JPH0984742A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH0984742A
JPH0984742A JP7244943A JP24494395A JPH0984742A JP H0984742 A JPH0984742 A JP H0984742A JP 7244943 A JP7244943 A JP 7244943A JP 24494395 A JP24494395 A JP 24494395A JP H0984742 A JPH0984742 A JP H0984742A
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hole
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air
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Seiji Kitano
誠二 北野
Tsuguo Okazaki
次生 岡▲崎▼
Takeshi Yokoi
武司 横井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 挿入部先端部の組立性を向上させ、先端部本
体に絶縁カバーを組み付ける際の接着剤のしみ出しを防
止すると共に、接着強度及び水密性を保持する。 【解決手段】 内視鏡挿入部の先端部5は、先端部本体
14とこの先端部本体14の先端側を覆う絶縁カバー1
9とを有して構成されている。絶縁カバー19には、ノ
ズル用貫通孔19d部分において第一凸部19b、照明
系貫通孔19f部分において第一凸部19bよりも突出
した第二凸部19cが設けられ、これに対応して先端部
本体14には、送気送水管路14eの先端側周辺に第一
凸部19bが嵌合する第一凹部14b、照明系取付孔1
4dの先端側周辺に第二凸部19cが嵌合する第二凹部
14cが設けられている。絶縁カバー19を先端部本体
14に組み付ける際には、前記凸部と凹部による嵌合部
に接着剤を塗付し、両者を固定するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観察光学系等を備
えた挿入部を有する内視鏡に関し、特に内視鏡の挿入部
先端部における先端部本体と絶縁カバーの接合構造の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】観察光学系等を備えた細長の挿入部を有
する内視鏡は、医療分野、工業分野等で広く用いられて
いる。内視鏡の挿入部先端部は、一般的には金属等の硬
性部材で形成された先端部本体に絶縁部材からなるカバ
ーを被覆して、被検体の感電などを防止し電気安全性を
向上させた構成となっている。
【0003】従来は、実公平6−28081号公報のよ
うに、金属製の先端部本体の先端面を凹状に形成すると
ともに、電気絶縁性の部材で形成した絶縁カバーの後端
面を凸状に形成して、その凸状部を上記先端部本体の凹
部に嵌合させて接着剤により固定していた。また、先端
部本体と絶縁カバーとを貫通する貫通孔を穿設して、そ
の貫通孔内に内蔵物の先端を取着していた。この各内蔵
物の先端を取着する複数の貫通孔間は、絶縁カバーの後
端面と金属製の先端部本体の前面とを平面同士で突き当
てて接着していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例のように貫通孔部分において絶縁カバーと先端部本
体とを平面同士で突き当てて接着する構成では、接着剤
を塗布しすぎると組立時に接着剤が貫通孔へしみ出して
貫通孔を狭めたり埋めてしまう不具合が生じる。逆に、
接着剤の塗布量が少ないと各貫通孔間の水密が保たれな
くなるおそれがある。水密が保持できないと、洗滌時に
各貫通孔間のすきまから内視鏡内部に水が侵入してしま
い、故障の原因となってしまうという不具合が生じる。
【0005】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、先端部本体の先端側に絶縁カバーを被覆して挿
入部先端部を構成したものにおいて、貫通孔内に接着剤
がしみ出すことを防止すると共に、絶縁カバーと先端部
本体との接着強度及び水密性を保持でき、組立性及び内
蔵物の絶縁カバーへの固定強度を向上させることが可能
な内視鏡を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡は、
挿入部先端を構成する先端部本体と、この先端部本体の
外表面が露出しないよう該先端部本体の先端側を覆う絶
縁カバーとを有し、前記先端部本体と絶縁カバーとを貫
通する貫通孔を穿設した内視鏡において、前記絶縁カバ
ーに形成される貫通孔の開口部の周囲を凸状部に形成
し、この凸状部に嵌合する凹状部を前記先端部本体の貫
通孔の開口部周囲に形成したものである。前記凸状部と
凹状部との嵌合面に接着剤を塗布して先端部本体と絶縁
カバーとを固定することにより、貫通孔内に接着剤がし
み出すおそれがなく、絶縁カバーと先端部本体との接着
強度及び水密性を保持でき、組立性が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図8は本発明の第1の
実施形態に係り、図1は内視鏡システムの全体構成を示
す構成説明図、図2及び図3は内視鏡の挿入部先端部の
構成を示す軸方向断面図(図2は図4において断面F−
O2 −O1 −O3 −F′で切った図、図3は図4におい
て断面G−O−G′で切った図)、図4は挿入部先端部
の先端面における配置構成を示す平面図(図2において
A方向から見た矢視図)、図5は図2,図3において断
面C−C,断面E−Eで切った横断面図、図6は図2に
おいて断面D−Dで切った横断面図、図7は図2におい
て断面B−Bで切った横断面図、図8は図5における係
止ピンの変形例を示す横断面図である。
【0008】図1に示す内視鏡システム1は、内視鏡2
を有しており、この内視鏡2は細長く可撓性を有する挿
入部3と、この挿入部3の手元側に連結された操作部4
とを備えて構成されている。
【0009】挿入部3の先端側には、硬性の先端部5が
設けられ、この先端部5に隣接して後端側に湾曲可能な
湾曲部6が設けられている。
【0010】操作部4の挿入部3側の側部には、内視鏡
内部に配設された図示しない挿通チャンネルに連通する
挿入口7が設けられている。操作部4の基端側の側部に
は、回動させることによって湾曲部6を湾曲操作する湾
曲操作ノブ8が設けられている。さらに操作部4の湾曲
操作ノブ8の裏側から後方に可撓性を有するユニバーサ
ルコード9が延出しており、このユニバーサルコード9
の端部にはコネクタ10が設けられている。
【0011】内視鏡1は、前記コネクタ10及びユニバ
ーサルコード9を介して、観察用の照明光源を備えた光
源装置と映像信号処理回路とが内蔵された制御装置11
に接続されるようになっている。前記制御装置11に
は、表示手段としてカラーCRTのモニタ12が映像信
号ケーブル13によって接続されている。
【0012】図2ないし図7に示すように、前記先端部
5を構成する先端部本体14には、後述する各種の内蔵
物、例えば観察光学系、照明光伝達系、及び送気または
送水の少なくとも一方がなされる管路等が組み込まれて
いる。
【0013】一方、前記湾曲部6は、金属材からなる複
数の湾曲用駒15を互いにリベット17で回動自在に連
結して構成され、湾曲用駒15の外周には電気絶縁性の
合成樹脂からなる外皮18が被覆されている。外皮18
の端部は、固定糸47によって縛り固定されている。
【0014】前記先端部本体14の先端面及び先端側外
周面には、ポリサルフォン等の合成樹脂やセラミック等
の電気絶縁性の材料からなる絶縁カバー19が被嵌され
ている。これらの先端部本体14及び絶縁カバー19に
は、挿入部軸方向に対物観察ユニット20が着脱自在に
取り付けられている。
【0015】図2及び図3に示すように、前記対物観察
ユニット20は、その先端に対物第一レンズ20a,対
物第二レンズ20bが配置されている。そして、前記対
物第一レンズ20a及び対物第二レンズ20bを保持す
る対物レンズ内枠50が設けられ、この対物レンズ内枠
50の操作部側外周部に対物レンズ外枠39が配設され
ている。
【0016】この対物レンズ外枠39は、その外周溝3
9aにOリング40が取り付けられ、さらに先端部本体
14に貫通した対物レンズ枠取付孔14gに嵌合するよ
うになっている。また、対物レンズ外枠39の外周中途
に設けられたV字溝39bには、その2つの斜面のうち
の先端部側に配置された斜面39cに、対物観察ユニッ
ト固定ネジ41の円錐部先端41aが当接するようにな
っている。
【0017】対物観察ユニット固定ネジ41は、図5に
示すように、先端部本体14の外周から対物レンズ枠取
付孔14gに貫通して設けられたネジ孔14hに螺合
し、先端部本体14に対して対物観察ユニット20を固
定するようになっている。
【0018】このとき、対物レンズ外枠39を対物レン
ズ枠取付孔14gに挿入後、外周部に組み付いたOリン
グ40がネジ孔14hと干渉しないように、対物レンズ
枠取付孔14g壁面のうちOリング40との摺動部分に
は、ネジ孔14h部分を越えて先端部までU字溝14i
が設けられ、このU字溝14iによりOリング40とネ
ジ孔14hとの干渉を防止している。
【0019】図2及び図3に示すように、絶縁カバー1
9はほぼキャップ状に形成されており、先端部本体の先
端側端面14aと絶縁カバーの操作部側端面19aとが
当接するようになっている。
【0020】絶縁カバー19には、挿入部軸方向にノズ
ル用貫通孔19dが穿設されており、このノズル用貫通
孔19dには、対物観察ユニット20の対物第一レンズ
20a表面を洗滌する対物レンズ洗滌ノズル21が嵌合
し、図7(図2のB−B断面)に示すように挿入部径方
向に嵌入された係止ピン22によって絶縁カバー19内
に係止している。
【0021】前記係止ピン22が挿通する係止ピン取付
孔19hは、絶縁カバー19に設けたノズル用貫通孔1
9dに連通し、このノズル用貫通孔19dから絶縁カバ
ー19の外周に向かって径方向に貫通している。係止ピ
ン22は、係止ピン取付孔19hに嵌合し、この嵌合部
にシリコン系で剥離しやすい接着剤を塗付することによ
り、絶縁カバー19に固定されている。係止ピン22の
外表面端部22bは、組み付け時に絶縁カバー19の外
周面と一致させるため、円弧状の曲面に形成されてい
る。
【0022】また、係止ピン22の他端には、対物レン
ズ洗滌ノズル21の側周部に設けられた係合凹部21b
に係合する円弧状の端面を有する先端部22aが形成さ
れている。この先端部22aは、対物レンズ洗滌ノズル
21の着脱方向(挿入部先端方向)に対し、直角方向で
対物レンズ洗滌ノズル21の係合凹部21bと係合し、
対物レンズ洗滌ノズル21を係止するようになってい
る。
【0023】なお、係止ピン22は、図8に示すような
変形例とすることもできる。つまり、係止ピン22の一
部に細径部22cを設け、この細径部22c以外の部分
のみに接着剤を塗布することにより、接着剤の塗布量を
規制することができ、係止ピン22の抜去性を向上させ
ることも可能である。
【0024】前記ノズル用貫通孔19dは、先端部本体
14の送気送水管路14eに連通しており、この送気送
水管路14eの後端には送気送水パイプ24が取り付け
られている。送気送水パイプ24の後端部には、送気送
水チューブ25が連結されている。
【0025】前記先端部本体14と絶縁カバー19は、
図5に示すように、両者にそれぞれ固定孔14j,19
jが設けられ、そこに接着剤を充填することにより先端
部本体14と絶縁カバー19を固定する構造となってい
る。
【0026】また、前記絶縁カバー19及び先端部本体
14には、照明光伝達系を構成する照明レンズユニット
33が配置され、この照明レンズユニット33の手元側
に光学繊維束からなるライトガイド34が連設されてい
る。ライトガイド34は、ライトガイド保護チューブ4
8を外装することにより、他の内蔵物によるライトガイ
ドの折れを防止している。このライトガイド保護チュー
ブ48の先端は固定糸49により縛り固定されている。
【0027】前記ライトガイド34の先端は、ライトガ
イド枠44が装着され、先端部本体14を軸方向に貫通
する照明系取付孔14dに後方より挿入され、図6に示
すように先端部本体14内で固定ネジ42によって固定
されている。一方、前記照明レンズユニット33は、照
明系取付孔14dに接着剤で固定されている。
【0028】また、絶縁カバー19には照明系取付孔1
4dと対向する位置に照明系貫通孔19fが設けられて
おり、この照明系貫通孔19fには照明レンズ33aを
先端内部に配置した照明レンズユニット33の先端が接
着固定されている。照明レンズユニット33の先端近傍
外周には外枠フランジ部35が設けられており、この外
枠フランジ部35が先端部本体14の先端面に当接する
ことにより、照明レンズユニット33の軸方向の位置が
決められるようになっている。
【0029】本実施形態では、図2に示すように、対物
レンズ洗滌ノズル21を取り付けるノズル用貫通孔19
dの開口部の周囲において第一凸部19bが形成されて
いる。これに対応して、先端部本体14には、送気送水
管路14eの先端側周辺に第一凸部19bが嵌合する第
一凹部14bが設けられている。また、照明光伝達系取
付用の照明系貫通孔19fの開口部の周囲において第一
凸部19bよりも挿入部軸方向後方に突出した第二凸部
19cが形成されている。これに対応して、先端部本体
14には、照明系取付孔14dの先端側周辺に第二凸部
19cが嵌合する第二凹部14cが設けられている。
【0030】また、図3に示すように、絶縁カバー19
及び先端部本体14には、処置具チャンネルの先端を構
成する処置具挿通パイプ36が取り付けられている。処
置具挿通パイプ36は、絶縁カバー19を挿入部軸方向
に貫通した処置具挿通パイプ貫通孔19gと、前記処置
具挿通パイプ貫通孔19gに対向する位置で先端部本体
14を軸方向に貫通した処置具挿通パイプ取付孔14f
とに嵌合し固定されている。
【0031】処置具挿通パイプ36は、先端部本体14
の後端面から操作部側に延出し、この処置具挿通パイプ
36の操作部側には、チャンネルチューブ37が連結し
ている。チャンネルチューブ37の先端は、固定糸38
でチャンネルチューブ37の外周を糸巻きにより縛って
接着面を密着させることにより、処置具挿通パイプ36
に固定されている。またチャンネルチューブ37は、外
周に螺旋状の溝37aを設けることにより、曲がり性を
向上させて湾曲操作の力量を軽くすると共に、さらにこ
の溝37aにコイル45を巻きつけることにより、曲げ
応力に対してある程度の強度を持たせてチャンネルチュ
ーブ37の座屈を防止している。
【0032】次に、前述のように構成された内視鏡2の
先端部5の組立手順を以下に説明する。
【0033】まず、送気送水パイプ24と処置具挿通パ
イプ36を先端部本体14に位置決めして半田付けによ
り固定する。
【0034】次に、照明レンズユニット33の外周に接
着剤を塗布し、先端部本体14に照明レンズユニット3
3の外枠フランジ部35が当接するまで挿入する。さら
に、絶縁カバー19と先端部本体14の当接面に接着剤
を塗布し、両者を接合し硬化させる。また、ライトガイ
ド34にライトガイド保護チューブ48を外装し、固定
糸49により固定する。
【0035】そして、図2及び図3に示す処置具挿通パ
イプ36と絶縁カバー19に設けた処置具挿通パイプ貫
通孔19gとの隙間、照明レンズユニット33と絶縁カ
バー19との隙間、送気送水パイプ24と絶縁カバー1
9との隙間、の合計3カ所に接着剤を前述の構成になる
ように気密的に充填し硬化させる。
【0036】さらに、処置具挿通パイプ36の一端に接
着剤を塗布してチャンネルチューブ37を嵌合させ、固
定糸38でチャンネルチューブ37の接着部のほぼ全域
の外周を糸巻き固定する。このようにして処置具挿通パ
イプ36の後端にチャンネルチューブ37を密着させ硬
化させる。また、チャンネルチューブ37の溝37aに
沿ってコイル45を外装する。
【0037】次いで、図2及び図3に示す対物観察ユニ
ット20のレンズ枠段部50aに接着剤を塗布し、先端
部本体14の対物レンズ枠取付孔14g段部に当接する
まで挿入し、対物観察ユニット固定ネジ41で固定す
る。そして、対物観察ユニット20が絶縁カバー19に
嵌合したときに形成される隙間に、接着剤を気密的に充
填する。
【0038】また、対物レンズ洗滌ノズル21の外周に
接着剤を塗布し、絶縁カバー19の当接面19kまで挿
入する。さらに対物レンズ洗滌ノズル21の開口部21
aが対物第一レンズ20aの方向に開口するように位置
決めして、送気または送水の射出方向を調整する。
【0039】さらに、図7に示す絶縁カバー19に設け
た係止ピン取付孔19hに接着剤を塗布し、この係止ピ
ン取付孔19hに係止ピン22を挿入し、係止ピン22
の先端部22aを例えば対物レンズ洗滌ノズル21の係
合凹部21bに当接させ、前記接着剤を硬化させる。こ
れによって対物レンズ洗滌ノズル21は、係止ピン22
が破壊または抜去されるまで絶縁カバー19から抜けな
いようになる。
【0040】このとき、第一凸部19bが第一凹部14
bに嵌合するが、その際に第一凸部19bは絶縁カバー
19の装着においてガイドの役割をはたし、絶縁カバー
19と先端部本体14の各貫通孔、例えばノズル用貫通
孔19dと送気送水管路14e、対物レンズ枠挿通孔1
9iと対物レンズ枠取付孔14g等の位置決めを行うこ
とができる。これにより、絶縁カバー19装着時の組立
性が向上する。
【0041】絶縁カバー19を先端部本体14に組み付
ける際には、接着剤を絶縁カバー19と先端部本体14
が嵌合及び当接する部分、例えば操作部側端面19a、
第一凸部19b、第二凸部19cに塗布する。
【0042】ここで、前記接着剤を塗布する手順とし
て、第二凸部19c周辺に関する接着剤の塗布を例にと
り説明する。接着剤を絶縁カバー19の嵌合面に塗布
し、先端部本体14の第二凹部14cに挿入する。この
際、接着剤は第二凸部14cの端面に一部しみ出すが、
照明レンズユニット33取付用の照明系貫通孔19fや
照明系取付孔14dの内部へしみ出して貫通孔を埋めて
しまうことはない。
【0043】最後に、先端部本体14と絶縁カバー19
の側部にそれぞれ設けた固定孔14j,19jに接着剤
を充填し、両者の固定を行う。
【0044】以上説明したように、本実施形態では、第
一凸部19b,第一凹部14b及び第二凸部19c,第
二凹部14cを設けることにより、先端カバー19と先
端部本体14とを組み付ける際の組立作業性を向上させ
ることができる。
【0045】また前記構成により、照明レンズユニット
33と絶縁カバー19の嵌合長が長くなり接着面積が増
加するので、照明レンズユニット33と絶縁カバー19
の固定強度を増加させることができる。また、絶縁カバ
ー19と先端部本体14との嵌合長が長くなり接着面が
増加するので、絶縁カバー19と先端部本体14との固
定強度を増加させることができ、さらに水密性も向上さ
せることが可能となる。
【0046】また、第二凸部19cの嵌合面にのみ接着
剤を塗布することにより、照明レンズユニット33取付
用の照明系貫通孔19f及び照明系取付孔14dなど、
内蔵物を取り付ける貫通孔内に接着剤がしみ出すことを
防止でき、挿入部先端部を組立てる際の不具合をなくす
ことができる。
【0047】以下の第2及び第3の実施形態において、
前述した第1の実施形態における絶縁カバーと先端部本
体とを嵌合させる凹凸部の構成を変更した例を示す。
【0048】図9ないし図14は本発明の第2の実施形
態に係り、図9は内視鏡の挿入部先端部の構成を示す軸
方向断面図(図2と同一箇所の断面図)、図10は図9
において断面H−Hで切った横断面図、図11は送気送
水管路内を掃除する掃除用ブラシの外観構成を示す側面
図、図12は送気送水パイプの変形例を示す軸方向断面
図、図13は図12の送気送水パイプをI方向から見た
矢視図、図14は送気送水管路分岐部の構成を示す軸方
向断面図である。
【0049】図9及び図10に示すように、第2の実施
形態の絶縁カバー69は、図2に示した第1の実施形態
と同様に、第一凸部69bが形成されると共に、この第
一凸部69bからさらにノズル用貫通孔69dの開口部
の周囲において挿入部軸方向後方に突出した第二凸部6
9cが設けられている。すなわち、対物レンズ洗滌ノズ
ル21を係止するための係止ピン22が嵌入する係止ピ
ン取付孔69hを設けることにより肉厚になっている第
一凸部69bから、さらに操作部側に突出している第二
凸部69cが設けられ、二段状の凸部が形成されてい
る。
【0050】前記第一凸部69b及び第二凸部69cに
対応して、先端部本体64側には、第一凸部69bが嵌
合する第一凹部64bと、第二凸部69cが嵌合する第
二凹部64cとが設けられている。
【0051】その他の部分の構成は第1の実施形態とほ
ぼ同様であり、説明を省略する。
【0052】本実施形態では、絶縁カバー69を先端部
本体64に組み付けた際に、第二凸部69cと第二凹部
64cが嵌合する形となるので、送気送水管路64eと
ノズル用貫通孔69dは段差なく連通し、管路内の洗滌
の際に掃除用ブラシが引っかかることなく、また汚物も
溜まりにくい構造となっている。
【0053】送気送水管路64e等の管路内を洗滌する
際には、図11に示すような掃除用ブラシ23を用い
る。本実施形態では掃除用ブラシ23の挿通性を向上さ
せるために、先端部本体64には斜めに送気送水管路6
4eが設けてあるので、対物レンズ洗滌ノズル21の中
心軸d1 と先端部本体64の先端側端面64aでの管路
中心d2 とをずらして配置している。この結果、掃除用
ブラシ23を斜め孔からストレート孔へスムーズに挿通
でき、中心をずらさない場合よりも挿通性が向上する。
【0054】また、送気送水管路64eは、先端部本体
64に斜めに設けられているため、先端側端面64aに
おいて断面形状が楕円になる。よって、絶縁カバー69
のノズル用貫通孔69dと送気送水管路64eとをつな
ぐ管路中継部69eは、ノズル用貫通孔69d側が丸円
状で送気送水管路64e側が楕円状の断面形状となって
いる。
【0055】ここで、管路中継部69eの孔の開口端を
送気送水管路64eの先端側端面64aにおける断面形
状と同形状の楕円とすることにより、段差が生じること
がないので、掃除用ブラシ23の引っかかりがなく、洗
滌性が向上する。なお、管路中継部69eと送気送水管
路64eとの段差がわずかである場合は、管路中継部6
9eの開口端の断面形状を真円としても良い。
【0056】さらに、絶縁カバー69の管路中継部69
eは、洗滌性向上のため、孔が丸断面から送気送水管路
64eに向かって楕円断面へと断面形状が変化する部分
においても段差を設けず、滑らかにつないで形成してい
る。
【0057】また、送気送水管路64eの後端に連結さ
れる送気送水パイプ24の曲げ角度θは、掃除用ブラシ
23の挿通性を考慮して15°以下としている。
【0058】なお、送気送水パイプ24は、掃除用ブラ
シ23の挿通性をよくするため、図12及び図13に示
すような形状とすることも可能である。この変形例で
は、送気送水パイプ24aを送気送水管路14eの先端
まで貫通した構造となっており、送気送水パイプ24a
の内径の一部に拡大穴28を設けている。これにより、
掃除用ブラシ23をスムーズに挿通することが可能とな
る。
【0059】また、先端部本体14と送気送水パイプ2
4aの接着面積を増加し接着強度を増加するために、送
気送水パイプ24aの外径の一部を加工して平坦部29
を設けている。
【0060】前記送気送水パイプ24aの一端は、先端
部本体14に半田付けにより固定され、他端には挿入部
内を挿通する送気送水チューブ25の一端が連結してい
る。この送気送水チューブ25は、先端近傍の外周を固
定糸26によって縛ることにより、送気送水パイプ24
aに固定されている。このチューブ固定部には、送気送
水パイプ24aの後端側と送気送水チューブ25との接
着面を密着させるため、熱収縮チューブ27が密着され
ている。さらに、送気送水チューブ25が他の内蔵物に
より傷つけられるのを防止するため、保護チューブ43
が外装されている。
【0061】送気送水チューブ25の手元側の端部は、
図14に示すような送気送水管路分岐30に連結されて
いる。送気送水管路分岐30の送気パイプ30aには送
気チューブ31の一端が、送水パイプ30bには送水チ
ューブ32の一端が連結している。そして、送気チュー
ブ31,送水チューブ32の他端は、操作部4に設けら
れた図示しない管路切り換え装置に連結している。ま
た、作業性を良くするために、送気チューブ31,送水
チューブ32の端部近傍には若干細径にしたしぼり部3
1a,32aが設けられている。
【0062】前記送気パイプ30aと送水パイプ30b
は、半田付け部53により両者は接続固定されている。
組立時には、送気送水管路分岐30に各チューブを連結
した後、強度向上のため接着剤を塗布して接着剤層54
を形成する。
【0063】このような送気送水管路においては、洗滌
を繰り返すと掃除用ブラシ23によりチューブ内径が削
られ、チューブ肉厚が薄くなってチューブの座屈を起こ
し易くなる問題点がある。そこで、図14に示すよう
に、掃除用ブラシ23を通す送気チューブ31の肉厚t
1 を送水チューブ32の肉厚t2 よりも厚くしている。
また、送気送水チューブ25の肉厚t3 も送水チューブ
32の肉厚t2 よりも厚く、送気チューブ31の肉厚t
1 と同程度としてある。
【0064】また、送気チューブ31の内径φ1 と送水
チューブ32の内径φ2 は、ほぼ同じとしても良いし、
送気チューブ31の内径φ1 の方を送水チューブ32の
内径φ2 よりも小さくしても良い。送気チューブ31の
内径φ1 を小さくした場合は、肉厚t1 を厚くしても送
気チューブ31と送水チューブ32の外径はほぼ同じと
なるため、挿入部の外径が太径化してしまうことを防止
できる。
【0065】本実施形態の絶縁カバー69を先端部本体
64に組み付ける際には、接着剤を絶縁カバー69の嵌
合面に塗布し、先端部本体64の第二凹部64cに挿入
する。この際、接着剤は第二凸部64cの端面に一部し
み出すが、送気送水管路69eを埋めてしまうことはな
い。
【0066】その他の部分の組立手順は前述した第1の
実施形態と同様である。
【0067】本実施形態によれば、第一凸部69b,第
一凹部64b及び第二凸部69c,第二凹部64cを設
けることにより、第1の実施形態と同様に先端カバー6
9と先端部本体64とを組み付ける際の組立作業性を向
上させることができる。
【0068】また前記構成により、対物レンズ洗滌ノズ
ル21と絶縁カバー69の嵌合長が長くなり接着面積が
増加するので、対物レンズ洗滌ノズル21と絶縁カバー
69の固定強度を増加させることができる。
【0069】さらに、送気送水管路64eのような斜め
孔が穿設されていても、先端部本体64の送気送水管路
64eと絶縁カバー69のノズル用貫通孔69dとは段
差なく確実に連通するので、掃除用ブラシ23の挿脱時
にひっかかることがなく、洗滌性が良好である。
【0070】また、第二凸部69cの嵌合面にのみ接着
剤を塗布することにより、ノズル用貫通孔69d及び送
気送水管路64eなどの貫通孔内に接着剤がしみ出すこ
とを防止でき、かつ第二凸部69cと第二凹部64cと
の嵌合部分の送気送水管路の水密を保つことができる。
よって、挿入部先端部のどこからも水漏れするおそれが
なく、送気送水の機能を不具合なく発揮することができ
る。
【0071】図15及び図16は本発明の第3の実施形
態に係り、図15は内視鏡の挿入部先端部の構成を示す
軸方向断面図(図3と同一箇所の断面図)、図16は図
15において断面J−Jで切った横断面図である。
【0072】第3の実施形態の絶縁カバー119は、処
置具挿通パイプ36を挿通する処置具挿通パイプ貫通孔
119gの開口部の周囲において、挿入部軸方向後方に
突出した第二凸部119cが設けられている。この第二
凸部119cに対応して、先端部本体114側には、第
二凸部119cが嵌合する第二凸部114cが設けられ
ている。なお図示しないが、図2に示した第1の実施形
態と同様に、絶縁カバー119と先端部本体114には
ノズル用貫通孔の開口部の周囲においてそれぞれ第一凸
部,第一凹部が設けられている。
【0073】その他の部分の構成、及び組立手順は第1
の実施形態とほぼ同様であり、説明を省略する。
【0074】本実施形態の構成では、第一凸部,第一凹
部及び第二凸部119c,第二凹部114cを設けるこ
とにより、第1の実施形態と同様に先端カバー119と
先端部本体114とを組み付ける際の組立作業性を向上
させることができる。
【0075】また、第二凸部119cの嵌合面にのみ接
着剤を塗布することにより、処置具挿通パイプ貫通孔1
19g及び処置具挿通パイプ取付孔114fなどの貫通
孔内に接着剤がしみ出すことを防止でき、挿入部先端部
を組立てる際の不具合をなくすことができる。さらに、
絶縁カバー119の第二凸部119cと先端部本体11
4の第二凹部114cの当接面に接着剤が充填されるた
め、絶縁カバー119と先端部本体114の嵌合部に隙
間ができず、汚物がたまることを防止できる。また、処
置具挿通パイプ36による吸引管路部分の水密が保たれ
るので、吸引機能を不具合なく発揮することができる。
【0076】また前記構成により、絶縁カバー119と
先端部本体114との嵌合長が長くなり接着面積が増加
するので、絶縁カバー119と先端部本体114との固
定強度を増加させることができる。また、絶縁カバー1
19と処置具挿通パイプ36との嵌合長が長くなり接着
面積が増加するので、処置具挿通パイプ36の絶縁カバ
ー119への固定強度を増加させることが可能になる。
【0077】[付記] (1) 挿入部先端を構成する先端部本体と、この先端
部本体の外表面が露出しないよう該先端部本体の先端側
を覆う絶縁カバーとを有し、前記先端部本体と絶縁カバ
ーとを貫通する貫通孔を穿設した内視鏡において、前記
絶縁カバーに形成される貫通孔の開口部の周囲を凸状部
に形成し、この凸状部に嵌合する凹状部を前記先端部本
体の貫通孔の開口部周囲に形成したことを特徴とする内
視鏡。
【0078】(2) 挿入部先端を構成する先端部本体
と、この先端部本体の外表面が露出しないよう該先端部
本体の先端側を覆う絶縁カバーとを有し、前記先端部本
体と絶縁カバーとを貫通する貫通孔を穿設した内視鏡に
おいて、前記絶縁カバーの先端部側端部に第一凸状部
を、前記先端部本体の先端部に前記第一凸状部に嵌合す
る第一凹状部をそれぞれ形成すると共に、前記絶縁カバ
ーに形成される貫通孔の開口部の周囲に前記第一凸状部
よりも突出した第二凸状部を形成し、この第二凸状部に
嵌合する第二凹状部を前記先端部本体の貫通孔の開口部
周囲に形成したことを特徴とする内視鏡。
【0079】付記1または2の構成では、絶縁カバーと
先端部本体にそれぞれ設けた凸状部と凹状部の嵌合部に
接着剤を塗付して両者を固定する構造となっており、管
路等を構成している貫通孔への接着剤のしみ出しを防止
することができ、組立性を向上させることができる。ま
た、接着面積が増加し、絶縁カバーと貫通孔に挿通する
内蔵物との嵌合長及び先端部本体と絶縁カバーとの嵌合
長が長くなるため、固定強度が増加する。さらにこの構
成により、内視鏡先端部の水密及び管路の水密を確実に
保持することができる。
【0080】(3) 前記凸状部及び凹状部を、照明光
伝達系を挿通する照明ユニット貫通孔の周囲に設けたこ
とを特徴とする付記1に記載の内視鏡。
【0081】付記3の構成では、照明光伝達系を挿通す
る貫通孔への接着剤のしみ出しを防止することができ、
挿入部先端部の照明光伝達系周辺の水密を確実に保持す
ることが可能となる。
【0082】(4) 前記凸状部及び凹状部を、洗滌用
ノズルを挿通するノズル用貫通孔の周囲に設けたことを
特徴とする付記1に記載の内視鏡。
【0083】付記4の構成では、洗滌用ノズルを挿通す
る貫通孔、すなわち送気送水管路の貫通孔への接着剤の
しみ出しを防止することができ、挿入部先端部の送気送
水管路周辺の水密を確実に保持することが可能となるた
め、送気送水の機能を不具合なく発揮することができ
る。
【0084】(5) 前記凸状部及び凹状部を、処置具
挿通パイプを挿通する処置具チャンネル貫通孔の周囲に
設けたことを特徴とする付記1に記載の内視鏡。
【0085】付記5の構成では、処置具挿通管路を挿通
する貫通孔、すなわち吸引管路を兼ねた処置具チャンネ
ルの貫通孔への接着剤のしみ出しを防止することがで
き、挿入部先端部の吸引管路周辺の水密を確実に保持す
ることが可能となるため、吸引機能を不具合なく発揮す
ることができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、先
端部本体の先端側に絶縁カバーを被覆して挿入部先端部
を構成したものにおいて、貫通孔内に接着剤がしみ出す
ことを防止すると共に、絶縁カバーと先端部本体との接
着強度及び水密性を保持でき、組立性及び内蔵物の絶縁
カバーへの固定強度を向上させることが可能となる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡システムの全体構成を示す構成説明図
【図2】本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の挿入部
先端部の構成を示す軸方向断面図(図4において断面F
−O2 −O1 −O3 −F′で切った図)
【図3】本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の挿入部
先端部の構成を示す軸方向断面図(図4において断面G
−O−G′で切った図)
【図4】挿入部先端部の先端面における配置構成を示す
平面図(図2においてA方向から見た矢視図)
【図5】図2,図3において断面C−C,断面E−Eで
切った横断面図
【図6】図2において断面D−Dで切った横断面図
【図7】図2において断面B−Bで切った横断面図
【図8】図5における係止ピンの変形例を示す横断面図
【図9】本発明の第2の実施形態に係る内視鏡の挿入部
先端部の構成を示す軸方向断面図(図2と同一箇所の断
面図)
【図10】図9において断面H−Hで切った横断面図
【図11】送気送水管路内を掃除する掃除用ブラシの外
観構成を示す側面図
【図12】送気送水パイプの変形例を示す軸方向断面図
【図13】図12の送気送水パイプをI方向から見た矢
視図
【図14】送気送水管路分岐部の構成を示す軸方向断面
【図15】本発明の第3の実施形態に係る内視鏡の挿入
部先端部の構成を示す軸方向断面図(図3と同一箇所の
断面図)
【図16】図15において断面J−Jで切った横断面図
【符号の説明】
2…内視鏡 3…挿入部 5…先端部 14…先端部本体 14b…第一凹部 14c…第二凹部 14d…照明系取付孔 14e…送気送水管路 14f…処置具挿通パイプ取付孔 19…絶縁カバー 19b…第一凸部 19c…第二凸部 19d…ノズル用貫通孔 19f…照明系貫通孔 19g…処置具挿通パイプ貫通孔 20…対物観察ユニット 21…対物レンズ洗滌ノズル 22…係止ピン 24…送気送水パイプ 25…送気送水チューブ 33…照明レンズユニット 34…ライトガイド 36…処置具挿通パイプ 37…チャンネルチューブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部先端を構成する先端部本体と、こ
    の先端部本体の外表面が露出しないよう該先端部本体の
    先端側を覆う絶縁カバーとを有し、前記先端部本体と絶
    縁カバーとを貫通する貫通孔を穿設した内視鏡におい
    て、 前記絶縁カバーに形成される貫通孔の開口部の周囲を凸
    状部に形成し、この凸状部に嵌合する凹状部を前記先端
    部本体の貫通孔の開口部周囲に形成したことを特徴とす
    る内視鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN112204447A (zh) * 2018-06-06 2021-01-08 奥林巴斯株式会社 内窥镜的粘合结构

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JP2008136740A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Olympus Medical Systems Corp 挿入具
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