JPH0732488Y2 - 電子部品用搬送ベルトの異物除去装置 - Google Patents

電子部品用搬送ベルトの異物除去装置

Info

Publication number
JPH0732488Y2
JPH0732488Y2 JP1990103549U JP10354990U JPH0732488Y2 JP H0732488 Y2 JPH0732488 Y2 JP H0732488Y2 JP 1990103549 U JP1990103549 U JP 1990103549U JP 10354990 U JP10354990 U JP 10354990U JP H0732488 Y2 JPH0732488 Y2 JP H0732488Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor belt
foreign matter
air
blown
electronic parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990103549U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0461678U (ja
Inventor
武 堀込
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP1990103549U priority Critical patent/JPH0732488Y2/ja
Publication of JPH0461678U publication Critical patent/JPH0461678U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0732488Y2 publication Critical patent/JPH0732488Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電子部品用の搬送ベルト上に散在した異物を
該搬送ベルトの上面から取り除く異物除去装置に関する
ものである。
(従来の技術) 搬送ベルトを利用して多数の電子部品を連続的に搬送
し、且つ搬送過程で所定の工程を実施する製造ラインで
は、搬送ベルトの保持穴に電子部品を挿入する際に、該
保持穴から外れ出た電子部品や挿入時に破損した電子部
品のかけらが搬送ベルトの上面に散在し、これら異物が
そのまま搬送されて次工程に支障を及ぼすことがある。
例えば、第3図に示すようなメルフ型コンデンサの組立
品C、即ち円筒形の誘導体C1に非接触状態で形成された
内・外部電極C2,C3の外周面端部に有底筒形のキャップ
端子C4を嵌着して構成された組立品Cに、次工程で外装
塗料を塗布する場合では、搬送ベルト上に散在した異物
が塗料槽に落下して塗料品質や塗装ローラの回動等に支
障を生じる恐れがある。
上記問題を解消するため、従来では、第4図に示すよう
に搬送ベルト21の所定位置に、該搬送ベルト21の上面に
散在した異物Fを取り除く除去機22を配設している。
搬送ベルト21は平板状を成し、電子部品を収容保持する
多数の保持穴21aを長手方向に等間隔毎に有している。
この搬送ベルト21は組立品Cを保持状態のまま所定方向
に搬送するものであり、詳しくは、各保持穴21aの下側
から突出する組立品Cの一部を案内レール23で支持しな
がら該組立品Cを所定方向に牽引して搬送する。
一方、除去機22は、一側に傾斜部分を有し、且つ搬送ベ
ルト21の上面に僅かな隙間を介して対向配置された2つ
の除去板22a,22bから成る。搬送ベルト21の保持穴21a部
分を覆う片方の除去板22aには、保持穴21aの上側から突
出する組立品Cの一部が通過する挿通溝22cが形成され
ている。
上述の異物除去装置では、搬送ベルト21の移動により該
搬送ベルト21上の異物Fを除去板22a,22bの傾斜部分に
当接させ、該異物Fを傾斜に沿って搬送ベルト21の側縁
方向に移動させて搬送ベルト21から落下させている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の異物除去装置では、搬送ベル
ト21上の異物Fを各除去板22a,22bに引っかけて取り除
いているため、搬送ベルト21の上面と各除去板22a,22b
の下面との隙間よりも小さな異物Fが搬送ベルト21上に
ある場合には、これを各除去板22a,22bで取り除くこと
ができない問題点があった。
また、搬送ベルト21の保持穴21a部分を覆う片方の除去
板22aに部品通過を許容する挿通溝22cが形成されている
ため、搬送ベルト21上の組立品Cの間に異物Faが入り込
むと、該異物Faが除去板22a,22bの何れにも引っかから
ずに挿通溝22cを通過してそのまま搬送されてしまう問
題点があった。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、電子部品用の搬送ベルト上に散在した
異物を確実に取り除くことができる異物除去装置を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、請求項(1)の考案は、電子
部品を収容保持する多数の保持穴を備えた搬送ベルト
と、搬送ベルト上の異物をその上面から取り除く除去機
とを具備した電子部品用搬送ベルトの異物除去装置にお
いて、上記除去機を、搬送ベルトの上面に向かってエア
を吹き出し搬送ベルト上の異物を吹出エアによって該搬
送ベルトの側縁方向に吹き飛ばすエア吹出し口と、吹出
エアの下流側に当たる搬送ベルトの側縁位置にあって吹
き飛ばされた異物を受け取る回収容器とから構成した、
ことを特徴としている。
請求項(2)の考案は、請求項(1)記載の異物除去装
置において、エア吹出し口と回収容器との間に、吹き飛
ばされた異物を回収容器に向けて案内する案内板を設け
た、ことを特徴としている。
(作用) 請求項(1)の考案では、除去機を、搬送ベルトの上面
に向かってエアを吹き出し搬送ベルト上の異物を吹出エ
アによって該搬送ベルトの側縁方向に吹き飛ばすエア吹
出し口と、吹出エアの下流側に当たる搬送ベルトの側縁
位置にあって吹き飛ばされた異物を受け取る回収容器と
から構成することにより、電子部品を搬送ベルトの保持
穴で収容保持した状態で連続的に搬送しながら、該搬送
ベルト上の異物をエア吹出し口から吹き出されるエアに
よってベルト側縁方向に吹き飛ばし、吹き飛ばれた異物
を吹出エアの下流側に当たるベルト側縁位置に置かれた
回収容器で受け取ることができる。
請求項(2)の考案によれば、エア吹出し口と回収容器
との間に、吹き飛ばされた異物を回収容器に向けて案内
する案内板を設けることにより、吹出エアによって吹き
飛ばされた異物の方向を案内板によって修正して回収容
器へと案内することができる。他の作用は請求項(1)
の考案と同様である。
(実施例) 第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は異物除去装置の上面図、第2酢は第1図のII-II
線断面図である。
図において、1は第3図の組立品Cを所定方向に搬送す
る搬送ベルトで、第4図に示した従来例と同様に、組立
品Cを収容保持する多数の保持穴1aを長手方向に等間隔
毎に有している。この搬送ベルト1は、各保持穴1aの下
側から突出する組立品Cの一部を案内レール3で支持し
ながら該組立品Cを所定方向に牽引して搬送する。
2は搬送ベルト1の所定位置に配設された除去機で、該
除去機2は、搬送ベルト1の一側縁に配置されたエア吹
出し器2aと、搬送ベルト1の他側縁にエア吹出し器2aと
対向して配置された回収容器2bとから構成されている。
エア吹出し器2aは、搬送ベルト1の一側縁からその上面
に向かってやや下向きに傾斜するノズル状のエア吹出し
口2a1を、該搬送ベルト1の移動方向と直交する向きで
計3個平行に有している。また、エア吹出し器2aには、
各エア吹出し口2a1と図示省略のエアコンプレッサを中
継するエア供給パイプ2a2が引き出されている。
一方、回収容器2bは箱形を成し、搬送ベルト1の他端縁
から上方に向かって傾斜して開口する回収口2b1をその
上部に有している。
上述の異物除去装置で搬送ベルト1上の異物Fを取り除
く場合には、搬送ベルト1を移動させた状態で、各エア
吹出し口2a1からエアを吹き出せばよい。搬送ベルト1
の移動によりエア吹出し位置にきた異物Fは、各エア吹
出し口2a1から搬送ベルト1の上面に向かって吹き出さ
れるエアによって回収容器2b方向に吹き飛ばされ、吹出
エアの下流側に置かれた回収容器2bにその回収口2b1を
通じて受け取られる。
本実施例の異物除去装置では、組立品Cを搬送ベルト1
の保持穴1aで収容保持した状態で連続的に搬送しなが
ら、該搬送ベルト1上の異物Fをエア吹出し口2a1から
吹き出されるエアによってベルト側縁方向に吹き飛ば
し、吹き飛ばれた異物Fを吹出エアの下流側に当たるベ
ルト側縁位置に置かれた回収容器2bで受け取るようにし
たので、異物Fの大きさやその位置に関係なく、搬送ベ
ルト1上に散在する全ての異物Fをその上面から確実に
取り除くことができる。
また、各エア吹出し口2a1から搬送ベルト1の上面に向
かってエアを吹き出すようにしたので、吹出エアによっ
て保持穴1a内の組立品Cが飛び出す恐れがなく、異物F
のみを確実に取り除ける利点がある。
第5図及び第6図は本考案の他の実施例を示すもので、
第5図は異物除去装置の上面図、第6図は第5図のVI-V
I線断面図である。
本実施例が、第1図及び第2図に示した実施例と異なる
ところは、エア吹出し器2aと回収容器2bとの間に、その
両側を覆うように2枚の案内板4を平行に立設した点に
ある。各案内板4は、搬送ベルト1及び組立品Cを僅か
な隙間を介して非接触状態で受容する凹部4aを有してお
り、搬送ベルト1及び組立品Cは該案内板4に触れるこ
となく凹部4aを通じてこれらを通過する。
本実施例の異物除去装置では、吹出エアによって吹き飛
ばされた異物Fの方向が、組立品Cとの衝突や異物F同
士の衝突を原因として案内板4側に反れた場合でも、こ
れら異物Fの移動を案内板4によって規制し、且つその
方向を修正して回収容器2bへと案内することができ、異
物Fの除去及び回収作業をより確実に行える利点があ
る。他の作用,効果は第1図及び第2図に示した実施例
を同様である。
第7図は本考案のさらに他の実施例を示す異物除去装置
の断面図である。
本実施例が、第1図及び第2図に示した実施例を異なる
ところは、エア吹出し器2aを搬送ベルト1の上方に配置
し、エア吹出し口2a1を搬送ベルト1の上面中央に下向
きに対向させた点と、搬送ベルト1の両側縁に2個の回
収容器2bを対向配置した点にある。
本実施例の異物除去装置では、エアを各エア吹出し口2a
1から搬送ベルト1の上面中央に向かって吹き出し、該
吹出エアによって搬送ベルト1上の異物Fを最寄りの回
収容器2b側に吹き飛ばすようにしたので、ベルト一側か
らエア吹出し行う場合に比べて異物Fの除去及び回収作
業を迅速に行える利点がある。他の作用,効果は第1図
及び第2図に示した実施例を同様である。勿論、本実施
例に第5図及び第6図で示した案内板4を採用し、異物
Fの移動方向を該案内板4で修正するようにしてもよ
い。
尚、上述の各実施例では、メルフ型コンデンサの組立品
を搬送ベルトで搬送する場合について説明したが、他種
のコンデンサや抵抗器等の電子部品を同様の搬送ベルト
で搬送する場合にも本考案を適用できることは言うまで
もない。
(考案の効果) 以上詳述したように、請求項(1)の考案によれば、電
子部品を搬送ベルトの保持穴で収容保持した状態で連続
的に搬送しながら、該搬送ベルト上の異物をエア吹出し
口から吹き出されるエアによってベルト側縁方向に吹き
飛ばし、吹き飛ばれた異物を吹出エアの下流側に当たる
ベルト側縁位置に置かれた回収容器で受け取るようにし
たので、異物の大きさやその位置に関係なく、搬送ベル
ト上に散在する全ての異物をその上面から確実に取り除
くことができる。また、エア吹出し口から搬送ベルトの
上面に向かってエアを吹き出すようにしたので、吹出エ
アによって保持穴内の電子部品が飛び出す恐れが全くな
く、異物のみを確実に取り除ける利点がある。
請求項(2)の考案によれば、吹出エアによって吹き飛
ばされた異物の方向が、保持部品との衝突や異物同士の
衝突を原因として案内板側に反れた場合でも、これら異
物の移動を案内板によって規制し、且つその方向を修正
して回収容器へと案内することができ、異物の除去及び
回収作業をより確実に行える利点がある。他の効果は請
求項(1)の考案と同様である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は異物除去装置の上面図、第2酢は第1図のII-II
線断面図である。 第3図はコンデンサ組立品の断面図、第4図は従来の異
物除去装置の上面図である。 第5図及び第6図は本考案の他の実施例を示すもので、
第5図は異物除去装置の上面図、第6図は第5図のVI-V
I線断面図である。 第7図は本考案のさらに他の実施例を示す異物除去装置
の断面図である。 図中、C……組立品、F……異物、1……搬送ベルト、
2……除去機、2a1……エア吹出し口、2b……回収容
器、4……案内板。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を収容保持する多数の保持穴を備
    えた搬送ベルトと、搬送ベルト上の異物をその上面から
    取り除く除去機とを具備した電子部品用搬送ベルトの異
    物除去装置において、 上記除去機を、搬送ベルトの上面に向かってエアを吹き
    出し搬送ベルト上の異物を吹出エアによって該搬送ベル
    トの側縁方向に吹き飛ばすエア吹出し口と、吹出エアの
    下流側に当たる搬送ベルトの側縁位置にあって吹き飛ば
    された異物を受け取る回収容器とから構成した、 ことを特徴とする電子部品用搬送ベルトの異物除去装
    置。
  2. 【請求項2】エア吹出し口と回収容器との間に、吹き飛
    ばされた異物を回収容器に向けて案内する案内板を設け
    た、 ことを特徴とする請求項(1)記載の電子部品用搬送ベ
    ルトの異物除去装置。
JP1990103549U 1990-10-01 1990-10-01 電子部品用搬送ベルトの異物除去装置 Expired - Lifetime JPH0732488Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990103549U JPH0732488Y2 (ja) 1990-10-01 1990-10-01 電子部品用搬送ベルトの異物除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990103549U JPH0732488Y2 (ja) 1990-10-01 1990-10-01 電子部品用搬送ベルトの異物除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0461678U JPH0461678U (ja) 1992-05-27
JPH0732488Y2 true JPH0732488Y2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=31848474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990103549U Expired - Lifetime JPH0732488Y2 (ja) 1990-10-01 1990-10-01 電子部品用搬送ベルトの異物除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0732488Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3655398B2 (ja) * 1996-08-19 2005-06-02 松下電器産業株式会社 部品実装装置
DE102017121560A1 (de) * 2017-09-18 2019-03-21 Nils Dickfeld Aufgabeeinrichtung zur Aufgabe von Produkten auf ein Förderband

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5994840A (ja) * 1982-11-22 1984-05-31 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd ウエハ搬送装置
JPS59190730U (ja) * 1983-06-01 1984-12-18 松下電工株式会社 成形プレ−ト搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0461678U (ja) 1992-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0596328B1 (en) Printer for solid articles
US6357201B1 (en) Packaging machine, in particular for cigarettes
CA1252750A (en) Vacuum single filer
JPH03186371A (ja) プリント基板被覆装置と方法
US5660585A (en) Facility and method for the handling of objects
JPH0732488Y2 (ja) 電子部品用搬送ベルトの異物除去装置
CN207992074U (zh) 一种瓶盖自动成像检测系统
JP2019109979A (ja) 電極振り分け装置
JPH02286531A (ja) ブランクマガジンからのブランクの取出し方法及びその装置
JP3744999B2 (ja) 集塵装置
JPH0847896A (ja) 段ボール製函機の打ち抜き屑除去装置
JPH06269744A (ja) チップ自動分離送給装置
JPS62290629A (ja) 容器を集合させる装置
JP4194733B2 (ja) 茶葉選別機
NL8300139A (nl) Werkwijze en inrichting voor het richten en aanvoeren van voorwerpen.
JP3490430B1 (ja) 搬送装置
JP2001088932A (ja) 方体物の整列搬送装置
CN208600991U (zh) 边盖装入机
JPH03232620A (ja) 軽量搬送物の搬送方向変換装置
JP2544787Y2 (ja) チップ部品の分離供給機構
JPH0527388Y2 (ja)
JPH0324498Y2 (ja)
JPH11170197A (ja) シート打抜き屑の除去装置
CA2170170A1 (en) Method and apparatus for removing moisture from the base of a liquid container
JPH0627349Y2 (ja) ロボツトハンド