JPH09276580A - ミシン駆動装置 - Google Patents

ミシン駆動装置

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JPH09276580A
JPH09276580A JP8086198A JP8619896A JPH09276580A JP H09276580 A JPH09276580 A JP H09276580A JP 8086198 A JP8086198 A JP 8086198A JP 8619896 A JP8619896 A JP 8619896A JP H09276580 A JPH09276580 A JP H09276580A
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JP
Japan
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needle
signal
sewing machine
phase
position data
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Application number
JP8086198A
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English (en)
Inventor
Shigeo Negi
茂雄 根木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来使用されていた針位置検出器をなくし、
高品質で安価でかつ針の停止位置の調整を容易に行える
ミシン駆動装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ミシンを駆動するモータと、モータの1
回転当り複数個のパルス信号であるA相・B相信号及び
1個のパルス信号であるZ相信号を出力するエンコーダ
と、A相・B相信号の位相差によりモータの回転方向を
検出し回転方向信号を出力する回転方向検出手段と、Z
相信号でリセットされA相・B相信号を回転方向信号に
応じて加算または減算するように計数し実位置信号を出
力するモータ位置検出手段と、記憶手段からの位置デー
タと実位置信号を比較し針位置信号を出力する比較手段
と、前記記憶手段の位置データを設定する設定手段と、
ペダルセンサーからの停止指令によりミシンを針位置信
号の発生位置に停止させるミシン制御手段とで構成した
ので停止位置の調整が容易で高い信頼性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータにより駆動
されるミシンの針位置設定および設定された針位置への
停止制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ペダルを踏込むと踏込み位置に応
じモータを可変速し、ペダルの中立位置への移動により
針下位置に停止し、さらにペダルを踏み返すと針上位置
に移動・停止しこの間に糸切りを行って一連の縫製を終
了し縫製物を取出すというミシンシーケンスの制御が一
般に行われており、特に針下あるいは針上位置などの針
位置を検出するため専用の針位置検出器をミシンの軸に
装着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の制御システムでは、ミシンの針の位置を検出するため
に専用の針位置検出器を準備しなければならず、従って
針位置検出器の装着が必要でありまた検出の針位置の調
整が複雑である事、あるいは高速度で回転する為針位置
検出器の品質に関してのトラブルが発生するなどの問題
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のミシン駆動装置は、ミシンを駆動するモーー
タと、モータの1回転当り複数個のパルス信号を発生す
るA相・B相信号及び1個のパルス信号を発生するZ相
信号を出力するエンコーダと、A相・B相信号の位相差
によりモータの回転方向を検出し回転方向信号を出力す
る回転方向検出手段と、Z相信号でリセットされA相ま
たは(及び)B相信号を回転方向信号に応じて加算また
は減算するように計数し実位置信号を出力するモータ位
置検出手段と、記憶手段からの位置データと実位置信号
を比較し針位置信号を出力する比較手段と、前記記憶手
段の位置データを設定する設定手段と、ペダルセンサー
からの停止指令によりミシンを針位置信号の発生位置に
停止させるミシン制御手段とを備えている。
【0005】この構成によって、従来必要であった針位
置検出器が不要となり、比較手段は設定手段により設定
された針位置において針位置信号を出力し、ミシン制御
手段は設定された針位置にミシンを停止するように作用
する。なお、モータはミシン軸にフランジを介して、ま
たミシンに直接組込まれた構成のもの、あるいはプーリ
比が1:1でベルトを介して結合された構成のものに於
て本発明は特に有効に作用する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ミシンを駆動するモータと、モータの1回転当り複
数個のパルス信号を発生するA相・B相信号及び1個の
パルス信号を発生するZ相信号を出力するエンコーダ
と、A相・B相信号の位相差によりモータの回転方向を
検出し回転方向信号を出力する回転方向検出手段と、Z
相信号でリセットされA相または(及び)B相信号を回
転方向信号に応じて加算または減算するように計数し実
位置信号を出力するモータ位置検出手段と、記憶手段か
らの位置データと実位置信号を比較し針位置信号を出力
する比較手段と、前記記憶手段の位置データを設定する
設定手段と、ペダルセンサーからの停止指令によりミシ
ンを針位置信号の発生位置に停止させるミシン制御手段
であり、比較手段は設定手段により設定された針位置に
おいて針位置信号を出力し、ミシン制御手段は設定され
た針位置にミシンを停止するように作用する。
【0007】請求項2に記載の発明は、記憶手段の位置
データとして、前記針位置信号の開始位置データDs1と
針位置信号の幅に相当する位置データDswとを備え前記
比較手段は実位置信号が開始位置データDs1と(Ds1+
Dsw)との間の値である時針位置信号を出力するように
した請求項1記載のミシン駆動装置であり、比較手段は
設定手段により設定された針位置から角度幅Dswの針位
置信号を出力するように作用する。
【0008】請求項3に記載の発明は、設定手段はスイ
ッチを含み、スイッチの操作により前記実位置信号を前
記針位置信号の開始位置データとして記憶するようにし
た請求項2記載のミシン駆動装置であり、比較手段はス
イッチの簡単な操作によって設定された位置から針位置
信号を出力する様に作用する。
【0009】請求項4に記載の発明は、ミシンを駆動す
るモータと、モータの1回転当り複数個のパルス信号を
発生するA相・B相信号及び1個のパルス信号を発生す
るZ相信号を出力するエンコーダと、A相・B相信号の
位相差によりモータの回転方向を検出し回転方向信号を
出力する回転方向検出手段と、Z相信号でリセットされ
A相または(及び)B相信号を回転方向信号に応じて加
算または減算するように計数し実位置信号を出力するモ
ータ位置検出手段と、記憶手段からの針下開始位置デー
タDs1・針上開始位置データDs2・針位置幅データDsw
と実位置信号を比較し針下位置信号及び針上位置信号を
出力する比較手段と、少なくとも前記記憶手段の針下開
始位置データ・針上開始位置データを設定する設定手段
と、ペダルセンサーからの停止指令によりミシンを針下
位置信号または針上位置信号の発生位置に停止させるミ
シン制御手段とよりなるミシン駆動装置であり、比較手
段は設定手段により設定された任意の位置から針下位置
信号および針上位置信号を出力し、ミシン制御手段はミ
シンを針下位置信号または針上位置信号の発生位置に停
止させるように作用する。
【0010】請求項5に記載の発明は、比較手段は実位
置信号が針下開始位置データDs1と(Ds1+Dsw)との
間の値である時には針下位置信号を出力し、針上開始位
置データDs2と(Ds2+Dsw)との間の値である時には
針上位置信号を出力するようにした請求項4記載のミシ
ン駆動装置であり、比較手段は設定手段により設定され
た任意の針位置から角度幅Dswの針下位置信号及び針上
位置信号を出力するように作用する。
【0011】請求項6に記載の発明は、設定手段はスイ
ッチを含み、第1のスイッチが押されると前記実位置信
号を前記針下位置信号の開始位置データとして記憶手段
に記憶し、第2のスイッチが押されると前記実位置信号
を前記針上位置信号の開始位置データとして記憶手段に
記憶するようにした請求項4記載のミシン駆動装置であ
り、比較手段は第1のスイッチ及び第2のスイッチの簡
単な操作によって設定された各々の位置から針下位置信
号及び針上位置信号を出力する様に作用する。
【0012】請求項7に記載の発明は、設定手段はミシ
ン制御手段がミシン停止中信号を出力している時のみ針
下開始位置データ・針上開始位置データの設定を有効に
するようにした請求項6記載のミシン駆動装置であり、
ミシン針位置が定まらないミシン駆動中でのスイッチの
誤操作による位置データの誤設定を無効とする様に作用
する。
【0013】請求項8に記載の発明は、設定手段は前記
モータ位置検出手段がZ相信号を検出するまで針下開始
位置データ・針上開始位置データの設定を無効にするよ
うにした請求項6記載のミシン駆動装置であり、Z相信
号が発生するまでの電源ON直後の実位置信号の不定な
期間での位置データの設定を無効とする様に作用するも
のである。
【0014】請求項9に記載の発明は、設定手段はブザ
ーを含み、ブザーにより第1のスイッチと第2のスイッ
チのいずれが押されたかを区別するようにした請求項6
記載のミシン駆動装置であり、第1のスイッチと第2の
スイッチのいずれが押されたかによりブザーの報知を変
える様に作用するので、作業者がブザー報知を確認でき
るようになり、間違いがなくより確実に針位置の設定が
行える様になるものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に従って説明す
る。
【0016】(実施例1)図1は本発明の一実施例にお
けるシステム構成図を示すものである。図1において、
1はペダルセンサーでありペダル2とピットマンロッド
3で接続されており、縫製作業者がペダル2を操作する
とその移動に応じて作動する磁石の動きを相対向して配
置された磁気センサーにより検出する構成であり(図示
せず)、ペダルを前方に踏込むと踏込み信号Pdおよび
踏込み位置に応じて変化する速度指令信号Psを出力
し、後方に踏み返すと踏み返し信号Puを出力する。4
はモータでありミシン5の軸にカップリングを介して装
着される。6はエンコーダであり、スリット穴の開いた
円盤の回転状態を発光素子及び受光素子で検出する構成
であり、モータの1回転当り数百パルスのA相信号、そ
れと電気的に90度位相差を持ったB相信号、及びモー
タの1回転当り1パルスのZ相信号を出力する。7は回
転方向検出回路であり、図2(a)に示すようなD−F
/F回路で構成され、図2(b)のタイミングチャート
に示している様に、A相信号の立上がりでB相の状態を
ラッチすることにより回転方向を検出し回転方向信号R
dを出力する。8は4逓倍回路であり図3(a)に示す
ようにイクスクルーシブオアとコンデンサC,抵抗Rで
構成され、図3(b)のタイミングチャートに示してい
る様にコンデンサCと抵抗Rにより決定される時定数
(C×R)のパルス幅を持った4逓倍信号P4を出力す
る。9はモータ位置検出用カウンタであり回転方向信号
Rdが正の時は4逓倍信号P4をアップカウントし、負の
場合はダウンカウントし、一方モータ1回転毎にZ相信
号によりリセットされながら実位置信号Dpを出力す
る。10は記憶手段でありミシンの針位置の検出のため
の位置データDsを出力する。11は設定手段、12は
比較手段、13はミシン制御手段であり、マイクロコン
ピュータで制御される。14は糸切りソレノイドであり
ミシン5に組み込まれており、所定のタイミングでON
すると機械的に糸切りを行うよう作動する。
【0017】以上のように構成されたミシン駆動装置に
ついて、以下その動作を図4のタイムチャートに従って
説明する。まず、ペダルが踏込まれるとペダルセンサー
1は踏込み信号Pdを出力し、ミシン制御手段13は3
相のモータ巻線U,V,Wに通電しエンコーダ6からの
A相,B相信号をフィードバックしながらペダルの踏込
み位置に応じた速度Npでモータを運転する。次に、ペ
ダルが中立にされるとミシン制御手段13はまず速度N
pから停止可能な十分低い速度Nlに減速する。次に比較
手段12からの針下位置信号Ndの前縁を検出してモー
タ4を減速し停止させる。此の針下位置信号Ndへの停
止した状態からペダル2が踏み返されるとペダルセンサ
ー1は踏み返し信号Puを出力し、ミシン制御手段13
は低速Nlでモータ4を駆動するとともに糸切りソレノ
イド14をONし、比較手段12から針上位置信号Nu
が出力された時点でミシンを停止し糸切りソレノイド1
4をOFFする。ミシン5はこの間に糸切り動作を終了
し針が上位置に停止しているので縫製作業者は縫い上げ
た縫製物をミシンから取り出し一連の縫製作業を終了す
る。なお、ミシン制御手段13はミシン5が停止してい
る状態ではミシン停止中信号Stを設定手段11に出力
している。
【0018】ここで、設定手段11の動作を表すフロー
チャートを図5に示しており、以下その動作について説
明する。
【0019】設定手段11は、ブザーと2個のスイッチ
Sw1,Sw2を備えておりフローチャートに示すように針
位置の設定およびデータの記憶をマイコンのソフトウエ
アで行っている。
【0020】まず、電源ON時はモータの回転位置は不
定なのでZ相信号が発生し正確な実位置信号が得られる
まで針位置設定モードに切り替わらないようにしてい
る。−−−(1) また、ミシン駆動中は実際上針位置の設定は不可能であ
りスイッチの誤操作を防止するために、ミシン制御手段
13からミシン停止中信号が出力されている時のみ針位
置の設定を可能としている。−−−(2) 針位置の設定モードにおいて、スイッチSw1がONされ
るとブザーを”ピッピッ”と2回鳴らし操作者に針下位
置の有効な設定が行われている状態であるという確認を
うながしながら、実位置信号の値を針下開始位置データ
Ds1として記憶する。−−−(3) 同様に、針位置の設定モードにおいて、スイッチSw2が
ONされるとブザーを”ピッピッピッ”と3回鳴らし操
作者に針上位置の有効な設定が行われている状態である
という確認をうながしながら、実位置信号の値を針上開
始位置データDs2として記憶する。−−−(4) 次に、比較手段12の動作を示すフローチャートを図6
に、タイムチャートを図7に示しており、以下その動作
について説明する。
【0021】モータ(ミシン)の現在回転位置を表す実
位置信号Dpはモータ位置検出用カウンタから常時出力
されており、比較手段12はまず記憶手段10に記憶さ
れている針下開始位置データDs1と針位置幅データDsw
とより針下終了位置データDs3を加算により計算し、実
位置信号Dpと針下開始位置データDs1、針下終了位置
データDs3とを比較し(Ds1≦Dp≦Ds3)なる回転位
置で針下位置信号NdをH出力する。−−(1) 同様にして、比較手段12は記憶手段10に記憶されて
いる針上開始位置データDs2と針位置幅データDswとよ
り針下終了位置データDs4を加算により計算し、実位置
信号Dpと針上開始位置データDs2、針上終了位置デー
タDs4とを比較し(Ds2≦Dp≦Ds4)なる回転位置で
針下位置信号NuをH出力する。−−(2) その結果、図7に示すように比較手段12は前記設定手
段11によって設定された針下開始位置データDs1・針
上開始位置データDs2・針位置幅データDswに従って針
下位置信号Ndと針上位置信号Nuが出力されることにな
る。
【0022】以上本発明の一実施の形態について述べ
た。当実施の形態においては針位置幅Dswは記憶手段1
0に記憶された固定値として記載しているが、例えば別
のスイッチを設け針終了位置を設定可能なように構成す
ることにより任意の位置幅データを設定できるようにす
ることも可能であり、また例えば針下開始位置のみをス
イッチで設定可能として他方の針上位置は針下開始位置
からの任意の相対角度として記憶手段に記憶しておけば
簡単に針位置の設定が行える様になるが、当然の事なが
らこのような構成も本発明に含まれるものである。
【0023】さらに、ミシン制御手段13を上述の針開
始位置を基準として一定の角度位置αにモータを停止す
るように作動させれば、設定手段11はスイッチがON
された時の実位置信号の値からαをマイナスして針開始
位置データとして記憶することによりスイッチによりモ
ータの停止位置を設定する事が可能となり、このような
構成も本発明に含まれるものである。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、比較手段
はモータ位置検出手段(モータ位置検出用カウンタ)の
実位置信号に基づき記憶手段からの位置データと比較し
て針上位置あるいは針下位置などの針位置信号を出力
し、ミシン制御手段は前記針位置信号に従ってミシンを
停止する事ができるようになり、しかも設定手段により
スイッチを押すという簡単な操作で針下位置及び針上位
置の設定が行えるので、従来必要であった針位置検出器
が不要となり、従って従来手数を要した針位置検出器の
装着を行わなくて良くなり、工具を使っての複雑な針位
置の調整が不要となり、また高速度で回転する為の針位
置検出器の品質上の問題がなくなるなど多大なる効果を
奏するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるミシン駆動装置のシ
ステム構成図
【図2】(a)回転方向検出回路の構成図 (b)回転方向検出回路の動作タイムチャート
【図3】(a)4逓倍回路の構成図 (b)4逓倍回路の動作タイムチャート
【図4】本発明の動作を表すタイムチャート
【図5】設定手段の動作を表すフローチャート
【図6】比較手段の動作を表すフローチャート
【図7】比較手段の動作を表すタイムチャート
【符号の説明】
1 ペダルセンサー 2 ペダル 3 ピットマンロッド 4 モータ 5 ミシン 6 エンコーダ 7 回転方向検出回路 8 4逓倍回路 9 モータ位置検出用カウンタ 10 記憶手段 11 設定手段 12 比較手段 13 ミシン制御手段 14 糸切りソレノイド

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシンを駆動するモータと、モータの1回
    転当り複数個のパルス信号を発生するA相・B相信号及
    び1個のパルス信号を発生するZ相信号を出力するエン
    コーダと、A相・B相信号の位相差によりモータの回転
    方向を検出し回転方向信号を出力する回転方向検出手段
    と、Z相信号でリセットされA相または(及び)B相信
    号を回転方向信号に応じて加算または減算するように計
    数し実位置信号を出力するモータ位置検出手段と、記憶
    手段からの位置データと実位置信号を比較し針位置信号
    を出力する比較手段と、前記記憶手段の位置データを設
    定する設定手段と、ペダルセンサーからの停止指令によ
    りミシンを針位置信号の発生位置に停止させるミシン制
    御手段とよりなるミシン駆動装置。
  2. 【請求項2】記憶手段の位置データとして、前記針位置
    信号の開始位置データDs1と針位置信号の幅に相当する
    位置データDswとを備え前記比較手段は実位置信号が開
    始位置データDs1と(Ds1+Dsw)との間の値である時
    針位置信号を出力するようにした請求項1記載のミシン
    駆動装置。
  3. 【請求項3】設定手段はスイッチを含み、スイッチの操
    作により前記実位置信号を前記針位置信号の開始位置デ
    ータとして記憶するようにした請求項2記載のミシン駆
    動装置。
  4. 【請求項4】ミシンを駆動するモータと、モータの1回
    転当り複数個のパルス信号を発生するA相・B相信号及
    び1個のパルス信号を発生するZ相信号を出力するエン
    コーダと、A相・B相信号の位相差によりモータの回転
    方向を検出し回転方向信号を出力する回転方向検出手段
    と、Z相信号でリセットされA相または(及び)B相信
    号を回転方向信号に応じて加算または減算するように計
    数し実位置信号を出力するモータ位置検出手段と、記憶
    手段からの針下開始位置データDs1・針上開始位置デー
    タDs2・針位置幅データDswと実位置信号を比較し針下
    位置信号及び針上位置信号を出力する比較手段と、少な
    くとも前記記憶手段の針下開始位置データ・針上開始位
    置データを設定する設定手段と、ペダルセンサーからの
    停止指令によりミシンを針下位置信号または針上位置信
    号の発生位置に停止させるミシン制御手段とよりなるミ
    シン駆動装置。
  5. 【請求項5】比較手段は実位置信号が針下開始位置デー
    タDs1と(Ds1+Dsw)との間の値である時には針下位
    置信号を出力し、針上開始位置データDs2と(Ds2+D
    sw)との間の値である時には針上位置信号を出力するよ
    うにした請求項4記載のミシン駆動装置。
  6. 【請求項6】設定手段はスイッチを含み、第1のスイッ
    チが押されると前記実位置信号を前記針下位置信号の開
    始位置データとして記憶手段に記憶し、第2のスイッチ
    が押されると前記実位置信号を前記針上位置信号の開始
    位置データとして記憶手段に記憶するようにした請求項
    4記載のミシン駆動装置。
  7. 【請求項7】設定手段はミシン制御手段がミシン停止中
    信号を出力している時のみ針下開始位置データ・針上開
    始位置データの設定を有効にするようにした請求項6記
    載のミシン駆動装置。
  8. 【請求項8】設定手段は前記モータ位置検出手段がZ相
    信号を検出するまで針下開始位置データ・針上開始位置
    データの設定を無効にするようにした請求項6記載のミ
    シン駆動装置。
  9. 【請求項9】設定手段はブザーを含み、ブザーにより第
    1のスイッチと第2のスイッチのいずれが押されたかを
    区別するようにした請求項6記載のミシン駆動装置。
JP8086198A 1996-04-09 1996-04-09 ミシン駆動装置 Pending JPH09276580A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999047741A1 (fr) * 1998-03-16 1999-09-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Controleur de machine a coudre
CN109322065A (zh) * 2018-11-23 2019-02-12 无锡信捷电气股份有限公司 全自动缝纫机平台随动控制装置

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WO1999047741A1 (fr) * 1998-03-16 1999-09-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Controleur de machine a coudre
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