JPH09201094A - パルスモータ - Google Patents

パルスモータ

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Publication number
JPH09201094A
JPH09201094A JP899696A JP899696A JPH09201094A JP H09201094 A JPH09201094 A JP H09201094A JP 899696 A JP899696 A JP 899696A JP 899696 A JP899696 A JP 899696A JP H09201094 A JPH09201094 A JP H09201094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
signal
motor
rotation
angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP899696A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Okano
芳洋 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP899696A priority Critical patent/JPH09201094A/ja
Publication of JPH09201094A publication Critical patent/JPH09201094A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱調がなく絶対位置を見失うことのないパル
スモータを提供する。 【解決手段】 パルスモータの回転角をパルス信号とし
て検出する回転角検出手段と、この回転角検出手段から
のパルス信号を入力して該パルス数をカウントするアッ
プダウンカウンタと、このアップダウンカウンタの出力
と位置指令信号を入力してその差を検出する比較手段
と、この比較手段からの出力に基づいて位置情報を得る
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルスモータの改良に
関し、更に詳しくは脱調の発生を防止したパルスモータ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パルスモータはパルス信号が入力される
毎に励磁コイルを順次切り換えながら励磁することによ
って一定の角度づつ回転するように構成されたものであ
り、回転角度が入力パルス信号の数に、回転速度が入力
パルス信号の周波数に比例する。そして、パルス信号が
入力されない状態では最後の励磁による角度位置が保持
されるという間欠駆動に適した特徴を持っていることか
ら、各種の分野の駆動源として広く用いられている。
【0003】図8はパルスモータの2相励磁駆動回路の
概念図であり、1は2相励磁パターン信号を発生するパ
ターン発生回路である。このパターン発生回路1から出
力される2相励磁パターン信号はドライバ2を介してパ
ルスモータ3に供給される。図9はこのような2相励磁
パターン信号の波形図であり、図10は図9の2相励磁パ
ターン信号を発生するパターン発生回路の具体例であ
る。
【0004】図10において、4,5はD形フリップフロ
ップであり、これらD形フリップフロップのクロック端
子には図9(a)に示すクロックCLKが加えられてい
る。D形フリップフロップ4のQ端子から図9(b)に
示すパルスQAが出力され、Q’端子から図9(d)に
示すパルスQCが出力されている。なお、パルスQAは
D形フリップフロップ5のD端子にも加えられている。
D形フリップフロップ5のQ端子から図9(c)に示す
パルスQBが出力され、Q’端子から図9(e)に示す
パルスQDが出力されている。なお、パルスQDはD形
フリップフロップ4のD端子にも加えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
パルスモータの位置決めは、オープンループ制御であ
り、ある基準点を基点として例えば2相のコイルA相,
B相の電流を順序正しく切り換えて正回転,逆回転を行
うものである。
【0006】これはモータのロータが電流の切り換えに
同期して追従して回転していることが前提で有り、一旦
脱調すると、次の正しい相がめぐってきて同期に引き込
まれるまで必要なトルクを出せないばかりか、期待通り
に回転しないことにより、絶対位置を見失うという問題
があった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、脱調がなく絶対位置を見失うことのないパ
ルスモータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、パルスモータの回転角をパルス信号として
検出する回転角検出手段と、この回転角検出手段からの
パルス信号を入力して該パルス数をカウントするアップ
ダウンカウンタと、このアップダウンカウンタの出力と
位置指令信号を入力してその差を検出する比較手段と、
この比較手段からの出力に基づいて位置情報を得ること
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】回転角検出手段はモータの回転軸に取り付けら
れて回転角をパルス信号として検出する。アップダウン
カウンタはパルスの増減をカウントして基点に対する位
置検出を行う。比較手段は位置指令信号とカウンタから
の位置信号に基づいてパターン発生回路の出力を制御す
る。以下、発明の実施の形態の一例に基づき詳細に説明
する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明のパルスモータの概
要を示す構成図である。図1において、1,2,3は先
に説明した従来のパルスモータの構成と同様なのでここ
での説明は省略する。40はパルス発生手段40a,お
よびパルス弁別回路40bからなる回転角検出手段であ
り、パルスモータ3の回転角を検出する。50はアップ
ダウンカウンタであり、回転角検出手段40からの出力
を入力してモータ軸の回転角を数値に変換する。60は
比較手段であり、測定手段(例えば記録計の一構成要素
であるコンピュータ)70からの位置指令信号とアップ
ダウンカウンタ50からの信号を入力して比較し、これ
らの信号の差に基づいた信号をパターン発生回路1に出
力する。
【0011】次に回転角検出手段40の詳細について図
2〜図5を用いて説明する。図2はパルス発生手段の1
例を示す断面図である。図2において、10はパルスモ
ータ本体であり、従来例で述べたと同様の構成のものが
用いられる。11はパルスモータの回転軸10aにねじ
12や圧入等により固定されたボスで、このボス11に
は符号板15が接着や圧入等により回転軸10aに対し
て直角に固定されている。16は断面がコ字状に形成さ
れたフォトインタラプタであり、符号板15の端部付近
を覆って配置されている。
【0012】図3は本発明で使用する符号板15の平面
図であり、円板の縁部に72°の間隔で36°の角度に
5枚の羽根が放射状に形成されている。フォトインタラ
プタ16はA,B2対の送受光素子(以下、単に素子と
いう)が符号板15の中心に対して18°の間隔で配置
されており、2つの素子A,Bが符号板15の羽根で遮
蔽された状態で固定されるとともに、遮蔽した状態で2
つの素子の出力がLの論理出力となるように設計されて
いる。
【0013】ここでは素子の配置を18°の間隔として
いるが、A,Bの素子は図示の位置から72°×nの場
所に配置してもよく、要は羽根で遮蔽された状態におい
て2つの素子の出力がL(ローレベル)の論理出力とな
る位置であれば良い。なお、前記“18°の間隔”は本
発明で使用するモータのステップ角に対応している。
【0014】図4は符号板15を回転させたときの論理
表を示すもので、始めの符号板の位置とモータが正若し
くは逆回転した場合の出力の関係を示している。即ち、
A,Bの素子が始め遮蔽された位置にあり、モータが正
回転(時計方向)したとすると、フォトインタラプタ
A,Bの出力はLL→HL→HH→LH→LLの様に変
化し、逆回転した場合はLL→LH→HH→HL→LL
の様に変化する。
【0015】この様に5枚の羽根と2相のフォトインタ
ラプタを用いれば、1回転で20パルスの分解能で位置
の変化を検出することができる。また、2相で検出して
いるため、回転方向の弁別も可能となる。
【0016】図5は公知のパルス弁別回路40bであ
り、一方の端子401にはAの素子の出力が入力され、他方
の端子402にはBの素子の出力を入力して正回転(イン
クリメント…INC)/逆回転(デクリメント…DE
C)の弁別をおこなう。この出力は出力端子403,404を
介して図6に示すカウンタの入力端子501,502に送出さ
れて位置に対応したカウントが行われる。
【0017】図6は4ビットアップダウンカウンタ50
a〜50cを3段カスケード接続して12ビットアップ
ダウンカウンタを構成した例を示しており、この構成で
は0〜4095の位置を表現することができる。この数
値はモータの回転軸のおよそ205(4096/20)
回転まで対応可能であることを示している。なお、これ
らのカウンタは例えば記録計に電源を投入した段階でL
OADのパルス信号により初期値がセットされる。
【0018】図6において、2段目のカウンタのプリセ
ット入力dにVCC(論理7)を入力したのは、例えば記
録計の記録ペンの基準(零)点の位置を例えば128の
位置に設定するためであり、フルスパン(100%)の
位置は例えば3968の位置と設定する。
【0019】図7は比較手段70を示し、この比較手段
の一方の端子70aには現在のペン位置に相当するカウ
ンタの出力値が入力される。他方の端子70bにはコン
ピュータからの位置指令信号(この入力は例えばプロセ
スの測定値を記録計で記録するための信号値に相当)が
入力され、比較手段70はその差を比較して、その差に
基づいた信号を図1に示すパターン発生回路1に送出
し、モータ3に対して正回転,停止,逆回転を行うため
の指令を発する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ルスモータの回転角をパルス信号として検出する回転角
検出手段と、この回転角検出手段からのパルス信号を入
力して該パルス数をカウントするアップダウンカウンタ
と、このアップダウンカウンタの出力と位置指令信号を
入力してその差を検出する比較手段と、この比較手段か
らの出力に基づいて位置情報を得る様にしたので、脱調
がなく絶対位置を見失うことのないパルスモータを実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す要部構成図で
ある。
【図2】パルス発生手段の1例を示す断面図
【図3】符号板とフォトインタラプタの送受光素子の位
置関係を示す図である。
【図4】モータの回転方向と送受光素子の論理レベルの
関係を示す図である。
【図5】送受光素子からの論理レベルを入力してカウン
タの増減を判別する弁別回路の説明図である。
【図6】カウンタの結線の一例を示す図である。
【図7】カウンタと位置指令入力を比較する比較手段の
説明図である。
【図8】パルスモータの2相励磁駆動回路の概念図
【図9】2相励磁パターン信号の波形図である。
【図10】2相励磁パターン信号を発生するパターン発生
回路図である。
【符号の説明】
10 パルスモータ本体 10a 回転軸 11 ボス 12 ねじ 15 符号板 16 フォトインタラプタ 40 回転角検出手段 40a パルス発生手段 40b パルス弁別手段 50 アップダウンカウンタ 60 測定手段 70 比較手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルスモータの回転角をパルス信号として
    検出する回転角検出手段と、この回転角検出手段からの
    パルス信号を入力して該パルス数をカウントするアップ
    ダウンカウンタと、このアップダウンカウンタの出力と
    位置指令信号を入力してその差を検出する比較手段と、
    この比較手段からの出力に基づいて位置情報を得ること
    を特徴とするパルスモータ。
JP899696A 1996-01-23 1996-01-23 パルスモータ Pending JPH09201094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP899696A JPH09201094A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 パルスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP899696A JPH09201094A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 パルスモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09201094A true JPH09201094A (ja) 1997-07-31

Family

ID=11708309

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP899696A Pending JPH09201094A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 パルスモータ

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JP (1) JPH09201094A (ja)

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