JPH0977068A - 包装箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 材料コスト及び箱自体の重量の低減を図りな
がら、荷重に対する強度を確保できる包装箱を提供す
る。 【構成】 天壁２ａを有し下記本体部３の開口に配設さ
れる蓋部２と、側壁３ａにより囲まれた本体部３と、該
本体部３の底面を覆う底壁９と、該底壁９の下面に突出
形成された複数の脚部１２とを有する包装箱１を構成す
る場合に、上記蓋部２の少なくとも天壁２ａ、本体部３
の各側壁３ａ，底壁９及び脚部１２を、多数の多角形筒
体１６ａを一体に連続形成してなる紙製ハニカム部材１
６と、該ハニカム部材１６の両端面に貼着された複数層
の厚紙部材１７とからなる強化ハニカムシート１５によ
り構成し、上記ハニカム部材１６の軸心を上記天壁２
ａ、側壁３ａ及び底壁９の厚さ方向に向けるとともに上
記脚部１２の突出方向に向ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えばＯＡ機器、
家電製品、機械部品等の大型重量製品を梱包する際に用
いられる包装箱の改善に関する。

【０００２】

【従来の技術】例えば、ＯＡ関連機器、家電製品、事務
機器、電子楽器、あるいは自動車部品、機械部品等の異
形状大型重量製品を梱包する場合、立方体、直方体状の
包装箱が用いられている。この種の包装箱としては、従
来、製品重量に対する強度を有し、かつフォークリフト
等による運搬作業を容易に行えるように、包装箱全体を
木製により構成し、該木箱の底部に複数の脚部を形成し
たものが一般的である。また包装箱の本体部を複数層の
紙製ライナーにより構成し、底部と脚部とを木製パレッ
トにより構成し、該パレットに上記本体部を釘止め、あ
るいはねじ止め固定したものがある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の木製による包装箱では、材料コストが高くつくととも
に、箱自体の重量が大きくなるので搬送時や取り扱い時
の作業性が低いという問題がある。また予め組み立てた
包装箱に製品を梱包することとなるので、商品をフォー
クリフトで積み込むことができず、クレーン等を使用し
た手間のかかる収納作業となる。さらには木箱を分解し
て運送することができず、嵩が大きくなる分だけ運送個
数が少なく、それだけ運送コストが高くつくという問題
がある。

【０００４】また、上記従来の本体部を紙製ライナーで
構成する場合は、材料コスト及び箱自体の重量を上記木
製の場合に比べて低減できるものの、本体部の上下、左
右方向に対する強度が低く、梱包製品の重量が制限され
るという問題がある。そのため、従来、本体部を別部品
によるバンドで補強したり、あるい本体部内に補強用仕
切り板を配設したりする場合がある。しかし補強部品を
準備する分コストが上昇するとともに梱包作業に手間が
かかるという問題が生じる。またパレットに本体部を釘
止め固定するので、上記木箱と同様に商品の収納に手間
がかかるという問題もある。さらに重量の低減も未だ十
分ではない。

【０００５】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、材料コスト及び箱自体の重量の低減を図りな
がら、容器全体の強度を向上して重量物に対応でき、さ
らには梱包作業を簡略化できる包装箱を提供することを
目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、天壁
を有し下記本体部の開口に配設される蓋部と、側壁によ
り囲まれた本体部と、該本体部の底面を覆う底壁と、該
底壁の下面に突出形成された複数の脚部とを有する包装
箱において、上記蓋部の少なくとも天壁、本体部の側
壁、底壁及び脚部を、多数の多角形筒体を一体に連続形
成してなる紙製ハニカム部材と該ハニカム部材の両端面
に貼着された複数層の厚紙部材とからなる強化ハニカム
シートにより構成し、上記ハニカム部材の軸心を上記天
壁、側壁及び底壁の厚さ方向に向けるとともに上記脚部
の突出方向に向けたことを特徴としている。

【０００７】ここで、上記本体部には立方体、直方体、
あるいは多角形体等からなる角筒状のもの、あるいは円
筒状のものが含まれ形状等については特に限定するもの
ではない。また上記ハニカム部材にはいわゆる蜂の巣状
をなす六角形筒体を採用するのが望ましいが、本発明は
五角形、八角形のものも含まれる。

【０００８】請求項２の発明は、上記本体部と底壁とが
それぞれ別体に形成されており、該本体部の側壁と底壁
とがジョイント機構により着脱可能に連結されているこ
とを特徴としている。

【０００９】請求項３の発明は、上記本体部が四角形筒
状に形成されており、該本体部の各コーナー部内側に円
弧状の凹部が形成されていることを特徴としている。

【００１０】上記凹部を形成するにあたっては、側板に
予め半円状の凹部を押圧形成し、該凹部が中心となるよ
うに上記側板を折り曲げることにより実現できる。

【００１１】

【発明の実施の形態】図１ないし図９は、請求項１〜３
の発明の一実施形態を説明するための図であり、本発明
はこれに限定されるものではない。図１、図２はそれぞ
れ包装箱の斜視図、分解斜視図、図３はハニカム部材の
断面図、図４は図３のIV−IV線断面図、図５、図６はそ
れぞれ本体部の凹部の製造方法を示す図、図７はジョイ
ント機構を示す図、図８はジョイント機構の装着状態を
示す断面側面図、図９は本体部の固定部分を示す断面側
面図である。

【００１２】図において、１は本実施形態の包装箱であ
り、この包装箱１は硬質紙からなる蓋部２、本体部３、
及びパレット４をそれぞれ別体に形成したもので、該パ
レット４上に本体部３が後述するジョイント５を介して
連結されており、該本体部３の上端に蓋部２が開閉自在
に配置されている。この蓋部２は天壁２ａの各側縁部に
側壁２ｂ・・を折り曲げ形成して構成されており、これ
は後述する強化ハニカムシート１５を上記蓋部２の展開
形状に打ち抜いて、上記天壁２ａの側縁部をプレスによ
り凹ませて組み立て、隣接する上記側壁２ｂ、２ｂ、・
・を酢酸ビニル糊で接着し製造されたものである。蓋部
を強化ハニカムシートで形成したので、上方からの大き
な荷重に耐えることができる。

【００１３】上記本体部３は高さｈ６００ｍｍ、幅ｗ１
０００ｍｍ、奥行きｄ８００ｍｍからなる４つの側壁３
ａで囲まれた四角形筒状のもので、該本体部３はＬ字状
に屈曲形成された一対の側板６、６を口字状をなすよう
に対向させ、該各側板６の一端縁に形成された固定代６
ａを貼着するとともにリベット７・・により固定して構
成されている。上記本体部３の各側壁３ａの下部には上
記ジョイント５が挿着される連結孔３ｂが形成されてお
り、また上記各側板６のコーナー部内側には円弧状の凹
部８が形成されている。

【００１４】上記本体部３は、後述する強化ハニカムシ
ート１５を打ち抜いて帯板状の側板６を形成するととも
に連結孔３ｂを同時に打ち抜いて形成するとともに、こ
の側板６の長手方向一端部をプレスで押圧して薄板状の
固定代６ａを形成して製造されたものである。このよう
にプレスの打ち抜きにより側板６、連結孔３ｂ、及び固
定代６ａを同時に製造したので、コストを低減できる。

【００１５】また、上記凹部８は、図５、図６に示すよ
うに、押圧部材２０を用いて形成されたものである。こ
の押圧部材２０は平板２０ａの中央部に半径３０ｍｍの
半円柱状の押圧部２０ｂを一体形成するとともに、該押
圧部２０ｂに角柱状の金属棒２１を嵌め込んで構成され
ている。そして押圧部材２０を上記側板６のコーナーに
対応する部分に押圧して半円状の凹部８´を凹設し、該
凹部８´が中心となるようにかつ内側に直角に折り曲げ
て製造されたものである。

【００１６】上記パレット４は矩形板状の底壁９の各外
縁に高さ６０ｍｍの側板部１０を立設するとともに、該
底壁９の下面にライナシート１１を貼着し、該ライナシ
ート１１の下面の両端部、中央部にそれぞれ脚部１２を
突出形成して構成されており、この脚部１２の間に図示
しないフォークリフトのフォークを挿入して運搬するよ
うになっている。上記ライナシート１１は３枚のライナ
ーを重ね合わせて酢酸ビニル糊で接着して製造されたも
ので、該ライナシート１１の各外端縁１１ａは底壁９か
ら外方に突出しており、該外端縁１１ａ上に上記本体部
３の各側壁３ａが当接するようになっている。また上記
側板部１０はライナーシート１１と同様の方法により製
造されたもので、該側板部１０はこれに屈曲形成された
固定代１０ｂを酢酸ビニル糊で底壁９に接着固定されて
いる。上記側板部１０は帯状側板シートの長手方向の所
定箇所に切れ目を形成し、該切れ目を折り曲げるととも
に両端部を接着テープで接合して製造されたものであ
る。

【００１７】また上記各側板部１０の上記本体部３の連
結孔３ｂに対応する部分には取付孔１０ａが形成されて
おり、該取付孔１０ａ、連結孔３ｂには上述のジョイン
ト５が挿着されている。このジョイント５は、図７に示
すように、略楕円状の筒体５ａの外端面にフランジ５ｂ
を一体形成し、該筒体５ａ内にレバー５ｃの操作により
進退するストッパ５ｄを配設した概略構造のものであ
る。そして上記連結孔３ｂ、取付孔１０ａに筒体５ａを
挿入してフランジ５ｂを連結孔３ｂの周縁に当接させ、
この状態でレバー５ｃを押し込むことによりストッパ５
ｄがそれぞれ突出して取付孔１０ａの上縁、下縁に係合
する。これにより本体部３はパレット４に連結固定され
ている。また本体部３を外す場合には、上記レバー５ｃ
を手前に引くとストッパ５ｄが筒体５ａ内に後退して係
合が解除され、この状態でジョイント５を引き抜くこと
となる。

【００１８】上記本体部３の各側壁３ａ、底壁９、及び
脚部１２は本実施形態の特徴をなす強化ハニカムシート
１５により構成されている。この強化ハニカムシート１
５は、図３及び図４に示すように、多数の六角形筒体１
６ａを一体に連続形成してなるいわゆる蜂の巣状のハニ
カム部材１６と、該ハニカム部材１６の軸方向両端面に
酢酸ビニル糊１８を介して接着してなる厚紙部材１７と
で構成されている。上記ハニカム部材１６はＫ−１６０
ライナーを射出成形して製造されたもので、各六角形筒
体１６ａのセルピッチｐが３／８インチ（０．９５ｍ
ｍ）、軸長さＳが１２．７ｍｍのものである。また上記
厚紙部材１７はＫ−３３７ライナーを３枚重ね合わせて
酢酸ビニル糊で接着したもので、厚さｔ２ｍｍのもので
ある。

【００１９】そして上記ハニカム部材１６の軸心は各側
壁３ａ、底壁９の厚さ方向に向けられており、かつ脚部
１２の突出方向つまり底壁９面の垂直方向に向けられて
いる。またこの脚部１２は強化ハニカムシート１５を突
出方向に２段重ねて一体形成されている。

【００２０】次に、本実施形態の作用効果について説明
する。本実施形態の包装容器１は、ＯＡ関連機器、家電
製品、事務機器、電子楽器、あるいは自動車部品、機械
部品等の異形状大型重量製品を梱包するものである。こ
の梱包するにあたっては、パレット４の底壁９上に梱包
製品を載置し、該パレット４に本体部３をこれの各側壁
３ａが側板部１０の外側に位置するように配置する。こ
れにより各側壁３ａは側板部１０とライナシート１１の
外端縁１１ａとにより位置決め支持されるとともに、本
体部３の連通孔３ｂと側板部１０の取付孔１０ａとが同
軸上に一致することとなる。次いで、上述したようにジ
ョイント５を連通孔３ｂ、取付孔１０ａに挿着して両者
３、４を連結固定し、最後に本体部３に蓋部２を挿着す
る。しかる後、フォークリフトで包装箱１を搬送するこ
ととなる。

【００２１】このように本実施形態による包装箱１によ
れば、該箱全体を紙製としたので、包装箱１自体の重量
を軽減でき、木製の場合に比べて取り扱い、持ち運びが
容易であり、かつ材料コストを低減できる。ちなみに、
従来の木製箱では４トン自動車で約４０〜５０セットの
積載が限度であったが、本実施例では１６０セットの積
載が可能であり、運搬コストの低減を図ることができ
る。

【００２２】またハニカム部材１６に三層ライナーから
なる厚紙部材１７を貼着して強化ハニカムシート１５を
形成し、該ハニカムシート１５を上記包装箱１の側壁３
ａ、底壁９、及び脚部１２に採用し、さらに該ハニカム
部材１６の軸心を側壁３ａ、底壁９の厚さ方向に向ける
とともに、脚部１２の突出方向に向けたので、紙製であ
りながら充分な強度を確保できる。即ち、側壁３ａに対
して垂直方向に加わる荷重はハニカム部材１６が受け、
また側壁３ａに対して平行方向に加わる荷重は厚紙部材
１７が受けることとなり、梱包した包装箱１を積み重ね
て運搬することが可能となる。その結果、従来のバンド
止めや仕切り板による補強を不要にでき、コストを低減
できるとともに梱包作業を簡略化できる。

【００２３】ここで、上記包装箱１の強度を確認するた
めに実験を行ったところ、上下方向の荷重に対しては８
００〜１７００Ｋｇ、水平方向の荷重に対しては約３０
トンであり、コンテナによる積載にも余裕をもって対応
できる。

【００２４】また上記包装箱１を蓋部２、本体部３、パ
レット４とそれぞれ別体に形成したので、フォークリフ
トでパレット４上に梱包製品を直接載置することがで
き、またこのパレット４に本体部３を装着してジョイン
ト５で連結固定し、蓋部２を配置するという簡単な梱包
作業であり、従来行われていた、組み立てた包装箱に梱
包製品を収納する場合のような手間のかかる人手による
作業を不要にでき、作業性を向上できる。さらに梱包を
解く場合は、蓋部２を取ってジョイント５を外すだけで
本体部３を分離でき、この状態でパレット４上の梱包製
品を取り出すことができ、解体作業の点においても作業
性を向上できる。その結果、フォークリフトだけで梱包
製品の出し入れを行うことができ、従来のクレーン等に
よる手間のかかる出し入れ作業を不要にできる。このよ
うにして包装箱１を繰り返し使用することができるの
で、この点からもコストを低減できる。なお、上記パレ
ット４に本体部３を連結固定した状態で梱包製品を収納
しても勿論かまわない。

【００２５】さらに、ジョイント５により本体部３とパ
レット４とを連結してあることから、梱包を解いた後、
本包装箱１を再使用することが可能であり、従来の釘付
け等した包装箱に比べて、包装コストを大幅に低減でき
る。

【００２６】上記本体部３の各側板６のコーナー部に円
弧状の凹部８を形成したので、該コーナー部分の強度を
向上でき、ひいては包装箱全体の強度をさらに高めるこ
とができる。ちなみに、Ｖ字状にした場合や切込みを入
れた場合には、強度が極度に低下する。また、この凹部
８は該側板６に押圧部材２０の押圧部２０ｂを押圧して
半円状の凹部８´を凹設し、該凹部８´を中心として直
角に折り曲げて形成する方法であり、コストを上昇させ
ることなく簡単に実施できる。なお、押圧部２０ｂの上
記半径はこれに限定されるものではなく、強化ハニカム
シート１５の厚みなどにより変更可能である。また、円
弧状の凹部８を形成する上記方法は、厚紙特に強化ハニ
カムシート１５などのコーナーを折り曲げて各種容器な
どを製造する際に強度の低下を防止でき、極めて有用で
ある。

【００２７】上記包装箱１をそれぞれ別体に形成したの
で、各部品を分解して運搬することができ、１回あたり
の運搬個数を増大できる分だけ運送コストを低減でき
る。

【００２８】また、上記実施形態では、蓋部２、本体部
３、パレット４を別体に形成したが、本発明は一体化し
てもよく、このようにした場合にも材料コスト及び重量
の低減を図りながら荷重強度を充分に確保できる。

【００２９】なお、用途や目的によっては、パレット４
を木製とすることも可能である。この場合、若干の重量
増加はあるが、蓋部および本体側壁が強化ハニカムシー
トにより構成されており、木製パレットと厚紙製蓋部お
よび厚紙製側壁で形成された従来の包装箱に比べると、
それでもなお本発明の包装箱は軽量であり且つ蓋部や側
壁の強度も大きいためバンド固定が不要であるなど優れ
ている。

【００３０】

【発明の効果】請求項１の発明に係る包装箱では、蓋部
の天壁、本体部の側壁、底壁及び脚部を多数の多角形筒
体を一体に連続形成してなる紙製ハニカム部材と該ハニ
カム部材の両端面に貼着された複数層の厚紙部材とから
なる強化ハニカムシートにより構成し、上記ハニカム部
材の軸心を上記天壁、側壁及び底壁の厚さ方向に向ける
とともに上記脚部の突出方向に向けたので、材料コスト
及び箱自体の重量の低減を図りながら、荷重に対する強
度を確保することができる効果がある。

【００３１】請求項２の発明では、上記本体部と底壁と
をそれぞれ別体に形成し、該本体部および側壁と底壁と
をジョイント機構により着脱可能に連結したので、上記
底壁に梱包製品を直接載置でき、作業性を向上できる効
果があるとともに、運送コストを低減でき、更に包装箱
を再使用できる効果がある。

【００３２】請求項３の発明では、上記本体部側板の各
コーナー部内側に円弧状の凹部を形成したので、該コー
ナー部分の強度を高めることができ、ひいては包装箱全
体の強度を向上できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態による梱包箱を説明するた
めの斜視図である。

【図２】上記包装箱の分解斜視図である。

【図３】上記包装箱のハニカム部材を示す断面図であ
る。

【図４】図３のIV−IV線断面図である。

【図５】上記包装箱の凹部の製造方法を示す断面図であ
る。

【図６】上記方法により製造された凹部を示す断面図で
ある。

【図７】上記包装箱のジョイントの装着方法を示す図で
ある。

【図８】上記ジョイント部分の断面側面図である。

【図９】上記包装箱の本体部の固定部分を示す断面側面
図である。

【符号の説明】

１ 包装箱 ２ 蓋部 ３ 本体部 ３ａ 側壁 ５ ジョイント ８ 凹部 ９ 底壁 １２ 脚部 １５ 強化ハニカムシート １６ ハニカム部材 １６ａ 六角形筒体 １７ 厚紙部材

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 天壁を有し下記本体部の開口に配設され
   る蓋部と、側壁により囲まれた本体部と、該本体部の底
   面を覆う底壁と、該底壁の下面に突出形成された複数の
   脚部とを有する包装箱において、蓋部の少なくとも上記
   天壁、本体部の側壁、底壁及び脚部を、多数の多角形筒
   体を一体に連続形成してなる紙製ハニカム部材と該ハニ
   カム部材の両端面に貼着された複数層の厚紙部材とから
   なる強化ハニカムシートにより構成し、上記ハニカム部
   材の軸心を上記天壁、側壁及び底壁の厚さ方向に向ける
   とともに上記脚部の突出方向に向けたことを特徴とする
   包装箱。
2. 【請求項２】 請求項１において、上記本体部と底壁と
   がそれぞれ別体に形成されており、該本体部の側壁と底
   壁とがジョイント機構により着脱可能に連結されている
   ことを特徴とする包装箱。
3. 【請求項３】 請求項１又は２において、上記本体部が
   四角形筒状に形成されており、該本体部の各コーナー部
   内側に円弧状の凹部が形成されていることを特徴とする
   包装箱。