JPH0993278A - リング伝送システム及び該システムのスケルチ方法 - Google Patents

リング伝送システム及び該システムのスケルチ方法

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JPH0993278A
JPH0993278A JP7247275A JP24727595A JPH0993278A JP H0993278 A JPH0993278 A JP H0993278A JP 7247275 A JP7247275 A JP 7247275A JP 24727595 A JP24727595 A JP 24727595A JP H0993278 A JPH0993278 A JP H0993278A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04J3/02Details
    • H04J3/08Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off
    • H04J3/085Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off for ring networks, e.g. SDH/SONET rings, self-healing rings, meashed SDH/SONET networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/437Ring fault isolation or reconfiguration

Abstract

(57)【要約】 【課題】 BLSR方式のリング伝送システム及びその
スケルチ方法に関し、高速でスケルチ処理を可能とす
る。 【解決手段】 ノード(A)〜(F)をリング伝送路R
Lにより接続したBLSR方式のリング伝送システムに
於いて、各ノード(A)〜(F)は、モディファイド・
スケルチ・テーブル〔A〕〜〔F〕と、スケルチ判定部
とを有する。リング・トポロジーは、リング・トポロジ
ー・フレームを送出して各ノードのIDを挿入すること
により構築し、各ノードは自ノードを先頭し、且つ自ノ
ードを0等の基準値として昇順に接続順番のモディファ
イド・ノードIDを付与し、このモディファイド・ノー
ドIDによりモディファイド・スケルチ・テーブルを形
成し、障害発生時の信号が到達しないノードのモディフ
ァイド・ノードIDと、モディファイド・スケルチ・テ
ーブルのモディファイド・ノードIDとの大小比較によ
りスケルチ判定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向ライン・ス
イッチ・リング方式のリング伝送システム及び該システ
ムのスケルチ方法に関する。複数ノードをリング伝送路
により接続したシステムは、単一方向パス・スイッチ・
リング(UPSR;Uni-directional Path Switche
d Ring )方式と双方向ライン・スイッチ・リング(B
LSR;Bi-directional Line SwitchedRing )方
式とに大別できる。
【0002】前者の単一方向パス・スイッチ・リング方
式に比較して、後者の双方向ライン・スイッチ・リング
方式は、同一チャネルを、異なるノード間に於いて使用
可能となるから、回線容量を大きくできる利点がある。
この双方向ライン・スイッチ・リング方式に於いて、複
数個所に障害が発生してリング伝送路が分断された状態
となると、目的ノードに到達できない信号が発生し、そ
の信号が障害救済の為のループバックによって他のノー
ドに伝送される場合がある。その場合は、誤ったノード
間の通信となるから、目的ノードに到達できない信号
を、パス警報表示信号(P−AIS;Path Alarm I
ndication Signal )に置換して送出するスケルチ(sq
uelch )が実行される。このスケルチを効率良く、且つ
高速で実行することが要望されている。
【0003】
【従来の技術】図31は障害の救済説明図であり、単一
方向パス・スイッチ・リング(以下UPSRと略称す
る)方式は、(a)に示すように、ノード(C)から、
ノード(B)方向のEW側と、ノードD方向のWE側と
に、同一の信号を例えばチャネルch.1によって送出
し、ノード(A)はチャネルch.1の信号をパス・ス
イッチPathSWによって選択受信する。従って、例
えば、(b)に示すように、ノード(A),(B)間に
障害が発生しても、ノード(A)は、パス・スイッチP
athSWによってノード(D)を介したチャネルc
h.1の信号を選択受信することができるから、ノード
(C),(A)間の通信を継続することができる。
【0004】又双方向ライン・スイッチ・リング(以下
BLSRと略称する)方式は、(c)に示すように、ノ
ード(C)は、例えば、EW側のチャネルch.1によ
りノード(A)への信号を送出し、又WE側のチャネル
ch.1によりノード(D)への信号を送出し、又ノー
ド(D)は、WE側のチャネルch.1によりノード
(A)への信号を送出することができる。即ち、同一チ
ャネルch.1を用いて、例えば、ノード(C),
(A)間、ノード(C),(D)間、ノード(D),
(A)間の通信が可能となり、UPSR方式に比較して
回線容量を大きくすることができる。
【0005】このBLSR方式に於いて、(d)に示す
ように、ノード(A),(B)間に障害が発生すると、
APS(Automatic Protection Switch )プロトコ
ルにより救済するものであり、ノード(B)では、例え
ば、チャネルch.1を、細線で示す予備回線のチャネ
ルch.25にループバックし、ノード(A)では、予
備回線のチャネルch.25をチャネルch.1に切替
えることにより、ノード(C)からのチャネルch.1
に送出した信号を、ノード(B)に於いて予備回線のチ
ャネルch.25に切替えて折返し、ノード(A)に於
いて予備回線のチャネルch.25を現用回線のチャネ
ルch.1に切替えることによって、チャネル(C),
(A)間の通信を継続することができる。なお、ノード
(C),(D)間及びノード(D),(A)間は、ノー
ド(A),(B)間を通過しないので、それぞれチャネ
ルch.1により通信が行われる。
【0006】図32はAPSプロトコルの説明図であ
り、WKは現用回線、PTは予備回線を示し、ノード
(A),(B)間に障害が発生して、アラームを検出し
たノード(A)は、スイッチング・ノードとなり、対向
局のノード(B)に対して、ショート・パス及びロング
・パスの双方に伝送路障害を示すリクエスト(SF−R
ING;Signal Failure Ring )を送出する。ロン
グ・パスのリクエストを受信したノード(D),(C)
は、リクエストの宛先(B)を識別し、自ノード宛でな
いことを認識すると、フル・パス・スルーの状態とな
り、K1,K2バイト及び予備回線(プロテクション)
チャネルを通過させる。
【0007】又ショート・パスのリクエストを受信した
ノード(B)もスイッチング・ノードとなり、ショート
・パスにリバース・リクエスト(RR−RING;Rev
erseRepuest Ring )を、又ロング・パスには、受信
したリクエストと同じリクエスト(SF−RING)を
送出する。伝送路障害の場合、ロング・パスからのリク
エストを受信した段階で、ブリッジ及びスイッチを同時
に行う。ブリッジは、同一のトラフィックを、現用,予
備のチャネルに送出する状態を表し、スイッチは予備チ
ャネルからのトラフッィクを選択する状態を表す。
【0008】従って、ノード(B),(A)間の障害発
生により、ノード(A)では、ノード(C)への信号を
予備回線PTに送出するブリッジを形成し、この予備回
線PTは、ノード(B)に於いて、ノード(B)からノ
ード(C)に向かう現用回線WKに送出するスイッチを
形成する。又ノード(B)では、ノード(C)からノー
ド(A)への現用回線WKによる信号を、予備回線PT
に折返すブリッジを形成し、ノード(A)ではこの予備
回線PTから現用回線に切替えるスイッチを行う。従っ
て、ノード(A),(C)間の通信が継続される。
【0009】図33はヘッダ及びK1,K2バイトの説
明図であり、9行×90行のSTM−0(52Mbp
s)のフレーム構成と、9行×85列のバーチャルコン
テナのVC−3とを示し、STM−0フレームの9行×
3列のセクション・オーバー・ヘッドSOHは、フレー
ム同期A1,A2と、STM−1識別番号C1と、誤り
監視B1と、音声打合せE1と、故障特定F1と、デー
タ通信D1〜D3と、ポインタ(AU PRT)H1〜
H3と、誤り監視B2と、APS用K1,K2と、デー
タ通信D4〜D12と、予備Z1,Z2と、音声打合せ
E2との各バイトを含むものである。
【0010】又パス・オーバー・ヘッドPOHは、パス
導通監視J1と、パス誤り監視B3と、パス情報識別C
2と、誤り通知G1と、保守用チャネルF2と、マルチ
フレーム番号の識別H4と、予備Z3〜Z5との各バイ
トを含むものであり、STM−0の9行×87列のペイ
ロードに、VC−3が多重化される。又STM−0の3
多重化によりSTM−1(156Mbps)が構成され
る。
【0011】又セクション・オーバー・ヘッドSOHの
K1バイトは、1〜4ビット目のリクエストと、5〜8
ビット目の相手局ID(K1バイトの送り先ノードの識
別番号)とからなり、又K2バイトは、1〜4ビット目
の自局ID(リクエスト発生ノードの識別番号)と、5
ビット目のショート・パス・リクエスト(“0”)かロ
ング・パス・リクエスト(“1”)かを示すビットと、
6〜8ビット目のステータスとからなるもので、K1バ
イトのリクエストは、“1011”で前述のSF−RI
NG、“0001”で前述のRR−RINGを表し、又
“0000”でリクエスト無しを表す。又K2バイトの
ステータスは、“111”によりAIS;Alarm Ind
ication Signal )を表す。又SONETのSTS−1
信号(52Mbps)に於いても同様である。
【0012】図34はスケルチ動作説明図であり、前述
のように、ノード(A),(C)間と、ノード(A),
(D)間と、ノード(C),(D)間とにそれぞれチャ
ネルch.1で通信を行っている時に、各ノードのチャ
ネルch.1対応のスケルチ・テーブルは、信号の送出
方向毎に送信ノード(信号を挿入するノード)と受信ノ
ード(信号をドロップするノード)とを格納しており、
例えば、ノード(C)に於けるスケルチ・テーブルは、
ノード(B)側へ送出する受信ノード(A)と送信ノー
ド(C)と、ノード(D)側へ送出する受信ノード
(D)と送信ノード(C)とのノード識別番号を格納し
ている。即ち、信号送出方向に従って送信ノードと受信
ノードとの配列でノード識別番号を格納する。
【0013】ノード(A),(B)間及びノード
(A),(D)間に障害が発生すると、ノード(A)は
孤立することになり、又ノード(B)に於いて、現用回
線のチャネルch.1を予備回線のチャネルch.25
に折返し、又ノード(D)に於いても、ノード(A)と
の間のチャネルch.1を、予備回線のチャネルch.
25により折返されたものとして接続すると、ノード
(A)の信号がノード(D)へ送信される誤接続が生じ
る。
【0014】そこで、伝送路障害検出によりスイッチン
グ・ノードとなった(B),(D)のスケルチ・テーブ
ルを基にリクエストを送出すると、ノード(A)には到
達しないから、ノード(B)では、ノード(A)へ折返
す予備回線のチャネルch.25に、Sで示すスケルチ
(パス警報表示信号;P−AIS)を挿入し、又ノード
(D)に於いても予備回線から切替えるノード(A)と
の間の現用回線のチャネルch.1に、Sで示すスケル
チ(パス警報表示信号;P−AIS)を挿入する。この
スケルチによって誤接続状態を回避することができる。
【0015】図35は単一障害と複数障害との判定説明
図であり、(a)はノード(F),(E)間に障害が発
生し、ノード(E)が伝送路障害SF(Signal Fail
)を検出すると、対向局のノード(F)に対して、ノ
ード(D)側へSF−R/F/E/Longで示すロン
グ・パスのリクエスト(伝送路障害)を送出し、又ノー
ド(F)側へSF−R/F/E/Srt/RDIで示す
ショート・パスのリクエスト(伝送路障害)を送出す
る。ノード(F)は、対向局のノード(E)からのショ
ート・パスとロング・パスとの自局宛のリクエストを受
信できることにより、ノード(F),(E)間の単一障
害と判定することができる。
【0016】又図35の(b)は、ノード(B),
(C)間とノード(F),(E)間とに障害が発生し、
ノード(C)が伝送路障害SFを検出し、又ノード
(E)が伝送路障害SFを検出した場合、ノード(C)
は、対向局のノード(B)に対してロング・パスとショ
ート・パスとのリクエスト(伝送路障害)SF−R/B
/C/Long,SF−R/B/C/Srt/RDIを
送出する。ショート・パスのリクエストSF−R/B/
C/Srt/RDIを受信したノード(B)は、ノード
(C)にロング・パスのリクエストSF−R/C/B/
Longを送出する。
【0017】又伝送路障害SFを検出したノード(E)
は、(a)の場合と同様に、対向局のノード(F)に対
してロング・パスとショート・パスとのリクエストSF
−R/F/E/Long,SF−R/F/E/Srt/
RDIを送出し、ノード(F)はショート・パスのリク
エストSF−R/F/E/Srt/RDIにより、ノー
ド(E)に対してロング・パスのリクエストSF−R/
E/F/Longを送出する。
【0018】従って、ノード(F)は、ショート・パス
のリクエストSF−R/F/E/Srt/FDIが、ノ
ード(E)から自局宛であるが、ロング・パスのリクエ
ストSF−R/C/B/Longは、自局宛ではなく、
ノード(B)から他局のノード(C)宛であるから、ノ
ード(F),(E)間と、ノード(B),(C)間との
複数障害と判定することができる。
【0019】又ノード・ステータスは、アイドル・ステ
ートと、スイッチング・ステートと、パス・スルー・ス
テートとに遷移するもので、通常の場合はアイドル・ス
テートである。又障害発生によりワーク・チャネル(現
用回線チャネル)の信号をプロテクション・チャネル
(予備回線チャネル)に切替えるブリッジと、プロテク
ション・チャネルをワーク・チャネルに戻すスイッチと
の何れか又は両方を行うスイッチング・ステートのノー
ドと、このスイッチング・ステートのノード間に位置す
るパス・スルー・ステートのノードとの何れかに遷移す
る。
【0020】又APS(自動保護切替)プロトコルは、
障害発生点を挟むノード間で、障害が発生した側(ショ
ート・パス)と反対側(ロング・パス)を用いて行わ
れ、中間位置のノードはパス・スルー・ステートとな
り、APSプロトコルのモニタは行うが、APSコード
としてのKバイトの終端は行わない。そして、複数障害
発生により正常な接続状態でなくなるチャネルに対して
P−AISを挿入するスケルチを実行するものである。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】各ノードに設けるスケ
ルチ・テーブルは、ノード間の通信チャネル設定時に、
送信ノード(信号を挿入するノード)の識別番号と受信
ノード(信号をドロップするノード)の識別番号とを用
いてチャネル対応に形成するものである。このスケルチ
・テーブルを用いて複数障害発生時にスケルチ挿入を行
う制御を総てソフトウェアによって行う場合、チャネル
対応に信号が到達できないノードを識別番号を基にスケ
ルチ・テーブルの検索処理をプロセッサにより行うこと
になり、識別番号の照合,比較を逐一行うことになるか
ら、スケルチ判定に要する時間が長くなる問題がある。
【0022】又光ファイバによる伝送路長1200k
m、ノード数16のBLSR方式のリング伝送システム
に於いて、障害検出から障害救済の為のループバックや
現用,予備切替えの切替完了まで、50ms以下である
ことが要求されている。又複数障害の場合は、100m
s以下であることが要求されている。従って、障害検出
後は高速で切替処理を実行することが必要となり、又複
数障害時に、スケルチ処理が必要となるから、このスケ
ルチ処理も高速化する必要がある。
【0023】そこで、スケルチ処理を総てハードウェア
によって実行できる構成とすることが考えられる。しか
し、スケルチ・テーブルは、チャネル対応と信号の送受
信方向とに対応してノード識別番号を格納したものであ
るから、このスケルチ・テーブルと、複数障害により信
号が到達できないノードの識別番号を照合,比較する回
路構成は非常に複雑且つ大規模となり、実現は困難であ
る問題がある。本発明は、回路規模を増大することな
く、スケルチ処理の高速化を図ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明のリング伝送シス
テムは、(1)複数のノードをリング伝送路により接続
した双方向ライン・スイッチ・リング方式のリング伝送
システムに於いて、各ノードは、自ノードを基準とし
て、リング伝送路に接続した順番を示すモディファイド
・ノード識別番号と各ノードの識別番号とを対応させ
て、モディファイド・ノード識別番号による通信ノード
間を示すモディファイド・スケルチ・テーブルと、この
モディファイド・スケルチ・テーブルに格納された通信
ノート間を示すモディファイド・ノード識別番号と、障
害発生による信号が到達しないノードのモディファイド
・ノード識別番号との大小比較によりスケルチ判定を行
うスケルチ判定部とを備えている。
【0025】(2)又各ノードは、リング・トポロジー
及びスケルチ・テーブルを管理する制御系ユニットと、
伝送路障害検出,信号品質劣化検出,両系主信号系ユニ
ット抜け検出によって自動保護切替プロトコルを実行
し、切替要求を行う切替系ユニットと、主信号系ユニッ
トとを含み、この主信号系ユニットは、切替系ユニット
からの切替要求により切替えを行うライン・スイッチ
と、制御系ユニットのリング・トポロジーとスケルチ・
テーブルとを基に形成したモディファイド・スケルチ・
テーブルと、このモディファイド・スケルチ・テーブル
を参照してスケルチ判定を行うスケルチ判定部と、スケ
ルチ判定結果によるスケルチを実行するスケルチ実行部
とを有するものである。
【0026】(3)又複数のノードをリング伝送路によ
り接続した双方向ライン・スイッチ・リング方式のリン
グ伝送システムのスケルチ方法に於いて、スケルチ・テ
ーブルを形成する為に必要なリング・トポロジーを構築
する時に、リング・トポロジー構築指示を行うノード
は、自ノード識別番号を先頭に付加したリング・トポロ
ジー・フレームを送出し、このフレームを受信したノー
ドは、受信順に自ノード識別番号を挿入して転送し、リ
ング伝送路を一巡したフレームに挿入されたノード識別
番号順を基に、各ノードは、自ノードの識別番号を先頭
としたリング・トポロジーを構築する過程を含むもので
ある。
【0027】(4)又各ノードは、リング・トポロジー
を基に、自ノードを基準チャネルとして昇順又は降順の
番号によるモディファイド・ノード識別番号を付与し、
スケルチ・テーブルのノード識別番号を、モディファイ
ド・ノード識別番号に変換したモディファイド・スケル
チ・テーブルを形成する過程を含むものである。
【0028】(5)又自ノードのモディファイバ・ノー
ド識別番号を0として、リング伝送路による時計回り又
は反時計回りの接続順に従って昇順にモディファイド・
ノード識別番号を付与することができる。
【0029】(6)又ノード間に障害が発生した時に、
信号が到達できないノードを識別し、このノードのモデ
ィファイド・ノード識別番号と、モディファイド・スケ
ルチ・テーブルのモディファイド・ノード識別番号との
大小比較によりスケルチ判定を行う過程を含むことがで
きる。
【0030】(7)又複数の障害発生により形成された
サブリングのうち、自ノードが属するサブリングとは異
なるサブリングに送信ノード又は受信ノードが存在する
ことを、モディファイド・スケルチ・テーブルを参照し
て識別した時にスケルチが必要と判定することができ
る。
【0031】(8)又リング伝送路は、現用回線と予備
回線とを含み、且つ正常時のアイドル状態と、障害発生
時のパス・スルー状態及びイースト側とウエスト側との
スイッチング状態とを示すノード・ステータスを設定
し、ノード・ステータスに応じて予備回線チャネルに対
するスケルチ判定を行う過程を含むことができる。
【0032】(9)又ノード・ステータスがパス・スル
ー状態を示す時、予備回線チャネルの総てのドロップ側
に対してタイムスロット・アサイン前にスケルチを実行
する過程を含むことができる。
【0033】(10)又ノード・ステータスがスイッチ
ング状態を示す時、モディファイド・ノード識別番号に
よりモディファイド・スケルチ・テーブルを参照してス
ケルチ判定を行うと共に、予備回線チャネルの総てのド
ロップ側に対してタイムスロット・アサイン前にスケル
チを実行し、且つ予備回線チャネルのノードの入力側及
び出力側に対してスケルチを実行する過程を含むことが
できる。
【0034】(11)又複数のノードをリング伝送路に
より接続したBLSR方式のリング伝送システムのスケ
ルチ方法に於いて、障害発生によりスケルチを必要とす
る判定時に、未使用回線に対して強制的にスケルチを実
行する過程を含むことができる。
【0035】(12)又スケルチ・テーブル又はモディ
ファイド・スケルチ・テーブルの未使用回線チャネル
に、自ノード識別番号又は自ノードのモディファイド・
ノード識別番号を格納することができる。
【0036】(13)又各ノードは、主信号系ユニット
に於けるスケルチ判定結果のうち、未使用回線チャネル
に対する強制的なスケルチを除いて、制御系ユニットに
通知する過程を含むことができる。
【0037】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例のリング・
トポロジー構築説明図であり、(a)に示すように、4
個のノード(A)〜(D)がリング伝送路RLにより接
続されたシステムに於いて、各ノードに識別番号を付与
する。例えば、ノード(A)のID=15、ノード
(B)のID=3、ノード(C)のID=7、ノード
(D)のID=8として付与する。次に、(b)に示す
ように、リング・トポロジー(リング・マップ)構築指
示を出したノード、例えば、ノード(A)は、挿入ノ
ード数を1とし、自ノードのIDを1番目として付加し
たリング・トポロジー・フレームを例えば時計回りに送
出する。ノード(B)は、挿入ノード数を2とし、ノ
ード(A)のIDの次に自ノードのIDを挿入して送出
する。ノード(C)は、挿入ノード数を3とし、ノー
ド(B)のIDの次に自ノードIDを挿入して送出す
る。ノード(D)は、挿入ノード数を4とし、ノード
(C)のIDの次に自ノードのIDを挿入して送出す
る。
【0038】ノード(A)は、挿入ノードIDの1番目
が自ノードIDであることから、一巡したことを識別
し、(c)に示すように、リング・トポロジー・フレー
ムの最後尾にENDフラグを付加して送出し、各ノード
に完成したリング・トポロジー・フレームを通知する
〜。このリング・トポロジー・フレームを受信した各
ノードは、自ノードを先頭としたリング・トポロジーを
構築する。例えば、ノード(A)では、「15,3,
7,8」となり、ノード(B)では、「3,7,8,1
5」、ノード(C)では、「7,8,15,3」、ノー
ド(D)では、「8,15,3,7」となる。
【0039】前述のリング・トポロジー構築により、前
述のAPSプロトコルによるK1,K2バイトで自ノー
ドIDと目的ノードIDとを送出することが容易とな
る。又このリング・トポロジーを基にスケルチ・テーブ
ルが形成される。
【0040】図2,図3はスケルチ・テーブル形成の説
明図であり、各ノード(A)〜(D)はそれぞれスケル
チ・テーブルを有し、ノードのIDを格納するものであ
るが、簡略化の為にノード(A)〜(D)と同一の符号
を用いて説明する。例えば、ノード(C),(D)間
で、ノード(B),(A)を介して信号を送受信する場
合、図2の(a)ののように、ノード(C)は、図示
のチャネル対応のテーブル要部に自ノードID「C」を
挿入してノード(B)側へ送出し、端局がノード(C)
であることを通知し、又ノード(D)も図示のチャネル
対応のテーブル要部に自ノードID「D」を挿入してノ
ード(A)へ送出し、端局がノード(D)であるこを通
知する。その場合の*印及び☆印は相手先不明としてい
ることを示す。
【0041】そして、図2の(b)のに示すように、
ノード(B)には、ノード(D)からノード(A)を介
して、ノード(A)側の端局がノード(D)であること
を通知し、又ノード(A)には、ノード(C)からノー
ド(B)を介して、ノード(B)側の端局がノード
(C)であることを通知する。
【0042】次に、図3の(a)のに示すように、ノ
ード(B)を介してノード(C)に端局がノード(D)
であることを通知し、又ノード(A)を介してノード
(D)に端局がノード(C)であることを通知する。そ
れによって、ノード(C)のスケルチ・テーブルには、
自ノードID「C」と対向局のノードID「D」とが設
定され、又ノード(D)のスケルチ・テーブルには、自
ノードID「D」と対向局のノードID「C」とが設定
される。
【0043】次に図3の(b)のに示すように、ノー
ド(C),(D)の完成したスケルチ・テーブルを基
に、ノード(C)からはノード(B)に、相手先不明*
がノード(D)のID「D」であることを通知し、又ノ
ード(D)からはノード(A)に、相手先不明☆がノー
ド(C)のID「C」であることを通知し、又に示す
ように、ノード(B)からノード(A)へ相手先不明*
がノード(D)のID「D」であることを通知し、又ノ
ード(A)からはノード(B)に、相手先不明☆がノー
ド(C)のID「C」であることを通知する。それによ
って、ノード(A),(B)に於いても、ノード
(C),(D)間のチャネルに対応したスケルチ・テー
ブルが完成する。又スケルチ・テーブルの更新の場合も
同様にして実行することができる。なお、障害発生時
は、スケルチ・テーブルの更新を禁止するように制御す
る。
【0044】図4は本発明の実施例のモディファイド・
スケルチ・テーブルの説明図であり、ノード(A)〜
(F)がリング伝送路RLにより接続されたシステムに
於いて、それぞれの識別番号IDが、5,11,9,
7,1,3として付与されている場合、ノード(D)に
於けるリング・トポロジー〔D〕は、「7,1,3,
5,11,9」となり、又ノード(E)に於けるリング
・トポロジー〔E〕は、「1,3,5,11,6,7」
となる。
【0045】スケルチ・テーブルは、自ノードのイース
ト(EAST)側とウエスト(WEST)側とについ
て、信号の伝送方向(DIREC)毎に、その伝送方向
がE→Wの場合、左側が送信ノード(信号を挿入するソ
ースノード)、右側が受信ノード(信号をドロップする
ディステネーションノード)となるように格納し、伝送
方向がE←Wの場合、右側が送信ノード、左側が受信ノ
ードとなるように格納する。なお、1本の光ファイバ伝
送路を、現用回線チャネルch.1〜ch.24、予備
回線チャネルch.25〜ch.48とした場合、障害
発生時にループバックによって救済されるチャネルは、
現用回線のチャネルch.1〜ch.24のみであるか
ら、スケルチ・テーブルもチャネルch.1〜ch.2
4に対して形成することができる。
【0046】前述のノード(E)のスケルチ・テーブル
〔E〕は、左下に示すように、イースト(EAST)
側、即ち、ノード(F)側のE→Wの伝送方向の場合の
送信ノードは、ID=3、受信ノードは、ID=7であ
り、又ウエスト(WEST)側、即ち、ノード(D)側
のE→Wの伝送方向の場合の送信ノードは、ID=3、
受信ノードは、ID=7であることが判る。なお、
F ,7D は、ノード(F),(D)のノードIDが
3,7であることを示している。
【0047】又ノード(D)のスケルチ・テーブル
〔D〕は、左上に示すように、イースト(EAST)
側、即ち、ノード(E)側のE→Wの伝送方向の場合の
送信ノードは、ID=3、受信ノードは、ID=7で、
自ノードであることが判る。又ウエスト(WEST)
側、即ち、ノード(C)側は、送受信しないので、自ノ
ードのID=7を送信ノード及び受信ノードのIDとし
て格納する。又E←Wの伝送方向についても同様にノー
ドのIDを格納する。
【0048】例えば、ノード(A),(F)間とノード
(D),(E)間とに障害が発生した場合、ノード
(E)は、ノード(D)との間の伝送路障害によるウエ
スト(WEST)側ループバックと、自ノードID=
1、ノード(F)からのロング・パスのリクエストによ
るノード(F)のID=3との条件と、リング・トポロ
ジーとにより、IDが5,11,9,7のノードに信号
が到達しないことが判る。そこで、スケルチ判定の為
に、スケルチ・テーブル〔E〕の送信ノードと受信ノー
ドとのIDとを比較する。この場合、ID=7は、信号
が到達しないノードであるからスケルチを実行する。
【0049】前述のように、複数障害によって信号が到
達しないノードが発生した時、そのノードのIDと、ス
ケルチ・テーブルに格納された送信ノードと受信ノード
とのIDとを照合する必要があり、複数のチャネル対応
に照合を実行してスケルチの必要の有無を判定すること
になり、スケルチ判定の処理量が多いものであった。そ
こで、本発明に於いては、モディファイド・スケルチ・
テーブルを形成するものである。
【0050】前述のリング・トポロジーは、自ノードの
IDを先頭に、リング伝送路の接続順に各ノードのID
を順番に格納したものであり、ノード(D),(E)
は、図4のリング・トポロジー〔D〕,〔E〕に示すも
のとなる。そこで、自ノードを0とし、順次昇順に番号
を割当てる。従って、ノード(E)のリング・トポロジ
ー〔E〕は、各ノードのIDにより、前述のように、
「1,3,5,11,9,7」であるが、モディファイ
ド・ノードID(Md,ID)は、「0,1,2,3,
4,5」となる。同様に、ノード(D)のリング・トポ
ロジー〔D〕は、各ノードのIDにより「7,1,3,
5,11,9」であるが、モデファイドID(Md,I
D)は、「0,1,2,3,4,5」となる。
【0051】このモデファイド・ノードIDを用いてス
ケルチ・テーブルからモデファイド・スケルチ・テーブ
ルを形成する。従って、ノード(D)のモディファイド
・スケルチ・テーブル〔D〕は、右上に示すように、イ
ースト(EAST)側のE→Wの伝送方向の送信ノード
は、モディファイド・ノードID=2(ノードID=
3)、受信ノードは、モディファイド・ノードID=0
(ノードID=7;自ノード)となる。同様に、ノード
(E)のモディファイド・スケルチ・テーブル〔E〕
は、右下に示すように、イースト(EAST)側のE→
Wの伝送方向の送信ノードは、モディファイド・ノード
ID=1(ノードID=3)、受信ノードは、モディフ
ァイド・ノードID=5(ノードID=7)となる。
【0052】そして、前述のように、ノード(D),
(F)間及びノード(A),(F)間に障害が発生した
場合、ノード(E)に於いては、信号が到達しないノー
ドは、前述の場合、ノードIDが、5,11,9,7で
あることが判るものであるが、モディファイド・ノード
IDによれば、2〜5のノードに信号が到達しないこと
が判る。即ち、Md,ID≧2のノードであることが判
る。従って、モディファイド・スケルチ・テーブル
〔E〕に於けるMd,ID≧2のノードに対してスケル
チを実行することになる。これは、モディファイド・ノ
ードIDの大小比較によりスケルチ判定が可能であるこ
とを示すもので、簡単な比較回路によってスケルチ判定
を高速で実行することができる。
【0053】図5はノードのユニット構成の説明図であ
り、PWは電源ユニット、SVは監視ユニット、MPは
制御系ユニット、HSは切替系ユニット、HR(1),
HR(2)は受信インタフェース・ユニット、HM
(1),HM(2)は主信号系ユニット、HT(1),
HT(2)は送信インタフェース・ユニットである。例
えば、受信インタフェース・ユニットHR(1)はイー
スト(EAST)側からの信号を受信し、受信インタフ
ェース・ユニットHR(2)はウエスト(WEST)側
からの信号を受信し、送信インタフェース・ユニットH
T(1)はウエスト(WEST)側へ送信し、送信イン
タフェース・ユニットHT(2)はイースト(EAS
T)側へ送信する。伝送路を光ファイバにより構成した
場合は、光電変換及び電光変換の機能を含むものであ
る。又主信号系ユニットHM(1)を現用系(WOR
K)とすると、主信号系ユニットHM(2)は予備系
(PTCT)となる。
【0054】図6は障害発生時のノードの切替動作説明
図であり、図5に示す受信インタフェース・ユニットH
R(1),HR(2)と、主信号系ユニットHM
(1),HM(2)と、送信インタフェース・ユニット
HT(1),HT(2)とによる切替えを示す。又主信
号系ユニットHM(1),HM(2)は同一の構成を有
し、11はポインタ処理部、12はリングスイッチ部、
13はスイッチ・スケルチ部、14は分離タイムスロッ
ト・アサイン部(DROP TSA)、15は挿入タイ
ムスロット・アサイン部(ADD TSA)、16はブ
リッジ・スケルチ部、17はリング・ブリッジ部であ
る。
【0055】又2本の伝送路により各ノード間を接続
し、各伝送路は48チャネルを有し、その48チャネル
のうち、チャネルch.1〜ch.24を現用回線(W
K)(ワーク・チャネル)とし、チャネルch.25〜
ch.48を予備回線(PT)(プロテクション・チャ
ネル)とする。又ポインタ処理部11は、例えば、セク
ション・オーバー・ヘッドSOHのH1〜H3バイトに
よるポインタによって多重化された信号の先頭位置を識
別して、各部を制御する。
【0056】例えば、ノードのイースト(EAST)側
に障害が発生し、受信インタフェース・ユニットHR
(1)と送信インタフェース・ユニットHT(2)とが
×印で示すように使用できない時、主信号系ユニットH
M(1)のリングスイッチ部12により、ウエスト(W
EST)側の予備回線のチャネルch.24〜ch.4
8を、イースト(EAST)側の現用回線のチャネルc
h.1〜ch.24にスイッチし、リングブリッジ部1
7により、チャネルch.1〜ch.24はウエスト
(WEST)側のチャネルch.25〜ch.48にブ
リッジする。
【0057】従って、予備回線のチャネルch.24〜
ch.48により折返されてウエスト(WEST)側か
ら受信した自ノード宛の信号を分離タイムスロット・ア
サイン部14に於いてドロップすることができる。又挿
入タイムスロット・アサイン部15に於いて現用回線の
チャネルch.1〜ch.24に挿入した信号は、ウエ
スト(WEST)側から予備回線のチャネルch.25
〜ch.48により送出される。
【0058】又ウエスト(WEST)側の現用回線のチ
ャネルch.1〜ch.24をリング・ブリッジ部17
に於いて予備回線のチャネルch.25〜ch.48に
ブリッジし、ウエスト(WEST)側の予備回線のチャ
ネルch.25〜ch.48をリング・スイッチ部13
に於いて現用回線のチャネルch.1〜ch.24にス
イッチし、ウエスト(WEST)側からの信号を、ウエ
スト(WEST)側へ折返すループバックを形成するこ
とができる。
【0059】スイッチ・スケルチ部13及びリング・ス
ケルチ部16は、前述のように、複数障害発生により信
号が到達できない時に、モデファイド・スケルチ・テー
ブルを参照して、P−AISを挿入するスケルチを実行
するものである。
【0060】図7はノード制御機能ブロック図であり、
監視ユニットSVと、制御系ユニットMPと、切替系ユ
ニットHSと、主信号系ユニットHMと、受信インタフ
ェース・ユニットHRと、送信インタフェース・ユニッ
トHTとについて示す。制御系ユニットMPは、図1に
ついて説明したような手段によってリング・トポロジー
を構築し、又図2及び図3について説明したような手段
によってスケルチ・テーブルを形成する。又主信号系ユ
ニットHMは、ライン・スイッチと、スケルチ判定部
と、スケルチ実行部と、モディファイド・スケルチ・テ
ーブルとを含み、ライン・スイッチは、切替系ユニット
HSのスイッチ・リクエストに従って切替えが行われ
る。
【0061】制御系ユニットMPは、リング・トポロジ
ーとスケルチ・テーブルとを管理し、リング・トポロジ
ーが構築されていない時に切替系ユニットHSにディフ
ォルトAPSを要求し、又構築されたリング・トポロジ
ーを切替系ユニットHSに渡す。又監視ユニットSVか
らの強制スイッチ,マニュアルスイッチ,試験スイッチ
等のリクエストを切替系ユニットHSに渡す。
【0062】切替系ユニットHSは、受信インタフェー
ス・ユニットHRによる受信信号を監視し、伝送路障害
SF又は信号品質劣化SDを検出した時、又は主信号系
ユニットHMを両系共に抜き取った場合等の両系障害H
M−ALM1&2を検出した時に、これらを切替トリガ
としてAPSプロトコルを実行し、その結果によるスイ
ッチ・リクエストを主信号系ユニットHMに送出する。
又主信号系ユニットHMの両系障害の場合に、K2バイ
トの6〜8ビット目のステータスを、“100”として
他のノードに通知する。
【0063】主信号系ユニットHMは、切替系ユニット
HSからのスイッチ・リクエストにより、制御系ユニッ
トMPのスケルチ・テーブルを基に形成したモディファ
イド・スケルチ・テーブルを参照して、スケルチ判定部
はスケルチが必要か否かを判定し、スケルチ実行部によ
り所定のチャネルにP−AISを挿入するスケルチを実
行する。又主信号系ユニットHMは、ライン・スイッチ
による切替処理及びスケルチ判定結果と実行結果とを制
御系ユニットMPに通知する。なお、障害発生時に、ス
ケルチ・テーブルの更新が禁止されるから、スケルチ・
テーブルの内容とタイムスロット・アサインとの関係が
一致する保証がないことになる。そこで、未使用回線
(UNEQ)に対してもスケルチを実行し、そのスケル
チについては制御系ユニットMPには通知しない。又イ
ースト側とウエスト側との両側の障害にって孤立状態と
なったノード、又は単一障害の場合、又自ノードがスイ
ッチング・ノードでない場合は、スケルチは実行しない
ことになる。
【0064】図8はスケルチ判定の説明図であり、
(a)は、図4に示すシステムと同様のノード識別番号
IDが付与された6個のノード(A)〜(F)がリング
伝送路により接続されたシステムを示し、ノード
(D),(F)間で信号を送受信している時に、ノード
(A),(F)間及びノード(D),(E)間に障害が
発生した場合、ノード(D)は伝送路障害SF検出によ
りイースト(EAST)側にループバックを形成する。
この場合のリング・トポロジー〔D〕は、(b)に示す
ように、「7,1,3,5,11,9」であり、ノード
(F)との間の信号の送受信する場合のモディファイド
・スケルチ・テーブルは、ノードID=3のノード
(F)のモディファイド・ノードID=2であるから、
(c)に示すように、イースト(EAST)側のE→W
方向及びE←W方向は、「2,0」となる。即ち、2
〔F〕−0〔D〕間のパスが形成されていることにな
る。
【0065】切替系ユニットHS(図7参照)に於ける
APSプロトコルの実行により、信号が到達するノー
ド、即ち、ファーエンド・ノードID=5のノード
(A)を識別できるから、このノード(A)のモディフ
ァイド・ノードID=3に変換して主信号系ユニットH
Mへ通知する。即ち、図8の(d)に示すように、“0
011”によるノード(A)のモデファイド・ファーエ
ンド・ノードID(FEID=3〔A〕)と、“10”
によりイースト(EAST)側スイッチであるノードス
テータスSTと、“1”によりブリッジ状態Brと、
“1”によりスイッチ状態Swとを通知する。なお、ノ
ードステータスSTは、“00”=アイドル状態、“0
1”=パス・スルー状態、“10”=イースト側スイッ
チング状態、“11”=ウエスト側スイッチング状態を
表す。又単一障害の場合のファーエンド・ノードID
は、自ノードを示す“000”とする。
【0066】前述のように、ノード(D)に於いては、
イースト(EAST)側障害の為に、イースト(EAS
T)側から信号が到達しない。即ち、図8の(e)に示
すリング・トポロジー〔D〕に於いて、モディファイド
・ノードID=1以上のノードからの信号が到達しな
い。又ウエスト(WEST)側のファーエンド・ノード
(A)がウエスト(WEST)側からの信号が到達する
限界のノードである。即ち、図8の(f)に示すリング
・トポロジー〔D〕に於いて、モディファイド・ノード
ID=2以下のノードからの信号が到達しない。従っ
て、図8の(b)に示すリング・トポロジー〔D〕に於
いて、信号が到達しないノードは、モディファイド・ノ
ードID=1,2であることが判る。
【0067】この場合、モディファイド・ノードIDが
2以下のノードに信号が到達しないことが判るから、モ
ディファイド・スケルチ・テーブルを参照して、信号が
到達しないノードがあれば、即ち、2以下のモディファ
イド・ノードIDがあればスケルチが必要と判定するこ
とができるから、図8の(c)に示すモディファイド・
スケルチ・テーブルに於いては、2以下のモディファイ
ド・ノードIDがあり、このチャネルに対してスケルチ
を実行することになる。
【0068】図9はスケルチ判定の説明図で、(a)は
図8の(a)と同一のシステムを示す。又ノード(E)
に於けるリング・トポロジー〔E〕は、(b)に示すよ
うに、「1,3,5,11,9,7」となり、ノード
(F),(D)間は、モディファイド・ノードID=
1,5間の通信となるから、1〔F〕−5〔D〕間のパ
スが形成されていることになる。従って、(c)に示す
ように、モディファイド・スケルチ・テーブル〔E〕
は、ウエスト(WEST)側について「1,5」とな
る。
【0069】又ノード(A),(F)間及びノード
(E),(D)間の障害によるAPSプロトコルの実行
によって、切替系ユニットHSから主信号系ユニットH
Mには、(d)に示すように、ファーエンド・ノード
(F)のIDをモディファイド・ノードIDに変換した
“0001”(FEID=1〔F〕)と、ウエスト側ス
イッチ状態を示す“11”のノード・ステータスST
と、“1”のブリッジ状態Brと、“1”のスイッチ状
態Swとを通知する。
【0070】又ウエスト側障害であるから、(e)に示
すリング・トポロジー〔E〕に於いてウエスト側(右
側)から信号が到達しない。又(f)示すリング・トポ
ロジー〔E〕に於いて、ファーエンド・ノードは、ノー
ド(F)であり、このモディファイド・ノードID=1
を超えた値のモディファイド・ノードIDのノードには
信号が到達しない。従って、(b)のリング・トポロジ
ー〔E〕に示すように、モディファイド・ノードID=
2以上のノードに信号が到達しないことが判るから、モ
ディファイド・スケルチ・テーブル〔E〕に2以上のモ
ディファイド・ノードIDがあれば、スケルチが必要と
判定する。この場合、モディァイドID=5のノード
(D)が存在するから、そのチャネルにスケルチを実行
することになる。
【0071】図10はスケルチ処理の説明図であり、図
8の(a)と同一の状態に於けるスケルチ処理について
示し、Sはスイッチ側スケルチ、Bはブリッジ側スケル
チ、点線は予備回線を示す。ノード(A),(D),
(E),(F)はそれぞれ伝送路障害SFを検出するこ
とになるから、スイッチング・ノードとなる。
【0072】又ノード(D)のモディファイド・スケル
チ・テーブル〔D〕の例えばチャネルch.1の伝送方
向DIRECについて示し、イースト(EAST)側の
E→W方向の送信ノードはモディファイド・ノードID
=2のノード(F)、受信ノードは自ノード(D)であ
り、又E←W方向の送信ノードは自ノード(D)、受信
ノードはモディファイド・ノードID=2のノード
(F)であり、イースト(EAST)側障害により、E
→W方向はスイッチSw、E←W方向はブリッジBrと
し、ウエスト(WEST)側のE→W方向はブリッジB
r、E←W方向はスイッチSwとした場合を示す。
【0073】例えば、ノード(D)に於いては、モディ
ファイド・スケルチ・テーブル〔D〕を参照して、チャ
ネルch.1のモディファイド・ノードID=2のノー
ド(F)には信号が到達しないから、スケルチを実行す
る。又ノード(E)に於いても、同様に、モディファイ
ド・スケルチ・テーブルを参照して、信号が到達しない
ノード(D)に対するチャネルch.1についてスケル
チを実行する。
【0074】図11,図12はイースト側スケルチ判定
部の説明図であり、図11は、例えば、ノード(E)の
イースト(EAST)側のブリッジ、図12はイースト
(EAST)側のスイッチの場合を示し、21,22,
41,42はアンド回路(&)、23,43はFEID
=0でない時に“1”を出力するゲート回路、24,4
4はインバータであり、チャネル共通部を構成する。
【0075】又25,26,45,46は比較器(CO
MP)、27,28,47,48は送信ノード又は受信
ノードのモディファイド・ノードIDが0でない時に
“1”を出力するゲート回路、29は送信ノードと受信
ノードとのモディファイド・ノードIDが共に0(自ノ
ード)の時に“1”を出力するゲート回路(ALL
0)、30,31,33,50,51,53はアンド回
路(&)、32,52はオア回路(OR)、34,54
はレジスタであり、チャネル対応部を構成する。又チャ
ネルch.1〜ch.24を現用回線、チャネルch.
25〜ch.48を予備回線ととする。
【0076】又モディファイド・ノードIDによるリン
グ・トポロジー〔E〕を基にしたファーエンド・ノード
ID=4の場合、切替系ユニットHSから主信号系ユニ
ットHPへの制御情報は“01001011”となる。
即ち、FEID(ファーエンド・モディファイド・ノー
ド識別番号)=“0100”、イースト側スイッチを示
すノード・ステータスST=“10”、ブリッジ状態を
示すBr=“1”、スイッチ状態を示すSw=“1”と
なる。
【0077】又モディファイド・スケルチ・テーブル
〔E〕は、前述のように、ノード(E)のイースト(E
AST)側と、ウエスト(WEST)側と、伝送方向D
IREC(E→W,E←W)とに対応して、スイッチ状
態Swと、ブリッジ状態Brと、モディファイド・ノー
ドIDによる送信ノードSRC(ソース・ノード)と、
受信ノードDEST(ディステネーション・ノード)と
が格納されている。
【0078】図11に於けるチャネル共通部に於いて
は、ファーエンド・ノードID(FEID)がとして
出力され、又ノード・ステータスSTの“10”の先頭
の“1”がアンド回路22に入力され、次の“0”がゲ
ート回路23により“1”に反転されてアンド回路21
に入力される。又ブリッジ状態Brの“1”がアンド回
路21に入力される。この場合の出力は“1”とな
り、イースト・ブリッジEAST/Brを示すものとな
る。又ゲート回路23の出力は、FEID≠0であるか
ら“1”となり、アンド回路21の出力は“1”とな
る。又図12に於けるチャネル共通部のアンド回路42
には、“1”のスイッチ状態Swが入力されることにな
り、この場合の各出力〜は、図11のチャネル共通
部の各出力〜と同一となる。
【0079】又チャネル対応部に於いては、比較器2
5,45によりFEIDと、イースト(EAST)側の
送信ノードのモディファイド・ノードID(East
SRCBr,East SRC Sw)とを比較し、比
較器26,46によりFEIDと、イースト(EAS
T)側の受信ノードのモディファイド・ノードID(E
ast DEST Br,East DEST Sw)
とを比較し、B<Aの場合に出力を“1”とする。即
ち、FEIDより小さいモディファイド・ノードIDの
場合に“1”を出力する。
【0080】又送信ノード及び受信ノードのモディファ
イド・ノードIDが0でない時、即ち、自ノードを示す
ものではない時に、ゲート回路27,28,47,48
の出力が“1”となり、比較器25,26,45,46
の出力が“1”であれば、アンド回路30,31,5
0,51の出力が“1”となり、オア回路32,52を
介してアンド回路33,53に入力され、チャネル共通
部のアンド回路21,41の出力が“1”であると、
アンド回路33,53の出力が“1”となり、レジスタ
34,54にセットされ、スケルチ決定チャネルを表示
することになる。又送信ノードと受信ノードとのモディ
ファイド・ノードIDが共に0の場合は、ゲート回路2
9の出力が“1”となり、この場合は未使用回線を示
し、このチャネル対応部のレジスタ34にアンド回路3
3の“1”の出力がセットされ、未使用チャネルに対す
るスケルチ決定を表示することになる。
【0081】図13,図14はウエスト側スケルチ判定
部の説明図であり、図13は、例えば、ノード(E)の
ウエスト(WEST)側のブリッジ、図14はウエスト
(WEST)側のスイッチの場合を示し、61,62,
71,72はアンド回路(&)、63,73はFEID
=0でない時に“1”を出力するゲート回路であり、チ
ャネル共通部を構成する。
【0082】又64,74はスケルチ決定チャネルを表
すレジスタである。又65,66,75,76は比較器
(COMP)、67,77はオア回路(OR)、68,
78はアンド回路(&)、69は送信ノードと受信ノー
ドとのモディファイド・ノードIDが共に0の時に
“1”を出力するゲート回路(ALL0)であり、チャ
ネル対応部を構成する。
【0083】又モディファイド・ノードIDによるリン
グ・トポロジー〔E〕を基にしたファーエンド・ノード
ID=4の場合、切替系ユニットHSから主信号系ユニ
ットHPへの制御情報は“01001111”となる。
即ち、FEID(ファーエンド・モディファイド・ノー
ド識別番号)=“0100”、ウエスト側スイッチを示
すノード・ステータスST=“11”、ブリッジ状態を
示すBr=“1”、スイッチ状態を示すSw=“1”と
なる。
【0084】この場合のチャネル共通部の出力はFE
IDであり、又出力,は“1”となる。又チャネル
対応部の比較器65,66,75,76は、図11,図
12のチャネル対応部の比較器とは反対に、FEIDよ
り大きい値のモディファイド・ノードIDの送信ノード
又は受信ノードの場合に、出力を“1”とするものであ
る。又チャネル共通部の出力が“1”の時に、比較器
65,66,75,76の出力が“1”であれば、アン
ド回路68,78の出力が“1”となってレジスタ6
4,74にセットされ、スケルチ決定のチャネルを表示
することになる。又ゲート回路69によりブリッジ側の
未使用回線を識別して、スケルチを実行することを表示
する。
【0085】図15はスケルチ挿入点の説明図であり、
主信号系ユニットHMのタイムスロット・アサイン部の
要部を示し、(WEST)はウエスト側、(EAST)
はイースト側を示し、又80はセレクタ(E/WSE
L)、81〜84はウエスト側又はイースト側タイムス
ロット・アサイン部(TSA)、85,86は挿入部
(INS)、87〜90はスケルチ部(SQBr,S
Sw)、91,92は警報表示信号部(AIS)、9
3,94はスイッチ部(S)、95,96はブリッジ部
(B)である。又実線は現用回線(ch.1〜ch.2
4)、点線は予備回線(ch.25〜ch.48)を示
す。
【0086】セレクタ80を介してイースト側又はウエ
スト側タイムスロット・アサイン部82,83によりド
ロップされた信号は、セレクタ80を介して送出され、
又挿入する信号はイースト側及びウエスト側タイムスロ
ット・アサイン部81,84に入力される。又、例え
ば、ノードのウエスト(WEST)側ブリッジはブリッ
ジ部96により行われ、その場合のブリッジ・スケルチ
はスケルチ部87によるP−AISの挿入により実行さ
れる。又イースト(EAST)側スイッチは、スイッチ
部93により行われ、その場合のスイッチ・スケルチは
スケルチ部88によるP−AISの挿入により実行され
る。
【0087】図16はイースト側ループバック時の信号
の流れ説明図であり、図15と同一符号は同一部分を示
し、ノードのウエスト(WEST)側の障害発生によ
り、そのウエスト(WEST)側でループバックした場
合を示す。即ち、受信イースト(EAST)側の現用回
線のチャネルch.1〜ch.24は、挿入部85とブ
リッジ部96とが制御されて、符号で示すと、93→8
8→85→87→96の経路で、送信イースト(EAS
T)側の予備回線のチャネルch.25〜ch.48に
ループバックされ、スケルチ判定により、スケルチ部8
7によりスケルチ判定チャネルに対してP−AIS挿入
が行われる。
【0088】又受信イースト(EAST)側の予備回線
のチャネルch.25〜ch.48は、スイッチ部94
と挿入部86とが制御されて、符号で示すと、94→8
9→86→90の経路で、送信イースト(EAST)側
の現用回線のチャネルch.1〜ch.24にループバ
ックされ、スケルチ判定により、スケルチ部89によ
り、スケルチ判定チャネルに対してP−AIS挿入が行
われる。
【0089】図17はウエスト側ループバック時の信号
の流れ説明図であり、図15と同一符号は同一部分を示
し、ノードのイースト(EAST)側の障害発生によ
り、そのイースト(EAST)側でループバックした場
合を示す。その場合の切替系ユニットHSから主信号系
ユニットHMへは、ファーエンド・ノードID(FEI
D)と、ノードステータスST=“10”(イースト側
スイッチ)と、ブリッジBr=“1”と、スイッチSw
=“1”とからなる制御情報が転送される。そして、受
信ウエスト(WEAT)側の現用回線のチャネルch.
1〜ch.24は、挿入部86とブリッジ部95とが制
御されて、符号で示すと、94→89→86→90→9
5の経路で、送信ウエスト(WEST)側の予備回線の
チャネルch.25〜ch.48にループバックされ、
スケルチ部90によりスケルチ判定チャネルに対してP
−AIS挿入が行われる。
【0090】又受信ウエスト(WEST)側の予備回線
のチャネルch.25〜ch.48は、スイッチ部93
と挿入部85とが制御されて、符号で示すと、93→8
8→85→87の経路で、送信ウエスト(WEST)側
の現用回線のチャネルch.1〜ch.24にループバ
ックされ、スケルチ部88によりスケルチ判定チャネル
に対してP−AIS挿入が行われる。
【0091】図18は予備回線チャネルに対するスケル
チ処理の説明図であり、(a)に示すように、ノード
(A)〜(F)が実線の現用回線と点線の予備回線とを
介して接続され、ノード(F),(D)間のPCA(プ
ロテクション・チャネル・アクセス)パスにより実線矢
印の経路で信号の送受信を行っている時に、(b)に示
すように、ノード(A),(F)間に障害が発生し、ノ
ード(A),(F)にそれぞれリング・スイッチ発生に
より予備回線を使用することになった時、ノード
(F),(D)間のPCAパスは使用できなくなる。従
って、予備回線チャネルの挿入個所は総てスルー状態と
し、又予備回線チャネルからドロップする個所は、P−
AISを挿入するスケルチSを実行することになる。即
ち、パス・スルー・ノードは、予備回線チャネルを総て
スルー状態として信号挿入は停止し、信号ドロップ・チ
ャネルにはP−AIS挿入を行うものである。
【0092】図19はスイッチング・ノードに於けるス
ケルチ処理の説明図であり、(a)に示すように、ノー
ド(A)〜(F)がリング伝送路(細線による現用回線
と点線による予備回線)により接続され、ノード
(B),(D)に於いて切替系ユニットHSが引き抜か
れた状態で、ノード(C),(F)間と、ノード
(F),(E)間と、ノード(E),(D)間とに於い
て、太線で示すようにPCAパスを形成して通信を行っ
ている時に、(b)に示すように、ノード(A)からノ
ード(F)に向かう細線の現用回線と太線のPCAパス
とに障害が発生した場合、S点でスケルチを実行する。
即ち、ノード(F),(E)は予備回線チャネルをスル
ー状態とし、その予備回線からドロップしていたチャネ
ルにP−AISを挿入するスケルチを実行する。
【0093】又ノード(A)からのAPSコードは、ノ
ード(B)の切替系ユニットHSが抜けていると、ノー
ド(C),(D)には伝達されないので、ノード
(C),(D)は正常時の状態を維持している。このよ
うなノード(C),(D)に対しても予備回線が使用で
きないことを通知する為に、スイッチング・ノードとな
ったノード(A),(F)に於ける障害発生個所側から
受信する予備回線のチャネルにP−AISを挿入するス
ケルチを実行し、障害発生個所側へ送出する予備回線の
チャネルはスルー状態とする。又はこの障害発生個所側
へ送出する予備回線のチャネルにもP−AISを挿入す
るスケルチを実行する。
【0094】図20は予備回線チャネルに対するスケル
チ処理の説明図であり、図15と同一符号は同一部分を
示し、切替系ユニットHSから主信号系ユニットHMへ
の制御情報のノード・ステータスST=“01”によ
り、パス・スルーの状態を示す。即ち、挿入部85によ
りイースト(EAST)側の予備回線チャネルch.2
5〜ch.48をウエスト(WEST)側の予備回線チ
ャネルch.25〜ch.48に接続し、又挿入部86
によりウエスト(WEST)側の予備回線チャネルc
h.25〜ch.48をイースト(EAST)側の予備
回線チャネルch.25〜ch.48に接続する。この
場合、予備回線チャネルからタイムスロット・アサイン
部82,83とセレクタ80とを介してドロップする全
チャネルに対しては、タイムスロット・アサイン前に警
報表示信号部91,92からAISを挿入する。
【0095】図21は予備回線チャネルに対するスケル
チ処理の説明図であり、図15と同一符号は同一部分を
示し、切替系ユニットHSから主信号系ユニットHMへ
の制御情報のノードステータスST=“10”により、
イースト・スイッチの状態を示す。即ち、ウエスト(W
EST)側からの予備回線チャネルch.25〜ch.
48による信号は、スイッチ部93とスケルチ部88と
挿入部85とスケルチ部87とを介して、ウエスト(W
EST)側への現用回線チャネルch.1〜ch.24
により送出される。そして、ウエスト(WEST)側へ
の予備回線チャネルch.25〜ch.48には、スケ
ルチ部87からP−AISを挿入してスケルチが実行さ
れる。
【0096】又ウエスト(WEST)側からの現用回線
チャネルch.1〜ch.24の信号は、符号のみで示
すと、94→89→86→90→95の経路で、ウエス
ト(WEST)側への予備回線チャネルch.25〜c
h.48により送出さる。又イースト(EAST)側及
びウエスト(WEST)側の予備回線チャネルch.2
5〜ch.48からタイムスロット・アサイン部82,
83とセレクタ80とを介してドロップする全チャネル
に対しては、タイムスロット・アサイン前に警報表示信
号部91,92からAISを挿入する。
【0097】図22はサービス・セレクタ設定時の説明
図であり、100はサービス・セレクタ(SS)、10
1はドロップ・アンド・コンティニュー部である。リン
グ伝送路によりノード(A)〜(F)が接続された一方
の伝送システムと、これと同様な他方の伝送システムと
を、例えば、ノード(D),(E)を介して接続し、ノ
ード(A)と他方の伝送システムのノードとの間で、チ
ャネルch.1により信号を送受信する場合、ノード
(A)からの信号をノード(E)のドロップ・アンド・
コンティニュー部101によりドロップすると共に、ノ
ード(C)へ送出する。又ノード(D)に於いて他方の
伝送システムから受信した信号と、ノード(E)に於い
て他方の伝送システムから受信した信号を、ノード
(E)のサービス・セレクタ100により正常な方を選
択して送出する。従って、一方と他方との伝送システム
は、二重化された伝送路によって接続されることにな
る。
【0098】図23,図24はサービス・セレクタ設定
時のスケルチ・テーブルの説明図であり、ノード(A)
〜(F)対応のスケルチ・テーブル〔A〕〜〔F〕と、
リング・トボロジー〔A〕〜〔F〕とを示す。なお、リ
ング・トポロジー〔A〕〜〔F〕の下部に示す0〜5は
モディファイド・ノードIDを示す。例えば、ノード
(A)のリング・トポロジー〔A〕は、図22に示す接
続構成に従って、ノード(A)を先頭に時計回りの接続
順序を示し、モディファイド・ノードIDは、ノード
(A)を0として順次昇順に付与される。
【0099】又他のノード(B)〜(F)のリング・ト
ボロジー〔B〕〜〔F〕についても、同様に、自ノード
を先頭に時計回りの接続順序を示し、且つモディファイ
ド・ノードIDは、自ノードを0として順次昇順に付与
される。又スケルチ・テーブル〔A〕〜〔F〕は、モデ
ィファイド・ノードIDと基に、図示を省略しているモ
ディファイド・スケルチ・テーブルを形成するものであ
る。
【0100】又ノード(A)のスケルチ・テーブル
〔A〕は、図23に示すように、ウエスト(WEST)
側のチャネルch.1のE→W方向の送信ノードはA、
受信ノードはD、E←W方向の送信ノードはD、受信ノ
ードはAを示す。又ノード(B),(C)のスケルチ・
テーブル〔B〕,〔C〕は、チャネルch.1は使用し
ていない状態を示す。
【0101】又ノード(F)のスケルチ・テーブル
〔F〕は、チャネルch.1のE→W方向のイースト
(EAST)側の送信ノードA、受信ノードD、ウエス
ト(WEST)側の送信ノードA、受信ノードDを示
し、E←W方向のイースト(EAST)側の送信ノード
D、受信ノードA、ウエスト(WEST)側の送信ノー
ドD、受信ノードAを示している。又ノード(E)のス
ケルチ・テーブル〔E〕のチャネルch.1について
は、ノード(F)のスケルチ・テーブル〔F〕のチャネ
ルch.1と同一の内容が格納されている。又ノード
(D)のスケルチ・テーブル〔D〕のチャネルch.1
については、イースト(EAST)側のE→W方向の送
信ノードA、受信ノードD、E←W方向の送信ノード
D、受信ノードAが格納されている。
【0102】この場合、ノード(E)に於いては、サー
ビス・セレクタ100が設定されて、2系統からのノー
ド(A)への信号を選択し、又ノード(A)からの信号
を、ドロップ・アンド・コンティニュー部101により
2系統へ送出する場合であるが、最終的にドロップ及び
挿入するノードを、受信ノード及び送信ノードとしてス
ケルチ・テーブルに格納する。
【0103】例えば、ノード(E),(D)間のチャネ
ルch.1に障害が発生した場合、ノード(E),
(D)間はAIS挿入が行われるが、ノード(A)と図
示を省略した他方の伝送システムとの間のチャネルc
h.1による通信は、ノード(E)を介して継続できる
から、スケルチは実行されない。又マルチキャストの場
合に於いても、送信ノードと最も遠いノードを受信ノー
ドとしたスケルチ・テーブルを形成することになる。又
このスケルチ・テーブルとモディファイド・ノードID
とにより、モディファイド・スケルチ・テーブルを形成
する。又この場合、送信ノードと最も近いノードとの間
に障害がなければ、少なくともその送信ノードと最も近
いノードとの間は通信を継続できるから、その間のスケ
ルチは実行されない。
【0104】図25はノード間のパス設定状態説明図で
あり、ノード(A)のイースト(EAST)側のチャネ
ルch.1〜ch.8によるノード(A),(B)間
と、チャネルch.9〜ch.16によるノード
(A),(C)間と、チャネルch.17〜ch.24
によるノード(A),(D)間と、ノード(A)のウエ
スト(WEST)側のチャネルch.1〜ch.8によ
るノード(A),(F)間と、チャネルch.9〜c
h.16によるノード(A),(E)間と、チャネルc
h.17〜ch.24によるノード(A),(D)間
と、ノード(C)のイースト(EAST)側のチャネル
ch.9〜ch.16によるノード(C),(E)間
と、ノード(E)のイースト(EAST)側のチャネル
ch.1〜ch.8によるノード(E),(F)間とに
パスが設定された場合を示す。
【0105】図26,図27はスケルチ・テーブルの説
明図であり、例えば、図26に示すノード(A)に於け
るリング・トポロジー〔A〕は、ノード(A)を先頭に
時計回りの接続順序を示し、自ノードに対して5個のノ
ードが接続されていることを右側に示す。又スケルチ・
テーブル〔A〕は、チャネルch.1について、E→W
方向(DIREC)のイースト(EAST)側は、送信
ノードB、受信ノードA、ウエスト(WEST)側は、
送信ノードA、受信ノードF、又E←W方向のイースト
(EAST)側は、送信ノードA、受信ノードB、ウエ
スト(WEST)側は、送信ノードF、受信ノードAを
示し、チャネルch.9については、E→W方向のイー
スト(EAST)側は、送信ノードC、受信ノードA、
ウエスト(WEST)側は、送信ノードA、受信ノード
E、又E←W方向のイースト(EAST)側は、送信ノ
ードA、受信ノードC、ウエスト(WEST)側は、送
信ノードE、受信ノードAを示す。又チャネルch.1
7については、E→W方向とE←W方向とも送信ノード
と受信ノードとはA,Dとなる。
【0106】又例えば、図27に示すノード(E)のス
ケルチ・テーブル〔D〕は、チャネルch.9のE→W
方向とE←W方向とについては、送信ノードと受信ノー
ドとはE,Cとなり、同様に、チャネルch.17のE
→W方向とE←W方向とについては、送信ノードと受信
ノードとはA,Dとなる。
【0107】図28は複数障害時の説明図であり、ノー
ド(A),(F)間と、ノード(E),(D)間とに於
いて障害が発生した場合を示し、ノード(A),(D)
に於けるループバックによりノード(A)〜(D)から
なるサブリングと、ノード(E),(F)に於けるルー
プバックによりノード(E),(F)からなるサブリン
グとに分割された状態を示す。又Sはスケルチを行う点
を示す。
【0108】図29,図30はモディファイド・スケル
チ・テーブルの説明図であり、前述の図26,図27に
示すスケルチ・テーブル〔A〕〜〔F〕を基にモディフ
ァイド・ノードIDを用いて形成したモディファイド・
スケルチ・テーブル〔A〕〜〔F〕を示し、例えば、モ
ディファイド・スケルチ・テーブル〔A〕に於ける「1
B 」の「B 」は、モディファイド・ノードID=1が、
図26のスケルチ・テーブル〔A〕のノードBに対応す
ることを判り易くする為に付加している。他の添字につ
いても同様である。
【0109】又リング・トポロジー〔A〕〜〔F〕は、
自ノードを0として、A〜Fで示すリング・トポロジー
をモディファイド・ノードIDにより表したものであ
る。又図28に示す障害発生時に於ける切替系ユニット
HSから主信号系ユニットHMへのファー・エンド・ノ
ードID(FEID)と、ノード・ステータスSTとブ
リッジBrとスイッチSwとからなる制御情報を示して
いる。
【0110】例えば、ノード(A)に於いて、ウエスト
(WEST)側の障害により、ウエスト(WEST)側
で予備回線チャネルch.25〜ch.48によるルー
プバックを形成するが、APSコードの送信ノードがノ
ードFからノードDに変化したことを識別することにな
る。このノード(D)はモディファイド・ノードID=
3であり、切替系ユニットHSから主信号系ユニットH
Mへ、“0011”,“11”,“1”,“1”のFE
ID(=4),ST(=ウエスト側スイッチ),Br,
Swからなる制御情報が転送される。
【0111】そこで、主信号系ユニットHMに於いて
は、モディファイド・スケルチ・テーブル〔A〕を参照
し、モディファイド・ノードID=4以上のノードが含
まれているか否かを検索する。この場合、4以上のモデ
ィファイド・ノードIDが含まれているのは、チャネル
ch.1,ch.9であるから、このチャネルch.
1,ch,9はスケルチが必要と判定する。又チャネル
ch.17は、予備回線チャネルch.41〜ch.4
8によるループバックとなるから、このチャネルch.
17によるノード(A),(D)間の通信は継続され、
スケルチは不要であることが判る。
【0112】又ノード(E)に於いては、イースト(E
AST)側の障害により、ウエスト(WEST)側でル
ープバックを形成するが、APSコードの送信ノードが
AからFに変化するから、信号が到達しないノードは、
モディファイ・ノードID=2以上であることを識別で
きる。その場合の切替系ユニットHSから主信号系ユニ
ットHMへは、“0001”,“11”,“1”,
“1”のFEID(=1),ST(=ウエスト側スイッ
チ),Br,Swからなる制御情報が転送される。そこ
で、主信号系ユニットHMに於いては、モディファイド
・スケルチ・テーブル〔E〕を参照し、モディファイド
・ノードID=2以上を検索する。それにより、チャネ
ルch.9,ch.17に2以上のモディファイド・ノ
ードIDが含まれているから、スケルチが必要と判定す
る。
【0113】他のノードに於いても、前述と同様な動作
によって、モディファイド・スケルチ・テーブルを参照
して、スケルチ判定を行うことができる。又複数障害発
生による例えばノード(E)が属するサブリングと、ノ
ード(D)が属するサブリングとに分割された場合、例
えば、ノード(E)に於いて、そのモディファイド・ス
ケルチ・テーブル〔E〕を参照し、送信ノード又は受信
ノードがノード(D)が属するサブリングの場合、スケ
ルチが必要と判定することができる。又スケルチ判定
は、モディファイド・ノードIDの大小比較により行う
ことができるから、図11〜図14に示す比較的簡単な
論理回路によってスケルチ判定回路を構成することがで
きる。又ハードウェアにより高速でスケルチ判定を実行
することができる。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、リング
伝送システムを構成する各ノードは、モディファイド・
スケルチ・テーブルとスケルチ判定部とを含み、障害発
生時には、モディファイド・ノード識別番号の大小比較
によりスケルチ判定を行うことができるから、スケルチ
判定部は比較的簡単な比較回路によって実現できると共
に、ハードウェアによる高速判定が可能となる利点があ
る。又リング・トボロジー・フレームを送出して各ノー
ドの識別番号を挿入することにより、リング・トポロジ
ーを構築し、それを基にノード間のパス設定に伴ったス
ケルチ・テーブルを形成し、且つ自ノードを基準値とし
たモディファイド・ノード識別番号に変換したモディフ
ァイド・スケルチ・テーブルを形成し、前述のスケルチ
判定をモディファイド・ノード識別番号の大小比較で行
うことができる。又予備回線のドロップ・チャネル又は
未使用回線に対するスケルチにより、誤接続の発生を確
実に防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のリング・トポロジー構築説明
図である。
【図2】スケルチ・テーブル形成の説明図である。
【図3】スケルチ・テーブル形成の説明図である。
【図4】本発明の実施例のモディファイド・スケルチ・
テーブルの説明図である。
【図5】ノードのユニット構成の説明図である。
【図6】障害発生時のノードの切替動作説明図である。
【図7】ノードの制御機能ブロック図である。
【図8】スケルチ判定の説明図である。
【図9】スケルチ判定の説明図である。
【図10】スケルチ処理の説明図である。
【図11】イースト側スケルチ判定部の説明図である。
【図12】イースト側スケルチ判定部の説明図である。
【図13】ウエスト側スケルチ判定部の説明図である。
【図14】ウエスト側スケルチ判定部の説明図である。
【図15】スケルチ挿入点の説明図である。
【図16】イースト側ループバック時の信号の流れ説明
図である。
【図17】ウエスト側ループバック時の信号の流れ説明
図である。
【図18】予備回線チャネルに対するスケルチ処理の説
明図である。
【図19】スイッチング・ノードに於けるスケルチ処理
の説明図である。
【図20】予備回線チャネルに対するスケルチ処理の説
明図である。
【図21】予備回線チャネルに対するスケルチ処理の説
明図である。
【図22】サービス・セレクタ設定時の説明図である。
【図23】サービス・セレクタ設定時のスケルチ・テー
ブルの説明図である。
【図24】サービス・セレクタ設定時のスケルチ・テー
ブルの説明図である。
【図25】ノード間のパス設定状態説明図である。
【図26】スケルチ・テーブルの説明図である。
【図27】スケルチ・テーブルの説明図である。
【図28】複数障害時の説明図である。
【図29】モディファイド・スケルチ・テーブルの説明
図である。
【図30】モディファイド・スケルチ・テーブルの説明
図である。
【図31】障害の救済説明図である。
【図32】APSプロトコルの説明図である。
【図33】ヘッダ及びK1,K2バイトの説明図であ
る。
【図34】スケルチ動作説明図である。
【図35】単一障害と複数障害との判定説明図である。
【符号の説明】
(A)〜(D) ノード RL リング伝送路 ID ノード識別番号

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードをリング伝送路により接続
    した双方向ライン・スイッチ・リング方式のリング伝送
    システムに於いて、 前記各ノードは、自ノードを基準として、前記リング伝
    送路に接続された順番を示すモディファイド・ノード識
    別番号と各ノードの識別番号とを対応させて、該モディ
    ファイド・ノード識別番号による通信ノード間を示すモ
    ディファイド・スケルチ・テーブルと、 該モディファイド・スケルチ・テーブルに格納された通
    信ノード間を示すモディファイド・ノード識別番号と、
    障害発生による信号が到達しないノードのモディファイ
    ド・ノード識別番号との大小比較によりスケルチ判定を
    行うスケルチ判定部とを備えたことを特徴とするリング
    伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記各ノードは、リング・トボロジー及
    びスケルチ・テーブルを管理する制御系ユニットと、伝
    送路障害検出,信号品質劣化検出,両系主信号系ユニッ
    ト抜け検出によって自動保護切替プロトコルを実行し、
    切替要求を行う切替系ユニットと、主信号系ユニットと
    を含み、該主信号系ユニットは、前記切替系ユニットか
    らの切替要求により切替えを行うライン・スイッチと、
    前記制御系ユニットのリング・トポロジーとスケルチ・
    テーブルとを基に形成したモディファイド・スケルチ・
    テーブルと、該モディファイド・スケルチ・テーブルを
    参照してスケルチ判定を行うスケルチ判定部と、スケル
    チ判定結果によりスケルチを実行するスケルチ実行部と
    を有することを特徴とする請求項1記載のリング伝送シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 複数のノードをリング伝送路により接続
    した双方向ライン・スイッチ・リング方式のリング伝送
    システムのスケルチ方法に於いて、 スケルチ・テーブルを形成する為に必要なリング・トポ
    ロジーを構築する時に、リング・トポロジー構築指示を
    行うノードは、自ノード識別番号を先頭に付加したリン
    グ・トポロジー・フレームを送出し、該フレームを受信
    したノードは、受信順に自ノード識別番号を挿入して転
    送し、前記リング伝送路を一巡したフレームに挿入され
    たノード識別番号順を基に、各ノードは、自ノードの識
    別番号を先頭としてリング・トボロジーを構築する過程
    を含むことを特徴とするリング伝送システムのスケルチ
    方法。
  4. 【請求項4】 前記各ノードは、前記リング・トポロジ
    ーを基に、自ノードを基準値として昇順又は降順の番号
    によるモディファイド・ノード識別番号を付与し、前記
    スケルチ・テーブルのノード識別番号を、前記モディフ
    ァイド・ノード識別番号に変換したモディファイド・ス
    ケルチ・テーブルを形成する過程を含むことを特徴とす
    る請求項3記載のリング伝送システムのスケルチ方法。
  5. 【請求項5】 前記自ノードの前記モディファイド・ノ
    ード識別番号を0として、前記リング伝送路による時計
    回り又は反時計回りの接続順に従って昇順にモディファ
    イド・ノード識別番号を付与したことを特徴とする請求
    項4記載のリング伝送システムのスケルチ方法。
  6. 【請求項6】 前記ノード間に障害が発生した時に、信
    号が到達できないノードを識別し、該ノードのモディフ
    ァイド・ノード識別番号と、前記モディファイド・スケ
    ルチ・テーブルのモディファイド・ノード識別番号との
    大小比較によりスケルチ判定を行う過程を含むことを特
    徴とする請求項4又は5記載のリング伝送システムのス
    ケルチ方法。
  7. 【請求項7】 複数の障害発生により形成されたサブリ
    ングのうち、自ノードが属するサブリングとは異なるサ
    ブリングに送信ノード又は受信ノードが存在すること
    を、前記モディファイド・スケルチ・テーブルを参照し
    て識別した時にスケルチが必要と判定することを特徴と
    する請求項4又は5又は6記載のリング伝送システムの
    スケルチ方法。
  8. 【請求項8】 複数のノードをリング伝送路により接続
    した双方向ライン・スイッチ・リング方式のリング伝送
    システムのスケルチ方法に於いて、 前記リング伝送路は、現用回線と予備回線とを含み、前
    記各ノードは、正常時のアイドル状態と、障害発生時の
    パス・スルー状態及びイースト側とウエスト側とのスイ
    ッチング状態とを示すノード・ステータスを設定し、該
    ノード・ステータスに応じて予備回線チャネルに対する
    スケルチ判定を行う過程を含むことを特徴とするリング
    伝送システムのスケルチ方法。
  9. 【請求項9】 前記ノード・ステータスが前記パス・ス
    ルー状態を示す時、予備回線チャネルの総てのドロップ
    側に対してタイムスロット・アサイン前にスケルチを実
    行する過程を含むことを特徴とする請求項8記載のリン
    グ伝送システムのスケルチ方法。
  10. 【請求項10】 前記ノード・ステータスが前記スイッ
    チング状態を示す時、モディファイド・ノード識別番号
    によりモディファイド・スケルチ・テーブルを参照して
    スケルチ判定を行うと共に、前記予備回線チャネルの総
    てのドロップ側に対してタイムスロット・アサイン前に
    スケルチを実行し、且つ予備回線チャネルのノードの入
    力側及び出力側に対してスケルチを実行する過程を含む
    ことを特徴とする請求項8記載のリング伝送システムの
    スケルチ方法。
  11. 【請求項11】 複数のノードをリング伝送路により接
    続した双方向ライン・スイッチ・リング方式のリング伝
    送システムのスケルチ方法に於いて、 障害発生によりスケルチを必要とする判定時に、未使用
    回線に対して強制的にスケルチを実行する過程を含むこ
    とを特徴とするリング伝送システムのスケルチ方法。
  12. 【請求項12】 前記スケルチ・テーブル又はモディフ
    ァイド・スケルチ・テーブルの未使用回線チャネルに対
    して、自ノード識別番号又は自ノードのモディファイド
    ・ノード識別番号を格納することを特徴とする請求項4
    又は5又は6又は11記載のリング伝送システムのスケ
    ルチ方法。
  13. 【請求項13】 前記各ノードは、主信号系ユニットに
    於けるスケルチ判定結果のうち、前記未使用回線チャネ
    ルに対する強制的なスケルチを除いて、制御系ユニット
    に通知する過程を含むことを特徴とする請求項12記載
    のリング伝送システムのスケルチ方法。
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