JPH0988621A - 過給圧制御装置 - Google Patents

過給圧制御装置

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JPH0988621A
JPH0988621A JP7249623A JP24962395A JPH0988621A JP H0988621 A JPH0988621 A JP H0988621A JP 7249623 A JP7249623 A JP 7249623A JP 24962395 A JP24962395 A JP 24962395A JP H0988621 A JPH0988621 A JP H0988621A
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pressure
housing
pressure chamber
diaphragm
caulking
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Hidetoshi Okada
英俊 岡田
Sotsuo Miyoshi
帥男 三好
Kazuya Shiraishi
和也 白石
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    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B17/00Connecting constructional elements or machine parts by a part of or on one member entering a hole in the other and involving plastic deformation
    • F16B17/006Connecting constructional elements or machine parts by a part of or on one member entering a hole in the other and involving plastic deformation of rods or tubes to sheets or plates
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/18Control of the pumps by bypassing exhaust from the inlet to the outlet of turbine or to the atmosphere
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    • F02B37/186Arrangements of actuators or linkage for bypass valves

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関用過給圧制御装置は、製造費用が高
く、耐久性が悪く、部品寸法のばらつきによる内燃機関
の出力の低下や破損という課題があった。 【解決手段】 取付部材と筺体とをかしめにより接合
し、かしめ部先端に割れ防止用切り欠きを設け、ホルダ
を塑性変形させてロッド位置の調整を行うようにし、ま
たはケースと圧力導入管を一体成形してケース上または
圧力導入管内に圧力導入管の破損防止用突起またはリブ
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関に設置
されたターボ過給機の過給圧力を制御する過給圧制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図20は、例えば実公昭62−3312
3号公報に示された従来の過給圧制御装置を示す断面図
であり、図において、1は内燃機関の本体の固定部材、
2はこの固定部材1に取付られた取付部材、3はこの取
付部材2を固定部材1に取り付けるためのボルト、4は
取付部材2に溶接、銅ロウ付け等により固着されたハウ
ジング、4aはハウジング4の片側に形成された大気通
路孔、5はハウジング4とケース6に挟持された薄膜状
のダイアフラムで、ハウジング4とケース6で形成する
筺体を第1の圧力室Aと第2の圧力室Bとに区画してい
る。
【0003】7はケース6に接合された圧力導入管であ
り、8はダイアフラム5の一方の面に取り付けられた略
皿状の圧力室側ホルダ、9はダイアフラム5の他方の面
に取り付けられた大気室側ホルダ、10は大気通路孔4
aを貫通し一端部10aが圧力室側ホルダ8、ダイアフ
ラム5および大気室側ホルダ9と固着されたロッド、1
0bはロッド10の他端部、11はロッド10の揺動を
規制するガイド、12は大気室側ホルダ9とガイド11
との間に配設され、ホルダを介してダイアフラム5をケ
ース側へ付勢するスプリング、13はロッド10の他端
部10bに取り付けられた制御弁駆動用レバーである。
【0004】次に動作について説明する。ロッド10は
規定の長さだけ制御弁駆動用レバーの方向へ変位させ、
スプリング12を圧縮した状態で、装着されている。ダ
イアフラム5の変位量は、第1の圧力室Aと第2の圧力
室Bの差圧の大きさとスプリング12の荷重の大きさの
釣合によりきまる。先ず、第1の圧力室Aに正圧が導入
されない場合、即ちスプリング12の付勢力に対して第
1の圧力室A内の圧力による発生力が略等しいかまたは
低いときには、ダイアフラム5はスプリング12の付勢
力により圧力室側ホルダ8の先端部が第1の圧力室A側
のケース6の内壁面付近に位置している。次に、第1の
圧力室Aに圧力導入管7から正圧が導入された場合、即
ち第2の圧力室B内の大気圧にスプリング12の付勢力
を加えた圧力に対して第1の圧力室A内の圧力が高いと
きには、ダイアフラム5はスプリング12の付勢力に抗
して第2の圧力室B側へ正圧の大きさに応じて変位す
る。このダイアフラム5の変位はさらにロッド10を介
してハウジング4の外へ伝達されるので、ロッド10に
連結された制御弁駆動用レバー13が作動して、ターボ
過給機に設けられたウエストゲートバルブ(図示せず)
を開弁し、タービン回転数を低下させることによって、
内燃機関に供給する過給圧力が調整される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の過給圧制御装置
は以上のように構成されているので、取付部材とハウジ
ングの接合には、溶接又は、銅ロウ付け等が行われてお
り、溶接、銅ロウ付けの為の設備費がかかり、さらに、
加工費、材料費がかかる為、製造費用が高価であるなど
の課題があった。また、過給圧制御装置の製造費用を安
価にする為に、ハウジングを取付部材にかしめると、ハ
ウジングのかしめ部先端が割れ、振動等に対する耐久性
が悪化するという課題があった。
【0006】さらに、ロッド、その他、内燃機関の特性
に関与する部品は、鍛造、プレス加工等で製作されるの
で寸法ばらつきが大きく、この寸法ばらつきのために、
例えば取付部材からロッドの他端部までの距離が規定値
より長いと、スプリングを圧縮する量が少なくなり、小
さな圧力で動作することになるので、過給圧の低下を伴
い、内燃機関の出力が低下する。逆に、上記距離が規定
値より短いと、スプリングを圧縮する量が大きくなり、
大きな圧力が印加されないと動作しなくなる為、過給圧
の上昇をまねき、内燃機関の破損等の悪影響を与えると
いう課題もあった。
【0007】さらに、ロッドの寸法ばらつきを小さくす
る為、ロッドを切削加工で製作したり、図21のように
ロッドの長さをジョイント14と六角ナット15のネジ
機構により調整すると、部品コストが高価になったり、
部品点数が増加し、過給圧制御装置がコスト高になると
いう課題もあった。
【0008】さらに、ケースと圧力導入管を製作する際
には、ケースは板金の絞り加工により製造し、圧力導入
管はパイプ材等で製造するので、両者は別部品として製
作される。このため、ケースと圧力導入管との間に結合
強度と気密性を必要とする。この結合強度と気密性を確
保するために、ケースに圧力導入管を仮かしめ後、銅ロ
ウ付け等により接合が行われているので、材料費、加工
費がかかり、コスト高であるという課題があった。
【0009】また、ケースと圧力導入管を樹脂により一
体成形する場合は、圧力導入管の強度が不足し、外部か
らの衝撃により圧力導入管が容易に破壊されるという課
題もあった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、加工費及び材料費が安価で、且つ
振動等に対する耐久性がよい過給圧制御装置を得ること
を目的とする。また、この発明は、一カ所への応力の集
中が防止できる過給圧制御装置を得ることを目的とす
る。さらに、この発明は、かしめ部の強度を自在に向上
させることが可能な過給圧制御装置を得ることを目的と
する。さらに、この発明は、ホルダを塑性変形させるこ
とにより、ロッドの位置を調整可能にし、それによりプ
レス等の安価な加工法で制作した精度の粗い部品でもネ
ジ機構等の調整機構を追加することなく安価でばらつき
の少ない過給圧制御装置を得ることを目的とする。さら
に、この発明は、ケースと圧力導入管を樹脂により一体
成形しながら、圧力導入管の強度不足を補償することが
可能な過給圧制御装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る過給圧制御装置は、内燃機関に取り付けられる筺体と
取付部材とをかしめにより接合させ、かしめ時にかしめ
部の先端が割れることを防止するための切り欠き部を備
えたものである。
【0012】請求項2記載の発明に係る過給圧制御装置
は、筺体内に設けたダイアフラム、ダイアフラムをホル
ダを介して付勢するスプリング、ホルダに端部が固定さ
れていると共に筺体の外に突出しており、往復動により
内燃機関に供給する空気の圧力を調節する制御弁に接続
されたロッド、内燃機関に取り付けられる筺体と取付部
材とをかしめにより接合させるかしめ部、かしめ時にか
しめ部の先端が割れることを防止するための切り欠き部
を備えたものである。
【0013】請求項3記載の発明に係る過給圧制御装置
は、取付部材はロッドを貫通させる略円形状の穴を有
し、かしめ部は略円形状の穴の縁部において取付部材を
かしめるように構成したものである。
【0014】請求項4記載の発明に係る過給圧制御装置
は、取付部材の略円形状の穴の縁部が筺体の外側に突出
しており、かしめ部はその突出した縁部をかしめるよう
に筺体の外側に突出させて構成したものである。
【0015】請求項5記載の発明に係る過給圧制御装置
は、かしめ部と筺体とを互いに別部品で構成し、かしめ
部と取付部材の略円形状の穴の縁部とで筺体の端部を挟
むようにして筺体を取付部材に取り付けたものである。
【0016】請求項6記載の発明に係る過給圧制御装置
は、ロッドの位置の調整を、ホルダを塑性変形させるこ
とにより行うものである。
【0017】請求項7記載の発明に係る過給圧制御装置
は、筺体は第1の圧力室を形成する成形加工されたケー
スと第2の圧力室を形成するハウジングとからなり、ケ
ース上部にケース上面とほぼ並行にケースと一体成形加
工されてケースに空気圧を導入する圧力導入管と、圧力
導入管の両側に設けられた圧力導入管切損防止のための
保護用突起とを更に備えたものである。
【0018】請求項8記載の発明に係る過給圧制御装置
は、筺体は第1の圧力室を形成する成形加工されたケー
スと第2の圧力室を形成するハウジングとからなり、ケ
ースと一体成形加工されてケースに空気圧を導入する圧
力導入管と、この圧力導入管の内部に設けられた圧力導
入管切損防止のためのリブとを更に備えたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による過
給圧制御装置を示す断面図であり、図20に示した従来
の過給圧制御装置と同一または相当部分には同一符号を
付してその説明を省略する。図において、21は内燃機
関本体の固定部材(図1では図示を省略)に取付られる
取付部材、41は取付部材21にかしめにより固着され
たハウジング、4aはハウジング41の片側に形成され
た大気通路孔、5はハウジング41とケース6に挟持さ
れた薄膜状のダイアフラム、20はハウジング41とケ
ース6で形成される筺体、Aはケース6とダイアフラム
5とにより形成された圧力室(第1の圧力室)、Bはハ
ウジング41とダイアフラム5とで形成された圧力室
(第2の圧力室)、4xはかしめによりハウジング41
と取付部材21とを接合するためのハウジング41に設
けられたかしめ部である。
【0020】7はケース6に接合された圧力導入管、8
はダイアフラム5の一方の面に取り付けられた略皿状の
圧力室側ホルダ、9はダイアフラム5の他方の面に取り
付けられた大気室側ホルダ、10は大気通路孔4aを貫
通し一端部10aが圧力室側ホルダ8、ダイアフラム5
および大気室側ホルダ9と固着されたロッド、11はロ
ッド10の揺動を規制するガイド、12は大気室側ホル
ダ9とガイド11との間に配設され、ダイアフラム5を
ケース6側に付勢するスプリング、10bは制御弁駆動
用レバー(図1では図示を省略)に取り付けられている
ロッド10の他端である。
【0021】図2は取付部材21を図1の矢印ARで示
される方向からみた平面図であり、図において、2aは
ハウジング41の大気通路孔4aの大きさよりかしめ部
4xの厚さだけ大きい半径の円形状の穴、2zは取付部
材21を内燃機関本体の固定部材に取り付ける為のボル
ト用の穴である。
【0022】図3は図1に示したハウジング41の構成
を示す斜視図であり、図において、4bはハウジング4
1の大気通路孔4aの縁部を絞り出して形成された、か
しめ部4xを構成する円筒部であり、4cはこの円筒部
4bの先端部に設けられた半円状の切り欠き部である。
【0023】次に動作について説明する。ロッド10は
規定の長さだけ制御弁駆動用レバーの方向へ変位させ、
スプリング12を圧縮した状態で、装着されている。過
給圧制御装置の動作自体は図20に示した従来の過給圧
制御装置の動作と実質的に同じであり、再度説明する
と、ダイアフラム5の変位量は、第1の圧力室Aと第2
の圧力室Bの差圧の大きさとスプリング12の荷重の大
きさの釣合によりきまる。先ず、第1の圧力室Aに正圧
が導入されない場合、即ちスプリング12の付勢力に対
して第1の圧力室A内の圧力が略等しいかまたは低いと
きには、ダイアフラム5はスプリング12の付勢力によ
り圧力室側ホルダ8の先端部が第1の圧力室A側のケー
ス6の内壁面付近に位置している。次に、第1の圧力室
Aに圧力導入管7から正圧が導入された場合、即ちスプ
リング12の付勢力に対して第1の圧力室A内の圧力が
高いときには、ダイアフラム5はスプリング12の付勢
力に抗して第2の圧力室B側へ正圧の大きさに応じて変
位する。このダイアフラム5の変位はさらにロッド10
を介してハウジング41の外へ伝達されるので、ロッド
10に連結された制御弁駆動用レバー(図1では図示せ
ず)が作動して、ターボ過給機に設けられたウエストゲ
ートバルブ(図示せず)を開弁し、タービン回転数を低
下させることによって、内燃機関に供給する過給圧力が
調整される。
【0024】図4は取付部材21にハウジング41をか
しめにより固着させる際の工程を示す工程図であり、図
において、100及び101はかしめに用いられる治
具、2xは取付部材21の円形の穴2aの縁部である。
次にかしめの工程について説明する。図4の(イ)に示
すハウジング41と取付部材21とを、(ロ)に示すよ
うに治具100にセットし、(ハ)に示すように上部か
ら別の治具101によりプレスして、ハウジング41の
円筒部4bを穴2aの外周側に曲げることにより、ハウ
ジング41は取付部材21にかしめにより固着される。
こうして、ハウジング41のかしめ部4xは、取付部材
21の円形の穴2aの縁部2xを挟むようにしてハウジ
ング41を取付部材21に固着させている。円筒部4b
には切り欠き部4cが設けられているので、かしめ時に
円筒部4bの先端を周方向に伸ばす際に、先端部に割れ
が発生するのを防止できる。
【0025】なお、かしめ部4xの形状を精度よく出す
ためには、かしめを2工程に分け、まず最初に取付部材
21の平面に垂直な方向に対して45゜程度までかしめ
た後に、取付部材21の平面に垂直な方向に対して90
゜まで曲げて、最終形状のかしめ部4xを得るようにし
てもよい。
【0026】また、取付部材21に設けられた穴2aの
形状は図2においては円形としたが、他の形状であって
もよい。図5は取付部材21の穴の形状の他の例を示す
取付部材の平面図である。図において、(イ)は楕円穴
2eを示し、(ロ)は円形状の穴2aの縁の一部に回り
止め2fを設けたもの示し、(ハ)は12角形の穴2g
を示し、(ニ)は円形の穴2aの外周に放射状の凹部2
hを設けたものを示し、(ホ)は(ニ)における取付部
材21のA−A断面を示す。
【0027】上記楕円穴2e、回り止め2fを備えた穴
2a、12角形の穴2gまたは放射状凹部2hを備えた
穴2aのそれぞれに、ハウジング41の円筒部4bをか
しめた場合に、かしめた部分がこれらの穴の縁部にくい
込むので、円筒部4bの取付部材21に対する回転を防
止する役割を果たす。したがって、内燃機関の振動の影
響でハウジング41が振動しても、ハウジング41は回
転することなく取付部材21に強固に固着された状態を
保持することができる。また、切り欠き部4cは図3に
おいては半円形としたが、半円形以外の切り欠き部を設
けても同様の効果を奏する。
【0028】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2による過給圧制御装置を示す断面図であり、図1と
同一または相当部分は同一符号を付し、その説明は省略
する。図において、22はこの実施の形態による取付部
材であり、42はこの実施の形態によるハウジング、2
2aは取付部材22の円形穴の縁部、4iはハウジング
42の大気通路孔の縁部、4kはこの縁部4iに設けら
れたかしめ部である。図6に示した過給圧制御装置の動
作自体は図1の場合と実質的に同じであり説明を省略す
る。
【0029】図示のように、この実施の形態において
は、取付部材22の円形状の穴の縁部22aはハウジン
グの外側に突出しており、かしめ部4kはこの突出した
縁部22aに沿いハウジング42の外側に突出してかし
めている。これにより、内燃機関の動作時にハウジング
が取付部材22に対して振動しても、応力の集中する位
置が分散されるので、強度が向上する。このことを、図
7及び図8により更に詳細に説明する。
【0030】図7は実施の形態1において、取付部材2
1の縁部をハウジング41の縁部によりかしめた場合に
おいて、取付部材21に対してハウジング41が振動し
た場合の応力の集中場所を示す図、図8は実施の形態2
におけるように、取付部材22の円形状の穴の縁部及び
ハウジング42の大気通路孔の縁部をそれぞれ、ハウジ
ング42の外側に突出するようにした場合において、取
付部材22に対してハウジング42が振動した場合の応
力の集中場所を示す図である。図7の(イ)〜(ニ)か
らわかるように、実施の形態1の場合は、ハウジング4
1は内燃機関の振動に応じて取付部材21に対する位置
が相対的にずれるが、その振動は、かしめ部の屈曲部を
中心にしてハウジング41の壁と取付部材22の壁とが
離れたり密着したりする振動であるので、屈曲部Xに常
に応力が集中し、疲労によりハウジング41が破壊され
やすい。これに対し、図8の(イ)〜(ニ)からわかる
ように、実施の形態2の場合は、取付部材22の円形状
の穴の縁部及びハウジング42の大気通路孔の縁部をそ
れぞれ、ハウジング42の外側に突出させたことによ
り、ハウジング42が取付部材22に対して振動して
も、応力の集中する位置が、P、Q、R、S、と変化す
る。したがって、一カ所への応力の集中が防止でき、ハ
ウジング42の強度が実施の形態1の場合より向上す
る。
【0031】なお、以上の実施の形態2において、実施
の形態1の場合と同様に、かしめ部4kの先端部に切り
欠き部を設けることにより、かしめ部の割れを防止する
ことができる。また、取付部材22の穴を、図5に示し
た楕円穴2e、回り止め2fを備えた穴2a、12角形
の穴2g,または放射状凹部2hを備えた穴2aとする
ことにより、実施の形態1と同様に、かしめた部分が上
記穴の縁部にくい込み、取付部材22に対するハウジン
グ42の回転が防止できる。
【0032】実施の形態3.図9はこの発明の実施の形
態3による過給圧制御装置を示す断面図であり、図1と
同一または相当部分は同一符号を付し、その説明は省略
する。図において、43はこの実施の形態によるハウジ
ング、16はハウジング43とは別部材で形成されたか
しめ部、16bはかしめ部16を形成する円筒部であ
る。例えば、ハウジング43が絞り材のSPCDであ
り、軽量化のため肉厚0.8mm程度としている場合に
は、かしめ部16の材料としては、SUS材の肉厚1.
2mm等を使用する。
【0033】図10はかしめ部16の形状を示す斜視図
である。図において、16cは、実施の形態1及び2と
同様に、かしめ部16の円筒部16bの先端部に設けら
れた割れ防止用の切り欠き部である。
【0034】図9に示した過給圧制御装置の動作自体は
図1の場合と実質的に同じであり説明を省略する。この
実施の形態によれば、図9及び図10に示すように、か
しめ部16をハウジング43とは別部材で構成したこと
により、かしめ部16の強度をかしめ材の選定によって
自在に向上させることが可能である。また、切り欠き部
16cを設けることにより、かしめ時にかしめ部16の
円筒部16bの割れを防止できる。
【0035】実施の形態4.図11はこの発明の実施の
形態4による過給圧制御装置の一例を示す断面図であ
り、図1と同一または相当部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。図において、10はダイアフラム5
4の動作に応じて動作するロッド、64はケース、94
は中央部が塑性変形可能で、かつ、かしめによりロッド
10の一端に固着されているホルダ、9aはホルダ94
の塑性変形可能な中央部、9bはホルダ94のスプリン
グ受け部、17及び18はロッド10とホルダ94の中
央部9aとをかしめ、ホルダ94の塑性変形時に、その
かしめ部に変形の影響による緩みが発生しない様に固定
する上下のワッシャである。6aはケース64の一部を
構成し、ホルダ94の一部と当接するフラット面であ
る。
【0036】図12は図11に示した状態の過給圧制御
装置のロッド10の位置を調整する為にホルダ94の中
央部を塑性変形させた状態を示す過給圧制御装置の断面
図であり、図11と同一または相当部分は同一符号を付
し、その説明を省略する。図において、110はケース
64のフラット面6aを保持する為の治具、111はロ
ッド10の中央部10cを把持する為の治具である。
【0037】図11の例では、ロッド10の実寸法L
は、目標値Ltより長めの設定としてあり、各部品の寸
法のばらつきに応じてロッド10の寸法を調節する場合
でも、調整後のロッド10の寸法が目標値Ltより短く
ならない設定となっている。すなわち、図11の例で
は、寸法Lを長めの設定としておき、寸法Lが短くなる
ようホルダ94を塑性変形させ、L=Ltとなる様にロ
ッド10の位置を調整する。また、ロッド10の位置特
性のばらつきの要因としては、前記の各部品の寸法のば
らつきに加え、スプリング12の荷重のばらつきも考慮
する必要があり、スプリング12の荷重を考慮した目標
値Ltを算出し、ロッド10の位置の調整を行う。
【0038】ロッド10の位置の調整のためには、ま
ず、圧力室Aに印加されたある圧力に対して、ロッド1
0のストロークを測定し、その測定値と目標値Ltとの
差を検出する。ついで、測定した値と目標値Ltとの差
に基づいて、ロッド10の長さの調整量、すなわち、ホ
ルダ94の中央部9aをロッド10の軸方向で塑性変形
させるべき長さを算出する。次いで算出した長さだけホ
ルダ94の中央部9aの変形を変形させるが、この変形
は、図12に示すように、ケース64のフラット面6a
を治具110で保持し、ロッド10の中央部10c部を
治具111で把持してロッド10をA方向に押し、ホル
ダ94の中央部9aを前記の算出された長さ分変形させ
ることにより行われる。ホルダ94の中央部9aのみを
塑性変形可能とすることにより、圧力に対するロッド1
0の位置の調整の為のホルダ変形時に、スプリング受け
部9bへの変形の影響がない様にしている。
【0039】図13はこの発明の実施の形態4による過
給圧制御装置の他の一例を示す断面図であり、図11と
の相違点は、図11の例では、ロッド10の実寸法L
は、目標値Ltより長めの設定としたのに対し、図13
の例では、実寸法Lは、目標値Ltより短く設定してあ
ることである。図14は図13に示した状態の過給圧制
御装置のロッド10の位置を調整する為にホルダ94の
中央部を塑性変形させた状態を示す過給圧制御装置の断
面図であり、図13と同一または相当部分は同一符号を
付し、その説明を省略する。図において、112はハウ
ジング44の円筒部4mを保持する為の治具である。
【0040】次に図13及び図14の場合におけるロッ
ド位置の調整方法について説明する。まず、圧力室Aに
印加された圧力に対して、ロッド10のストロークを測
定し、その測定値と目標値Ltとの差を検出し、検出し
た値と目標値Ltとの差に基づいて、ロッド10の長さ
の調整量、すなわち、ホルダ94の中央部9aを塑性変
形させる長さを算出する。
【0041】次いで算出した長さだけホルダ94の中央
部9aを変形させるが、この変形は、図14に示すよう
に、ハウジング44の円筒部4mを治具112で保持
し、ロッド10の中央部10cを治具111で把持して
ロッド10をB方向に押し、ホルダ94の中央部9aを
前記の算出された長さ分だけB方向に変形させることに
より行われる。このようにホルダ94の中央部9aを図
12に示した場合と逆方向に変形させても、図12の場
合と同様に、過給圧に対するロッド10の位置の調整の
為のホルダ変形時に、スプリング受け部9bへの変形の
影響がない。
【0042】図1に示した例では、ダイアフラム5は圧
力室側ホルダ8と大気室側ホルダ9との間に挟んだ構成
としたが、図11から図14に示した実施の形態4で
は、第1の圧力室Aの側の圧力室側ホルダのかわりに、
ケース64のフラット面6aを用いてダイアフラム54
の周辺部を押さえるようにしている。フラット面6aの
かわりにケースの突起状の部分によりダイアフラム54
を押さえようとすると、ダイアフラムが破れてしまう
が、この実施の形態においては、ダイアフラム54はケ
ース64のフラット面6aとホルダ94の塑性変形しな
い部分との間に挟まれるので、ホルダ94の中央部9a
を塑性変形させてロッド10の位置を調整する時でも、
ダイアフラム54は損傷しない。また、ダイアフラム5
4はホルダ94の凹凸に沿って形成されているので、ホ
ルダ94の中央部9aとロッド10のかしめ部10aと
の間はほぼ隙間がない状態で対抗している。したがっ
て、ダイアフラム54を組み込む時点でホルダ94に対
するダイアフラム54の位置が決まる為、第1の圧力室
Aに導入される気体の圧力が変化しても、ダイアフラム
54の位置がずれることはない。さらに、ホルダ94の
中央部9aとダイアフラム54の中央部5aの間に隙間
がないため、過給圧力が印加された場合でも、ダイアフ
ラム54の中央部が変位することがなく、したがって、
かしめ部10aとダイアフラム54とのこすれがおこら
ないため、ダイアフラム54の耐久性が確保された形状
となっている。図11から図14に示した過給圧制御装
置の動作自体は図1の場合と実質的に同じであり説明を
省略する。
【0043】実施の形態5.図15はこの発明の実施の
形態5による過給圧制御装置を示す断面図、図16は図
15に示した過給圧制御装置を矢印ARの方向からみた
場合の側面図、図17は図16の一部の拡大図であり、
図1と同一部分または相当部分には同一の符号を付し
て、その説明は省略する。図15において、65は、例
えば、PPS樹脂、PA樹脂、あるいは様々な樹脂の混
合物等で作られ、圧力導入管75と一体成形されている
ケースである。図16において、6bは圧力導入管75
が外部からの衝撃等や振動により折れるのを防止する為
の突起部(保護用突起)、7aは圧力導入管75の先端
部である。
【0044】樹脂化により圧力導入管75の強度は低下
するが、その折れ防止対策として、図16に示す様に、
ケース65の上面にほぼ平行に圧力導入管75を配し、
圧力導入管75の先端部7aの両側にケース65の上面
から2つの突起6bを圧力導入管75より高くなるよう
設けてある。圧力導入管75の先端部7aには、過給圧
供給用のホースの抜け防止用のバルジ7bが設けられて
いるため、ケース65を成形するための金型を構成する
都合上、両側の突起6bは、バルジ7bの中央を横切る
線Cより圧力導入管75の更に先端方向に設けられてい
る。なお、図中の矢印は、金型を抜き取る方向を示す。
図15に示した過給圧制御装置の動作自体は図1の場合
と実質的に同じであり説明を省略する。
【0045】実施の形態6.図18はこの発明の実施の
形態6による過給圧制御装置のケース部のみを示す側面
図、図19は図18に示したケース部のA−A断面図で
ある。図において、66は例えば、PPS樹脂、PA樹
脂、あるいは様々な樹脂の混合物等で作られ、圧力導入
管76と一体成形されているケース、7cは樹脂化によ
り強度が低下した圧力導入管76の折れ防止対策として
圧力導入管内に設けられたリブである。
【0046】樹脂化により圧力導入管76の強度は低下
するが、その折れ防止対策として、図18及び図19に
示すように圧力導入管76の内部にリブ7cを設けたこ
とにより、圧力導入管76は補強され、圧力導入管76
が外部からの衝撃等や振動により折れるのが防止でき
る。リブ7cの幅は極力薄くして、過給圧の通路をふさ
がない構造としてある。この時、リブ7cは圧力導入管
76の全域に配置してもよいが、応力の集中する根元部
に、縦方向に設けることにより、圧力導入管76の剛性
を効果的に高める事が出来る。なお、図18及び図19
に示した過給圧制御装置の動作自体は図1の場合と実質
的に同じであり説明を省略する。
【0047】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、取付部材により内燃機関に取り付けられる筺体と
取付部材とをかしめにより接合し、かしめ部先端に割れ
防止用の切り欠き部を設けるように構成したので、高価
な設備を必要とせずに筺体を取付部材に安価に接合でき
る為、安価で、十分な信頼性を有する過給圧制御装置が
得られる効果がある。
【0048】請求項2記載の発明によれば、取付部材に
より内燃機関に取り付けられる筺体、その中のダイアフ
ラム、ダイアフラムを付勢するスプリング、圧力室に導
入された気体の圧力に応じた往復動により内燃機関に供
給する空気の圧力を調節するロッドを備えた過給圧制御
装置において、筺体と取付部材とをかしめにより接合
し、かしめ部先端に割れ防止用の切り欠き部を設けるよ
うに構成したので、請求項1の発明と同様の効果が得ら
れる。
【0049】請求項3記載の発明によれば、かしめ部は
ロッドを貫通させる略円形状の穴の縁部において取付部
材をかしめるように構成したので、請求項2の発明と同
様の効果が得られる。
【0050】請求項4記載の発明によれば、取付部材の
略円形上の縁部を筺体の外側に突出させ、かしめ部もそ
の突出した縁部をかしめるように筺体の外側に突出させ
て構成したので、筺体が振動しても応力が一カ所に集中
することを防止でき、筺体の強度が向上する効果が得ら
れる。
【0051】請求項5記載の発明によれば、かしめ部と
筺体とを別部品で構成したので、かしめ部の強度が筺体
とは独立に自在に向上する効果がある。
【0052】請求項6記載の発明によれば、ホルダを塑
性変形可能なホルダで構成したので、他の部品の精度の
低下が可能となり、その結果、安価でしかも特性のばら
つきの小さい過給圧制御装置が得られる効果がある。
【0053】請求項7記載の発明によれば、ケースと圧
力導入管を一体に成形し、切損防止用の保護用突起を設
けて構成したので、低強度材質であっても衝撃や振動に
より圧力導入管が破壊される危険が少ない過給圧制御装
置が得られる効果がある。
【0054】請求項8記載の発明によれば、ケースと圧
力導入管を一体に成形し、圧力導入管内部に保護用リブ
を設けるように構成したので、低強度材質であっても衝
撃や振動により圧力導入管が破壊される危険が少ない過
給圧制御装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による過給圧制御装
置を示す断面図である。
【図2】 図1の矢印ARの方向から見た取付部材を示
す平面図である。
【図3】 図1におけるハウジングを示す斜視図であ
る。
【図4】 図1におけるハウジングを取付部材にかしめ
により固着させる際の工程を示す工程図である。
【図5】 この発明の実施の形態1における取付部材の
穴の形状の他の例を示す取付部材の平面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による過給圧制御装
置を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態1における軸方向加振
時のハウジングの挙動を説明する状態遷移図である。
【図8】 この発明の実施の形態2における軸方向加振
時のハウジングの挙動を説明する状態遷移図である。
【図9】 この発明の実施の形態3による過給圧制御装
置を示す断面図である。
【図10】 図9におけるかしめ部のかしめ前の形状を
示す斜視図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による過給圧制御
装置において、ロッドの実寸法を目標値より長めに設定
した場合を示す断面図である。
【図12】 図11に示した過給圧制御装置においてロ
ッド位置を調節するためにホルダを塑性変形させた例を
示す断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態4による過給圧制御
装置において、ロッドの実寸法を目標値より短めに設定
した場合を示す断面図である。
【図14】 図13に示した過給圧制御装置においてロ
ッド位置を調節するためにホルダを塑性変形させた例を
示す断面図である。
【図15】 この発明の実施の形態5による過給圧制御
装置を示す断面図である。
【図16】 図15に示した過給圧制御装置を矢印AR
の方向からみた場合の側面図である。
【図17】 図16の一部の拡大図である。
【図18】 この発明の実施の形態6による過給圧制御
装置のケースのみを示す側面図である。
【図19】 図18に示したケースのA−A断面図であ
る。
【図20】 従来の過給圧制御装置を示す断面図であ
る。
【図21】 従来の過給圧制御装置におけるロッドの長
さの調節方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
2a 穴(略円形状の穴)、2x,22a 縁部、4c
切り欠き部、4x,16 かしめ部、5,54 ダイ
アフラム、6b 突起部(保護用突起)、7cリブ、1
0 ロッド、11,94 ホルダ、12 スプリング、
20 筺体、21,22 取付部材、41 ハウジン
グ、43a ハウジングの端部(筺体の端部)、65,
66 ケース、75,76 圧力導入管、A 圧力室
(第1の圧力室)、B 圧力室(第2の圧力室)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部材により内燃機関に取り付けられ
    る過給圧制御装置において、筺体と前記取付部材とをか
    しめにより接合させるかしめ部と、前記かしめ部の先端
    部に設けられ、かしめ時に前記かしめ部の先端が割れる
    ことを防止するための切り欠き部とを備えたことを特徴
    とする過給圧制御装置。
  2. 【請求項2】 筺体内に設けられ筺体内を第1の圧力室
    と第2の圧力室とに両成するダイアフラムと、このダイ
    アフラムの前記第2の圧力室側に添設されたホルダと、
    前記第2の圧力室内に設けられ前記ダイアフラムを前記
    第1の圧力室側または前記第2の圧力室側に前記ホルダ
    を介して付勢するスプリングと、前記ホルダに一端部が
    固定されていると共に他端部が前記筺体の外に突出して
    おり、前記第1の圧力室に導入された気体の圧力に応じ
    た往復動により内燃機関に供給する空気の圧力を調節す
    るロッドと、前記筺体に設けられ前記筺体と前記取付部
    材とをかしめにより接合させるかしめ部と、前記かしめ
    部の先端部に設けられ、かしめ時に前記かしめ部の先端
    が割れることを防止するための切り欠き部とを備えた過
    給圧制御装置。
  3. 【請求項3】 取付部材はロッドを貫通させる略円形状
    の穴を有し、かしめ部は前記略円形状の穴の縁部におい
    て前記取付部材をかしめるようにしたことを特徴とする
    請求項2記載の過給圧制御装置。
  4. 【請求項4】 取付部材の略円形状の穴の縁部が筺体の
    外側に突出しており、かしめ部は前記突出した縁部をか
    しめるように前記筺体の外側に突出していることを特徴
    とする請求項3記載の過給圧制御装置。
  5. 【請求項5】 かしめ部と筺体とは互いに別部品で構成
    し、前記かしめ部と取付部材の略円形状の穴の縁部とで
    前記筺体の端部を挟むようにして前記筺体を前記取付部
    材に取り付けたことを特徴とする請求項3記載の過給圧
    制御装置。
  6. 【請求項6】 筺体内に設けられ筺体内を第1の圧力室
    と第2の圧力室とに両成するダイアフラムと、このダイ
    アフラムの前記第2の圧力室側に添設されたホルダと、
    前記第2の圧力室内に設けられ前記ダイアフラムを前記
    第1の圧力室側または前記第2の圧力室側に前記ホルダ
    を介して付勢するスプリングと、前記ホルダに一端部が
    固定されていると共に他端部が前記筺体の外に突出して
    おり、前記第1の圧力室に導入された気体の圧力に応じ
    た往復動により内燃機関に供給する空気の圧力を調節す
    るロッドとを備えた過給圧制御装置において、前記ホル
    ダは、過給圧に対応する前記ロッドの位置を調節可能な
    ように塑性変形可能なものであることを特徴とする過給
    圧制御装置。
  7. 【請求項7】 筺体内に設けられ筺体内を第1の圧力室
    と第2の圧力室とに両成するダイアフラムと、このダイ
    アフラムの前記第2の圧力室側に添設されたホルダと、
    前記第2の圧力室内に設けられ前記ダイアフラムを前記
    第1の圧力室側または前記第2の圧力室側に前記ホルダ
    を介して付勢するスプリングと、前記ホルダに一端部が
    固定されていると共に他端部が前記筺体の外に突出して
    おり、前記第1の圧力室に導入された気体の圧力に応じ
    た往復動により内燃機関に供給する空気の圧力を調節す
    るロッドとを備えた過給圧制御装置において、前記ダイ
    アフラムと共に前記第1の圧力室を形成する成形加工さ
    れたケースと、前記かしめ部を含み前記ダイアフラムと
    共に前記第2の圧力室を形成するハウジングと、前記ケ
    ース上部に前記ケース上面とほぼ並行に前記ケースと一
    体成形加工されて前記ケースに空気圧を導入する圧力導
    入管と、前記圧力導入管の両側に設けられた圧力導入管
    切損防止のための保護用突起とを更に備えていることを
    特徴とする過給圧制御装置。
  8. 【請求項8】 筺体内に設けられ筺体内を第1の圧力室
    と第2の圧力室とに両成するダイアフラムと、このダイ
    アフラムの前記第2の圧力室側に添設されたホルダと、
    前記第2の圧力室内に設けられ前記ダイアフラムを前記
    第1の圧力室側または前記第2の圧力室側に前記ホルダ
    を介して付勢するスプリングと、前記ホルダに一端部が
    固定されていると共に他端部が前記筺体の外に突出して
    おり、前記第1の圧力室に導入された気体の圧力に応じ
    た往復動により内燃機関に供給する空気の圧力を調節す
    るロッドとを備えた過給圧制御装置において、前記ダイ
    アフラムと共に前記第1の圧力室を形成する成形加工さ
    れたケースと、前記かしめ部を含み前記ダイアフラムと
    共に前記第2の圧力室を形成するハウジングと、前記ケ
    ース上部に前記ケース上面とほぼ並行に前記ケースと一
    体成形加工されて前記ケースに空気圧を導入する圧力導
    入管と、前記圧力導入管の内部に設けられた圧力導入管
    切損防止のためのリブとを更に備えていることを特徴と
    する過給圧制御装置。
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