JP3694143B2 - 電子写真装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、イェロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応する複数の画像形成部が、搬送ベルトに沿って並設され、搬送ベルトにより搬送される転写紙に対して、各色のトナー像が重畳転写されることにより、フルカラーの画像形成が行なわれる電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
フルカラープリンタやフルカラー複写機などの電子写真装置では、イェロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を、それぞれの感光体に画像形成する複数の画像形成部が、搬送ベルトに沿って並設されており、搬送ベルトによって搬送される転写紙に対して、各感光体に形成される各色のトナー像が重畳転写されてフルカラーの画像形成が行なわれる。
この種の電子写真装置では、各色のトナー像が、転写紙に対して相互に位置ずれを起こさずに、高精度で重畳転写されることが、高品質の画像形成を行なうためには必要である。
【0003】
このために、例えば特開平6−18796号公報には、搬送ベルト上に各色のレジストマークを形成し、CCDセンサによって、これらのレジストマークを検出し、基準色(例えばブラック)に対する色ずれが検出されると、調整手段によって色ずれの補正を行なう画像形成装置が開示されている。
【0004】
また、特開平8−123129号公報には、搬送ベルト上に各色のレジストマークを形成し、CCDセンサによってレジストマークを検出し、基準色に対する色ずれが検出されると、調整手段によって色ずれの補正を行ない、さらに、汚れ防止部材によってレジストマークの汚れを防止する画像形成装置が開示されている。
【0005】
前述の開示に係る画像形成装置の共通部分を含む従来の画像形成装置は、図7に示すような構成となっていて、駆動ローラ36と従動ローラ37とに巻装された搬送ベルト35に沿って、イェロー(Y)のトナーによる画像形成を行なう画像形成部20Y、マゼンタ(M)のトナーによる画像形成を行なう画像形成部20M、シアンのトナーによる画像形成を行なう画像形成部20C、及びブラックのトナーによる画像形成を行なう画像形成部20Kが並設されている。
【0006】
また、搬送ベルト35の下方に転写紙を収容した給紙カセット40が配設され、給紙カセット40の端部には、転写紙を送り出す給紙コロ41が配置され、画像形成部20Yの近傍には、転写紙を搬送ベルト35上に送り込むレジストローラ42が配置され、駆動ローラ36に隣接して画像形成された転写紙に定着動作を行なう定着ローラ43と加圧ローラ44とが配設されている。
【0007】
画像形成部20Yには、感光体1Yが配設され、この感光体1Yの周面に近接対向して、感光体1Yに静電潜像を形成する光書込ユニット31Y、形成された静電潜像をYトナー像に現像する現像器32Y、Yトナー像を転写紙に転写する転写器33Y、感光体1Yの残存トナーを除去するクリーニングユニット34Y、及び感光体1Yの周面を均一に帯電する帯電器30Yが配設されている。
【0008】
画像形成部20M、20C、20Yも、それぞれ光書込ユニット31M、31C、31K、現像器32M、32C、32K、転写器33M、33C、33K、クリーニングユニット34M、34C、34K、及び帯電器30M、30C、30Kを備え、画像形成部20Yと同一の構成となっている。
【0009】
そして、駆動ローラ36の近傍の搬送ベルト35の下流位置において、画像形成部20Y、20M、20C、20Kによって、搬送ベルト35の周辺近傍に形成されたレジストマークを検出する位置ずれセンサ45が、搬送ベルト35に近接対向して配設され、位置ずれセンサ45の下流位置に、搬送ベルト35に近接対向して、搬送ベルト35を除電する除電器38が配設され、従動ローラ37位置には、搬送ベルト35の残存トナーを除去するクリーニングユニット39が配設されている。
【0010】
この従来の画像形成装置においては、画像形成部20Yでは、光書込ユニット31Yによって、原稿画像のY色成分の静電潜像が感光体1Yに形成され、現像器32Yによって、該静電潜像がYトナー像に現像され、給紙カセット40から、給紙コロ41とレジストローラ42とにより、感光体1Yの回動で位置合わせされるYトナー像と、タイミングを取って送り込まれる転写紙に、転写器33Yによって感光体1YのYトナー像が転写される。
【0011】
このようにして、Yトナー像が転写された転写紙は、搬送ベルト35により転写器33M位置に搬送され、この搬送とタイミングを取って回動位置合わせされる感光体1MのMトナー像が、転写器33Mによって、転写紙のYトナー像に重畳転写される。
【0012】
以下同様にして、転写器33Cによって、Cトナー像が重畳転写され、最後に転写器33Kによって、Kトナー像が重畳転写されることにより、転写紙にはYトナー像、Mトナー像、Cトナー像及びKトナー像が、互いに重畳転写されたフロカラー画像が画像形成される。
【0013】
このようにして、原稿のフルカラー画像が画像形成された転写紙は、定着ローラ43と加圧ローラ44とに挟持されて定着処理され、転写紙に対する原稿画像の画像形成が終了する。
【0014】
この場合、画像形成部20Y、20M、20C、20Kでの現像器32Y、32M、32C、32Kによる現像に同期して、感光体1Y、1M、1C、1Kの画像形成領域外に、それぞれ対応する色のトナーでレジストマークが現像され、これらのレジストマークが、転写動作に同期してそれぞれ転写器33Y、33M、33C、33Kによって搬送ベルト35に転写される。
【0015】
そして、位置ずれセンサ45によって、各色のレジストマークが読み取られ、例えばBを基準色とし、Bのレジストマークに対するY、M、Cのレジストマークのずれ量が検出され、検出データに基づいて、光書込ユニット31Y、31M、31Cの書込位置の調整が行なわれ、色ずれの補正が行なわれる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来の画像形成装置では、搬送ベルト35は無端状のベルトが、ゴム製の駆動ローラ36で駆動されるために、駆動ローラ36の表面の回転軸に対する偏心や、駆動ローラ36の軸に回転力の伝達のために取り付けられる歯車などの回転伝達部品の偏心によって、搬送ベルト35は、厳密にいうと一定の速度ではなく、周期的に速度が変動しながら搬送される。
【0017】
このために、各感光体1Y〜1Kの画像転写位置で、搬送ベルト35に転写されるレジストマークは、搬送ベルト35の搬送の速度むらにより、本来の位置に対してずれて形成され、また、レジストマークの検出位置でも、搬送の速度むらによって、本来の位置よりずれた位置で検出され、各色間のずれ量の検出が正確に行なわれない。
【0018】
本発明は、前述したようなこの種の画像形成装置の色ずれ補正の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、搬送ベルトの速度むらによる色ずれ量の検出誤差の発生を防止することが可能な画像形成装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、イェロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像が、それぞれの感光体に画像形成される複数の画像形成部が、搬送ベルトに沿って並設され、前記各感光体に形成される各色のトナー像が重畳転写されることにより、フルカラーの画像形成が行なわれる電子写真装置であり、前記画像形成部での前記各色のトナー像の転写に対応して、前記搬送ベルトに各色トナーの色ずれ検出用のレジストマークを形成するレジストマーク形成手段と、前記レジストマークの転写位置から、前記搬送ベルトを駆動する駆動ローラの表面円周長の整数倍の距離だけ、前記搬送ベルトの搬送方向に隔たった位置において、前記搬送ベルトに対向して配設され、前記各色トナーのレジストマーク間の位置ずれ量を検出するレジストマーク検出手段とを有することを特徴とするものである。
【0020】
同様に前記目的を達成するために、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記駆動ローラの駆動伝達系は、前記駆動ローラが1回転する間にモータ及び中間回転体が、整数回回転するように構成されていることを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施の形態を図1ないし図6を参照して説明する。
図1は本実施の形態の要部の構成を示す説明図、図2は本実施の形態の部品配置の要件を示す説明図、図3は本実施の形態の位置ずれセンサのスリットの構成を示す説明図、図4は本実施の形態の駆動伝達系の構成を示す説明図、図5は本実施の形態の搬送ベルトの速度むらとレジスタマークの位置ずれとの説明図、図6は実施の形態のモータ軸と中間ギヤの偏心を含む搬送ベルトの速度むらを示す説明図であり、これらの図において、すでに説明した図7と同一部分には同一符号が付されている。
【0022】
本実施の形態では、図1に示すように、モータ9の回転軸にモータギヤ10が刻設され、このモータギヤ10に噛合する中間ギヤ8の回転軸にギヤ8aが刻設され、ギヤ8aに噛合する駆動ローラギヤ7が、駆動ローラ36の回転軸に固定されている。そして、駆動ローラ36が1回転する間に、モータ9、モータギヤ10、中間ギヤ8及びギヤ8aは整数回回転するように構成されている。
【0023】
また、本実施の形態では、図2に示すように、搬送ベルト35の両側縁部の近傍に、発光ダイオードなどの光源2、スリット3及び受光素子4を備えた位置ずれセンサ22がそれぞれ配設されていて、位置ずれセンサ22では、光源2が搬送ベルト35のレジストマーク23が転写された面側に配置され、スリット3と受光素子4とが、搬送ベルト35の他面側に配置されている。
【0024】
このスリット3には、図3に示すように、搬送ベルト35の両側縁部の近傍に、各画像形成部20Y、20M、20C、20Kによって形成されるレジストマーク23と同一形状の開口部11が形成されている。この開口部11は、搬送方向に直角な開口11aと開口11aに所定角度傾斜して形成される開口11bとで形成されている。
【0025】
そして、本実施の形態では、位置ずれセンサ22のレジストマーク23の検出位置、即ち位置ずれセンサ22の光軸22cと搬送ベルト35との交点位置と、各画像形成部20Y、20M、20C、20Kの転写位置y、m、c、kとの間の距離L1、L2、L3、L4が、駆動ローラ36の表面円周長Dπの整数倍に設定されている。
【0026】
図2(a)では、レジストマークの検出位置と画像形成部20Kの転写位置k間距離が、駆動ローラ36の表面周長Dπに等しく設定され、各画像形成部20Y、20M、20C、20Kの隣接する転写位置y、m、c、k間の距離が、駆動ローラ36の表面周長に等しく設定されている。また、同図(b)では、レジストマークの検出位置と画像形成部20Kの転写位置k間距離が、駆動ローラ36の表面周長の2倍の2Dπに設定され、各画像形成部20Y、20M、20C、20Kの隣接する転写位置y、m、c、k間の距離が、駆動ローラ36の表面周長に等しく設定されている。
【0027】
本実施の形態のその他の部分の構成は、すでに図7を参照して説明した従来の画像形成装置と同一なので、重複する説明は行なわない。
【0028】
このような構成の本実施の形態の色ずれ検出動作を説明する。
なお、本実施の形態のその他の動作は、すでに説明した従来の画像形成装置の動作と同一なので、重複する説明は行なわない。
【0029】
先ず、駆動ローラ36の表面位置に偏心が存在すると、駆動ローラ36の回転によってその表面位置の周速度が周期的に変動し、駆動ローラ36により駆動される搬送ベルト35の搬送速度が、駆動ローラ36の回転に対応して周期的に変動する。
図5(a)は、この駆動ローラ36の偏心に基づく、搬送ベルト35の搬送速度の変動を示すもので、この速度変動は目標搬送速度V0を中心にして、駆動ローラ36の1回転の時間T0を周期として発生し、この速度変動による速度むらVは、Aを速度むらの振幅、ωを駆動ローラ36の角速度とすると次の〔数1〕で表される。
【0030】
【数1】
V=Asin(ωt)
【0031】
この速度むらVによって、搬送ベルト35上は、目標位置からの位置ずれ△Sが発生し、画像形成時の色ずれの原因になる。この位置ずれ△Sは、〔数1〕を積分することによって〔数2〕に示すように得られる。
【0032】
【数2】
【0033】
位置ずれ△Sは図5(b)に示すようになり、同図で正の領域は目標位置よりも先行して位置ずれ△Sが生じ、負の領域は目標位置よりも遅れて位置ずれ△Sが生じることを示している。
例えば、図5(b)の位置P1で転写を行なうと、転写の行なわれる時刻tp1の速度むらVは0であるが、それ以前からの正の速度むらのために、目標位置よりもA/ω先行した位置にベルトが位置した状態で転写が行なわれるため、レジストマークはA/ωだけ遅れた位置に形成される。また、搬送ベルト35上の正しい位置にに形成されたレジストマークを、搬送ベルト35の位置ずれ△Sが位置P1と同様な位相関係にある下流側の位置P2で検出すると、レジストマークの検出信号が、目標時刻tp2以前に検出される。
【0034】
従って、位置P1と位置P2のように、搬送ベルト35の位置ずれ△Sの位相関係が同一の2点を選択し、例えば位置P1でレジストマークを転写形成し、位置P2で位置ずれセンサ22によってレジストマークを検出するようにすると、マーク形成位置の遅れが検出時刻の早まりで補償されて、搬送ベルト35の速度変動の影響のないレジストマークの検出が可能になる。
【0035】
一方、図5(b)の位置Q1で転写を行なうと、転写の行なわれる時刻tq1の速度むらは0であるが、それ以前からの負の速度むらのために、目標位置よりもA/ω先行した位置にレジストマークが形成される。また、搬送ベルト35上に形成されたレジストマークを、搬送ベルト35の位置ずれ△Sが位置Q1と同様な位相関係にある下流側の位置Q2で検出すると、レジストマークの検出信号が、目標時刻tq2より遅れて検出される。
【0036】
従って、位置Q1と位置Q2のように、搬送ベルト35の位置ずれ△Sの位相関係が同一の2点を選択し、例えば位置Q1でレジストマークを転写形成し、位置Q2で位置ずれセンサ22によってレジストマークを検出するようにすると、先行したずれが検出時刻の遅れで補償されて、搬送ベルト35の速度変動の影響のないレジストマークの検出が可能になる。
【0037】
本実施の形態では、位置ずれセンサ22のレジストマーク23の検出位置と、各画像形成部20Y、20M、20C、20Kの転写位置y、m、c、kとの間の距離L1、L2、L3、L4が、駆動ローラ36の表面円周長Dπの整数倍に設定されているので、駆動ローラ36の偏心による搬送ベルト35の位置ずれ△Sの位相関係が、レジストマーク23の検出位置とレジストマーク23の転写位置とで同一となり、搬送ベルトの速度むらの影響を受けずに、色ずれ量を高精度で検出して色ずれの補正を適確に行なうことが可能になる。
【0038】
また、本実施の形態では、図4に示すように、モータ9の回転が、モータギヤ10、中間ギヤ8、ギヤ8a及び駆動ローラギヤ7を回して駆動ローラ36に伝達されるが、各ギヤにはピッチ円の偏心などの寸法誤差が存在し、これらの寸法誤差の重畳により、実際には図5(a)の速度むら曲線には、図6に示すように重畳誤差による小さな周期の変動が重畳される。
【0039】
本実施の形態では、駆動ローラ36が1回転する間に、モータ9、モータギヤ10、中間ギヤ8及びギヤ8aは整数回回転するように構成されているので、重畳誤差による周期が、駆動ローラ36の1回転の中に複数個入るために、2回転以降も1回目の回転と全く同一の回転むら状態となり、駆動ローラ36の駆動伝達系のモータ及び中間回転体の回転むらの影響も受けずに、色ずれ量を高精度で検出して色ずれの補正を適確に行なうことが可能になる。
【0040】
このように、本実施の形態によると、位置ずれセンサ22のレジストマーク23の検出位置と、各画像形成部20Y、20M、20C、20Kの転写位置y、m、c、kとの間の距離L1、L2、L3、L4が、駆動ローラ36の表面円周長Dπの整数倍に設定され、さらに、駆動ローラ36が1回転する間に、モータ9、モータギヤ10、中間ギヤ8及びギヤ8aは整数回回転するように構成されているので、駆動ローラ36の偏心による搬送ベルト35の位置ずれ△Sの位相関係が、レジストマーク23の検出位置とレジストマーク23の転写位置とで同一となり、搬送ベルトの速度むらの影響を受けずに、また、駆動ローラ36の駆動伝達系のモータ及び中間回転体の回転むらの影響も受けずに、色ずれ量を開口11aと開口11bとにより、搬送方向とその直角方向の2方向に高精度で検出し、色ずれの補正を適確に行なうことが可能になる。
【0041】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によると、イェロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像が、それぞれの感光体に画像形成される複数の画像形成部が、搬送ベルトに沿って並設され、各感光体に形成される各色のトナー像が重畳転写されることにより、フルカラーの画像形成が行なわれる電子写真装置において、画像形成部での各色のトナー像の転写に対応して、レジストマーク形成手段によって、搬送ベルトに各色トナーの色ずれ検出用のレジストマークが形成され、レジストマークの転写位置から、搬送ベルトを駆動する駆動ローラの表面円周長の整数倍の距離だけ、搬送ベルトの搬送方向に隔たった位置において、搬送ベルトに対向して配設されたレジストマーク検出手段により、レジストマークが検出されるので、駆動ローラの表面の回転軸に対する偏心によるレジストマークの書込位置ずれと、検出位置ずれとが相殺され、搬送ベルトの速度むらの影響を受けずに、色ずれ量を高精度で検出して色ずれの補正を適確に行なうことが可能になる。
【0042】
請求項2記載の発明によると、請求項1記載の発明で得られる効果に加えて、駆動ローラの駆動伝達系は、駆動ローラが1回転する間にモータ及び中間回転体が、整数回回転するように構成されているので、駆動ローラの駆動伝達系のモータ及び中間回転体の回転むらの影響も受けずに、色ずれ量を高精度で検出して色ずれの補正を適確に行なうことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の要部の構成を示す説明図である。
【図2】■同実施の形態の部品配置の要件を示す説明図である。
【図3】同実施の形態の位置ずれセンサのスリットの構成を示す説明図である。
【図4】同実施の形態の駆動伝達系の構成を示す説明図である。
【図5】同実施の形態の搬送ベルトの速度むらとレジスタマークの位置ずれの説明図である。
【図6】同実施の形態のモータ軸と中間ギヤの偏心を含む搬送ベルトの速度むらを示す説明図である。
【図7】電子写真装置の全体構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1Y、1M、1C、1K 感光体
2 光源
3 スリット
4 受光素子
7 駆動ローラギヤ
8 中間ギヤ
9 モータ
10 モータギヤ
11 開口部
11a、11b 開口
20Y、20M、20C、20K 画像形成部
22 位置ずれセンサ
23 レジストマーク
31Y、31M、21C、21K 光書込ユニット
32Y、32M、32C、32K 現像器
33Y、33M、33C、33K 転写器
35 搬送ベルト
36 駆動ローラ
Claims (2)
- イェロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像が、それぞれの感光体に画像形成される複数の画像形成部が、搬送ベルトに沿って並設され、前記各感光体に形成される各色のトナー像が重畳転写されることにより、フルカラーの画像形成が行なわれる電子写真装置であり、
前記画像形成部での前記各色のトナー像の転写に対応して、前記搬送ベルトに各色トナーの色ずれ検出用のレジストマークを形成するレジストマーク形成手段と、
前記レジストマークの転写位置から、前記搬送ベルトを駆動する駆動ローラの表面円周長の整数倍の距離だけ、前記搬送ベルトの搬送方向に隔たった位置において、前記搬送ベルトに対向して配設され、前記各色トナーのレジストマーク間の位置ずれ量を検出するレジストマーク検出手段とを有することを特徴とする電子写真装置。 - 請求項1記載の電子写真装置において、前記駆動ローラの駆動伝達系は、前記駆動ローラが1回転する間にモータ及び中間回転体が、整数回回転するように構成されていることを特徴とする電子写真装置。
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