JPH0324498Y2 - - Google Patents

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JPH0324498Y2
JPH0324498Y2 JP1986061033U JP6103386U JPH0324498Y2 JP H0324498 Y2 JPH0324498 Y2 JP H0324498Y2 JP 1986061033 U JP1986061033 U JP 1986061033U JP 6103386 U JP6103386 U JP 6103386U JP H0324498 Y2 JPH0324498 Y2 JP H0324498Y2
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conveyor
turret
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、塗装装置で内面に塗布された塗料が
未乾燥状態の缶胴体を送り出す装置に関する。
(従来の技術) 従来から缶詰等に用いる缶胴体は塗装装置で、
その内面に液体塗料をスプレー塗布された後シユ
ーターにより自重で転動し送り出されて供給装置
で順次乾燥オーブン装置に供給されて内面の塗料
が加熱乾燥される。
しかし塗装装置で内面塗装された缶胴体は横臥
状態で回動するターレツトに保持されながらその
繰出口より間歇的にシユーターに繰り出されて自
重で転動するため、タイミングが悪いとシユータ
ーより飛び出すことが生じる問題がある。そこで
第5図示のようにシユーターaの一側縁に沿つて
缶胴体bの開口端部cに当接するトツプガイドd
を、また他側縁に沿つて缶胴体bの底部eに当接
するボトムガイドfを夫々設けて缶胴体bの飛び
出しを防止するようにした。
しかしながらこのように缶胴体bはトツプガイ
ドdとボトムガイドfで挾持されているので開口
端部cは常にトツプガイドdに接触して転動する
こととなり開口端部cに塗布されている未乾燥の
塗料が液状態のまゝでトツプガイドdに移行し、
これが次第に成長して直径0.5mmないし2mmの球
状塗料固形物所謂ゴブとななつて送出中の他の缶
胴体bの開口端部cに再付着する。従つて開口端
部cにゴブが再付着した缶胴体bを用いた場合、
開口端部cのネツクイン加工時にシワが発生し、
或いはフレンジ加工時または蓋巻締時にフレンジ
に無理な力が働きフレンジ割れが発生し、蓋との
巻締部にゴブが入り込む密封性を低下し内容物が
漏洩し、内容物中にゴブが混入すると内容物のフ
レーバーを低下させる等の問題を生じる。
このような缶胴体の開口端部への塗料固形物の
再付着を防止するため、缶胴体の底部を吸引手段
を備えた移動部材に吸引せしめることにより開口
端部側は開放されて前記再付着問題を解消するこ
とが出来るが、缶胴体はターレツトより加速され
ながら繰り出されるため一定速度で移動中の移動
部材に缶胴体を確実に吸引させることは極めて困
難なため缶胴体が移動部材に吸引されずに飛び出
す問題がある。
(解決しようとする問題点) 本考案はかかる従来の問題を解消し、内面に塗
布された塗料が未乾燥状態の缶胴体の開口端部に
球状塗料固形物が再付着することなく、また缶胴
体を速やかにかつ互に接触することなく所定間隔
毎に横臥状態で送り出すことが出来る装置を提供
しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記問題点を解決するためになされ
たものであつて、その手段は、塗装装置で内面に
塗布した塗料が未乾燥状態の缶胴体を、横臥状態
で保持して搬送装置に送り出す、缶胴体の送出装
置において、缶胴体を保持しながら回動して順次
繰出すターレツトと、該ターレツトの繰出口に連
らなり、缶胴体の両側近傍に接触する2本の搬送
帯をもつ上下一対の送出コンベアと、該送出コン
ベアの終端近くで缶胴体の底面を吸着して移動す
る搬送面を備える搬送コンベアとを備えることを
特徴とする。
(実施例) 以下本考案を図面によつて説明する。
第1図ないし第4図は本考案実施の1例を示す
ものである。
図面で、1はターレツト、2は搬送コンベア、
3は送出コンベアを示す。
ターレツト1は水平な軸で矢印A方向に回動す
るものであり、ターレツト1の周縁部に周方向に
間隔を存してかつその軸方向に貫通すると共に、
周縁を開放して形成した後記する缶胴体4を横臥
状態に保持する保持部5を備えるものであつて、
該ターレツト1の構成は従来と相違しない。そし
て例えばアルミニウム薄板材に絞り加工等を施し
て成形された胴部の一端側に開口端部6を備え、
他端側に底部7を備える有底筒状の缶胴体4を保
持部5で保持して回動したとき塗装装置(図示せ
ず)で内面を塗装し、繰出口8から塗装済の缶胴
体4を間歇的に繰り出すようにした。
搬送コンベア2は図示例では無端ベルトコンベ
ア2aから成るものであつて、モーター(図示せ
ず)によつてプーリー9を介して連動して缶胴体
4の送り出し方向Bに対して上流側から下流側に
向つて移動させるようになつており、第4図示の
ように搬送コンベア2のベルトコンベア2aの搬
送面10を垂直方向に平行になるように配置する
と共に、搬送面10の缶胴体4の底部7に対面す
る位置にその長さ方向に沿つて缶胴体4の底部7
を吸引して横臥状態に保持せしめる吸引手段11
を設けたものである。そして図示例では吸引手段
11を次のように構成した。即ち搬送面10に一
定間隔毎に穿設した多数の孔11aと、搬送面1
0の背後に配置した吸引ポンプ(図示せず)によ
り内部の空気圧を減圧するバキユーム室11b
と、バキユーム室11bの搬送面10に穿設され
た孔11aに対応する位置の側壁11cに設けた
細溝状の開口部11dとから成るものであつて、
バキユーム室11b内の空気圧を減圧したとき開
口部11dと孔11aとを介して缶胴体4の底部
7を搬送面10に吸引させるようにした。
また図示例においては第1図示のように搬送コ
ンベア2の終端に連ねて水平な軸で矢印C方向に
回転する回転板12の面上に缶胴体4の底部7を
吸引して横臥状態で保持せしめる吸引手段13を
備える回転式搬装装置14を設けた。そして吸引
手段13を、回転板12の面上にその周方向に沿
つて一定間隔毎に穿設した多数の孔12aと、回
転板12の背後に配置した吸引ポンプ(図示せ
ず)により内部の空気圧を減圧するバキユーム室
13aと、バキユーム室13aの回転板12面上
に穿設された孔12aに対応する位置の側壁13
bに設けた円弧状の開口部13cとで構成し、搬
送コンベア2の搬送面10に底部7が吸引され送
り出し方向Bの上流側から下流側に向つて搬送さ
れてきた缶胴体4をガイド部材15の案内によつ
て回転板12の面上に移行させ該面上に缶胴体4
の底部7を吸引せしめながら回転に伴つて下方へ
搬送するようにした。
搬送コンベア3は図示例では2本の無端ロープ
コンベア3aを間隔を存して並設したものであつ
て、モーター(図示せず)によつてプーリー16
を介して連動して缶胴体4の送り出し方向Bに対
して上流側から下流側に向つて移動させるように
なつており、該送出コンベア3の1対をターレツ
ト1と搬送コンベア3との間の上下の夫々に送り
出し方向Bに沿つて平行に配設したものである。
そしてターレツト1の繰出口8より繰り出された
缶胴体4の側面17を上下より挾持して横臥状態
で搬送コンベア2に送り出すようにした。
次に本装置の作用について説明する。
まず塗装装置で内面に塗布された塗料が未乾燥
状態の缶胴体4は第2図仮想線示のように矢印A
方向に回動するターレツト1の保持部5で横臥状
態に保持されながら繰出口8から間歇的に繰り出
されると共に、上下に配設された1対の送出コン
ベア3間内に挿入される。そして缶胴体4の送り
出し方向Bの上流側から下流側に向つて移動中の
送出コンベア3の無端ロープ3aで缶胴体4の側
面17を上下より挾持して横臥状態で送り出し方
向Bに対して上流側から下流側に向つて移動させ
ながらコンベア2に送り出す。送出コンベア3
は、第3図示のように2本の平行の無端のロープ
3a,3aを有し、かつ送出コンベア3,3は上
下一対配置されているから、4本のロープが用い
られており、これにより缶胴体4は、両端近傍即
ち開口端部6の近傍と底部7の近傍とを上下から
挾持されながら送出される。続いて送出コンベア
3から送り込まれた缶胴体4はその底部7が缶胴
体4の送り出し方向Bの上流側から下流側に向つ
て移動中の搬送コンベア2に設けられた吸引手段
11としたバキユーム室11bの減圧によつてそ
の側壁11cに設けられた開口部11dおよび搬
送面10に設けられた孔11aとを介して速やか
に吸引され第3図および第4図の仮想線示のよう
に缶胴体4を横臥状態で送り出し方向Bに対して
上流側から下流側に向つて搬送する。更にこの缶
胴体4をガイド部材15の案内で回転式搬送装置
14の回転板12の面上に移行させると共に、吸
引手段13で缶胴体4の底部7を回転板12に吸
引させ横臥状態で回転板12の回転(矢印C方
向)で下方に移動し吸引手段13の吸引解除で缶
胴体4を回転板12より引離して順序よく次工程
の乾燥オーブン装置への供給路18〔第1図示〕
に搬送する。
以降前記説明したような順序でターレツト1か
ら間歇的に繰り出された内面に塗布された塗料が
未乾燥状態の缶胴体4を送り出し方向Bに横臥状
態で順次搬送する。
かくてターレツト1と搬送コンベア2との間に
1対の送出コンベア3を設けたのでターレツト1
の繰出口8より間歇的ではあるが高速で繰出され
た缶胴体4はその側面17を1対の送出コンベア
3で速やかにかつ互に接触することなく挾持出来
るため、缶胴体4のターレツト1からの受け取り
と、搬送コンベア2への送り出しとを横臥状態で
所定間隔にタイミングよく行うことが出来る。
缶胴体4は、その開口端部6側が撓み易く、コ
ンベアロープ3aの接触圧力で楕円状に変形し、
他方、底部7側は変形しないが、両部分に別個の
ロープ3a,3aが接触しているので、開口端部
6側に前記の変形があつてもロープ3aとの接触
は維持されて底部7側と同速度で安定して送ら
れ、高速移動させても慣性、空気抵抗等によつて
傾くこともなく、搬送コンベア2へ正しい姿勢で
送出されて直ちに底部7が吸引される。なお、送
出コンベア3の搬送帯をロープ3aとして説明し
たが幅の狭いベルトであつてもよいことは勿論で
ある。
従つてターレツト1より間歇的に繰り出される
缶胴体4は送出コンベア3から飛び出すこともな
くその底部7を速やかに搬送コンベア2に吸引さ
せることが出来ると共に、搬送コンベア2で缶胴
体4を所定間隔で搬送することが出来る。
更に缶胴体4の側面17を1対の送出コンベア
3で挾持するようにし、また缶胴体4の底部7を
搬送コンベア2に横臥状態に吸引するようにした
ので、 缶胴体4の開口端部6側は開放されているため
従来のように開口端部6の未乾燥塗料がトツプガ
イドに付着することを防止出来ると共に、開口端
部6に球状塗料固形物所謂ゴブが再付着すること
がない。従つて缶胴体6の開口端部4へのネツク
イン加工或いはフレンジ加工閉蓋加工を支障なく
行うことが出来、かつ容器として密封性、内容物
のフレーバー等の低下を防止出来る。
前記図示実施例では、搬送コンベア2の吸引手
段11を空気圧の減圧による吸引方式としたが、
搬送面10の背後に永久磁石或いは電磁石から成
る磁石装置を配置し、磁石装置の磁力で缶胴体4
を吸引させてもよい。
(考案の効果) このように本考案によるときは、塗装の際に缶
胴体を保持し回動して塗装済み缶胴体を間歇的に
繰り出すターレツトの缶胴体の繰出口に連なり繰
り出された缶胴体の底部を吸引して横臥状態で搬
送する搬送コンベアを設け、ターレツトと搬送コ
ンベアとの間にターレツトより繰り出される缶胴
体の側面を挾持して横臥状態で搬送コンベアに送
り出す1対の送出コンベアを設けた。
そして、送出コンベアの4本の搬送帯で缶胴体
の両端近傍を上下から別々に保持するので、夫々
の接触圧力を独立して設定することができ、缶胴
体の開口端部側が撓んでも搬送帯の接触は維持さ
れて該開口端部側は底部側と同速度で送られ、か
つ高速移動させても慣性、空気抵抗等によつて傾
くこともなく、搬送コンベアへ正しい姿勢で送出
され、直ちに底部が該搬送コンベアに吸着され
る。したがつて缶胴体を確実に等間隔で送出でき
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案実施の1例を示す
もので、第1図は側面図、第2図は主要部の一部
省略した側面図、第3図はその平面図、第4図は
第3図の−線矢視図、第5図は従来装置の主
要部の截断面図である。 1……ターレツト、2……搬送コンベア、3…
…送出コンベア、4……缶胴体、7……底部、8
……ターレツトの繰出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗装装置で内面に塗布した塗料が未乾燥状態の
    缶胴体を、横臥状態で保持して搬送装置に送り出
    す、缶胴体の送出装置において、缶胴体を保持し
    ながら回動して順次繰出すターレツトと、該ター
    レツトの繰出口に連らなり、缶胴体の両側近傍に
    接触する2本の搬送帯をもつ上下一対の送出コン
    ベアと、該送出コンベアの終端近くで缶胴体の底
    面を吸着して移動する搬送面を備える搬送コンベ
    アとを備えることを特徴とする缶胴体の送出装
    置。
JP1986061033U 1986-04-24 1986-04-24 Expired JPH0324498Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986061033U JPH0324498Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986061033U JPH0324498Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24

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JPS62173317U JPS62173317U (ja) 1987-11-04
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JP1986061033U Expired JPH0324498Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50143275A (ja) * 1974-04-10 1975-11-18

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JPS50143275A (ja) * 1974-04-10 1975-11-18

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JPS62173317U (ja) 1987-11-04

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