JPS6025794Y2 - 温度ヒユ−ズ - Google Patents
温度ヒユ−ズInfo
- Publication number
- JPS6025794Y2 JPS6025794Y2 JP393481U JP393481U JPS6025794Y2 JP S6025794 Y2 JPS6025794 Y2 JP S6025794Y2 JP 393481 U JP393481 U JP 393481U JP 393481 U JP393481 U JP 393481U JP S6025794 Y2 JPS6025794 Y2 JP S6025794Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- insulator
- terminal
- temperature
- metal case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は温度ヒユーズに関するもので、その目的とする
ところは常に一定温度以上で瞬時に回路を遮断する高精
度の温度ヒユーズを提供しようとするものである。
ところは常に一定温度以上で瞬時に回路を遮断する高精
度の温度ヒユーズを提供しようとするものである。
従来、この温度ヒユーズは感温物質が一定温度以上で瞬
時に固体から液体に変化し、スプリングの力で接点を引
離すため溶断温度精度が高い反面、小さなスペースに多
くの部品を挿入組立てているため、部品及び組立て精度
不足で接点が傾いて挿入された場合等には溶断温度や内
部抵抗が変動する欠点があった。
時に固体から液体に変化し、スプリングの力で接点を引
離すため溶断温度精度が高い反面、小さなスペースに多
くの部品を挿入組立てているため、部品及び組立て精度
不足で接点が傾いて挿入された場合等には溶断温度や内
部抵抗が変動する欠点があった。
本考案は上記のような欠点を解消したもので、以下、図
面に従ってその構成を詳細に説明する。
面に従ってその構成を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例の溶断前の断面図で、1は銅
、黄銅、アルミ等良導電性、良熱伝導性の金属ケースで
、このケースの閉塞側に一方の端子2を圧着等で取りつ
ける。
、黄銅、アルミ等良導電性、良熱伝導性の金属ケースで
、このケースの閉塞側に一方の端子2を圧着等で取りつ
ける。
尚金属ケース1は電気導電性を良好にするため銀等のメ
ッキを施すことがある。
ッキを施すことがある。
3は一定温度以上で溶融する絶縁性感温物質で、金属ケ
ース1の前記閉塞側に接触して設けである。
ース1の前記閉塞側に接触して設けである。
この絶縁性感温物質3に続いて、銅等の金属性円板4、
強スプリング5、碍子あるいは樹脂成型物等の絶縁物よ
り成る第1の絶縁物6、銅、銀等の電気伝導性良好な材
質より成る接点7、碍子あるいは樹脂成型物等の絶縁物
より成る第2の絶縁物8、弱スプリング9、碍子あるい
は樹脂成型物等の絶縁物より成る絶縁スリーブ10が順
次挿入され、この絶縁スリーブの軸芯部ニ挿入され、第
2の絶縁物8の中央を貫通して他方の端子11を設けた
。
強スプリング5、碍子あるいは樹脂成型物等の絶縁物よ
り成る第1の絶縁物6、銅、銀等の電気伝導性良好な材
質より成る接点7、碍子あるいは樹脂成型物等の絶縁物
より成る第2の絶縁物8、弱スプリング9、碍子あるい
は樹脂成型物等の絶縁物より成る絶縁スリーブ10が順
次挿入され、この絶縁スリーブの軸芯部ニ挿入され、第
2の絶縁物8の中央を貫通して他方の端子11を設けた
。
尚、金属ケース1の他方開口端1aは前記絶縁スリーブ
10の面へ折りかえし、固定したうえ開口部側を塗料1
2で密封した。
10の面へ折りかえし、固定したうえ開口部側を塗料1
2で密封した。
第1の絶縁物6と第2の絶縁物8とは金属b−ス1内で
摺動可能てあり、接点7は両絶縁物6.8間に挟着され
、端子11と接点7とは強スプリング5のバネ圧で圧接
するように構成されl′いる。
摺動可能てあり、接点7は両絶縁物6.8間に挟着され
、端子11と接点7とは強スプリング5のバネ圧で圧接
するように構成されl′いる。
尚円板4は前記強スプリング5の圧力が前記感温物質3
面に均一に加えられるように設けたものであり、また金
属ケース1の開口端側には段部1bを形成して、これよ
り先は内径が広く接点7が絶縁スリーブ10との間で確
実に圧着固定されるようになっている。
面に均一に加えられるように設けたものであり、また金
属ケース1の開口端側には段部1bを形成して、これよ
り先は内径が広く接点7が絶縁スリーブ10との間で確
実に圧着固定されるようになっている。
本考案は上記のような構成をとったので、電流の流れは
端子11より接点7を通り、金属ケ゛−ス1に流れ、金
属ケース1の閉塞側の端子2に至る。
端子11より接点7を通り、金属ケ゛−ス1に流れ、金
属ケース1の閉塞側の端子2に至る。
接点7は前述のように金属ケース1の段部1bを介して
口径を広くすると共に電気伝導性か良く且つ移動しない
ように密接な接続が得られ、さらに端子11と接点7と
の接続も前記強スブリン′グ5が第1の絶縁物6を介し
て常時押圧力を加ヌるようになっているため良好な電気
伝導性が得られている。
口径を広くすると共に電気伝導性か良く且つ移動しない
ように密接な接続が得られ、さらに端子11と接点7と
の接続も前記強スブリン′グ5が第1の絶縁物6を介し
て常時押圧力を加ヌるようになっているため良好な電気
伝導性が得られている。
尚本考案温度ヒユーズを電気機器に組み込み、電気機器
が異常状態となり温度上昇し、前記絶縁性感温物質3の
融点以上に達すると、第2図に示すように感温物質3が
瞬時に固体から液体に変化するため、縮装されていた強
スプリング5のバネ圧が解放されて拡がると共に弱スプ
リング9のバネ圧も解放され、第1及び第2の絶縁物6
,8を押圧する。
が異常状態となり温度上昇し、前記絶縁性感温物質3の
融点以上に達すると、第2図に示すように感温物質3が
瞬時に固体から液体に変化するため、縮装されていた強
スプリング5のバネ圧が解放されて拡がると共に弱スプ
リング9のバネ圧も解放され、第1及び第2の絶縁物6
,8を押圧する。
従って端子11と接していた接点7及び第1の絶縁物6
が順次押されて移動腰端子11の先端と接点7との接触
が引離され、電流は遮断されて機器の異常を停止させる
。
が順次押されて移動腰端子11の先端と接点7との接触
が引離され、電流は遮断されて機器の異常を停止させる
。
このとき接点7は金属ケース1と絶縁スリーブ10とに
より一部が完全に圧着固定されているため、傾いたり、
第1と第2の絶縁物7の動きを阻害するようなことはな
く、弱スプリング9のバネ圧により端子11と接点7と
の接続部分が開放され、常に安定な溶断温度が得られる
ようになった。
より一部が完全に圧着固定されているため、傾いたり、
第1と第2の絶縁物7の動きを阻害するようなことはな
く、弱スプリング9のバネ圧により端子11と接点7と
の接続部分が開放され、常に安定な溶断温度が得られる
ようになった。
第3図は接点7の一実施例を示す拡大斜視図で、先端部
は第1図に示ず円錐形の他、第3図のような若干角張っ
てもよく、又丸みをおびた形状でもよい。
は第1図に示ず円錐形の他、第3図のような若干角張っ
てもよく、又丸みをおびた形状でもよい。
さらに接点7との電気伝導性を良好にするため、端子1
1に銀等でメッキすると効果的である。
1に銀等でメッキすると効果的である。
又第1の絶縁物6は第4図に示すように中心部に貫通孔
13を設&jだ円筒形状にすることもでき、端子11と
接点7との接触面がラフな加工精度でも十分良好な電気
伝導性が得られるようになる。
13を設&jだ円筒形状にすることもでき、端子11と
接点7との接触面がラフな加工精度でも十分良好な電気
伝導性が得られるようになる。
上記のように本考案では金属ケースと絶縁スリーブとに
より接点7の一部を固定したので、接点の傾き等による
溶断温度の変動、内部抵抗の変動等がなくなり高精度の
温度ヒユーズが提供できた。
より接点7の一部を固定したので、接点の傾き等による
溶断温度の変動、内部抵抗の変動等がなくなり高精度の
温度ヒユーズが提供できた。
第1図は本考案温度ヒユーズの一実施例を示す溶断前の
断面図、第2図は溶断後の断面図、第3図は接点の拡大
斜視図、第4図は第1の絶縁物の他の実施例を示す断面
図、 1・・・・・・金属ケース、2・・・・・・一方の端子
、3・・・・・・絶縁性感温物質、5・・・・・・強ス
プリング、6・・・・・・第1の絶縁物、7・・・・・
・接点、8・・・・・・第2の絶縁物、9・・・・・・
弱スプリング、10・・・・・・絶縁スリーブ、11・
・・・・・他方の端子。
断面図、第2図は溶断後の断面図、第3図は接点の拡大
斜視図、第4図は第1の絶縁物の他の実施例を示す断面
図、 1・・・・・・金属ケース、2・・・・・・一方の端子
、3・・・・・・絶縁性感温物質、5・・・・・・強ス
プリング、6・・・・・・第1の絶縁物、7・・・・・
・接点、8・・・・・・第2の絶縁物、9・・・・・・
弱スプリング、10・・・・・・絶縁スリーブ、11・
・・・・・他方の端子。
Claims (1)
- 金属ケースの一方閉塞側に端子を取付け、該金属ケース
の閉塞側から一定温度以上で溶融する絶縁性感温物質、
縮装された強スプリング、金属ケース内を摺動可能とし
前記強スプリングで押圧されるようにした第1の絶縁物
、金属ケースの他方開口側で絶縁スリーブにより圧着固
定された接点、この接点を前記第1の絶縁物との間で挟
着するよう配した第2の絶縁物、この第2の絶縁物と前
記絶縁スリーブ間に縮装された弱スプリングとを設け、
前記絶縁スリーブの軸芯部及び第2の絶縁物の貫通孔を
通って先端部を前記接点に接触させた他方の端子とから
戊り、他方の端子から接点、金属ケース及び1方の端子
への電気導通回路を形成し、前記感温物質の溶融時に他
方の端子と接点との接触を引離すようにしたことを特徴
とする温度ヒユーズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP393481U JPS6025794Y2 (ja) | 1981-01-14 | 1981-01-14 | 温度ヒユ−ズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP393481U JPS6025794Y2 (ja) | 1981-01-14 | 1981-01-14 | 温度ヒユ−ズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57117529U JPS57117529U (ja) | 1982-07-21 |
JPS6025794Y2 true JPS6025794Y2 (ja) | 1985-08-02 |
Family
ID=29802374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP393481U Expired JPS6025794Y2 (ja) | 1981-01-14 | 1981-01-14 | 温度ヒユ−ズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025794Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9378910B2 (en) * | 2013-10-02 | 2016-06-28 | Therm-O-Disc, Incorporated | Thermal cut-off device |
-
1981
- 1981-01-14 JP JP393481U patent/JPS6025794Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57117529U (ja) | 1982-07-21 |
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