JPH0983122A - はんだ供給方法 - Google Patents

はんだ供給方法

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JPH0983122A
JPH0983122A JP24197095A JP24197095A JPH0983122A JP H0983122 A JPH0983122 A JP H0983122A JP 24197095 A JP24197095 A JP 24197095A JP 24197095 A JP24197095 A JP 24197095A JP H0983122 A JPH0983122 A JP H0983122A
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JP
Japan
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solder
footprint
supply method
plate
solder paste
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Application number
JP24197095A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tejima
康裕 手島
Yasushi Kobayashi
泰 小林
Masao Hodozuka
昌男 程塚
Kazuhiko Ota
和彦 太田
Mamoru Shinjo
護 新城
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3431Leadless components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof
    • H05K3/3478Applying solder preforms; Transferring prefabricated solder patterns

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】SMT(表面実装技術)プリント回路板の組立
に用いられるはんだの供給方法に関し、メタルマスクを
必要としないようにする。 【解決手段】フィレット形成に必要な体積のはんだプレ
ートを基板上のフットプリント上に搭載後、さらに該は
んだプレート上に表面実装部品を搭載する。また、はん
だペーストを供給する場合には、回転プロペラを内蔵し
下部に印刷面積に対応した出口穴を設けたはんだペース
ト容器にはんだペーストを貯蔵しておき、該回転プロペ
ラを回転させることにより該はんだペーストを該出口穴
から基板上のフットプリント上に押し出すように構成
し、或いは、基板上のレジスト表面よりフットプリント
表面を低くし、該フットプリントによる凹部分にはんだ
ペーストを塗布すればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明ははんだ供給方法に関
し、特にSMT(表面実装技術)プリント回路板の組立
に用いられるはんだの供給方法に関するものである。
【0001】SMTプリント回路板の組立にはプリント
基板にはんだを印刷(供給)する必要がある。
【0002】
【従来の技術】図20は従来より知られているはんだペ
ーストの供給方法を示したもので、このはんだ供給方法
を図21に示した手順(SMTプロセス)を参照して以
下に説明する。
【0003】まず、図20(1)及び(2)ははんだペ
ーストの印刷前の状態を示しており、同図(3)及び
(4)ははんだペーストを印刷した後の図を示してい
る。
【0004】同図(1)に示す如く、テーブル71の上
にはプリント基板72が置かれており、このプリント基
板72の上にはメタルマスク73が用意されている。
【0005】このメタルマスク73は外側に枠73aを
有するもので、同図(2)に示すように開孔部73bが
設けられている。
【0006】そして、このようなメタルマスク73上に
はんだペースト74を用意し、スキージー75によって
同図(1)に示すように矢印Aの方向に移動させること
により、印刷(図21)を行うことができる。
【0007】同図(3)はこの印刷が終了したときの
状態を示したもので、はんだペースト74をスキージー
75によって移動させることにより、同図(2)に示し
た開孔部73bにはんだペースト74が印刷(供給)さ
れる結果、同図(4)に示すように、プリント基板72
上に設けられているフットプリント76上にはんだペー
スト74’が印刷されることになる。
【0008】このようにはんだペースト74’が印刷さ
れたフットプリント76を有する基板72ははんだペー
スト74’に表面実装部品(SMD)が搭載される(図
21)ことにより、この後、リフローはんだ付けを
行ってフットプリント76に該表面実装部品がはんだ付
けされることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のは
んだ供給方法ではプリント基板にはんだペーストを印刷
するためにメタルマスクを必要としていたので、以下の
ような問題点があった。
【0010】(1)多品種・少量生産では、はんだペー
スト印刷機へのメタルマスクの取付けや取外しを頻繁に
行わなければならず、生産性を悪化させることになる。
また、メタルマスクの製作手番(約2週間)が必要なた
め、製造納期短縮化の妨げとなっている。さらには、メ
タル製作コストや保管・管理コストが必要となる。
【0011】(2)メタルマスク印刷方式では、プリン
ト基板が平坦でなければ実行できず他の部品が実装され
た後では印刷できない。
【0012】したがって本発明は、メタルマスクを必要
としないはんだペーストの供給方法に関するものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】
〔1〕上記の目的を達成するため本発明に係るはんだ供
給方法においては、フィレット形成に必要な体積のはん
だプレートを基板上のフットプリント上に搭載後、さら
に該はんだプレート上に表面実装部品(SMD)を搭載
したことを特徴としている。
【0014】これにより他品種・少量生産ラインにおい
てメタルマスクを使用せずに表面実装部品にはんだを供
給することができる。
【0015】〔2〕上記のはんだプレートは、フィレッ
トとフットプリントとの界面モデル形状より大きく且つ
該フットプリントの形状より小さいことが好ましい。
【0016】これにより、はんだプレートはフットプリ
ントと表面実装部品とを最も有効にはんだ接合すること
ができる。
【0017】〔3〕上記のはんだプレートを治具に設け
たカセット部に格納しておき、任意に選択可能にするこ
とができる。
【0018】これにより、複数のカセット部からそれぞ
れはんだプレートを取り出して上記のようにはんだ供給
することにより、効率的なはんだプレートの供給が可能
となる。
【0019】〔4〕また、本発明においては、はんだプ
レートを吸着ノズルで吸引し、転写方式によりフラック
スを塗布して該フットプリントに接着するとともに該表
面実装部品にも該フラックスを塗布して該はんだプレー
トに接着するこができる。
【0020】これにより、フットプリントにはフラック
スを介して上記のはんだプレートが接着され、このはん
だプレートにはさらにフラックスを介して表面実装部品
が接着されるようになる。
【0021】〔5〕本発明においては、リードフレーム
母材のリード接合部分にはんだプレートを貼り付け、該
リードフレーム母材を所定の形状に打ち抜くことにより
該接合部分を残してリードフレームを形成することがで
きる。
【0022】このようにして、QFPリードフレームを
メタルマスクを用いずに形成することができる。
【0023】〔6〕また、リードフォーミング時にリー
ドにはんだプレートを貼り付けることによってもQFP
リードフレームを形成することができる。
【0024】〔7〕本発明においては、回転プロペラを
内蔵し下部に印刷面積に対応した出口穴を設けたはんだ
ペースト容器にはんだペーストを貯蔵しておき、該回転
プロペラを回転させることにより該はんだペーストを該
出口穴から基板上のフットプリント上に押し出すことが
できる。
【0025】即ち本発明においては、はんだペーストを
容器に入れておき、その容器に内蔵した回転プロペラを
回転させることによりこの容器内のはんだペーストを容
器下部に設けた出口穴から印刷したい基板上のフットプ
リントに印刷することができる。
【0026】このようにしても、メタルマスクを利用せ
ずに、はんだペーストを用いる場合でのはんだペースト
の切れがよく、フットプリントのサイズに応じたはんだ
ペーストの供給が可能となる。
【0027】〔8〕本発明においては、基板上のレジス
ト表面よりフットプリント表面を低くし、該フットプリ
ントによる凹部分にはんだペーストを塗布することがで
きる。
【0028】これにより、メタルマスクを使用せずに、
レジスト凹部分にはんだペーストを印刷することができ
る。
【0029】
〔9〕本発明においては、はんだペースト
容器に接続した一列にピッチ可変可能な複数のノズルか
ら対応したフットプリントにはんだペーストを塗布する
ことができる。
【0030】即ち、複数あるフットプリントにはんだペ
ーストを塗布する際、種々のフットプリント間隔に対応
してノズルのピッチを可変することができ、はんだペー
スト容器に接続されたノズルから各フットプリント上に
はんだペーストを塗布することが可能となる。
【0031】〔10〕本発明においては、L型のノズル
からフットプリントにはんだペーストを塗布することが
できる。
【0032】即ち、L型ノズルの場合、プリント基板に
押しあてた状態ではんだペーストの塗布を行い、基板の
反りによるノズルと基板との間隙の変化を防止すること
ができる。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るはんだ供給方
法(その1)を示したもので、この実施例では特に表面
実装部品としてチップ部品にはんだを供給する方法を示
したものである。
【0034】即ち、図中、1ははんだプレートを示し、
同図(1)に示すようにチップ部品2における電極3に
対してそれぞれはんだプレート1を用意し、同図(2)
に示すように基板PL上のフットプリント4に対しては
んだプレート1を搭載した後、このはんだプレート1に
対して電極3が接続されるようにチップ部品2をさらに
搭載する。
【0035】そして、このようにチップ部品2を搭載し
た後、リフローすることによりはんだ付けを実現するこ
とができる。
【0036】なお、この場合のはんだプレート1の融点
は例えば183°Cである。
【0037】図2には本発明に係るはんだ供給方法(そ
の2)が示されており、特にこの実施例では表面実装部
品としてリード部品に対するはんだの供給方法を示した
ものである。
【0038】即ち、同図(1)に示すように、リード5
を有するリード部品6(QFP部品)に対してはんだプ
レート1を用意し、同図(2)に示すように基板PL上
に設けたフットプリント4にはんだプレート1を搭載
し、これらのはんだプレート1の上にさらにリード部品
6のリード5を乗せてリフローすることによりはんだ付
けを実現するものである。
【0039】図3は、図1に示したはんだ供給方法(そ
の1)の実施例におけるチップ部品2をはんだ付けした
後に形成されるフィレットモデルを示したもので、図3
(1)に示すように図1(2)の状態でリフローはんだ
付けを行うと、はんだプレート1が溶けてフィレット7
の状態になる。
【0040】このフィレット7の状態を分解すると図3
(2)に示すようにフィレット部分〜で示すことが
できる。
【0041】また、図4は図2に示したはんだ供給方法
(その2)に用いるリード部品のフィレットモデルを示
したもので、図2(2)に示す状態でリフローはんだ付
けを行うと、図4(1)に示すようにリード5に対して
はんだプレート1はフィレット7の状態となる。
【0042】このフィレット7は同図(2)に示すよう
にフィレット部分〜に分解することができる。
【0043】ここで、図3及び図4に示したはんだプレ
ートのフィレットモデルからフィレットの体積量Vfを
計算で求めてみる。
【0044】まず、はんだ供給量Vはフィレット体積量
Vfに条件係数Aを掛けることにより、 V=Vf×A で表される。
【0045】なお、係数Aは、はんだ付け品質を最良に
するためにSMT工法・部品構造・設備・環境条件等に
より1〜1.5程度の範囲で変動するものである。
【0046】図5は表面実装部品とはんだプレートとフ
ットプリントとの関係を平面的に示したもので、図1及
び図3に示したようなチップ部品に対してはんだプレー
ト1を設けた場合には、図5(1)(a)に示すように
はんだプレート1の体積Vp=はんだ供給量Vとなるよ
うにパンチング等によりはんだプレート1を形成する。
【0047】これは、図2及び図4に示したリード部品
の場合も同様にして図5(2)(a)に示す如くはんだ
プレート1を形成する。
【0048】この後、はんだプレート1の外形は、はん
だ濡れ性を考慮すると、フットプリント4の外形以内で
あり且つ点線で示したフィレットモデルの底面外形8よ
り大きいことが好ましい(同図(2)(b)参照)。
【0049】また、はんだプレート1の厚さは上記のよ
うに外形を設定すると体積から求めることができる。
【0050】図6は上記のはんだプレート1を格納して
おく実施例(その1)を示したもので、同図(1)及び
(2)は図1(1)及び(2)にそれぞれ示した形状の
はんだプレート1を格納するエンボステープ9を用いて
おり、このエンボステープ9にはカセット部10が設け
られており、このカセット部10は同図(1)(b)及
び(2)(b)に示す如くエンボステープ9から窪んだ
空間を形成しており、この窪んだ空間にはんだプレート
1が格納できるようになっている。
【0051】但し、取り出すとき以外ははんだプレート
1を外部から保護するため、このカセット部10を覆う
ようにフィルム11が設けられている。
【0052】そして、このようにエンボステープ9のカ
セット部10に格納されたはんだプレート1は同図
(3)に示す吸着ノズル12による真空吸着等で一つず
つ取り上げ、上記のようにフットプリント4の上に搭載
する等の工程に進むことになる。
【0053】図7ははんだプレートの格納例(その2)
を示したもので、同図(1)においては、治具13の上
部にカセット部14を設け、このカセット部14からは
んだプレート1が滑り降りて来るような構造となってお
り、滑り降りて来たはんだプレート1は吸着ノズル12
によって吸い取られて取り出されるようになっている。
【0054】また、同図(2)に示すようにカセット部
15を用意し、このカセット部15に設けた押し上げピ
ン16上にはんだプレート1を重ねて挿入し、上から吸
着ノズル12によって取り出すようにすることも可能で
ある。
【0055】図8は、図6及び図7に示したような吸着
ノズル12によってはんだプレート1を取り上げた状態
で、上記のようにフットプリント4に対して接着する場
合、フラックスが必要である。
【0056】このため、図8に示す実施例においては、
治具17を用意し、この治具17を中心に回転可能なヘ
ラ18を設け、治具17内にフラックス19を置いてこ
のヘラ18を回転させるか、または治具17を矢印Bの
方向に回転させることによりフラックス19を同図
(2)に示すように均一に設けることができる。
【0057】このような状態において、吸着ノズル12
によって吸着されたはんだプレート1をフラックス19
に付着させることで、図示の如くはんだプレート1の下
部にフラックス19’を塗布することができ、これをフ
ットプリント4の上に載せることによりフットプリント
4とはんだプレート1とを接着させることができる。
【0058】このような状態が図9に示されており、図
8(2)に示すように下部にフラックス19’が塗布さ
れたはんだプレート1を吸着ノズル12が取り上げるこ
とにより、基板PL上のフットプリント4にこのはんだ
プレート1を載せて接着させることができる(図9
(1)及び(2)参照)。
【0059】このようにして、フットプリント4上には
んだプレート1が搭載された後、はんだプレート1に搭
載される部品側にもフラックスの塗布を行う必要がある
ため、同図(3)に示すように吸着ノズル12によって
表面実装部品としてのリード部品6を吸着ノズルによっ
て吸着しながら治具17におけるフラックス19に付け
ると、同図に示すようにリード部品6のリード5にフラ
ックス19’を塗布させることができる。
【0060】そして、このような状態で同図(1)及び
(2)に示したはんだプレート上にリード部品6を搭載
すると同図(5)に示すようにフットプリント4上のは
んだプレート1に対してリード部品6のリード5が接着
されるように位置付けしてSMDの組立を行う。
【0061】なお、同図(4)に示すようなチップ部品
2の場合も同様にして行うことは言うまでもない。
【0062】図10〜図13は本発明に係るはんだ供給
方法(その3)の実施例を示したもので、この実施例で
は特にはんだ付QFPリードフレームへの応用を考慮し
たものである。
【0063】即ち、まず図10に示すように、まずリー
ドフレーム母材20においてリード接合部になる位置に
はんだプレート21を貼り付ける。
【0064】そして、このようにしてはんだプレート2
1を貼り付けたリードフレーム母材20において図11
に示すような所定形状の打ち抜き部分22を設ける。こ
れにより、リード部となる位置にはんだプレート21が
残ることになる。
【0065】その後、図12に示すように、リードフレ
ームの中央部分にICチップ23を搭載し、チップ電極
とリードフレーム母材20の打ち抜かれて残っている部
分をAuあるいはAl等のワイヤ24でボンディングし
て接続する。
【0066】このような状態で点線で示す如くチップコ
ート25をICチップ23の被膜として施した後、カッ
ト位置C1〜C3で母材20をカットする。
【0067】これにより、図13に示すようにチップ2
3にワイヤ24を介して接続されたリード5を有するQ
FP26が形成できることとなり、このリード5には図
10で搭載したはんだプレート21が残ることになる。
【0068】このようなQFP26のリード5を折り曲
げることにより図2等に示したリード部品6が得られ
る。
【0069】図14は本発明に係るはんだ供給方法(そ
の4)の実施例を示したもので、特にこの実施例では、
リードフォーミング時にリードにはんだを付けたもので
ある。
【0070】即ち、同図(1)に示すようにリードフォ
ーミング前はICチップ27を内蔵したQFP26を用
意し、同図(2)に示すようにこのQFP26から伸び
たリード5に対してはんだプレート1を載せる。
【0071】そして、同図(3)に示すようにリード5
に対してはんだプレート1を圧着させるかまたはフラッ
クス等で接着し且つリード5を図示のような状態に曲げ
る。
【0072】そして、同図(4)に示すようにリード5
に合わせて加工を行うか、或いは同図(5)に示すよう
にはんだプレート1はそのままとして加工し、QFP2
6を形成するようにしてもよい。
【0073】上記の実施例においては、はんだ供給方法
に用いる「はんだ」としてはんだプレートを適用した
が、はんだペーストを適用する場合には従来は図15
(1)に示すように容器30にはんだペースト31を貯
蔵しておき、容器30の上部からエア圧等によってはん
だペースト31を基板PL上のフットプリント32には
んだペースト31を塗布する方法が採用されていた。
【0074】しかしながら、このようなはんだ供給方法
でははんだペーストのキレが悪く、QFP等の連続した
部分への供給には適していなかった。
【0075】そこで本発明では、同図(2)に示すよう
にはんだペースト31を貯蔵した容器33の中心軸34
に回転プロペラ(スキージー)35を取り付け、この中
心軸34を回転プロペラ35が回転することにより、容
器33の下部に設けた出口穴36からはんだペースト3
1を押し出す方式を採用している。
【0076】即ち、この容器33にははんだペーストを
印刷したい面積の出口穴36が設けられており、XYロ
ボット等によりはんだ供給位置に移動させた後、この出
口穴36の面積分はんだペースト31が押し出されて、
同図(3)に示すように基板PL上のフットプリント3
2にはんだペーストが塗布され、同図(4)に示すよう
にフットプリント32上にはんだペースト31’が塗布
された形になる。
【0077】なお、この場合のはんだペースト31’の
高さは出口穴36の厚さによって決めることができる。
【0078】図16は本発明に係るはんだ供給方法(そ
の6)の実施例を示したもので、同図(1)に示す如く
従来の基板PL上にはレジスト41やフットプリント4
2が搭載されているが、これらのレジスト41やフット
プリント42の厚みは例えば50〜60μ程度であり且
つ均等になっている。
【0079】そこで、本発明では同図(2)に示すよう
に例えばレジスト41の厚さを100〜200とするこ
とによりレジスト41とフットプリント42との間に凹
部分が形成できることとなる。
【0080】そこで、同図(3)に示すように基板PL
面と同じ厚さの場合にはんだペースト43を乗せ、基板
全体にスキージー44で印刷することにより、レジスト
凹部にはんだペースト43’が印刷されることになる。
【0081】したがって、その後に表面実装部品を実装
してリフローはんだ付けすることになる。
【0082】図17は本発明に係るはんだ供給方法(そ
の7)の実施例を示したものである。
【0083】この実施例では、QFPやSOP等複数あ
るパッドにはんだペースト塗布ができるようにするた
め、はんだペースト塗布用ノズル52を一列に複数備
え、これらのノズル52をはんだペースト51を内蔵し
た容器50と接続する。
【0084】ノズルの径は内径0.2mm、外径0.4mm
程度であり、0.4mmピッチのQFPへのはんだペース
ト塗布が可能となる。
【0085】それぞれのノズル52ははんだペースト5
1を充填した容器50に接続されていて、この容器50
にエア圧を加えることではんだペースト51の塗布が行
われる。
【0086】このようなノズル52は図18(1)及び
(2)に示す如くXYZ駆動ユニットに取り付けられて
いる。
【0087】はんだペースト51の塗布はノズル列をQ
FP等のフットプリント4の端側に移動させた後、ノズ
ルを降下させる(0.15mm)。
【0088】次に、容器50にエア圧を加えながらノズ
ル列をフットプリント4の反対側に移動させてはんだペ
ースト51’を塗布する。
【0089】ノズル列がフットプリント4の端側に到着
した後、容器50への加圧を停止しノズル列を上昇させ
る。
【0090】はんだペースト51’の塗布量は容器50
へのエア圧とノズル列の移動速度で調整する。
【0091】QFP一列のフットプリント数がノズル数
より少ない場合には余分なノズルへのエア圧を停止して
はんだペースト塗布を行わないようにする必要がある。
【0092】また、フットプリント数がノズル数より多
い場合には繰り返し塗布を行えばよい。
【0093】さらに、ノズル52は図15に示すように
円盤53をサーボモータ54に接続することにより、可
動式でピッチを変更することができ、異なるピッチのQ
FPへの塗布を可能としている。
【0094】図19は本発明に係るはんだ供給方法(そ
の8)の実施例を示したものである。
【0095】即ち、表面実装部品を実装し、はんだ付け
を行うとプリント基板に反りが生じる。反りがあるプリ
ント基板に上記のような方式ではんだペーストを塗布す
る場合、ノズルと基板との間隙が反りによって変化する
ため、塗布量にばらつきを起こす恐れがある。
【0096】このような問題を解決するため、この実施
例においてはノズル61の形状をL字型にしている。
【0097】これにより、プリント基板PLに押し当て
た状態ではんだペースト62の塗布を行い、反りによる
ノズル61と基板PLとの間隙の変化を防止している。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るはんだ
供給方法によれば、フィレット形成に必要な体積のはん
だプレートを基板上のフットプリント上に搭載後、さら
に該はんだプレート上に表面実装部品を搭載するように
構成したので、メタルマスクを用いる必要がなく、以て
他品種・少量生産において生産性を向上させるととも
に、コストの削減をもたらすことができる。
【0099】また、はんだペーストを供給する場合に
は、回転プロペラを内蔵し下部に印刷面積に対応した出
口穴を設けたはんだペースト容器にはんだペーストを貯
蔵しておき、該回転プロペラを回転させることにより該
はんだペーストを該出口穴から基板上のフットプリント
上に押し出すように構成し、或いは、基板上のレジスト
表面よりフットプリント表面を低くし、該フットプリン
トによる凹部分にはんだペーストを塗布するように構成
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るはんだ供給方法(その1)の実施
例を示した斜視図である。
【図2】本発明に係るはんだ供給方法(その2)の実施
例を示した斜視図である。
【図3】本発明に係るはんだ供給方法に用いられるチッ
プ部品のフィレットモデルを示した斜視図である。
【図4】本発明に係るはんだ供給方法に用いられるリー
ド部品のフィレットモデルを示した斜視図である。
【図5】本発明に係るはんだ供給方法に用いるはんだプ
レートの形状例を示した図である。
【図6】本発明に係るはんだ供給方法に用いるはんだプ
レートの格納例(その1)を示した図である。
【図7】本発明に係るはんだ供給方法に用いるはんだプ
レートの格納例(その2)を示した図である。
【図8】本発明に係るはんだ供給方法に用いるはんだプ
レートへのフラックス塗布例を示した図である。
【図9】本発明に係るはんだ供給方法により表面実装部
品(SMD)を組み立てる工程を示した図である。
【図10】本発明に係るはんだ供給方法(その3)の実
施例においてリードフレーム母材にはんだプレートを搭
載した状態を示した平面図である。
【図11】本発明に係るはんだ供給方法(その3)の実
施例においてリードフレーム母材を所定の形状に打ち抜
いた状態を示した平面図である。
【図12】本発明に係るはんだ供給方法(その3)の実
施例においてリードフレーム母材を所定のリードフレー
ムにカットする前の状態を示した平面図である。
【図13】本発明に係るはんだ供給方法(その3)の実
施例において最終的にカットされたリードフレームを示
した平面図である。
【図14】本発明に係るはんだ供給方法(その4)を説
明するための図である。
【図15】本発明に係るはんだ供給方法(その5)を示
した図である。
【図16】本発明に係るはんだ供給方法(その6)を示
した図である。
【図17】本発明に係るはんだ供給方法(その7)を示
した図である。
【図18】ノズルピッチの可変方法例を示した図であ
る。
【図19】本発明に係るはんだ供給方法(その8)を示
した図である。
【図20】従来例によるはんだ供給方法を説明するため
の図である。
【図21】従来例に係るはんだ供給方法の手順を示した
概略フローチャート図である。
【符号の説明】
1 はんだプレート 2 チップ部品 3 電極 4 フットプリント 5 リード 6 リード部品 7 フィレット 8 フィレットモデル底面外径 9 エンボステープ 10 カセット部 12 吸着ノズル 14,15 カセット部 13,17 治具 19,19’ フラックス 20 リードフレーム母材 21 はんだプレート 22 打ち抜き部分 26 リード部品(又はQFP) 33 容器 31 はんだペースト 35 回転プロペラ 36 出口穴 41 レジスト 42 フットプリント 43 はんだペースト 44 スキージー 50 容器 51 はんだペースト 52 ノズル 54 サーボモータ 61 L字型ノズル 62 はんだペースト PL プリント基板 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 程塚 昌男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 太田 和彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 新城 護 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィレット形成に必要な体積のはんだプレ
    ートを基板上のフットプリント上に搭載後、さらに該は
    んだプレート上に表面実装部品を搭載したことを特徴と
    するはんだ供給方法。
  2. 【請求項2】該はんだプレートが、該フィレットと該フ
    ットプリントとの界面モデル形状より大きく且つ該フッ
    トプリント形状より小さいことを特徴とした請求項1に
    記載のはんだ供給方法。
  3. 【請求項3】該はんだプレートを、治具に設けたカセッ
    ト部に格納しておき、任意に選択可能にしたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のはんだ供給方法。
  4. 【請求項4】該はんだプレートを吸着ノズルで吸引し、
    転写方式によりフラックスを塗布して該フットプリント
    に接着するとともに該表面実装部品にも該フラックスを
    塗布して該はんだプレートに接着することを特徴とした
    請求項1乃至3のいずれかに記載のはんだ供給方法。
  5. 【請求項5】リードフレーム母材のリード接合部分には
    んだプレートを貼り付け、該リードフレーム母材を所定
    の形状に打ち抜くことにより該接合部分を残してリード
    フレームを形成することを特徴としたはんだ供給方法。
  6. 【請求項6】リードフォーミング時にリードにはんだプ
    レートを貼り付けることを特徴としたはんだ供給方法。
  7. 【請求項7】回転プロペラを内蔵し下部に印刷面積に対
    応した出口穴を設けたはんだペースト容器にはんだペー
    ストを貯蔵しておき、該回転プロペラを回転させること
    により該はんだペーストを該出口穴から基板上のフット
    プリント上に押し出すことを特徴としたはんだ供給方
    法。
  8. 【請求項8】基板上のレジスト表面よりフットプリント
    表面を低くし、該フットプリントによる凹部分にはんだ
    ペーストを塗布することを特徴としたはんだ供給方法。
  9. 【請求項9】はんだペースト容器に接続した一列にピッ
    チ可変可能な複数のノズルから対応したフットプリント
    にはんだペーストを塗布することを特徴としたはんだ供
    給方法。
  10. 【請求項10】L型のノズルからフットプリントにはん
    だペーストを塗布することを特徴としたはんだ供給方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008027954A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Furukawa Electric Co Ltd:The 電子部品実装基板の製造方法
JP2016058453A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 三菱電機株式会社 配線板、電動機、電気機器及び空気調和機

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