浄用排水弁に連結する大便洗浄用回転アー
ム、小便洗浄用回転アーム(いずれも図示しない)を備
える。ロータンク本体18は、更に、これら回転アーム
が所定角度だけ回転自在に挿通されたスピンドル、スピ
ンドルを正逆方向に回転させる手動レバー又はクラッチ
モータ(いずれも図示しない)をも備える。
【0025】手洗用シンク取付盤17は、手洗用シンク
19を位置決め固定するための矩形状の枠体57、上記
洗浄剤挿入用切欠き49に対応して形成された洗浄剤挿
入用切欠き59、上記手洗用給水管53を通すための切
欠き61を備える。
19を位置決め固定するための矩形状の枠体57、上記
洗浄剤挿入用切欠き49に対応して形成された洗浄剤挿
入用切欠き59、上記手洗用給水管53を通すための切
欠き61を備える。
【0026】手洗用シンク19は、手洗用シンク取付盤
17にビス止めされてロータンク本体13の上部に取付
けられるもので、図4(A)に示すように、手洗用給水
管53の下流側端部が開口する切欠き63、該切欠き6
3に嵌合される手洗用の吐水口55を備える。
17にビス止めされてロータンク本体13の上部に取付
けられるもので、図4(A)に示すように、手洗用給水
管53の下流側端部が開口する切欠き63、該切欠き6
3に嵌合される手洗用の吐水口55を備える。
【0027】第1ケーシング6は、ABS樹脂等の樹脂
により構成され、ロータンク本体18の側部外周を覆う
べくロータンク本体18と同様に、便器正面側の部位に
上記円弧状突出部45と同一形状の円弧状突出部65が
形成されており、その下部には、局部衛生処理装置側給
水管35を通すための切欠き71が形成されている。円
弧状突出部65の下部両側には、局部衛生処理装置4の
後述する着脱スライド部131と係合するために2個の
係止片73が形成されている。第1ケーシング6は、上
述したように、その便器正面側に2個のビス穴67を、
また、便器背面側に2個のフランジ付窓69を夫々備
え、便器正面側には、第2ケーシング8の便器背面側に
取付けられるクラッチモータ(図示しない)を収容する
ための切欠き81を備える。第1ケーシング6は、ま
た、図3表面から見て左側面下方には、給水管を通すた
めの円形孔75と切欠き穴77を、その上方には、上述
したスピンドルを通すための矩形状の窓79を、更に、
図3表面から見て右側側面上方に、洗浄剤をロータンク
本体18内に投入するための投入口83を備える。
により構成され、ロータンク本体18の側部外周を覆う
べくロータンク本体18と同様に、便器正面側の部位に
上記円弧状突出部45と同一形状の円弧状突出部65が
形成されており、その下部には、局部衛生処理装置側給
水管35を通すための切欠き71が形成されている。円
弧状突出部65の下部両側には、局部衛生処理装置4の
後述する着脱スライド部131と係合するために2個の
係止片73が形成されている。第1ケーシング6は、上
述したように、その便器正面側に2個のビス穴67を、
また、便器背面側に2個のフランジ付窓69を夫々備
え、便器正面側には、第2ケーシング8の便器背面側に
取付けられるクラッチモータ(図示しない)を収容する
ための切欠き81を備える。第1ケーシング6は、ま
た、図3表面から見て左側面下方には、給水管を通すた
めの円形孔75と切欠き穴77を、その上方には、上述
したスピンドルを通すための矩形状の窓79を、更に、
図3表面から見て右側側面上方に、洗浄剤をロータンク
本体18内に投入するための投入口83を備える。
【0028】更に、本実施形態では、ケーシング6のケ
ーシング8との当接面(図3表面側の面)における両側
端部の上端から下端に至る部位に、一対の長尺なL字状
切欠き60が形成されている。各L字状切欠き60は、
ケーシング6、8が互いに密着状態で組合わされたとき
に一体としての外観をなすように、ケーシング8のケー
シング6との当接面(図8表面側の面)における両側端
部の上端から下端に至る部位に形成された一対の長尺突
起80と嵌合して各突起80により隠蔽されるようにな
っている。これにより、ケーシング6、8の一体感が保
てるので、見栄えがよい。
ーシング8との当接面(図3表面側の面)における両側
端部の上端から下端に至る部位に、一対の長尺なL字状
切欠き60が形成されている。各L字状切欠き60は、
ケーシング6、8が互いに密着状態で組合わされたとき
に一体としての外観をなすように、ケーシング8のケー
シング6との当接面(図8表面側の面)における両側端
部の上端から下端に至る部位に形成された一対の長尺突
起80と嵌合して各突起80により隠蔽されるようにな
っている。これにより、ケーシング6、8の一体感が保
てるので、見栄えがよい。
【0029】図6は、第1ベースプレート12と便器本
体1との接続部位の取付構造を示す部分断面図である。
体1との接続部位の取付構造を示す部分断面図である。
【0030】図から明らかなように、ロータンク本体1
8が取付けられた第1ベースプレート12は、その底部
の締結具係止部85に頭部が係合された締結具(ボルト
と鍔付ナットとからなる)14を、便器本体1背後部上
面3に設けられた貫通孔87に挿入することにより便器
本体1に取付けられる。そして、第1ベースプレート1
2底面と便器本体1背後部上面3との間隙に、発泡シー
ト89とタンクパッキン91とを介在させている。
8が取付けられた第1ベースプレート12は、その底部
の締結具係止部85に頭部が係合された締結具(ボルト
と鍔付ナットとからなる)14を、便器本体1背後部上
面3に設けられた貫通孔87に挿入することにより便器
本体1に取付けられる。そして、第1ベースプレート1
2底面と便器本体1背後部上面3との間隙に、発泡シー
ト89とタンクパッキン91とを介在させている。
【0031】図7は、上述した給水接続部23の構造を
詳細に示した断面図である。
詳細に示した断面図である。
【0032】給水接続部23は、便器本体1の背後部上
面3に取付けられた固定用スタンド102、固定用スタ
ンド102にビス止めされた上側フランジ97、一端側
が給水管35に接続され他端側が上側フランジ97と螺
合する下側フランジ105、フランジ97、105の間
隙に介装されたシール用のOリング106を備える。給
水接続部23は、ゴムパッキン99がビス104によっ
て上部に取付けられたコマ101、コマ101を上方に
付勢した状態で下側フランジ105に固定するためのス
プリング103をも備える。給水接続部23は、更に、
上方から上側フランジ97に嵌挿されコマ101に圧接
してコマ101の上動を規制することにより、プラグ9
3の中空部93aと給水管35との連通状態を保持する
プラグ93、下側フランジ105の環状切欠き105a
に装着されたシール用のOリング106をも備える。
面3に取付けられた固定用スタンド102、固定用スタ
ンド102にビス止めされた上側フランジ97、一端側
が給水管35に接続され他端側が上側フランジ97と螺
合する下側フランジ105、フランジ97、105の間
隙に介装されたシール用のOリング106を備える。給
水接続部23は、ゴムパッキン99がビス104によっ
て上部に取付けられたコマ101、コマ101を上方に
付勢した状態で下側フランジ105に固定するためのス
プリング103をも備える。給水接続部23は、更に、
上方から上側フランジ97に嵌挿されコマ101に圧接
してコマ101の上動を規制することにより、プラグ9
3の中空部93aと給水管35との連通状態を保持する
プラグ93、下側フランジ105の環状切欠き105a
に装着されたシール用のOリング106をも備える。
【0033】なお、図7で示すように、装置4が背後部
上面3において位置決めされることによりプラグ93が
コマ101に圧接する導通状態では、給水管35から供
給された水は、下側フランジ105、下側フランジ10
5と上側フランジ97との接続部位108、及び中空部
93aを通って局部衛生処理装置4に流入する。これに
対して、装置4が背後部上面3において位置決めされる
前の状態では、コマ101はスプリング103の付勢力
により上側フランジ97の内周に形成された環状突起9
7bと密着して上側フランジ97から水が流出するのを
阻止する。
上面3において位置決めされることによりプラグ93が
コマ101に圧接する導通状態では、給水管35から供
給された水は、下側フランジ105、下側フランジ10
5と上側フランジ97との接続部位108、及び中空部
93aを通って局部衛生処理装置4に流入する。これに
対して、装置4が背後部上面3において位置決めされる
前の状態では、コマ101はスプリング103の付勢力
により上側フランジ97の内周に形成された環状突起9
7bと密着して上側フランジ97から水が流出するのを
阻止する。
【0034】上記構成の給水接続部23が便器本体1の
背後部上面3に設けられたことにより、後述する第2ケ
ーシング8の背後部上面3での位置決めが行われるのと
同時に給水管35と装置4とが連通状態となるために、
取付作業の作業性を大幅に向上させることができる。ま
た、第2ケーシング8の取付に際しては、ケーシング8
の自重を利用できるので、余分な力は不要である。
背後部上面3に設けられたことにより、後述する第2ケ
ーシング8の背後部上面3での位置決めが行われるのと
同時に給水管35と装置4とが連通状態となるために、
取付作業の作業性を大幅に向上させることができる。ま
た、第2ケーシング8の取付に際しては、ケーシング8
の自重を利用できるので、余分な力は不要である。
【0035】局部衛生処理装置4は、用便後の局部の洗
浄、洗浄後の局部の乾燥等を行うためのもので、図9
(B)に示すように、複数個の締結具107により便器
本体1の背後部上面3に取付けられる第2ベースプレー
ト109を備える。
浄、洗浄後の局部の乾燥等を行うためのもので、図9
(B)に示すように、複数個の締結具107により便器
本体1の背後部上面3に取付けられる第2ベースプレー
ト109を備える。
【0036】第2ベースプレート109は、その外周に
突設された、第2ケーシング8を取付けるための位置決
めガイド部材110、便器背面側の略中央部位に形成さ
れた、前記給水接続部23を収容するための上方に突出
した凹部112を備える。第2ベースプレート109
は、第2ケーシング8の便器背面側に形成された一対の
ビス穴135に対応するビス受けボス114を始め、コ
ントローラ129固定用のボス116、操作基板固定用
のボス118等、多数のボスをも備える。第2ベースプ
レート109の符号120で示す切欠きには、一対のボ
ス124に嵌挿され、且つ、各係止片73に係合される
ことにより、第2ベースプレート109を第1ベースプ
レート12に対して位置決めするための着脱スライド部
131が嵌合される(図9(C)参照)。
突設された、第2ケーシング8を取付けるための位置決
めガイド部材110、便器背面側の略中央部位に形成さ
れた、前記給水接続部23を収容するための上方に突出
した凹部112を備える。第2ベースプレート109
は、第2ケーシング8の便器背面側に形成された一対の
ビス穴135に対応するビス受けボス114を始め、コ
ントローラ129固定用のボス116、操作基板固定用
のボス118等、多数のボスをも備える。第2ベースプ
レート109の符号120で示す切欠きには、一対のボ
ス124に嵌挿され、且つ、各係止片73に係合される
ことにより、第2ベースプレート109を第1ベースプ
レート12に対して位置決めするための着脱スライド部
131が嵌合される(図9(C)参照)。
【0037】局部衛生処理装置4は、第2ベースプレー
ト109に加えて、凹部112に取付けられた、前記給
水接続部23に連通する入水口111、入水口111を
通じて供給される水を断/続するための電磁バルブ11
3、及び入水口111を通じて供給される水に加熱する
ための専用熱交換器115をも備える。
ト109に加えて、凹部112に取付けられた、前記給
水接続部23に連通する入水口111、入水口111を
通じて供給される水を断/続するための電磁バルブ11
3、及び入水口111を通じて供給される水に加熱する
ための専用熱交換器115をも備える。
【0038】局部衛生処理装置4は、入水口111から
専用熱交換器115に流入した洗浄水を噴射するための
噴射ノズル117、用便により便器本体1及びその近傍
に生じた悪臭を吸引するための脱臭器119、及び便器
本体1及びその周囲の空気を吸排気するための室内暖房
器121をも備える。局部衛生処理装置4は、更に、便
座や便蓋を自動開/閉するための電動開閉器123、装
置4の各部や便座、便蓋を駆動するスイッチ類と接続さ
れる操作基板125、装置4等の駆動状態を表示する表
示部と接続される表示基板127、上記各部をコントロ
ールするためのコントローラ129をも備える(図9
(A)参照)。
専用熱交換器115に流入した洗浄水を噴射するための
噴射ノズル117、用便により便器本体1及びその近傍
に生じた悪臭を吸引するための脱臭器119、及び便器
本体1及びその周囲の空気を吸排気するための室内暖房
器121をも備える。局部衛生処理装置4は、更に、便
座や便蓋を自動開/閉するための電動開閉器123、装
置4の各部や便座、便蓋を駆動するスイッチ類と接続さ
れる操作基板125、装置4等の駆動状態を表示する表
示部と接続される表示基板127、上記各部をコントロ
ールするためのコントローラ129をも備える(図9
(A)参照)。
【0039】第2ケーシング8も、ABS樹脂等の樹脂
により構成されている。第2ケーシング8は、図9に示
すように、便器背面側の部位に、前記円弧状突出部73
に嵌合可能に形成される円弧状凹部133と、その下端
側に形成された、前記2個の係止片73と第2ベースプ
レート9の切欠き120とに係合されている着脱スライ
ド部131の一部分を収容するための切欠き143とを
備える。第2ケーシング8の便器背面側の部位には、更
に、第2ベースプレート109にビス止めするための一
対のビス穴135と、第2ケーシング8内を換気するた
めの切欠き137と、コントローラ129の制御下で前
述したスピンドルを回転させるクラッチモータを収容す
るための収容部139をも備える。
により構成されている。第2ケーシング8は、図9に示
すように、便器背面側の部位に、前記円弧状突出部73
に嵌合可能に形成される円弧状凹部133と、その下端
側に形成された、前記2個の係止片73と第2ベースプ
レート9の切欠き120とに係合されている着脱スライ
ド部131の一部分を収容するための切欠き143とを
備える。第2ケーシング8の便器背面側の部位には、更
に、第2ベースプレート109にビス止めするための一
対のビス穴135と、第2ケーシング8内を換気するた
めの切欠き137と、コントローラ129の制御下で前
述したスピンドルを回転させるクラッチモータを収容す
るための収容部139をも備える。
【0040】第2ケーシング8は、その左側面下部に、
室内暖房器121の吸排気口を通すための切欠き147
を、右側面下部に局部衛生処理装置4の各種スイッチや
表示部等を有した操作部145と、給電線122を通す
ための切欠き141とを、夫々備える。
室内暖房器121の吸排気口を通すための切欠き147
を、右側面下部に局部衛生処理装置4の各種スイッチや
表示部等を有した操作部145と、給電線122を通す
ための切欠き141とを、夫々備える。
【0041】更に、本実施形態では、ケーシング8のケ
ーシング6との当接面(図8表面側の面)における両側
端部の上端から下端に至る部位に、既述のような一対の
長尺突起80が形成されており、各長尺突起80は、ケ
ーシング8、6が互いに密着状態で組合わされたときに
一体としての外観をなすように、前記各L字状切欠き6
0と嵌合して各L字状切欠き60を隠蔽するようになっ
ている。
ーシング6との当接面(図8表面側の面)における両側
端部の上端から下端に至る部位に、既述のような一対の
長尺突起80が形成されており、各長尺突起80は、ケ
ーシング8、6が互いに密着状態で組合わされたときに
一体としての外観をなすように、前記各L字状切欠き6
0と嵌合して各L字状切欠き60を隠蔽するようになっ
ている。
【0042】上記構成の便器装置は、以下の工程を経て
組立られる。
組立られる。
【0043】まず、給水管35、分岐金具37等が取付
けられた第1ベースプレート12に、ロータンク本体1
8を組付け、次に、ロータンク本体18を覆うべく第1
ケーシング6を組付け、更に、ロータンク本体18の上
部を覆うべく手洗用シンク取付盤17及び手洗用シンク
19を取付ける。
けられた第1ベースプレート12に、ロータンク本体1
8を組付け、次に、ロータンク本体18を覆うべく第1
ケーシング6を組付け、更に、ロータンク本体18の上
部を覆うべく手洗用シンク取付盤17及び手洗用シンク
19を取付ける。
【0044】給水管33は、第1ベースプレート12へ
の組付けが完了したロータンク本体18に対して取付け
られ、上水道管31は、第1ケーシング6が第1ベース
プレート12に組付けられた後に、分岐金具37に接続
される。また、吐水口55は、手洗用シンク取付盤17
を介してロータンク本体18及び第1ケーシング6への
取付けが完了した手洗用シンク19の切欠き63に嵌合
され、手洗用給水管53に接続される。
の組付けが完了したロータンク本体18に対して取付け
られ、上水道管31は、第1ケーシング6が第1ベース
プレート12に組付けられた後に、分岐金具37に接続
される。また、吐水口55は、手洗用シンク取付盤17
を介してロータンク本体18及び第1ケーシング6への
取付けが完了した手洗用シンク19の切欠き63に嵌合
され、手洗用給水管53に接続される。
【0045】なお、シール用部材39、41は、ロータ
ンク本体18、第1ケーシング6等が組付けられた第1
ベースプレート12が、締結具11により便器本体1背
後部上面3の後部側に取付固定されるに際して、排水口
43と便器給水口13(図1参照)との間に取付けられ
る。
ンク本体18、第1ケーシング6等が組付けられた第1
ベースプレート12が、締結具11により便器本体1背
後部上面3の後部側に取付固定されるに際して、排水口
43と便器給水口13(図1参照)との間に取付けられ
る。
【0046】上記工程を経てロータンク本体18等が組
付けられた第1ベースプレート12を、各突起20を各
ガイド溝7内において微小移動させることで位置決め
し、ロータンク機構16の便器本体1に対する取付を行
う。
付けられた第1ベースプレート12を、各突起20を各
ガイド溝7内において微小移動させることで位置決め
し、ロータンク機構16の便器本体1に対する取付を行
う。
【0047】このようにしてロータンク側の取付作業が
完了すると、局部衛生処理装置側の取付作業が行われ
る。
完了すると、局部衛生処理装置側の取付作業が行われ
る。
【0048】まず、入水口111、電磁バルブ113、
専用熱交換器115、噴射ノズル117、脱臭器11
9、室内暖房器121、電動開閉器123、操作基板1
25、表示基板127、コントローラ129等の局部衛
生処理装置4を構成する各部品が第2ベースプレート1
09に組付けられる。次に、着脱スライド部131を、
ボス124に嵌合した状態で切欠き120に係合させて
第2ベースプレート109に固定する。そして、第2ベ
ースプレート109を持ち上げ、着脱スライド部131
を第1ケーシング6の円弧状突出部65に嵌合させた状
態で便器本体1上に降ろすと、着脱スライド部131が
円弧状突出部65に沿ってスライドし、円弧状突出部7
3に係合する。これにより、便器本体1後部上面におい
て、第1ベースプレート12に対する第2プレート10
9の相対位置が確定する。なお、このとき、各L字状切
欠き60は、各長尺突起80と嵌合して各突起80によ
り隠蔽される。
専用熱交換器115、噴射ノズル117、脱臭器11
9、室内暖房器121、電動開閉器123、操作基板1
25、表示基板127、コントローラ129等の局部衛
生処理装置4を構成する各部品が第2ベースプレート1
09に組付けられる。次に、着脱スライド部131を、
ボス124に嵌合した状態で切欠き120に係合させて
第2ベースプレート109に固定する。そして、第2ベ
ースプレート109を持ち上げ、着脱スライド部131
を第1ケーシング6の円弧状突出部65に嵌合させた状
態で便器本体1上に降ろすと、着脱スライド部131が
円弧状突出部65に沿ってスライドし、円弧状突出部7
3に係合する。これにより、便器本体1後部上面におい
て、第1ベースプレート12に対する第2プレート10
9の相対位置が確定する。なお、このとき、各L字状切
欠き60は、各長尺突起80と嵌合して各突起80によ
り隠蔽される。
【0049】このようにして、第2プレート109を位
置決めし、締結具107により第2プレート109を便
器本体1後部上面に取付固定した後、局部衛生処理装置
4を上部から覆うべく、第2ケーシング8を第2プレー
ト109に取付ける。これにより、局部衛生処理装置側
の取付作業が完了する。
置決めし、締結具107により第2プレート109を便
器本体1後部上面に取付固定した後、局部衛生処理装置
4を上部から覆うべく、第2ケーシング8を第2プレー
ト109に取付ける。これにより、局部衛生処理装置側
の取付作業が完了する。
【0050】以上説明したように、本発明の一実施形態
によれば、便器本体1の背後部上面3に、ロータンク本
体18等を組付けた第1ベースプレート12を位置決め
するためのガイド溝7を設けることとしたので、ロータ
ンク機構16の便器本体1への取付作業に際して位置決
めが容易になった。
によれば、便器本体1の背後部上面3に、ロータンク本
体18等を組付けた第1ベースプレート12を位置決め
するためのガイド溝7を設けることとしたので、ロータ
ンク機構16の便器本体1への取付作業に際して位置決
めが容易になった。
【0051】また、第1ケーシング6の第2ケーシング
8と当接する面に、第2ケーシング8側の長尺突起80
と嵌合して第2ケーシング8を位置決めするためのL字
状切欠き60を設けることとしたので、局部衛生処理装
置4や便器洗浄機構の便器への取付作業に際して、これ
らの位置決めを容易に行うことができる。なお、長尺突
起80は、第1ケーシング6と第2ケーシング8とが互
いに密着状態で組合わされたときに一体としての外観を
なすように、L字状切欠き60を隠蔽するので、両者の
一体感が保てるために見栄えがよい。
8と当接する面に、第2ケーシング8側の長尺突起80
と嵌合して第2ケーシング8を位置決めするためのL字
状切欠き60を設けることとしたので、局部衛生処理装
置4や便器洗浄機構の便器への取付作業に際して、これ
らの位置決めを容易に行うことができる。なお、長尺突
起80は、第1ケーシング6と第2ケーシング8とが互
いに密着状態で組合わされたときに一体としての外観を
なすように、L字状切欠き60を隠蔽するので、両者の
一体感が保てるために見栄えがよい。
【0052】また、第1ケーシング6と第2ケーシング
8とは、互いに分離可能な部品として構成されているの
で、ロータンク本体18等の便器洗浄機構と局部衛生処
理装置4のいずれか一方に故障等の不具合が生じた場合
には、故障が生じた機器類だけを新品と交換するだけで
済むから、非常に経済的である。
8とは、互いに分離可能な部品として構成されているの
で、ロータンク本体18等の便器洗浄機構と局部衛生処
理装置4のいずれか一方に故障等の不具合が生じた場合
には、故障が生じた機器類だけを新品と交換するだけで
済むから、非常に経済的である。
【0053】更に、背後部上面3に、第2ケーシング8
が位置決めされたときに給水管35と局部衛生処理装置
4とを接続し、給水管35から供給された局部洗浄用の
水を装置4に通水するための給水接続部23を設けるこ
ととしたので、第2ケーシング8の位置決めが行われる
のと同時に給水管35と装置4とが給水接続部23を介
して接続されるために、取付作業の作業性を大幅に向上
させることができる。
が位置決めされたときに給水管35と局部衛生処理装置
4とを接続し、給水管35から供給された局部洗浄用の
水を装置4に通水するための給水接続部23を設けるこ
ととしたので、第2ケーシング8の位置決めが行われる
のと同時に給水管35と装置4とが給水接続部23を介
して接続されるために、取付作業の作業性を大幅に向上
させることができる。
【0054】なお、上記内容は、あくまで本発明の一実
施形態に関するものであって、本発明が上記内容のみに
限定されることを意味するものでないのは勿論である。
施形態に関するものであって、本発明が上記内容のみに
限定されることを意味するものでないのは勿論である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
局部衛生処理装置や便器洗浄機構の便器への取付作業に
おいて、これら機器類の位置決めを容易に行うことが可
能な作業性の良い便器装置を提供することができる。
局部衛生処理装置や便器洗浄機構の便器への取付作業に
おいて、これら機器類の位置決めを容易に行うことが可
能な作業性の良い便器装置を提供することができる。
【図1】一実施形態に係る便器本体の平面図。
【図2】一実施形態に係る便器本体の側面図。
【図3】一実施形態の第1ケーシングの斜視図。
【図4】一実施形態のロータンクの斜視図。
【図5】一実施形態のロータンクの斜視図。
【図6】一実施形態の便器接続部の構造を示す部分断面
図。
図。
【図7】一実施形態の給水接続部の構造を示す断面図。
【図8】一実施形態の第2ケーシングの斜視図。
【図9】一実施形態の局部衛生処理装置の斜視図。
1 便器本体 3 背後部上面 4 局部衛生処理装置 6 第1ケーシング 7 ガイド溝 8 第2ケーシング 12 第1ベースプレート 16 ロータンク機構 18 ロータンク本体 23 給水接続部 60 L字状切欠き 80 長尺突起 109 第2ベースプレート
Claims (5)
- 【請求項1】 便器洗浄機構を取付けるための取付部を
備える便器装置において、 前記取付部に、前記便器洗浄機構を位置決めするための
第1ガイド機構を有することを特徴とする便器装置。 - 【請求項2】 便器洗浄機構と局部衛生処理装置とを互
いに近接した状態で取付けるための取付部を備える便器
装置において、 前記局部衛生処理装置を収容するためのケーシングと、 前記便器洗浄機構と前記ケーシングとが当接する部分に
設けられた、前記ケーシングを位置決めするための第2
ガイド機構と、 を有することを特徴とする便器装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の便器装置において、 前記便器洗浄機構と前記ケーシングとは、互いに分離可
能な部品として構成されていることを特徴とする便器装
置。 - 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の便器装置に
おいて、 前記ケーシングの前記便器洗浄機構と当接する部分に、
両者が互いに密着状態で組合わされたときに一体として
の外観をなすように、且つ、前記第2ガイド機構を隠蔽
するように構成されている隠蔽機構を有することを特徴
とする便器装置。 - 【請求項5】 請求項2乃至請求項4のいずれかの項記
載の便器装置において、 前記取付部に、前記ケーシングが位置決めされたときに
給水源側配管と前記局部衛生処理装置とを接続し、前記
給水源側配管から供給された局部洗浄用の水を前記局部
衛生処理装置に通水するための配管接続部を有すること
を特徴とする便器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27680295A JPH0995990A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 便器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27680295A JPH0995990A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 便器装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0995990A true JPH0995990A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17574593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27680295A Pending JPH0995990A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 便器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0995990A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001193132A (ja) * | 2000-01-11 | 2001-07-17 | Inax Corp | タンクレス便器 |
JP2010007451A (ja) * | 2008-05-30 | 2010-01-14 | Toto Ltd | 貯水タンク及びそれを備えた水洗大便器 |
EP2868820A1 (de) * | 2013-10-31 | 2015-05-06 | Villeroy & Boch AG | Spülkastenanordnung |
JP2017020323A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | 株式会社Lixil | 便器洗浄装置 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP27680295A patent/JPH0995990A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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