JPH099455A - 電気配線ボックス固定治具 - Google Patents

電気配線ボックス固定治具

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JPH099455A
JPH099455A JP7180834A JP18083495A JPH099455A JP H099455 A JPH099455 A JP H099455A JP 7180834 A JP7180834 A JP 7180834A JP 18083495 A JP18083495 A JP 18083495A JP H099455 A JPH099455 A JP H099455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wiring
wiring box
fixing jig
main body
fitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP7180834A
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English (en)
Inventor
Toshio Shimano
敏男 嶋野
Yoshiaki Sawada
義明 沢田
Isao Hoshi
勲 星
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TAISEI PREFAB CONSTR
TAISEI PREFAB KK
TOYO KAGAKU SANGYO KK
Original Assignee
TAISEI PREFAB CONSTR
TAISEI PREFAB KK
TOYO KAGAKU SANGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】型枠内面に固定し、電気配線ボックスをはめ込
んで取り付けた後、コンクリートを型枠内に打設するこ
とにより、型枠内に電気配線ボックスを保持するための
電気配線ボックス固定治具に関する。 【構成】型枠内面に固定され、電気配線ボックスを外面
にはめ込んで取り付けた後、コンクリートを型枠内に打
設することにより、型枠内に電気配線ボックスを保持す
るための電気配線ボックス固定治具であって、固定治具
本体は側壁に凹凸を備え、この固定治具本体に電気配線
ボックスを圧入して電気配線ボックス内面に形成した上
記凹凸に対応する凹凸を係合させて抜け止めしたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は型枠内面に固定し、電
気配線ボックスをはめ込んで取り付けた後、コンクリー
トを型枠内に打設することにより、型枠内に電気配線ボ
ックスを保持するための電気配線ボックス固定治具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、型枠内面に固定され、電気配線ボ
ックスを外面にはめ込んで取り付けた後、コンクリート
を型枠内に打設することにより、型枠内に電気配線ボッ
クスを保持するための電気配線ボックス固定治具として
は、次の2通りの機構が採用されていた。
【0003】a)図12のように型枠101の内面に電
気配線ボックスセット盤102を固定し、電気配線ボッ
クスセット盤102にはめ込んだ電気配線ボックス10
3の外面を鉄筋類で押えるもの。
【0004】b)図13のように型枠101の内面に電
気配線ボックスセット盤102を固定し、電気配線ボッ
クスセット盤102にはめ込んだ電気配線ボックス10
3を型枠101や電気配線ボックスセット盤102から
ボルト104を介して引っ張ることにより押えるもの。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記電気
配線ボックス固定治具の機構においては、 a)鉄筋類で押えるものは電気配線ボックスが浮き上が
りやすく、コンクリート打設時にコンクリートペースト
が侵入しやすい。
【0006】鉄筋類で電気配線ボックスを押えるのに多
大の工数が必要であり、精度面でも問題がある。 b)型枠や電気配線ボックスセット盤からボルトを介し
て引っ張るものは、コンクリート打設後にボルトを外す
のに手間がかかる。
【0007】ボルトで引っ張りすぎることが原因で電気
配線ボックスの底面が反ってしまう上、美観に乏しくて
商品価値が低下してしまう。
【0008】この発明の電気配線ボックス固定治具は従
来例の上記欠点を解消しようとするものであり、設置後
に電気配線ボックスが浮き上がることがなく、コンクリ
ート打設時にコンクリートペーストが侵入することがな
いのは勿論、型枠に対する取り付け、取り外しが簡単な
電気配線ボックス固定治具を提供しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明の電気
配線ボックス固定治具は、型枠内面に固定され、電気配
線ボックスを外面にはめ込んで取り付けた後、コンクリ
ートを型枠内に打設することにより、型枠内に電気配線
ボックスを保持するための電気配線ボックス固定治具で
あって、固定治具本体は側壁に凹凸を備え、この固定治
具本体に電気配線ボックスを圧入して電気配線ボックス
内面に形成した上記凹凸に対応する凹凸を係合させて抜
け止めしたことを特徴とするものである。
【0010】この発明の電気配線ボックス固定治具本体
はまた、上記において固定治具本体の側壁に形成した凹
凸が、所定の長さの突条ないし凹溝であることをも特徴
としている。
【0011】この発明の電気配線ボックス固定治具はさ
らに、上記において固定治具本体の側壁に形成した凹凸
が、段差からなることをも特徴の1つとしている。
【0012】
【作用】この発明の電気配線ボックス固定治具によれ
ば、設置後に電気配線ボックスが浮き上がることがな
く、コンクリート打設時にコンクリートペーストが侵入
することがないのは勿論、型枠に対する取り付け、取り
外しが簡単な電気配線ボックス固定治具を提供すること
ができるようになった。
【0013】
【実施例】以下、この発明の電気配線ボックス固定治具
の実施例を、図面に基いて説明する。
【0014】図1ないし図3は、この発明の電気配線ボ
ックス固定治具の1実施例を示すものであり、図におい
て1は固定治具本体で、ほぼ矩形の厚い盤状をなし、盤
面に厚さ方向に貫通するボルト取付孔2,3が一定の間
隔で一対形成されている。そして長辺側の側壁4の下部
中央には所定の長さの突条5が突設されており、この突
条5は傾斜して下方へ張り出すように形成されている。
【0015】上記固定治具本体1は、型枠6へボルト取
付孔2,3に挿通したボルト7およびナット8で固定し
て使用される。すなわち、固定治具本体1の側壁4部分
には矩形タイプのプラスチック製電気配線ボックス9が
はめ込まれ、この電気配線ボックス9の内面下部に形成
した上記突条5に対応する凹溝10に突条5がはまり合
うまで圧入される。電気配線ボックス9の内径は固定治
具本体1の外径とほぼ一致するよう形成されているの
で、電気配線ボックス9は突条5で押し拡げられ、凹溝
10に突条5がはまり合った時点でもとの形状に戻る。
【0016】その際、突条5は凹溝10にはまり合って
抜け止めされ、かつ突条5は下方へ張り出すように形成
されているので、凹溝10に確実に係合され、振動等で
簡単に外れることがない。
【0017】コンクリートの打設および養生が終わった
段階で型枠6をコンクリートの打設面から引き剥すと、
プラスチックの弾性で凹溝10が突条5から抜け、電気
配線ボックス9を損傷させることなく電気配線ボックス
9内から固定治具本体1を抜き取ることができる。
【0018】この実施例では突条5を固定治具本体1側
に設けたが、逆に電気配線ボックス9の内面に突条を形
成し、固定治具本体1の側壁4に凹溝10を形成しても
よいことは勿論である。
【0019】図4ないし図6はこの発明の電気配線ボッ
クス固定治具の他の実施例を示すものであり、固定治具
本体11の形状やボルト取付孔12,13の配置は前記
実施例とほとんど同一である。この実施例では固定治具
本体11の長辺側の側壁14の下部に段差15が形成さ
れている。
【0020】この段差15は固定治具本体11の長辺側
において対向するそれぞれの側壁14に形成され、電気
配線ボックス19の開口端内周に設けた突条20がはま
り合うようになっている。
【0021】この実施例の電気配線ボックス固定治具の
使用に際しては、前記実施例と同様に上記固定治具本体
11は、型枠16へボルト17およびナット18で固定
し、固定治具本体11の側壁14部分には矩形タイプの
電気配線ボックス19がはめ込まれて、この電気配線ボ
ックス19の内面下部に形成した上記段差15に対応す
る突条20がはまり合うまで圧入される。電気配線ボッ
クス19は突条20で押し拡げられ、突条20が段差1
5にはまり合った時点でもとの形状に戻る。
【0022】その後型枠16内へコンクリートを打設
し、養生が終わった時点で型枠16を電気配線ボックス
固定治具とともに打設したコンクリートから取り外せば
作業が完了する。
【0023】図7および図8は、この発明の電気配線ボ
ックス固定治具の別の実施例を示すものであり、固定治
具本体21は円盤状をなしている。そしてボルト取付孔
22,23の中間に縦溝31が形成され、縦溝31内に
設けたボルト取付孔32にはコンクリート内の鉄筋に取
り付けた支持盤に電気配線ボックス29を固定するボル
ト33が挿通される。この実施例でも固定治具本体21
の側壁24の下部全周に段差25が形成されている。
【0024】そしてこの段差25には電気配線ボックス
29の開口端内周に設けた突条30がはまり合うように
なっている。
【0025】この実施例の電気配線ボックス固定治具の
使用に際しては、上記実施例と同様に上記固定治具本体
21は、型枠26へボルト27およびナット28で固定
し、固定治具本体21の側壁24部分には円形の電気配
線ボックス29がはめ込まれて、この電気配線ボックス
29の内面下部に形成した上記段差25に対応する突条
30がはまり合うまで圧入される。電気配線ボックス2
9は突条30で押し拡げられ、突条30が段差15には
まり合った時点でもとの形状に戻る。
【0026】図9および図10は、この発明の電気配線
ボックス固定治具のまた別の実施例を示している。固定
治具本体41は正方形であるが、ボルト取付孔42,4
3の配置は前記実施例とほとんど同一である。この実施
例では固定治具本体41の一対の対向する側壁44の下
部に段差45が形成されている。この段差45には電気
配線ボックス49の開口端内周に設けた突条50がはま
り合うようになっている。
【0027】この実施例の電気配線ボックス固定治具の
使用に際しては、前記実施例と同様に上記固定治具本体
41は、型枠46へボルト47およびナット48で固定
し、固定治具本体41の側壁44部分には正方形の電気
配線ボックス49がはめ込まれて、この電気配線ボック
ス49の内面下部に形成した上記段差45に対応する突
条50がはまり合うまで圧入される。電気配線ボックス
49は突条50で押し拡げられ、突条50が段差45に
はまり合った時点でもとの形状に戻る。
【0028】その後型枠46内へコンクリートを打設
し、養生が終わった時点で型枠46を電気配線ボックス
固定治具とともに打設したコンクリートから取り外せば
作業が完了する。図において51は電気配線ボックス4
9の内面側に突出するよう形成した蓋をビス止めするた
めの張出し部である。
【0029】図11は、この発明の電気配線ボックス固
定治具のさらに別の実施例を示している。(イ)におい
ては固定治具本体61は、型枠65に設けた雌ネジ63
へボルト64をねじ付けることによって取り付けられて
いる。図において上記雌ネジ63は埋込みナット62に
形成してある。また(ロ)においては、雌ネジ63は型
枠に直接形成されており、固定治具本体61はこの雌ネ
ジ63にボルト64で取り付けられている。
【0030】上記各実施例において、各固定治具本体お
よび電気配線ボックスに形成する凹凸の形成される位
置、長さ、深さ等は、固定治具本体への電気配線ボック
スのセットのしやすさ、固着の強度(コンクリートペー
ストの入らない密着強度)、取り外す際に電気配線ボッ
クスを損傷しないかどうか等を考慮して、個々の電気配
線ボックスごとに適宜決定することができる。
【0031】
【発明の効果】この発明の電気配線ボックス固定治具に
よれば、設置後に電気配線ボックスが浮き上がることが
なく、コンクリート打設時にコンクリートペーストが侵
入することがないのは勿論、型枠に対する取り付け、取
り外しが簡単な電気配線ボックス固定治具を提供するこ
とができる。
【0032】また、取り外す際に電気配線ボックスを損
傷することもなく、非常に性能の優れた電気配線ボック
ス固定治具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電気配線ボックス固定治具の1
実施例を示す平面図である。
【図2】その側面図である。
【図3】その断面図である。
【図4】他の実施例を示す平面図である。
【図5】その側面図である。
【図6】その断面図である。
【図7】別の実施例を示す平面図である。
【図8】その断面図である。
【図9】また別の実施例を示す平面図である。
【図10】その断面図である。
【図11】(イ)、(ロ)はさらに別の実施例を示す概
略断面図である。
【図12】従来例の概略断面図である。
【図13】他の従来例の概略断面図である。
【符号の説明】
1 固定治具本体 2,3 ボルト取付孔 4 側壁 5 突条 6 型枠 7 ボルト 8 ナット 9 電気配線ボックス 10 凹溝 11 固定治具本体 12,13 ボルト取付孔 14 側壁 15 段差 16 型枠 17 ボルト 18 ナット 19 電気配線ボックス 20 突条 21 固定治具本体 22,23 ボルト取付孔 24 側壁 25 段差 26 型枠 27 ボルト 28 ナット 29 電気配線ボックス 30 突条 31 縦溝 41 固定治具本体 42,43 ボルト取付孔 44 側壁 45 段差 46 型枠 47 ボルト 48 ナット 49 電気配線ボックス 50 突条 51 張出し部 61 固定治具本体 62 埋込みナット 63 雌ネジ 64 ボルト 65 型枠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型枠内面に固定され、電気配線ボックス
    を外面にはめ込んで取り付けた後、コンクリートを型枠
    内に打設することにより、型枠内に電気配線ボックスを
    保持するための電気配線ボックス固定治具であって、固
    定治具本体は側壁に凹凸を備え、この固定治具本体に電
    気配線ボックスを圧入して電気配線ボックス内面に形成
    した上記凹凸に対応する凹凸を係合させて抜け止めした
    ことを特徴とする電気配線ボックス固定治具。
  2. 【請求項2】 固定治具本体の側壁に形成した凹凸が、
    所定の長さの突条ないし凹溝である請求項1に記載の電
    気配線ボックス固定治具。
  3. 【請求項3】 固定治具本体の側壁に形成した凹凸が、
    段差からなる請求項1に記載の電気配線ボックス固定治
    具。
JP7180834A 1995-06-23 1995-06-23 電気配線ボックス固定治具 Pending JPH099455A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7180834A JPH099455A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 電気配線ボックス固定治具

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JP7180834A JPH099455A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 電気配線ボックス固定治具

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JPH099455A true JPH099455A (ja) 1997-01-10

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ID=16090180

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JP7180834A Pending JPH099455A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 電気配線ボックス固定治具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102129941B1 (ko) * 2020-02-10 2020-08-05 한국토지주택공사 건축물 벽체 일체형 함류 시공용 함체 어셈블리

Cited By (1)

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