JPH052855Y2 - - Google Patents

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JPH052855Y2
JPH052855Y2 JP1987081113U JP8111387U JPH052855Y2 JP H052855 Y2 JPH052855 Y2 JP H052855Y2 JP 1987081113 U JP1987081113 U JP 1987081113U JP 8111387 U JP8111387 U JP 8111387U JP H052855 Y2 JPH052855 Y2 JP H052855Y2
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JP
Japan
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sensor body
protrusion
sensor
heater wire
temperature fuse
Prior art date
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JP1987081113U
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JPS63190962U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主に車輌に搭載して使用する角速
度検出用のガスレートセンサに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第6図は従来のガスレートセンサの概略構成を
示す図である。図において、1は内部にフローセ
ンサ、ピエゾプレート等を有したセンサ本体で、
外周にはヒータ線2が巻回されている。このセン
サ本体1の開口端はフランジ部3となつており、
ハーメチツクシールベースで閉塞されている。そ
して、そのフランジ部3が複数の棒状樹脂ホルダ
4,4,……により保持され、センサ本体1が恒
温槽となる筒形外ケース(図示せず)内に固定さ
れている。また、センサ本体1にはゴムバンド5
が巻き付けられており、この中の収納穴に温度ヒ
ユーズ6及びそのリード線7が収納されている。
この温度ヒユーズ6のリード線7は接続部8,8
にて外部電線9と圧着スリーブによりかしめ接続
され、その一方がコの字形に折り曲げられ、上記
ゴムバンド5で固定されている。
第7図は第6図のA−A線断面を示したもので
あり、図示のようにセンサ本体1の外側にはヒー
タ線2と共にサーミスタ10が温度検出素子とし
て設けられている。そして、このサーミスタ10
の検出値に基づいてヒータ線2を制御し、センサ
本体1内を一定温度に保持しており、同時に温度
ヒユーズ6によりヒータ線2の暴走などを防止し
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のガスレートセンサは上記のような構成と
なつており、温度ヒユーズ6及びそのリード線7
をこれらの収納穴を設けたゴムバンド5で固定し
ているため、そのゴムバンド5のもつている熱容
量により温度の立上りが遅く、異常時ヒータ線2
の暴走時間が長くなるという問題点があり、また
高価なゴムバンド5が必要になるという問題点が
あつた。
この考案は、このような問題点に着目してなさ
れたもので、温度の立上りが早く、温度ヒユーズ
固定用に高価な部品を必要としないがガスレート
センサを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案のガスレートセンサは、外周にヒータ
線を巻回したセンサ本体の開口端を閉塞している
フランジ部を複数の棒状樹脂ホルダにより保持し
て該センサ本体を筒形外ケース内に固定したガス
レートセンサにおいて、任意の樹脂ホルダを長手
方向に延長し、その延長部分にセンサ本体のヒー
タ線に向けて突出した突出部を設け、この突出部
内に温度ヒユーズ及びそのリード線を収納したも
のである。
〔作用〕
この考案のガスレートセンサにおいて、センサ
本体のフランジ部を保持している複数の棒状樹脂
ホルダの内一つが長手方向に延長され、その延長
部分にセンサ本体方向に突出した突出部が設けら
れ、この突出部に温度ヒユーズ及びそのリード線
が収納されている。従つて、温度ヒユーズ固定用
の高価なゴムバンドが不要であり、また樹脂ホル
ダの熱容量は小さいので温度の立上りが早い。
〔実施例〕
第1図はこの考案に係るガスレートセンサの概
略構成図であり、従来の第6図と同一符号は同一
構成要素を示している。図中、11はセンサ本体
1のフランジ部3を保持している三本の棒状樹脂
ホルダ4の内一つを長手方向に延長した延長部分
で、この延長部分11にセンサ本体1のヒータ線
2に向けて突出した突出部12が設けられてお
り、この中に温度ヒユーズ6及びそのリード線7
が収納されている。また、各ホルダ4はコ字形ゴ
ムを嵌め込んだ保持部にてセンサ本体1のフラン
ジ部3を保持しており温度ヒユーズ6を収納した
突出部12はセンサ本体1に張られた絶縁シート
13を介してヒータ線2と接触している。なお、
リード線7は接続部8,8にて外部電線9と圧着
スリーブによりかしめ接続され、その接続部分は
熱収縮性チユーブ等により絶縁処理されている。
第2図は第1図のB−B線断面を示したものであ
る。
第3図は上記センサ本体1を収納している筒形
外ケース14の外形図である。この筒形外ケース
14は外周にヒータ線15が巻回され、内部が恒
温槽となつている。そしてセンサ本体1は、三本
の棒状樹脂ホルダ4によりフランジ部3が保持さ
れ、筒形外ケース14と中心軸を同じくしてフロ
ーテイング固定されている。
また第4図a,b,cは延長部分11を設けた
棒状樹脂ホルダ4の詳細形状を示す平面図、側面
図及び正面図である。延長部分11に設けられた
突出部12は、長手方向に平行な二つの部分から
成り、筒形外ケース14に挿入した時にセンサ本
体1のヒータ線2にほぼ面接触する球面(凹部)
16を有している。そして、温度ヒユーズ6を収
納する部分はアンダーカツトされた開口形状とな
つており、また電線が通る切り欠き部を有してい
る。第5図は第4図aのC−C線断面を示したも
のである。
このように、センサ本体1を保持している複数
の樹脂ホルダの内一本を延長し、その延長部分1
1に設けた突出部12に温度ヒユーズ6及びその
リード線7を収納し、この突出部12を絶縁シー
ト13を張り付けたセンサ本体1に組み込んだ構
成となつている。そして、このセンサ本体1を筒
形外ケース14に挿入した状態では、上記アンダ
ーカツトされた開口形状をもつ突出部12と温度
ヒユーズ6は同一の球面16を形成し、絶縁シー
ト13を介してセンサ本体1のヒータ線2に接触
する。この時、樹脂ホルダ4の突出部12は熱容
量、熱抵抗が小さく、温度の立上りが早い。従つ
て、ヒータ線2の暴走時の温度ヒユーズ6の作動
が早く、またゴムバンドのような高価な固定部材
も不要であり、作業性も良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、セン
サ本体を保持して筒形外ケース内に固定している
複数の棒状樹脂ホルダの内一本を長手方向に延長
し、その延長部分に突出部を設けてそこに温度ヒ
ユーズ及びリード線を収納するようにしたため、
温度の立上りが早く、センサ本体のヒータ線が暴
走するのを防止でき、またゴムバンドのような高
価な固定部材を必要としないので、部品点数が減
ると共に、安価なものになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るガスレートセンサの概
略構成図、第2図はそのB−B線断面図、第3図
は第1図のセンサ本体を収納する筒形外ケースの
外形を示す斜視図、第4図a,b,cは延長部分
に突出部を設けた棒状樹脂ホルダの詳細形状を示
す平面図、側面図及び正面図、第5図は第4図a
のC−C線断面図、第6図は従来例を示す概略構
成図、第7図はそのA−A線断面図である。 1……センサ本体、2……ヒータ線、3……フ
ランジ部、4……棒状樹脂ホルダ、6……温度ヒ
ユーズ、7……リード線、11……延長部分、1
2……突出部、14……筒形外ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周にヒータ線を巻回したセンサ本体の開口端
    を閉塞しているフランジ部を複数の棒状樹脂ホル
    ダにより保持して該センサ本体を筒形外ケース内
    に固定したガスレートセンサにおいて、任意の樹
    脂ホルダを長手方向に延長し、その延長部分にセ
    ンサ本体のヒータ線に向けて突出した突出部を設
    け、この突出部内に温度ヒユーズ及びそのリード
    線を収納したことを特徴とするガスレートセン
    サ。
JP1987081113U 1987-05-29 1987-05-29 Expired - Lifetime JPH052855Y2 (ja)

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JP1987081113U JPH052855Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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Publication Number Publication Date
JPS63190962U JPS63190962U (ja) 1988-12-08
JPH052855Y2 true JPH052855Y2 (ja) 1993-01-25

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