JPH0989589A - 改良型位置エンコーダ - Google Patents

改良型位置エンコーダ

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JPH0989589A
JPH0989589A JP8074371A JP7437196A JPH0989589A JP H0989589 A JPH0989589 A JP H0989589A JP 8074371 A JP8074371 A JP 8074371A JP 7437196 A JP7437196 A JP 7437196A JP H0989589 A JPH0989589 A JP H0989589A
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signal
encoder
sensor
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JP8074371A
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Mark Sugden David
デイビッド・マーク・サグデン
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Nidec SR Drives Ltd
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Nidec SR Drives Ltd
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Publication date
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Application filed by Nidec SR Drives Ltd filed Critical Nidec SR Drives Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P5/00Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/06Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
    • H02K29/10Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices using light effect devices
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/06Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
    • H02K29/08Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices using magnetic effect devices, e.g. Hall-plates, magneto-resistors

Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置エンコーダ用のセンサ故障検出回路の実
現。 【構成】 この回路は少くとも1つの位置センサの第1
の組から高分解能で状態を変える位置信号を受け、か
つ、少くとも1つのセンサの第2の組からそれよりも低
い分解能で状態を変える位置信号を受領する。この検出
回路は低い方の分解能での位置信号の状態間で、高分解
能で位置信号の計数値を監視し、所定の範囲について計
数値を比較する。この範囲は低い方の分解能での位置信
号の状態間で、高分解能での位置信号が生ずる期待計数
値を表わしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は故障表示器を有する位
置エンコーダ、とくに切換えリラクタンスドライブで使
用するための故障表示器を有する位置エンコーダに関す
る。
【0002】一般に、リラクタンス機械は電動機として
動作でき、電動機では、その移動部分が磁気回路のリラ
クタンスが最小となる位置、すなわち、励起巻線のイン
ダクタンスが最大となる位置、へ移動しようとする傾向
によってトルク(回転力)が作り出される。
【0003】リラクタンス機械の一つの形式では、相巻
線の励起が制御された周波数で生じている。この種の機
械は電動機又は発電機として動作することができる。こ
れらは一般に同期リラクタンスモータと呼ばれている。
リラクタンス機械の第2の形式では、ロータの角度位置
を検出し、ロータの位置の関数として相巻線を励起する
ための回路が備えられている。このリラクタンス機械の
第2の形式のものも電動機又は発電機となり、この種の
機械が一般に切換えリラクタンス機械として知られてい
る。この発明は、一般に電動機又は発電機として動作す
る切換えリラクタンス機械を含む、切換えリラクタンス
機械に関する。
【0004】
【従来の技術】図1は電動機として動作する切換えリラ
クタンス機械(スイッチト・リラクタンス機械)用の切
換リラクタンスドライブシステム(スイッチト・リラク
タンス・ドライブ・システム)10の主要な部品を示
す。入力直流電源11はバッテリィもしくは交流主電源
を整流し、濾波したものでよい。電源11から供給され
る直流電圧は、電動機12の相巻線をまたいでパワーコ
ンバータ13によって切換えられ、パワーコンバータは
電子制御部14の制御下に置かれている。切換えは、ド
ライブ10の適切な動作のためには、ロータの回転角度
と正しく同期していなければならない。従って、ロータ
位置検出器15が普通は採用されて、ロータの角度位置
に対応した信号を供給するようにしている。ロータ位置
検出器15は速度帰還信号を生成するために使用され
る。
【0005】ロータ位置検出器15はいろいろな形態を
とることができる。あるシステムでは、ロータ位置検出
器15はロータ位置トランスジューサで構成され、パワ
ーコンバータ13内で装置の違った切換え状態が必要と
なる位置にロータが回転する度毎に、状態を変える出力
信号を送出するようにしている。別なシステムでは、ロ
ータ位置検出器15は相対位置エンコーダで構成し、ク
ロックパルス(又は類似の信号)がロータが予め選定し
た角度を通過して回転する度毎に送出されるようにして
いる。
【0006】ロータ位置検出器15がロータ位置トラン
スジューサで構成されているシステムでは、ロータの角
度位置を表わす出力信号を適切に送出するためのロータ
位置トランスジューサ回路の故障は性能を著しく劣化さ
せるし、ひどい場合には電動機が作動しなくなる。ある
場合には、故障しているロータ位置トランスジューサ出
力に基づいて機械を制御しようとする制御器14は、そ
の機械も制御回路の他の部分も破壊してしまうことがあ
りうる。
【0007】ロータ位置検出器15からの正確な信号が
大切なことは図2及び第3を参照して説明できる。図2
及び図3は電動機として動作しているリラクタンス機械
の切換えを説明している。
【0008】図2はロータポール20がステータポール
21に矢印22に従って近付いていることを示す。図2
に示すように、全部の相巻線23がステータポール21
に巻かれている。上述のように、ステータポール21の
周りの相巻線23の部分が励起されるときはロータに力
が作用してロータポール20をステータポール21に整
列されるように引込む。
【0009】図3はパワーコンバータ13内の切換え
(スイッチング)回路を示し、この回路はステータポー
ル21の周りで相巻線23の部分の励起を制御する。パ
ワー切換え装置31,32がオンに切換ると、相巻線
(コイル)23は直流電源に接続されて、相巻線が励起
される。
【0010】一般に、相巻線は励起されて、ロータの回
転に次のように影響を与える:ロータの第1の角度位置
(ターン・オン角度と呼ばれる)では、制御器14は切
換え装置31,32の両方をオンとするために切換え信
号を送出する。切換え装置31,32がオンのときは相
巻線は直流バスに接続され、それが増大する磁気フラッ
クスを電動機内に形成する。この磁気フラックスがロー
タポールを引込んで電動機トルクを作り出す。機械内部
で磁気フラックスが増大すると、電流が直流電源から流
れ、スイッチ31,32及び相巻線23を通って直流バ
スにより供給される。ある種の制御器では電流帰還が採
用され、相電流の振幅が切換え装置31及び32の一方
又は両方を素早くオンとオフとに切換えて電流にチョッ
ピングを施して制御されるようにしている。
【0011】多くのシステムでは、相巻線が直流バスラ
インに接続されたままであり(あるいはチョッピングを
採用したときはチョッピング装置に接続されて)ロータ
が、ここで言うロータの自由回転角(フリーホイーリン
グ角)に到達するまで回転をする。ロータが自由回転角
に相当する角度位置(図2の位置24)に到達すると、
一つのスイッチ、例えば31、がオフとなる。その結
果、相巻線を通って流れる電流は流れ続けるが、スイッ
チの一つ(この例では32)、を通ってだけ流れ、ま
た、帰路ダイオード(この例では34)の一つだけを通
ることになる。自由回転期間中は、相巻線をまたいで殆
んど電圧差はなく、フラックスはほぼ一定に保たれる。
電動機系はこの自由回転状態を、ロータが“ターン・オ
フ”角度と呼ばれている角度位置(図2の位置25とし
て示してある)に回転するまで、持続する。ロータがタ
ーン・オフ角度に到達すると、両スイッチ31,32が
オフに変り、相巻線内の電流はダイオード33,34を
通って流れ始める。ダイオード33,34はこのときに
直流バスから反対の極性で直流電圧を加えるようにし
て、機械内の磁気フラックス(したがってそれとともに
相電流)を減少させることになる。
【0012】切換えリラクタンス電動機内の相巻線の励
起はロータの角度位置を正確に検出することに大きく依
存している。もしロータ位置検出器が故障して、制御器
が相巻線を励起し続けると、危険なほど大きな電流が電
動機内に形成されて、電動機と制御器とを破損すること
になる。さらに、ドライブ系が故障したときは、各種の
制御及び電動機の部品を試験して故障した素子を見付け
なければならない。そこで、表示器を置いて、ドライブ
系の故障がロータ位置検出器の故障の結果であったこと
を特に示すようにするのが良く、これによって、不要な
試験やデバグ(虫とり)をしなくてもよくなる。ある種
の複雑なロータ位置検出器には何がしかの故障表示回路
を備えているが、エンコーダは比較器値段が高く、適切
に動作させるには付加的なハードウェアを必要とする。
既知の位置デコーダは低コストでコンパクトなロータ位
置検出器とはならず、ロータ位置検出器が故障したとき
には表示を提供しない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】センサ誤りを検出する
問題に加えて、切換えリラクタンス機械用の既知のエン
コーダシステムは、歩進的な位置エンコーダによって提
供される信号を急速で処理するのには、位相励起が適切
な時間に生ずるようにするために高価な電子回路を必要
とするから、それがしばしば制限となる。例えば、既知
のシステムでは、歩進的な位置エンコーダが作られて、
ロータの1周りの回転毎に比較的多数のディジタルクロ
ックパルスを送出している。高価な電子回路や高速マイ
クロプロセッサを使用しないシステムでは、この歩進的
エンコーダによって送られてくる多数のディジタルパル
スを、ロータの角度位置で相巻線の励起を適切に同期す
るように処理するのは時にむずかしく、かつ高価なもの
となる。
【0014】この発明の目的は、既知の位置検出器が持
っていた上述のあるいは他の欠点を克服して、故障が発
生したことを表示するのに、複雑もしくは高価な付加的
回路を必要としないような、比較的費用のかからないロ
ータ位置検出器を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】さらに、この発明は、歩
進的かつ絶対的なエンコーダを含むロータ位置エンコー
ダを提供し、繰返し歩進的位置信号の使用を通して位相
励起を効果的に制御する方法を提供する。この位置信号
各回転毎に絶対的なエンコーダで発生する状態の変化の
全数よりも大きな数のディジタルパルスで構成されてい
る。この歩進的エンコーダからの繰返し信号を使用する
ことにより、低コストで、効果的なモータ制御器の構造
を可能としている。
【0016】この発明の独立クレームで定義される。こ
の発明の好ましい特徴は従属したクレームで述べられて
いる。
【0017】この発明は、低コストで、効果的な制御シ
ステムに発展され、このシステムには改良されたロータ
位置検出器であって、第1の分解能を使用するセンサの
第1の組と、第2の分解能を使用するセンサの第2の組
とが含まれている。
【0018】
【実施例】この発明の第1の実施例によると、センサ故
障検出器が、位置センサの第1の組から、高分解能で状
態が変化する位置信号と、位置センサの第2の組から低
分解能で状態が変化する位置信号とを受領する。検出回
路は高分解能での位置信号に対する計数値を低分解能で
の位置信号の状態間について監視し、計数値を所定値で
この間の期待計数値のものと比較する。検知した計数値
と、示唆された計数値との差がセンサの一つについての
誤差を表わす。この方法では、この発明によるセンサ故
障検出回路が切換リラクタンス機械の位置エンコーダに
対するセンサ故障を検出できる。
【0019】以下に示すこの発明の実施例は、切換リラ
クタンスドライブシステムの位置エンコーダのセンサの
故障を効果的に検出するために、センサ故障検出回路を
用いて実現できるものとする。この発明では明瞭を重ん
じて、実際の構成のすべての特徴を明細書の中で記載し
ないこととする。
【0020】一般に、この発明の構成は図4に示すよう
に、切換えリラクタンス機械の動作を制御するための位
置エンコーダと改良された制御システムとで構成され
る。図4において、このシステムは制御器40がロータ
位置エンコーダ42からのロータの角度位置に対応する
信号を受信するように構成されている。エンコーダ42
からの信号に応答して、制御器40は切換え(スイッチ
ング)信号(すなわち点火信号)を生成し、パワースイ
ッチングデバイス(図4に例示せず)で相巻線の励起を
制御するもののスイッチング状態を判断する。
【0021】図4の実施例では、エンコーダ42によっ
て制御器40に提供される信号は2組、すなわち第1の
組42aと第2の組42bとで成る。第1の組42aを
構成する信号はロータの絶対位置に対応する第1の分解
能をもつもので、組42aからの信号は360電気角度
のどのスパン内でも現実のロータ位置を定義するのに使
用できる。第2の組42bを構成する信号は歩進的位置
に対応する第2の分解能のもので、組42bを構成する
信号が絶対位置を示すものではないが、ロータの相対的
な動きを示す、回転当りのパルスの整数値を提供するよ
うにしている。図4の実施例では、第1の組の分解能は
第2の組の分解能よりも小さく、エンコーダ42からの
出力信号で第1及び第2の組を構成するもの42a−b
は一連のディジタルパルスで成る。
【0022】図5,6及び7は、エンコーダ42の構造
の詳細を示す。図5−7の実施例では、エンコーダ42
はカップ・ベィン(コップ羽根)50とセンサ51a,
51b、及び51c並びに52a及び52bで成る。
【0023】図5はカップ・ベイン50の斜視図を、図
6及び7はカップ・ベイン50の詳細と、この発明によ
るセンサ51a−c及び52a−bの位置関係を示す。
【0024】図6について見れば、カップ・ベイン50
は二重分解能のカップ・ベインで、2組の歯53,56
を含んでいる。歯の第1の組53には8の突出する歯5
3a−hがあって、歯53a−hに対応する8の光阻止
領域54a−h(以下これを“マーク”領域と呼ぶ)
と、8の光透過領域(以下これを“スペース”領域と呼
ぶ)を定義づけている。図の実施例では歯53a−hは
すべて同じ幅であり、その寸法はマーク領域の角度展開
がスペース領域の角度展開と実質的に等しくなるように
している。
【0025】図6及び7は歯の第1の組53がどのよう
に使用されて、第1の分解能をもつディジタルエンコー
ダとなり、ステータに対するロータの絶対的な位置を示
す信号を送出するかを示す。図6では、3つのセンサ5
1a−51cがカップ・ベイン50と共働して、ディジ
タル信号の第1の組を作るかを示す。第5−7の実施例
では3つのセンサ51a−51cはスロットのある光セ
ンサであって、図7に示すように実質的に15°離れて
位置決めされたもので構成されている。光センサ51a
−51cは8の歯53a−hを受入れるようにも位置決
めされている。動作に当っては、3つのセンサ51a−
51bが第1の論理レベル(例えば、論理“1”)のデ
ィジタル信号を、歯53a−hの1つがそのセンサが関
係しているスロット内にあるときに送出し、そのセンサ
が関係しているスロットが空のときには第2の論理レベ
ル(例えば、論理“0”)のディジタル信号を送出す
る。従って、歯53a−hがセンサ51a−51cを回
り過ぎて行くときはセンサからの出力が全体でロータの
絶対位置を示すようになる。
【0026】もう一度図6に戻って、カップ・ベイン5
0には歯56の第2の組が含まれる。図5−7の実施例
では、歯56の第2の組は120の歯が等しい幅であっ
て、120の光阻止領域(以下“マーク”領域と呼ぶ)
と120の光透過領域(以下“スペース”領域と呼ぶ)
とを作っている。
【0027】図6及び7は歯の第2の組56がどのよう
に第2の分解能のディジタルエンコーダを提供するのに
用いられて、ロータの歩進的な位置を示す信号を送出す
るかを示している。図6を見ると、2つのセンサ52
a,52bがカップ・ベイン50と共働してディジタル
信号の第2の組を作るのに用いられている。図5−7の
実施例では、2つのセンサ52a−52bはスロットの
ある光センサが、図7に示すように実質的に0.75°
離れて位置決めされている。光センサ52a−52bは
120の歯で歯の第2の組56を成すものを受領するよ
うに位置決めされている。センサ52a,52bは上述
のセンサ51a−51cと同様な動作をする。センサ5
2a及び52bの出力を次に述べるように監視すること
によって、ロータが0.75°高分解能歩進の回転をす
る度毎にディジタルパルスを発生する。このディジタル
パルスでセンサ52aと52bを監視して得られるもの
は、第2の分解能の信号の第2の組の一例を構成してい
る。
【0028】図5−7に例示した特定のエンコーダ42
は例示にすぎず、この発明は他の形式及び構成のベイ
ン、センサ、及び位置エンコーダにも適用できる。例え
ば、組当りの歯の数は変えることができ、この発明の趣
旨を離れずにセンサの位置と数とを変えることもでき
る。さらに、カップ・ベインを用いることは本質的なこ
とではないし、ベインが光阻止及び光透過部分を定義す
ることは本質的なことではない。他の形式のベインとセ
ンサとを使うことができる。例えばベインは磁気的なマ
ーク領域と非磁気的なスペース領域で構成でき、センサ
はホール効果デバイスで構成できる。同様に、ベインは
強磁性体材料の歯で構成し、センサはそれぞれがリラク
タンスセンサで形成できる。ディジタル信号を抽出する
他の手段には変化するキャパシタンス又はインダクタン
スの領域と、変化を検出するための適当なセンサを含む
ものがある。
【0029】また、光の透過率を変える領域に代って、
光反射率の変動を使用することもできる。図7のセンサ
の間隔は、その出力信号がマークとスペースの領域が進
んで行くに従って特定のシーケンスに従うものであるこ
とが理解されたと思う。もし十分なスペースがなくて、
ある限られた角度展開範囲内にすべてもしくは両方のセ
ンサを配列するとなると、各センサはそれぞれの位置に
あるが、隣りのセンサに対して位置が決められて、適当
な時間を除くと、別のマーク/スペースによって影響を
受けることになる。マーク領域がピッチ円直径(PC
D)をもっていると考えれば、PCD上の1つのセンサ
の位置はセンサによって作られる波形のタイミングを変
えずに1又は複数のマーク/スペースピッチによって変
えることができる。
【0030】したがって、この発明は図5−7に例示し
た特定のエンコーダに限定されず、第1の分解能で信号
の第1の組を作り、第2の分解能で信号の第2の組を作
るものに適用することができる。図4を見ると、この発
明の制御器40はエンコーダ42から2組の出力信号を
受領して、これらの信号をパワーデバイスのスイッチン
グの制御に利用して、切換えリラクタンス機械の相巻線
の励起を制御する。ディジタル出力信号42bでエンコ
ーダ42からの第2の組が周波数てい倍器44に送られ
ていることに気付くと思う。周波数てい倍器44はエン
コーダ42からの第2の分解能の信号の第2の組を受領
して、高周波クロック信号(HFクロック)を生成し、
それが角度制御器46によって機械の相巻線の励起の制
御に使用される。図4には示していないが、実施例で、
周波数てい倍器44がエンコーダ42から信号の第1の
組を受領して、信号の第1の組からHFクロックを生成
することも想定している。
【0031】図8(a),8(b)は図4の周波数てい
倍器44を実現するために使用できる回路の例を提供す
る。図8(a)はエンコーダ42からの信号の第2の組
が周波数てい倍器44に提供されたときに使用すること
ができる回路を示す。図8(b)はエンコーダ42から
の信号の第1の組42aが周波数てい倍器44に提供さ
れたときに使用される回路を示す。
【0032】図8(a)を見ると、ディジタル信号の第
2の組42bが歩進的検出器60に加えられ、そこでセ
ンサ52a,52bからの信号を監視してロータが回転
の所定の高分解能歩進だけ回路したときに状態を変える
信号を作る。図8の実施例では、歩進検出器60は排他
的論理和(XOR)ゲートで成る。歩進検出器60から
の出力は一連のクロックパルスであり、各クロックパル
スはロータの回転の高分解能歩進に対応している。歩進
検出器60からのクロックパルスの列は8ビットアップ
カウンタ61のリセット入力に加えられる。従って、ア
ップカウンタ61はセンサ52a,52bから得られた
ディジタルパルスの列を受領し、これがロータの完全な
回転毎に所定数のパルスをもって構成されている。8ビ
ットアップカウンタ61のクロック入力は(÷N)分周
器63を介してシステムクロックに接続されており、こ
こでNは整数であって、この例では値4である。システ
ムクロックは、エンコーダ42によって送出されるディ
ジタル信号の第2の組で成るディジタルパルスの周波数
に対して、非常に高い周波数をもっている。
【0033】動作時には、アップカウンタ61はエンコ
ーダ42によって提供されるディジタル信号の第2の組
で生ずるパルスの立上り又は立下りの各時にリセットさ
れる。アップカウンタ61は分周されたシステムクロッ
クに応答して計数を重ね、ロータの角速度に対応するク
ロックされた出力を送出する。例えば、ロータが第1の
速度(例えば、比較的遅い速度)で回転しているとき
は、カウンタ61は相対的にみて、しょっちゅうはリセ
ットされず、したがってカウンタ61の最大計数値は比
較的大きくなる。ロータの角速度が第2の速度に増大す
ると、カウンタ61はもっと頻繁にリセットされて、カ
ウンタ61の最大出力は比較的小さくなる。一般に、カ
ウンタ61の出力は8ビット最大計数値であってモータ
の速度の逆数に対応したものとなる。カウンタ61の最
大出力はプログラマブルデバイダ62に、エンコーダ4
2によって提供されたディジタル信号の第2の組内のパ
ルスに応答して送出される。
【0034】アップカウンタ61からの8ビットディジ
タル出力はプログラマブルデバイダ62の制御入力に加
えられる。プログラマブルデバイダ62はそのクロック
入力としてシステムクロックを受領する。従来技術から
認識されるように、プログラマブルデバイダ62は標準
構成のもので、そのクロックに加えられた信号の周波数
の何分の1かの周波数をもつ出力クロック信号を送出す
る。図8(a),8(b)の実施例では、プログラマブ
ルデバイダは出力クロック周波数が入力クロック周波数
を制御入力で受領した8ビットディジタルワードで表現
された数で除したものに等しいような形式のものであ
る。従って、プログラマブルデバイダ62は、高周波デ
ィジタルクロック信号(HFクロック)であって、エン
コーダ42からの信号の第2の組を構成するディジタル
パルスの周波数に比例して変る周波数をもつものを提供
する。エンコーダ42からの信号の第2の組を構成する
ディジタルパルスの周波数がモータの速度に比例して変
化するから、HFクロック信号はモータの速度に比例し
て変化する周波数をもつ。
【0035】図8(a),8(b)には示していない
が、実施例で分周したシステムクロックの周波数がエン
コーダ42からの継続するクロックパルスの間でアップ
カウンタ61をオーバーフローさせそうな場合は、アッ
プカウンタ61のビット数は結果として増大させてよ
い。
【0036】図8(b)はエンコーダ42からの信号の
第1の組42aが周波数てい倍器44に提供されるとき
に周波数てい倍器を実現するための回路である。図8
(b)の回路は図8(a)について上述したのと同様に
作動するが、カウンタ61が、信号42aによって反映
されるように、回転の歩進を介してロータが回転する度
毎にリセットされる。
【0037】論理回路64は信号42aを監視して、組
42を構成する信号が状態を変える都度、クロックパル
スを送出する。図8(b)の回路が利用されるときは、
エンコーダ42からの高分解能パルス列42bはモータ
ドライブの機能を整えるためには必要ない。このような
実施例では1つのパルス列だけを提供する簡単なRPT
を用いることができる。
【0038】図4に戻って、周波数てい倍器44からの
HFクロック信号が角度制御回路部46とチョッピング
制御回路部47に加えられる。一般に、角度制御回路部
46とチョッピング制御回路部47とはHFクロックと
エンコーダ42からの信号とに応答してパワーデバイス
に対してスイッチング信号を送出する。チョッピング制
御部47は比較的小さな角速度で、相巻線内の電流制御
に対してチョッピング方法が効果的なときに用いること
ができ、角度制御部46はモータの速度が比較的大き
く、チョッピング制御が効果的でないときに採用され
る。一般に、角度制御器46とチョッピング制御器47
とはエンコーダ42から得られたディジタルロータ位置
信号を受領して、このエンコーダ42からのロータ位置
信号を所望の動作条件を得るためのターンオン及びター
ンオフ角度に対応する信号と比較する。適切な制御部が
ロータがターンオン角度に対応した位置にあると判断す
るときは、スイッチング信号が適切なパワーデバイス用
に生成されて、適切な相巻線を励起する。エンコーダ4
2から得られたロータ位置信号がロータがターンオフ角
度に対応する位置にあることを示すときは、適切な制御
器がスイッチング信号を生成して、適切なスイッチング
デバイスをオフとし、適切な相巻線の励起を解く。チョ
ッピング制御が使用されるときは、制御部47は相巻線
内の電流を制御するために、ターンオンとターンオフと
の角度によって決まる期間の間でチョッピング信号を生
成することになる。この種の技術は切換えリラクタンス
ドライブの技術では公知のことである。
【0039】図4の実施例では、ターンオンとターンオ
フの情報が制御規則テーブル48により用意され、テー
ブル48はその内容としてトルク要求とモータの実際の
速度とを表わす入力信号を含んでいる。図4の実施例で
は、制御規則テーブル48はルックアップテーブルで成
り、EPROM内に予め補間したマトリックスを含み、
ターンオン及びターンオフデータがいくつかの速度/ト
ルク要求の組合せに対して記憶されている。このターン
オン及びターンオフデータは経験的に得てもよいし、計
算してもよい。別な実施例では、制御規則テーブル48
がまばらなマトリックスで成り、マイクロプロセッサ又
はASICを用いて、実時間で適切なターンオンとター
ンオフとの角度を計算するようにしている。
【0040】図9(a)は一般に図4の角度制御器46
を実現するために使用される回路の例を示す。図9
(a)に示すように、角度制御器46は8ビットのアッ
プカウンタ70で成り、そのクロック入力として図8に
関係して述べたHFクロック信号を受領する。説明した
ように、HFクロック信号は一連のクロックパルスで成
り、ロータの角速度に比例した周波数で発生する。アッ
プカウンタ70のリセット入力はパルス列51aに接続
されている。
【0041】図9(a)を見ると、8ビットカウンタ7
0はパルス列51aにエッジが生ずる度毎にリセットさ
れる。図9(a)の実施例では、アップカウンタ70は
各立上りエッジでリセットされるが、他の実施例ではカ
ウンタ70は立下りエッジでリセットされている。カウ
ンタ70はロータポールがステータポールに対してとる
ある絶対的位置に対応した点でリセットされるから、ま
た、カウンタ70はロータの速度に比例して変るHFク
ロック信号でクロックされているから、アップカウンタ
70の走行中の出力は時間で増大するディジタルワード
であり、ディジタルワードの値はロータの位置に対応し
ている。これが図9(b)の角度制御ランプ信号として
一般的に示されている。
【0042】図9(b)を見ると、アップカウンタ70
の出力は角度制御ランプによって表わされる。図9
(b)が示すように時間の一点T0 では、カウンタ70
は信号51aの立上りエッジを受領する。この立上りエ
ッジはカウンタ70をリセットして、その出力をゼロに
落す。上述のように、この立上りエッジの発生は、ロー
タポールがステータポールに対してある絶対位置に到達
したことを示している。カウンタ70がリセットされた
後に、その出力は各HFクロックパルスに応答して増加
し、時間T4 でパルス列51aからの立上りエッジの次
の発生があるまで続く。HFクロックパルスがロータの
速度に比例するレートで発生するから、カウンタ70の
出力はロータの位置に対応することになる。
【0043】図9(a)に戻ると、カウンタ70からの
ディジタル出力でロータ位置に対応するものが、スイッ
チング信号もしくは点火信号を発生するのに使われて、
関心のある相巻線を励起もしくは励起を解くためのパワ
ーデバイスを制御する。とくに、図9(a)では8ビッ
ト比較器72が、ロータがターンオン(オン切換え)角
度に到達したときを検知するのに使われて、適当なスイ
ッチングデバイスがオンに切換えされるようにする。図
9(a)に示すように、比較器72はそのA入力で、8
ビットワードを所望のターンオン点に対応する制御規則
テーブル48から受領する。比較器72はそのB入力で
カウンタ70から走行中の出力を受領する。図9(a)
の実施例では、比較器72は、そのA入力がB入力を超
えたときにはいつでも論理高出力を送出する。従って、
比較器72の出力は、所望のターンオン(オン切換り)
角度がカウンタ70の走行中の出力を超えたときにはい
つも論理高(“1”)となり、他のときは論理低
(“0”)となる。この信号はインバータ73で反転さ
れて、カウンタ70の走行中の出力がターンオン(オン
切換り)角度を表わす信号を超えたときはいつも論理高
であるディジタル信号を送出するようにする。
【0044】同様に、比較器74がそのA入力に制御規
則テーブル48から所望のターンオフ(オフ切換り)角
度に対応するディジタルワードを受領し、B入力にカウ
ンタ70の走行中の出力を受領する。比較器72に似
て、比較器74は、A入力のワードがB入力のワードを
超えたときはいつも、論理高(“1”)である出力信号
を作る。従って、比較器74はカウンタ70からの出力
がターンオフ(オフ切換り)角度に対応する信号を超え
たときはいつでも論理低(“0”)であるディジタル信
号を作る。
【0045】比較器72からの反転出力と、比較器74
からの出力とは共にANDゲート75に送られる。従っ
て、ANDゲート75は、カウンタ70からの走行中の
出力がターンオン(オン切換り)角度を表わす信号より
大きく、かつターンオフ(オフ切換り)角度を表わす信
号より小さいときにだけ論理高であるディジタル信号を
送出する。ADNゲート75からのこの出力信号は図9
(a)に示していない回路によって適当な相巻線に対す
る励起を制御するために使用することができる。比較器
72,74とANDゲート75の一般的な動作を図9
(b)に示し、そこではANDゲート75からの出力は
一連のパルスを表わし、機械の励起の制御に用いること
ができるものとなっている。
【0046】当業者には判断できるところであろうが、
図9(a)に例示した制御系は基本的なもので、フリー
ホイーリングのようなもっと複雑な制御機能を実現する
ための回路を含んでいない。この種の付加的な機能は、
この発明の趣旨を変えずに(例えば他の比較器を付加す
ることによって)図9(a)の回路に簡単に付け加える
ことができる。さらに図9(a)は単相に対してだけの
制御回路を例示している。この回路は一般にモータの各
相に繰返すことになり、付加的な回路(図示せず)は一
般にエッジを変える必要があって、ドライブがモータ動
作から発電動作に移行するときは立上りでのリセットか
ら立下りでのリセットに角度制御ランプをリセットする
エッジを変更する。例えば、図9(a)の回路はアップ
カウンタ70が繰返され、センサ51b又は51cのい
ずれかからのパルス列からリセットされる。図9(a)
の制御系を多相モータに拡張するための技術及び回路
は、ここでの開示の長所をもつことは当業者に自明のこ
とと思う。さらに、図9(a)の制御回路は角度制御器
を一般的に例示した。この制御器はチョッピング回路を
含むように変形して、相巻線内の実際の電流を所望の電
流との間の比較をオン切換り角度とオフ切換り角度の間
で行うようにし、実際の電流が所望の電流と一致又は超
えたときには相電流をチョップすることができる。
【0047】図4の制御器は切換えリラクタンス機械の
効果的な制御が高価な絶対的位置エンコーダ又は高価な
処理回路なしに、できるようにしている。従って、図4
に示したようにこの発明の制御器は、低コストで効果的
な制御系を提供する。
【0048】図4の効果的な低コストの制御器を提供す
るのに加えて、この発明のシステムと、とくに第1の分
解能をもつ信号の第1の組と、第2の分解能をもつ信号
の第2の組とを送出するエンコーダの使用とは、センサ
デバイス51a−c,52a−bのどんな故障も検出す
るために新しいセンサ故障検出回路の使用を可能とす
る。
【0049】一般に、この発明のセンサ故障検出回路は
少くとも1つの位置センサの第1の組から第1の分解能
で位置信号を、また、少くとも1つの位置センサの第2
の組から第2の分解能で位置信号を受領する。この検出
回路は少くとも1つの位置センサの第1の組からと、少
くとも1つの位置センサの第2の組からとの位置信号を
監視して、第1の分解能での位置信号と、第2の分解能
での位置信号との間の関係を解析することにより、位置
センサ故障を検出する。
【0050】図10はこの発明の回転の一方向用のセン
サ故障検出回路の一実施例を示す。上述のように、この
センサ故障検出回路はその入力にエンコーダ42のセン
サ51a−cから出力の第1の組42aを受け、またエ
ンコーダ42のセンサ52a−bから出力の第2の組4
2bを受ける。
【0051】センサ故障検出回路はエンコーダ42のセ
ンサ52a−bからの出力の第2の組を、歩進検出器8
0の2つの入力として受領し、所定の高分解能歩進でロ
ータが回転したかどうかを判断する。この実施例では、
歩進検出器80はXORゲート82を含み、ゲート82
はセンサ52a−bからの出力が所定の高分解能歩進で
ロータが回転したことを示す度毎に状態を変えるパルス
を送出する。XORゲート82からの出力信号はアップ
/ダウンカウンタ83をクロックする。こうしてアップ
/ダウンカウンタ83は、そのリセット以降に発生した
ロータの回転の高分解能歩進の数の追跡を維持する。
【0052】エンコーダ42のセンサ52a−bからの
出力信号の第2の組は方向検出器84にも入力され、そ
こでロータの回転方向が判断され、方向検出器84の出
力がアップ/ダウンカウンタ83のアップ/ダウン入力
に提供されて、計数の方向が制御される。
【0053】図10に示すセンサ故障検出回路はセンサ
51a−c又は52a−bのいずれかに故障があるかど
うかを、低分解能センサ51a−cの状態の各変化の間
で生ずる高分解能歩進の数を監視して判断している。従
って、図10の実施例では、デコーダ85が備えられて
いる。図10のデコーダ85はセンサ51a−cの出力
の状態で継続する変化で決まる継続時間をもつディジタ
ルパルスを送出する。デコーダ85からの出力はバッフ
ァ86へ入力として送られ、それでデコーダ85からの
Q出力に反映されて、反転Q出力にはデコーダ85の出
力の補数が送出される。
【0054】バッファ86のQ出力はアップ/ダウンカ
ウンタ83のリセット入力に加えられ、このカウンタを
リセットするのに用いられる。リセットはセンサ51a
−cの出力の状態に変化が生じ、デコーダ85の論理高
出力を作る度毎に行なわれる。このカウンタは次に計数
を重ね(あるいは減らし)、ロータの回転の高分解能歩
進の累積数を表わす走行中の出力を送出する。比較器8
7,89はカウンタ83からの走行中の計数値を受領し
て、それをロータの回転の高分解能歩進の範囲を表わす
所定値と比較する。この所定値は、すべてのセンサが適
切に動作しているときに、センサ51a−cの出力の継
続する変化の間で期待される高分解能歩進の範囲を示
す。
【0055】図10の実施例では、これらの値は4と6
とである。これらの値はセンサ52aと52bとが適切
に動作しているときは、歩進検出器80が立上りエッジ
信号を生成するように各高分解能歩進が働くように選ば
れている。低分解能パルスのエッジは高分解能パルスの
エッジと必ずしも整列していないから(実際にはセンサ
とベイン50の歯の相対的な位置によって整列が決ま
る)、低分解能パルスの間に発生する高分解能パルスの
数は、ドライブの適切な動作の間に変ることになる。こ
の実施例では、4と6との間で変る。比較器87はその
入力のディジタルワードを比較して、カウンタ83から
の計数値が期待された低い方の値(すなわち、この実施
例では4パルス)より小さいときにはいつも論理高出力
を送出する。同様に、比較器89は、もしパルスの数が
高い方の値(すなわち、この実施例では6パルス)より
も大きいときに論理高を送出する。
【0056】エンコーダ42からの出力(すなわち、セ
ンサ51a−cからの出力)の第1の組の次の状態変化
では、検出器85からの出力は論理低に落ちて、ラッチ
88,89をトリガし、そこで比較器87,89からの
出力をそれぞれラッチする。比較器87又は89のいず
れかの出力が論理高であり(高分解能パルスの数が期さ
れた範囲外である、すなわちすべてのセンサが動作して
いない)ときは、いずれかの比較器87又は89からの
論理高出力がラッチ88又は90へラッチされて、故障
信号が作られる。カウンタ83の出力が期待された範囲
内であれば、比較器87,89は共に論理低信号を作
り、それがラッチ88,90にラッチされて、センサが
適切に機能していることを示す信号を提供する。
【0057】図11は図5,6,7に示した位置エンコ
ーダからのロータの22.5°角度回転の位置信号、従
ってカップ・ベイン50の22.5°回転の位置信号を
受けるセンサ故障検出回路に対するタイミングチャート
の例を示す。信号52aはエンコーダ42の位置センサ
52aからの位置信号を表わし、信号52bはセンサ5
2bからの位置信号を表わす。52aと52bの下の信
号はXORゲート82の出力を表わす。センサ51a,
51b,51cからの出力は52a,52b及びXOR
ゲート82の出力の下に示されている。上述の実施例で
は、センサ52a,52bからの信号はセンサ51a−
51cからの信号よりも高い分解能を有している。図1
1に示すタイミングチャートから分るように、センサ5
1a−51cの出力に対する第1の状態変化は点P0
生じ、センサ51aからの出力は論理低レベルから論理
高レベルへ変化する。状態の変化はデコーダ85からの
出力が論理低から論理高へ進むようにし、図11に示す
ようにバッファ86のQ出力を論理低から論理高へ進む
ようにする。これが図11に示すカウンタ出力により示
されている。このときに、カウンタ83の出力が期待し
た低い方の値よりも小さいから、比較器87の出力は論
理高となる。
【0058】時点P0 でカウンタ83をリセット信号が
リセットした後に、カウンタはXORゲート82の出力
によってクロックされ、それによって、リセットからの
回転の高分解能歩進の数が計数される。カウンタ83が
4つのクロックパルスを受信した時点では、その出力は
4であり、比較器87の出力は論理低に落ちる。
【0059】時点P1 では、センサ51cの出力が論理
高から論理低へ落ちるときセンサ51a−cの出力に別
の状態変化が生じている。この時点でバッファ86のQ
出力は論理低に落ち、バッファ86の反転Q出力は比較
器87の出力をラッチ88内にラッチして故障信号を作
る。この例では、比較器87の出力が論理低のときであ
るから、ラッチされた故障信号はセンサの適切な動作を
示す論理低である。
【0060】時点P1 からP3 までの波形は図10の回
路がセンサの故障を検出するために使用される仕方を例
示している。図11の例では、センサ52bが故障し
て、その出力が常に論理低である。時点P3 では、セン
サ51a−cの出力の次の状態変化が起り、カウンタ8
3がリセットされる。XORゲート82の出力でカウン
タがクロックされるのは前と同じである。この例では、
センサ52bの出力が常に論理低であるから、XORゲ
ート82の出力はセンサ52aの出力を追跡する。従っ
て、センサ51a−cの出力の次の状態変化が時点P3
で生ずる時までは、比較器87の出力が故障信号にラッ
チされて、カウンタ83は4つのクロックパルスよりも
少ない数を受領する。こういうわけで、カウンタ83の
出力は、期待した低い値よりも小さくなり、比較器87
からの論理高出力はセンサ故障を示す故障信号にラッチ
されることになる。
【0061】制御回路(図示せず)はセンサ故障検出回
路の出力を監視して、センサの故障が発生したときを判
断することができる。センサの故障発生時には、制御器
回路はドライブの動作を停止して、補助位置決め機構に
切換えるか、ある種の故障検出機能を実行するかをする
ことができる。
【0062】上述の例では、センサ52bに故障がある
としたが、図10の回路の解析から分るように、他のセ
ンサ51a−cと52aのいずれかの故障も、センサ故
障が生じたことを示す故障信号を作ることになる。
【0063】さらに、図10の実施例ではセンサ故障検
出回路がディスクリートで別個な部品で構成されるとし
たが、実施例として同じ回路を回路の他の部分で使用す
ることも想定している。例えば、図4の制御器を図10
のセンサ故障検出回路と組合わせて、歩進検出器61,
80用に同じ回路を使うことが可能である。さらに、こ
の発明の別な実施例では、適切にプログラムされたマイ
クロプロセッサを用いて、図10の回路で実行される一
般的機能を実行するようにすることを想定している。図
12及び13はこのような実施例を示す。図12はセン
サ故障検出回路の他の実施例を一般的に示し、そこでは
プログラムされたマイクロプロセッサ又はマイクロコン
トローラ126が第1の分解能の位置信号の第1の組1
28と、第2の分解能の位置信号の第2の組130とを
受領する。回路126は入力信号130,128の組を
監視して、位置センサ故障の発生時にはライン132上
に故障信号を送出する。センサ故障検出回路126はA
SIC集積回路を含み、位置信号128,130間の関
係が正常の位置センサ動作と一致するかを判断する。あ
るいは、センサ故障検出回路126は適切にソフトウェ
アを走らせるマイクロプロセッサと、位置センサの組か
らの位置信号を記憶し比較するのに必要なメモリとを備
えている。
【0064】図13はセンサ故障検出回路126の動作
の一般的なフローチャートを示す。段階134では、検
出回路126は第2の組の位置センサ52a−52bか
らの位置信号130が、ロータが高分解能歩進をしたこ
とを示しているかどうかを判断する。位置信号130が
この種の動きを示すときは、検出回路126は次にロー
タが前進したか逆進したかを段階136で判断する。ロ
ータが逆進しているのであれば、計数可変値は1つ減る
ことになり(段階138)、ロータが前進していれば計
数可変値は1つ歩進(増歩進)する(段階140)。次
の段階142では、検出回路126は、第1の組の位置
センサ51a−cからの位置信号128から、状態の変
化が位置信号128内で生じたかどうか判断する。生じ
ていなければ、検出回路126は段階134に戻る。生
じていれば、段階144で、検出回路126は計数可変
値内に記憶されている値を、位置信号128の状態の変
化の間に、位置信号130によって示される歩進数を表
わす期待値と比較する。計数値が期待された範囲の外で
あるときは、位置センサ故障が発生する。しかし、計数
値が期待された範囲内であれば、計数可変値は段階14
8でリセットされ、検出回路126は段階134に戻
る。
【0065】さらに別な実施例では、異なる分解能をも
つ2つの歩進エンコーダか、異なる分解能をもつ2つの
絶対エンコーダを想定している。さらに、上述のこの発
明の実施例では論理回路、ASIC又はマイクロプロセ
ッサを含んでいるが、この発明は適切にプログラムされ
たマイクロコントローラ、特定の論理回路もしくはアナ
ログ回路によって実行できることは当業者に明らかであ
ろう。
【0066】
【発明の効果】この発明を回転機械について記述してき
たが、当業者であれば、同じ動作原理が線形位置エンコ
ーダに応用されても等しい効果が得られることに気づく
であろう。例えば、リラクタンス機械は他の形式の電気
機械と一緒にリニアモータとして構成できる。リニアモ
ータの可動部材はロータに対応している。ここで用いた
“ロータ”はリニアモータの可動部材を含めているつも
りである。
【0067】したがって、この発明の原理は上述の例及
び説明で開示されたところにより、各種の形式の回路や
装置を用いて実現できる。当業者はここで例示した応用
例に厳密に従わず、かつ、この発明の趣旨を離れずに修
正、変更を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】切換えリラクタンス ドライブ リラクタンス
システムの主要な部品
【図2】ステータポールに近づいているロータポール
と、ステータポールに関連した相巻線の部分に対する転
換点
【図3】図2のステータポールに関連した相巻線の部分
の励起を制御する電力コンバータのスイッチング回路の
概要
【図4】切換えリラクタンスドライブの動作を制御する
ための位置エンコーダと改良された制御システム
【図5】図4のエンコーダの構造の詳細
【図6】図4のエンコーダの構造の詳細
【図7】図4のエンコーダの構造の詳細
【図8】a及びbは図4の周波数てい倍器を実現するた
めに使用される回路の例
【図9】a及びbは図4の角度制御器を実現するために
使用される回路の例と、角度制御器によって送られる信
号とそこで生成される信号
【図10】この発明のセンサ故障検出回路の一実施例
【図11】図5,6及び7に示す位置エンコーダからの
位置信号を受けるセンサ故障検出回路のタイムチャート
の例
【図12】この発明のセンサ故障検出回路の他の実施例
の概念図
【図13】図12のセンサ故障検出回路の動作を示すお
およその流れ図図中同一番号は同一部品を示す。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の分解能で出力信号を作るようにさ
    れた第1の組のしるしと、第2の分解能で第2の出力信
    号を作るようにされた第2の組のしるしとを有する部材
    と;第1の組のしるしとの間の相対的な動きに影響を受
    けるようにされていて、その動きを示す第1の出力信号
    を作る第1のセンサ手段と;第2の組のしるしとの間の
    相対的な動きに影響を受けるようにされていて、その動
    きを示す第2の出力信号を作る第2のセンサ手段と;第
    1及び第2の出力信号を比較して、センサ手段からの第
    1又は第2の出力に誤りがあるかどうかを判断するため
    の解析手段とを備えた可変リラクタンス機械用の位置エ
    ンコーダ。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の組のしるしが第1及
    び第2のセンサ手段に影響を与えて、それぞれ第1及び
    第2の分解能でディジタル出力を作るようにされている
    請求項1記載のエンコーダ。
  3. 【請求項3】 前記解析手段が、第2の出力信号の遷移
    の間で第1の出力信号の遷移を計数することができる計
    数手段と、第1の出力信号の該遷移の計数が所定の範囲
    外にあるときは誤り状態を表示する手段とを備えている
    請求項1又は2記載のエンコーダ。
  4. 【請求項4】 前記表示する手段が、所定の値以上であ
    る計数器の出力に応答するしきい値手段を含む請求項3
    記載のエンコーダ。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2のセンサ手段は回転す
    る前記部材によって影響されるようになっている請求項
    1乃至4のいずれかに記載のエンコーダ。
  6. 【請求項6】 前記第1の分解能が第2の分解能の整数
    倍である請求項1乃至5のいずれかに記載のエンコー
    ダ。
  7. 【請求項7】 前記第2の信号出力の変化が第1の信号
    出力の選定した1つと実質的に一致するように第1及び
    第2のセンサ手段が配置されている請求項1乃至6のい
    ずれかに記載のエンコーダ。
  8. 【請求項8】 前記部材上の第1及び第2のしるしが第
    1及び第2の歯で成り、前記第1及び第2のセンサはそ
    の通過に応答するものである請求項1乃至7のいずれか
    に記載のエンコーダ。
  9. 【請求項9】 前記センサは光センサであり、第1及び
    第2の歯は光阻止用及び光透過性領域を定義するもので
    ある請求項8記載のエンコーダ。
  10. 【請求項10】 前記第1のセンサ手段は2つの位置セ
    ンサで成り、かつ第2のセンサ手段は3つの位置センサ
    で成る請求項1乃至9のいずれか記載のロータ位置エン
    コーダ。
  11. 【請求項11】 前記歩進検出器がXORゲートで成る
    請求項11記載のロータ位置エンコーダ。
  12. 【請求項12】 前記第1の出力を受領するように接続
    され、第1の出力信号の変化する状態で状態を変える第
    1のデコーダ信号を生成するデコーダと;前記第2の出
    力信号を受領するように接続され、第2の組の信号の変
    化する状態で状態を変える第2の検出器信号を生成する
    歩進検出器と;前記第1及び第2の出力信号を受領する
    ように接続され、第1の信号の状態の変化に応答してリ
    セットされ、第2の出力信号の状態の変化に応答してそ
    の出力が歩進的に変るカウンタと;前記カウンタの出力
    と低い方の所定の値に対応する信号とを受領するように
    接続されて、カウンタの出力が低い方の所定値より小さ
    いときには第1の状態をもつ出力を作る第1の比較器
    と;第1の比較器の出力を監視し、第1の組の信号の状
    態の変化が生じたときに、第1の比較器の出力が第1の
    状態となるときにはロータ位置エンコーダの故障を表示
    するための手段とを備えた請求項1乃至11のいずれか
    記載のロータ位置エンコーダ。
  13. 【請求項13】 前記ロータ位置エンコーダは、さらに
    前記カウンタの出力と高い方の所定値に対応する信号と
    を受領するように接続されて、カウンタの出力が高い方
    の所定値よりも大きいときに第1の状態をもつ出力を作
    る第2の比較器を備えた請求項12記載のロータ位置エ
    ンコーダ。
  14. 【請求項14】 前記第1の比較器の出力を監視するた
    めの手段が第2の比較器の出力を監視して、第1の比較
    器又は第2の比較器のいずれかの出力が、第1の出力信
    号の状態内に変化が生じたときに、第1の状態であると
    きにはエンコーダの故障を表示するための手段を含む請
    求項13記載のロータ位置エンコーダ。
  15. 【請求項15】 前記カウンタの出力が第2の出力信号
    の状態内の変化に応答して歩進されるものである請求項
    12、13又は14に記載のロータ位置エンコーダ。
  16. 【請求項16】 前記比較器の出力を監視するための手
    段が、比較器の出力を受領するラッチで成り、該ラッチ
    は第1の出力信号の状態内の変化に応答してトリガされ
    るものである請求項12、13、14、又は15記載の
    ロータ位置エンコーダ。
JP8074371A 1995-03-28 1996-03-28 改良型位置エンコーダ Pending JPH0989589A (ja)

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