JPS5841464Y2 - サ−ミスタ式温度検出器 - Google Patents

サ−ミスタ式温度検出器

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Publication number
JPS5841464Y2
JPS5841464Y2 JP1977112403U JP11240377U JPS5841464Y2 JP S5841464 Y2 JPS5841464 Y2 JP S5841464Y2 JP 1977112403 U JP1977112403 U JP 1977112403U JP 11240377 U JP11240377 U JP 11240377U JP S5841464 Y2 JPS5841464 Y2 JP S5841464Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermistor
case
lead plate
tip
type temperature
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977112403U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5439084U (ja
Inventor
秀明 正木
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
Priority to JP1977112403U priority Critical patent/JPS5841464Y2/ja
Publication of JPS5439084U publication Critical patent/JPS5439084U/ja
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Publication of JPS5841464Y2 publication Critical patent/JPS5841464Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の利用分野 本考案はサーミスタ式温度検出器に係り、特に水冷エン
ジンの冷却水を検知するに好適なサーミスタ式温度検出
器の構造に係る。
考案の背景 従来のサーミスタ式温度検出器は感熱素子であるサーミ
スタの片側の電極をケースに半田付するとか、サーミス
タの両電極にリード線を半田付したもの等があるが、こ
れらの半田付作業には時間温度の厳しい管理が必要であ
り、作業性が悪いという欠点があり、また半田付された
電極とサーミスタ素子が剥離して特性が変化するという
欠点があった。
又実開昭47−13639号あるいは実開昭50−33
240号で代表されるようにサーミスタをバネ導体を用
いで挾持するようにしたものがあるが、応答性まで考慮
されたものはなく、又組立性も非常に複雑なものが大半
であった。
即ち、導電性中空ケースの内底部にサーミスタ素子を配
置するものでは、絶縁体に保持されたリード板の先端に
サーミスタ素子を挾持し、それを中空ケースの底部に盲
作業で挿入配置しているのがほとんどであった。
従って、挿入途中でサーミスタ素子が脱落したり、多少
的って配置されていても気が付くことがなく、それだけ
不良品が多く、組立作業に対して信頼性の低い構造であ
った。
考案の目的 本考案の目的は小形で応答性が良く、信頼性の高い温度
検出器を提供するにある。
考案の概要 本考案は中空ケースの内底部にサーミスタ電極を容易、
確実に配置固定するため、バネ性リード板でサーミスタ
電極を挾み込み、それをホルダーで保持した物を中空ケ
ースに挿入配置した構造である。
考案の実施例 第1図は本考案の一実施例である。
水冷式エンジンの水温を検出するための負性抵抗をもつ
テ゛スク形サーミスタ1は、バネ特性を有する燐青銅板
より成形された導電性リード板2により、その先端に適
当な圧力で挟持されている。
リード板のサーミスタ接触部にはサーミスタ両面に焼付
られている銀電極に損傷を与えなくするため球面状の押
出部3を設けている。
前記リード板2はガラス繊維入りナイロンで成形された
絶縁ベース4と一体成形され、第2図の如くアッセンブ
リとなっている。
5はガラス繊維入りナイロンで成形された第1のサーミ
スタホルダー5で略コ字状からなり、開コ端が絶縁ベー
ス4の一端に嵌合されており、嵌合と同時にサーミスタ
1の動き止めを行っている。
6はエンジン冷却水で腐蝕しない材料である黄銅で出来
ている中空ケースで、中空部には前記絶縁ベース4、サ
ーミスタホルダー5を一体にしたものを挿入し、挿入側
段付部にはOリング7を入れて、ケース端面8を加締る
ことによりケース中空部が気密性を有する様に考慮され
ている。
前記リード板2には外部結線を接続するための端子9を
基部10で溶接固定し、前記ベースの開口端はカプラー
の形状に成形されている。
第2図はベースアッセンブリで、成形される前に第3図
の如くサブアッセンブリの状態にセットしてから行って
いる。
即ちリード板2と端子9の固定はベース成形時の成形温
度でも変位しない様基部10で電気溶接で固定されてい
る。
11は前記ノード板の位置決めのため使用しているスペ
ーサでその詳細は第5〜第7図の如くなっており、リー
ド板の位置を決めるためのリード板にあけられた穴に対
応して出張り12を上下2カ所に設けている。
又リード板の左右方向のガタ止めのため、固定板の幅寸
法に合せて凹13を設けている。
14はスペーサ11に一体に成形し、サーミスタの動き
止めのために設けている第2のサーミスタホルダーで、
その先端15はサーミスタの形状に合せた半円形の形状
を威している。
第8,9図はホルダーの詳細を示したもので沖央に設け
た出張り16はサーミスタの動き止めのため設けたもの
で、その先端17は半円形の形状を威し、前記スペーサ
11に設けた第2のサーミスタホルダー14の半円形1
5と一緒になってサーミスタの動きを完全に防止する構
造をなしている。
第1のサーミスタホルダーの両端に設けた出張り18は
該ホルダーをケース6に挿入した時のホルダーの動き止
めに設けたものである。
ケース6第1のサーミスタホルダーを一体にしたベース
を挿入し、ケースの端部8離加締ることにより、ホルダ
ーの出張り18の先端の薄肉部19はベースの凹み20
と嵌合し回り止めとなると共に軸方向の撓み分が弾性変
形して固定される。
この様に構成されたサーミスタ式温度センサーはケース
6に設けられているネジ20により取付られてケース先
端部21を被測定部に挿入され温度変化をサーミスタの
抵抗変化として端子9より取出すもので゛ある。
本考案の一実施例によるとサーミスタ電極にリード線を
半田付したり、ケースに半田付をしていないで、サーミ
スタ電極を圧接して抵抗値を取出しているので、冷熱サ
イクル耐久試験において、サーミスタ電極が剥離するこ
とが原因で抵抗値が変化することを防止することが出来
る。
サーミスタ電極にリード端子を半田付したり、又はケー
スに半田付していないので半田付時の抵抗値変化がなく
製品の歩留が良くなり、コストの安い物をすることが出
来る効果がある。
又本考案によればサーミスタ電極をバネ性+7−ド板の
先端で圧接して導通をとると共に、このリード板を予め
絶縁スペーサに配置しそれを絶縁モールドしてリードア
ッセンブリを形成し、更にそれを中空ケースにセットし
たものであるから構造を単純にしてコンパクト化を図り
、特に温度検出器先端が小形になるので感熱素子への熱
伝導を良くシ、応答性を上げることが出来る。
更に、サーミスタは予め第1と第2のサーミスタホルダ
ーに保持され、絶縁ベースと一体となっているため、絶
縁ベースを中空ケースに挿入する際も安定して保持され
、未経験者でも容易に組込み可能となり、信頼性の高い
製品となる。
考案の効果 以上本考案によれば、小形で応答性が良く、信頼性の高
いサーミスタ式温度検出器が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断面正面図、第2図〜第9図は本考案
に使用する部品図で、第2図はベースアッセンブリの断
面正面図、第3図はスペーサアッセンブリの断面正面図
、第く図は側面図、第5図はスペーサの上面図、第6図
はスペーサの正面図、第7図は断面側面図、第8図はホ
ルダーの上面図、第9図は断面正面図である。 1・・・・・・サーミスタ、2・・・・・・固定板、4
・・・・・・ベース、5・・・・・・ホルダー、6・・
・・・・ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部を開口した中空状の導電性ケースと、該ケースの内
    底部に配置されたサーミスタ素子と、該素子を先端に挾
    み込むことにより固定し、前記ケース外に出力を導くバ
    ネ性リード板と、該リード板を保持し、前記ケースの開
    口部に固定された絶縁体とからなるサーミスタ式温度検
    出器において、前記バネ性リード板の先端を可撓自在に
    保持した絶縁スペーサと、該スペーサを被うように配置
    され、前記リード板の先端を露出させた絶縁ベースと、
    該絶縁ベースの外周端に嵌着され、かつ導電性ケースの
    内底部及び内壁に装着保持され、サーミスタ素子外周部
    を係止する第1のサーミスタホルダーと、前記絶縁スペ
    ーサに一体に形成され、サーミスタ電極の他の外周を係
    止する第2のサーミスタホルダーとからなることを特徴
    としたサーミスタ式温度検出器。
JP1977112403U 1977-08-24 1977-08-24 サ−ミスタ式温度検出器 Expired JPS5841464Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977112403U JPS5841464Y2 (ja) 1977-08-24 1977-08-24 サ−ミスタ式温度検出器

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JP1977112403U JPS5841464Y2 (ja) 1977-08-24 1977-08-24 サ−ミスタ式温度検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5439084U JPS5439084U (ja) 1979-03-14
JPS5841464Y2 true JPS5841464Y2 (ja) 1983-09-19

Family

ID=29061192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977112403U Expired JPS5841464Y2 (ja) 1977-08-24 1977-08-24 サ−ミスタ式温度検出器

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Country Link
JP (1) JPS5841464Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5221876Y2 (ja) * 1971-03-12 1977-05-19
JPS5250350Y2 (ja) * 1973-07-20 1977-11-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5439084U (ja) 1979-03-14

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