JPH063463U - 缶胴の内面塗装装置 - Google Patents

缶胴の内面塗装装置

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JPH063463U
JPH063463U JP3696792U JP3696792U JPH063463U JP H063463 U JPH063463 U JP H063463U JP 3696792 U JP3696792 U JP 3696792U JP 3696792 U JP3696792 U JP 3696792U JP H063463 U JPH063463 U JP H063463U
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JP
Japan
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turntable
barrel
guide member
guide
coating device
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Withdrawn
Application number
JP3696792U
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English (en)
Inventor
正幸 直木
紀夫 児島
Original Assignee
三菱マテリアル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターンテーブルの回転に伴う缶胴Kの飛び出
しを防止する。 【構成】 第1ターンテーブルの外周側に、このターン
テーブルにおける缶胴Kの受け取り位置K0から搬送方
向下流側に延長され、かつ、缶胴Kを搬送しうる間隔を
有して形成されたガイド面31を有するガイド部材30
を取り付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、缶を構成する缶胴の内面を塗装するための塗装装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
一般に、飲料用などに用いる缶としては、例えばアルミニウムなどを素材とす る有底円筒状の缶胴と、この缶胴の開口部をふさぐ缶蓋とからなるものが知られ ている。そして、従来から、缶胴に対しては、充填物の充填前にその内面を塗装 している。
【0003】 以下に、こうした用途に用いる従来の缶胴の内面塗装装置の一例を図4〜図8 に基づいて説明する。
【0004】 まず、装置の概略を説明する。図4および図5において符号1は床面に直立す る装置基台1で、その正面上部には、図示しない前工程から缶胴Kを水平に倒し た状態で搬入する搬送フィーダ2が設置されている。
【0005】 この搬送フィーダ2の終端と対向する位置には、厚い円盤型の第1ターンテー ブル4が配置され、装置基台1内の回転アクチュエータ(図示略)の駆動軸に固 定され、45゜毎に図中矢印の方向に間欠回転される。この第1ターンテーブル 4の外周には、缶胴Kが嵌まり込む大きさのポケット(図示せず)と、このポケ ットに面して配置された吸着機構20(図7参照)とが45゜間隔で形成されて いる。この吸着機構20は、減圧装置(図示せず)に接続されて缶胴Kの閉端に 吸着し、この缶胴Kの位置決めを行うものである。このため、この第1ターンテ ーブル4においては、間欠回転につれて搬送フィーダ2から各ポケットに缶胴K が一つづつ受け渡され、その閉端が吸着機構20に吸着されて、缶胴Kが第1タ ーンテーブルに確実に保持されて搬送されるようになっている。
【0006】 第1ターンテーブル4の側方には、缶胴Kの停止位置と対向してスプレーガン 6を備えた内面塗装機構8が設置され、第1ターンテーブル4が停止した時点で 所定のポケット内にある缶胴Kの内面を塗装する。
【0007】 また、第1ターンテーブル4の下方には、まったく同形状の第2ターンテーブ ル10が隣接して同一平面に沿って配置され、第1ターンテーブル4とは逆の方 向に同期して間欠回転されるようになっている。これにより、第1ターンテーブ ル4のポケットから第2ターンテーブル10のポケットへ缶胴Kが順次受け渡さ れる。
【0008】 この第2ターンテーブル10の側方には、缶胴回転機構12が配置され、第2 ターンテーブル10の停止時に所定位置のポケットにある缶胴Kを軸回りに回転 させる。また、この停止位置にある缶胴Kの底部外面側には、底部塗装機構14 が設けられ、缶胴回転機構12により回転される缶胴Kの底部外面に塗料を噴霧 する。そして底部外面の塗装を終えた缶胴Kは、第2ターンテーブル10の回転 につれ、搬出ガイド16に沿って図示しない次工程へ順次送り出される構成とな っている。
【0009】 つぎに、図6〜図8に基づいて、搬送フィーダ2の終端近傍部分の構成につい て説明する。
【0010】 この搬送フィーダ2の終端には、この搬送フィーダ2内を落下する缶胴Kの開 口端に対向する長尺の前方規制板21が、搬送フィーダ2の延長方向に沿って取 り付けられている。また、缶胴Kの両側方には、4枚の長尺の側方規制板22( 図8参照)が2枚ずつ取り付けられ、缶胴Kの閉端に対向する位置には、長尺の 後方規制板23が取り付けられている。
【0011】 前記前方規制板21は、缶胴Kの長さの変化に応じて、図8中2点鎖線で示し たように、缶胴Kの軸方向に沿って取付位置を変化させることができるようにな っている。
【0012】 前記後方規制板23のさらに後方には、第1ターンテーブル4に受け渡される 缶胴Kをその直前で一旦停止させる円柱状の係合突起24が配置されている。こ の係合突起24は、圧縮空気によって、前記後方規制板23を貫通して缶胴Kに 向けて接近、離間するように構成されており、接近時(図8に示す状態)におい て缶胴Kの閉端に係合して缶胴Kの落下を停止させ、離間時には缶胴Kの落下を 許容するようその移動距離が設定されている。
【0013】 前記した従来の装置においては、第1ターンテーブル4に受け渡された缶胴K の閉端を吸着機構20に吸着させているので、第1ターンテーブル4がある程度 の高速で回転しても、缶胴Kの飛び出しを防止することができるという利点があ る。
【0014】 しかしながら、従来の装置においては、缶胴Kの落下時期と吸着機構20の動 作時期とのずれなどにより、缶胴Kの中心と吸着機構20の中心とがずれ、缶胴 Kへの吸着力が弱くなることがある。この場合には、第1ターンテーブル4の回 転によってこの第1ターンテーブル4から缶胴Kが飛び出すことがあるという問 題があった。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記した事情に鑑みてなされたもので、ターンテーブルの回転に伴 う缶胴Kの飛び出しを防止することのできる缶胴の内面塗装装置を提供すること を目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る缶胴の内面塗装装置は、ターンテーブルの外周側に、このター ンテーブルにおける缶胴の受け取り位置から搬送方向下流側に延長され、かつ、 缶胴を搬送しうる間隔を有して形成されたガイド面を有するガイド部材を取り付 けた構成とした。
【0017】 請求項2に係る缶胴の内面塗装装置は、請求項1記載の装置において、ターン テーブルを、間欠的に回転されて、缶胴を間欠的に移送する構成とし、ガイド部 材のガイド面を、搬送フィーダの終端近傍から、缶胴の最初の停止位置の上方ま で延長する構成とした。
【0018】
【実施例】
本考案の実施例に係る缶胴Kの内面塗装装置の構成について、図1〜図3に基 づいて説明する。なお、本例の説明においては、従来の装置と相違する構成につ いて説明し、従来の装置と共通する構成については同一の符号を付して詳細につ いての説明を省略する。
【0019】 本例の装置においては、第1ターンテーブル4の外周側に、この第1ターンテ ーブル4における缶胴Kの受け取り位置K0から搬送方向下流側に延長され、か つ、缶胴Kを搬送しうる間隔を有して形成されたガイド面31を有するガイド部 材30が取り付けられている。
【0020】 前記ガイド部材30は、缶胴Kの軸方向(図1中紙面の厚さ方向)に沿って、 缶胴Kとほぼ同じ長さだけ延長されたもので、ピン32および止め輪によって、 2枚の側方規制板22の終端22aに回動自在に取り付けられている(図1)。 また、ガイド部材30には、逆く字状をなすとともに装置本体側に固定された2 枚の取付板33とワッシャと圧縮スプリング35とをそれぞれ貫通して、2本の ボルト34が螺合されている(図1および図3参照)。そして、このボルト34 のネジ部には、弾性体からなる押しビスヘッド36がビス37によって押し付け られており、緩み止めがなされている。
【0021】 また、前記ガイド部材30の自由端は、第1ターンテーブル4によって搬送さ れた缶胴Kの最初の停止位置(図1中符号K1で示した。)の中心と、第1ター ンテーブル4の回転中心とを結んだ直線Lの近傍まで延長されている。これによ り、ガイド部材30のガイド面31は、前記したように、缶胴Kの最初の停止位 置K1の上方まで延長されたものとなっている。
【0022】 さらに、前記ガイド部材30のガイド面31は、側方規制板22の終端22a 側において、缶胴Kの最外端の本来の回転軌跡よりも若干外側に配置され、かつ 、缶胴Kの最初の停止位置K1に接近するにつれて、本来の回転軌跡にほぼ等し い位置まで第1ターンテーブル4に接近するように傾斜させられている。
【0024】 つぎに、前記のように構成された本例の装置の動作について説明する。
【0025】 本例の装置においては、缶胴Kが搬送フィーダ2から第1ターンテーブル4に 受け取られると、この缶胴Kを吸着機構20に押し付けるとともに、缶胴Kと吸 着機構20との中心合せを行い、缶胴Kを吸着機構20に確実に保持させてその 飛び出し防止を図る。
【0026】 ついで、従来と同様に、第1ターンテーブル4を約45゜づつ間欠的に回転さ せて、缶胴Kへの内面塗装を行う。
【0027】 ここで、従来の装置においては、ターンテーブル4を回転させた際に、缶胴K が飛び出すことがあったが、本例の装置によれば、飛び出そうとする缶胴Kは、 ガイド部材30のガイド面31に当接し、飛び出しが規制される。これにより、 缶胴Kの飛び出しを防止することができるという利点がある。
【0028】 また、ガイド部材30のガイド面31は、搬送フィーダ2の終端近傍から、最 初の缶胴の停止位置K1の上方まで延長されているので、飛び出し防止効果が一 層確実であるという利点もある。
【0029】 さらに、本例の装置によれば、ガイド面31を、側方規制板22の終端22a 側において、缶胴Kの最外端の本来の回転軌跡よりも若干外側に配置するととも に、缶胴Kの最初の停止位置K1に接近するにつれて、その本来の回転軌跡にほ ぼ等しい位置まで第1ターンテーブル4に接近させる構成としているので、第1 ターンテーブル4の回転によってガイド面31に当接した缶胴Kは、最初の停止 位置K1に接近するにつれて、徐々に本来の位置に向けて移動し、停止位置K1 において本来の位置に配置される。これにより、缶胴Kと吸着機構20との中心 を一致させ、吸着機構20によって確実に缶胴Kの閉端を吸着して保持すること ができる。すなわち、缶胴Kの飛び出しを確実に防止することができるという利 点がある。
【0030】 なお、前記の実施例においては、第1ターンテーブル4を間欠運転する構成と したが、第1ターンテーブル4を連続運転する場合であっても、本例の装置を適 用することによって缶胴Kの飛び出しを防止することができる。この場合におい ては、缶胴Kの移動速度等を考慮し、缶胴Kの飛び出しを確実に防止し得る位置 までガイド部材30のガイド面31を延長させることが好ましい。
【0031】
【考案の効果】
請求項1に係る缶胴の内面塗装装置は、ターンテーブルの外周側に、このター ンテーブルにおける缶胴の受け取り位置から搬送方向下流側に延長され、かつ、 缶胴を搬送しうる間隔を有して形成されたガイド面を有するガイド部材を取り付 けた構成としたので、このガイド部材によって、ターンテーブルによって回転さ れる缶胴の飛び出しを防止することができる。
【0032】 請求項2に係る缶胴の内面塗装装置は、請求項1記載の装置において、ターン テーブルを、間欠的に回転されて、缶胴を間欠的に移送する構成とし、ガイド部 材のガイド面を、搬送フィーダの終端近傍から、缶胴の最初の停止位置の上方ま で延長する構成としたので、缶胴の飛び出しを一層確実に防止することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る缶胴の内面塗装装置の要部を示す
正面図である。
【図2】図1のA方向矢視図である。
【図3】図1のB方向矢視図である。
【図4】従来の缶胴の内面塗装装置の正面図である。
【図5】図4の右側面図である。
【図6】従来の内面塗装装置の要部を示す正面図であ
る。
【図7】図6のA方向矢視図である。
【図8】図6のB方向矢視図である。
【符号の説明】
2 搬送フィーダ 4 第1ターンテーブル(ターンテーブル) 8 内面塗装機構 30 ガイド部材 31 ガイド面 K0 ターンテーブルにおける、搬送フィーダからの缶
胴の受け取り位置 K1 缶胴の最初の停止位置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶胴を一方向に移送する搬送フィーダ
    と、この搬送フィーダによって搬送された缶胴を保持
    し、自転によって缶胴を次工程まで移送するターンテー
    ブルと、このターンテーブルに保持された缶胴の内面に
    向けて塗料を噴射する内面塗装機構とを備えた缶胴の内
    面塗装装置において、前記ターンテーブルの外周側に
    は、このターンテーブルにおける缶胴の受け取り位置か
    ら搬送方向下流側に延長され、かつ、缶胴を搬送しうる
    間隔を有して形成されたガイド面を有するガイド部材が
    取り付けられていることを特徴とする缶胴の内面塗装装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ターンテーブルは、間欠的に回転さ
    れて、缶胴を間欠的に移送する構成とされ、前記ガイド
    部材のガイド面は、前記搬送フィーダの終端近傍から、
    缶胴の最初の停止位置の上方まで延長されていることを
    特徴とする請求項1記載の缶胴の内面塗装装置。
JP3696792U 1992-06-01 1992-06-01 缶胴の内面塗装装置 Withdrawn JPH063463U (ja)

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JPH063463U true JPH063463U (ja) 1994-01-18

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ID=12484510

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JP3696792U Withdrawn JPH063463U (ja) 1992-06-01 1992-06-01 缶胴の内面塗装装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62191119U (ja) * 1986-05-26 1987-12-04
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Effective date: 19961003