JP3302519B2 - ミシン駆動装置 - Google Patents

ミシン駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシン針の停止位置の
制御を適切に行うことができるミシン駆動装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ミシンで衣服など布の縫い合わせ
をするに際して、布の形状に沿って縫っていく為に、ミ
シンの針を針下位置で停止させて布の方向を変えたり、
或は布を取り外す為に、針上位置で停止させて糸切りが
行われて布の取り替えを行っていた。
【0003】一般的にこのような動作は、ミシンに設け
られている針の位置を検出する検出器の信号を取り込
み、ペダルの操作によってシーケンス制御的に行われて
いる。
【0004】例えば、ペダルを踏み込むと踏み込み位置
に応じてモータを変速して、ペダルを中立位置へ戻すと
ミシン針を針下位置で停止させ、更にペダルを逆方向へ
踏み返すとミシン針を針上位置に停止させるものであっ
た。一般に、このようなミシン針の駆動にはエンコーダ
を内蔵した速度制御型のモータが使用されていた。
【0005】また、これら針の位置決め停止は、モータ
を低速で回転させておいて検出器の信号を受けてモータ
の駆動を停止させることで行うものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成におい
ては、ミシンの針の位置を検出するために専用の針位置
を検出する検出器をミシンに装備するもので、その検出
ミラーや検出器の装着には人が針位置や信号幅を確認し
ながら組み込み、位置合わせの為に微調整を行わねばな
らず、人件費や作業時間を要する問題点があった。
【0007】また、工業ミシンは布ぼこりなどの粉塵の
多い環境下で使用されるため、ミシン内の高速回転軸上
に設けられた検出器は乱気流を発生して、ミシン内に進
入する布ぼこりなどの粉塵を巻き込んでしまう。そのた
め、ほこりなどが検出ミラーや検出器に付着した場合
は、検出器の品質や信頼性に関してしばしばトラブルが
発生する問題点があった。
【0008】したがってミシンの検出器は、製造工程や
メンテナンス時においても、手軽に組み込むことのでき
る信頼性の高いもので、しかもミシン針の針下位置と針
上位置の信号を出力して、従来同様に簡単に停止させる
ことのできるものが望まれていた。
【0009】本発明は、上記問題点を解決することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のミシンの減速停
止装置は、上記目的を達成するため、ミシンの停止位置
が所定の範囲内にあるように定められたミシン駆動装置
において、ミシン針を駆動するモータと、モータの回転
位置を検出する位相差パルスと1回転当り1つのZ相パ
ルスを出力するエンコーダと、エンコーダの位相差パル
スからモータの回転方向を判別する方向判別手段と、上
記Z相パルスでリセットされ、エンコーダの位相差パル
スのパルス数を計数してモータの実位置データを検出す
る計数手段と、前記所定の範囲における上限と下限の停
止位置データが予め設定されている停止位置設定手段
と、上記実位置データが前記所定の範囲内であるか否か
を判定して、ミシン針の位置を示す針位置信号を求める
判定手段と、ペダルセンサからの停止指令を受けてモー
タを減速させて、所定速以下で上記針位置信号が発生さ
れるタイミング位置でモータを停止させるモータ制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0011】またモータ制御手段が、ペダルセンサの停
止指令を受けて所定の速度までモータを減速させ、この
所定速度を維持させた後、針位置信号が発生されるタイ
ミング位置でモータを停止させるものが好適である。
【0012】さらに停止位置設定手段は、針上位置にお
ける上限と下限の停止位置データと針下位置における上
限と下限の停止位置データとを設定できるものであっ
て、停止位置設定手段に設定された停止位置データを選
択する停止位置選択手段を有することで、特別な検出器
の組み込み位置合わせなどの微調整を必要とせず、容易
に位置合わせを達成するものとなる。
【0013】
【作用】本発明は上記構成によって、次のような作用を
営むことができる。すなわち、所定の範囲における上限
と下限の停止位置データが予め設定されている停止位置
設定手段と、実位置データが前記所定の範囲内であるか
否かを判定して、ミシン針の位置を示す針位置信号を求
める判定手段と、ペダルセンサからの停止指令を受けて
モータを減速させて、所定速以下で上記針位置信号が発
生されるタイミング位置でモータを停止させるモータ制
御手段とを備えたことで、所定の速度以下でかつ所定の
範囲内であることを示す針位置信号のタイミングでモー
タを停止させることから、ミシン針の停止位置を所定の
範囲内にあるように停止することができる。
【0014】また、Z相パルスでリセットされ、エンコ
ーダの位相差パルスのパルス数を計数してモータの実位
置データを検出する計数手段と、所定の範囲における上
限と下限の停止位置データが予め設定されている停止位
置設定手段によって、従来の検出器が不要となり、通常
モータが内蔵するエンコーダを有効に利用することが可
能となる。
【0015】さらにモータ制御手段を、ペダルセンサの
停止指令を受けて所定の速度までモータを減速させ、こ
の所定速度を維持させた後、針位置信号が発生されるタ
イミング位置でモータを停止させるように構成すれば、
一定の定められた低速の速度からラフな停止処理を行っ
ても、その近傍に停止することができるため、制御装置
自身を極めて簡単な小型で軽量なものにできると共に、
停止位置や信号幅を簡単に調整できる安価なミシン駆動
装置を実現できる。
【0016】また停止位置設定手段を、針上位置におけ
る上限と下限の停止位置データと針下位置における上限
と下限の停止位置データとを設定できるものとすれば、
停止位置設定手段に設定された停止位置データを選択す
る停止位置選択手段を有することで、従来の検出器と同
様に針の停止位置及びその範囲を、エンコーダのパルス
分解能の範囲で、精度良く設定することができると共
に、特別な検出器の組み込み位置合わせなどの微調整を
必要とせず、容易に位置合わせを達成するものとなる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施例を示す
ミシンの減速停止装置のブロック図である。
【0018】ミシン1の軸にカップリングを介して取り
付けられたミシン針2を駆動する速度制御型のモータ3
と、A相、B相の90度位相差を有する位相差パルス
A,Bと1回転当り1つのパルスを出力するZ相パルス
Zを出力するモータ3に内蔵されたエンコーダ4と、位
相差パルスA,Bでモータ3の回転方向を判別する方向
判別手段7と、位相差パルスA,Bで4逓倍パルスP4
を作る4逓倍回路部17と、Z相パルスZでリセットさ
れて、4逓倍パルスP4のパルス数を方向判別信号RD
に従ってアップダウンに計数して、モータの実位置デー
タDPを検出する計数手段9と、上限と下限の停止位置
データDSの範囲が予め設定されている停止位置設定手
段11と、ペダルセンサ12からの停止指令PSを受け
て実位置データDPが停止位置データDSの上下限範囲
内であるか否かを判定して、ミシン針2の位置を示す針
位置信号(針上位置信号NU、針下位置信号ND)を求
める判定手段14と、モータ3を駆動するモータ制御手
段20とで構成されて、モータ3で駆動されるミシン針
2を予め設定されている停止位置範囲内へ停止させるも
のである。
【0019】以上のように構成されたミシンの減速停止
装置について具体的構成を図2〜図6を参照しながら説
明する。
【0020】作業者はミシン1の台上に布をセットし
て、足でペダル19を踏み込むことでピットマンロッド
25を変位させる。この変位量をペダルセンサ12で検
出して、踏み込み位置に応じて変化する速度指令PDを
得る。モータ制御手段20は速度指令PDの信号を受け
て、図4に示すミシン速度Nとして、上記変位量に応じ
た速度NPが指示されて、ドライバからU,V,Wの3
相電力の供給を受けたモータ3は、回転してミシンの針
2を上下動させる。また、針2の上下動に同期して送り
機構で移動される布は、ミシン糸で縫われるものであ
る。
【0021】モータ3の回転を受けて、1回転で360
個のパルスを出力するエンコーダ4も同様に回転して、
A相パルスとB相パルスを出力する。この2つのパルス
は、位相差パルスA,Bとして方向判別手段7と4逓倍
回路部17へ入力される。
【0022】図2(a)及び(b)は方向判別の原理を
示すものである。D−FFのD端子に入力されるB相パ
ルスの状態は、T端子のA相パルスの立ち上がりエッジ
でラッチされて、Q端子に出力される。このように得ら
れた出力は方向判別信号RDとなる。すなわち、図のX
で示すタイミングでエンコーダ4の回転方向は反転し、
27の立ち上がりエッジではB相パルスは”H”である
が、26の立ち上がりエッジでは反転して”L”となり
反転検出が得られるものである。なお、図2において
は、原理説明の都合上A相パルスの立ち上がりエッジの
みで方向判別を行う例を示したが、実施においては、立
ち下がりエッジも含めた上下エッジのタイミングでB相
パルスをラッチすることで、回転方向を検出して方向判
別信号RDを出力するものである。
【0023】次に、図3(a)、(b)の4逓倍パルス
4Pを得る4逓倍回路部17においては、エンコーダ4
のA相パルスとB相パルスの一致で”L”となるEX−
OR(排他的論理和)の出力において、一方を抵抗Rと
コンデンサCで遅延させて、再びEX−ORをとること
で、抵抗RとコンデンサCで決定される時定数τ1(R
×C)幅をもつ4逓倍パルス4Pを得る。なお、A相及
びB相パルスはほぼ正確に90度位相差を有することか
ら、この4逓倍パルス4Pの周波数τ2を検出すれば、
モータの回転速度を容易に求めることができる。
【0024】このように、方向判別手段7と4逓倍回路
部17へ入力された位相差パルスA,Bから得た、方向
判別信号RDと4逓倍パルス4Pは、各々計数手段9の
U/D端子とCK端子に入力される。計数手段9ではC
K端子に入力されるパルスを、方向判別信号RDが”
H”の場合はアップカウントして、方向判別信号RD
が”L”の場合はダウンカウントするものである。
【0025】また、計数手段9のRST端子にはZ相パ
ルスZが入力されて、上記カウント値を一旦リセットす
るもので、リセット位置はモータ3の基準位置を示すも
のとなり、カウンタ値はモータ位置を知る実位置データ
DPとなる。
【0026】この実位置データDPは停止位置設定手段
11に供給される。
【0027】停止位置設定手段11においては、図7に
示す記憶手段23とスイッチ22と停止位置出力部24
とで停止位置手段11が構成されていて、予め、記憶手
段23には停止位置メモリデータDMが記憶されてい
る。
【0028】停止位置メモリデータDMの設定方法は、
予めミシン1の針2を例えば針下位置手前に手動で移動
させておいて、操作スイッチ22aを入れると、その時
の実位置データDP1がラッチされて、記憶手段23に
記憶される。次に針2を針下位置を僅かに過ぎた位置に
手動で移動させておいて、再び操作スイッチ22bを入
れると、その時の実位置データDP2がラッチされて、
記憶手段23の上記とは別の領域に記憶される。記憶手
段23はEEPROMなどの電源OFFの状態において
も記憶データを失うことのないメモリで構成されてい
て、一度設定した実位置データDP1,DP2を保持し
続けるものである。
【0029】実位置データDPは、Z相パルスZでリセ
ットされた後、ミシン針2の針下位置までカウントした
カウンタ値である。
【0030】そこで、この針下位置のカウント値を記憶
しておけば、実位置データDPが記憶された停止位置メ
モリデータDM1とDM2の範囲内の場合、その位置は
必ず針下位置近傍となる。
【0031】また、実位置データと停止位置メモリデー
タの領域内判定は、針2の針下位置近傍を検出する信号
出力となる。
【0032】このように記憶された停止位置メモリデー
タDM1,DM2は、停止位置出力部へ渡されて、停止
位置データDS1,DS2として判定手段14へ出力さ
れる。
【0033】また上記同様に、図7では省略したが別の
スイッチなどによって記憶手段23の他の領域へ、上記
設定方法で針上位置のデータ(DM3,DM4)も記憶
され、停止位置データDS3,DS4として判定手段1
4に出力される。判定手段14では、この両方のデータ
から、実位置データDPがDS1〜DS2の範囲内であ
れば針下位置信号NDを出力して、また実位置データD
PがDS3〜DS4の範囲内であれば針上位置信号NU
を出力する。
【0034】図5は判定信号の出力フローを示すもの
で、(S1)で、DS1≦DP≦DS2が判定されて針
下信号NDが判定され、続いて(S2)でDS3≦DP
≦DS4が判定されて針上信号NUが判定されるもので
ある。なお図6は、その判定信号の出力タイミングを示
すものである。
【0035】この針下位置信号NDと針上位置信号NU
は、共にモータ制御手段20へ入力される。 一方、作
業者が操作するペダル19が踏み込み状態から中立状態
に戻されると、速度指令PDは”0”となり、続いてペ
ダルの中立状態を検出して停止指令PSがモータ制御手
段20に出力される。
【0036】モータ制御手段20はマイクロコンピュー
タ(CPU)で制御されるブロックで、図4のタイムチ
ャートに示すように速度指令PD=0を検出すると、モ
ータ3の回転数Nを高速回転NPから低速回転NLまで
減速させる。減速後ミシンの速度Nは超低速の速度NL
となり定速度で回転する。
【0037】低速度NLに達するまで待って、低速度N
Lに達すると減速を停止して、NL速で定速回転をさせ
る。
【0038】ここで、ペダルの中立状態を示す停止指令
PSがモータ制御手段20に出力される場合は、停止位
置として針下位置信号NDが選ばれて、針下位置信号N
Dの出力タイミングに同期して速度信号V=0がドライ
バに出力されてモータ3は停止する。この場合超低速N
Lであるため、ミシン針2は容易にDS1〜DS2の範
囲内に停止できる。
【0039】さらに、作業者が、足でペダル19を逆方
向へ踏み戻した場合は、ピットマンロッド25を逆方向
へ変位させる。この逆変位をペダルセンサ12で検出し
て、ペダル踏戻指令PUを得る。モータ制御手段20は
速度指令NLでモータ3を超低速で回転させる。なお、
ペダル踏戻指令PUがモータ制御手段20に出力される
場合は、停止位置として針上位置信号NUが選ばれて、
針上位置信号NUの出力タイミングに同期して速度信号
V=0がドライバに出力されてモータ3は停止する。こ
の場合超低速NLであるため、ミシン針2は容易にDS
3〜DS4の範囲内に停止できる。なお、針上位置へ停
止する際は、糸切り器21で糸切り動作を終了し、針2
が上で停止していることから、作業者は容易に縫い上げ
た布をミシン1から取り出すことができる。
【0040】以上のように上記実施例によれば、従来必
要であった針位置検出器は不要となり、モータ3に内蔵
されているエンコーダ4で、モータの実位置データDP
を検出して、予め設定済みの停止位置データDSと比べ
て、従来と同様の幅のある信号として、針下位置信号N
Dと針上位置信号NUを得て、簡単な制御で停止位置幅
内へラフに停止させることができる。したがって、制御
装置自身を極めて簡単な小型で軽量なものにできると共
に、停止位置や信号幅を簡単に調整できる安価なミシン
駆動装置を実現できる。
【0041】また、停止位置設定手段11の記憶手段2
3には実位置データDPを記憶する機能を備えており、
これによって停止位置や信号幅を容易に設定できて、従
来の検出器取り付け調整に要した工数を改善するものと
なる。
【0042】さらに、エンコーダ4は、密閉構造である
ため、布ぼこりなどの粉塵がエンコーダ内に入り込むこ
とはなく、高速で回転させても、従来の検出器のような
信頼性を損ねることはない。
【0043】なお、本実施例においてはモータ3はミシ
ン軸に設けたが、ベルトなどを介してミシン軸を駆動す
るものであってもかまわない。また、エンコーダ4はモ
ータ3と分離された構成のものであってもよい。さら
に、上記実施例においては、記憶手段23へ記憶するデ
ータは実位置データDPから設定するものとしたが、設
定器などから設定する構成のものであってもかまわな
い。すなわち本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、モータで駆動されるミ
シン針を、所定の範囲内にあるように停止すると共に、
モータが内蔵するエンコーダを有効に利用して、特別な
検出器の組み込み位置合わせなどの微調整を必要とせ
ず、従来の検出器と同様に針の停止位置及びその範囲を
精度良く設定することができる。また、一定の定められ
た低速の速度からラフな停止処理を行っても、その近傍
に停止することができるため、極めて簡単で安価なミシ
ン駆動装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】その方向判別原理を示すものであって、(a)
は回路図、(b)はタイミングチャート図を示す。
【図3】その4逓倍方向判別原理を示すものであって、
(a)は回路図、(b)はタイミングチャートを示す。
【図4】そのミシンの動作を示すタイムチャート。
【図5】その判定信号の出力方法を示すフローチャー
ト。
【図6】その判定信号を示すタイミングチャート。
【図7】その停止位置設定手段を示すブロック。
【符号の説明】
1 ミシン 2 針 3 モータ 4 エンコーダ 7 方向判別手段 9 計数手段 11 停止位置設定手段 12 ペダルセンサ 14 判定手段 17 4逓倍回路部 19 ペダル 20 モータ制御手段 21 糸切り器 22、22a,22b スイッチ 23 記憶手段 24 記憶データ出力部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンの停止位置が所定の範囲内にある
    ように定められたミシンの駆動装置において、 ミシン針を駆動するモータと、 モータの回転位置を検出する位相差パルスと1回転当り
    1つのZ相パルスを出力するエンコーダと、 エンコーダの位相差パルスからモータの回転方向を判別
    する方向判別手段と、 上記Z相パルスでリセットされ、エンコーダの位相差パ
    ルスのパルス数を計数してモータの実位置データを検出
    する計数手段と、 前記所定の範囲における上限と下限の停止位置データが
    予め設定されている停止位置設定手段と、 上記実位置データが前記所定の範囲内であるか否かを判
    定して、ミシン針の位置を示す針位置信号を求める判定
    手段と、 ペダルセンサからの停止指令を受けてモータを減速させ
    て、所定速以下で上記針位置信号が発生されるタイミン
    グ位置でモータを停止させるモータ制御手段とを備えた
    ことを特徴とするミシン駆動装置。
  2. 【請求項2】 モータ制御手段が、ペダルセンサの停止
    指令を受けて所定の速度までモータを減速させ、この所
    定速度を維持させた後、針位置信号が発生されるタイミ
    ング位置でモータを停止させるものである請求項1記載
    のミシン駆動装置。
  3. 【請求項3】 停止位置設定手段は、針上位置における
    上限と下限の停止位置データと針下位置における上限と
    下限の停止位置データとを設定できるものであって、停
    止位置設定手段に設定された停止位置データを選択する
    停止位置選択手段を有する請求項1または2記載のミシ
    ン駆動装置。
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