JP2001123497A - 開閉弁 - Google Patents

開閉弁

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JP2001123497A
JP2001123497A JP30280799A JP30280799A JP2001123497A JP 2001123497 A JP2001123497 A JP 2001123497A JP 30280799 A JP30280799 A JP 30280799A JP 30280799 A JP30280799 A JP 30280799A JP 2001123497 A JP2001123497 A JP 2001123497A
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JP
Japan
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water
port
valve
toilet
rim
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JP30280799A
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English (en)
Inventor
Kenichi Ito
謙一 伊藤
Koji Miwa
浩二 三輪
Masaki Tomita
勝紀 冨田
Yasuhiro Shirai
康裕 白井
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】配管スペースの低減、見栄えの確保に有利な開
閉弁を提供する。 【解決手段】互いに離れた位置に第1ポート62及び第
2ポート72を有し、かつ通水路に連通する出水ポート
63、73を有するハウジング61と、ハウジング61
に設けられ、出水ポート63、73を介して通水路への
水の供給・停止を行う弁機構であるピストン64とを備
えている開閉弁である。第2ポート72は通水路への水
の供給・停止と無関係に第1ポート62と連通してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は開閉弁に関する。本
発明の開閉弁は水洗式便器に用いて好適である。特に、
本発明の開閉弁は、便器洗浄タンクを有さず、給水管か
ら供給される水を便器本体の少なくともリム通水路に導
くことにより、その便器本体の洗浄を行う便器洗浄装置
を備えたタンクレス便器に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】一般的な水洗式便器では、水道管等の給
水管から供給される水をロータンク等の便器洗浄タンク
に一旦貯留し、その便器洗浄タンクに貯留した水により
便器本体の洗浄を行う。しかし、かかる一般的な水洗式
便器では、便器洗浄タンクの設置スペースが必要とされ
る。このため、近年、スペースの有効活用等の観点か
ら、便器洗浄タンクを廃止し、給水管から供給される水
を便器本体のリム通水路等の通水路に直に導くことによ
り、その便器本体の洗浄を行う便器洗浄装置を備えたタ
ンクレス便器が開発されつつある(特開平3−9072
3号公報)。
【0003】かかるタンクレス便器に採用されている従
来の開閉弁は、ハウジングに入水ポートと出水ポートと
が設けられ、入水ポートはトイレ室の壁等に設置された
給水管に接続管を介して接続され得るようになっている
とともに、出水ポートはリム通水路等に給水して便器本
体の洗浄を行い得るようになっている。また、ハウジン
グには、入水ポートと出水ポートとの連通を開閉可能で
あり、開閉に伴って出水ポートを介してリム通水路への
水の供給・停止を行う弁機構とが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば、洋式
の水洗式便器では、便器本体に便器洗浄装置が搭載され
ているとともに、人体の局部を洗浄する機能をもつ局部
洗浄装置等の水を使用する付属機器も搭載され得る。こ
の点、上記従来のタンクレス便器では、便器洗浄装置に
設けられた開閉弁がそれぞれ一つづつの入水ポート及び
出水ポートを有するだけであるため、便器洗浄装置の開
閉弁に水を供給するとともに、その付属機器にも水を供
給し、便器洗浄装置により便器本体の洗浄を行い得るよ
うにするとともに、便器本体の洗浄と無関係に付属機器
により他の機能も実現できるようにする必要がある。そ
して、この場合、トイレの壁に設けられている給水管と
開閉弁とを接続管により接続するとともに、接続管の途
中部位に分岐栓を取り付け、付属機器と分岐栓とを第2
の接続管を介して接続する必要がある。こうであれば、
給水管と便器本体との間には、複数本の接続管が並列的
に設けられることとなり、接続管の配管スペースを要す
るばかりか、見栄えも低下する。
【0005】本発明は、上記した実情に鑑みてなされた
ものであり、配管スペースの低減及び見栄えの確保に有
利な開閉弁を提供することを解決すべき課題としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の開閉弁は、互い
に離れた位置に第1ポート及び第2ポートを有し、かつ
通水路に連通する出水ポートを有するハウジングと、該
ハウジングに設けられ、該出水ポートを介して該通水路
への水の供給・停止を行う弁機構とを備えた開閉弁であ
って、前記第2ポートは前記弁機構の作動と無関係に前
記第1ポートと連通していることを特徴とする。
【0007】本発明の開閉弁では、ハウジングが通水路
に連通する出水ポートを有するとともに互いに離れた位
置に第1ポート及び第2ポートを有している。そして、
第2ポートが弁機構の作動と無関係に第1ポートと連通
している。このため、第1ポート及び第2ポートの一方
に給水管に接続すれば、第1ポート及び第2ポートの他
方も給水管に連通させることができる。このため、給水
管から第1ポート及び第2ポートの一方に給水しつつ、
通水路への水の供給・停止と無関係に第1ポート及び第
2ポートの他方にも給水することができる。
【0008】このため、例えば、洋式の水洗式便器にお
いて、便器本体に開閉弁をもつ便器洗浄装置を搭載する
とともに局部洗浄装置等の付属機器も搭載しようとする
場合、トイレの壁に設けられている給水管と便器洗浄装
置の開閉弁とを1本の接続管により接続し、開閉弁と付
属機器とを第2の接続管を介して接続すれば、便器洗浄
装置の開閉弁に水を供給できるとともに、その付属機器
にも水を供給できる。これにより、便器洗浄装置により
便器本体の洗浄を行い得るとともに、便器本体の洗浄と
無関係に付属機器により他の機能も実現できる。この場
合、給水管と便器本体との間には1本の接続管が設けら
れるだけであり、配管スペースを省略できるとともに、
見栄えも向上する。
【0009】付属機器が設置されていない場合には、第
1ポート及び第2ポートの他方を封止しておけば良い。
例えば、第1ポートを入水ポートとして給水管に接続す
るとすれば、給水ポートである第2ポートを封止可能と
する。封止するにあたっては、第1ポート及び第2ポー
トの他方に蓋部材を脱着可能に取り付ける方式を採用す
ることができる。蓋部材の取り付け構造は特に限定され
ず、ねじ止めで取り付ける構造でも良いし、凹凸係合で
取り付ける構造でも良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態1、2を図面を参照しつつ説明する。 (実施形態1)実施形態1について図1〜5を参照して
説明する。実施形態1では、水洗式便器としての便器洗
浄タンクを有さないタンクレス便器に本発明を具体化し
ている。このタンクレス便器は、図1及び図2に示すよ
うに、便器本体1と、便器本体1の後端部に配置された
便器洗浄装置4とを備えている。便器本体1は、排泄物
を受けるボウル部10をもつ便鉢11と、ボウル部10
の上部周縁に巡らされたリム通水路12を有するリム1
3と、ボウル部10の底に連通し、排泄物を流すトラッ
プ部14とを備えている。トラップ部14の入口には通
水路として機能するジェットノズル15が設けられてお
り、便鉢11の後部の側面には受水部18が設けられて
いる。なお、便座及び便蓋の図示は省略されている。
【0011】便器洗浄装置4は、便器本体1の後端に取
付具40により固定されたベースプレート41に保持さ
れており、ベースプレート41の片側に保持された本実
施形態の要部を構成する開閉弁5と、開閉弁5を開閉さ
せる駆動装置9と、図示しないコントローラとを備えて
いる。なお、便器洗浄装置4等の装備品はカバー42に
より隠蔽されている。
【0012】図3に示すように、開閉弁5は、ジェット
用開閉弁51とリム用開閉弁52とを並設して一体的に
組み付けて形成されている。開閉弁5の内部構造を図5
に示すように、リム用開閉弁52は、ピストン室60を
もつハウジング61と、ハウジング61の左右の一方
(図示右側)に設けられた第1ポート62と、ピストン
室60の水を吐き出す出水ポート63と、ピストン室6
0に摺動可能に保持された剛性をもつ弁機構として機能
するピストン64とを有している。第1ポート62及び
出水ポート63はピストン室60に連通している。ピス
トン64の外周部のリング溝にはOリング64aが保持
されており、ピストン64の外周部とハウジング61の
内壁面との境界域をシールしている。また、ピストン室
60内にはハウジング61とピストン64の他端面とに
より圧力相殺室65が形成されている。圧力相殺室65
はピストン64に形成された複数本の連通孔66を介し
て出水ポート63側に連通している。圧力相殺室65に
は、付勢手段としての押圧コイルバネ67が同軸的に配
置されている。押圧コイルバネ67はハウジング61と
ピストン64の他端面との間に介装され、ピストン64
を常時一方側つまり矢印Y1方向に付勢し、第1ポート
62と出水ポート63との連通を閉じる方向に付勢力を
有している。リム用開閉弁52の出水ポート63は、リ
ム用導管16を介してリム通水路12に接続されてい
る。
【0013】ピストン64の一端面にはピストン64を
軸方向で移動させ得るシャフト68が同軸的に固定さ
れ、ハウジング61から一方向に向けてつまり矢印Y1
方向に向けて突出されている。シャフト68とハウジン
グ61との境界域はOリング69によりシールされてい
る。ジェット用開閉弁51はリム用開閉弁52と基本的
に同様の構成である。すなわち、ジェット用開閉弁51
は、ピストン室60をもつハウジング61と、ハウジン
グ61の左右の他方(図示左側)に設けられた第2ポー
ト72と、ピストン室60の水を吐き出す出水ポート7
3と、ピストン室60に摺動可能に保持された剛性をも
つ弁機構として機能するピストン64とを有している。
第2ポート72の開口面積は第1ポート62の開口面積
よりも小さくされている。第2ポート72は後述するよ
うに局部洗浄装置100に給水するものであり、ボウル
部10の洗浄ほどの水量を必要としないためである。第
2ポート72及び出水ポート73はピストン室60に連
通している。
【0014】ピストン室60内の下部には圧力相殺室6
5が形成されている。ジェット用開閉弁51に係る圧力
相殺室65は、ピストン64に形成された複数本の連通
孔66を介して出水ポート73側に連通している。圧力
相殺室65には、付勢手段としての押圧コイルバネ67
が同軸的に配置されている。押圧コイルバネ67はハウ
ジング61とピストン64の他端面との間に介装され、
ピストン64を常時一方側つまり矢印Y1方向に付勢し
ている。
【0015】図4は図5のIV−IV線に沿った断面を
示す。図4に示すように、開閉弁5の内部には、各ピス
トン室60の外周側に位置するように、同軸的に各ピス
トン室60の周方向に沿ってリング状の中間連通路75
が形成されているとともに、中間連通路75同士をつな
ぐ連通路76が形成されている。中間連通路75及び連
通路76を介して、開閉弁5の第1ポート62及び第2
ポート72は互いに連通している。この結果、リム用開
閉弁52の開閉作用と無関係に、換言すればリム通水路
12への水の供給・停止と無関係に、第1ポート62及
び第2ポート72は常時連通している。同様に、ジェッ
ト用開閉弁51の開閉作用と無関係に、換言すればジェ
ットノズル15への水の供給・停止と無関係に、第1ポ
ート62及び第2ポート72は常時連通している。
【0016】図5に示すように、駆動装置9は第1、2
開閉弁51、52を開閉させるものであり、第1、2開
閉弁51、52の上方に配置されたカム装置90と、カ
ム装置90を作動させるモータ装置95とで形成されて
いる。カム装置90は、第1、2開閉弁51、52に固
定された図略のブラケットに水平状態で回転可能に保持
された回転軸92と、回転軸92に固定された第1、第
2カム93、94とを備えている。モータ装置95は、
モータとモータの回転速度を減速する変速ギアとを内蔵
しており、コントローラの制御により回転軸92を回転
駆動できるようになっている。駆動装置9には手動操作
用のハンドル96が取り付けられており、停電時等にお
いてカム装置90の回転軸92を手動回転できるように
なっている。
【0017】図1に示すように、トイレ室においては、
壁34に給水管32が取り付けられ、給水管32の先端
に止水栓31が取り付けられている。給水管32は、接
続管としてのフレキシブルホース30を介して受水部1
8に接続されている。この状態では、図5に示すよう
に、給水管32の水は、止水栓31、フレキシブルホー
ス30及び受水部18を介して、開閉弁5の第1ポート
62に供給される。したがって第1ポート62は、給水
管32と接続される入水ポートとして機能する。
【0018】人体の局部を洗浄する機能をもつ局部洗浄
装置100が付属機器として便器保体1に設けられてい
る場合、局部洗浄装置100は、開閉弁5の第2ポート
72に通路102cを介して繋がる給水バルブ102
と、給水バルブ102に繋がると共に水を加熱する電気
ヒータを内蔵した温水タンク104と、便座に着座して
いる人体の局部に向けて温水タンク104の水を噴出す
る伸張可能なシャワーノズル106とを有する。このよ
うに開閉弁5の第2ポート72は局部洗浄装置100側
の給水バルブ102と接続されており、局部洗浄装置1
00に給水するための給水ポートとして機能する。
【0019】上記のように構成されたタンクレス便器で
は、ボウル部10の洗浄を行おうとする使用者のスイッ
チ操作がない限り、便器洗浄装置4の両開閉弁51、5
2が閉弁しており、給水管32の水はリム通水路12及
びジェットノズル15には供給されない。つまり、図5
において、第1、2開閉弁51、52のピストン64は
ハウジング61の座面61cに着座して閉弁しており、
第1ポート62と出水ポート63との連通が遮断されて
いるとともに、第1ポート62と出水ポート73との連
通も遮断されている。
【0020】また、このタンクレス便器では、前述した
ように、リム通水路12への水の供給・停止と無関係
に、つまりリム用開閉弁52の開閉作用と無関係に、開
閉弁5の第1ポート62と第2ポート72とは互いに常
時連通している。同様に、ジェットノズル15への水の
供給・停止と無関係に、つまりジェット用開閉弁51の
開閉作用と無関係に、開閉弁5の第1ポート62と第2
ポート72とは互いに常時連通している。このため、給
水管32の水が開閉弁5の第1ポート62に給水されれ
ば、ジェット用開閉弁51及びリム用開閉弁52の双方
にそれぞれ自動的に給水することができるばかりか、開
閉弁5の第2ポート72にも自動的に給水することがで
きる。このため、第2ポート72につながる局部洗浄装
置100の温水タンク104にも給水バルブ102を介
して自動的に給水することができる。
【0021】局部洗浄装置100を使用する場合には、
使用者のスイッチ操作に基づくコントローラの信号によ
り、便座に着座している使用者の局部にシャワーノズル
106の先端のノズル部が接近し、人体の局部に温水タ
ンク104の温水を噴出し局部を洗浄する。局部の洗浄
が終わると、シャワーノズル106の先端のノズル部は
退避する。
【0022】局部洗浄装置100の使用に伴い温水タン
ク104の水が減少したときには、これを水位センサに
より検知したコントローラが給水バルブ102を開弁さ
せる。これにより、リム用開閉弁52及びジェット用開
閉弁51の開閉に関係なく、給水管32からの水が受水
部18、開閉弁5の第1ポート62、連通路76、中間
連通路75、第2ポート72及び給水バルブ102を経
て、局部洗浄装置100の温水タンク104に供給され
る。
【0023】そして、局部を洗浄した後にはボウル部1
0の洗浄が行われる。この場合、使用者のスイッチ操作
に基づくコントローラの信号によりモータ装置95が駆
動し、カム装置90の回転軸92が回転駆動される。こ
れにより、カム94のカム面がリム用開閉弁52のシャ
フト68を他方向、つまり矢印Y2方向に押圧すると、
押圧コイルバネ67が弾性収縮し、ピストン64は矢印
Y2方向に移動する。これにより、リム用開閉弁52の
ピストン64はハウジング61の座面61cから離座
し、第1ポート62と出水ポート63との連通を開け
る。これにより、リム用開閉弁52は水をリム用導管1
6を介してリム通水路12に給水し、ボウル部10の内
壁面を洗浄する。
【0024】次いで、カム94がリム用開閉弁52のシ
ャフト68を下方向に押圧しなくなり、リム用開閉弁5
2が閉弁した後、カム93のカム面がジェット用開閉弁
51のシャフト68を他方向、つまり矢印Y2方向に押
圧し、ジェット用開閉弁51を開弁させる。これによ
り、ジェット用開閉弁51のピストン64はハウジング
61の座面61cから離座し、ジェット用開閉弁51が
開弁し、第1ポート62と出水ポート73とが中間連通
路75を介して連通する。これにより、ジェット用開閉
弁51は水をジェット用導管17を介してジェットノズ
ル15に給水し、強制的にサイホン作用を生じさせる。
【0025】この後、カム93のカム面がジェット用開
閉弁51のシャフト68を押圧しなくなり、ジェット用
開閉弁51が閉弁した後、カム94がリム用開閉弁52
のシャフト68を再度押圧し、リム用開閉弁52を再度
開弁させる。これにより、水がリム用導管16を介して
リム通水路12に給水され、ボウル部10を封水する。
そして、ボウル部10の洗浄が終了する。
【0026】以上説明したように、開閉弁5の第2ポー
ト72は、リム通水路12への水の供給・停止と無関係
に、また、ジェットノズル15への水の供給・停止と無
関係に、第1ポート62と連通している。したがって、
図5に示すように、開閉弁5の第1ポート62と給水管
32とを止水栓31及びフレキシブルホース30を介し
て接続しておけば、第2ポート72には、リム通水路1
2への水の供給・停止及びジェットノズル15への水の
供給・停止と無関係に、水が供給されることとなる。こ
のため、開閉弁5を介して局部洗浄装置100の温水タ
ンク104へ水を供給することができる。
【0027】この結果、局部洗浄装置100と給水管3
2とを直接的に繋ぐ接続管が不要となることから、従来
技術と異なり、複数本の接続管が並列して配置されるこ
とを防止することができる。このため、接続管に要する
配管スペースが小さくて済むばかりか、見栄えの低下を
防止することができる。上記した説明は、局部洗浄装置
100が便器本体1に設けられている場合を前提として
いる。しかし、局部洗浄装置100が便器本体1に設け
られていない場合には、図5に示す蓋部材57を開閉弁
5の第2ポート72に脱着可能に取り付けて第2ポート
72を封止しておけば良い。
【0028】(実施形態2)実施形態2について図6〜
12を参照して説明する。実施形態2は実施形態1と基
本的には同様の構成であり、基本的には同様の作用効果
を奏する。このため共通する部位には共通の符号を付
し、詳細な説明を省略することがある。このタンクレス
便器は実施形態1と同様に便器洗浄タンクを有さない水
洗式便器であり、図6及び図7に示すように、便器本体
1と、便器本体1の後端部に配置された便器洗浄装置4
とを備えている。便器本体1は、排泄物を受けるボウル
部10をもつ便鉢11と、ボウル部10の上部周縁に巡
らされたリム通水路12を有するリム13と、ボウル部
10の底に連通し、排泄物を流すトラップ部14とを備
えている。トラップ部14の入口にはジェットノズル1
5が取り付けられている。
【0029】図7に示すように、便器洗浄装置4は、便
器本体1の後端に取付具40により固定されたベースプ
レート41に保持されており、図6に示すように、ベー
スプレート41の片側に保持された分岐装置2と、ベー
スプレート41の他の片側に保持された開閉弁5と、開
閉弁5を開閉させる駆動装置9と、図示しないコントロ
ーラとを備えている。なお、便器洗浄装置4の主要部は
カバー42により隠蔽されている。
【0030】分岐装置2は、便器洗浄装置4の給水路
と、局部洗浄装置100の温水タンクの給水路とに分岐
させるものである。この分岐装置2は、外側に開口する
分岐用ポート20を形成するフランジ部22と、内側に
開口する吐出ポート25を形成するフランジ部27とを
もつ。図8は開閉弁5の断面を示す。図8では、図5と
異なり、ジェット用開閉弁51が図示右側に示され、リ
ム用開閉弁52が図示左側に示されている。図8に示す
ように、開閉弁5は、ジェット用開閉弁51と、リム用
開閉弁52とを一体的に並設して組み付けて形成されて
いる。
【0031】ジェット用開閉弁51は、ピストン室60
をもつハウジング61と、ピストン室60に連通する第
2ポート72kと、ピストン室60に連通すると共にピ
ストン室60の水を吐き出す出水ポート73と、ピスト
ン室60に摺動可能に保持された剛性をもつ弁機構とし
て機能するピストン64とを有している。ピストン64
の外周部のリング溝にはOリング64aが保持されてお
り、ピストン64の外周部とハウジング61の内壁面と
の境界域をシールしている。また、ピストン室60内に
はハウジング61とピストン64の他端面とにより圧力
相殺室65が形成されている。圧力相殺室65はピスト
ン64に形成された複数本の連通孔66を介して出水ポ
ート73側に連通している。圧力相殺室65には押圧コ
イルバネ67が同軸的に配置されている。押圧コイルバ
ネ67はハウジング61とピストン64の他端面との間
に介装され、ピストン64を常時一方側、つまり矢印Y
1方向に付勢している。ピストン64の一端面にはピス
トン64を軸方向で移動させ得るシャフト68が同軸的
に固定され、ハウジング61から一方向に向けてつまり
矢印Y1方向に向けて突出されている。シャフト68と
ハウジング61との境界域はOリング69によりシール
されている。
【0032】リム用開閉弁52はジェット用開閉弁51
と基本的に同様の構成である。すなわち、リム用開閉弁
52は、ピストン室60をもつハウジング61と、ピス
トン室60に連通しハウジング61内に水を取り込む第
1ポート62kと、ピストン室60に連通してピストン
室60の水を吐き出す出水ポート63と、ピストン室6
0に摺動可能に保持された剛性をもつ弁機構として機能
するピストン64とを有している。第1ポート62k及
び出水ポート63はピストン室60に連通している。ピ
ストン室60内には圧力相殺室65が形成されている。
リム用開閉弁52に係る圧力相殺室65は、ピストンに
形成された複数本の連通孔66を介して出水ポート63
側に連通している。圧力相殺室65には押圧コイルバネ
67が同軸的に配置されている。押圧コイルバネ67は
ハウジング61とピストン64の他端面との間に介装さ
れ、ピストン64を常時一方側、つまり矢印Y1方向に
付勢し、出水ポート63を閉じる方向に付勢力を有して
いる。
【0033】上記したジェット用開閉弁51の第2ポー
ト72kとリム用開閉弁52の第1ポート62kとは、
開閉弁5の中心線PAを介して互いに左右対称位置に設
けられている。第1ポート62k及び第2ポート72k
は、実施形態1の場合と同様に、ハウジング61に形成
されたピストン室60の周方向に沿ったリング状の中間
連通路75と、中間連通路75同士をつなぐ連通路76
とを介して常時連通している。すなわち、第1ポート6
2k及び第2ポート72kは、リム通水路12への水の
供給・停止と関係なく、またジェットノズル15への水
の供給・停止と関係なく常時連通している。
【0034】また、ジェット用開閉弁51の第2ポート
72kには、側面側に突出してフランジ部77が形成さ
れている。リム用開閉弁52の第1ポート62kにも側
面側に突出してフランジ部78が形成されている。フラ
ンジ部77及びフランジ部78は、開閉弁5の中心線P
Aを介して互いに左右対称位置に設けられている。そし
て、開閉弁5の外側面には、複数個のボルト挿通孔をも
つ複数の取付片54が左右対称位置に止めねじ55によ
り脱着可能に保持されている。開閉弁5は、各取付片5
4のボルト挿通孔に挿通した取付ボルト56をベースプ
レート41の孔に挿通した状態とし、取付ボルト56を
締結することにより便器洗浄装置4のベースプレート4
1に脱着可能に保持されている。なお、図8以外の他の
図面では、取付片54及び取付ボルト56の図示を省略
している。
【0035】図9及び図10に示すように、ジェット用
開閉弁51には連結部材80が接続され、連結部材80
の上端にはバキュームブレーカ82が接続されている。
他方、リム用のリム用開閉弁52にも連結部材80が接
続され、連結部材80の上端にはバキュームブレーカ8
2が接続されている。ジェット用開閉弁51の出水ポー
ト73は、連結部材80の吐出ポート81及びバキュー
ムブレーカ82の大気孔83と接続されている。連結部
材80の吐出ポート81には下方に突出して中間フラン
ジ部84が形成されている。ジェット用開閉弁51の中
間フランジ部84はジェット用導管17を介してジェッ
トノズル15に接続されている。
【0036】リム用開閉弁52の出水ポート63は、連
結部材80の吐出ポート81及びバキュームブレーカ8
2の大気孔83と接続されている。連結部材80の吐出
ポート81には下方に突出して中間フランジ部84が形
成されている。リム用開閉弁52の中間フランジ部84
はリム用導管16を介してリム通水路12に接続されて
いる。
【0037】図6に示すように、駆動装置9は第1、2
開閉弁51、52を開閉させるものであり、第1、2開
閉弁51、52の上方に配置されたカム装置90と、カ
ム装置90を作動させるモータ装置95とで形成されて
いる。カム装置90は、第1、2開閉弁51、52に固
定され、前方に向かって両端が突出しているブラケット
91と、このブラケット91に水平状態で回転可能に保
持された回転軸92と、回転軸92に固定された第1、
第2カム93、94とを備えている。
【0038】このタンクレス便器では、図11及び図1
2に示すように、水密閉鎖用の蓋部材57が設けられて
いる。蓋部材57は、開閉弁5のフランジ部77及びフ
ランジ部78と、分岐装置2のフランジ部22とにそれ
ぞれ脱着可能に取り付け可能とされている。すなわち、
図11に示すように、蓋部材57が分岐装置2のフラン
ジ部22に取り付けられると、便器洗浄装置4の分岐用
ポート20は閉鎖され、水密に封止される。他方、図1
2に示すように、蓋部材57がフランジ部78に取り付
けられると、便器洗浄装置4の開閉弁5の第1ポート6
2kは閉鎖され、水密に封止される。
【0039】図11に示すように、トイレ室において
は、壁34に取り付けられた給水管32と、給水管32
に取り付けられた止水栓31とが便器本体1の分岐装置
2と反対側(図示左側)に設置されていることがある。
この場合には、給水管32は、開閉弁5の第1ポート6
2kに近いため、止水栓31及び接続管であるフレキシ
ブルホース30を介して開閉弁5の第1ポート62kの
フランジ部78に接続される。したがって、第1ポート
62kは開閉弁5の入水ポートとして機能する。他方、
開閉弁5の第2ポート72kは導管21、分岐装置2を
介して局部洗浄装置100の温水タンク104に繋がっ
ており、局部洗浄装置100に給水する給水ポートとし
て機能する。なお、便器洗浄装置4の分岐用ポート20
は、図11に示すように、フランジ部22に蓋部材57
が取り付けられることにより閉鎖され、水密に封止され
ている。
【0040】この状態では、給水管32から供給された
水は、止水栓31、フレキシブルホース30及び開閉弁
5の第1ポート62kを経て、開閉弁5の内部を通過
し、開閉弁5の第2ポート62k及び導管21を経て分
岐装置2まで到達し、さらに局部洗浄装置100の温水
タンク104に到達する。すなわち、開閉弁5によるボ
ウル部10の洗浄処理に関係なく、給水管32の水を開
閉弁5の第2ポート72kを経て、局部洗浄装置100
の温水タンク104に給水することができる。このた
め、第2ポート72kは、局部洗浄装置100と接続さ
れ、これに給水する給水ポートとして機能する。
【0041】なお、局部洗浄装置100が便器本体1に
搭載されていない場合には、導管21を外した状態で、
便器洗浄装置4の第2ポート72kのフランジ部77に
蓋部材57を取り付ける。これにより第2ポート72k
を閉鎖し、水密に封止することにしても良い。これに対
し、図12に示すように、他のトイレ室においては、壁
34に取り付けられた給水管32と、給水管32に取り
付けられた止水栓31とが便器本体1の分岐装置2側
(図示右側)に設置されていることがある。この場合、
給水管32は、分岐用ポート20に近いため、止水栓3
1及び接続管であるフレキシブルホース30を介して便
器洗浄装置4の分岐用ポート20のフランジ部22に接
続される。また、分岐装置2から導出された導管21の
端部は、ジェット用開閉弁51の第2ポート72kのフ
ランジ部77に接続される。他方、開閉弁5の第1ポー
ト62kは、フランジ部78に蓋部材57が取り付けら
れることにより閉鎖され、水密に封止されている。
【0042】この状態では、給水管32の水は、止水栓
31、フレキシブルホース30及び分岐用ポート20に
供給され、分岐装置2及び導管21を経て、開閉弁5の
第2ポート72kに供給され、更にリム用開閉弁52及
びジェット用開閉弁51の双方にそれぞれ給水される。
上記のように構成された便器洗浄装置4では、ボウル部
10の洗浄を行おうとする場合、実施形態1と同様に行
われる。すなわち、使用者のスイッチ操作がない限り、
両開閉弁51、52が閉弁しており、給水管32の水は
リム通水路12及びジェットノズル15には供給されな
い。つまり、第1、2開閉弁51、52のピストン64
はハウジング61の座面61cに着座している、ボウル
部10の洗浄を行うときには、使用者のスイッチ操作に
基づいて、コントローラの信号によりモータ装置95が
駆動し、カム装置90の回転軸92が回転駆動される。
これにより、第2カム94のカム面がリム用開閉弁52
のシャフト68を他方向、つまり矢印Y2方向に押圧す
ると、押圧コイルバネ67が弾性収縮し、ピストン64
は矢印Y2方向に移動する。これにより、リム用開閉弁
52のピストン64はハウジング61の座面61cから
離座し、中間連通路75と出水ポート63との連通を開
ける。これにより、リム用開閉弁52は水をリム用導管
16を介してリム通水路12に給水し、ボウル部10の
内壁面を洗浄する。
【0043】次いで、第2カム94がリム用開閉弁52
のシャフト68を下方向に押圧しなくなり、リム用開閉
弁52が閉弁した後、第1カム93のカム面がジェット
用開閉弁51のシャフト68を他方向、つまり矢印Y2
方向に押圧し、ジェット用開閉弁51を開弁させる。こ
れにより、ジェット用開閉弁51のピストン64はハウ
ジング61の座面61cから離座し、ジェット用開閉弁
51の連通路76と出水ポート73とが連通する。これ
により、ジェット用開閉弁51は水をジェット用導管1
7を介してジェットノズル15に給水され、トラップ部
14に強制的にサイホン作用を生じさせる。
【0044】この後、第1カム93のカム面がジェット
用開閉弁51のシャフト68を押圧しなくなり、ジェッ
ト用開閉弁51が閉弁した後、第2カム94がリム用開
閉弁52のシャフト68を再度押圧し、リム用開閉弁5
2を再度開弁させる。これにより、水がリム用導管16
を介してリム通水路12に給水され、ボウル部10を封
水する。そしてボウル部10の洗浄が終了する。
【0045】以上説明したように本実施形態において
は、開閉弁5の第2ポート72kは、リム通水路12へ
の水の供給・停止と無関係に、またジェットノズル15
への水の供給・停止と無関係に、第1ポート62kと常
時連通している。したがって、図11に示すように、開
閉弁5の第1ポート62kを壁34の給水管32に止水
栓31を介して接続しておけば、第2ポート72kはリ
ム通水路12への水の供給・停止と無関係に、同様にジ
ェットノズル15への水の供給・停止と無関係に、水が
供給されることとなる。このため、開閉弁5の第2ポー
ト72k、導管21及び分岐装置2を介して局部洗浄装
置100の温水タンク104へ水を供給することができ
る。
【0046】このため、局部洗浄装置100と給水管3
2とを直接的につなぐ接続管が不要となる。したがっ
て、複数本の接続管が並列して配置されることを防止す
ることができる。このため、接続管に要する配管スペー
スが小さくて済むばかりか、見栄えの低下を防止するこ
とができる。 (付記)上記した記載から次の技術的思想も把握でき
る。
【0047】少なくともリム通水路を有する便器本体
と、便器洗浄タンクを有さず、給水管から供給される水
を少なくとも該リム通水路に導いて該便器本体の洗浄を
行う便器洗浄装置と、を備えたタンクレス便器におい
て、前記便器洗浄装置は、水を少なくとも前記リム通水
路に供給・停止可能な開閉弁を備え、該開閉弁は、互い
に離れた位置に第1ポート及び第2ポートを有し、かつ
該リム通水路に連通する出水ポートを有するハウジング
と、該ハウジングに設けられ、該出水ポートを介して通
水路への水の供給・停止を行う弁機構とを備えており、
前記第2ポートは、通水路への水の供給・停止と無関係
に第1ポートと連通していることを特徴とするタンクレ
ス便器。
【0048】上記した記載から明らかなように、第2ポ
ートは、リム通水路等の通水路への水の供給・停止と無
関係に第1ポートと連通しているため、開閉弁の第1ポ
ート及び第2ポートのいずれか一方を給水管に接続して
水を供給しておけば、開閉弁の第1ポート及び第2ポー
トの他方は、通水路への水の供給・停止と無関係に、水
が供給されることとなる。このため、第1ポート及び第
2ポートの他方と給水管とを直接的に繋ぐ接続管が不要
となり、複数本の接続管が並列して配置されることを防
止することができ、接続管に要する配管スペースが小さ
くて済むばかりか、見栄えの低下を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係り、タンクレス便器の要部の平
面図である。
【図2】実施形態1に係り、タンクレス便器の要部の背
面図である。
【図3】実施形態1に係り、ジェット用開閉弁及びリム
用開閉弁を備えた開閉弁を有する便器洗浄装置の要部の
構成図である。
【図4】実施形態1に係り、図5のIV−IV線に沿っ
た断面図である。
【図5】実施形態1に係り、ジェット用開閉弁及びリム
用開閉弁を備えた開閉弁の断面図である。
【図6】実施形態2に係り、タンクレス便器の要部の斜
視図である。
【図7】実施形態2に係り、タンクレス便器の要部の断
面図である。
【図8】実施形態2に係り、ジェット用開閉弁及びリム
用開閉弁を備えた開閉弁の断面図である。
【図9】実施形態2に係り、ジェット用開閉弁及びリム
用開閉弁を用いた開閉弁の正面図である。
【図10】実施形態2に係り、ジェット用開閉弁及びリ
ム用開閉弁を用いた開閉弁の側面図である。
【図11】実施形態2に係り、給水管が分岐装置と反対
側に設置されている場合におけるタンクレス便器の要部
の背面図である。
【図12】実施形態2に係り、給水管が分岐装置の側に
設置されている場合におけるタンクレス便器の要部の背
面図である。
【符号の説明】
1…便器本体 12…リム通水路(通水路) 15…ジェットノズル(通水路) 32…給水管 4…便器洗浄装置 62、62k…第1ポート 63…出水ポート 72、72k…第2ポート 73…出水ポート 64…ピストン(弁機構) 5…開閉弁(51…第1開閉弁、52…リム用開閉弁) 30…フレキシブルホース 31…止水栓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 勝紀 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 白井 康裕 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D039 BA06 CB01 3H055 AA02 AA22 BA04 BA12 CC03 CC12 DD40 EE01 FF03 FF17 3H067 AA01 AA32 BB03 BB12 CC21 CC60 DD03 DD13 DD23 DD32 DD44 EA02 FF09 GG13 GG21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに離れた位置に第1ポート及び第2ポ
    ートを有し、かつ通水路に連通する出水ポートを有する
    ハウジングと、該ハウジングに設けられ、該出水ポート
    を介して該通水路への水の供給・停止を行う弁機構とを
    備えた開閉弁であって、 前記第2ポートは前記弁機構の作動と無関係に前記第1
    ポートと連通していることを特徴とする開閉弁。
  2. 【請求項2】洋式の水洗式便器に用いられ、第1ポート
    は給水管と接続される入水ポートであり、第2ポートは
    該水洗式便器の局部洗浄装置と接続され得る給水ポート
    であることを特徴とする請求項1記載の開閉弁。
  3. 【請求項3】給水ポートは封止可能であることを特徴と
    する請求項1又は2記載の開閉弁。
JP30280799A 1999-10-25 1999-10-25 開閉弁 Pending JP2001123497A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004232325A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Toto Ltd 水洗便器装置
JP2009097330A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Sung-Man Ji 自動水栓

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