JPH0982822A - マーク面クリーニング装置 - Google Patents

マーク面クリーニング装置

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Publication number
JPH0982822A
JPH0982822A JP25706295A JP25706295A JPH0982822A JP H0982822 A JPH0982822 A JP H0982822A JP 25706295 A JP25706295 A JP 25706295A JP 25706295 A JP25706295 A JP 25706295A JP H0982822 A JPH0982822 A JP H0982822A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotary belt
belt
chip
foreign matter
mark surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP25706295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Matsumoto
博美 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0982822A publication Critical patent/JPH0982822A/ja
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、マーク面クリーニング装置におい
て、マーク面に付着した異物を高精度に除去し得る。 【解決手段】複数の所定部材を搬送する搬送手段と所定
間隔を有した位置にクリーニング部を配設し、当該クリ
ーニング部の加湿手段によつて回転ベルト手段を湿ら
せ、湿つた回転ベルト手段と所定部材とが接触した後、
送風手段によつて回転ベルト手段に気体を吹きつけ、こ
の時の散布した異物を異物収集手段で収集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマーク面クリーニン
グ装置に関し、例えば半導体集積回路(以下、ICとす
る)のマーキング処理の前工程であるマーク面のクリー
ニングに適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、一連のICチツプ製造工程には、
ICチツプの所定位置にロツトナンバーや会社名、製品
名などをマークするマーキング処理がある。このマーキ
ング処理にはレーザマーキングやインクマーキング等が
ある。マーキング処理において、ICチツプの所定位置
にゴミ等の異物が付着した状態でマーキングした場合、
金型を用いる後工程においてマークが欠けてしまう。こ
のため、マーキング処理の前工程であるICチツプのマ
ーク面のクリーニングとして、コツトン等を用いて手拭
きが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、マーク面の
クリーニングは、人手によつてマーク面をコツトン等で
拭きとるため工数がかかつてしまう欠点や、マーク面に
付着した異物を除去しきれない欠点がある。このため、
人手によらない方法として、乾式のクリーニング装置が
用いられている。この乾式のクリーニングは、回転ブラ
シによつてICチツプのマーク面をこすることにより、
付着した異物を除去するようになされている。
【0004】しかし、この回転ブラシはすぐに磨耗して
しまうため、交換頻度が高いという問題がある。また、
回転ブラシによつて除去された異物が再度ICチツプの
マーク面に付着するおそれがある。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、マーク面に付着した異物を高精度に除去し得るマー
ク面クリーニング装置を提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、回転ベルト手段の内側かつ所定部
材の搬入側に、回転ベルト手段を湿らせる加湿手段を配
し、回転ベルト手段の内側かつ所定部材の搬出側に、加
湿手段によつて湿らされた回転ベルト手段に気体を吹き
つける送風手段を配し、回転ベルト手段を挟んで送風手
段と対向する位置に、当該送風手段によつて散布された
異物を収集する異物収集手段を配してなるクリーニング
部と、当該クリーニング部と所定の間隔を有した位置
に、複数の所定部材を搬送する搬送手段を備える。
【0007】複数の所定部材を搬送する搬送手段と所定
間隔を有した位置にクリーニング部を配設し、当該クリ
ーニング部の加湿手段によつて回転ベルト手段を湿ら
せ、湿つた回転ベルト手段と所定部材とが接触した後、
送風手段によつて回転ベルト手段に気体を吹きつけ、こ
の時の散布した異物を異物収集手段で収集することによ
り、マーク面に付着した異物を高精度に除去し得る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0009】図1においては、マーキング装置1の全体
構成を示す。マーキング装置1は、マーキング部2とマ
ーキングの前工程として用いるクリーニング部3とでな
つている。このマーキング部2とクリーニング部3の下
側には搬送手段であるベルトコンベア4が配設されてお
り、当該ベルトコンベア4の上面所定位置に配置された
複数のICチツプ5が、前工程の処理を終えて順次搬送
されるようになされている。
【0010】クリーニング部3は、図2に示す断面図の
ように回転ベルト式である。この回転ベルト6は布製で
あり、回転ベルト6の最下位と、ベルトコンベア4によ
つて搬送されるICチツプ5のマーク面とが接触し得る
間隔を有して配設されている。また、この回転ベルト6
の内側には、加湿器7及びエアブロー8が配設される。
この加湿器7は、ICチツプ5の搬入側に配設され、マ
ーク面と接触前のベルト部分を裏側から湿らせるように
なされている。またエアブロー8は、ICチツプ5の搬
出側に配設され、マーク面と接触後のベルト部分の裏側
に気体を吹きつけるようになされている。
【0011】さらに、回転ベルト6を挟んでエアブロー
8との対向位置にはダクト9が配設される。ダクト9
は、エアブロー8からの気体によつて回転ベルト6から
吹き飛ばされた異物を集めるものである。またさらに、
回転ベルト6の湿つた部分をICチツプ5と接触させる
ことによつて異物を除去した後、回転ベルト6によつて
湿つたICチツプ5を乾かすためのエアブロー10をマ
ーキング部2の手前に配設する。
【0012】以上の構成において、ICチツプ5の製造
工程におけるマーキングの際、ベルトコンベア4の上面
に配置された複数のICチツプ5がクリーニング部3へ
と搬送される。このとき、クリーニング部3の回転ベル
ト6は、ベルトコンベア4によつて搬送される複数のI
Cチツプ5の搬送方向と対応方向に回転する。ちなみに
図2においては、ICチツプ5の搬送方向が紙面に対し
て左方向であるため、回転ベルト6の回転方向が時計回
りとなつている。このため回転ベルト6とベルトコンベ
ア4は連動するようなかたちとなる。
【0013】まず、回転ベルト6は加湿器7から噴射さ
れる霧状の液体によつて湿らされ、当該回転ベルト6が
最下位まで回転すると、ベルトコンベア4によつて搬送
されたICチツプ5の表面と接触する。このとき、IC
チツプ5の表面に付着していたゴミ等の異物は当該湿つ
た回転ベルト6に付着することにより、ICチツプ5か
ら除去される。
【0014】この後、回転ベルト6は上方向へと回転
し、ゴミ等の異物が付着した面の裏面側からエアブロー
8によつて気体を吹きつける。このエアブロー8は、回
転ベルト6の異物付着面の裏面側から気体を吹きつける
ことにより、異物を吹き飛ばす。また吹き飛ばされた当
該異物は、回転ベルト6の異物付着面側に配設されたダ
クト9によつて収集される。
【0015】クリーニング部3は、上述のような処理に
より、ベルトコンベア4によつて搬送される複数のIC
チツプ5の表面を順次クリーニングする。また、回転ベ
ルト6によつて異物を除去されたICチツプ5は、回転
ベルト6によつて湿らされている。このため当該ICチ
ツプ5はエアブロー10によつて乾かされ、この後、次
工程であるマーキング部2へと搬送され、異物を除去さ
れたICチツプ5のマーク面にマーキング処理が施され
る。
【0016】以上の構成によれば、マーキング処理の前
工程として、複数のICチツプ5を搬送するベルトコン
ベア4と所定間隔を有した位置に、回転ベルト6、加湿
器7、エアブロー8、10及びダクト9でなるクリーニ
ング部3を配設する。このクリーニング部3は、加湿器
7によつて回転ベルト6を湿らせ、湿つた回転ベルト6
とICチツプ5を接触させて異物をICチツプ5から除
去する。この後、エアブロー8によつて回転ベルト6に
気体を吹きつけ、この時の散布した異物をダクト9で収
集することにより、ICチツプ5のマーク面上に付着し
たゴミ等の異物を高精度に除去し得る。また、マーキン
グ部2の手前に配設されたエアブロー10によつて湿つ
たICチツプ5のマーク面を乾かすことにより、従来に
比してマーキング処理を向上し得る。
【0017】なお上述の実施例においては、エアブロー
8によつて回転ベルト6から吹き飛ばされた異物を集め
るダクト9を配設するものについて述べたが、本発明は
これに限らず、上記ダクト9の代わりに吸引式の吸塵器
等を配設するようにしても良い。この場合、上述の効果
に加えてゴミ等の異物の散布及び異物の再付着を防止し
得る。
【0018】また上述の実施例においては、布製の回転
ベルト6を用いるものについて述べたが、本発明はこれ
に限らず、布製ではなく化学繊維等の回転ベルトを用い
ても良い。
【0019】さらに上述の実施例においては、回転ベル
ト6を設けたクリーニング部3について述べたが、本発
明はこれに限らず、例えば図3に示すような縦型の回転
ベルト15を設け、当該回転ベルト15の内部に管状の
加湿器17及びエアブロー18を設けたクリーニング部
16(ダクト等は図示せず)のように、上述のクリーニ
ング部3と異なる形状のものでも同様の効果を得ること
ができる。
【0020】また上述の実施例においては、搬送手段と
してベルトコンベア4を用いるものについて述べたが、
本発明はこれに限らず、ベルトコンベア以外の搬送手段
を用いるようにしても良い。
【0021】さらに上述の実施例においては、ICチツ
プ5のマーク面に対するクリーニングに用いるものにつ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、ICチツプ以外
のもののマーク面のクリーニングにも適用し得る。
【0022】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、複数の所
定部材を搬送する搬送手段と所定間隔を有した位置にク
リーニング部を配設し、当該クリーニング部の加湿手段
によつて回転ベルト手段を湿らせ、湿つた回転ベルト手
段と所定部材とが接触した後、送風手段によつて回転ベ
ルト手段に気体を吹きつけ、この時の散布した異物を異
物収集手段で収集することにより、マーク面に付着した
異物を高精度に除去し得るマーク面クリーニング装置を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるマーキング装置の全
体構成の概略を示す略線図である。
【図2】図1にの示すマーキング装置のクリーニング部
の構成を示す略線的断面図である。
【図3】他の実施例におけるクリーニング部の構成を示
す略線的斜視図である。
【符号の説明】
1……マーキング装置、2……マーキング部、3、16
……クリーニング部、4……ベルトコンベア、5……I
Cチツプ、6、15……回転ベルト、7、17……加湿
器、8、10、18……エアブロー、9……ダクト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定部材の搬送方向と対応する方向に回転
    する回転ベルト手段と、 上記回転ベルト手段の内側かつ所定部材の搬入側に配さ
    れ、上記回転ベルト手段を湿らせる加湿手段と、 上記回転ベルト手段の内側かつ上記所定部材の搬出側に
    配され、上記加湿手段によつて湿らされた上記回転ベル
    ト手段に気体を吹きつける送風手段と、 上記回転ベルト手段を挟んで上記送風手段と対向する位
    置に配され、当該送風手段によつて散布された異物を収
    集する異物収集手段とでなるクリーニング部と、 上記クリーニング部と所定の間隔を有した位置に配設さ
    れ、複数の上記所定部材を搬送する搬送手段とを具える
    ことを特徴とするマーク面クリーニング装置。
JP25706295A 1995-09-08 1995-09-08 マーク面クリーニング装置 Pending JPH0982822A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25706295A JPH0982822A (ja) 1995-09-08 1995-09-08 マーク面クリーニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25706295A JPH0982822A (ja) 1995-09-08 1995-09-08 マーク面クリーニング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0982822A true JPH0982822A (ja) 1997-03-28

Family

ID=17301217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25706295A Pending JPH0982822A (ja) 1995-09-08 1995-09-08 マーク面クリーニング装置

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JP (1) JPH0982822A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114931836A (zh) * 2022-06-28 2022-08-23 净呼吸生物科技有限公司 一种卫生巾生产线用除尘装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114931836A (zh) * 2022-06-28 2022-08-23 净呼吸生物科技有限公司 一种卫生巾生产线用除尘装置
CN114931836B (zh) * 2022-06-28 2023-05-12 净呼吸生物科技有限公司 一种卫生巾生产线用除尘装置

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