JPH0994877A - 二軸配向ポリエステルフィルムおよびその製造方法 - Google Patents

二軸配向ポリエステルフィルムおよびその製造方法

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JPH0994877A
JPH0994877A JP25251595A JP25251595A JPH0994877A JP H0994877 A JPH0994877 A JP H0994877A JP 25251595 A JP25251595 A JP 25251595A JP 25251595 A JP25251595 A JP 25251595A JP H0994877 A JPH0994877 A JP H0994877A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】フィルム長手方向のヤング率が550kg/m
2 以上であり、フィルム表面の長さ3mm以上の粗大
傷の数が20個/m2 以下であることを特徴とする二軸
配向ポリエステルフィルム。 【効果】本発明は二軸配向ポリエステルフィルムの最終
製品である感熱転写材などの用途の薄膜化に対応し、感
熱転写材用途では印字抜けと階調性の2つの特性を同時
に非常に良好なものとすることができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱転写材、磁気記
録媒体、電気絶縁材料、包装材料等の用途に有効に用い
られる二軸配向ポリエステルフィルムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】二軸配向ポリエステルフィルムは従来か
ら感熱転写材、磁気記録媒体、電気絶縁材料、包装材料
など分野に広く用いられている。近年、各用途において
最終製品の薄膜化が進み、それに伴い各用途において基
材として用いられているポリエステルフィルムの薄膜化
の要求も強く、厚みの薄くなった分を機械強度で補うた
めに、特にフィルム長手方向の機械強度の向上が必須と
なっている。例えば感熱転写材用途の場合、厚みが薄く
なると特に長手方向の機械強度が低下するため、プリン
タでの印字時に高温で長手方向に張力をかけるとリボン
に皺が発生し、印字の抜けが発生したり、リボンのこし
が弱いために印字時にヘッドとリボンの密着性が低下
し、印字階調性が悪くなるということが問題となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な問題を解決す
るために長手方向の機械強度を向上させる場合、従来は
長手方向、幅方向に延伸後、再度長手方向に延伸すると
いう方法を行っている。この長手方向へ再延伸する工程
でフィルムと延伸ロール間の摩擦によりフィルム表面に
傷が入ったり、摩耗により発生したフィルムの粉がフィ
ルム表面に付着したり、また延伸ロールの汚れの原因と
なり、その汚れがフィルム表面に転写してフィルム表面
に傷が入り、この傷が大きい場合にはフィルムの延伸工
程での破れが発生し、また小さい傷であっても、最終製
品である感熱転写材、磁気記録媒体等として使用したと
きに、印字したときに印字の抜けが起るなどという問題
があった。このような問題を解決する方法として、例え
ば磁気記録媒体用では、特開昭62−214518号公
報のように、フィルム中に含有する粒子の種類を限定し
フィルムの耐摩耗性を改善した例があるが、この場合で
も長手方向の強度を得るために再縦延伸は不可欠であ
り、近年特に厳しくなっているフィルム表面の傷等に起
因するドロップアウトを満足な範囲に抑えることは難し
くなっている。
【0004】本発明は上記のような従来の技術では難し
かった問題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はフィルム長手方
向のヤング率が550kg/mm2 以上であり、フィル
ム表面の長さ3mm以上の粗大傷の数が20個/m2
下であることを特徴とする二軸配向ポリエステルフィル
ムを骨子とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明におけるポリエステルとし
てはポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン
−2,6−ナフタレート、ポリエチレン−α、β−ビス
(2−クロルフェノキシ)エタン−4、4’−ジカルボ
キシレート等が挙げられるが、中でもポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、ポ
リエチレン−α、β−ビス(2−クロルフェノキシ)エ
タン−4、4’−ジカルボキシレートが好ましく、特に
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−
ナフタレートが好ましい。
【0007】また本発明のポリエステルは先に挙げたポ
リマの中の1種類の単独でも、2種以上のポリエステル
の共重合体や、2種以上のポリエステルの混合体であっ
てもかまわない。また本発明の効果を阻害しない範囲で
あれば各種添加剤が添加されていてもかまわない。
【0008】特に限定されないが、本発明の二軸配向ポ
リエステルフィルムには無機粒子、有機粒子等の不活性
粒子を含有していてるとより好ましい。無機粒子として
は、二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、酸化アルミニウ
ム、有機粒子としてはエチルビニルベンゼン−ジビニル
ベンゼン共重合体、ポリメタクリル酸メチル等が挙げら
れる。これら不活性粒子は単独、あるいは種類又は粒子
径の異なる2種以上の粒子を組み合わせて用いられる。
これら不活性粒子を含有することにより、フィルムの滑
り性が改善され、製膜、加工工程でのハンドリング性が
良好となる。
【0009】本発明の二軸配向ポリエステルフィルムの
長手方向のヤング率が550kg/mm2 以上、好まし
くは600kg/mm2 以上、更に好ましくは650k
g/mm2 以上である必要がある。長手方向のヤング率
が上記範囲にない場合は、製品である感熱転写材として
使用した場合に印字皺が入ったり、あるいは階調性が十
分でなかったり、磁気テープとして使用する際には、繰
返しの使用によりテープが伸びたり、破断を起してしま
うため好ましくない。
【0010】また、幅方向のヤング率は特に限定はされ
ないが350kg/mm2 以上、好ましくは380kg
/mm2 以上、更に好ましくは400kg/mm2 以上
の場合、最終製品の性能を良好とするために適してい
る。
【0011】また、フィルム表面に存在する粗大な傷
は、長さ3mm以上、好ましくは2mm以上の傷の数が
20個/m2 以下、好ましくは15個/m2 以下、更に
好ましくは10個/m2 以下である必要がある。フィル
ム表面に存在する傷がこの範囲から外れる場合、磁気テ
ープあるいは感熱転写材等として使用したときに、ドロ
ップアウトや印字抜けなどの問題が発生し最終製品とし
ての使用に不都合をきたす。
【0012】さらに、限定はされないがフィルム表面の
高さ1.35μm以上、好ましくは0.81μm以上の
微小傷の数は20個/cm2 以下、好ましくは15個/
cm2 以下、さらに好ましくは10個/cm2 である場
合、感熱転写材あるいは磁気テープ等として使用したと
きの印字抜けやドロップアウトを少なくするのに有効で
ある。
【0013】限定はされないが長手方向と幅方向のフィ
ルム表面粗さの比が1.03以上、好ましくは1.05
以上である場合、フィルム表面の傷を少なくするのに有
効である。
【0014】またフィルム厚みとしては、特に限定され
ないが1μm以上、好ましくは2μm以上、10μm以
下、好ましくは8μm以下、さらに好ましくは6μm以
下である場合、各用途での薄膜化要求に応えるために好
ましい。
【0015】次に本発明フィルムの製造方法について説
明する。本発明のポリエステルとしては従来から公知の
方法により得られるものを用いることができる。このポ
リエステルを十分乾燥させた後、公知の押出機に供給し
必要に応じて選ばれたフィルターを通過後、口金よりフ
ィルム状に溶融押出する。このとき、必要があれば、2
台以上の押出機、2層以上に分割されたピノール、又は
口金を用いて、2層以上の積層フィルムとしてもかまわ
ない。このフィルム状ポリエステルを20〜60℃の温
度に制御したキャスティングドラム上で急冷固化し非晶
状態とする。このとき公知の静電印加装置を用いてドラ
ムとポリエステルフィルムの密着性を向上させるとより
好ましい。
【0016】また、この非晶状態のフィルムの端部の最
大厚みと中央部の厚みの比は、2〜6の範囲の比較的小
さい値とすると、この後の長手方向、横方向の延伸性が
良好となり、ヤング率の高いフィルムの製膜時に問題と
なる破れ等のトラブルが非常に少なく、更に幅方向の物
性ムラの少ないフィルムを得ることができるため、特に
好ましい。
【0017】得られた非晶状態のポリエステルをまず長
手方向に延伸配向させる。長手方向の延伸は十分加熱さ
れたロール上を通過させて予熱した後、ロールの周速差
を利用して行う。縦方向の延伸は1段の延伸でもかまわ
ないが、以下のような条件で2段以上の多段延伸を行う
と本発明の請求範囲の特性を得るためにより好ましい。
2段以上の多段延伸を行う場合は、長手方向に延伸時の
フィルムの温度がポリエステルのガラス転移温度(T
g)以上Tg+60℃以下の温度範囲で、1.2〜4
倍、好ましくは1.5〜3倍の倍率で1段階延伸後、フ
ィルム温度が1段目の延伸温度よりも5℃低い温度以下
の温度まで低下させてから、2〜5倍、好ましくは2.
5〜4倍程度2段目の延伸を行う。
【0018】また本発明の効果を阻害しない範囲であれ
ば1段目の延伸と2段目の延伸の間に数段階の延伸を行
ってもかまわない。更に、2段目の延伸において延伸直
後のフィルム温度は延伸直前のフィルム温度よりも5℃
以上、好ましくは7℃以上、30℃以下、好ましくは2
5℃以下、20℃以下の範囲で高い場合、本発明範囲の
ヤング率を得るのに非常に適している。この温度よりも
低い場合は高い長手方向ヤング率得られず、高い場合に
は長手方向延伸後の幅方向の延伸ができなくなってしま
う。尚、ここで言う延伸直前とはフィルムが延伸ロール
に触れる直前であり、延伸直後とはフィルムが延伸ロー
ル触れた点とその次のロールに触れた点のちょうど間の
ことを指している。
【0019】尚、上記1段目の延伸後のフィルムの複屈
折は0.001〜0.02、結晶化度は1〜10%と
し、2段目の延伸後のフィルムの複屈折は0.1〜0.
2、結晶化度は10〜30%の範囲とすると本発明範囲
のヤング率を得るために非常に好ましい。
【0020】次に横方向に延伸配向を行う。横方向の延
伸は公知のステンターにより、先の方法で得られた一軸
延伸フィルムのTg−20℃以上Tg+70℃以下の温
度で2〜5倍程度の延伸を行う。横方向の延伸は次第に
高い温度になるように段階的に温度差をつけて行っても
よい。次に熱処理を行う。熱処理は、得られたフィルム
の冷結晶化温度(Tcc)以上、融点(Tm)以下の温
度範囲で必要に応じ行う。また熱処理は緊張下でも弛緩
下で行ってもよい。また必要に応じては横延伸と熱処理
の間に再横延伸を行ってもよい。再横延伸を行う場合は
後の熱処理温度との差が30℃以下の温度範囲で延伸す
ることが好ましい。尚、再横延伸は初めの延伸と同一の
ステンターで行っても、別のステンターで行っても良
く、最初の横延伸と再横延伸の間に170℃以下の温度
で熱処理を行っても良い。
【0021】
【物性の測定方法ならびに効果の評価方法】
(1)フィルムのヤング率 引張試験機に幅10mm、チャック間長さ100mmと
なるようにサンプルフィルムをセットし、23℃、65
%RHの条件下で引張速度200mm/分で引張試験を
行い、応力−伸び曲線の初期の立ち上がり部の接線から
ヤング率を求める。この測定をフィルムの横方向(T
D)について行う。
【0022】(2)フィルム表面の粗大傷の長さ、数 二軸配向ポリエステルフィルムに蛍光灯などでフィルム
表面又は裏側から光を当て、目視によりフィルム表面を
観察するか、または光学顕微鏡で20倍以下の比較的低
倍率でフィルムを観察し傷の長さ、数を測定する。
【0023】(3)フィルム表面の微小傷の高さ、数 10cm四方の大きさのフィルムの測定する面同士を2
枚重ね合せて、印加電圧5.4kVの静電気力で密着さ
せて観察し、フィルム表面の傷により発生する干渉縞か
ら高さを推定する。干渉縞が5重環ので高さ1.35μ
m、3重環で0.81μmとした。光源としてはハロゲ
ンランプに564nmのバンドパスフィルターをかけた
ものを用いる。干渉縞の発生した部分をアルミ蒸着し、
微分干渉顕微鏡で観察して傷か傷以外か判断し、傷の数
を数えた。
【0024】(4)表面粗さの比 小坂研究所製の高精度薄膜段差測定器ET−10を用い
て下記条件で平均粗さRaを測定する。
【0025】触針先端半径:0.5μm 触針荷重 :5mg 測定長 :1mm カットオフ値:0.08mm 測定回数 :10回
【0026】長手方向(MD)および幅方向(TD)に
測定し、いずれか値の小さい方を分母としてRaの比を
求め、これを表面粗さの比とした。
【0027】(5)印字の階調性 フィルム表面に下記組成の熱溶融インキをホットメルト
法により約2〜3μmの厚さに塗布し、反対面にはシリ
コーン塗料よりなる耐熱易滑層を設けて感熱転写材を作
製した。
【0028】[インキ組成] カルナウバワックス :100重量部 マイクロクリスタリンワックス:30重量部 酢酸ビニル・エチレン共重合体:15重量部 カーボンブラック :20重量部
【0029】作製した感熱転写材をセイコー電子社製高
精度プリンタ、“カラーポイント”2を用いて、プリン
タ付属の8階調のソフト(PALMIX)で印字テスト
を行い、下記基準で評価した。受容紙はプリンタ付属の
専門紙を用いた。
【0030】◎:6階調以上が表現できる ○:4階調以上が表現できる △:3階調以上が表現できる ×:階調性がない
【0031】(6)印字抜け 上記(5)と同様に印字テストを行い、白く抜けた部分
の有無により下記基準で評価した。
【0032】◎:白い抜けが全く見られない ○:良く見ると細かい抜けがあるが通常の使用には影響
がない △:○と×の間のレベル ×:抜けが多く使用に耐えない
【0033】(7)ポリエステルの熱特性 示差走査熱量測定装置(例えばセイコー電子社製RDC
220)によりフィルムまたはペレットを300℃まで
昇温し5分間保持後、25℃まで急冷し、20℃/分の
昇温速度で昇温し、DSC昇温曲線を求め、Tg、Tc
c、Tmを読取る。
【0034】(8)延伸時のフィルム表面温度 放射型非接触温度計(例えばミノルタ製505)により
放射率0.98で測定した。
【0035】
【実施例】本発明を実施例に基づいて説明する。
【0036】実施例1 公知の方法により得られたポリエチレンテレフタレート
(PET)のペレットを180℃、真空中で4時間乾燥
後、押出機に供給し280℃の温度で溶融し、フィルタ
ーを通過させた後口金より押出し、静電印加法を用いて
表面温度25℃のキャスティングドラム上で冷却固化し
非晶状態の未延伸PETフィルムを得た。このフィルム
を表1に示す条件で縦方向、横方向に延伸した。まず数
本のロールの配置された縦延伸機を用いて、ロールの周
速差を利用して縦方向にフィルム温度107℃で1.9
倍延伸し、次いで数本のロールでフィルム温度を80℃
まで降温し、3.15倍縦方向の2段目の延伸を行っ
た。2段目の延伸直前のフィルム温度は80℃、延伸直
後のフィルム温度は92℃であった。このようにして得
られた一軸延伸フィルムをステンターにより85℃、9
5℃の2段階の温度で、幅方向に3.3倍延伸を行い、
続いて幅方向に5%弛緩させて225℃、3秒間熱処理
を行い、厚さ3.5μmの二軸配向PETフィルムを得
た。得られたフィルムの長手方向のヤング率は710k
g/mm2 であった。また、フィルム表面の粗大傷を調
べたところ、長さ2mm以上の傷は見られなかった。微
小傷についても0.81μm以上高さの傷は見られなか
った。得られたフィルムを用いて感熱転写材を作製し、
印字テストを行った結果、印字抜け、階調性とも◎であ
り非常に良好であった。
【0037】実施例2〜5、比較例1〜4 使用するポリエステルのペレットを変更し、実施例1と
同様の押出機、延伸装置を用いて延伸配向行った。延伸
条件は表1に、得られたフィルムの特性は表2に記載し
た通りである。フィルム長手方向のヤング率、フィルム
表面の粗大傷が本発明範囲の場合には印字抜け、階調性
とも良好であった。しかし、いずれかの特性が本発明範
囲から外れる場合、印字抜け、階調性の両方を良好なも
のとすることはできなかった。
【0038】
【表1】
【表2】
【0039】
【発明の効果】本発明は二軸配向ポリエステルフィルム
の長手方向のヤング率を550kg/mm2 以上とし、
かつフィルム表面の長さ3mm以上の傷の数を20個/
2 以下とすることにより、二軸配向ポリエステルフィ
ルムの最終製品である感熱転写材などの用途の薄膜化に
対応し、感熱転写材用途では印字抜けと階調性の2つの
特性を同時に非常に良好なものとすることができた。
【0040】本発明のフィルムは感熱転写材に限らず磁
気媒体用などの薄膜化の進んでいる各用途に広く有効に
用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00 C08L 67:00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム長手方向のヤング率が550k
    g/mm2 以上であり、フィルム表面の長さ3mm以上
    の粗大傷の数が20個/m2 以下であることを特徴とす
    る二軸配向ポリエステルフィルム。
  2. 【請求項2】 フィルム表面の高さ1.35μm以上の
    微小傷の数が20個/cm2 以下であることを特徴とす
    る請求項1に記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
  3. 【請求項3】 長手方向と幅方向のフィルム表面粗さの
    比が1.03以上であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
  4. 【請求項4】 フィルムの厚みが1μm以上10μm以
    下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の二軸配向ポリエステルフィルム。
  5. 【請求項5】 長手方向の延伸を2段階で行う延伸方法
    において、1段目の延伸温度が2段目の延伸温度よりも
    高いことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに
    記載の二軸配向ポリエステルフィルムの製造方法。
  6. 【請求項6】 長手方向の2段目の延伸において、延伸
    直後のフィルム温度が延伸直前のフィルム温度よりも5
    ℃以上30℃以下の範囲で高いことを特徴とする請求項
    1〜請求項5のいずれかに記載の二軸配向ポリエステル
    フィルムの製造方法。
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