JPH0989680A - 電子体温計用プリント基板、それを用いた電子体温計、及びその製造方法 - Google Patents

電子体温計用プリント基板、それを用いた電子体温計、及びその製造方法

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JPH0989680A
JPH0989680A JP7241038A JP24103895A JPH0989680A JP H0989680 A JPH0989680 A JP H0989680A JP 7241038 A JP7241038 A JP 7241038A JP 24103895 A JP24103895 A JP 24103895A JP H0989680 A JPH0989680 A JP H0989680A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】応答特性のバラツキの少ない電子体温計用プリ
ント基板及びそれを備えた電子体温計、及びその製造方
法の提供。 【構成】電子体温計の電気回路を構成するプリント基板
本体2は電子回路等とリード部3a、3b等を搭載し、
さらにプリント基板本体から長手方向に延設された延設
部2aには、感温素子としてチップサーミスタ1が配置
される。延設部2aの先端部2cには凹状切欠き状の係
合部2dを有し、この凹部の溝幅と略同一で、厚さを該
プリント基板本体2と略同一で、長さを溝と等しいか略
短尺とした角板状チップサーミスタ1を嵌合させる。サ
ーミスタ1にはサーミスタ1より一方向に突出する一対
のリード線3a′,3b′を溶接により形成し、一対の
突出したリード線はプリント基板の延長端の表裏面に設
けられたリード線3a′,3b′と互いに重なり合う部
分4cを半田付け等により接合し、測温機能を備えたプ
リント基板を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーミスタを感温素子
とし、体温計測部、体温演算部、表示部をプリント基板
上に搭載し、体温を計測する電子体温計にあって、この
基板にサーミスタを装着してなる電子体温計用プリント
基板、それを用いた電子体温計、及びその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子体温計としては、腋下温度、口内舌
下温度、直腸温度、鼓膜温度等の計測用が実用に供され
ている。特に腋下温度による体温計測は、体温計測の一
般的手技として日本に広く普及している。
【0003】しかし、腋下温度は、腋下に温度センサ部
を挿入し、密着させた皮膚温度を計測するため計測時間
が長くなるという問題がある。近年、昇温率をもとに平
衡温度を予測する平衡温度予測電子体温計がこの欠点を
補う方法として実用に供されている。
【0004】また、これらの平衡温度予測電子体温計
は、直腸温度計測用、腋下温度計測用、口中舌下温度計
測用に用いられている。
【0005】中でも口中舌下温度計測は、口腔内の湿潤
した舌下にプロ−ブを挿入して計測するため液中計測に
近く、腋下温度計測に比べ体温を短時間で計測できる長
所があり、データの再現性も良い。
【0006】従来、口中舌下温度計に用いる温度センサ
の感温素子としては価格が安く、出力感度が大きく、抵
抗値が各種選定できる感温素子としてサーミスタが使わ
れている。このサーミスタは、ビードサーミスタ、チッ
プサーミスタ等製造手法の違いにより種々のものがある
が、ビードサーミスタのようにサーミスタを電気絶縁物
(ガラス、樹脂等)で被覆して、一対の長尺のリード線
をラジアル方向に出した構造のものが一般的である。
【0007】このような口中舌下温度計では、リード線
を引き伸ばし、その端部を電気部品を実装したプリント
基板に半田付けし、プリント基板と共に電子体温計の筺
体に挿入し、金属製のキャップが被冠された先端部に熱
伝導性の良好なエポキシ樹脂等の接着剤を流し込んでサ
ーミスタを封じ込めて感温部を形成する。
【0008】このサーミスタ1にあっては、1対のリー
ド線3は、その先端部をモールドし終端部をラジアル方
向に開放して伸びている。このため、終端部ではリード
線3の開き具合が一定に保てないこと、更にはリード線
が途中屈曲したり変形してその終端部の長さが一致しな
いために、リード線の終端部の半田付け作業を自動化す
ることが困難であり、手作業に依存せざるを得ないとい
う問題があった(図5)。
【0009】また、サーミスタ1に用いるリード線3
は、銅、銅系合金、アルミニウム、アルミニウム系合
金、鉄等を素材とする細経の導線であるが、筺体8を貫
通するリード線は屈曲しやすく変形しやすい。このた
め、エポキシ樹脂を充填した金属キャップ9にサーミス
タ先端を挿入する際、サーミスタ1のリード線3が屈曲
し、その結果、金属キャップ9内でのサーミスタ1の位
置がばらついたり、ある場合はサーミスタ1が金属キャ
ップ9の内壁に接触したり、金属キャップ9の手前でリ
ード線3が絡みついて挿入ができない等の問題があり、
電子体温計としての熱応答特性のばらつく原因となって
いた(図6)。
【0010】一方、図4に示すように、プリント基板本
体2の一端を細長く延設した延設部2aを設け、エッチ
ングにより表面に平行する二本のリード部を設け、その
先端2cに感温素子としてチップサーミスタ1を面実装
したものは、筺体部8に電子部品を実装したプリント基
板本体2をプロ−ブリード線としても使用できるので極
めて経済的であり、他の電子部品同様にサーミスタ1の
自動搭載を可能としている。
【0011】更にエポキシ樹脂を金属キャップ9に充填
し、筺体8の開口部8bに金属キャップ9を嵌合して
も、プリント基板本体2の延設部2aの形状が強固であ
るためビードサーミスタのようにリード線が屈曲するこ
とがなく、打ち抜き成形により製作されたプリント基板
は、長さ寸法が正確で組み立てた体温計の熱応答特性の
ばらつきが少ないという特徴を有する。
【0012】しかしながら、サーミスタ1がプリント基
板本体2の延設部2aの先端表面に実装(面実装)され
るものでは、片面にサーミスタ1が盛り上がる形状にな
り、先端の細い金属キャップ9はサーミスタ1の端部に
接触し絶縁不良を起こすという問題があり、金属キャッ
プ9を大きく形成せざるを得なかった。
【0013】また、電気的絶縁性を確保するためサーミ
スタ1の外側にはプリント基板本体2に面実装後シリコ
ーンゴム等による電気絶縁処理剤を塗布していたが、絶
縁処理のため電子体温計としてのサーミスタの熱応答特
性が十分でないという問題があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来例で示した
ように、従来の体温計プロ−ブは、実装時のリード線の
屈曲によるサーミスタ固定位置のばらつきが起こり、熱
応答特性が一定せず、手作業によるプリント基板への半
田付け作業のために作業の自動化が阻害され、製品コス
トが上昇する問題があった。
【0015】また、プリント基板上にチップサーミスタ
を面実装する場合においては、電気絶縁処理剤を塗布
し、更に形状の大きい金属キャップにエポキシ樹脂を充
填し、プリント基板上のサーミスタを挿入するので、実
装後の電子体温計の熱応答特性が十分でないという問題
点があった。
【0016】本発明は、上記の欠点を改善するためにな
されたものであって、感温プロ−ブの熱応答特性に優
れ、感温プロ−ブの個々の熱応答特性のばらつきを抑え
た電子体温計用プリント基板及びそれを用いた電子体温
計ならびにそれらを安価、大量に製造する電子体温計の
製造方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電子体温計用プリント基板は、電子部品を
搭載し、リード線が設けられたプリント基板本体と、プ
リント基板本体よりも狭い幅で該プリント基板本体の一
方の長手方向に所定長延設された延設部とからなり、延
設部先端に、感温素子を係合するための係合部を設けた
ことを特徴とするものである。 上記目的を達成するた
め、本発明の電子体温計は、本体部、長手方向に本体部
よりも小径に所定長一体的に延設され、開口部を有する
小径延設部、表示窓部と、小径延設部と反対側の本体部
に設けられた開口端部とからなる筐体と、筐体内に設け
られた上記記載の電子体温計用プリント基板と、開口部
を被冠する金属キャップ、開口端部を被冠するキャップ
と、からなる電子体温計であって、該電子体温計用プリ
ント基板は、電子部品を搭載し、リード線が設けられた
プリント基板本体と、該プリント基板本体よりも狭い幅
で該本体の一方の長手方向に所定長延設された延設部と
からなり、該延設部先端に感温素子を係合するための係
合部を設けたことを特徴とするものである。
【0018】上記目的を達成するため、本発明の電子体
温計の製造方法は、電子部品を搭載し、リード線が設け
られたプリント基板本体からプリント基板本体よりも狭
い幅で一方の長手方向に所定長延設された延設部先端
に、感温素子を嵌合させる工程と、リード線と感温素子
とを接続部材を介して電気的に接続させる工程と、プリ
ント基板を筐体の該開口端部から挿入する工程と、開口
部から突出した感温素子を備えた延設部先端開口部を、
液状樹脂が注入された金属キャップにより被冠する工程
と、液状樹脂を固化させる工程と、開口端部をキャップ
にて被冠する工程と、からなることを特徴とするもので
ある。
【0019】なお、半田付作業の自動化を図るために、
この係合部は、凹状の切欠形状にすることが好ましい。
【0020】また、感温素子の位置決めを容易にし、か
つ、半田付作業の自動化を図るために、この係合部に感
温素子が嵌合されて固定されることが好ましい。
【0021】また、半田付作業の自動化を図るために、
感温素子とリード線とを電気的に接続する接続部材は、
片面を金属面、他面を電気絶縁性フィルムのラミネート
構造とし、金属面を感温素子の電極部及び該リード線と
向かい合わせにして、電極部及びリード線とを溶接する
ことにより電気的に接続させることが好ましい。
【0022】また、感温素子の熱応答特性のばらつきを
抑え、かつ、応答感度を高めるために、電子体温計を構
成するプリント基板本体の延設部に感温素子を設け、体
温を計測する電子体温計にあって、延設部の先端部間に
凹状係合部を設け、プリント基板内の計測回路よりのリ
ード部をプリント基板表裏面の延設部の凹状係合部の手
前まで設けることが好ましい。
【0023】また、感温素子の熱応答特性のばらつきを
抑え、かつ、応答感度を高めるとともに、半田付作業の
自動化を図るために、凹状係合部に、幅を凹状係合部と
略同一とし厚さをプリント基板本体の厚さと略同一と
し、長さを凹状係合部の長さと等しいか略短尺とする略
直方体形状のチップサーミスタに厚さ方向の対極面に一
対の電極を形成し、電極には金属箔の一端を溶接し、他
端を電極より同一方向に突出させる一対のリード線を設
けたサーミスタをプリント基板の凹状係合に突出するリ
ード線よりプリント基板表裏面と平行になるように嵌合
させ、サーミスタリード線とプリント基板電極部を互い
に重なる部分を半田付け等により溶接することが好まし
い。
【0024】また、半田付けの自動化及び製造工程を容
易にするために、サーミスタに設けられた電極面から延
びるリード線とプリント基板上に設けられたリード線を
つなぐ接続は、背面に接着剤を介し電気絶縁性高分子フ
ィルムを接着したものを用いることもでき、この場合、
電気絶縁性高分子フィルム上に設けられた金属膜からな
る電極面を溶接してプリント基板上に設けられたリード
線と電気的に接続するのでこの高分子フィルムは電極面
より同等か大きい寸法である電気的な接続部材を使用す
ることが好ましい。
【0025】また、半田付けの自動化及び製造工程を容
易にするために、サーミスタに設けられた電極面から延
びるリード線とリード線の接着は、フラックスを含有す
るクリーム半田による半田付け、半田箔を電極面とリー
ド線の界面に挿入したもの等による半田付けはリフロー
炉により溶融接着することが好ましい。
【0026】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、実施例に係わ
るサーミスタ(感温素子)を搭載した電子体温計用プリ
ント基板、それを用いた電子体温計、ならびに電子体温
計の製造方法について詳細に説明する。
【0027】(実施例1)図1は、本発明の1つの実施
例を示すサーミスタを搭載したプリント基板を示す図で
あり、図1(a)はその斜視図、図1(b)はその長手
方向の断面図、図1(c)はその平面図、図1(d)
は、電気接続用部材(リード線)及び電極面を備えたサ
ーミスタを示す斜視図である。
【0028】図2は、図1に示すプリント基板を搭載し
た電子体温計の外観斜視図であり、図3は、そのA−
A′断面図である。
【0029】図1、図2、図3において、本発明の感温
素子として用いるサーミスタ1は、電子回路を搭載する
プリント基板本体2の一方の長手方向にプリント基板本
体2よりも狭い幅で所定長延設された延設部2aの先端
部2cの凹状の切欠を有する係合部(嵌合部)2dに挿
入され、嵌合される。
【0030】なお、プリント基板本体2をガラスエポキ
シ樹脂等の電気絶縁材料で形成することにより、サーミ
スタ1が金属キャップ7と電気的に導通することを防止
できる。
【0031】この後、厚さ方向に形成された一対の金属
箔状の電極面4a,4bから一体的に延設されたリード
線3a′,3b′を、延設部2aの裏表(上下)面にそ
れぞれ設けられたリード線3a,3bにそれぞれ重ね合
わせ、半田付け等により電気的に接続する。
【0032】先端部2cは、嵌合されたサーミスタ1よ
り若干突き出して形成することにより、サーミスタ1が
金属キャップ7と電気的に導通することを防止できる。
【0033】上記プリント基板本体2を電池6、液晶表
示部5とともに筺体8に挿入し、先端部2cは液状のエ
ポキシ樹脂などの合成樹脂を充填したステンレス製の金
属製キャップ9と嵌合する。
【0034】その後、開口端部8aは、プラスチック製
キャップ(電池蓋)7を嵌め込んで体温計を完成するも
のである。このとき、キャップ7と開口端部8aは、液
密性を有するようにすることが好ましい。
【0035】筐体8は、ABS樹脂、SBS樹脂などの
耐衝撃性を有する熱可塑性樹脂が好ましく使用される。
また、好ましくは顔料などを使用して不透明性を有して
いる。液晶表示部5に対応する表示窓部(不図示)の位
置には、スチレン樹脂などの透明性熱可塑性樹脂を2色
成形、溶剤接着等により、筐体8に固着してもよい。
【0036】サーミスタ1は、MnO2 ,NiO、Co
Oを適宜配合し混合分散させた後、金型でほぼ円板に成
形し、1200℃前後で60分程度焼結したものを0.
6mmの厚さに研磨して、銀電極を該円板の上下面に印
刷塗布後、700℃、10分で焼き付けたものをサーミ
スタの素材とした。係合部2dと幅をほぼ同一に形成す
るために、ダイヤモンド刃でほぼ直方体形状(幅、長
さ、厚さをそれぞれ0.5mm,0.5mm,0.6m
mの寸法)に切りだしたものを感温素子としてのチップ
サーミスタとした。
【0037】さらにチップサーミスタ1には、幅0.3
mm、長さ1.0、厚さ0.03mmの銅箔をサーミス
タ1のほぼ中央部にクリーム半田を介して長さ方向に一
端面をサーミスタ1の端部と一致させて電極部4a,4
bとし、他端をサーミスタ1より延設させ、この延設部
を裏表(上下)一対のリード線3a′,3b′として形
成した。
【0038】サーミスタの熱応答特性を向上させ、熱応
答特性のばらつきを抑え、かつ、半田付けの自動化を図
るために、感温素子としてのサーミスタ1は実質的な直
方体構造のチップサーミスタとし、対向する裏表(上
下)一対の面にそれぞれ貴金属電極面を蒸着法、または
焼付け法等により形成したものであり、さらに、クリー
ム半田を介してその電極面は更に銅または銅合金箔の一
端がサーミスタ1の一端とほぼ一致する位置なるように
形成し、他端はプリント基板上に設けられた、サーミス
タを嵌合する方向に延設された裏表(上下)一対のリー
ド線3a,3bと接続するように延設されている。
【0039】体温計測に必要な電子回路を実装(搭載)
したプリント基板本体2は、一方向の長手方向に所定長
延設した、幅1.5mm、厚さ0.6mmの延設部2a
を有し、さらに一体的にその先端部2cまで延設され
る。この延設部2aには温度計測用の計測部より伸びる
幅0.3mm、厚さ0.05mmのリード線3a,3b
が延設部2a裏表(上下)面の幅方向の中心部に設けら
れている。この先端部2cには幅方向に幅0.5mm、
長さ0.6mmの凹状の切欠を、打ち抜き成形により形
成した凹状係合部2dが設けられている。
【0040】上記サーミスタ1を、プリント基板本体2
の裏表に設けられたリード線3a,3bと電極面4a,
4bから一体的に延設された1対のリード線3a′.3
b′が互いに重なり合うまで係合部2dに挿入して嵌合
した。この状態において、サーミスタ1は係合部2dか
ら突出しない。
【0041】リード線の重なり部分4cは予め延設部2
aのリード線3a,3bの重なり面にクリーム半田を印
刷により形成しておき、重なり部分4cに上から荷重を
かけつつ遠赤外加熱炉の上をコンベアーで通し、半田を
溶融接着させた。
【0042】電子体温計は、サーミスタ1を延設部2a
の先端部2cの嵌合部2dに嵌合したプリント基板2に
電源スイッチ(不図示)、液晶表示部5、圧電ブザー
(不図示)を取り付けて筺体8に開口端部8aより挿入
し、筺体8の先端開口部8bから突出した先端部2c
は、液状エポキシ樹脂を充填した内径1.75mm、外
径2.05mm、長さ8mmの一端部分を閉じた円筒状
ステンレス鋼製金属キャップ9に差し込み、さらに金属
キャップ9を筺体8に嵌合して組み立てた。
【0043】筺体8は金属キャップ9を嵌合した先端部
8cを下にして静置し、エポキシ樹脂を反応硬化させ
た。硬化後、電子体温計の筐体8の開口端部8aより電
池6を挿入し、プラスチック製キャップ(電池蓋)7を
嵌め込んで電子体温計を作成した。電池6としては、マ
ンガン電池、銀電池、アルカリ電池、太陽電池等を使用
することができる。なお、電池6は、筐体8への挿入前
に予めプリント基板2上に搭載しておいてもよい。
【0044】作成された電子体温計について、室温(2
5℃)で、大気雰囲気中で37℃に保持した水槽に素早
く先端部8cを差し込んで飽和温度に到達する時間を計
測した。
【0045】サンプルは30本用意して同様の計測を繰
り返した。その結果、飽和温度到達時間は平均25秒
で、そのばらつき公差は±4秒であった。
【0046】また、平均的熱応答特性を示すサンプル5
本を用意して口中舌下温度を計測して評価したところ飽
和温度に到達する時間は平均31秒で、そのばらつき公
差は±2秒であった。
【0047】なお、サーミスタの熱応答特性を向上さ
せ、ばらつきを抑えるために、プリント基板の凹状係合
部の幅W1は延設したプリント基板の延設部の先端の幅
W2との関係に於いて、W2−W1≧0.1mmを満た
し、溝の長さL2はサーミスタの長さL1との関係に於
いて L2≧L1、またプリント基板の厚さt2はサー
ミスタの厚さt1との関係に於いてt2≒t1にすると
よい。
【0048】そのリード線3a′,3b′の幅W3は、
特に限定されるものではないが、サーミスタ1の幅W4
と略同一〜1/2程度に形成することが好ましく最小
0.1mm以上にするとよい。
【0049】また、サーミスタの熱応答特性を向上さ
せ、ばらつきを抑え、かつ、半田付けの自動化を図るた
めに、電極面4a,4bの長さを0.3mm以上とし、
その電極面から延設されたリード線3a′,3b′の長
さは、プリント基板2上のリード線3a,3bと重なり
合う部分が0.3mm以上となるように形成することが
好ましい。
【0050】同様の目的から、リード線3a,3bの長
さの最大値は、サーミスタの長さ以内とし、また、その
厚さは20μm〜0.2mmとし、材質としては、銅等
の良電気伝導性の金属薄膜(金属箔)であることが好ま
しい。
【0051】(実施例2)図7は、リード線(電気接続
用部材)及び電極面をその表面に備えた絶縁性高分子材
料を備えたサーミスタを示す斜視図である。
【0052】表面に幅0.3mm,長さ1mm,厚さ
0.025mmの銅箔3a″,3b″が設けられた幅
0.5mm,長さ1mm、厚さ0.025mmのポリイ
ミドフィルム(絶縁性高分子フィルム)4a′,4b′
を、サーミスタ(実施例1と同様のサーミスタ寸法)を
介して銅箔面3a″,3b″が対向するようにし、この
銅箔の一端がサーミスタ1の一端とほぼ一致するように
裏表に貼り合わせたサーミスタ(図1(e))を用いた
以外は、実施例1と同様の方法でプリント基板を作成し
た。
【0053】このプリント基板を用いて実施例1と同様
に電子体温計として組立て、口中舌下温度を計測して評
価したところ飽和温度に到達する時間は平均で30秒
で、ばらつき公差は±3秒であった。
【0054】(実施例3)実施例1の金属キャップ9を
内径高さ1mm、幅1.75mm、コーナーの半径が
0.5mm、肉圧0.2mmの楕円形状で一端を閉じた
ステンレス鋼製金属キャップ9を使用して、これに液状
エポキシ樹脂を注入し、実施例1の基板先端部を挿入
し、ステンレス鋼製金属キャップ9を筐体8に嵌合させ
て電子体温計を作成した。
【0055】これを実施例1と同様に、口中舌下温度を
計測して評価したところ飽和温度に到達する時間は平均
で28秒で、ばらつき公差は±2秒であった。
【0056】(実施例4)実施例1の金属キャップ9を
ステンレス鋼からアルミニウムに変えて同様にエポキシ
樹脂をキャップ9に充填し、先端部2cをアルミニウム
製キャップ9に挿入し、これを筺体8に嵌合させて電子
体温計を作成した。なお、キャップ9の形状は実施例1
と同様とした。
【0057】これを実施例1と同様に口中舌下温度を計
測して評価したところ飽和温度に到達する時間は平均で
30秒で、ばらつき公差は±3秒であった。
【0058】(実施例5)図8は、銅箔からなるリード
線及び電極面(寸法:幅0.3mm、長さ1mm、厚さ
0.025mm)をその表面に備えた絶縁性高分子材料
を備えたサーミスタを示す斜視図である。実施例1のサ
ーミスタと同一形状、実施例3の絶縁性高分子材料と同
一の材料(寸法:幅0.5mm,長さ0.8mm、厚さ
0.025mm)を用いている。絶縁性高分子材料(ポ
リイミドフィルム)の端部をサーミスタ1の端部から
0.2mm内側に設けた点が異なる。このサーミスタ1
を実施例2と同様にしてサーミスタを備えたプリント基
板を作成した。
【0059】このプリント基板を用いて実施例2と同様
に電子体温計として組立て、口中舌下温度を計測して評
価したところ飽和温度に到達する時間は平均で30秒
で、ばらつき公差は±3秒であった。
【0060】(比較例1)体温計測に必要な電子回路を
実装したプリント基板本体2の延設部2aは、一方の長
手方向に延設し幅1.5mm、厚さ0.6mmの延設部
2aを有し、延設部2aには片面に温度計測用の計測部
より延設する幅0.2mm、厚さ0.05mmの平行し
て延設する2本のリード線3a,3bが基板上面の中心
部を間隔を0.3mm幅で、延設部先端まで伸びる。そ
の先の先端部に幅0.5mm、長さ0.5mm、厚さ
0.6mmのサーミスタ1を半田付けにより取り付け
た。サーミスタ1は金属製キャップ9との絶縁性を得る
目的で、プリント基板上からシリコーンワニスを厚さ
0.1mmに塗布焼付けした。
【0061】これを内径2.2mm,肉厚0.15m
m、長さ9mmのステンレス製金属キャップに液状エポ
キシ樹脂を注入し、実施例1同様に筺体に嵌合し電子体
温計を作成した。
【0062】作成した電子体温計は室温(25℃)大気
中より37℃に保持した水槽に素早く先端部を差し込ん
で飽和温度に到達する時間を計測した。
【0063】その結果、飽和温度到達時間は平均65秒
で、そのばらつき公差は±8秒であった。
【0064】また、口中舌下温度を計測して評価したと
ころ飽和温度に到達する時間は平均80秒で、そのばら
つき公差は±15秒であった。
【0065】(比較例2)体温計測に必要な電子回路を
実装したプリント基板本体2から長手方向の一方向に延
設された延設部2aより伸びる一対の半田付け端子を設
ける。半田付け端子にはビード直径1.5mmのエポキ
シ樹脂で被覆され、直径0.2mmの半田メッキ銅線か
らなる長さ50mmの2本のリード線が平行に伸びるビ
ードサーミスタのリード線端子を半田付けにより取り付
けた。
【0066】これを内径2.2mm,肉厚0.15m
m、長さ9mmのステンレス製金属キャップに液状エポ
キシ樹脂を注入し、実施例1同様に筺体に嵌合し電子体
温計を作成した。
【0067】筺体8は金属キャップ9を嵌合した先端部
8cを下にして静置し、エポキシ樹脂を反応硬化させ
た。硬化後体温計後端より電池を挿入し、電池蓋をはめ
込んで電子体温計を作成した。
【0068】作成した電子体温計は室温(25℃)で、
大気雰囲気で37℃に保持した水槽に素早く先端部を差
し込んで飽和温度に到達する時間を計測した。
【0069】その結果、飽和温度到達時間は平均70秒
で、そのばらつき公差は±23秒であった。
【0070】口中舌下温度を計測して評価したところ飽
和温度に到達する時間は平均75秒で、そのばらつき公
差は±30秒であった。
【0071】また、作成した体温計を分解し熱応答特性
のばらつきを解析したところ、上述の従来例で示したの
と同様に、いずれもリード線3a,3bが屈曲したり、
撚れてしまったものであり、このようなサーミスタ1は
リード線3a,3b間あるいは金属製キャップ9とサー
ミスタ1間の電気的絶縁性が低下しており、電子体温計
が誤動作する原因となっていた。
【0072】なお、実施例としては、口中舌下温度計の
例を示したが、これらの実施例に限定されるものではな
く、直腸温度計用、腋下温度計用にも適用することがで
きる
【0073】。
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に従った電子
体温計用プリント基板は、電子部品を搭載し、リード線
が設けられたプリント基板本体と、プリント基板本体よ
りも狭い幅で該本体の一方の長手方向に所定長延設され
た延設部とからなり、延設部先端に、感温素子を係合す
るための係合部を設けたことを特徴とするものであるの
で、リード線の屈曲がなく、熱応答速度が速く、精度の
高い電子体温計用のプリント基板として適用できる。
【0074】本発明に従った電子体温計は、本体部、長
手方向に本体部よりも小径に所定長一体的に延設され、
開口部を有する小径延設部、表示窓部、小径延設部と反
対側の本体部に設けられた開口端部と、からなる筐体
と、筐体内に設けられた電子体温計用プリント基板と、
開口部を被冠する金属キャップ、開口端部を被冠するキ
ャップと、からなり、この電子体温計用プリント基板
は、電子部品を搭載し、リード線が設けられたプリント
基板本体と、プリント基板本体よりも狭い幅で基板本体
の一方の長手方向に所定長延設された延設部とからな
り、延設部先端に感温素子を係合するための係合部を設
けたものであるので、リード線の屈曲がなく、サーミス
タの位置決めが容易で、熱応答速度が速く、製品間にば
らつきの少ない、精度の高い電子体温計が得られる。
【0075】さらに、本発明に従った電子体温計の製造
方法は、電子部品を搭載し、リード線が設けられたプリ
ント基板本体から該プリント基板本体よりも狭い幅で一
方の長手方向に所定長延設された延設部先端に、感温素
子を嵌合させる工程と、リード線と感温素子とを接続部
材を介して溶接して電気的に接続させる工程と、プリン
ト基板を筐体の該開口端部から挿入する工程と、開口部
から突出した感温素子を備えた延設部先端を、液状樹脂
が注入された該金属キャップにより被冠する工程と、液
状樹脂を固化させる工程と、開口端部を被冠する工程
と、からなることを特徴とするので、リード線の屈曲が
なく、サーミスタの位置決めが容易で、半田付などの作
業が自動化でき、製造コストの低減化が図られ、応答速
度が速く、精度の高い電子体温計が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の実施例1に係わるサーミスタを搭
載する電子体温計用のプリント基板を示す図である。
【図2】 図1のプリント基板を挿入し、製作した電子
体温計の外観斜視図である。
【図3】 本願発明の実施例1に係わる電子体温計の実
装断面図である。
【図4】 比較例1に記載の従来のサーミスタをプリン
ト基板上に表面実装した電子体温計の断面図である。
【図5】 比較例2に記載のビードサーミスタをプリン
ト基板の端子部分にリード線を介して接続した電子体温
計の長手方向断面図である。
【図6】 従来例の電子体温計の長手方向断面図であ
る。
【図7】 本願発明の実施例2に係わるサーミスタを示
す斜視図である。
【図8】 本願発明の実施例5に係わるサーミスタを示
す斜視図である。
【符号の説明】
1…サーミスタ、2…プリント基板、3…リード部、4
…金属箔(リード線)、5…液晶表示部、6…電池、7
…プラスチック製キャップ、8…体温計筺体、9…金属
製キャップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子体温計用のプリント基板であって、 該プリント基板は、 電子部品を搭載し、リード線が設けられたプリント基板
    本体と、 該プリント基板本体よりも狭い幅で該プリント基板本体
    の一方の長手方向に所定長延設された延設部とからな
    り、 該延設部先端に感温素子を係合するための係合部を設け
    たことを特徴とする電子体温計用プリント基板。
  2. 【請求項2】 本体部、長手方向に該本体部よりも小径
    に所定長一体的に延設され、開口部を有する小径延設
    部、表示窓部、該小径延設部と反対側の本体部に設けら
    れた開口端部と、からなる筐体と、 該筐体内に設けられた電子体温計用プリント基板と、 該開口部を被冠する金属キャップ、 該開口端部を被冠するキャップと、からなる電子体温計
    であって、 該電子体温計用プリント基板は、 電子部品を搭載し、リード線が設けられたプリント基板
    本体と、 該プリント基板本体よりも狭い幅で該プリント基板本体
    の一方の長手方向に所定長延設された延設部とからな
    り、 該延設部先端に感温素子を係合するための係合部を設け
    たことを特徴とする電子体温計。
  3. 【請求項3】 電子体温計の製造方法であって、 電子部品を搭載し、リード線が設けられたプリント基板
    本体から該プリント基板本体よりも狭い幅で一方の長手
    方向に所定長延設された延設部先端に、感温素子を嵌合
    させる工程と、 該リード線と該感温素子とを接続部材を介して電気的に
    接続させる工程と、 該プリント基板を該筐体の該開口端部から挿入する工程
    と、 該開口部から突出した該感温素子を備えた該延設部先端
    開口部を、液状樹脂が注入された該金属キャップにより
    被冠する工程と、 該液状樹脂を固化させる工程と、 該開口端部をキャップにて被冠する工程と、からなるこ
    とを特徴とする電子体温計の製造方法。
  4. 【請求項4】 該係合部は、凹状の切欠形状であること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電子
    体温計用プリント基板。
  5. 【請求項5】 該係合部に該感温素子が嵌合されて固定
    されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の電子体温計用プリント基板。
  6. 【請求項6】 該感温素子と該リード線とを電気的に接
    続する接続部材は、片面を金属面、他面を電気絶縁性フ
    ィルムのラミネート構造とし、該金属面を該感温素子の
    電極部及び該リード線と向かい合わせにして、該電極部
    及び該リード線とを溶接することにより電気的に接続さ
    せたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記
    載の電子体温計用プリント基板。
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