JPH0990698A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH0990698A
JPH0990698A JP7241226A JP24122695A JPH0990698A JP H0990698 A JPH0990698 A JP H0990698A JP 7241226 A JP7241226 A JP 7241226A JP 24122695 A JP24122695 A JP 24122695A JP H0990698 A JPH0990698 A JP H0990698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
rotary
forming apparatus
rotary inertia
photoconductors
Prior art date
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Pending
Application number
JP7241226A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Nemura
雅晴 根村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0990698A publication Critical patent/JPH0990698A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体、回転軸及び回転慣性体を含むユニッ
トを共通化することができ、組立性やサービス性の向上
及びコストダウンを図ることができる画像形成装置を提
供すること。 【構成】 複数の感光ドラム(感光体)13C,13
M,13Y,13Kを備え、各感光ドラム13C,13
M,13Y,13Kを支持する回転軸20C,20M,
20Y,20Kに回転慣性体22C,22M,22Y,
22Kを取り付けた画像形成装置において、前記各回転
慣性体22C,22M,22Y,22Kを軸方向に互い
にずらして配置するとともに、各感光ドラム13C,1
3M,13Y,13Kの有効画像形成幅Bを最大画像幅
bよりも回転慣性体22C,22M,22Y,22Kの
厚さt以上大きく設定する。本発明によれば、感光体1
3C,13M,13Y,13Kと回転軸20C,20
M,20Y,20K及び回転慣性体22C,22M,2
2Y,22Kをカートリッジ40C,40M,40Y,
40Kとして共通化することができるため、前記目的が
達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の感光体をベルト体に沿って配置
し、ベルト体上を搬送されて来た記録紙に各感光体表面
に形成されたトナー像を順次転写してカラー画像記録を
行う電子写真方式を採用する画像形成装置においては、
色ズレの無い良好なカラー画像を得るためには各感光体
が安定して回転することが必要である。そのため、各感
光体の回転軸上に回転慣性体を取り付けることによっ
て、各感光体の回転を安定させる方法が用いられてい
る。
【0003】しかし、十分な回転慣性を得て各感光体の
回転を安定させるためには回転慣性体を大きくしなけれ
ばならず、このために装置が大型化してしまうという問
題があった。
【0004】そこで、複数の回転慣性体を互いに干渉し
ないように軸方向にずらして配置する方法が提案されて
いる(特開平6−332289号公報参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法のように複数の回転慣性体を軸方向にずらして配置し
た場合には、感光体毎に回転慣性体の固定位置が異なる
ために組立が繁雑化し、組立ミスの原因になり易いとい
う問題があった。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、感光体、回転軸及び回転慣性
体を含むユニットを共通化することができ、組立性やサ
ービス性の向上及びコストダウンを図ることができる画
像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、複数の感光体を備え、各感
光体を支持する回転軸に回転慣性体を取り付けた画像形
成装置において、前記各回転慣性体を軸方向に互いにず
らして配置するとともに、各感光体の有効画像形成幅を
最大画像幅よりも回転慣性体の厚さ以上大きく設定した
ことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記各感光体を感光ドラムで構成し、前記
各回転慣性体の直径を隣接する感光体の軸中心間距離よ
りも大きく設定したことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記各感光体をベルト感光体で構成したこ
とを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記各感光体と各回転軸及び各
回転慣性体は、画像形成装置本体に対して着脱可能なカ
ートリッジを各々構成するものとしたことを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0012】先ず、本発明に係る画像形成装置の一例と
してのカラー電子写真複写機を図3に基づいて説明す
る。尚、図3はカラー電子写真複写機の縦断面図であ
る。
【0013】図3に示すカラー電子写真複写機はマゼン
タ、シアン、イエロー及びブラックの4色のトナーを重
ね合わせてカラー画像を形成する装置であり、該装置に
おいては転写ベルト8に沿ってシアン、マゼンタ、イエ
ロー、ブラックの各画像形成部10C,10M,10
Y,10Kが配設されている。
【0014】而して、カセット1に収納された記録紙
は、給紙ローラ2によって給紙された後に搬送ローラ
3,4,5,6によってレジストローラ7に搬送され
る。そして、この記録紙はレジストローラ7によって斜
行等を補正されて適当なタイミングで転写ベルト8に向
かって送り出される。
【0015】転写ベルト8は絶縁性樹脂のシート材で構
成されており、これの下方に配置された帯電器11によ
ってシート表面が帯電される。この間に、原稿読み取り
装置12或はコンピュータ等の不図示の出力装置から送
られた画像情報信号によって各画像形成部10C,10
M,10Y,10Kの各感光ドラム13C,13M,1
3Y,13K上にはそれぞれ各色に対応した潜像が形成
される。
【0016】他方、レジストローラ7によって送り出さ
れた記録紙は、帯電された転写ベルト8上に静電吸着さ
れ、転写ベルト8と共に各画像形成部10C,10M,
10Y,10Kの下を通過しながら搬送されていく。
【0017】各画像形成部10C,10M,10Y,1
0Kにおいては、感光ドラム13C,13M,13Y,
13Kの周りに帯電器14C,14M,14Y,14
K、露光LED15C,15M,15Y,15K、現像
器16C,16M,16Y,16K及びクリーナ17
C,17M,17Y,17Kがそれぞれ配置されてお
り、公知の電子写真プロセスを経て各感光ドラム13
C,13M,13Y,13Kの表面には各色のトナー像
が形成される。
【0018】そして、転写ベルト8に静電吸着されて搬
送される記録紙には、各転写ニップ部(転写ベルト8と
各感光ドラム13C,13M,13Y,13Kが近接す
る部位)において各色のトナー像が順次転写される。
【0019】而して、4色のトナー像の転写を受けた記
録紙は、曲率分離によって転写ベルト8から剥された
後、定着ローラ対18,19に導かれる。尚、定着ロー
ラ18は不図示のヒータによって加熱されており、各色
のトナー像は熱溶融して記録紙上に定着され、これによ
ってカラー画像が形成される。
【0020】そして、定着ローラ対18,19によって
トナー像の定着を受けた記録紙は、装置外部に突設され
た排紙トレイ20上に排出される。
【0021】ここで、感光ドラム13C,13M,13
Y,13Kの駆動装置を図1及び図2に基づいて説明す
る。尚、図1は感光ドラム部の平断面図、図2は図1の
A−A線拡大断面図である。
【0022】各感光ドラム13C,13M,13Y,1
3Kとこれらを各々支持する回転軸20C,20M,2
0Y,20K及び各回転軸20C,20M,20Y,2
0Kの端部に結着された回転慣性体22C,22M,2
2Y,22Kはそれぞれカートリッジ40C,40M,
40Y,40Kを構成しており、各カートリッジ40
C,40M,40Y,40Kは複写機本体に対して各々
独立に着脱可能に構成されている。
【0023】ところで、各カートリッジ40C,40
M,40Y,40Kにおいては、各感光ドラム13C,
13M,13Y,13Kはハウジング23内に収納され
ており、これらの感光ドラム13C,13M,13Y,
13Kを支持する回転軸20C,20M,20Y,20
Kは各ハウジング23に嵌め込まれた軸受24によって
その両端が回転自在に支承されている。
【0024】そして、上記各回転軸20C,20M,2
0Y,20Kの各ハウジング23内に臨む一端部には駆
動ギヤ21C,21M,21Y,21Kがそれぞれ結着
されており、同回転軸20C,20M,20Y,20K
の各ハウジング23外に突出する端部には円板状の前記
回転慣性体22C,22M,22Y,22Kがそれぞれ
結着されている。又、各駆動ギヤ21C,21M,21
Y,21Kには、モータ31の出力軸31aに結着され
たギヤ30が噛合しており(図2には駆動ギヤ21Cの
噛合状態のみ示すが、他の駆動ギヤ21M,21Y,2
1Kも同様にギヤ30と同様の不図示のギヤに噛合して
いる)、各モータ31の回転はギヤ30及び駆動ギヤ2
1C,21M,21Y,21Kを経て増速されて各感光
ドラム13C,13M,13Y,13Kに伝達されて該
感光ドラム13C,13M,13Y,13Kがそれぞれ
所定の速度で回転駆動される。
【0025】而して、各回転慣性体22C,22M,2
2Y,22Kを各回転軸20C,20M,20Y,20
Kに取り付けることによって各感光ドラム13C,13
M,13Y,13Kのムラの無い安定した回転が実現
し、色ズレや画像伸縮の無い高品質のカラー画像を得る
ことができる。
【0026】ところで、回転慣性体22C,22M,2
2Y,22Kによる上記効果をより大きくするために
は、各回転慣性体22C,22M,22Y,22Kの各
回転軸20C,20M,20Y,20K回りの慣性モー
メントを出来るだけ大きくする必要があり、そのために
は各回転慣性体22C,22M,22Y,22Kの直径
Dを大きくすることが効果的である。
【0027】そこで、本実施の形態のように小径の感光
ドラム13C,13M,13Y,13Kを用いた小型の
カラー電子写真複写機においては、図1に示すように、
回転慣性体22C,22M,22Y,22Kを軸方向に
交互にずらせて各回転慣性体22C,22M,22Y,
22Kの直径Dを隣接する感光ドラム(13Cと13
M、13Mと13Y及び13Yと13K)の軸中心間距
離Lよりも大きく(D>L)設定する方法が採られてい
る。
【0028】ところで、一般に感光ドラムの有効画像形
成領域は実際に画像が形成される最大画像幅よりも長く
なっている。
【0029】而して、本実施の形態においては、図1に
示すように、各感光ドラム13C,13M,13Y,1
3Kの有効画像形成幅Bを最大画像幅bよりも回転慣性
体22C,22M,22Y,22Kの厚さt以上大きく
((B−b)>t)設定するとともに、幅bの最大画像
領域を各感光ドラム13C,13M,13Y,13Kに
ついて軸方向に互いにずらして配置している。
【0030】つまり、本実施の形態においては、各感光
ドラム13C,13M,13Y,13Kと各回転軸20
C,20M,20Y,20K及び各回転慣性体22C,
22M,22Y,22Kを含んで構成される各カートリ
ッジ40C,40M,40Y,40Kを共通化してこれ
らを軸方向に互いにずらすことによって、前述のように
各回転慣性体22C,22M,22Y,22Kの直径D
を出来るだけ大きくするとともに、各感光ドラム13
C,13M,13Y,13Kの幅Bの有効画像形成領域
内に幅bの共通の最大画像領域を確保している。
【0031】而して、上述ように各カートリッジ40
C,40M,40Y,40Kを共通化することができれ
ば、従来のように各色毎に回転慣性体の回転軸への取り
付け位置を変える煩雑な組立が不要となり、組立ミスを
未然に回避することができるとともに、カートリッジ4
0C,40M,40Y,40Kの色別の管理も不要とな
り、組立性及びサービス性が高められ、装置のコストダ
ウンも図られる。
【0032】尚、以上は感光体として複数の感光ドラム
を用いたカラー電子写真写真複写機について言及した
が、本発明は感光体として複数の感光ベルトを用いた他
の任意の画像形成装置に対しても同様に適用することが
できる。因に、感光体として感光ベルトを用いた場合に
は、回転慣性体は各感光ベルトの駆動ローラに取り付け
るのが有効である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、複数の感光体を備え、各感光体を支持する回転
軸に回転慣性体を取り付けた画像形成装置において、前
記各回転慣性体を軸方向に互いにずらして配置するとと
もに、各感光体の有効画像形成幅を最大画像幅よりも回
転慣性体の厚さ以上大きく設定したため、感光体、回転
軸及び回転慣性体を含むユニットを共通化することがで
き、組立性やサービス性の向上及びコストダウンを図る
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置(カラー電子写真複
写機)の感光ドラム部の平断面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置(カラー電子写真複
写機)の縦断面図である。
【符号の説明】
13C,13M,13Y,13K 感光ドラム(感光
体) 20C,20M,20Y,20K 回転軸 22C,22M,22Y,22K 回転慣性体 40C,40M,40Y,40K カートリッジ b 最大画像幅 B 有効画像形成幅 D 回転慣性体の直径 L 隣接する感光体の軸中心間距離 t 回転慣性体の厚さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の感光体を備え、各感光体を支持す
    る回転軸に回転慣性体を取り付けた画像形成装置におい
    て、 前記各回転慣性体を軸方向に互いにずらして配置すると
    ともに、各感光体の有効画像形成幅を最大画像幅よりも
    回転慣性体の厚さ以上大きく設定したことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記各感光体は感光ドラムで構成され、
    前記各回転慣性体の直径は隣接する感光体の軸中心間距
    離よりも大きく設定されることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記各感光体はベルト感光体で構成され
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記各感光体と各回転軸及び各回転慣性
    体は、画像形成装置本体に対して着脱可能なカートリッ
    ジを各々構成することを特徴とする請求項1,2又は3
    記載の画像形成装置。
JP7241226A 1995-09-20 1995-09-20 画像形成装置 Pending JPH0990698A (ja)

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JP7241226A JPH0990698A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 画像形成装置

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JP7241226A JPH0990698A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 画像形成装置

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JPH0990698A true JPH0990698A (ja) 1997-04-04

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JP7241226A Pending JPH0990698A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 画像形成装置

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JP (1) JPH0990698A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005822A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Brother Ind Ltd 画像形成システム
US8041274B2 (en) 2008-01-29 2011-10-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming system

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JP2010005822A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Brother Ind Ltd 画像形成システム
JP4737563B2 (ja) * 2008-06-24 2011-08-03 ブラザー工業株式会社 画像形成システム

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