JPH0978796A - サンドイッチパネルの横張構造 - Google Patents

サンドイッチパネルの横張構造

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JPH0978796A
JPH0978796A JP26224095A JP26224095A JPH0978796A JP H0978796 A JPH0978796 A JP H0978796A JP 26224095 A JP26224095 A JP 26224095A JP 26224095 A JP26224095 A JP 26224095A JP H0978796 A JPH0978796 A JP H0978796A
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JP
Japan
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bent
sandwich panel
end side
joint
surface material
Prior art date
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Pending
Application number
JP26224095A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yanai
貴司 柳井
Takuo Yasuda
卓雄 安田
Yasuhiro Inoue
康寛 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yodogawa Steel Works Ltd
Original Assignee
Yodogawa Steel Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部材点数が少なく、施工コストが安く、外観
の良好なサンドイッチパネルの横張構造を提供する。 【解決手段】 外面材2と内面材3との間に発泡性の断
熱充填材4を介在させてなるサンドイッチパネル1の縦
目地部27がコーキング材28で充填閉塞されてなるサ
ンドイッチパネルの横張構造にあって、前記外面材2の
横目地折れ線7から下向突部18に至る端縁部が、内方
に折曲されて所定幅のフランジ部23を形成するととも
に、横目地板部9の端縁部と断熱充填材4との間に内方
に折曲された所定幅のフランジ部25を有する折曲材2
4を間装し、取付ビス11によって下地材12に張設さ
れたサンドイッチパネル1の縦目地部27がコーキング
材28で充填閉塞される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建屋の外面に張設さ
れるサンドイッチパネルの横張構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建屋の断熱性能を向上させるために、軽
量かつコスト安のサンドイッチパネルがサイディングと
して広く用いられている。このサンドイッチパネルは、
外面材と内面材との間に発泡性の断熱充填材を介在させ
たものであり、凹凸嵌合によって施工性よく相互に接合
できるように構成されたものが多い。
【0003】このようなサンドイッチパネルは横張構造
として用いられることが多く、その場合、縦目地部を形
成し合う端面部は切断面となり、断熱充填材が露出した
ままとなっていた。
【0004】しかし、その断熱充填材はコーキング材と
の接着性が低いため、その縦目地部にはコーキング材を
充填することができず、例えば図8(A),(B)に示
すように、カバー部材aでその縦目地部bを覆うように
していた。同図中、符号cは間柱等の下地材、dはサン
ドイッチパネル、eは横目地、fはカバー部材aを取り
付けるための取付部材で、下地材にビス止めされるもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような横張構造
では、縦継ぎ用のカバー部材aを用いるために、その取
付部材fを必要とし、施工工数が増える難点があり、特
に、そのカバー部材aでは、横目地eからの雨水の侵入
を防ぐことができず、雨水の侵入を防ぐためには全ての
目地部にコーキングを施す必要があり、施工コスト高と
なっていた。
【0006】また、そのカバー部材aによって、建屋の
化粧面に異物感が生じ、建屋外観の意匠性が損なわれる
という難点もあった。
【0007】本願発明はこのような実情に鑑みてなさ
れ、部材点数が少なく、施工コストが安く、外観の良好
なサンドイッチパネルの横張構造を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を以下のように構成している。すな
わち、外面材と内面材との間に発泡性の断熱充填材を介
在させてなるサンドイッチパネルの縦目地部がコーキン
グ材で充填閉塞されてなるサンドイッチパネルの横張構
造にあって、前記外面材の平坦部の上端側が横目地折れ
線から内方に折曲されて段部を形成して上端側に延びる
横目地板部を形成するとともに、下地材に固定するため
の取付ビスを挿通させるビス取付部をその横目地板部に
連設形成し、その内方側に下端側に向けて折曲された外
側屈曲部を形成し、その外側屈曲部が、前記内面材の平
坦部の上端内側に下端側に向けて折曲形成された内側屈
曲部と対向して形成されるとともに、そのサンドイッチ
パネルの上端側に凸状の下嵌合部を形成する一方、前記
外面材の平坦部の下端側が内側上方に折り返されて前記
取付ビスを覆う下向突部を形成するとともにその内方側
に上端側に向けて折曲された外側屈曲部を形成し、その
外側屈曲部が、前記内面材の平坦部の下端側で内方に折
曲された後上端側に向けて折曲形成された内側屈曲部と
対向して形成され、そのサンドイッチパネルの下端側に
前記下嵌合部と嵌合する凹状の上嵌合部を形成し、前記
外面材の横目地折れ線から下向突部に至るサンドイッチ
パネルの左右端縁部が内方に折曲されて所定幅のフラン
ジ部を形成するとともに、前記横目地板部の左右端縁部
と前記断熱充填材との間に内方に折曲された所定幅のフ
ランジ部を有する折曲材の挿入部を間装し、前記取付ビ
スによって下地材に張設されたサンドイッチパネルの縦
目地部をコーキング材で充填閉塞してなることを特徴と
している。
【0009】上記のように構成したことにより、外面材
の端縁部に所定幅で折曲形成されたフランジ部と、横目
地板部の端縁部と断熱充填材との間に間装された折曲材
のフランジ部とにコーキング材を接着性よく一体化させ
ることができるので、縦目地部をコーキング材で防水性
よく充填閉塞することができる。
【0010】また、縦目地部をコーキング材で閉塞した
ことにより、横目地部から雨水が侵入するのを防ぐこと
ができ、その横目地部を残すことによって、装飾性を高
めることができる。また、縦目地部にカバー部材が不要
となり、異物感のないスッキリした外観を呈する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明のサンドイッチパネ
ルの横張構造の好ましい実施の一形態を図面に基づいて
詳細に説明する。図1はサンドイッチパネルの端面を示
す一部破断斜視図、図2はサンドイッチパネルの端面の
上部拡大斜視図、図3は下地材に取り付けられたサンド
イッチパネルの端面図、図4は横張りされたサンドイッ
チパネルの斜視図、図5はその横切断面図である。
【0012】これらの図において、符号1はサンドイッ
チパネル、2,3はカラー鋼板、ステンレス鋼板、アル
ミ材等よりなる外面材および内面材、4は外面材2と内
面材3との間に充填された発泡性の難燃性の断熱充填材
で、例えばフェノールフォーム、ポリウレタンフォー
ム、ポリイソシアヌレート等よりなる。なお、ケイ酸カ
ルシウムやアスベスト繊維単品を混ぜて耐火性の向上を
図ることもできる。
【0013】6は外面材2の平坦部、7はその平坦部6
の上端側が内方に折曲されてなる横目地折れ線、8はそ
の横目地折れ線7の内側に形成された段部、9はその段
部8の上方に連設された平坦な横目地板部、10はその
平坦な横目地板部9から内方に段違いとなって上方に延
びる平坦なビス取付部、11はそのビス取付部10に貫
挿され下地材12に螺じ込み固定される取付ビス、13
はそのビス取付部10から上方に延びて折り返される凸
状の下嵌合部、14はその下嵌合部13の内側から下方
に折曲された外側屈曲部で、その下部が取付ビス11に
貫通されている。
【0014】15はその外側屈曲部14と接合される内
面材3の内側屈曲部で、その内側屈曲部15の上端から
外方に折曲されて平坦部17の上端と連なっており、そ
の平坦部17の上端部に取付ビス11が貫通され、下地
材12に固定されている。
【0015】18は外面材2の平坦部6の下端が内側上
方に折り返されて取付ビス11の頭部11aを覆う下向
突部で、その下端が平坦な横目地板部9の上端縁に臨ん
でいる。20はその下向突部18の内側上端で内方に折
曲されて上方に延び下方に折り返される凹状の上嵌合部
で、前記下嵌合部13に嵌合する。21はその上嵌合部
20の内側から上方に折り返された外側屈曲部、22は
その外側屈曲部21と接合される内面材3の内側屈曲部
で、その内側屈曲部22の下端から外方に折曲されて平
坦部17の下端と連なっている。
【0016】23は外面材2の横目地折れ線7と下向突
部18との間のサンドイッチパネルの左右端縁部に内方
に向けて折曲形成された所定幅のフランジ部、24は外
面材2の平坦な横目地板部9の左右端縁部と断熱充填材
4との間に間装固定されるL字状の折曲材、25はその
フランジ部、26は挿込部で、この両フランジ部23,
25によって縦目地部27へのコーキング材28(図5
参照)の接着性を良好なものとしている。図5にて、2
9は発泡シールテープ、30は嵩上げ材、31はジョイ
ナーである。上述のフランジ部23,25の所定幅とは
コーキング材28の充填厚さ(2〜3cm)程度をい
う。
【0017】上述のような構成の横張構造では、まず、
下地材12に対して、下部のサンドイッチパネル1を取
付ビス11によって固定し、順次上方へ上下の嵌合部2
0,13を嵌合させて積み上げ、両サンドイッチパネル
1,1間に形成された縦目地部27に対して嵩上げ材3
0を間装した後、コーキング材28を充填すればよく、
その縦目地部27をシールするための部材点数が少なく
て済み、きわめて施工が簡単で、施工コストを低く抑え
ることができる。
【0018】しかも、横目地部32(図4,5参照)の
端部がコーキング材28によってシールされるため、そ
の横目地部32をそのまま残しても、雨水の侵入を効果
的に防ぐことができ、装飾性を向上させることができ
る。また、その縦目地部27にはカバー部材が不要であ
り、建屋の外面全体が異物感のないスッキリとした外観
を呈し見映えが向上する。
【0019】上述の折曲材24は予め出荷時にサンドイ
ッチパネル1に間装させておいてもよく、また、現地で
施工時に取り付けてもよい。この折曲材24を設けるこ
とによって、折曲部分が多い外面材2の上端部分のフラ
ンジ加工を要することなく、コーキング材28を定着さ
せるためのフランジ部25をきわめて容易に形成するこ
とができ、縦目地部27の全体にわたりコーキング材2
8の充填が可能となる。
【0020】図6(A),(B)は折曲材24の異なる
形態を示し、外面材2のフランジ部23の上端部とのす
き間が形成されることのないように、外面材2の段部8
の内側に対応する張り出部分251をそのフランジ部2
5に形成し、かつ、挿込部26をそのフランジ部25と
対応させて略L字状として張り出部分261を形成した
もので、その折曲材24が取り付けられた状態では、そ
のフランジ部25の上端部が、上側のサンドイッチパネ
ル1のフランジ部23の下端と若干ラップし、その下部
はフランジ部23と接しており、コーキング材28がそ
のフランジ部23,25と強固に接着する。
【0021】図7(A),(B)は折曲材24の別の形
態を示し、より一層上方に延びるフランジ部25を形成
したもので、その挿込部26には上方へ向けて延長部分
262を形成し、ビス取付部10の内側にまでそのフラ
ンジ部25を延長して、コーキング材28の接着性のよ
り一層の向上を図っている。さらに、フランジ部25を
下嵌合部13まで形成してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のサンドイ
ッチパネルの横張構造によれば、外面材の横目地折れ線
から下向突部に至る端縁部を内方に折曲させて所定幅の
フランジ部を形成するとともに、その横目地折れ線の上
方に形成される横目地板部の端縁部と断熱充填材との間
に内方に折曲された所定幅のフランジ部を有する折曲材
を間装して、その両フランジ間の縦目地部にコーキング
材を充填するので、コーキング材が断熱充填材と接する
ことなく、その両フランジ部に強固に接着するので、カ
バー部材で縦目地部を覆う必要がなく、部材点数を少な
くすることができ、かつ施工を容易とし、コスト安に施
工することができる。
【0023】また、カバー部材が不要であり、かつ横目
地部をそのまま残しても雨水の侵入を防止することがで
き、全体が異物感のないスッキリとした外観を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサンドイッチパネルの横張構造の実施
の一形態におけるサンドイッチパネルの一部破断斜視図
である。
【図2】同サンドイッチパネルの端面の上部拡大斜視図
である。
【図3】同下地材に取り付けられたサンドイッチパネル
の端面図である。
【図4】同横張りされたサンドイッチパネルの斜視図で
ある。
【図5】同横切断面図である。
【図6】(A)は同異なる実施形態におけるサンドイッ
チパネルの上端部の斜視図、(B)は同接合部の端面図
である。
【図7】(A)は同別の実施形態におけるサンドイッチ
パネルの上端部の斜視図、(B)は同接合部の端面図で
ある。
【図8】(A)は従来のサンドイッチパネルの一例を示
す斜視図、(B)はその横切断面図である。
【符号の説明】
1…サンドイッチパネル、2…外面材、3…内面材、4
…断熱充填材、6,17…平坦部、7…横目地折れ線、
8…段部、9…横目地板部、10…ビス取付部、11…
取付ビス、12…下地材、13…下嵌合部、14…外側
屈曲部、15…内側屈曲部、18…下向突部、20…上
嵌合部、21…外側屈曲部、22…内側屈曲部、23,
25…フランジ部、24…折曲材、26…挿込部、27
…縦目地部、28…コーキング材、32…横目地部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外面材と内面材との間に発泡性の断熱充
    填材を介在させてなるサンドイッチパネルの縦目地部が
    コーキング材で充填閉塞されてなるサンドイッチパネル
    の横張構造であって、前記外面材の平坦部の上端側が横
    目地折れ線から内方に折曲されて段部を形成して上端側
    に延びる横目地板部を形成するとともに、下地材に固定
    するための取付ビスを挿通させるビス取付部をその横目
    地板部に連設形成し、その内方側に下端側に向けて折曲
    された外側屈曲部を形成し、その外側屈曲部が、前記内
    面材の平坦部の上端内側に下端側に向けて折曲形成され
    た内側屈曲部と対向して形成されるとともに、そのサン
    ドイッチパネルの上端側に凸状の下嵌合部を形成する一
    方、前記外面材の平坦部の下端側が内側上方に折り返さ
    れて前記取付ビスを覆う下向突部を形成するとともにそ
    の内方側に上端側に向けて折曲された外側屈曲部を形成
    し、その外側屈曲部が、前記内面材の平坦部の下端側で
    内方に折曲された後上端側に向けて折曲形成された内側
    屈曲部と対向して形成され、そのサンドイッチパネルの
    下端側に前記下嵌合部と嵌合する凹状の上嵌合部を形成
    し、前記外面材の横目地折れ線から下向突部に至るサン
    ドイッチパネルの左右端縁部が内方に折曲されて所定幅
    のフランジ部を形成するとともに、前記横目地板部の左
    右端縁部と前記断熱充填材との間に内方に折曲された所
    定幅のフランジ部を有する折曲材の挿入部を間装し、前
    記取付ビスによって下地材に張設されたサンドイッチパ
    ネルの縦目地部をコーキング材で充填閉塞してなること
    を特徴とするサンドイッチパネルの横張構造。
JP26224095A 1995-09-15 1995-09-15 サンドイッチパネルの横張構造 Pending JPH0978796A (ja)

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