JP2006233583A - トイレ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 外部から供給される水を導入する給水口と、前記給水口を介して導入された水を貯留するタンクと、前記給水口を介して導入される水の前記タンクへの給水を制御する給水制御手段と、前記タンクの中に設置され前記貯留された水の水洗便器への供給を制御する排水弁と、を備え、前記給水制御手段は、前記タンク内の水量に応じてタンク内で上下動するフロートにより作動する第1給水弁と、前記第1給水弁と前記給水口との間に設けられ前記給水口から前記第1給水弁に供給される水の流路を開閉する第2給水弁と、を有することを特徴とするトイレ装置を提供する。
【選択図】 図1
Description
外部から供給される水を導入する給水口と、
前記給水口を介して導入された水を貯留するタンクと、
前記給水口を介して導入される水の前記タンクへの給水を制御する給水制御手段と、
前記タンクの中に設置され前記貯留された水の水洗便器への供給を制御する排水弁と、
を備え、
前記給水制御手段は、前記タンク内の水量に応じてタンク内で上下動するフロートにより作動する第1給水弁と、前記第1給水弁と前記給水口との間に設けられ前記給水口から前記第1給水弁に供給される水の流路を開閉する第2給水弁と、を有することを特徴とするトイレ装置が提供される。
図1は、本発明の実施の形態にかかるトイレ装置の要部を例示する模式図である。
すなわち、同図は、本実施形態のトイレ装置のロータンクの構造を例示する模式図である。
本実施形態においては、トイレ装置の給水口140と、ロータンク200内の給水バルブ266と、の間に、タンク水供給バルブ150が設けられている。このタンク水供給バルブ150を適宜閉めることにより、「お掃除モード」を実行させることができる。
なお、タンク水供給バルブ150は、図1に例示した如く、ロータンク200の外側に設けてもよく、または、ロータンク200の内部に収容してもよい。ロータンク200の外側に設ける場合であっても、後に図18を参照して詳述するように、ロータンク200の外側に設けられるケースの内側に収容している。
ロータンク200の底部には、玉鎖220により引き上げられる排水弁240が排水フランジ242と対向して設けられている。玉鎖220の途中にはフロート222が設けられ、また、排水フランジ242には、オーバーフロー管244が接続されている。排水弁240が開くことにより、ロータンク200内の洗浄水WLは排水フランジ242を介して水洗便器に排出される。一方、オーバーフロー管244は、その先端に開口が設けられ、ロータンク200内の洗浄水WLの水位が何らかの原因で上昇しすぎた場合に、排水フランジ242を介して水洗便器に放流することにより、ロータンク200からの溢水を防止する役割を有する。ここで、図1は、ロータンク200が「満水」の状態を表す。この時、ロータンク200内に貯留された洗浄水WLの水位は、通常は、オーバーフロー管244の先端に設けられた開口よりもやや低い位置にある。
図3及び図4は、通常の水洗洗浄動作を例示する模式図である。
まず、図3(a)に表したように、ロータンク200が満水の状態において、操作ハンドル(図示せず)などの操作により玉鎖レバー84が回転することによりその一端が矢印Cの方向に上昇すると、玉鎖220を介して排水弁240が引き上げられる。すると、ロータンク200内の洗浄水は排水フランジ242を介して排出され、洗浄水Sが便器に供給される。なお、この時、玉鎖220の引き上げ量を調節することにより、いわゆる「大洗浄」と「小洗浄」とを区別することも可能である。
定常状態においては、図5(a)に表したように、便器300のボウル部350に洗浄水が満たされた状態が維持されている。この時、洗浄水の水位は、排水管に連通する排水トラップ370の上端とほぼ等しい。そして、仕切板360により排水管とは遮断され、臭気の逆流などが阻止される。
以上説明したように、玉鎖レバー84を矢印Cの方向に所定の時間だけ回転させると、ロータンク200内の排水弁240が開いて、洗浄水を流すことができる。この一連の通常洗浄の動作に際して、タンク水供給バルブ150はずっと開いた状態とされる。
図7は、「お掃除モード」の動作を表すフローチャートである。
また、図8及び図9は、「お掃除モード」におけるロータンク内の状態を例示する模式図である。
図12(a)は、便器300における封水の通常の水位(CL1)を表す。これに対して、「お掃除モード」を実行し、封水の水位が低下した状態(図11(a)に対応する)においては、図12(b)に例示したように、約30ミリメータ程度、封水の水位(CL2)が低下した。ただし、この低下量は便器300の構造によって異なり、さらに大幅に低下できる場合もある。
図13は、駆動ユニットを設けたトイレ装置を例示する模式図である。
また、図14は、このロータンクの内部を上方から眺めた模式図である。
駆動ユニット10はモータを内蔵し、その動作は、例えば、リモコン510により制御可能とすることができる。この場合、リモコン510は、駆動ユニット10について専用のものであってもよく、あるいは、温水洗浄便座装置などのリモコンと兼用してもよい。
すなわち、この駆動ユニット10は、螺合突出部20と、駆動部40と、を有する。螺合突出部20の先端には、シャフト22が突出している。一方、駆動部40のタンク内向面には、第1の出力軸70と第2の出力軸72とが設けられている。図1乃至図14に関して前述した玉鎖レバー84は、これら出力軸70、72のいずれかに取り付けることができる。
また、駆動部40には、制御部500との間で信号などを授受するための接続用コード76が接続されている。
図16は、本実施例の便器洗浄装置の内部構造を模式的に表した概念図である。なお、同図は、動力伝達関係を説明するための概念図であり、各要素の寸法や配置関係などは、必ずしも実際の通りとは限らない。
モータ42として、DC24ボルトで動作するブラシ型の高速モータを用いた場合、1段目43から4段目49までの減速比は、およそ1/100程度とすることができる。
また、操作ハンドル100を用いた手動操作の際にモータ42のコギングトルクの付加を防ぐため、4段目のギア49は、シャフト22に対して所定の空転角をもって結合されている。
すなわち、本具体例においては、ロータンク200、駆動ユニット10、タンク水供給バルブ150、温水洗浄便座装置400、制御部500、操作部505などが、図示しないケースの中に収容され、一体化されている。図示しないケースの左下端近くには、給水口140が設けられ、トイレ室の給水管に接続される。給水口140は分岐バルブ144に連結され、ここで、ロータンク200への給水路と、温水洗浄便座装置400への旧水路と、に分岐して給水される。そして、分岐バルブ144からロータンク200への給水路にタンク水供給バルブ150が設けられている。
すなわち、駆動ユニット10とタンク水供給バルブ150とは、制御部500に接続されてそれらの動作が制御される。制御部500に対しては、入力起動部から制御信号が送出され、この信号に基づいて、通常の水洗洗浄動作を行うモードもしくは「お掃除モード」のいずれかの動作が選択的に実行される。入力起動部は、図18に例示した操作部505あるいは、図13に例示したリモコン510である。
すなわち、リモコン510には、駆動ユニット10を駆動することにより「大洗浄」や「小洗浄」を実行させる、大洗浄ボタン510A、小洗浄ボタン510Bなどとともに、「お掃除モード」を実行させるための「便器そうじ」ボタン510Cが設けられている。また、図20に例示したリモコン510の場合、温水洗浄便座装置400の動作を制御するための、「おしり」ボタンや、「やわらか」ボタン、「ビデ」ボタン、「乾燥」ボタンなども設けられている。
これらいずれの場合も、待機中は、便器300の封水は通常の水位にあり、「便器そうじ」ボタンが操作される(ステップS111)と、「お掃除モード」に入る(ステップS112)。そして、図21に例示したシーケンスの場合、制御部500からの制御信号によって、まず、タンク水供給バルブ150が閉じられる(ステップS113)。
すなわち、本発明のトイレ装置を構成する要素について当業者が設計変更を加えたものであっても、本発明の要旨を備えたものであれば、本発明の範囲に包含される。
20 螺合突出部
22 シャフト
22P 凸部
40 駆動部
41 筺体
42 モータ
43〜51 ギア
49P 凸部
52 シャフトリターンスプリング
53 ギアリターンスプリング
70、72 出力軸
76 接続コード
82 シャフト
84 玉鎖レバー
100 操作ハンドル
140 給水口
144 分岐バルブ
150 タンク水供給バルブ
200 ロータンク
220 玉鎖
222 フロート
240 排水弁
242 排水フランジ
244 オーバーフロー管
262 フロート
264 レバー
266 給水バルブ
300 便器
330 ジェット噴出口
340 リム通水路
342 リム吐水孔
350 ボウル部
360 仕切板
370 排水トラップ
400 温水洗浄便座装置
500 制御部
505 操作部
510 リモコン
510A 大洗浄ボタン
510B 小洗浄ボタン
510C ボタン
Claims (10)
- 外部から供給される水を導入する給水口と、
前記給水口を介して導入された水を貯留するタンクと、
前記給水口を介して導入される水の前記タンクへの給水を制御する給水制御手段と、
前記タンクの中に設置され前記貯留された水の水洗便器への供給を制御する排水弁と、
を備え、
前記給水制御手段は、前記タンク内の水量に応じてタンク内で上下動するフロートにより作動する第1給水弁と、前記第1給水弁と前記給水口との間に設けられ前記給水口から前記第1給水弁に供給される水の流路を開閉する第2給水弁と、を有することを特徴とするトイレ装置。 - 前記第2給水弁を制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記第2給水弁を開いた状態で前記排水弁を開ける第1の動作モードと、前記第2給水弁を閉じた状態で前記排水弁を開ける第2の動作モードと、を実行可能としたことを特徴とする請求項1記載のトイレ装置。 - 前記排水弁を制御する駆動ユニットをさらに備え、
前記制御部は、前記駆動ユニットも制御することを特徴とする請求項2記載のトイレ装置。 - 前記制御部は、前記第2の動作モードにおいて前記第2給水弁を閉じた状態で前記駆動ユニットを制御することにより排水弁を開けて前記貯留した水を前記水洗便器に流した後に前記排水弁を閉じる便器溜水排出工程を実行し、次に、前記第2給水弁を開いて前記タンク内に水を貯留させるタンク満水工程を実行することを特徴とする請求項3記載のトイレ装置。
- 前記給水制御手段を介して供給された水を前記タンクに貯留せずに前記水洗便器に供給する補助水管をさらに備え、
前記タンク満水工程において、前記補助水管を介して前記水洗便器に供給する水により前記水洗便器の封水の水位を上昇させることを特徴とする請求項4記載のトイレ装置。 - 前記制御部は、前記便器溜水排出工程と、前記タンク満水工程と、の間に、所定の時間だけ待機する待機工程をさらに実行することを特徴とする請求項4または5に記載のトイレ装置。
- 前記制御部は、前記便器溜水排出工程の後に、使用者の入力を検知し前記入力の検知に応じて前記タンク満水工程を開始させる入力判定工程をさらに実行することを特徴とする請求項4または5に記載のトイレ装置。
- 前記制御部は、前記タンク満水工程の後に、前記第2給水弁を開いた状態で前記駆動ユニットを制御することにより排水弁を開けて前記貯留した水を前記水洗便器に流す廃水置換工程をさらに実行することを特徴とする請求項4または5に記載のトイレ装置。
- 前記制御部は、前記タンク満水工程において、前記第2給水弁を開いてから所定の時間だけ待機することを特徴とする請求項8記載のトイレ装置。
- 使用者の身体の一部を水または温水により洗浄する温水洗浄便座装置をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載のトイレ装置。
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2005
- 2005-02-24 JP JP2005049714A patent/JP2006233583A/ja active Pending
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