JPH0874347A - 断熱パネルの取り付け構造および断熱パネル - Google Patents

断熱パネルの取り付け構造および断熱パネル

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JPH0874347A
JPH0874347A JP20856894A JP20856894A JPH0874347A JP H0874347 A JPH0874347 A JP H0874347A JP 20856894 A JP20856894 A JP 20856894A JP 20856894 A JP20856894 A JP 20856894A JP H0874347 A JPH0874347 A JP H0874347A
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JP
Japan
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insulating panel
heat
screw member
heat insulating
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP20856894A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatake Koyama
正豪 小山
Katsumi Miyanaga
克己 宮永
Koji Watanabe
広治 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Plastics Co Ltd filed Critical Sekisui Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断熱パネルに装着されるねじ部材とアンカー
雄ねじだけで、多くの組み付け部品を必要とすることが
なく、そして多くの組み付け工数も必要としない断熱パ
ネルの取り付け構造を提供すること。 【構成】 断熱パネル1の一方の面部3に座ぐり部5を
形成すると共にこの座ぐり部5の底部に開口する貫通孔
7を断熱パネル1に形成する。フランジ部11と雌ねじ
13とを有し、全軸長が断熱パネル1の厚さ寸法より短
い取付ねじ部材9を断熱パネル1の面部3側より貫通孔
7に挿入し、座ぐり部5内にフランジ部11の全体を嵌
合させて取付ねじ部材9を断熱パネル1に回り止め固定
する。コンクリート打設側である断熱パネル1の他方の
面部17側より取付ねじ部材9の雌ねじ13にアンカー
雄ねじ19をねじ込み装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱パネルの取り付け
構造および断熱パネルに関し、特に断熱パネルをコンク
リート型枠としてコンクリート打設を行う工法にて使用
される断熱パネルの取り付け構造および断熱パネルに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】断熱パネルをコンクリート型枠としてコ
ンクリート打設を行う工法にて使用される断熱パネルの
取り付け構造としては、実公平1−22811号公報に
示されているものが知られている。この断熱パネルの取
り付け構造は、一端に座金部を有するねじ筒を断熱パネ
ルに形成された貫通孔に、そのコンクリート打設側より
挿入し、その反対側よりフランジ頭部付き雄ねじをねじ
筒の雌ねじ部にねじ込み締結して当該ねじ筒を断熱パネ
ルに回り止め固定し、ねじ筒のコンクリート打設側にア
ンカー雄ねじをねじ込み装着するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の断熱パネルの取
り付け構造は所期の目的を達成するが、しかしフランジ
頭部付き雄ねじとねじ筒とアンカー雄ねじの3個のねじ
部材が必要であり、組み付け部品点数が多く、これに伴
い組み付け工数も多くなるという問題点がある。本発明
は、上述の如き問題点に着目してなされたものであり、
断熱パネルに装着されるねじ部材とアンカー雄ねじだけ
で、多くの組み付け部品を必要とすることがなく、そし
て多くの組み付け工数も必要としない断熱パネルの取り
付け構造および断熱パネルを提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明による断熱パネルの取り付け構造は、断熱
パネルの一方の面部に座ぐり部が形成されていると共に
当該座ぐり部の底部に開口する貫通孔が断熱パネルに形
成され、フランジ部と雌ねじとを有し全軸長が断熱パネ
ルの厚さ寸法より短い取付ねじ部材が断熱パネルの前記
一方の面部側より前記貫通孔に挿入されて前記座ぐり部
内にフランジ部の全体が嵌合することにより当該取付ね
じ部材が断熱パネルに回り止め固定され、コンクリート
打設側である前記断熱パネルの他方の面部側より前記取
付ねじ部材の雌ねじにアンカー雄ねじがねじ込み装着さ
れることを特徴としている。
【0005】また上述の目的を達成するために、本発明
による断熱パネルは、一方の面部に座ぐり部が形成され
ていると共に当該座ぐり部の底部に開口する貫通孔が形
成され、フランジ部とアンカー雄ねじ螺合用の雌ねじと
を有し全軸長が断熱パネルの厚さ寸法より短い取付ねじ
部材が前記一方の面部側より前記貫通孔に挿入されて前
記座ぐり部内にフランジ部の全体が嵌合し、当該取付ね
じ部材を回り止め固定されていることを特徴としてい
る。本発明による断熱パネルの取り付け構造あるいは断
熱パネルにおいては、前記取付ねじ部材の断熱パネルに
対する回り止め固定はフランジ部を接着剤により断熱パ
ネルに接着することにより行われていることを詳細な特
徴としている。
【0006】
【作 用】上述の構成によれば、取付ねじ部材が接着剤
などによって断熱パネルに直接回り止め固定され、この
取付ねじ部材にアンカー雄ねじがねじ係合する。断熱パ
ネルの座ぐり部、貫通孔の加工および断熱パネルに対す
る取付ねじ部材の取り付けは工場で行われ、建設現場に
てコンクリート打設に先だって取付ねじ部材にアンカー
雄ねじが装着されればよい。
【0007】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。図1〜図4は本発明による断熱
パネルの取り付け構造および断熱パネルの一実施例を示
している。これらの図において、符号1は発泡スチロー
ルなどにより構成された断熱パネルを示している。断熱
パネル1には、図1に示されているように、その一方の
面部、即ち外壁3に開口した座ぐり部5と、この座ぐり
部5の底部に開口してパネル厚さ方向に貫通した貫通孔
7とが形成されている。この座ぐり部5と貫通孔7とは
工場で正確に位置決め加工される。
【0008】断熱パネル1の座ぐり部5と貫通孔7に
は、図2に示されているように、取付ねじ部材9が装着
されている。取付ねじ部材9は、一端にフランジ部11
を有し、全軸長に亙って雌ねじ13が貫通形成されてい
る。取付ねじ部材9の全軸長は断熱パネル1の厚さ寸法
より短い。取付ねじ部材9は断熱パネル1の外壁3側よ
り貫通孔7に挿入されてフランジ部11の全体が座ぐり
部5内に嵌り込んでおり、フランジ部11を接着剤15
により座ぐり部5の底面に固着されている。
【0009】この取付ねじ部材9の断熱パネル1に対す
る装着は工場で行われてよい。取付ねじ部材9が断熱パ
ネル1に装着されても、取付ねじ部材9の全軸長が断熱
パネル1の厚さ寸法より短いことと、フランジ部11の
全体が座ぐり部5内に嵌り込んでいることにより、断熱
パネル1の表裏両面に突出部ができることがなく、断熱
パネル1は取付ねじ部材9の装着前と同様に完全な平板
として取り扱われるから、工場などより建設現場への輸
送が嵩さばることなく行われ、運搬車のパネル積載効率
が向上し、またタイトに積み重ねられて搬送、保管され
るから、搬送時や保管中の破損する虞れが軽減する。
【0010】図3に示されているように、建設現場にて
断熱パネル1のコンクリート打設面17側より取付ねじ
部材9の雌ねじ13にアンカー雄ねじ19がねじ込み装
着され、このねじ込み装着完了後に、図4に示されてい
るように、断熱パネル1のコンクリート打設面17側に
断熱パネル1を型枠としてコンクリート層21が打設さ
れ、アンカー雄ねじ19がそのコンクリート層21内に
埋没する。コンクリート層21が固化することにより断
熱パネル1はアンカー雄ねじ19をもってコンクリート
層21に固定される。
【0011】なお、取付ねじ部材9の断熱パネル1に対
する回り止め固定は、接着剤15による接着以外に、座
ぐり部5およびフランジ部13の平面形状を四角形など
の非円形にして座ぐり部5に対するフランジ部13の締
まり嵌合などにより行われてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明による断熱パネルの取り付け構造および断熱パネルに
よれば、取付ねじ部材が接着剤などによって断熱パネル
に直接回り止め固定され、この取付ねじ部材にアンカー
雄ねじがねじ係合するから、多くの組み付け部品を必要
とすることがなく、また多くの組み付け工数も必要とし
ない。
【0013】断熱パネルの座ぐり部、貫通孔の加工およ
び断熱パネルに対する取付ねじ部材の取り付けは工場に
て予め行われ、取付ねじ部材に対するアンカー雄ねじの
装着だけが建設現場にて行われればよいから、建設現場
における工数が削減されて施工時間の短縮が図られ、ま
た断熱パネルに取付ねじ部材が取り付けられても、断熱
パネル表裏両面に突出部ができることがなく、断熱パネ
ルは取付ねじ部材の装着前と同様に完全な平板として取
り扱われるから、運搬車のパネル積載効率により物流コ
ストを削減でき、またタイトに積み重ねられて搬送、保
管されることによって搬送時や保管中の破損する虞れが
軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による断熱パネルの取付ねじ部材装着前
の状態を示す断面図。
【図2】本発明による断熱パネルの取付ねじ部材装着後
の状態を示す断面図。
【図3】本発明による断熱パネルの取付ねじ部材にアン
カー雄ねじを装着した状態を示す断面図。
【図4】本発明による断熱パネルのコンクリート打設面
側にコンクリート層を打設した状態を示す断面図。
【符号の説明】
1…断熱パネル 3…外壁 5…座ぐり部 7…貫通孔 9…取付ねじ部材 11…フランジ部 13…雌ねじ 15…接着剤 17…コンクリート打設面 19…アンカー雄ねじ 21…コンクリート層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱パネルの一方の面部に座ぐり部が形
    成されていると共に当該座ぐり部の底部に開口する貫通
    孔が断熱パネルに形成され、フランジ部と雌ねじとを有
    し全軸長が断熱パネルの厚さ寸法より短い取付ねじ部材
    が断熱パネルの前記一方の面部側より前記貫通孔に挿入
    されて前記座ぐり部内にフランジ部の全体が嵌合するこ
    とにより当該取付ねじ部材が断熱パネルに回り止め固定
    され、コンクリート打設側である前記断熱パネルの他方
    の面部側より前記取付ねじ部材の雌ねじにアンカー雄ね
    じがねじ込み装着されることを特徴とする断熱パネルの
    取り付け構造。
  2. 【請求項2】 一方の面部に座ぐり部が形成されている
    と共に当該座ぐり部の底部に開口する貫通孔が形成さ
    れ、フランジ部とアンカー雄ねじ螺合用の雌ねじとを有
    し全軸長が断熱パネルの厚さ寸法より短い取付ねじ部材
    が前記一方の面部側より前記貫通孔に挿入されて前記座
    ぐり部内にフランジ部の全体が嵌合することにより当該
    取付ねじ部材を回り止め固定されていることを特徴とす
    る断熱パネル。
  3. 【請求項3】 前記取付ねじ部材の断熱パネルに対する
    回り止め固定はフランジ部を接着剤により断熱パネルに
    接着することにより行われていることを特徴とする請求
    項1に記載の断熱パネルの取り付け構造あるいは請求項
    2に記載の断熱パネル。
JP20856894A 1994-09-01 1994-09-01 断熱パネルの取り付け構造および断熱パネル Pending JPH0874347A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007085130A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Sekisui Plastics Co Ltd コンクリート壁と断熱パネルの取付け構造および取付け具
US9416692B2 (en) 2011-01-05 2016-08-16 Shanghai Universoon Autoparts Co., Ltd. Auxiliary valve actuating mechanism of engine
CN106382294A (zh) * 2016-11-30 2017-02-08 南京妙策传媒有限公司 一种低压轨道用绝缘地脚螺栓

Cited By (4)

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US9732643B2 (en) 2011-01-05 2017-08-15 Shanghai Universoon Autoparts Co., Ltd. Engine valve actuation mechanism for producing a variable engine valve event
CN106382294A (zh) * 2016-11-30 2017-02-08 南京妙策传媒有限公司 一种低压轨道用绝缘地脚螺栓

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