JPH0669730U - 回転数検出器 - Google Patents

回転数検出器

Info

Publication number
JPH0669730U
JPH0669730U JP008127U JP812793U JPH0669730U JP H0669730 U JPH0669730 U JP H0669730U JP 008127 U JP008127 U JP 008127U JP 812793 U JP812793 U JP 812793U JP H0669730 U JPH0669730 U JP H0669730U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation speed
magnetic bubble
magnetic field
rotating
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP008127U
Other languages
English (en)
Inventor
良昭 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP008127U priority Critical patent/JPH0669730U/ja
Publication of JPH0669730U publication Critical patent/JPH0669730U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の回転数を基準回転数に設定することが
可能な回転数検出器を実現する。 【構成】 測定対象に取り付けられたリング磁石、この
リング磁石からの回転磁界が印加される磁気バブル素子
と、この磁気バブル素子に読出用の回転磁界を印加する
駆動手段と、この駆動手段を制御すると共に前記磁気バ
ブル素子から磁気バブルの移動距離を検出し、回転数を
求める制御手段とから構成される回転数検出器におい
て、前記制御手段内に外部信号入力時点で求められた前
記回転数分だけ前記磁気バブルを逆回転させる基準回転
数設定手段を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気バブル素子を用いた回転数検出器に関し、特に任意の回転数を 基準回転数に設定することが可能な回転数検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
アブソリュートの回転数検出器としては、電池等でバックアップしたカウンタ によりZ相パルス(0点信号)を計数する回転数検出器が一般に用いられている 。このような従来のカウンタを用いた回転数検出器では計数結果を記憶素子等に 格納しているので、例えば、計数結果をクリアすることにより、現在の回転数を 0回転目(基準回転数)に設定することが容易である。
【0003】 但し、従来のカウンタを用いた回転数検出器ではZ相パルスに電気的ノイズが 乗れば計数ミスが発生し易い。また、この計数ミスがその後の回転数の検出にお いてオフセットとして残存してしまうので信頼性に多少問題がある。
【0004】 この問題を解決するために磁気バブル素子を用いた回転数検出器が考えられて いる。図3はこのような従来の磁気バブル素子を用いた回転数検出器の一例を示 す構成ブロック図である。図3において1はリング磁石、2は磁気バブル素子、 3は駆動コイル、4はコイル駆動回路、5は回転数演算回路、6は制御回路であ る。ここで、3及び4は駆動手段50を、5及び6は制御手段51をそれぞれ構 成している。
【0005】 リング磁石1は被測定対象の回転軸等に取付けられ、リング磁石1が回転する ことにより発生する回転磁界が印加される位置に磁気バブル素子2が配置され、 また、磁気バブル素子2の周囲には磁気バブルのビットパターン読出し用の駆動 コイル3が設けられる。
【0006】 磁気バブル素子2から読出された磁気バブルのビットパターンは回転数演算回 路5に入力され、回転数演算回路5の出力が制御回路6に接続される。また、制 御回路6からの制御信号がコイル駆動回路4に接続され、コイル駆動回路4の出 力は駆動コイル3に接続される。
【0007】 図3に示す従来例では、リング磁石1が回転することにより発生する回転磁界 が磁気バブル素子2に印加され、この回転磁界によって磁気バブル素子2に設け られたパーマロイパターンループ上の磁気バブルが駆動される。そして回転が停 止た時に前記パーマロイパターンループ上の磁気バブルの特殊パターンから連続 した数ビットのビットパターン、即ち、磁気バブル移動距離の情報を読出すこと により被測定対象の累積回転数を知ることができる。
【0008】 この連続した数ビットのビットパターンを読出す場合には制御回路6からの制 御信号により、コイル駆動回路4及び駆動コイル3が必要とするビット数分の回 転磁界を発生させる。この回転磁界により磁気バブルが移動し、図示されていな い磁気抵抗素子等の検出手段により数ビットのビットパターンが回転数演算回路 5に入力される。
【0009】 ここで、数ビットのビットパターンが読出された後、再び制御回路6からの制 御信号により、コイル駆動回路4及び駆動コイル3が前記回転磁界と同一ビット 数分で、磁界の方向が逆方向の回転磁界を発生させる。この回転磁界により磁気 バブルが読出し前の位置に戻る。
【0010】 一方、回転数演算回路5では磁気バブルのビットパターンから回転数を演算し 、制御回路6に演算結果を出力する。
【0011】 また、磁気バブルは比較的大きな磁界により駆動されるので、電気的ノイズが 加わった場合でも磁気バブルの位置が容易に変化してしまうことがなく、従来の カウンタを用いた回転数検出器と比較して信頼性が高くなり、前記問題点は解決 される。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、図3に示す従来例では前述のように磁気バブルの位置が容易に変化し ないことから、現在の回転数を0回転目等の基準回転数に設定することが困難で ある。 また、例えば、被測定対象の回転軸に取り付ける場合、この回転軸を予め0回 転目等の基準回転数の位置にし、且つ、予め前記基準回転数に設定されている回 転数検出器をこの回転軸に取り付けなければならないと言った回転数検出器の取 付け性の問題がある。 従って本考案の目的は、任意の回転数を基準回転数に設定することが可能な回 転数検出器を実現することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案では、 測定対象に取り付けられたリング磁石、このリング磁石からの回転磁界が印加 される磁気バブル素子と、この磁気バブル素子に読出用の回転磁界を印加する駆 動手段と、この駆動手段を制御すると共に前記磁気バブル素子から磁気バブルの 移動距離を検出し、回転数を求める制御手段とから構成される回転数検出器にお いて、 前記制御手段内に 外部信号入力時点で求められた前記回転数分だけ前記磁気バブルを逆回転させ る基準回転数設定手段 を備えたことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】
基準回転数設定信号の入力時点の磁気バブル素子のビットパターンを読出して 回転数を求め、求めた回転数分だけ磁気バブルを逆回転させることにより、基準 回転数設定信号の入力時点の回転数が基準回転数に設定される。
【0015】
【実施例】
以下本考案を図面を用いて詳細に説明する。図1は本考案に係る回転数検出器 の一実施例を示す構成ブロック図である。ここで、1〜6及び50は図3と同一 符号を付してある。図1において7は基準回転数設定手段である基準回転数設定 回路、100は基準回転数設定信号である。また、5,6及び7は制御手段51 aを構成している。
【0016】 各構成要素の接続関係については図3に示す従来例とほぼ同一であり、異なる 点は基準回転数設定信号100が基準回転数設定回路7に入力され、基準回転数 設定回路7の出力が制御回路6に接続されている点である。
【0017】 ここで、図1に示す実施例の動作を図2を用いて説明する。図2は任意の回転 数を0回転目に設定する場合の駆動コイル3の動作を示すタイミング図である。 また、回転数を演算するためには8ビットのビットパターンを読出す必要がある ものとしている。従って、ビットパターンを読出すには、8回転分の回転磁界を 発生させる必要がある。
【0018】 図2中”イ”の時点で外部信号である基準回転数設定信号100が基準回転数 設定回路7に対し入力された場合、基準回転数設定回路7は制御回路6に現在の 回転数を読出すことを指示する。
【0019】 回転数読出しの指示を受けた制御回路6はコイル駆動回路4に対して反時計回 りに8回転分の回転磁界を発生させるように制御信号を出力する。この制御信号 により図2中”ロ”に示すように駆動コイル3は反時計回りに8回転分の回転磁 界を発生させる。この回転磁界により磁気バブルが移動する。
【0020】 図2中”ハ”の時点で、8ビットのビットパターンが読出され、回転数演算回 路5において演算処理が開始される。
【0021】 また、制御回路6はビットパターン読出し終了時にコイル駆動回路4に対して 時計回りに8回転分の回転磁界を発生させるように制御信号を出力する。この制 御信号により図2中”ニ”に示すように駆動コイル3が時計回りに8回転分の回 転磁界を発生させ、この回転磁界により磁気バブルが元の位置に戻る。
【0022】 図2中”ホ”の時点で、基準回転数設定回路7は回転数演算回路5の出力を基 にして現在の回転数を0回転目に設定するように制御回路6に指示する。
【0023】 0回転目設定の指示を受けた制御回路6は、例えば、先の求めた回転数が”時 計回りX回転目”であったとすれば、コイル駆動回路4に対して反時計回りに” X”回転分の回転磁界を発生させるように制御信号を出力する。この制御信号に より図2中”ヘ”に示すように駆動コイル3が反時計回りに”X”回転分の回転 磁界を発生させ、この回転磁界により磁気バブルが0回転目の位置に移動する。
【0024】 従って、図2中”ト”の時点以降は、0回転目からの回転数が磁気バブル素子 2に累積されることになる。
【0025】 この結果、基準回転数設定信号100の入力時点の磁気バブル素子2のビット パターンを読出して回転数を求め、求めた回転数分だけ磁気バブルを逆回転させ ることにより、基準回転数設定信号100の入力時点の回転数を基準回転数に設 定することが可能になる。
【0026】 なお、回転数演算回路5及び基準回転数設定回路7はハードウェア的に構成す るのみならず、ソフトウェア的に処理することも可能である。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したことから明らかなように、本考案によれば次のような効果がある 。 磁気バブル素子のビットパターンを読出して回転数を求め、求めた回転数分だ け磁気バブルを逆回転させることにより、任意の回転数を基準回転数に設定する ことが可能な回転数検出器を実現できる。 また、任意の回転数が基準回転数に設定できることにより回転数検出器の取付 け性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る回転数検出器の一実施例を示す構
成ブロック図である。
【図2】任意の回転数を基準回転数に設定する場合の駆
動コイルの動作を示すタイミング図である。
【図3】従来の磁気バブル素子を用いた回転数検出器の
一例を示す構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 リング磁石 2 磁気バブル素子 3 駆動コイル 4 コイル駆動回路 5 回転数演算回路 6 制御回路 7 基準回転数設定回路 50 駆動手段 51,51a 制御手段 100 基準回転数設定信号

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定対象に取り付けられたリング磁石、こ
    のリング磁石からの回転磁界が印加される磁気バブル素
    子と、この磁気バブル素子に読出用の回転磁界を印加す
    る駆動手段と、この駆動手段を制御すると共に前記磁気
    バブル素子から磁気バブルの移動距離を検出し、回転数
    を求める制御手段とから構成される回転数検出器におい
    て、 前記制御手段内に外部信号入力時点で求められた前記回
    転数分だけ前記磁気バブルを逆回転させる基準回転数設
    定手段を備えたことを特徴とする回転数検出器。
JP008127U 1993-03-02 1993-03-02 回転数検出器 Pending JPH0669730U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP008127U JPH0669730U (ja) 1993-03-02 1993-03-02 回転数検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP008127U JPH0669730U (ja) 1993-03-02 1993-03-02 回転数検出器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0669730U true JPH0669730U (ja) 1994-09-30

Family

ID=18528351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP008127U Pending JPH0669730U (ja) 1993-03-02 1993-03-02 回転数検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0669730U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020165952A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 株式会社デンソー 検出装置、および、制御装置
US11946773B2 (en) 2019-03-28 2024-04-02 Denso Corporation Motor rotation and position detection device and control unit

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020165952A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 株式会社デンソー 検出装置、および、制御装置
JP2020165951A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 株式会社デンソー 検出装置、および、制御装置
US11946773B2 (en) 2019-03-28 2024-04-02 Denso Corporation Motor rotation and position detection device and control unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6826499B2 (en) Method and apparatus for calibrating and initializing an electronically commutated motor
US6914543B2 (en) Method for initializing position with an encoder
JP2006220530A (ja) 絶対回転角度検出装置
JPH0669730U (ja) 回転数検出器
JPH0662322U (ja) アブソリュートエンコーダ装置
JP2001208565A (ja) モータ回転軸の絶対位置検出方法
JPH0610813U (ja) エンコーダ装置
JP3201238B2 (ja) 速度検出装置
JP2004361199A (ja) 角度センサ
JP2562436Y2 (ja) 検出装置
JPH0511446Y2 (ja)
JP2002531834A (ja) 混合した速度の推定
JP3273836B2 (ja) エンコーダ信号出力方法
JP2805089B2 (ja) 回転情報検出回路
JPH02228289A (ja) 同期型電動機の駆動装置
JPH06147920A (ja) 磁気式エンコーダ
JP2928442B2 (ja) モータの回転数検出回路
JPH09201094A (ja) パルスモータ
JPH0678814U (ja) 回転数検出器
JPH0462421A (ja) 回転数検出器
JPH0297290A (ja) モータの回転方向検出装置
JPH03225225A (ja) インクリメンタル型エンコーダ
JPH07167877A (ja) 変位速度検出方法および装置
JPH04346025A (ja) エンコ−ダ出力パルスの欠相検知装置
JPS6224306A (ja) 工業用ロボツトの自己診断装置