JPS641220Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS641220Y2 JPS641220Y2 JP5646484U JP5646484U JPS641220Y2 JP S641220 Y2 JPS641220 Y2 JP S641220Y2 JP 5646484 U JP5646484 U JP 5646484U JP 5646484 U JP5646484 U JP 5646484U JP S641220 Y2 JPS641220 Y2 JP S641220Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- side plates
- skid
- cardboard
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 5
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Landscapes
- Stackable Containers (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は梱包容器に関し、更に詳しくは三層段
ボールを素材に用いて特定の構造に組立てること
の出来る梱包容器に関するものである。
ボールを素材に用いて特定の構造に組立てること
の出来る梱包容器に関するものである。
輸出用資材、特に重量物を梱包するには従来か
ら木製の箱が用いられてきた。木製の梱包容器は
積層に対する強度が大きい利点はあるが、その反
面、欠点も多い。その欠点としてはまず第1に、
組立て作業に時間がかかることである。木の板か
ら箱を作るには少なくとも釘、あるいは金具が必
要であり、これらを打ちつけるための道具も必要
となる。一方、梱包の作業は一刻でも速く、低コ
ストで仕上げることが必須条件であり、釘打ちの
必要のある木製梱包容器には問題があつた。
ら木製の箱が用いられてきた。木製の梱包容器は
積層に対する強度が大きい利点はあるが、その反
面、欠点も多い。その欠点としてはまず第1に、
組立て作業に時間がかかることである。木の板か
ら箱を作るには少なくとも釘、あるいは金具が必
要であり、これらを打ちつけるための道具も必要
となる。一方、梱包の作業は一刻でも速く、低コ
ストで仕上げることが必須条件であり、釘打ちの
必要のある木製梱包容器には問題があつた。
第2に輸出する場合、木材には微小昆虫など有
害な生物が生存している可能性があるため、必ら
ず燻蒸処理を行なう必要がある。これは防疫上や
むをえないことであるが、当然ながら工程の増加
からコストアツプにつながり、操業側にとつては
好ましいことではなかつた。
害な生物が生存している可能性があるため、必ら
ず燻蒸処理を行なう必要がある。これは防疫上や
むをえないことであるが、当然ながら工程の増加
からコストアツプにつながり、操業側にとつては
好ましいことではなかつた。
第3の欠点は容器そのものの重量が大きいこと
である。木材は十分乾燥して用いられるが、それ
でも大量の容器を積み上げるとその重量が積載重
量に影響する。特に、船倉は湿度が高く、木は吸
湿性が高いため、重量が増し、ますます重量がか
さむのである。
である。木材は十分乾燥して用いられるが、それ
でも大量の容器を積み上げるとその重量が積載重
量に影響する。特に、船倉は湿度が高く、木は吸
湿性が高いため、重量が増し、ますます重量がか
さむのである。
このような木製梱包容器の欠点を改善する目的
で段ボール材を使用した梱包容器も用いられてい
るが、段ボールは木材に比べ強度が小さいので、
大型の容器、あるいは重量物用の容器には使え
ず、比較的小型で軽量なものに限られているのが
現状である。
で段ボール材を使用した梱包容器も用いられてい
るが、段ボールは木材に比べ強度が小さいので、
大型の容器、あるいは重量物用の容器には使え
ず、比較的小型で軽量なものに限られているのが
現状である。
本考案は上述の従来技術の欠点を解消し、軽量
で、組立てが容易であることに加えて強度的にも
優れた梱包容器を提供することにある。
で、組立てが容易であることに加えて強度的にも
優れた梱包容器を提供することにある。
本考案の構成は三層段ボールを素材に用いて矩
形状に形成する本体の相対向する両端縁に沿つて
2条の溝を設け、この溝のある面を内側にして本
体をコの字型に折曲げるとともに本体とは別に2
枚の側板を設け、両側板を上記溝内に嵌挿し、該
側板の外周をバンドで周回緊締する一方、本体の
下底部にはスキツドを平行させて取付けるに同ス
キツドの両端部には三層段ボールの厚みと同一幅
の切欠きを設ける様に構成したことをその要旨と
するものである。
形状に形成する本体の相対向する両端縁に沿つて
2条の溝を設け、この溝のある面を内側にして本
体をコの字型に折曲げるとともに本体とは別に2
枚の側板を設け、両側板を上記溝内に嵌挿し、該
側板の外周をバンドで周回緊締する一方、本体の
下底部にはスキツドを平行させて取付けるに同ス
キツドの両端部には三層段ボールの厚みと同一幅
の切欠きを設ける様に構成したことをその要旨と
するものである。
以下、図面を参照して本考案の構成を具体的に
説明する。
説明する。
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は展開図、第3図は断面図である。
は展開図、第3図は断面図である。
梱包容器の本体1は長方形に形成する板状の三
層段ボールをコの字型に折曲げたものである。三
層段ボールとは波状の補強紙が3層積層された厚
さ5〜30mmの段ボールである。本体1はその相対
する2辺(長辺、短辺のどちらを選ぶかは容器の
形状で決定する)の端部近傍に、その辺に沿つた
2本の溝2を有している。溝2の幅は三層段ボー
ルの厚みに等しいかそれよりわずかにせまい幅が
好ましい。また、その深さは三層段ボールの二層
分が適当である。一方、本体1の底面には溝2に
対して直角をなす方向に向けて2本の切込み3が
設けられている。この切込み3は本体1を折曲げ
るための誘導溝であり、底部の幅、側壁の高さを
適宜考慮して設けられる。
層段ボールをコの字型に折曲げたものである。三
層段ボールとは波状の補強紙が3層積層された厚
さ5〜30mmの段ボールである。本体1はその相対
する2辺(長辺、短辺のどちらを選ぶかは容器の
形状で決定する)の端部近傍に、その辺に沿つた
2本の溝2を有している。溝2の幅は三層段ボー
ルの厚みに等しいかそれよりわずかにせまい幅が
好ましい。また、その深さは三層段ボールの二層
分が適当である。一方、本体1の底面には溝2に
対して直角をなす方向に向けて2本の切込み3が
設けられている。この切込み3は本体1を折曲げ
るための誘導溝であり、底部の幅、側壁の高さを
適宜考慮して設けられる。
2枚の側板4はコの字型に折曲げられた本体1
の溝2に嵌挿される。勿論この側板4も本体1と
同じ三層段ボールから作られている。側板4と溝
2の間には適当な接着剤を塗布することもできる
が、必らずしも接着剤は必要ではない。天板のな
い箱型に組まれた本体1と側板4はバンド5で周
回緊締される。バンド5の位置は側板4の周囲で
あり、バンド5の両端を公知の方法、たとえば融
着または金具によるかしめで連結する。バンドの
素材は合成樹脂が好ましい。
の溝2に嵌挿される。勿論この側板4も本体1と
同じ三層段ボールから作られている。側板4と溝
2の間には適当な接着剤を塗布することもできる
が、必らずしも接着剤は必要ではない。天板のな
い箱型に組まれた本体1と側板4はバンド5で周
回緊締される。バンド5の位置は側板4の周囲で
あり、バンド5の両端を公知の方法、たとえば融
着または金具によるかしめで連結する。バンドの
素材は合成樹脂が好ましい。
本体1の下底部には複数本のスキツド6が平行
させて設けられる。スキツド6は本体1の底面の
幅と同じ長さに形成されるが、その両端には切欠
き7が下向きに形成される。切欠き7の長さは三
層段ボールの厚みに相当する長さにする必要があ
る。本実施例ではスキツド6は3本設けられてい
るが2本以上であれば良い。スキツド6の材質は
特に限定されないが本体1と同様、三層段ボール
をコの字型に折曲げ、その中に芯材を充填したも
のが好ましい。
させて設けられる。スキツド6は本体1の底面の
幅と同じ長さに形成されるが、その両端には切欠
き7が下向きに形成される。切欠き7の長さは三
層段ボールの厚みに相当する長さにする必要があ
る。本実施例ではスキツド6は3本設けられてい
るが2本以上であれば良い。スキツド6の材質は
特に限定されないが本体1と同様、三層段ボール
をコの字型に折曲げ、その中に芯材を充填したも
のが好ましい。
次に本考案の梱包容器の組立て作業および使用
態様について説明する。
態様について説明する。
本体1および側板4はそれぞれ、一枚板として
積層して保管されている。本体1には溝2および
切込み3が形成されている。これを組立てるには
まず本体1を切込み3に沿つて折曲げ、溝2の中
に側板4を嵌挿し、バンド5で周回緊締する。次
に底の裏面にスキツド6を貼着して完成する。本
考案の梱包容器は大型コンテナーの内箱として使
用するのに適している。即ち重量部材を詰めた状
態にて大型コンテナーに入れ、これを積上げて使
用される。その際、第3図に示すようにスキツド
6の切欠き7に本体1の上辺が嵌挿される。
積層して保管されている。本体1には溝2および
切込み3が形成されている。これを組立てるには
まず本体1を切込み3に沿つて折曲げ、溝2の中
に側板4を嵌挿し、バンド5で周回緊締する。次
に底の裏面にスキツド6を貼着して完成する。本
考案の梱包容器は大型コンテナーの内箱として使
用するのに適している。即ち重量部材を詰めた状
態にて大型コンテナーに入れ、これを積上げて使
用される。その際、第3図に示すようにスキツド
6の切欠き7に本体1の上辺が嵌挿される。
本考案は次のような効果を奏する。
(イ) 素材が三層段ボールであるため軽量かつ衝撃
吸収力が大きく、積載量を増すことができる。
吸収力が大きく、積載量を増すことができる。
(ロ) 素材が三層段ボールであるため、燻蒸処理の
必要がなく衛生的であり、かつ経済的である。
必要がなく衛生的であり、かつ経済的である。
(ハ) 本体を折曲げ、側板を嵌挿し、バンドで緊締
し、脚を取付けるだけであり、組立てが極めて
容易であるため、荷役コストを低減させること
ができる。
し、脚を取付けるだけであり、組立てが極めて
容易であるため、荷役コストを低減させること
ができる。
(ニ) スキツドの両端部には三層段ボールの厚みと
同一幅の切欠きが設けられているため、積層し
たとき本体の横ずれを防ぎ、かつ本体上辺の潰
壊を防止することができる。
同一幅の切欠きが設けられているため、積層し
たとき本体の横ずれを防ぎ、かつ本体上辺の潰
壊を防止することができる。
(ホ) 組立て前は板状で保管するので、保管スペー
スが小さくてすむ。
スが小さくてすむ。
第1図は本考案にかかる梱包容器の斜視図、第
2図はその展開図、第3図は積層時の断面図であ
る。 1……本体、2……溝、3……切込み、4……
側板、5……バンド、6……スキツド、7……切
欠き。
2図はその展開図、第3図は積層時の断面図であ
る。 1……本体、2……溝、3……切込み、4……
側板、5……バンド、6……スキツド、7……切
欠き。
Claims (1)
- 三層段ボールを素材に用いて矩形状に形成する
本体の相対向する両端縁に沿つて2条の溝を設
け、この溝のある面を内側にして本体をコの字型
に折曲げるとともに本体とは別に2枚の側板を形
成し、両側板を上記溝内に嵌挿し、該側板の外周
をバンドで周回緊締する一方、本体の下底部には
複数本のスキツドを平行させて取付けるに、同ス
キツドの両端部には三層段ボールの厚みと同一幅
の切欠きを設けたことを特徴とする梱包容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5646484U JPS60169123U (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 梱包容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5646484U JPS60169123U (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 梱包容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60169123U JPS60169123U (ja) | 1985-11-09 |
JPS641220Y2 true JPS641220Y2 (ja) | 1989-01-12 |
Family
ID=30580079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5646484U Granted JPS60169123U (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 梱包容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60169123U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014118190A (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-30 | Disco Abrasive Syst Ltd | ダンボール箱 |
-
1984
- 1984-04-17 JP JP5646484U patent/JPS60169123U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60169123U (ja) | 1985-11-09 |
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